JP5726205B2 - イオンを処理する方法 - Google Patents
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Description
本願は、2009年12月18日に出願された、米国仮特許出願第61/288,045号からの優先権を主張し、この米国仮特許出願は、その全体が本明細書中に参考として援用される。
本明細書に記載の実施形態は、イオン封じ込め(containment)デバイスを組み込んだイオンおよび質量分析計を処理する方法、もっと具体的には、このような質量分析計の中でイオンを処理する方法に関する。
質量分析計は、サンプルの分子組成および元素組成を分析するのに用いられることが多い。サンプルは、質量分析の前にイオン化されることが多い。質量分析の前に、イオンクラスターを分離してもよい。さらに、イオンをフラグメント化してもよい。
以下の概要は、読者にとって、本明細書の導入部であることを意図しており、発明を定義するものではない。以下に記載する装置部品または方法工程の組み合わせまたは副次的な組み合わせによって、または本明細書の他の部分によって、1つ以上の発明が存在するだろう。本願発明者らは、本明細書に開示されている1つ以上の発明に関する権利を、単に、このような発明が特許請求の範囲に記述されていないことによっては、否定したり、放棄したりしない。
(項目1)
イオンをフラグメント化する方法であって、
(a)イオン封込場の上流にあるイオン光学素子に、選択したRF場を提供する工程と;
(b)該選択したRF場が、該イオン封込場内にあるイオンの選択した運動エネルギープロファイルを少なくとも部分的に決定するように、該イオン光学素子を通って該イオン封込場へと該イオンを移動させる工程であって、該選択した運動エネルギープロファイルが、該イオンをフラグメント化し、同時に複数のプロダクトイオン群を与えるように選択される工程と;
(c)該複数のプロダクトイオン群におけるそれぞれのプロダクトイオン群を検出する工程と
を含む、方法。
(項目2)
前記選択した運動エネルギープロファイルが、前記イオンについて、最大運動エネルギーレベルと最小運動エネルギーレベルを含め、複数の運動エネルギーレベルを含み、
該最大運動エネルギーレベルが、該最小運動エネルギーレベルの少なくとも3倍であり、
該複数のプロダクトイオン群の中のそれぞれのプロダクトイオン群は、質量電荷比が同じイオンのみを含み、複数の運動エネルギーレベルの中の前駆運動エネルギーレベルによって作られる、項目1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目3)
前記複数の運動エネルギーレベルが、少なくとも3種類の運動エネルギーレベルを含み、複数のプロダクトイオン群は、少なくとも4種類のプロダクトイオン群を含む、項目2に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目4)
それぞれのイオン群が、(c)で検出された前記複数のイオン群におけるイオンの半分より少ないイオンを含む、項目3に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目5)
前記最大運動エネルギーレベルが50eVを超える、項目2に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目6)
前記最大運動エネルギーレベルが100eVを超える、項目2に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目7)
さらに、
(c)の後に、第2の選択したRF場を選択し、次いで、該第2の選択したRF場が、前記イオン封込場内にあるイオンの選択した第2の運動エネルギープロファイルを少なくとも部分的に決定するように、該イオン光学素子を通って該イオン封込場へとイオンを移動させる工程と;
イオンをフラグメント化し、同時に第2の複数のプロダクトイオン群を提供する工程と;
該第2の複数のプロダクトイオン群のそれぞれのプロダクトイオン群を検出する工程と
を含み、該第2の選択したRF場は、前記選択したRF場とは異なり、該第2の選択した運動エネルギープロファイルは、前記選択した運動エネルギープロファイルとは異なり、該第2の複数のプロダクトイオン群は、前記複数のプロダクトイオン群とは異なる、項目1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目8)
前記イオン光学素子が有孔電極レンズを含む、項目1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目9)
前記イオン光学素子が、四重極間レンズ、イオン流を横断するように取り付けられた二線素子、円錐形オリフィス、スキマープレート、および平板オリフィスからなる群から選択される素子を含む、項目1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目10)
前記イオン光学素子の上流にあるイオンの少なくとも一部に力を提供する工程をさらに含み、該力は、該イオン光学素子に実質的に向けられる、項目1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目11)
前記イオン光学素子の上流にあるイオンの少なくとも一部に力を提供する工程をさらに含み、該力は、該イオン光学素子から離れる方向に実質的に向けられる、項目1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目12)
前記選択した運動エネルギープロファイルが、連続した運動エネルギー帯を含む、項目1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目13)
中性物質からイオンを生成するためのイオン源を提供する工程と;該イオン源と前記イオン封込場との間に、該イオンのための連続した経路を提供する工程とをさらに含む、項目1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
(項目14)
イオンのクラスターを分離する方法であって、該方法は、
(a)イオン封込場の上流にあるイオン光学素子に、選択したRF場を提供する工程と;
(b)該選択したRF場が、該イオン封込場内にある被分析物のイオンおよび溶媒のイオンの選択した運動エネルギープロファイルを少なくとも部分的に決定するように、該被分析物のイオンと、該溶媒のイオンとを、該イオン光学素子を通って該イオン封込場へと移動させる工程であって、ここで、該溶媒のイオンが、該被分析物のイオンに非共有結合している、工程と、
を含み、
該選択した運動エネルギープロファイルが、ほとんどの該被分析物のイオンの中にある共有結合を破壊して該被分析物のイオンをフラグメント化することなく、該被分析物のイオンと該溶媒のイオンとの間の非共有結合を破壊することによって、該被分析物のイオンおよび該溶媒のイオンのほとんどのクラスターを分離するように選択される、方法。
(項目15)
前記イオン光学素子が、四重極間レンズ、イオン流を横断するように取り付けられた二線素子、円錐形オリフィス、スキマープレート、および平板オリフィスからなる群から選択される素子を含む、項目14に記載のイオンをクラスター分離する方法。
(項目16)
前記イオン光学素子に直流電圧が加えられる、項目15に記載のイオンをクラスター分離する方法。
(項目17)
周波数情報をイオンに符号化する方法であって、該方法は、
(a)第1の選択した周波数を決定する工程と;
(b)該選択した周波数の第1の選択したRF場を、イオン封込場の上流にあるイオン光学素子に提供する工程と;
(c)該イオン封込場内にあるイオンの選択した運動エネルギープロファイルが、該選択した周波数を有するように、第1のイオン群を、該イオン光学素子を通って該イオン封込場へと移動させる工程と;
(d)該イオン封込場内のイオンの周波数を測定し、該周波数が、該選択した周波数であるかどうかを決定する工程と
を含む、方法。
(項目18)
(a)第2の選択した周波数を決定する工程と;
(b)前記イオン封込場の上流に、第2の選択した周波数の第2の選択したRF場を提供する工程と;
(c)該第2のイオン群を、前記第1のイオン群および該第2のイオン群がともに該イオン封込場内に含まれるように、該第2の選択したRF場を通って該イオン封込場へと移動させる工程であって、該イオン封込場内の該第2のイオン群が、該第2の選択した周波数の第2の選択した運動エネルギープロファイルを有する、工程と;
(d)該イオン封込場内にある複数のイオンにおいて、それぞれのイオンの運動エネルギープロファイルの周波数を測定し、該周波数が第1の周波数であるか、または第2の周波数であるかを決定し、該複数のイオンにおいて、それぞれのイオンが、第1群中に存在するか、または第2群中に存在するかを決定する工程と
をさらに含む、項目17に記載の周波数情報をイオンに符号化する方法。
本明細書に記載の実施形態をよりよく理解するため、また、どのように実行するかをもっと明確に示すために、少なくとも1つの例である実施形態を示す添付の図面を単なる例として参照する。
Claims (18)
- イオンをフラグメント化する方法であって、
(a)イオン封込場内でのイオンの運動エネルギープロファイルが、イオンをフラグメント化し、同時に複数のプロダクトイオン群を与えるように、該運動エネルギープロファイルを選択し、選択された運動エネルギープロファイルが得られるように、イオン封込場の上流にあるイオン光学素子に提供するRF場を選択する工程と;
(b)該イオン光学素子を通って該イオン封込場へと該イオンを移動させる工程と;
(c)該複数のプロダクトイオン群におけるそれぞれのプロダクトイオン群を検出する工程と
を含む、方法。 - 前記選択された運動エネルギープロファイルが、前記イオンについて、最大運動エネルギーレベルと最小運動エネルギーレベルを含め、複数の運動エネルギーレベルを含み、
該最大運動エネルギーレベルが、該最小運動エネルギーレベルの少なくとも3倍であり、
該複数のプロダクトイオン群の中のそれぞれのプロダクトイオン群は、質量電荷比が同じイオンのみを含む、請求項1に記載のイオンをフラグメント化する方法。 - 前記複数の運動エネルギーレベルが、少なくとも3種類の運動エネルギーレベルを含み、前記複数のプロダクトイオン群は、少なくとも4種類のプロダクトイオン群を含む、請求項2に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- それぞれのプロダクトイオン群が、前記イオン封込場で作られる前記複数のプロダクトイオン群における合計数のイオンの半数より少ないイオンを含む、請求項3に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- 前記最大運動エネルギーレベルが50eVを超える、請求項2に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- 前記最大運動エネルギーレベルが100eVを超える、請求項2に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- さらに、
(c)の後に、第2の選択されたRF場を選択し、次いで、該第2の選択されたRF場が、前記イオン封込場内にあるイオンの第2の選択された運動エネルギープロファイルを少なくとも部分的に決定するように、該イオン光学素子を通って該イオン封込場へと前記イオンを移動させる工程と;
該イオンをフラグメント化し、同時に第2の複数のプロダクトイオン群を提供する工程と;
該第2の複数のプロダクトイオン群のそれぞれのプロダクトイオン群を検出する工程と
を含み、該第2の選択されたRF場は、前記選択されたRF場とは異なり、該第2の選択された運動エネルギープロファイルは、前記選択された運動エネルギープロファイルとは異なり、該第2の複数のプロダクトイオン群は、前記複数のプロダクトイオン群とは異なる、請求項1に記載のイオンをフラグメント化する方法。 - 前記イオン光学素子が有孔電極レンズを含む、請求項1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- 前記イオン光学素子が、四重極間レンズ、イオン流を横断するように取り付けられた二線素子、円錐形オリフィス、スキマープレート、および平板オリフィスからなる群から選択される素子を含む、請求項1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- 前記イオン光学素子の上流にあるイオンの少なくとも一部に力を提供する工程をさらに含み、該力は、該イオン光学素子に実質的に向けられる、請求項1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- 前記イオン光学素子の上流にあるイオンの少なくとも一部に力を提供する工程をさらに含み、該力は、該イオン光学素子から離れる方向に実質的に向けられる、請求項1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- 前記選択された運動エネルギープロファイルが、連続した運動エネルギー帯を含む、請求項1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- 中性物質から前記イオンを生成するためのイオン源を提供する工程と;該イオン源と前記イオン封込場との間に、該イオンのための連続した経路を提供する工程とをさらに含む、請求項1に記載のイオンをフラグメント化する方法。
- イオンのクラスターを分離する方法であって、該方法は、
(a)イオン封込場内での、被分析物のイオンおよび該被分析物のイオンに非共有結合する溶媒のイオンの運動エネルギープロファイルを選択し、選択された運動エネルギープロファイルが得られるように、イオン封込場の上流にあるイオン光学素子に提供するRF場を選択する工程と;
(b)該被分析物のイオンと、該溶媒のイオンとを、該イオン光学素子を通って該イオン封込場へと移動させる工程と、
を含み、
該選択された運動エネルギープロファイルが、ほとんどの該被分析物のイオンの中にある共有結合を破壊して該被分析物のイオンをフラグメント化することなく、該被分析物のイオンと該溶媒のイオンとの間の非共有結合を破壊することによって、該被分析物のイオンおよび該溶媒のイオンのほとんどのクラスターを分離するように選択される、方法。 - 前記イオン光学素子が、四重極間レンズ、イオン流を横断するように取り付けられた二線素子、円錐形オリフィス、スキマープレート、および平板オリフィスからなる群から選択される素子を含む、請求項14に記載のイオンのクラスターを分離する方法。
- 前記イオン光学素子に直流電圧が加えられる、請求項15に記載のイオンのクラスターを分離する方法。
- 周波数情報を用いてイオンビームを符号化する方法であって、該方法は、
(a)第1の選択された周波数を決定する工程と;
(b)該選択された周波数の第1の選択されたRF場を、イオン封込場の上流にあるイオン光学素子に提供する工程と;
(c)該イオン封込場内にあるイオンの選択された運動エネルギープロファイルが、該選択された周波数を有するように、第1のイオン群を、該イオン光学素子を通って該イオン封込場へと移動させる工程と;
(d)該イオン封込場の下流にある検出器に到達するイオンの強度を検出し、該イオンの強度の周波数を特定して、該特定された周波数が該選択された周波数であるかどうかを決定する工程と
を含む、方法。 - (a)第2の選択された周波数を決定する工程と;
(b)前記イオン封込場の上流に、該第2の選択された周波数の第2の選択されたRF場を提供する工程と;
(c)第2のイオン群を、前記第1のイオン群および該第2のイオン群がともに該イオン封込場内に含まれるように、該第2の選択されたRF場を通って該イオン封込場へと移動させる工程であって、該イオン封込場内の該第2のイオン群が、該第2の選択された周波数の第2の選択された運動エネルギープロファイルを有する、工程と;
(d)該イオン封込場の下流にある検出器に到達するイオンの強度を検出し、該イオンの強度の周波数を特定して、該周波数が前記第1の周波数であるか、または前記第2の周波数であるかを決定し、該検出されたイオンが、該第1のイオン群中に存在するか、または該第2のイオン群中に存在するかを決定する工程と
をさらに含む、請求項17に記載の周波数情報を用いてイオンビームを符号化する方法。
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