JP5724046B1 - 通信システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

通信システムは、移動局と通信ネットワークとを接続する物理ゲートウェイによるルーティングを制御する。通信システムは、通信設定情報取得部およびルーティング制御部を備える。通信設定情報取得部は、物理ゲートウェイに対応する仮想ゲートウェイと移動局との間で通信確立シーケンスを実行することにより、仮想ゲートウェイと移動局との間の通信設定情報を取得する。ルーティング制御部は、通信設定情報に基づいて、物理ゲートウェイによるルーティングを制御する。

Description

本発明は、通信システムおよびプログラムに関する。
特許文献1には、EPC(Evolved Packet Core)において、ユーザ装置(UE)の移動に合わせて、PGW(Packet Data Network Gateway)を再選択し、デフォルトベアラを再確立することにより、ユーザデータの伝送遅延改善およびEPC内のネットワークリソースの効率化を実現するシステムが記載されている。
特許文献1 特開2011−217397
EPCのような通信システムにおいて、より柔軟にシステム変更を可能にすることが望まれている。
本発明の一態様に係る通信システムは、移動局と通信ネットワークとを接続する物理ゲートウェイによるルーティングを制御する通信システムであって、物理ゲートウェイに対応する仮想ゲートウェイと移動局との間で通信確立シーケンスを実行することにより、仮想ゲートウェイと移動局との間の通信設定情報を取得する通信設定情報取得部と、通信設定情報に基づいて、物理ゲートウェイによるルーティングを制御するルーティング制御部とを備える。
上記通信システムにおいて、通信設定情報取得部は、通信設定情報として、通信ネットワークを識別するネットワーク識別情報、移動局を収容する基地局を識別する基地局識別情報、および仮想ゲートウェイを識別する仮想ゲートウェイ識別情報を取得し、ルーティング制御部は、ネットワーク識別情報、基地局識別情報および仮想ゲートウェイ識別情報に基づいて、物理ゲートウェイがルーティングを制御するために参照する経路情報を更新してもよい。
上記通信システムにおいて、通信設定情報取得部は、基地局識別情報として、通信確立シーケンスによって仮想ゲートウェイと基地局との間に仮想的に形成されるトンネルを識別するための基地局に対応する第1トンネル識別情報を取得し、仮想ゲートウェイ識別情報として、トンネルを識別するための仮想ゲートウェイに対応する第2トンネル識別情報を取得し、ルーティング制御部は、ネットワーク識別情報、第1トンネル識別情報および第2トンネル識別情報に基づいて、物理ゲートウェイがルーティングを制御するために参照する経路情報を更新してもよい。
上記通信システムにおいて、通信設定情報取得部は、第1トンネル識別情報として、基地局のIPアドレス、およびトンネルを識別する基地局により生成される第1トンネル識別符号を取得し、第2トンネル識別情報として、仮想ゲートウェイのIPアドレス、およびトンネルを識別する仮想ゲートウェイにより生成される第2トンネル識別符号を取得し、経路情報は、宛先のIPアドレスと、宛先のIPアドレスに対する次中継点を示すネクストホップアドレスとを対応付けて含み、ルーティング制御部は、ネットワーク識別情報と第2トンネル識別符号とに基づいて移動局に対応する宛先の経路を生成し、基地局のIPアドレスおよび第1トンネル識別符号に基づいて移動局の宛先のIPアドレスに対応するネクストホップアドレスを生成し、生成された宛先のIPアドレスおよび生成されたネクストホップアドレスを対応付けた経路情報を経路表に登録することで、経路情報を更新してもよい。
上記通信システムにおいて、基地局は、移動局からIPv4ヘッダを有する第1パケットを受信した場合、第2トンネル識別情報により第1パケットをカプセル化して、カプセル化された第1パケットを物理ゲートウェイに転送し、物理ゲートウェイは、カプセル化された第1パケットをデカプセル化した後、ネットワーク識別情報、第2トンネル識別符号および移動局のIPアドレスをソースアドレスとして含むIPv6ヘッダにより第1パケットを再カプセル化して、再カプセル化された第1パケットを通信ネットワークに向けて送出してもよい。
上記通信システムにおいて、物理ゲートウェイは、移動局に向けたIPv6ヘッダによりカプセル化されたIPv4ヘッダを有する第2パケットを受信した場合、経路情報を参照して、第2パケットの前記IPv6ヘッダのデスティネーションアドレスに示されるネットワーク識別情報および第2トンネル識別符号に対応するネクストホップアドレスとして第1トンネル識別情報を特定し、特定された第1トンネル識別情報により、第2パケットを再カプセル化して、再カプセル化された第2パケットを基地局に転送してもよい。
上記通信システムにおいて、基地局は、移動局から、ネットワーク識別情報および第2トンネル識別符号をソースアドレスに含むIPv6ヘッダを有する第3パケットを受信した場合、第2トンネル識別情報により第3パケットをカプセル化して、カプセル化された第3パケットを物理ゲートウェイに転送し、物理ゲートウェイは、カプセル化された第3パケットをデカプセル化した後、第3パケットを通信ネットワークに向けて送出してもよい。
上記通信システムにおいて、物理ゲートウェイは、IPv6ヘッダとしてネットワーク識別情報および第2トンネル識別符号をデスティネーションアドレスとして含む第4パケットを受信した場合、経路情報を参照して、第4パケットのIPv6ヘッダのデスティネーションアドレスに含まれるネットワーク識別情報および第2トンネル識別符号に対応するネクストホップアドレスとして第1トンネル識別情報を特定し、特定された第1トンネル識別情報により、第4パケットをカプセル化して、カプセル化された第4パケットを基地局に転送してもよい。
上記通信システムにおいて、通信設定情報取得部およびルーティング制御部は、クラウド上に配置されてもよい。上記通信システムは、クラウド上に配置された仮想ゲートウェイをさらに備えてもよい。上記通信システムは、物理ゲートウェイをさらに備えてもよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る通信システムのネットワーク構成の一例を示す図である。 仮想サービス装置の機能ブロックの一例を示す図である。 経路情報の一例を示す図である。 移動局が起動した場合に、移動局と仮想サービス装置との間で実行される通信確立シーケンスの一例を示す図である。 移動局がIPv4パケットを送受信する場合のシーケンスを示す図である。 移動局がIPv6パケットを送受信する場合のシーケンスを示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る通信システムのネットワーク構成の一例を示す図である。通信システムは、仮想サービス装置100、eNodeB(基地局)200、EPCE(EPC Edge)ルータ210、V4V6変換ゲートウェイ220、IPv6ルータ230、および移動局(UE)300を備える。
eNodeB200は、自己のセル内に存在する移動局300を収容する。eNodeB200は、E−UTRAN/EPC10を介してEPCEルータ210と通信する。E−UTRAN/EPC10は、クラウド20に通信接続されている。クラウド20上には、仮想サービス装置100が配置されている。
EPCEルータ210は、E−UTRAN/EPC10とIPv6キャリアネットワーク30とを通信接続するゲートウェイである。EPCEルータ210は、IPv6キャリアネットワーク30を介してV4V6変換ゲートウェイ220またはIPv6ルータ230と通信する。
V4V6変換ゲートウェイ220は、IPv6キャリアネットワーク30とIPv4インターネット40とを通信接続するゲートウェイである。IPv6ルータ230は、IPv6キャリアネットワーク30とIPv6インターネット50とを通信接続するゲートウェイである。
EPCEルータ210は、移動局300と通信ネットワークであるIPv4インターネット40またはIPv6インターネット50とを接続する物理ゲートウェイの一例である。
仮想サービス装置100は、eNodeB200を介して移動局300と制御プレーンにおいて制御データを送受信することで、仮想サービス装置100と移動局300との間で、移動局300を収容するeNodeB200を介して通信確立シーケンスを実行する。仮想サービス装置100は、通信確立シーケンスを実行することにより、仮想サービス装置100とeNodeB200との間に仮想的にトンネルを形成する。移動局300がeNodeB200間をハンドオーバーすると、仮想サービス装置100は、仮想サービス装置100と移動局300との間で、移動局300を収容するハンドオーバー先のeNodeB200を介して通信確立シーケンスを実行し、仮想サービス装置100とハンドオーバー先のeNodeB200との間に仮想的に新たなトンネルを形成する。
EPCEルータ210は、ユーザプレーンにおいて移動局300からeNodeB200を介して受信したユーザデータをIPv6キャリアネットワーク30に向けて転送する。EPCEルータ210は、ユーザプレーンにおいてIPv6キャリアネットワーク30から受信した移動局300向けのユーザデータを、eNodeB200を介して移動局300に転送する。
EPCEルータ210は、ルーティングを制御するために参照する経路情報を保持してもよい。経路情報は、例えば、宛先のIPアドレスと、宛先のIPアドレスに対する次中継点を示すネクストホップアドレスとを対応付けて含むルーティングテーブルである。EPCEルータ210は、パケットを受信すると、経路情報を参照して、そのパケットの転送先を決定し、決定した転送先にそのパケットを転送する。
仮想サービス装置100は、移動局300の起動時、または移動局300のハンドオーバー時などに、移動局300との間で実行される通信確立シーケンスにより得られる通信設定情報に基づいて、EPCEルータ210の経路情報を更新する。
V4V6変換ゲートウェイ220は、IPv6キャリアネットワーク30とIPv4インターネット40とを通信接続するゲートウェイである。V4V6変換ゲートウェイ220は、IPv6ヘッダでカプセル化されたIPv4パケットをIPv6キャリアネットワーク30を介して受信すると、デカプセル化した後、IPv4パケットとして、IPv4インターネット40に向けて送信するRFC6333で定義されるAFTR(Address−Family Translation Router)方式の機器であってもよいし、受信したIPv6パケットをIPv4パケットに変換し、またその逆変換を行うNAT64を利用した変換方式であるRFC6877で定義された464XLAT方式の機器であってもよい。V4V6変換ゲートウェイ220は、IPv4インターネット40から受信したIPv4パケットをIPv6ヘッダでカプセル化、またはIPv6変換した後、EPCEルータ210に転送する。
IPv6ルータ230は、IPv6キャリアネットワーク30とIPv6インターネット50とを通信接続するゲートウェイである。
上記のように構成された通信システムによれば、eNodeB200は、制御プレーンにおける制御データを仮想サービス装置100と通信する。また、eNodeB200は、ユーザプレーンにおけるユーザデータをEPCEルータ210と通信する。仮想サービス装置100は、クラウド上に配置されており、複数の装置により構成してもよい。よって、多数の移動局300との間で一度に大量の制御データをやり取りする場合でも、制御データの処理を例えば複数の装置を用いて分散処理できる。また、ユーザデータが増大しても、移動局300と仮想サービス装置100との間の制御データの通信への影響を抑制できる。
図2は、仮想サービス装置100の機能ブロックの一例を示す図である。仮想サービス装置100は、モビティティ管理エンティティ(MME)110、および経路情報配信システム120を備える。仮想サービス装置100は、仮想ゲートウェイとして第1仮想ゲートウェイ130、および第2仮想ゲートウェイ140をさらに備える。
MME110は、移動局300の移動管理、およびHSS(Home Subscriber Server)と連携して移動局300の認証などを行う。第1仮想ゲートウェイ130は、仮想的にSGW(Serving Gateway)として機能する。仮想サービス装置100は、少なくとも1つのeNodeB200に対して少なくとも1つの第1仮想ゲートウェイ130を備えてもよい。
第2仮想ゲートウェイ140は、仮想的にPGW(Packet Data Network Gateway)として機能する。仮想サービス装置100は、少なくとも1つの第1仮想ゲートウェイ130に対して少なくとも1つの第2仮想ゲートウェイ140を備えてもよい。
MME110は、通信設定情報取得部112を有する。通信設定情報取得部112は、EPCEルータ210に対応する仮想ゲートウェイと移動局300との間で仮想的に通信確立シーケンスを実行することにより、仮想ゲートウェイと移動局300との間の通信設定情報を取得する。MME110が通信設定情報取得部を持たない場合、それぞれの第1仮想ゲートウェイ130が通信設定情報取得部112を有し、通信設定情報を取得する構成としてもよい。
経路情報配信システム120は、EPCEルータ210の経路情報を管理する。経路情報配信システム120は、ルーティング制御部122を有する。ルーティング制御部122は、通信設定情報に基づいて、EPCEルータ210によるルーティングを制御する。
通信設定情報取得部112は、通信設定情報として、移動局300の接続先の通信ネットワークを識別するネットワーク識別情報(APN)、移動局300を収容するeNodeB200を識別する基地局識別情報、および仮想ゲートウェイを識別する仮想ゲートウェイ識別情報を取得してもよい。ルーティング制御部122は、ネットワーク識別情報、基地局識別情報および仮想ゲートウェイ識別情報に基づいて、EPCEルータ210がルーティングを制御するために参照する経路情報を更新してもよい。
通信設定情報取得部112は、基地局識別情報として、通信確立シーケンスによって仮想ゲートウェイと移動局300を収容するeNodeB200との間に仮想的に形成されるトンネルを識別するためのeNodeB200に対応する第1トンネル識別情報を取得してもよい。通信設定情報取得部112は、仮想ゲートウェイ識別情報として、仮想ゲートウェイとeNodeB200との間に仮想的に形成されるトンネルを識別するための仮想ゲートウェイに対応する第2トンネル識別情報を取得してもよい。ルーティング制御部122は、ネットワーク識別情報、第1トンネル識別情報および第2トンネル識別情報に基づいて、物理ゲートウェイがルーティングを制御するために参照する経路情報を更新してもよい。
通信設定情報取得部112は、第1トンネル識別情報として、通信確立シーケンスによってeNodeB200と第1仮想ゲートウェイ130との間に仮想的に形成されるeNB−SGW間トンネルを識別するためのeNodeB200のIPアドレス(eNB S1−U Address)、およびeNodeB200によって生成される第1トンネル識別符号(eNB TEID)を取得してもよい。通信設定情報取得部112は、第2トンネル識別情報として、eNB−SGW間トンネルを識別するための第1仮想ゲートウェイ130のIPアドレス(SGW S1−U Address)、および第1仮想ゲートウェイ130によって生成される第2トンネル識別符号(SGW TEID)を取得してもよい。
ルーティング制御部122は、ネットワーク識別情報(APN)と第2トンネル識別符号(SGW TEID)とに基づいて移動局300に対応する宛先のIPv6経路情報を生成してもよい。ルーティング制御部122は、移動局300のIPv4アドレスに対応する経路情報を生成する場合、ルーティング制御部122は、第2仮想ゲートウェイ140が生成した移動局300のIPv4アドレス(UE Address)と、ネットワーク識別情報(APN)と第2トンネル識別符号(SGW TEID)とに基づいて移動局300に対応する宛先のIPv6経路情報を生成してもよい。また、ルーティング制御部122は、第1トンネル識別情報(eNB S1−U Address,eNB TEID)に基づいて移動局300の宛先の経路情報に対応するネクストホップアドレスを生成し、生成された経路情報および生成されたネクストホップアドレスを対応付けて経路表に登録することで、経路表を更新してもよい。
eNodeB200は、移動局300からIPv4ヘッダを有する第1パケットを受信した場合、第2トンネル識別符号(SGW TEID)により第1パケットをカプセル化して、カプセル化された第1パケットをEPCEルータ210に転送する。EPCEルータ210は、カプセル化された第1パケットをデカプセル化した後、ネットワーク識別情報(APN)、第2トンネル識別符号(SGW TEID)および移動局300のIPアドレス(UE Address)をソースアドレスとして含むIPv6ヘッダにより第1パケットを再カプセル化して、再カプセル化された第1パケットを、移動局300の接続先の通信ネットワークであるIPv4インターネット40に向けて送出する。
EPCEルータ210は、IPv6ヘッダによりカプセル化されたIPv4ヘッダを有する第2パケットを受信した場合、経路情報を参照して、第2パケットのIPv6ヘッダのデスティネーションアドレスに示されるネットワーク識別情報(APN)および第2トンネル識別符号(SGW TEID)に対応するネクストホップアドレスとして第1トンネル識別情報(eNB S1−U Address, eNB TEID)を特定する。EPCEルータ210は、特定された第1トンネル識別情報に含まれるeNodeB200のIPアドレス(eNB S1−U Address)および第1トンネル識別符号(eNB TEID)により、第2パケットを再カプセル化して、再カプセル化された第2パケットをeNodeB200に転送する。
eNodeB200は、移動局300から、ネットワーク識別情報(APN)および第2トンネル識別符号(SGW TEID)をソースアドレスとして含むIPv6ヘッダを有する第3パケットを受信した場合、第2トンネル識別符号により第3パケットをカプセル化して、カプセル化された第3パケットをEPCEルータ210に転送する。EPCEルータ210は、カプセル化された第3パケットをデカプセル化した後、第3パケットをIPv6インターネット50に向けて送出する。
EPCEルータ210は、IPv6ヘッダのデスティネーションアドレスとしてネットワーク識別情報(APN)および第2トンネル識別符号(SGW TEID)を含む第4パケットを受信した場合、経路情報を参照して、第4パケットのIPv6ヘッダのデスティネーションアドレスに含まれるネットワーク識別情報および第2トンネル識別符号に対応するネクストホップアドレスとして第1トンネル識別情報(eNB S1−U Address, eNB TEID)を特定する。EPCEルータ210は、特定された第1トンネル識別情報に含まれるeNodeB200のIPアドレス(eNB S1−U Address)および第1トンネル識別符号(eNB TEID)により、第4パケットをカプセル化して、カプセル化された第4パケットをeNodeB200に転送する。
図3は、EPCEルータ210が保持する経路情報の一例を示す。経路情報は、宛先のIPアドレスに対応する「IPv6 Prefix」、ネクストホップアドレスに対応する出口のインタフェース「Inreface」、およびネクストホップアドレス「next_hop(eNB S1−U address,TEID)」を含む。
ここで、移動局300が接続するAPNにおいて利用するPrefix(サブネット番号)が「2001:db8」、移動局300に対応する第1仮想ゲートウェイ130とeNodeB200との間に形成されるeNB−SGW間トンネルを識別するための第1仮想ゲートウェイ130によって生成される第2トンネル識別符号が「0x0a0b0c0d」の場合、EPCEルータ210は、例えば、http://tools.ietf.org/html/draft-savolainen-stateless-pd-01で示される手法を利用して、APN Prefixに続いて、eNB−SGW間トンネルを識別するための第1仮想ゲートウェイ130によって生成される第2トンネル識別符号(SGW TEID)の32ビットを付加することで、移動局300に対応する宛先のIPv6プレフィクスとして、「2001:db8:0a0b:0c0d::/64」を生成し、生成されたIPv6プレフィックスを通常のIPv6アドレス生成手続きに従い移動局300に通知する。移動局300は、通知されたIPv6プレフィクスを用いてIPv6アドレスを自動生成する。
また、eNodeB200のIPアドレスが「1.1.1.1」で、eNB−SGW間トンネルを識別するためのeNodeB200によって生成される第1トンネル識別符号が「0x1a1b1c1d」の場合、ルーティング制御部122は、ネクストホップアドレスとして、「eNB S1−U−>1.1.1.1,TEID−>0x1a1b1c1d/32」を生成する。なお、TEIDを含むネクストホップアドレスは、例えば、ネクストホップアドレスをトンネルとして定義するRFC5512を拡張し、トンネルタイプとしてGTPを指定し、かつTEIDを含むネクストホップアドレスを表現できるように、RFC5512で定義された方式を拡張してもよい。
移動局300は、例えば、インターネットに接続しながら、音声パケット通信をする場合がある。この場合、移動局300は、EPCEルータ210との間に、インターネットサービス用のGTPトンネルおよびVoLTEサービス用のGTPトンネルを確立する。移動局300は、仮想サービス装置100との間に、インターネットサービス用のGTPトンネルおよびVoLTEサービス用のGTPトンネルに対応する複数のトンネルを仮想的に確立する。このような場合に、移動局300に対するネクストホップアドレスとして、移動局300に対応するeNodeB200のIPアドレスに対して、移動局300に対応するeNodeB200とEPCEルータ210との間に確立される複数のトンネル端点識別子(TEID)を対応付けた経路情報を生成してもよい。このように、一つの宛先のIPアドレスに対して、複数のTEIDを対応付けることにより、一つの移動局300に対して複数のトンネルが確立されている場合でも、EPCEルータ210は、複数のトンネルに対する複数のパケットをそれぞれのトンネルを通じて適切にルーティングできる。
移動局300が同時に複数のサービスに接続するため、複数のeNB−SGW間トンネルをeNodeB200と第1仮想ゲートウェイ130との間に仮想的に形成する場合において、第1仮想ゲートウェイ130は移動局300に対して生成するSGW TEIDの範囲を「0x0a0b0c00」から「0x0a0b0cff」とすることで、1つのIPv6経路「2001:db8:0a0b:0c00::/56」のみで、256本のトンネルを表現できる。同様に、eNodeB200も上記SGW TEIDに対応するeNB TEIDの範囲を「0x1a1b1c00」から「0x1a1b1cff」とすることで、上記IPv6経路「2001:db8:0a0b:0c00::/56」に対応するネクストホップアドレスとして、「eNB S1−U−>1.1.1.1,TEID−>0x1a1b1c00/24」として表現してもよい。
図4は、移動局300が起動した場合に、移動局300と仮想サービス装置100との間で実行される通信確立シーケンスの一例を示す図である。
移動局300が起動すると、移動局300は、接続先の通信ネットワークを識別するAPN、および接続先の通信ネットワークのIPアドレスタイプを含むアタッチ要求信号をeNodeB200を介してMME110に送信する(S100)。IPアドレスタイプは、移動局300に割り当てるべきIPアドレスのタイプとして、IPv4、IPv6、またはIPv4v6のいずれかを示す。なお、移動局300に割り当てるIPアドレスのタイプが、IPv4v6の場合には、移動局300に割り当てるべきIPアドレスが、IPv4アドレスおよびIPv6アドレスの両方であることを示す。
アタッチ要求信号を受信したMME110は、HSSと通信して移動局300の認証を行った後、HSSからベアラ設定に必要な契約情報を取得する。そして、MME110は、アタッチ要求信号により移動局300から通知されたAPNに基づいて、DNS(Domain Name System)によりベアラ設定先の第1仮想ゲートウェイ(SGW)130および第2仮想ゲートウェイ140(PGW)を選択し、選択された第1仮想ゲートウェイ130に対して、第1仮想ゲートウェイ130と第2仮想ゲートウェイ140との間に仮想的にSGW−PGW間トンネルを形成すべく、ベアラ設定要求信号を送信する(S102)。第1仮想ゲートウェイ130は、ベアラ設定要求信号により、SGW−PGW間トンネルを識別するための第1仮想ゲートウェイ130によって生成される第3トンネル識別符号および第1仮想ゲートウェイ130のIPアドレスを含む第3トンネル識別情報(FTEID of SGW)を第2仮想ゲートウェイ140に通知する。
第1仮想ゲートウェイ130は、ベアラ設定要求信号に示される第2仮想ゲートウェイ140に対して仮想的にベアラ設定処理を実行する(S104)。ベアラ設定処理の実行により、第1仮想ゲートウェイ130と第2仮想ゲートウェイ140との間に仮想的にSGW−PGW間トンネルが形成される。第2仮想ゲートウェイ140は、ベアラ設定処理において、SGW−PGW間トンネルを識別するための第2仮想ゲートウェイ140によって生成される第4トンネル識別符号および第2仮想ゲートウェイ140のIPアドレスを含む第4トンネル識別情報(FTEID of PGW)を第1仮想ゲートウェイ130に通知する。
ベアラ設定が完了すると、つまり仮想的にSGW−PGW間トンネルが形成されると、第1仮想ゲートウェイ130は、第1仮想ゲートウェイ130とeNodeB200との間に仮想的にeNB−SGW間トンネルを形成すべく、MME110にベアラ設定応答信号を送信する(S106)。第1仮想ゲートウェイ130は、ベアラ設定応答信号により、eNB−SGW間トンネルを識別するための第1仮想ゲートウェイ130によって生成される第2トンネル識別符号(SGW TEID)および第1仮想ゲートウェイ130のeNodeB200側のIPアドレス(SGW S1−U Address)を含む第2トンネル識別情報(SGW FTEID:SGW S1−U Address,SGW TEID)をMME110に通知する。
ベアラ設定応答信号を受信すると、MME110は、ベアラ設定応答信号に示される第2トンネル識別情報(SGW FTEID)をeNodeB200へ無線ベアラ設定要求信号として通知する(S108)。無線ベアラ設定要求信号には、移動局300へのアタッチ受け入れ信号も含まれる。
eNodeB200は、無線ベアラ設定要求信号を受信すると、移動局300との間で無線ベアラを確立すると当時に、アタッチ受け入れ信号を移動局300へ送信する。次いで、eNodeB200は、移動局300から無線ベアラ設定応答信号を受信し、第1仮想ゲートウェイ130向けの伝達情報として、eNB−SGW間トンネルを識別するためのeNodeB200によって生成された第1トンネル識別符号(eNB TEID)およびeNodeB200のIPアドレスを含む第1トンネル識別情報(eNB FTEID:eNB S1−U Address,eNB TEID)をMME110に通知する(S110)。
次いで、MME110は、第1仮想ゲートウェイ130にベアラ更新要求信号を送信することで、eNodeB200から受信した第1トンネル識別情報を第1仮想ゲートウェイ130に通知する(S112)。第1仮想ゲートウェイ130は、受信した第1トンネル識別情報に基づいて、eNodeB200との間に、仮想的にeNB−SGW間トンネルを形成して、MME110にベアラ更新応答信号を送信する(S114)。
eNB−SGW間トンネルが仮想的に形成されると、MME110の通信設定情報取得部112は、上記の通信確立シーケンスにおいて取得したネットワーク識別情報(APN)、第1トンネル識別情報(eNB FTEID:eNB S1−U Address,eNB TEID)および第2トンネル識別情報(SGW FTEID:SGW SI−U Address,SGW TEID)を含む経路情報更新要求信号を、経路情報配信システム120に通知する(S116)。
経路情報更新要求信号を受信すると、経路情報配信システム120のルーティング制御部122は、ネットワーク識別情報(APN)と第2トンネル識別符号(SGW TEID)とに基づいて移動局300に対応する宛先の経路を生成する。また、ルーティング制御部122は、第1トンネル識別情報(eNB S1−U Address,eNB TEID)に基づいて移動局300の宛先の経路に対応するネクストホップアドレスを生成する。
次いで、経路情報配信システム120は、生成された宛先の経路および生成されたネクストホップアドレスから成る経路情報を含む経路情報更新信号をEPCEルータ210に送信する(S118)。経路情報更新信号を受信すると、EPCEルータ210は、経路情報更新信号に示される経路情報を経路表に登録し、経路表を更新する。経路情報配信システム120は、ルーティング制御部122が生成した経路情報に関わるすべてのEPCEルータ210に広告する(S120)。複数のEPCEルータに経路情報を配信する経路情報配信システムは、BGP(Border Gateway Protocol)を用いて経路情報を配信するRFC4456で定義されるルートリフレクタ(Route Reflector:RR)方式の機器を用いてもよいし、XMPPやその他のPubSubシステムを用いてもよい。
EPCEルータ210は、経路情報更新信号により更新された経路表に基づいて、eNodeB200との間にあたかもeNB−SGW間トンネルがあるかのように、GTPトンネルを介してユーザプレーンにおけるユーザデータをeNodeB200を介して移動局300との間で送受信する。
以上の通り、クラウド20上に配置された仮想サービス装置100が、制御プレーンにおける制御データをeNodeB200との間で送受信することで、eNodeB200を介して移動局300と通信確立シーケンスを実行する。仮想サービス装置100が通信確立シーケンスを実行することにより、通信設定情報取得部112が、通信設定情報として、ネットワーク識別情報、基地局識別情報および仮想ゲートウェイ識別情報を取得する。ルーティング制御部122は、ネットワーク識別情報、基地局識別情報および仮想ゲートウェイ識別情報に基づいて、EPCEルータ210がルーティングを制御するために参照する経路情報を更新する。
eNodeB200は、制御プレーンにおける制御データを仮想サービス装置100との間で送受信し、ユーザプレーンにおけるユーザデータをEPCEルータ210との間で送受信する。仮想サービス装置100は、クラウド上に配置される複数の装置により構成してもよい。したがって、多数の移動局300との間で一度に大量の制御データをやり取りする場合でも、制御データの処理を仮想サービス装置100として機能する複数の装置を用いて分散処理できる。また、ユーザデータの処理が増大しても、制御データを処理する装置とユーザデータを処理する装置とが物理的に分離されているので、制御データの処理への悪影響を抑制できる。
図5は、移動局300がIPv4パケットをIPv4インターネット40に送信するシーケンス、および移動局300がIPv4パケットをIPv4インターネット40から受信するシーケンスを示す。
移動局300は、IPv4ヘッダを有するパケットP1をeNodeB200に送信する(S200)。eNodeB200は、SGW S1−U IPアドレスをデスティネーションアドレスとするIPヘッダ、および第2トンネル識別符号(SGW TEID)を含むGTPヘッダによりパケットP1をカプセル化して、カプセル化されたパケットP1をEPCEルータ210に転送する(S202)。ここで、パケットP1を転送するネットワークであるE−UTRAN/EPC10は、SGW S1−U IPアドレスをデスティネーションアドレスとするパケットを、EPCEルータ210へ向かわせるように構成されている。
EPCEルータ210は、パケットP1をデカプセル化した後、パケットP1のIPv4ヘッダを参照して、APNおよび移動局300のIPアドレス(UE Address)を特定する。EPCEルータ210は、デカプセル化されたパケットP1に、ネットワーク識別情報(APN)、第2トンネル識別符号(SGW TEID)および移動局300のIPアドレス(UE Address)をソースアドレスとして含むIPv6ヘッダによりパケットP1を再カプセル化、またはIPv6変換して、IPv6化されたパケットP1を、V4V6変換ゲートウェイ220に向けてIPv6キャリアネットワークに送信する(S204)。V4V6変換ゲートウェイ220は、受信したパケットP1をデカプセル化して、IPv6ヘッダを取り除いて、またはIPv4変換して、移動局300の接続先の通信ネットワークであるIPv4インターネット40に向けて送出する(S206)。
V4V6変換ゲートウェイ220は、IPv4ヘッダを有する移動局300に向けたパケットP2を受信すると(S210)、V4V6変換ゲートウェイ220は、IPv4デスティネーションアドレスに示される宛先の移動局300のIPアドレス(UE Address)から、ネットワーク識別情報(APN)、第2トンネル識別符号(SGW TEID)および移動局300のIPアドレス(UE Address)を含むIPv6アドレスを特定し、特定したIPv6アドレスをデスティネーションアドレスとするIPv6ヘッダによりパケットP2をカプセル化、またはIPv6変換して、IPv6化されたパケットP2をEPCEルータ210に送信する(S212)。
EPCEルータ210は、パケットP2を受信すると、経路情報を参照して、IPv6デスティネーションアドレスに示されるネットワーク識別情報(APN)および第2トンネル識別符号(SGW TEID)に対応するネクストホップアドレスとして第1トンネル識別情報(eNB S1−U Address,eNB TEID)を特定した後、パケットP2をデカプセル化、またはIPv4変換する。EPCEルータ210は、特定された第1トンネル識別情報に含まれるeNodeB200のeNB S1−U AddressをデスティネーションアドレスとするIPヘッダ、および第1トンネル識別符号(eNB TEID)を含むGTPヘッダにより、パケットP2を再カプセル化して、再カプセル化されたパケットP2をeNodeB200に転送する(S214)。
eNodeB200は、受信したパケットP2をデカプセル化した後、GTPヘッダに示されるeNB TEIDに対応するラジオベアラを有する移動局300に、パケットP2を送信する(S216)。
図6は、移動局300がIPv6パケットをIPv6インターネット50に送信するシーケンス、および移動局300がIPv6パケットをIPv6インターネット50から受信するシーケンスを示す。
移動局300は、ネットワーク識別情報(APN)、第2トンネル識別符号(SGW TEID)をソースアドレスとして含むIPv6ヘッダを有するIPv6パケットP3をeNodeB200に送信する(S300)。
eNodeB200は、受信したパケットP3をSGW S1−U IPアドレスをデスティネーションアドレスとするIPヘッダ、および第2トンネル識別符号(SGW TEID)を含むGTPヘッダでカプセル化して、EPCEルータ210に送信する(S302)。ここで、パケットP1を転送するネットワークであるE−UTRAN/EPC10は、SGW S1−U IPアドレスをデスティネーションアドレスとするパケットを、EPCEルータ210へ向かわせるように構成されている。EPCEルータ210は、パケットP3をデカプセル化した後、経路表とパケットP3のIPv6デスティネーションアドレスに基づいてルーティングした結果により、パケットP3をIPv6キャリアネットワーク30に送信する。パケットP3がIPv6インターネット50に向かうとき、IPv6ルータ230はパケットP3を受信する(S304)。IPv6ルータ230は、受信したパケットP3をIPv6インターネット50に向けて送信する(S306)。
IPv6ルータ230は、ネットワーク識別情報(APN)、第2トンネル識別符号(SGW TEID)をデスティネーションアドレスとして含むIPv6ヘッダを有するIPv6パケットP4を受信すると(S310)、IPv6ルータ230は、パケットP4をEPCEルータ210に向けて、IPv6キャリアネットワーク30に転送する(S312)。ここでIPv6キャリアネットワーク30は、ネットワーク識別情報(APN)、第2トンネル識別符号(SGW TEID)をデスティネーションアドレスとして含むIPv6パケットを、EPCEルータ210へ向かわせるように構成されている。
EPCEルータ210は、パケットP4を受信すると、経路情報を参照して、パケットP4のIPv6デスティネーションアドレスに含まれるネットワーク識別情報および第2トンネル識別符号に対応するネクストホップアドレスとして第1トンネル識別情報(eNB S1−U Address,eNB TEID)を特定する。EPCEルータ210は、特定された第1トンネル識別情報に含まれるeNodeB200のIPアドレス(eNB S1−U Address)をデスティネーションアドレスとするIPヘッダ、および第1トンネル識別符号(eNB TEID)を含むGTPヘッダにより、パケットP4をカプセル化して、カプセル化されたパケットP4をeNodeB200に転送する(S314)。eNodeB200は、パケットP4をデカプセル化して、パケットP4のGTPヘッダに示されるeNB TEIDに対応するラジオベアラを有する移動局300に、パケットP4を送信する(S316)。
以上の通り、本実施形態によれば、制御プレーン上で通信される制御データを処理する仮想サービス装置100と、ユーザプレーン上で通信されるユーザデータを処理するEPCEルータ210とが物理的に分離されている。これにより、移動局300の増加に伴い、制御データまたはユーザデータの処理の負担が増加した場合でも、それぞれの処理の負担に応じて、個別にシステムを柔軟に変更することができる。
また、クラウド上に配置した仮想サービス装置100により制御データの処理を実行させることで、たとえ移動局300の増加に伴い制御データの処理の負担が増大した場合でも、仮想サービス装置100として機能させる装置の増設などにより、容易にシステムを変更できる。
なお、本実施形態に係る仮想サービス装置100が備える各部は、通信確立シーケンスおよびルーティングに関する各種処理を行う、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムをインストールし、このプログラムをコンピュータに実行させることで、構成してもよい。つまり、コンピュータに仮想サービス装置100の通信確立シーケンスよびルーティングに関する各種処理を行うプログラムを実行させることにより、仮想サービス装置100が備える各部としてコンピュータを機能させることで、仮想サービス装置100を構成してもよい。
コンピュータはCPU、ROM、RAM、EEPROM(登録商標)等の各種メモリ、通信バス及びインタフェースを有し、予めファームウェアとしてROMに格納された処理プログラムをCPUが読み出して順次実行することで、仮想サービス装置100として機能する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 E−UTRAN/EPC
20 クラウド
30 キャリアネットワーク
40 IPv4インターネット
50 IPv6インターネット
100 仮想サービス装置
112 通信設定情報取得部
120 経路情報配信システム
122 ルーティング制御部
130 第1仮想ゲートウェイ
140 第2仮想ゲートウェイ
210 EPCEルータ
220 V4V6変換ゲートウェイ
230 IPv6ルータ
300 移動局

Claims (11)

  1. 移動局と通信ネットワークとを接続する物理ゲートウェイによるルーティングを制御する通信システムであって、
    前記物理ゲートウェイに対応する仮想ゲートウェイと前記移動局との間で通信確立シーケンスを実行することにより、前記仮想ゲートウェイと前記移動局との間の通信設定情報を取得する通信設定情報取得部と、
    前記通信設定情報に基づいて、前記物理ゲートウェイによるルーティングを制御するルーティング制御部と
    を備え
    前記通信設定情報取得部は、前記通信設定情報として、前記通信ネットワークを識別するネットワーク識別情報、前記移動局を収容する基地局を識別する基地局識別情報、および前記仮想ゲートウェイを識別する仮想ゲートウェイ識別情報を取得し、
    前記ルーティング制御部は、前記ネットワーク識別情報、前記基地局識別情報および前記仮想ゲートウェイ識別情報に基づいて、前記物理ゲートウェイがルーティングを制御するために参照する経路情報を更新する、通信システム。
  2. 前記通信設定情報取得部は、前記基地局識別情報として、前記通信確立シーケンスによって前記仮想ゲートウェイと前記基地局との間に仮想的に形成されるトンネルを識別するための前記基地局に対応する第1トンネル識別情報を取得し、前記仮想ゲートウェイ識別情報として、前記トンネルを識別するための前記仮想ゲートウェイに対応する第2トンネル識別情報を取得し、
    前記ルーティング制御部は、前記ネットワーク識別情報、前記第1トンネル識別情報および前記第2トンネル識別情報に基づいて、前記物理ゲートウェイがルーティングを制御するために参照する経路情報を更新する、請求項に記載の通信システム。
  3. 前記通信設定情報取得部は、前記第1トンネル識別情報として、前記基地局のIPアドレス、および前記トンネルを識別する前記基地局により生成される第1トンネル識別符号を取得し、前記第2トンネル識別情報として、前記仮想ゲートウェイのIPアドレス、および前記トンネルを識別する前記仮想ゲートウェイにより生成される第2トンネル識別符号を取得し、
    前記経路情報は、宛先のIPアドレスを含む経路と、前記経路に対する次中継点を示すネクストホップアドレスとを対応付けて含み、
    前記ルーティング制御部は、前記ネットワーク識別情報と前記第2トンネル識別符号とに基づいて前記移動局に対応する宛先の経路を生成し、前記基地局のIPアドレスおよび前記第1トンネル識別符号に基づいて前記移動局の前記宛先の経路に対応するネクストホップアドレスを生成し、生成された前記宛先の経路および生成された前記ネクストホップアドレスを対応付けた前記経路情報を経路表に登録することで、前記経路情報を更新する、請求項記載の通信システム。
  4. 前記基地局は、前記移動局からIPv4ヘッダを有する第1パケットを受信した場合、前記第2トンネル識別情報により前記第1パケットをカプセル化して、カプセル化された前記第1パケットを前記物理ゲートウェイに転送し、
    前記物理ゲートウェイは、前記カプセル化された前記第1パケットをデカプセル化した後、前記ネットワーク識別情報、前記第2トンネル識別符号および前記移動局のIPアドレスをソースアドレスとして含むIPv6ヘッダにより前記第1パケットを再カプセル化して、再カプセル化された前記第1パケットを前記通信ネットワークに向けて送出する、請求項に記載の通信システム。
  5. 前記物理ゲートウェイは、前記移動局に向けたIPv6ヘッダによりカプセル化されたIPv4ヘッダを有する第2パケットを受信した場合、前記経路情報を参照して、前記第2パケットの前記IPv6ヘッダのデスティネーションアドレスに示される前記ネットワーク識別情報および前記第2トンネル識別情報に対応するネクストホップアドレスとして前記第1トンネル識別情報を特定し、前記特定された前記第1トンネル識別情報により、前記第2パケットを再カプセル化して、再カプセル化された前記第2パケットを前記基地局に転送する、請求項または請求項に記載の通信システム。
  6. 前記基地局は、前記移動局から、前記ネットワーク識別情報および前記第2トンネル識別符号をソースアドレスとして含むIPv6ヘッダを有する第3パケットを受信した場合、前記第2トンネル識別情報により前記第3パケットをカプセル化して、カプセル化された前記第3パケットを前記物理ゲートウェイに転送し、
    前記物理ゲートウェイは、前記カプセル化された前記第3パケットをデカプセル化した後、前記第3パケットを前記通信ネットワークに向けて送出する、請求項から請求項のいずれか1つに記載の通信システム。
  7. 前記物理ゲートウェイは、IPv6ヘッダとして前記ネットワーク識別情報および前記第2トンネル識別符号をデスティネーションアドレスとして含む第4パケットを受信した場合、前記経路情報を参照して、前記第4パケットの前記IPv6ヘッダに含まれるデスティネーションアドレスの前記ネットワーク識別情報および前記第2トンネル識別符号に対応するネクストホップアドレスとして前記第1トンネル識別情報を特定し、前記特定された前記第1トンネル識別情報により、前記第4パケットをカプセル化して、カプセル化された前記第4パケットを前記基地局に転送する、請求項から請求項のいずれか1つに記載の通信システム。
  8. 前記通信設定情報取得部および前記ルーティング制御部は、クラウド上に配置されている、請求項1から請求項のいずれか1つに記載の通信システム。
  9. クラウド上に配置された前記仮想ゲートウェイをさらに備える、請求項1から請求項のいずれか1つに記載の通信システム。
  10. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載の通信システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  11. 前記物理ゲートウェイをさらに備える、請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の通信システム。
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