JP5716965B2 - ジョイントコネクタ - Google Patents
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Description
また、リング部の端部が連結壁で塞がれることにより、ジョイントコネクタの防水性を一層向上させることができる。
前記連結壁は前記リング部の端部のうち前記取り付け方向の前端部を連結しており、前記キャップは、前記連結壁を前記取り付け方向の後方から支持する支持部を備えることが好ましい。
図1に示すように、合成樹脂製のハウジング13は、複数の雌端子12を収容する端子収容部15を備える。端子収容部15内には、雌端子12が、上下方向に二段に並ぶと共に、幅方向に4つ並んで収容される。各端子収容部15の内壁には、端子収容部15の内壁から前方に向かってランス16が突出して形成されている。上下に並ぶ一対のランス16は、互いの撓み空間が共用されるように背中合わせに並んでいる。
雌端子12は、電線11の端部に圧着される圧着部19と、この圧着部19から前方に延びる接続筒部20と、を備える。接続筒部20は筒状をなしている。接続筒部20の内部には弾性接触片21が形成されている。接続筒部20の壁部にランス16が係止することにより、雌端子12が後方へ変位することが規制されるようになっている。
ハウジング13の前端部寄りの位置には、金属板材を所定の形状にプレス加工してなる導電部材14が、ハウジング13にインサート成形されている。導電部材14の後端部は、雌端子12の接続筒部20内に進入して、弾性接触片21と弾性的に接触することにより雌端子12と電気的に接続される雄タブ25(接続部)とされている。
図2及び図4に示すように、ハウジング13の外壁には、ハウジング13の周方向に沿って、1つの凹溝35が形成されているこの凹溝35は、ハウジング13の周方向の全周に亘って形成されている。図1に示すように、凹溝35の断面形状は四角形状をなしており、角溝とされる。
図1に示すように、ハウジング13には、端子収容部15の前方(図1における左方)に、ゴム栓30収容部(第2開口)29が形成されている。ゴム栓収容部29は前方に開口している。ゴム栓収容部29の内部には、ゴム栓30が後方から収容されるようになっている。即ち、ゴム栓30の、ゴム栓収容部29への取り付け方向の前方は、本実施形態における後方であり、取り付け方向の後方は、本実施形態における前方となっている。以下、ゴム栓30については、取り付け方向を基準に説明する。
続いて、本実施形態に係るジョイントコネクタ10の組み付け工程の一例について説明する。組み付け工程は、本実施形態に限定されない。電線11の端部に接続された雌端子12を、ハウジング13の後方に開口する防水筒部23から端子収容部15内に収容する。すると、ランス16が雌端子12の接続筒部20と当接して弾性変形する。雌端子12を更に前方に押し込むと、ランス16が復帰変形し、ランス16が接続筒部20と係止する。これにより雌端子12の後方への抜け止めが図られる。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。キャップ32に取り付けられたゴム栓30をゴム栓収容部29内に、取り付け方向の後方から収容すると、ゴム栓30の外周は、ゴム栓収容部29の内周と摺接し、後方に押圧される。すると、ゴム栓30は、キャップ32に対して取り付け方向の後方に相対的に移動する方向の力を受けることになる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、8つの電線11に接続された雌端子12を接地する構成としたが、これに限られず、2つ〜7つ、又は9つ以上の電線11に接続された雌端子12を接地する構成としてもよい。
11…電線
12…雌端子(端子)
13…ハウジング
14…導電部材
23…防水筒部(第1開口)
25…雄タブ(接続部)
27…接地部
29…ゴム栓収容部(第2開口)
30…ゴム栓
32…キャップ
40…車体
50…リング部
51…前壁(連結壁)
58…支持部
Claims (3)
- 複数の電線に接続された複数の端子同士を電気的に接続するジョイントコネクタであって、
前記端子が挿入される第1開口、及び前記第1開口とは反対の向きに開口する第2開口が形成されたハウジングと、
前記ハウジングに配されており、前記第1開口から挿入される複数の前記端子とそれぞれ接続される複数の接続部を有する導電部材と、
前記端子が前記接続部と接続された後、前記第2開口に取り付けられるキャップと、
前記キャップに取り付けられて前記第2開口の内面と密着するゴム栓と、を備え、
前記ゴム栓は、環状をなすリング部と、前記リング部の端部のうち、前記第2開口への取り付け方向の前端部又は後端部の少なくとも一部を連結する連結壁と、を備えており、
前記リングの端部のうち、前記第2開口への取り付け方向前側の端部は前記連結壁で塞がれているジョイントコネクタ。 - 前記連結壁は前記リング部の端部のうち前記取り付け方向の前端部を連結しており、
前記キャップは、前記連結壁を前記取り付け方向の後方から支持する支持部を備える請求項1に記載のジョイントコネクタ。 - 前記導電部材は、前記ハウジングの外部に導出されて、車両の車体に接続される接地部を有する請求項1または請求項2に記載のジョイントコネクタ。
Priority Applications (1)
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JP2011221132A JP5716965B2 (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | ジョイントコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011221132A JP5716965B2 (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | ジョイントコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013080665A JP2013080665A (ja) | 2013-05-02 |
JP5716965B2 true JP5716965B2 (ja) | 2015-05-13 |
Family
ID=48526883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011221132A Active JP5716965B2 (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | ジョイントコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5716965B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2568643Y2 (ja) * | 1993-11-24 | 1998-04-15 | 住友電装株式会社 | 防水構造及びコネクタ |
JP5112981B2 (ja) * | 2008-08-01 | 2013-01-09 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ジョイントコネクタ、およびこのジョイントコネクタを用いた端子同士の接続方法 |
JP5267162B2 (ja) * | 2009-01-29 | 2013-08-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 防水ジョイントコネクタ |
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2011
- 2011-10-05 JP JP2011221132A patent/JP5716965B2/ja active Active
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JP2013080665A (ja) | 2013-05-02 |
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