JP5715442B2 - プロファイル作成方法、プロファイル作成装置、プロファイルにより色変換を行う画像処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
Ls=(L_max−L_min)・L_in/(Lt−Lb)+L_min...(1)
上式により、焦点色の明度値Lsは、入力点の明度値L_inを、焦点色の明度範囲にマッピングした値として与えられる。従来の方法では、無彩色軸上の焦点色(Ls、0、0)は、入力点の明度L_inに応じてL_minからL_maxの間を移動する。式(1)によれば、L_minとL_maxの差が小さければ、焦点色は無彩色軸上の狭い範囲を動き、図3(a)に示すように彩度重視のマッピングとなる。一方、L_minとL_maxの差が大きければ、焦点色は無彩色軸上の広い範囲を動き、図3(b)に示すように明度重視のマッピングとなる。
第1の色空間から、該第1の色空間とは再現可能な色域が異なる第2の色空間への色変換を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成装置であって、
標準色空間における前記第1の色空間に対応する色を、標準色空間における明度軸上の当該色に対応する焦点色を焦点として標準色空間における前記第2の色空間に対応する色に対応付けることで、前記第1の色空間に対応する色を、前記第2の色空間における色に変換するプロファイルを作成するプロファイル作成手段を備え、
前記プロファイル作成手段は、着目した色相に関して、前記標準色空間において、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度を境界として分割された領域のうち、前記第1の色空間における最大の彩度に対応する明度が属する方の領域を第1の領域とし、他方を第2の領域として、前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲が、前記第2の領域の明度の範囲内となり、かつ、前記第1の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲の少なくとも一部が前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲内となるように前記焦点色を設定することを特徴とする。
また他の側面によれば本発明は以下の構成を有する。
第1の色空間から、該第1の色空間とは再現可能な色域が異なる第2の色空間への色変換を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成装置であって、
標準色空間における前記第1の色空間に対応する色を、標準色空間における明度軸上の当該色に対応する焦点色を焦点として標準色空間における前記第2の色空間に対応する色に対応付けることで、(請求項2)前記第1の色空間に対応する色を、前記第2の色空間における色に変換するプロファイルを作成するプロファイル作成手段を備え、
前記プロファイル作成手段は、着目した色相に関して、前記標準色空間において、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度を境界として分割された領域のうち、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度より高い明度の領域を第1の領域とし、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度より低い明度の領域を第2の領域として、前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲が、前記第2の領域の明度の範囲内となり、かつ、前記第1の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲の少なくとも一部が前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲内となるように前記焦点色を設定することを特徴とする。
また他の側面によれば本発明は以下の構成を有する。
第1の色空間から、該第1の色空間とは再現可能な色域が異なる第2の色空間への色変換を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成装置であって、
前記第2の色空間を標準色空間と対応付けた第2の色域情報を取得する色域情報の取得手段と、
前記第2の色空間の、前記標準色空間における最大の彩度に対応する明度を境界として、前記標準色空間を2つの領域に分割する領域分割手段と、
分割された前記領域ごとに、前記第1の色空間に対応した標準色空間における色を、前記第2の色空間における色に変換するプロファイルを作成するプロファイル作成手段とを備え、
前記プロファイル作成手段は、分割された前記2つの領域それぞれについて、前記標準色空間における色の明度に対応したそれぞれの領域の焦点色の範囲を、該範囲が互いに一致せず、かつ互いに重複するように設定する手段を有し、
前記プロファイル作成手段は、前記標準色空間における当該色を、当該色に対応した前記焦点色を焦点として前記第2の色空間において最短距離にある色に対応付けることで、前記プロファイルを作成し、
前記プロファイル作成手段は、分割された前記2つの領域のうち、前記第1の色空間の、前記標準色空間における最大の彩度に対応する明度が属する方の領域を第1の領域、他方を第2の領域として、前記第2の領域の前記焦点色の範囲を、前記第2の領域の明度の範囲内で設定し、前記第1の領域の前記焦点色の範囲を、前記第2の領域の前記焦点色の範囲内で重複させて設定することを特徴とする。
実施形態1では、第1の色空間の画像データを第2の色空間の画像データに変換するためのプロファイルを本発明により生成する装置および工程を説明する。
図5は、本実施形態に係る画像処理装置5000の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の画像処理装置は、ホストコンピュータ上においてプログラムが実行されることによって実現される。ホストコンピュータは、CPU500、RAM501、操作部502、情報記憶部503、外部インターフェース504、画像処理部505、表示部506を備えており、CPU500は、各種情報データや各種プログラムに従ってそれらの制御を行う。コンピュータにより実行されるプログラムの果たす機能については、それと同様の機能を有するハードウエアで実現することも可能である。
図6は、本実施形態に係る発明によって生成されたプロファイルを用いて、印刷するための画像処理構成の概略図である。入力される入力画像データは、入力デバイスのデバイス依存色空間、本例ではAdobeRGB色空間で定義されたRGB画像データであり、画像データI/F部601に入力される。RGB画像データは、RGB画像データの属性に応じて、標準色空間(本例ではCIE−L*a*b*)の色空間の出力画像データに、入力空間変換処理部602によって変換される。なお入力デバイスのデバイス依存色空間を入力色空間あるいは第1の色空間、出力デバイスのデバイス依存色空間を出力色空間あるいは第2の色空間とよび、色空間の外延を色域あるいは再現可能範囲と呼ぶ。
入力空間変換処理部602は、本例では3D−LUT処理によって変換を行う。そこでの処理パラメータは、入力プロファイル604からの情報をもとに入力係数変換部603によって、入力空間変換処理部用のパラメータに変換され、設定される。パラメータの設定とは、入力空間変換処理部がアクセス可能なように、たとえば、パラメータを所定の場所に所定の形式で格納することである。3D−LUT処理は、たとえば標準色空間においてあらかじめ定めた格子点(L*a*b*)に対応付けて入力色空間の色データ(たとえば(R,G,B))を格納したテーブルを用いた変換処理である。この場合、入力係数変換部603は、入力プロファイルをこの形式の3D−LUT変換する。
出力空間変換処理部605は、入力空間変換処理部602からの結果を受け、標準色空間の画像データから出力デバイス依存のRGB空間の画像データに変換する。ここでの処理も3D−LUT処理によって行われる。出力プロファイル607からの情報をもとに出力係数変換部606によって出力空間変換部605用のパラメータが設定され、出力空間変換部605により変換処理が行われる。出力プロファイル607は、本実施形態に係るプロファイル作成処理によって生成されたカラープロファイルである。
出力空間変換処理部605での結果であるデバイス依存のRGB画像データは、色材色展開処理部608に入力される。色材色展開処理部608では、デバイス依存色空間のRGB信号を、画像出力装置507の色材に応じた色ごとの信号に変換する。この変換は公知の3D−LUT処理によって行われ、色材色展開処理と呼ぶ。本例では、色材は、シアン、淡シアン、マゼンタ、淡マゼンタ、イエロー、ブラックのインクであり、各色ごとの濃度を示すデータに変換される。もちろん展開後の色は出力デバイスに応じてさまざまである。色材色展開処理部608で用いるパラメータは、色材係数変換部609によって、印刷情報DB613の情報に基づいて設定される。印刷情報DB613には、色材色展開処理部608、ハーフトーニング処理部610、印刷制御部611で処理を行うための各種パラメータが格納されている。各種パラメータの説明は省略するが、メディアの種類、印字モード、印刷目的などに応じた各種パラメータ情報が管理され、必要に応じて選択、設定されるものである。色材に展開されたデータは、次にハーフトーニング処理部610に各色入力される。ハーフトーニング処理部610では、誤差拡散処理法、ディザ法などの処理により2値データに変換され、印刷制御部611に入力され、印刷パス数に応じた印刷制御を行うことにより出力されるが、ここでの詳細な説明は省略する。なお印刷パスとはシリアル方式のプリンタに適用される概念であり、ラインヘッドを持つプリンタや表示装置の場合には適用されない。また出力デバイスが表示装置の場合には、出力色空間であるRGB色空間の画像データを、ガンマ補正を施した程度の処理で用いることができ、階調表現可能なデバイスであればハーフトーニング処理も不要である。
以下、図6の出力空間変換処理部605で使用されるプロファイルのパラメータを作成する方法を示す。本実施形態で作成されるプロファイルのパラメータは、格子点数が729格子点(9スライス)であり、上述のICCにより提唱されるプロファイル(標準色空間はCIE−L*a*b*)とする。また、本実施形態では、説明を分かり易くするため、図2に示した入力色空間200、標準色空間201に対して出力デバイスである印刷装置の色再現領域が出力色域202として表される例を基に、プロファイルを作成する方法を示す。以下にプロファイルの各格子点に対する出力データを算出する工程を詳細に説明する。
L1s(x)=(L1_max−L1_min)・L_in(x)/(Lt−Lc)+L1_min...(2)
そして、着目格子点のデータP(x)inと算出された焦点色L1s(x)とを結ぶ直線と出力色域202の輪郭との交点P(x)outのL*a*b*値であるL_out(x)、a_out(y)、b_out(z)を算出する。この交点P(x)outのL*a*b*値で表される標準色空間における位置(L_out(x)、a_out(y)、b_out(z))に対応するデバイス依存色データ(本例ではデバイスRGB)が、着目格子点P(x)inに対する出力色となる。すなわち、作成するプロファイルにおいて、着目格子点に対応するデバイス依存色データとして、P(x)outに対応するデバイス依存色データが格納される。P(x)outは格子点とは限らないので、その場合には補間により値が計算される。交点P(x)outは、換言すれば、着目格子点と焦点とを結ぶ線上にあるデバイス依存色(第2の色空間)の色の内、着目格子点から最短距離にある色、すなわち最も近い色である。
L2s(x)=(L2_max−L2_min)・L_in(x)/(Lc−Lb)+L2_min...(3)
そして、着目格子点のデータP(x)inと算出された焦点色L2s(x)とを結ぶ直線と出力色域202の輪郭との交点P(x)outのL*a*b*値であるL_out(x)、a_out(y)、b_out(z)を算出する。この交点P(x)outのL*a*b*値で表される標準色空間における位置(L_out(x)、a_out(y)、b_out(z))に対応するデバイス依存色データ(本例ではデバイスRGB)が、着目格子点P(x)inに対する出力色となる。すなわち、作成するプロファイルにおいて、着目格子点に対応するデバイス依存色データとして、P(x)outに対応するデバイス依存色データが格納される。P(x)outは格子点とは限らないので、その場合には補間により値が計算される。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (14)
- 第1の色空間から、該第1の色空間とは再現可能な色域が異なる第2の色空間への色変換を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成装置であって、
標準色空間における前記第1の色空間に対応する色を、標準色空間における明度軸上の当該色に対応する焦点色を焦点として標準色空間における前記第2の色空間に対応する色に対応付けることで、前記第1の色空間に対応する色を、前記第2の色空間における色に変換するプロファイルを作成するプロファイル作成手段を備え、
前記プロファイル作成手段は、着目した色相に関して、前記標準色空間において、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度を境界として分割された領域のうち、前記第1の色空間における最大の彩度に対応する明度が属する方の領域を第1の領域とし、他方を第2の領域として、前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲が、前記第2の領域の明度の範囲内となり、かつ、前記第1の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲の少なくとも一部が前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲内となるように前記焦点色を設定することを特徴とするプロファイル作成装置。 - 前記第1の色空間に対応した標準色空間における色を、当該色に対応する明度軸上の焦点色を焦点として前記第2の色空間において最短距離にある色に対応付けることで、前記プロファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載のプロファイル作成装置。
- 第1の色空間から、該第1の色空間とは再現可能な色域が異なる第2の色空間への色変換を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成装置であって、
標準色空間における前記第1の色空間に対応する色を、標準色空間における明度軸上の当該色に対応する焦点色を焦点として標準色空間における前記第2の色空間に対応する色に対応付けることで、(請求項2)前記第1の色空間に対応する色を、前記第2の色空間における色に変換するプロファイルを作成するプロファイル作成手段を備え、
前記プロファイル作成手段は、着目した色相に関して、前記標準色空間において、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度を境界として分割された領域のうち、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度より高い明度の領域を第1の領域とし、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度より低い明度の領域を第2の領域として、前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲が、前記第2の領域の明度の範囲内となり、かつ、前記第1の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲の少なくとも一部が前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲内となるように前記焦点色を設定することを特徴とするプロファイル作成装置。 - 前記第1の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲が前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲に包含されるように前記焦点色を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプロファイル作成装置。
- 前記プロファイルは、前記標準色空間における所定の格子点の色ごとに、対応する前記第2の色空間における色の値を関連付けるテーブルであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプロファイル作成装置。
- 前記第1の色空間は入力デバイスのデバイス依存色空間であり、前記第2の色空間は出力デバイスのデバイス依存色空間であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプロファイル作成装置。
- 前記第2の色空間を標準色空間と対応付けた第2の色域情報を取得する色域情報の取得手段をさらに有し、前記プロファイル作成手段は、前記取得手段が取得した色域情報に基づいて、標準色空間における前記第1の色空間に対応する色を前記第2の色空間に対応する色に対応付けることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロファイル作成装置。
- 第1の色空間から、該第1の色空間とは再現可能な色域が異なる第2の色空間への色変換を定義したプロファイルを作成するプロファイル作成装置であって、
前記第2の色空間を標準色空間と対応付けた第2の色域情報を取得する色域情報の取得手段と、
前記第2の色空間の、前記標準色空間における最大の彩度に対応する明度を境界として、前記標準色空間を2つの領域に分割する領域分割手段と、
分割された前記領域ごとに、前記第1の色空間に対応した標準色空間における色を、前記第2の色空間における色に変換するプロファイルを作成するプロファイル作成手段とを備え、
前記プロファイル作成手段は、分割された前記2つの領域それぞれについて、前記標準色空間における色の明度に対応したそれぞれの領域の焦点色の範囲を、該範囲が互いに一致せず、かつ互いに重複するように設定する手段を有し、
前記プロファイル作成手段は、前記標準色空間における当該色を、当該色に対応した前記焦点色を焦点として前記第2の色空間において最短距離にある色に対応付けることで、前記プロファイルを作成し、
前記プロファイル作成手段は、分割された前記2つの領域のうち、前記第1の色空間の、前記標準色空間における最大の彩度に対応する明度が属する方の領域を第1の領域、他方を第2の領域として、前記第2の領域の前記焦点色の範囲を、前記第2の領域の明度の範囲内で設定し、前記第1の領域の前記焦点色の範囲を、前記第2の領域の前記焦点色の範囲内で重複させて設定することを特徴とするプロファイル作成装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のプロファイル作成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
- 請求項1から8のいずれか一項に記載したプロファイル作成装置で作成されたプロファイルを出力プロファイルとして有し、
前記標準色空間における色に変換された、前記第1の色空間の入力画像データを、前記出力プロファイルを用いて前記第2の色空間の出力画像データに変換して出力することを特徴とする画像処理装置。 - 前記出力画像データに基づき記録媒体への印刷を制御する印刷制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
- 第1の色空間から、該第1の色空間とは再現可能な色域が異なる第2の色空間への色変換を定義したプロファイルを作成するためのプロファイル作成装置により実行されるプロファイル作成方法であって、
標準色空間における前記第1の色空間に対応する色を、標準色空間における明度軸上の当該色に対応する焦点色を焦点として標準色空間における前記第2の色空間に対応する色に対応付けることで、前記第1の色空間に対応する色を、前記第2の色空間における色に変換するプロファイルを作成するプロファイル作成工程を有し、
前記プロファイル作成工程では、着目した色相に関して、前記標準色空間において、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度を境界として分割された領域のうち、前記第1の色空間における最大の彩度に対応する明度が属する方の領域を第1の領域とし、他方を第2の領域として、前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲が、前記第2の領域の明度の範囲内となり、かつ、前記第1の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲の少なくとも一部が前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲内となるように前記焦点色を設定することを特徴とするプロファイル作成方法。 - 第1の色空間から、該第1の色空間とは再現可能な色域が異なる第2の色空間への色変換を定義したプロファイルを作成するためのプロファイル作成装置により実行されるプロファイル作成方法であって、
標準色空間における前記第1の色空間に対応する色を、標準色空間における明度軸上の当該色に対応する焦点色を焦点として標準色空間における前記第2の色空間に対応する色に対応付けることで、(請求項2)前記第1の色空間に対応する色を、前記第2の色空間における色に変換するプロファイルを作成するプロファイル作成工程を備え、
前記プロファイル作成工程では、着目した色相に関して、前記標準色空間において、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度を境界として分割された領域のうち、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度より高い明度の領域を第1の領域とし、前記第2の色空間の最大の彩度に対応する明度より低い明度の領域を第2の領域として、前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲が、前記第2の領域の明度の範囲内となり、かつ、前記第1の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲の少なくとも一部が前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲内となるように前記焦点色を設定することを特徴とするプロファイル作成方法。 - 前記第1の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲が前記第2の領域の色に対応する前記焦点色の前記明度軸における範囲に包含されるように前記焦点色を設定することを特徴とする請求項12又は13に記載のプロファイル作成方法。
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