JP5709337B1 - 客室点検管理システム、客室点検管理プログラム及び客室点検管理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この際、チェック及びメンテナンスの実施日時を事前に決めておくことが考えられる。
そのため、多くの場合、個々の客室の利用状況を優先して、わずかな空室時の機会に、チェック及びメンテナンスを行うことになる。
特に、チェックアウト時間とチェックイン時間を定めておらず、個々の客の利用形態によって、客室の利用状況が異なる管理対象の場合は、客室への出入りが実質的に制限される場合が非常に多く、一定のスケジュールに基づく客室の点検管理が非常に困難であった。
また、複数のホテルを一元管理する場合は、多数の管理対象を一覧状態で把握することができず、客室の点検管理をより困難なものとしていた。
端末がインターネットを介してサーバに接続された客室点検管理システムであって、
客室の備品の状況や客室の状態をチェックして入力した日に係る点検日入力手段、点検対象項目についての指示内容に係る点検指示内容入力手段、点検指示内容による項目の実施が全て完了した日に係る点検項目実施完了日入力手段及び管理対象一覧表示手段を有すると共に、
客室の備品の状況や客室の状態をチェックした日である点検日、点検対象項目についての指示内容である点検指示内容及び点検指示内容による項目の実施が全て完了した日である点検項目実施完了日を記録するデータベースを有し、
前記端末の画面に、管理対象一覧表示画面を表示し、
該管理対象一覧表示画面において、管理対象である管理区分毎に、点検日及び点検項目実施完了日を表示すると共に点検が実施されていない設定期間に応じて点検日を区別して表示することで進捗状況の表示を可能にしたことを特徴とする、客室点検管理システム。
ここで、各表示欄への表示は、例えば、管理対象がホテルの客室の場合には、客室毎に一つの管理区分を割り当て、更に、各客室の表示区分毎に点検日及び点検項目実施完了日を併記して記載することで行うことができる。
点検が実施されていない任意の設定期間に応じて点検日を区別して表示するには、例えば、現時点から遡って30日以上点検がされていない場合には、色を黒から赤に変えたり、同じ色のままで点滅表示させることで行うこともできる。
第2に、
前記点検日入力手段が、設備点検項目の確認日の入力手段を兼用するものであり、
前記管理対象一覧表示画面において、管理区分毎に、点検日、確認日及び点検項目実施完了日を左から順に表示することを特徴とする、前記第1に記載の客室点検管理システム。
第3に、
前記管理対象一覧表示画面において、各管理区分を選択することで、該管理区分における点検指示項目を表示することを特徴とする、前記第1または2に記載の客室点検管理システム。
第4に、
前記点検指示項目において、設定期間における処置未実施項目を抽出し、
該処置未実施項目を表示することを特徴とする、前記第3に記載の客室点検管理システム。
第5に、
端末がインターネットを介してサーバに接続された客室点検管理システムの機能を実現させるものであって、
客室の備品の状況や客室の状態をチェックして入力した日に係る点検日入力機能、点検対象項目についての指示内容に係る点検指示内容入力機能、点検指示内容による項目の実施が全て完了した日に係る点検項目実施完了日入力機能及び管理対象一覧表示機能を有すると共に、
客室の備品の状況や客室の状態をチェックした日である点検日、点検対象項目についての指示内容である点検指示内容及び点検指示内容による項目の実施が全て完了した日である点検項目実施完了日を記録するデータベースへの指令機能を有し、
前記端末の画面に、管理対象一覧表示画面を表示し、
該管理対象一覧表示画面において、管理対象である管理区分毎に、点検日及び点検項目実施完了日を表示すると共に点検が実施されていない設定期間に応じて点検日を区別して表示することで進捗状況の表示を可能にし、
前記管理対象一覧表示画面において、管理対象である管理区分毎に、点検日及び点検項目実施完了日を表示し、
前記管理対象一覧表示画面において、各管理区分を選択することで、該管理区分における点検指示項目を表示し、
前記点検指示項目において、設定期間における処置未実施項目を抽出し、
該処置未実施項目を表示する機能を実現させることを特徴とする、客室点検管理プログラム。
第6に、
インターネットを介してサーバに接続された端末から、管理対象毎に、
点検日として客室の備品の状況や客室の状態をチェックした日、点検指示内容として点検対象項目についての指示内容、点検項目実施完了日として点検指示内容による項目の実施が全て完了した日を入力し、
前記入力されたデータを、サーバに接続されたデータベースに、点検日、点検指示内容、点検項目実施完了日として記録し、
前記端末の画面に、管理対象一覧表示画面を表示し、
該管理対象一覧表示画面において、管理対象である管理区分毎に、点検日及び点検項目実施完了日を左から順に表示すると共に点検が実施されていない設定期間に応じて点検日を区別して表示することで進捗状況を表示し、
前記管理対象一覧表示画面において、各管理区分を選択することで、該管理区分における点検指示項目を表示し、
前記点検指示項目において、設定期間における処置未実施項目を抽出し、
該処置未実施項目を表示することを特徴とする、客室点検管理方法。
また、前記点検指示項目において、設定期間における処置未実施項目を抽出するものは、実施すべき項目が明確なので、点検管理をより適切に行うことが可能となる。
ここで、本発明における管理対象はホテルの各客室なので、管理区分は各客室となる。
なお、ここでの説明は本発明が実施される一形態であることから、本発明は該当形態に限定されるものではない。
ここで、点検日入力手段11は、点検項目の確認日の入力手段を兼用するものである。
さらに、手書入力が可能なタブレットマシンを端末1とする場合には、手書により入力することもできる。
該データベース31としては、図示するようにサーバ3に直接接続されたものを利用できる他に、図示は省略するがサーバ3とは別にインターネット2に接続されたものを利用することもできる。
一覧表の各表示欄には、客室毎に一つの管理区分が割り当てられ、更に、管理区分毎に点検日、確認日及び点検項目実施完了日が左から順に併記して記載されている。
すなわち、点検日、確認日及び点検項目実施完了日が、同一区分内において、左から順に各マスに分けて記載されている。
また、確認日は、点検日でチェックした状態が正しいか否かを確認した日のことをいう。
さらに、点検項目実施完了日は、点検日のリンク先である点検指示内容による項目の実施が、全て完了した日のことをいう。
ここで、点検が実施されていない任意の設定期間に応じて区別して表示するには、例えば、現時点から遡って30日以上点検がされていない場合には、色を黒から赤に変える他に、黒のままで点滅表示させることで行うこともできる。
所定のIDとパスワードが入力され、ログインが成功した後は、データベース31に記録されたデータに基づいて、図3に示すような[客室点検日一覧_点検経過表示]のタイトルの管理対象一覧表示画面が端末1に表示される。
ログイン画面以外の全ての画面には「ログアウト」ボタン及び「戻る」ボタンが表示されており、「ログアウト」ボタンをクリックすることでログイン画面に遷移する。
また、管理者は、右上の「管理画面へ」をクリックすることで所定の管理者用のパスワードを入力した後に、設定画面や点検指示書新規登録画面にアクセスが可能となる。
施設点検が30日以上実施されていない客室の管理区分の点検日のマスは、本画面において、青色の網掛けに相当する濃いグレーで表示され(ホテル(1)の303号、305号、402号、403号等、ホテル(9)の301号、306号)、施設点検が60日以上実施されていない客室のマスは緑色の網掛けに相当するグレーで表示され(該当なし)、施設点検が90日以上実施されていない客室のマスは黒色の網掛けに相当するグレーで表示されている(該当なし)。
この画面においても、施設点検が30日以上実施されていない客室の管理区分の点検日の行は、本画面において、青色の網掛けに相当するグレーで表示され(ホテル(1)の303号、305号)、施設点検が60日以上実施されていない客室のマスは緑色の網掛けに相当するグレーで表示され(該当なし)、施設点検が90日以上実施されていない客室のマスは黒色の網掛けに相当するグレーで表示されている(該当なし)。
また、右側には、点検指示項目において、点検指示書の点検項目の処理が全て完了せず、且つ2週間の設定期間を基準とした場合の処置未実施項目が抽出され、該未実施項目が、客室毎に順に点検日と共に表示されている。
そして、点検指示に対する処理の完了状況(進捗率)を、客室単位及び各指示書単位で表示する。
この際、指示書の作成者(点検者)が管理者権限を持っている場合には、赤色の網掛けに相当するグレーで表示される(「admin」のマス)。
また、図5の画面右上の「編集画面へ」をクリックすると、図6に示す点検指示書一覧の編集画面となり、点検指示書の追加・削除の操作が可能となる。
ここで、MG権限の場合には、自分自身で作成した点検指示書のみ削除が可能となる。
また、「閲覧画面へ」ボタンをクリックすると、図5に示す点検指示書一覧画面が表示される。
この際、写真は、端末1のカメラ機能を用いて記録することが可能である。
ここで、一度クリックすると、「内容確認OK」ボタンは灰色表示となり、クリックができなくなる。
同時に該当ホテルの他の点検箇所(客室名)の直近の点検指示書へのリンクボタンが表示されている(302〜308号、401〜408号、501号)。
ここで、点検者名の表示箇所は、管理者権限アカウントであった場合には、赤色に網掛けに相当するグレー表示される(「admin」のマス)。
また、「削除実施」ボタンをクリックすることで項目の削除が可能となる。
さらに、右上の「閲覧画面へ」をクリックすることで、図7に示す点検指示書画面が表示される。
管理者権限を有する作成者の場合は、追加・削除・編集の何れもが可能である。
管理者権限を有するが作成者でない場合は、追加は不可だが、削除・編集が可能である。
MG権限を有する作成者の場合も、追加・削除・編集の何れもが可能である。
MG権限を有するが作成者でない場合は、追加・削除が不可で、編集については処理が完了していなければ可能である。
ここで、MG権限アカウントの場合には、同一アカウントで作成した指示書でなければ、処理後写真登録と処理完了日の編集操作のみしか行うことができない。
また、処理後写真有無が必須の場合には、処理後写真が登録済みである必要がある。
なお、端末1として、カメラ機能付きのタブレット等の端末を用いる場合には、端末1側で「写真登録」ボタンをクリックすることで、その場で撮影したものを使用するか、既に撮影されたものを使用するかの選択が可能となるボタンを表示させることもできる。
該管理画面では、各種データ編集機能及び、点検開始メール通知機能が用意されている。
各種データの編集は、編集対象のリンクを選択する事で「点検指示書_編集」画面と同様の操作方法にて、追加・削除・編集処理が行えるようになる。
ここで、アカウント管理においては、全ての管理者権限を削除してしまうと管理画面に遷移ができなくなってしまうため、管理者権限のアカウントが1つしか存在していない場合には、対象のアカウントは削除できないように制限を行っている。
また、「メール通知」ボタンをクリックすることで、前回のメール送信以降に施設点検が開始されたホテルの情報を、日付単位で、管理画面で設定された送信先メールアドレス宛てに自動送信する。
新規登録項目の内容としては、指摘内容(選択項目)、指摘内容(フリーフォーマット)、写真登録、処理担当、処理後写真の有無が設定できる。
ここで、画面表示時点では、点検指示書の登録項目を1件表示しているが、「登録項目追加」ボタンをクリックする事で登録項目を最大5件まで増やす事が可能となる。
また、メンテナンス項目について、予め提携した協力業者に、見積書の依頼メールや、実施依頼メールを自動で送信するように設定することもできる。
11 点検日入力手段
12 点検指示内容入力手段
13 点検項目実施完了日入力手段
14 管理対象一覧表示手段
2 インターネット
3 サーバ
31 データベース
Claims (6)
- 端末がインターネットを介してサーバに接続された客室点検管理システムであって、
客室の備品の状況や客室の状態をチェックして入力した日に係る点検日入力手段、点検対象項目についての指示内容に係る点検指示内容入力手段、点検指示内容による項目の実施が全て完了した日に係る点検項目実施完了日入力手段及び管理対象一覧表示手段を有すると共に、
客室の備品の状況や客室の状態をチェックした日である点検日、点検対象項目についての指示内容である点検指示内容及び点検指示内容による項目の実施が全て完了した日である点検項目実施完了日を記録するデータベースを有し、
前記端末の画面に、管理対象一覧表示画面を表示し、
該管理対象一覧表示画面において、管理対象である管理区分毎に、点検日及び点検項目実施完了日を表示すると共に点検が実施されていない設定期間に応じて点検日を区別して表示することで進捗状況の表示を可能にしたことを特徴とする、客室点検管理システム。 - 前記点検日入力手段が、設備点検項目の確認日の入力手段を兼用するものであり、
前記管理対象一覧表示画面において、管理区分毎に、点検日、確認日及び点検項目実施完了日を左から順に表示することを特徴とする、請求項1に記載の客室点検管理システム。 - 前記管理対象一覧表示画面において、各管理区分を選択することで、該管理区分における点検指示項目を表示することを特徴とする、請求項1または2に記載の客室点検管理システム。
- 前記点検指示項目において、設定期間における処置未実施項目を抽出し、
該処置未実施項目を表示することを特徴とする、請求項3に記載の客室点検管理システム。 - 端末がインターネットを介してサーバに接続された客室点検管理システムの機能を実現させるものであって、
客室の備品の状況や客室の状態をチェックして入力した日に係る点検日入力機能、点検対象項目についての指示内容に係る点検指示内容入力機能、点検指示内容による項目の実施が全て完了した日に係る点検項目実施完了日入力機能及び管理対象一覧表示機能を有すると共に、
客室の備品の状況や客室の状態をチェックした日である点検日、点検対象項目についての指示内容である点検指示内容及び点検指示内容による項目の実施が全て完了した日である点検項目実施完了日を記録するデータベースへの指令機能を有し、
前記端末の画面に、管理対象一覧表示画面を表示し、
該管理対象一覧表示画面において、管理対象である管理区分毎に、点検日及び点検項目実施完了日を表示すると共に点検が実施されていない設定期間に応じて点検日を区別して表示することで進捗状況の表示を可能にし、
前記管理対象一覧表示画面において、管理対象である管理区分毎に、点検日及び点検項目実施完了日を表示し、
前記管理対象一覧表示画面において、各管理区分を選択することで、該管理区分における点検指示項目を表示し、
前記点検指示項目において、設定期間における処置未実施項目を抽出し、
該処置未実施項目を表示する機能を実現させることを特徴とする、客室点検管理プログラム。 - インターネットを介してサーバに接続された端末から、管理対象毎に、
点検日として客室の備品の状況や客室の状態をチェックした日、点検指示内容として点検対象項目についての指示内容、点検項目実施完了日として点検指示内容による項目の実施が全て完了した日を入力し、
前記入力されたデータを、サーバに接続されたデータベースに、点検日、点検指示内容、点検項目実施完了日として記録し、
前記端末の画面に、管理対象一覧表示画面を表示し、
該管理対象一覧表示画面において、管理対象である管理区分毎に、点検日及び点検項目実施完了日を左から順に表示すると共に点検が実施されていない設定期間に応じて点検日を区別して表示することで進捗状況を表示し、
前記管理対象一覧表示画面において、各管理区分を選択することで、該管理区分における点検指示項目を表示し、
前記点検指示項目において、設定期間における処置未実施項目を抽出し、
該処置未実施項目を表示することを特徴とする、客室点検管理方法。
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