JP5709115B1 - 評価方法及び評価装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記群遅延時間差測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτを測定する工程である、ことが好ましい。
まず、本発明に係る評価方法の概要について、図1を参照して説明する。図1は、本発明に係る評価方法の概要を示すフローチャートである。
・・・(a)
次に、波長分散測定工程S1にて測定された基本モード光の波長分散σ1と、上記のように算出された傾きdΔτn−1/dλとから、n次モード光の波長分散σnを式(b)に従って算出する。すなわち、波長分散測定工程S1にて測定された基本モード光の波長分散σ1と、上記のように算出された傾きdΔτn−1/dλとを加算することによって、n次モード光の波長分散σnを算出する。
なお、ここでは、群遅延時間差測定工程S2において互いに異なる2つの波長λ1,λ2における群遅延時間差Δτn−1(λ1),Δτn−1(λ2)を測定する構成を例示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、群遅延時間差測定工程S2において互いに異なる3つの以上の波長λ1,λ2,…,λmにおける群遅延時間差Δτn−1(λ1),Δτn−1(λ2),…,Δτn−1(λm)を測定する構成を採用してもよい。この場合、波長分散評価工程S3において、これらの測定値を最も良く近似する一次関数Δτn−1(λ)=αλ+βの係数αを最小二乗法等により定め、この係数αを傾きdΔτn−1/dλと見做す構成を採用すればよい。
したがって、n次モード光が光ファイバ中を伝搬する際の群遅延時間τg_nは、式(2)により与えられる。基本モード光の群遅延時間τg_1も同様に与えられる。
n次モード光と基本モード光との群遅延時間差Δτn−1は、式(2)により与えられるn次モード光の群遅延時間τg_nと基本モード光の群遅延時間τg_1とを用いて、式(3)により与えられる。
したがって、波長に対する群遅延時間差Δτn−1の傾きdΔτn−1/dλは、式(4)により与えられる。
=dτg_n/dλ−dτg_1/dλ ・・・(4)
ところで、n次モード光の波長分散σnは、単位波長あたりの群遅延時間τg_nと見做すことができるので、式(5)のように表すことができる。基本モード光の波長分散σ1も同様である。
したがって、式(4)及び式(5)より、式(6)が得られる。
このようにして得られた式(6)は、上述した式(b)に他ならない。
本発明に係る評価方法の第1の実施形態について、図2を参照して説明する。本実施形態に係る評価方法は、2モードファイバFを伝搬するLP11モード光(n次モード光)の波長分散σ11を評価する評価方法である。図2は、本実施形態に係る評価方法を実施するために用いる評価装置10の構成を示すブロック図である。
まず、本実施形態に係る評価方法を実施するために用いる評価装置10の構成について、図2を参照して説明する。
次に、上述した波長分散測定系の構成について、図2を参照して説明する。
波長分散測定系14を用いた波長分散σ01の測定は、以下の手順で行われる。
ステップ3:各中心波長λ’iにおける波長分散σ01(λ’i)を式(8)に従って算出する。波長分散σ01(λ’i)を式(8)に従って算出することができるのは、波長分散σ01(λ)が群遅延時間τ01(λ)の傾きにより与えられるからである。
・・・(8)
以上の手順によって、波長分散σ01の波長依存性が測定される。
群遅延時間差測定系15を用いた群遅延時間差Δτの測定は、以下の手順で行われる。
なお、干渉法による測定では、群遅延時間差Δτの絶対値|Δτ(λ’i)|のみの測定が可能であり、Δτ(λ’i)の正負の判定はできない。しかしながら、プリフォームあるいは光ファイバの屈折率分布と、有限要素法等を用いた光ファイバ特性解析ソフトウェアとにより、群遅延時間差Δτの正負の判定は容易にできるため、判定された符号を加味して、Δτ(λ’i)の値を得ることができる。以上の手順により、群遅延時間差Δτの波長依存性が測定される。
次に、本実施形態に係る評価方法の実施例について、図3及び図4を参照して説明する。本実施例においては、2本の2モードファイバ(以下、一方の2モードファイバをファイバaと記載し、他方の2モードファイバをファイバbと記載する)について、LP11モードの波長分散σ11を評価した。
本発明に係る評価方法の第2の実施形態について、図5を参照して説明する。本実施形態に係る評価方法は、3モードファイバFを伝搬するLP11モード(n次モード)の波長分散σ11とLP21モード(n次モード)の波長分散σ21とを評価する評価方法である。
群遅延時間差測定系15’を用いた群遅延時間差Δτの測定は、以下の手順で行われる。
次に、本実施形態に係る評価方法の実施例について説明する。本実施例においては、3モードファイバ(以下、ファイバcと記載する)について、LP11モード(n次モード)の波長分散σ11とLP21モード(n次モード)の波長分散σ21とを評価した。
11 SLD光源
12 スペクトラムアナライザ
13 計算機
14 波長分散測定系
15、15’ 群遅延時間差測定系
151 波長可変光源
152 光変調器
153 フォトディテクター
154 ベクトルネットワークアナライザ
F1〜F4 ファイバ
P1、P2 ポラライザ
M1〜M3 ミラー
HM1 ハーフミラー
HM2 ハーフミラー
S シャッタ
F マルチモードファイバ
Claims (4)
- マルチモードファイバを伝搬するn次モード(nは2以上の整数)の波長分散σnを評価する評価方法であって、
上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードの波長分散σ1を測定する波長分散測定工程と、
上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードとn次モードとの群遅延時間差Δτを測定する群遅延時間差測定工程と、
上記群遅延時間差測定工程にて測定された群遅延時間差Δτから、波長に対する傾きdΔτ/dλを算出すると共に、上記波長分散測定工程にて測定された波長分散σ1と、先に算出された傾きdΔτ/dλとから、n次モードの波長分散σn=σ1+dΔτ/dλを算出する波長分散評価工程と、を含んでいる、
ことを特徴とする評価方法。 - 上記波長分散測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードの波長分散σ1を測定する工程であり、
上記群遅延時間差測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτを測定する工程である、
ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。 - 上記nは3以上の整数であり、
上記波長分散測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードの波長分散σ1を測定する工程であり、
上記群遅延時間差測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ、及び、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτの少なくとも何れかを測定する工程である、
ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。 - マルチモードファイバを伝搬するn次モード(nは2以上の整数)の波長分散σnを評価する評価装置であって、
上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードの波長分散σ1を測定するための光学系である波長分散測定系と、
上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードとn次モードとの群遅延時間差Δτを測定するための光学系である群遅延時間差測定系と、
上記群遅延時間差測定系を用いて測定された群遅延時間差Δτから、波長に対する傾きdΔτ/dλを算出する傾き算出手段と、上記波長分散測定系を用いて測定された波長分散σ1と、上記算出手段により算出された傾きdΔτ/dλとから、n次モードの波長分散σn=σ1+dΔτ/dλを算出する波長分散算出手段として機能する計算機と、を備えている、
ことを特徴とする評価装置。
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