JP5709115B1 - 評価方法及び評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも簡単かつ正確に、n次モードの波長分散σnを評価する。【解決手段】マルチモードファイバを伝搬する基本モードとn次モード(nは2以上の整数)との群遅延時間差Δτから、波長に対する傾きdΔτ/dλを算出すると共に、上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードの波長分散σ1と、先に算出された傾きdΔτ/dλとから、マルチモードファイバを伝搬するn次モードの波長分散σn=σ1+dΔτ/dλを算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、マルチモードファイバを伝搬するn次モードの波長分散を評価する評価方法及び評価装置に関する。
光情報通信において、波長分割多重(WDM)、及びデジタルコヒーレント技術等の発展により、光ファイバの伝送容量は、著しい増加をたどってきた。一方、コアネットワークにおけるトラフィック量は、年率30%以上で増加しており、将来的には100Tbps級を超える大容量伝送が必要であると考えられている。さらなる大容量伝送に対応する場合、ファイバヒューズ等の観点からシングルモードファイバを用いた既存の伝送技術では、早晩限界に達すると考えられる。そのため、伝送媒体である光ファイバの革新的な技術開発が必須である。
新しい伝送技術の一つとして、モード分割多重(以下、「MDM」とも記載)伝送が大きな注目を集めている。これは、複数のモードを伝搬するマルチモード光ファイバ(以下、「MMF」とも記載)、特に、少数のモードを伝搬するフューモード光ファイバ(以下、「FMF」とも記載)を伝送線路として用いることにより、各モードに信号を重畳して多重化を図るものである。MDM伝送においては、モード合分波器においてのみならず、MMF自体においてもモード結合が生じるため、各モードに重畳された信号に他のモードに重畳された信号がノイズとして含まれてしまい、その結果、信号品質の劣化を生じる。そこで、モード結合による信号劣化を抑制するために、MDM伝送では送受信側の情報を元に信号を復元するMIMO(Multiple-Input-Multiple-Output)の適用が提案されている。MIMOにおける信号処理演算量は、伝送媒体として用いるMMFのモード間群遅延時間差(DMD)、及び、そのMIMOを伝搬する各モードの波長分散が大きいほど増加することが知られている。このような事情から、MMFを伝搬する各モードの波長分散を評価する必要性が増している。
MMFを伝搬する各モードの波長分散を評価する技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が挙げられる。特許文献1に記載の技術は、不均一コア型多モード光ファイバの各モードを選択的に励振させて該モードの波長分散を測定するものである。特許文献1に記載の技術においては、不均一コア型多モード光ファイバの各モードを選択的に励振させるための方法として、当該不均一コア型多モード光ファイバの入射端面においてコアの中心軸から所定の距離だけ軸ずれした位置に単一モード光ファイバからの出射光を入射させる方法が採用されている。
特開昭62−127640号公報(1987年6月9日公開)
MMFを伝搬する各モードの波長分散を評価するためには、従来、MMFに当該モードのみを選択的に励振させるという困難な作業が必要であった。また、仮に、特許文献1に記載の方法などを用いてMMFに特定のモードのみを選択的に励振させることに成功したとしても、MMFの全長が長くなればモード間結合の影響が大きくなるので、選択的に励振された特定のモードを出射端まで保つことは困難になる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、マルチモードファイバにn次モードを選択的に励振させるという困難な作業を伴わずに、そのマルチモードファイバを伝搬するn次モードの波長分散を評価することが可能な評価方法を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る評価方法は、マルチモードファイバを伝搬するn次モード(nは2以上の整数)の波長分散σを評価する評価方法であって、上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードの波長分散σを測定する波長分散測定工程と、上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードとn次モードとの群遅延時間差Δτを測定する群遅延時間差測定工程と、上記群遅延時間差測定工程にて測定された群遅延時間差Δτから、波長に対する傾きdΔτ/dλを算出すると共に、上記波長分散測定工程にて測定された波長分散σと、先に算出された傾きdΔτ/dλとから、n次モードの波長分散σ=σ=σ+dΔτ/dλを算出する波長分散評価工程と、を含んでいる、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、マルチモードファイバにn次モードのみが励振された状態を作るという困難を伴わずに、n次モードの波長分散σを評価することができる。したがって、従来よりも簡単かつ正確に、n次モードの波長分散σを評価することができる。
また、上記の評価方法において、上記波長分散測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードの波長分散σを測定する工程であり、
上記群遅延時間差測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτを測定する工程である、ことが好ましい。
上記構成によれば、マルチモードファイバを伝搬するLP11モードの波長分散を簡単に評価することができる。
また、上記の評価方法において、上記nは3以上の整数であり、上記波長分散測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードの波長分散σを測定する工程であり、上記群遅延時間差測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ、及び、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτの少なくとも何れかを測定する工程である、ことが好ましい。
上記構成によれば、マルチモードファイバを伝搬するLP11モード及びLP21モードの少なくとも何れかの波長分散を簡単に評価することができる。
また、上記課題を解決するために、本発明に係る評価装置は、マルチモードファイバを伝搬するn次モード(nは2以上の整数)の波長分散σを評価する評価装置であって、上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードの波長分散σを測定するための光学系である波長分散測定系と、上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードとn次モードとの群遅延時間差Δτを測定するための光学系である群遅延時間差測定系と、上記群遅延時間差測定系を用いて測定された群遅延時間差Δτから、波長に対する傾きdΔτ/dλを算出する傾き算出手段と、上記波長分散測定系を用いて測定された波長分散σと、上記算出手段により算出された傾きdΔτ/dλとから、n次モードの波長分散σ=σ=σ+dΔτ/dλを算出する波長分散算出手段として機能する計算機と、を備えている、ことを特徴とする。
上記構成によれば、上記の評価方法と同様の効果を奏する。
本発明によれば、従来よりも簡単かつ正確に、n次モードの波長分散σを評価することができる。
本発明に係る評価方法の概要を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る評価装置の要部構成を示すブロック図である。 図2に示す評価装置によるマルチモードファイバの基本モードの波長分散の測定結果を示すグラフである。 図2に示す評価装置によるマルチモードファイバの基本モードと2次モードとの波長分散の差、及び、群遅延時間差の測定結果を示すグラフである。 本発明の他の実施形態に係る評価装置の備える群遅延時間差測定系の構成を示すブック図である。
〔本発明に係る評価方法の概要〕
まず、本発明に係る評価方法の概要について、図1を参照して説明する。図1は、本発明に係る評価方法の概要を示すフローチャートである。
本発明に係る評価方法は、マルチモードファイバを伝搬するn次モード光(nは2以上の整数)の波長分散σを評価する評価方法であり、図1に示すように、波長分散測定工程S1と、群遅延時間差測定工程S2と、波長分散評価工程S3と、を含んでいる。
波長分散測定工程S1は、上記マルチモードファイバを伝搬する基本モード光の波長分散σを測定する工程である。基本モード光の波長分散σの測定は、公知の方法、例えば、干渉法、位相シフト法、光パルス法、又はベースバンドAM応答法などを用いて実施することができる。
群遅延時間差測定工程S2は、マルチモードファイバを伝搬する基本モード光とn次モード光との群遅延時間差Δτn−1を測定する工程である。群遅延時間差測定工程S2においては、互いに異なる少なくとも2つの波長λ1,λ2における群遅延時間差Δτn−1(λ1),Δτn−1(λ2)を測定する。基本モード光とn次モード光との群遅延時間差Δτn−1の測定は、公知の方法、例えば、干渉法、光パルス法、又はインパルス応答測定法などを用いて実施することができる。
波長分散評価工程S3は、マルチモードファイバを伝搬するn次モード光の波長分散σを評価する工程である。波長分散評価工程S3は、以下のように実施される。
まず、群遅延時間差測定工程S2にて測定された群遅延時間差Δτn−1から、波長に対する群遅延時間差の傾きdΔτn−1/dλを算出する。例えば、群遅延時間差測定工程S2にて測定された群遅延時間差Δτn−1が2つの波長λ1,λ2における群遅延時間差Δτn−1(λ1),Δτn−1(λ2)である場合、傾きdΔτn−1/dλを式(a)に従って算出する。
dΔτn−1/dλ=(Δτn−1(λ2)−Δτn−1(λ1))/(λ2−λ1)
・・・(a)
次に、波長分散測定工程S1にて測定された基本モード光の波長分散σと、上記のように算出された傾きdΔτn−1/dλとから、n次モード光の波長分散σを式(b)に従って算出する。すなわち、波長分散測定工程S1にて測定された基本モード光の波長分散σと、上記のように算出された傾きdΔτn−1/dλとを加算することによって、n次モード光の波長分散σを算出する。
σ=σ+dΔτn−1/dλ ・・・(b)
なお、ここでは、群遅延時間差測定工程S2において互いに異なる2つの波長λ1,λ2における群遅延時間差Δτn−1(λ1),Δτn−1(λ2)を測定する構成を例示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、群遅延時間差測定工程S2において互いに異なる3つの以上の波長λ1,λ2,…,λmにおける群遅延時間差Δτn−1(λ1),Δτn−1(λ2),…,Δτn−1(λm)を測定する構成を採用してもよい。この場合、波長分散評価工程S3において、これらの測定値を最も良く近似する一次関数Δτn−1(λ)=αλ+βの係数αを最小二乗法等により定め、この係数αを傾きdΔτn−1/dλと見做す構成を採用すればよい。
ここで、本発明に係る評価方法の核となる式(b)が成り立つ理由を説明すれば、以下のとおりである。
n次モード光がマルチモードファイバを伝搬する際の速度(群速度)は、式(1)により与えられる。式(1)において、cは真空における光速を示し、kは真空における波数(2π/k)を示し、βは伝搬定数を示す。基本モード光の群速度vg_1も同様に与えられる。
g_n=c/(dβ/dk) ・・・(1)
したがって、n次モード光が光ファイバ中を伝搬する際の群遅延時間τg_nは、式(2)により与えられる。基本モード光の群遅延時間τg_1も同様に与えられる。
τg_n=1/vg_n=(1/c)×(dβ/dk) ・・・(2)
n次モード光と基本モード光との群遅延時間差Δτn−1は、式(2)により与えられるn次モード光の群遅延時間τg_nと基本モード光の群遅延時間τg_1とを用いて、式(3)により与えられる。
Δτn−1=τg_n−τg_1 ・・・(3)
したがって、波長に対する群遅延時間差Δτn−1の傾きdΔτn−1/dλは、式(4)により与えられる。
dΔτn−1/dλ=d(τg_n−τg_1)/dλ
=dτg_n/dλ−dτg_1/dλ ・・・(4)
ところで、n次モード光の波長分散σは、単位波長あたりの群遅延時間τg_nと見做すことができるので、式(5)のように表すことができる。基本モード光の波長分散σも同様である。
σ=dτg_n/dλ ・・・(5)
したがって、式(4)及び式(5)より、式(6)が得られる。
dΔτn−1/dλ=σ−σ ・・・(6)
このようにして得られた式(6)は、上述した式(b)に他ならない。
〔第1の実施形態〕
本発明に係る評価方法の第1の実施形態について、図2を参照して説明する。本実施形態に係る評価方法は、2モードファイバFを伝搬するLP11モード光(n次モード光)の波長分散σ11を評価する評価方法である。図2は、本実施形態に係る評価方法を実施するために用いる評価装置10の構成を示すブロック図である。
(評価装置の構成)
まず、本実施形態に係る評価方法を実施するために用いる評価装置10の構成について、図2を参照して説明する。
評価装置10は、図2に示すように、SLD(スーパールミネッセントダイオード)光源11、スペクトラムアナライザ12、計算機13、波長分散測定系14、及び群遅延時間差測定系15を備えている。
SLD光源11は、ブロードなスペクトルを有する広帯域光を生成する光源である。SLD光源11から出力された光は、シングルモードファイバF1を介して波長分散測定系14に入力される。
波長分散測定系14は、2モードファイバFを伝搬した光と参照光路を伝搬した光とを互いに干渉させる干渉光学系であり、波長分散測定工程S1(図1参照)において、LP01モード光(基本モード光)の波長分散σ01を測定するために用いられる。波長分散測定系14から出力された光は、シングルモードファイバF2を介してスペクトラムアナライザ12に入力される。
また、波長分散測定系14の一部は、群遅延時間差測定工程S2(図1参照)において、LP01モード光とLP11モード光との群遅延時間差Δτを測定するためにも用いられる。波長分散測定系14において群遅延時間差Δτの測定に用いられる部分のことを、群遅延時間差測定系15と呼ぶ。群遅延時間差測定系15を含む波長分散測定系14の構成については、後述する。
スペクトラムアナライザ12は、波長分散測定系14から出力された光のスペクトルを解析することによって、波長分散σ01を特定する。また、スペクトラムアナライザ12は、群遅延時間差測定系15から出力された光のスペクトルを解析することによって、群遅延時間差Δτを特定する。スペクトラムアナライザ12により特定された波長分散σ01及び群遅延時間差Δτを表すデータは、計算機13に入力される。
計算機13は、波長分散評価工程S3(図1参照)において、スペクトラムアナライザ12により特定された波長分散σ01及び群遅延時間差Δτから、LP11モード光の波長分散σ11を算出する。より具体的に言うと、(1)スペクトラムアナライザ12により特定された群遅延時間差Δτから、波長に対する群遅延時間差の傾きdΔτ/dλを算出し、(2)スペクトラムアナライザ12により特定された波長分散σ01と、先に算出した傾きdΔτ/dλから、波長分散σ11=σ01+dΔτ/dλを算出する。
(波長分散測定系の構成)
次に、上述した波長分散測定系の構成について、図2を参照して説明する。
波長分散測定系14は、図2に示すように、2つのポラライザP1〜P2、2つのハーフミラーHM1〜HM2、3つのミラーM1〜M3、及びシャッタSにより構成されている。
シングルモードファイバF1から出射された光の光軸上には、第1のポラライザP1が配置されている。第1のポラライザP1は、シングルモードファイバF1から出射された光のうち、特定の偏光方向を有する光を選択的に透過する。
第1のポラライザP1を透過した光の光軸上には、第1のハーフミラーHM1が配置されている。第1のハーフミラーHM1は、第1のポラライザP1を透過した光の一部分を透過し、残りの部分を反射する。第1のポラライザP1を透過した光の伝搬方向をx軸正方向とすると、第1のハーフミラーHM1にて反射された光の伝搬方向は、y軸負方向となる。
第1のハーフミラーHM1を透過した光の光軸上には、第2のハーフミラーHM2が配置されている。2モードファイバFは、これら2つのハーフミラーHM1〜HM2の間に、入射端が第1のハーフミラーHM1に対向し、かつ、出射端が第2のハーフミラーHM2に対向するように配置される。したがって、第1のハーフミラーHM1を透過した光は、2モードファイバFを伝搬した後、第2のハーフミラーHM2に入射する。
第1のハーフミラーHM1にて反射された光の光軸上には、第1のミラーM1が配置されている。第1のミラーM1は、第1のハーフミラーHM1にて反射された光を反射し、その伝搬方向をy軸負方向からx軸正方向に変える。
第1のミラーM1にて反射された光の光軸上には、第2のミラーM2が配置されている。第2のミラーM2は、第1のミラーM1にて反射された光を反射し、その伝搬方向をx軸正方向からy軸正方向に変える。
第2のミラーM2にて反射された光の光軸上には、第3のミラーM3が配置されている。第3のミラーM3は、第1のハーフミラーHM1にて反射された光を反射し、その伝搬方向をy軸正方向からy軸負方向に変える。第3のミラーM3は、y軸と平行に移動することが可能である。
なお、第1のミラーM1から第2のミラーM2までの距離は、第1のハーフミラーHM1から第2のハーフミラーHM2までの距離と等しくなっている。したがって、第2のミラーM2にて反射された光は、第2のハーフミラーHM2を透過した後、第3のミラーM3に入射する。そして、第3のミラーM3にて反射された光は、第2のハーフミラーHM2にて反射される。
2モードファイバFを伝搬した後、第2のハーフミラーHM2を透過した光の光軸(第3のミラーM3にて反射された後、第2のハーフミラーHM2にて反射された光の光軸と一致)上には、第2のポラライザP2が配置されている。第2のポラライザP2は、第2のハーフミラーHM2を透過した光、及び、第2のハーフミラーHM2にて反射された光のうち、特定の偏光方向を有する光を選択的に透過する。第2のポラライザPを透過した光は、波長分散測定系14に接続されたシングルモードファイバF2に入射する。
波長分散測定系14においては、第3のミラーM3をy軸と平行に移動することによって、参照光路の光路長Lを所望の値に変化させることができる。ここで、参照光路とは、第1のハーフミラーHM1を始点とし、第1のミラーM1、第2のミラーM2、第2のハーフミラーHM2、及び第3のミラーMをこの順に通り、第2のハーフミラーHM2を終点とする空間光路のことを指す。
LP11モードを損失させるべく2モードファイバFに曲げを加えると、2モードファイバFを伝搬した光と参照光路を伝搬した光との干渉によって生じた干渉光が波長分散測定系14から出力される。この干渉光のスペクトルから波長分散σ01を特定する方法については、参照する図面を代えて後述する。
なお、群遅延時間差測定工程S2において群遅延時間差Δτを測定する際には、参照光路を通った光を必要としない。そこで、図2においては、波長分散測定系14から参照光路を規定する3つのミラーM1〜M3を除いたものを群遅延時間差測定系15として図示している。この群遅延時間差測定系15は、参照光路上に設けられたシャッタSが閉じることによって実現される。
LP01モードとLP11モードとを励振させるべく2モードファイバFの中心軸を2モードファイバFに入射する光の光軸から僅かにずらすと、LP01モードとLP11モードとの干渉によって生じた干渉光が群遅延時間差測定系15から出力される。この干渉光のスペクトルから群遅延時間差Δτを特定する方法については、参照する図面を代えて後述する。
(波長分散測定系を用いた波長分散σ01の測定)
波長分散測定系14を用いた波長分散σ01の測定は、以下の手順で行われる。
まず、評価対象となる2モードファイバFを、図2に示すように、波長分散測定系14に組み込む。この際、LP11モードを損失させるべく、2モードファイバFの入力端近傍に曲げを加える。これにより、LP01モードのみが2モードファイバFを伝搬するようになる。更に、SLD光源11を発光させた状態で、スペクトラムアナライザ12の測定波形に生じるディップが最大になるよう、第2のポラライザP2を回転させる。
以上の測定準備を行った後、SLD光源11を発光させると、2モードファイバFを伝搬した光と参照光路を伝搬した光とが干渉することによって生じた干渉光がスペクトルアナライザ12に入力される。スペクトラムアナライザ12によって得られる、この干渉光の強度の波長依存性を表す波形は、単峰状のエンベロープを有する振動波形となる。この波形から波長分散σ01を導出する手順は、例えば、以下のとおりである。
ステップ1:スペクトラムアナライザ12で得た波形のピークを与えるピーク波長λ,λ,・・・,λを特定する。
ステップ2:互いに隣接する2つのピーク波長λ,λi+1の各々について、中心波長λ’=(λi+1+λ)/2における群遅延時間τ01(λ’)を式(7)に従って算出する。ここで、Lは2モードファイバFの長さを表し、Δλはピーク波長λ,λi+1の差λi+1−λを表し、2dは2モードファイバFを伝搬した光と参照光路を伝搬した光の光路差を表す。
τ01(λ’)=λ’ /(ΔλcL)+2d/(cL) ・・・(7)
ステップ3:各中心波長λ’における波長分散σ01(λ’)を式(8)に従って算出する。波長分散σ01(λ’)を式(8)に従って算出することができるのは、波長分散σ01(λ)が群遅延時間τ01(λ)の傾きにより与えられるからである。
σ01(λ’)=[τ01(λ’i+1)−τ01(λ’)]/[λ’i+1−λ’
・・・(8)
以上の手順によって、波長分散σ01の波長依存性が測定される。
(群遅延時間差測定系を用いた群遅延時間差Δτの測定)
群遅延時間差測定系15を用いた群遅延時間差Δτの測定は、以下の手順で行われる。
まず、評価対象となる2モードファイバFを、図2に示すように、群遅延時間差測定系15に組み込む。この際、2モードファイバFの中心軸を2モードファイバFに入射する光の光軸から僅かにずらす。これにより、2モードファイバFにLP01モードとLP11モードとの双方が励振可能な状態が実現される。更に、SLD光源11を発光させた状態で、スペクトラムアナライザ12の測定波形に生じるディップが最大になるよう、第2のポラライザP2を回転させる。
以上の測定準備を行った後、SLD光源11を発光させると、2モードファイバFを伝搬したLP01モードとLP11モードとが干渉することによって生じた干渉光がスペクトルアナライザ12に入力される。スペクトラムアナライザ12によって得られる、この干渉光の強度の波長依存性を表す波形は、単峰状のエンベロープを有する振動波形となる。この波形から群遅延時間差Δτを導出する手順は、例えば、以下のとおりである。
ステップ1:スペクトラムアナライザ12で得た波形のピークを与えるピーク波長λ,λ,・・・,λを特定する。
ステップ2:互いに隣接する2つのピーク波長λ,λi+1の各々について、中心波長λ’=(λi+1+λ)/2における群遅延時間差τ(λ’)を式(7)に従って算出する。ここで、Lは2モードファイバFの長さを表し、Δλはピーク波長λ,λi+1の差λi+1−λを表す。
|Δτ(λ’)|=λ’ /(ΔλcL) ・・・(9)
なお、干渉法による測定では、群遅延時間差Δτの絶対値|Δτ(λ’)|のみの測定が可能であり、Δτ(λ’)の正負の判定はできない。しかしながら、プリフォームあるいは光ファイバの屈折率分布と、有限要素法等を用いた光ファイバ特性解析ソフトウェアとにより、群遅延時間差Δτの正負の判定は容易にできるため、判定された符号を加味して、Δτ(λ’)の値を得ることができる。以上の手順により、群遅延時間差Δτの波長依存性が測定される。
なお、Δτ(λ’)の値については、上述の干渉法を用いる方法の他、例えばインパルス応答測定によっても得られることが、良く知られている。
(実施例1)
次に、本実施形態に係る評価方法の実施例について、図3及び図4を参照して説明する。本実施例においては、2本の2モードファイバ(以下、一方の2モードファイバをファイバaと記載し、他方の2モードファイバをファイバbと記載する)について、LP11モードの波長分散σ11を評価した。
まず、上述した手順に従い、波長分散測定系14を用いて波長分散σ01の波長依存性を測定した。図3は、その測定結果を示すグラフである。図3において、横軸は波長λ(単位:nm)を表し、縦軸は、波長分散σ01(単位:ps/km/nm)を表している。図3に示すように、ファイバaのLP01モードの波長分散σ01は、波長1300nmにおいて、1.02ps/km/nm、波長1550nmにおいて、20.08ps/km/nmであった。また、図3に示すように、ファイバbのLP01モードの波長分散σ01は、波長1300nmにおいて、−0.07ps/km/nm、波長1550nmにおいて、19.14ps/km/nmであった。
次に、上述した手順に従い、群遅延時間差測定系15を用いて群遅延時間差Δτを測定した。図4は、その測定結果を、波長分散評価工程S3にて算出される傾きdΔτ/dλ=σ11−σ01と共にプロットしたグラフである。図4において、横軸は波長λ(単位:nm)を表し、右縦軸は、群遅延時間差Δτ(単位:ps/km)を表し、左縦軸は、傾きdΔτ/dλ=σ11−σ01(単位:ps/km/nm)を表している。図4に示すように、ファイバaにおける群遅延時間差の傾きdΔτ/dλは、波長1300nmにおいて、0.18ps/km/nm、波長1550nmにおいて、−0.42ps/km/nmであった。また、図4に示すように、ファイバbにおける群遅延時間差の傾きdΔτ/dλは、波長1300nmにおいて、−0.18ps/km/nm、波長1550nmにおいて、0.00ps/km/nmであった。
表1は、図3及び図4に示すグラフから、波長1300nm、及び波長1550nmにおける測定結果を抽出したものである。
Figure 0005709115
表1に示す測定結果より、ファイバaのLP11モードの波長分散σ11は、波長1300nmにおいて、1.20ps/km/nm、波長1550nmにおいて、19.66ps/km/nmと算出された。また、ファイバbのLP11モードの波長分散σ11は、波長1300nmにおいて、−0.25ps/km/nm、波長1550nmにおいて、19.14ps/km/nmと算出された。
表2は、ファイバa及びファイバbについて、評価装置10を用いた波長分散σ11の実測値と、有限要素法を用いた波長分散σ11の計算値とをそれぞれ表示したものである。
Figure 0005709115
表2に示すように、波長1300nm、及び波長1550nmのいずれの波長においても、実測値と計算値とは良い一致を示しており、評価装置10を用いた評価は、有用であるといえる。
〔第2の実施形態〕
本発明に係る評価方法の第2の実施形態について、図5を参照して説明する。本実施形態に係る評価方法は、3モードファイバFを伝搬するLP11モード(n次モード)の波長分散σ11とLP21モード(n次モード)の波長分散σ21とを評価する評価方法である。
本実施形態に係る評価方法においては、LP01モード(基本モード)の波長分散σ01の測定に干渉法を用い、LP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ、及び、LP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτの測定にインパルス応答法を用いる。
干渉法を用いた波長分散σ01の測定方法については、第1の実施形態において既に説明したので、ここではその説明を繰り返さない。以下、インパルス応答法を用いた群遅延時間差Δτの測定方法について、図5を参照して説明する。図5は、インパルス応答法を用いた群遅延時間差Δτの測定を実施するために利用される群遅延時間差測定系15’の構成を示すブロック図である。
群遅延時間差測定系15’は、基本モードとn次モードとの群遅延時間差Δτn−1を測定するための光学系である。図5に示すように、群遅延時間差測定系15’は、波長可変光源151、光変調器152、フォトディテクター153、及びベクトルネットワークアナライザ154、及びファイバF3〜4を備えている。
波長可変光源151は、生成する光の波長を変化させることが可能な光源である。波長可変光源151から出力された光は、シングルモードファイバF3を介して光変調器152に入力される。
光変調器152は、入力された光に強度変調を与える。光変調器152の出力光は、ベクトルネットワークアナライザ154により指定された変調周波数の範囲で周波数掃引した光となる。この出力光は、シングルモードファイバF4を介して、3モードファイバFに入力される。
3モードファイバFに入力された光は、3モードファイバFを伝搬した後、フォトディテクター153に入力される。
フォトディテクター153は、3モードファイバFから入力された光を電気信号に変換する。フォトディテクター153により得られた電気信号は、ベクトルネットワークアナライザ154に入力される。なお、フォトディテクター153として、マルチモードファイバが内蔵されているものを用いることが好ましい。
ベクトルネットワークアナライザ154は、フォトディテクター153により得られた電気信号を参照して周波数領域測定を行う。また、ベクトルネットワークアナライザ154(又は、ベクトルネットワークアナライザ154に接続された計算機)は、周波数領域測定の結果として得られた波形を逆フーリエ変換することによってインパルス応答波形を得る。更に、ベクトルネットワークアナライザ154(又は、ベクトルネットワークアナライザ154に接続された計算機)は、得られたインパルス応答波形を参照して、LP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ及びLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτを特定する。なお、インパルス応答波形から各モード間の群遅延時間差Δτを特定する方法は周知であるため、ここではその説明を割愛する。
なお、図5に示す群遅延時間差測定系15’の構成は例示に過ぎない。すなわち、例えば、短パルス光源とオシロスコープとを用いて直接インパルス波形を測定するように群遅延時間差測定系15’を構成しても構わない。
(群遅延時間差測定系15’を用いた群遅延時間差Δτの測定)
群遅延時間差測定系15’を用いた群遅延時間差Δτの測定は、以下の手順で行われる。
まず、評価対象となる3モードファイバFを、図5に示すように、群遅延時間差測定系15’に組み込む。この際、シングルモードファイバF4と3モードファイバFとを軸ずれ融着する。これにより、3モードファイバFにLP01モード、LP11モード、及びLP21モードが励振可能な状態が実現される。
以上の測定準備を行った後、波長λ1で波長可変光源151を発光させる。このとき、ベクトルネットワークアナライザ154(又は、ベクトルネットワークアナライザ154に接続された計算機)により得られたインパルス応答波形から、波長λ1におけるLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ(λ1)、及び、波長λ1におけるLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτ(λ1)を特定する。
次に、波長λ1とは異なる波長λ2で波長可変光源151を発光させる。このとき、ベクトルネットワークアナライザ154(又は、ベクトルネットワークアナライザ154に接続された計算機)により得られたインパルス応答波形から、波長λ2におけるLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ(λ2)、及び、波長λ2におけるLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτ(λ2)を特定する。
以上の手順を繰り返すことにより、互いに異なる複数の波長λ1,λ2,…,λmにおけるLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ(λ1),Δτ(λ2),…,Δτ(λm)、及び、LP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτ(λ1),Δτ(λ2),…,Δτ(λm)を特定する。すなわち、LP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ、及び、LP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτの波長依存性を特定する。
(実施例2)
次に、本実施形態に係る評価方法の実施例について説明する。本実施例においては、3モードファイバ(以下、ファイバcと記載する)について、LP11モード(n次モード)の波長分散σ11とLP21モード(n次モード)の波長分散σ21とを評価した。
まず、上述した手順に従い、波長分散測定系14を用いて波長分散σ01の波長依存性を測定した。
次に、上述した手順に従い、群遅延時間差測定系15’、及び計算機13を用いてLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差の傾きdΔτ/dλ=σ11−σ01、及びLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差の傾きdΔτ/dλ=σ21−σ01をそれぞれ算出した。
表3は、波長1550nmにおけるLP01モードの波長分散σ01、LP01モードとLP11モードとの群遅延時間差の傾きdΔτ/dλ=σ11−σ01、及びLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差の傾きdΔτ/dλ=σ21−σ01の測定結果をそれぞれ表示したものである。
Figure 0005709115
表3に示す測定結果より、ファイバcのLP01モードの波長分散σ01は、波長1550nmにおいて、19.63ps/km/nmと算出された。また、ファイバcのLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差の傾きdΔτ/dλ=σ11−σ01は、0.75ps/km/nmと算出された。また、ファイバcのLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差の傾きdΔτ/dλ=σ21−σ01は、1.25ps/km/nmと算出された。
表4は、ファイバcの波長1550nmにおける、LP11モードの波長分散σ11、及びLP21モードの波長分散σ21について、本実施形態に係る評価方法を用いた実測値と、有限要素法を用いた計算値とをそれぞれ表示したものである。
Figure 0005709115
表4に示すように、LP11モードの波長分散σ11、及びLP21モードの波長分散σ21のいずれにおいても、実測値と計算値は良い一致を示しており、本実施形態に係る評価方法を用いた評価は有用であるといえる。
本発明は、光ファイバを評価する評価方法及び評価装置に利用することができる。
10 評価装置
11 SLD光源
12 スペクトラムアナライザ
13 計算機
14 波長分散測定系
15、15’ 群遅延時間差測定系
151 波長可変光源
152 光変調器
153 フォトディテクター
154 ベクトルネットワークアナライザ
F1〜F4 ファイバ
P1、P2 ポラライザ
M1〜M3 ミラー
HM1 ハーフミラー
HM2 ハーフミラー
S シャッタ
F マルチモードファイバ

Claims (4)

  1. マルチモードファイバを伝搬するn次モード(nは2以上の整数)の波長分散σを評価する評価方法であって、
    上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードの波長分散σを測定する波長分散測定工程と、
    上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードとn次モードとの群遅延時間差Δτを測定する群遅延時間差測定工程と、
    上記群遅延時間差測定工程にて測定された群遅延時間差Δτから、波長に対する傾きdΔτ/dλを算出すると共に、上記波長分散測定工程にて測定された波長分散σと、先に算出された傾きdΔτ/dλとから、n次モードの波長分散σ=σ+dΔτ/dλを算出する波長分散評価工程と、を含んでいる、
    ことを特徴とする評価方法。
  2. 上記波長分散測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードの波長分散σを測定する工程であり、
    上記群遅延時間差測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτを測定する工程である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  3. 上記nは3以上の整数であり、
    上記波長分散測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードの波長分散σを測定する工程であり、
    上記群遅延時間差測定工程は、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP11モードとの群遅延時間差Δτ、及び、上記マルチモードファイバを伝搬するLP01モードとLP21モードとの群遅延時間差Δτの少なくとも何れかを測定する工程である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  4. マルチモードファイバを伝搬するn次モード(nは2以上の整数)の波長分散σを評価する評価装置であって、
    上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードの波長分散σを測定するための光学系である波長分散測定系と、
    上記マルチモードファイバを伝搬する基本モードとn次モードとの群遅延時間差Δτを測定するための光学系である群遅延時間差測定系と、
    上記群遅延時間差測定系を用いて測定された群遅延時間差Δτから、波長に対する傾きdΔτ/dλを算出する傾き算出手段と、上記波長分散測定系を用いて測定された波長分散σと、上記算出手段により算出された傾きdΔτ/dλとから、n次モードの波長分散σ=σ+dΔτ/dλを算出する波長分散算出手段として機能する計算機と、を備えている、
    ことを特徴とする評価装置。
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