JP5707823B2 - ブロワ装置 - Google Patents

ブロワ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5707823B2
JP5707823B2 JP2010219601A JP2010219601A JP5707823B2 JP 5707823 B2 JP5707823 B2 JP 5707823B2 JP 2010219601 A JP2010219601 A JP 2010219601A JP 2010219601 A JP2010219601 A JP 2010219601A JP 5707823 B2 JP5707823 B2 JP 5707823B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
cylindrical member
blower device
cylindrical
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010219601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012072742A (ja
Inventor
仁一 横山
仁一 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2010219601A priority Critical patent/JP5707823B2/ja
Priority to EP11007539.7A priority patent/EP2436262A3/en
Priority to US13/237,800 priority patent/US8984710B2/en
Publication of JP2012072742A publication Critical patent/JP2012072742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5707823B2 publication Critical patent/JP5707823B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L5/00Structural features of suction cleaners
    • A47L5/12Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
    • A47L5/14Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum cleaning by blowing-off, also combined with suction cleaning
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G20/00Cultivation of turf, lawn or the like; Apparatus or methods therefor
    • A01G20/40Apparatus for cleaning the lawn or grass surface
    • A01G20/43Apparatus for cleaning the lawn or grass surface for sweeping, collecting or disintegrating lawn debris
    • A01G20/47Vacuum or blower devices

Description

本発明は、落ち葉や刈り草などの吹き寄せに用いられるブロワ装置に関する。
従来、この種のブロワ装置としては、駆動装置と、駆動装置により回転されるファンと、複数の筒状部材を含む排出管と、を有するブロワ装置であって、複数の筒状部材が、一方の筒状部材の外周側に形成された突出部を、他方の筒状部材の内周側に形成された取付溝に嵌合させることにより、互いに接続されるものがある(例えば、特許文献1参照)。このうち、特許文献1のブロワ装置では、筒状部材の取付溝を2方向に分岐するT字状に形成し、突出部を取付溝の分岐先の一方に選択的に位置させることで、排出管先端のノズルの向きを90°変更可能にしている。
特開2009−264296号公報
上述のブロワ装置では、特に金型に対して内側から材料を膨らまして押しつけるブロー成形によって複数の筒状部材を形成する場合、筒状部材の肉厚や内周面の形状を精度よく形成することが困難なため、複数の筒状部材の外周面と内周面とが干渉して互いに嵌合できなかったり、複数の筒状部材の外周面と内周面との隙間が大きくなって接続部にガタツキが生じる場合がある。これに対して、径が徐々に大きくなるよう一端が形成された筒状部材に、径が徐々に小さくなるよう一端が形成された筒状部材をねじ込んで、筒状部材同士を接続することも考えられるが、この場合、筒状部材の成形誤差が多少あったとしても互いに接続できなかったりガタツキが生じることはなくなるものの、ねじ込んで接続される筒状部材同士の角度は筒状部材の成形誤差の影響を受けるため、送風管の先端は円形に限定されてしまう。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、各筒状部材の寸法精度を必要とすることなく好適に接続可能であると共に先端が円形状以外の送風管を用いることができるブロワ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のブロワ装置は、
駆動装置によって駆動されるファンを収容し前記ファンにより発生される空気を吐出する吐出口を有するハウジングと、複数の筒状部材が連結されて構成され前記ハウジングの吐出口から吐出される空気を所定の方向に導く送風管と、を備えるブロワ装置であって、
前記複数の筒状部材の少なくとも一部は、一方の筒状部材の徐々に縮径となるよう形成された一端部の外周面と、他方の筒状部材の徐々に拡径となるよう形成された一端部の内周面とが当接することにより互いに連結されてなり、
前記ハウジングに連結される筒状部材は、前記ハウジングに対して前記筒状部材の軸線回りに複数の回転位置で連結可能であって、
前記一方の筒状部材の周面と、前記他方の筒状部材の周面と、の一方の周面に、凸部が設けられ、
前記一方の筒状部材の周面と、前記他方の筒状部材の周面と、の他方の周面の前記一方の周面と対向する面に、前記凸部を案内するガイド溝が前記軸線回りで螺旋状に設けられ、
前記一方の筒状部材の前記一端部を、前記他方の筒状部材の前記一端部に挿入して、前記一方の筒状部材と前記他方の筒状部材とをねじり込んで連結させると、前記凸部は、前記ガイド溝に案内されて、前記凸部の進行方向における前記ガイド溝の終端部から間隔を隔てた位置で停止する、
ことを特徴とする。
前記ハウジングと前記筒状部材とは、回動可能に連結されてなるものであってもよい。
さらに、前記ハウジングに連結される筒状部材と前記ハウジングの吐出口との一方は、外周側または内周側に突出する少なくとも1つの突出部が形成され、該ハウジングに連結される筒状部材と該ハウジングの吐出口との他方は、前記突出部を嵌挿可能に端まで連通する挿入溝と、該挿入溝と連通して該挿入溝と深さが略等しい凹部および該挿入溝より深さが浅い凸部が周方向に沿って交互に形成された凹凸溝と、が形成されてなる、ものであってもよい。
あるいは、前記ハウジングに連結される筒状部材は、前記ハウジングの吐出口の内側に挿入されて前記ハウジングに連結されてなるものであってもよい。
また、前記ハウジングに対して回動可能に連結される連結部材を有し、前記ハウジングに連結される筒状部材は、前記連結部材を介して前記ハウジングに連結されてなる、ものであってもよい。
この場合、前記連結部材は、前記ハウジングと前記連結部材との一方に形成された少なくとも一部を円弧状とするガイド溝に留め具が挿入されることにより前記ハウジングに連結されるものであってもよい。
さらに、前記複数の筒状部材のうち少なくとも1つの筒状部材は、ブロー成形により形成されてもよい。
本発明によれば、各筒状部材の寸法精度を必要とすることなく好適に接続可能であると共に先端が円形状以外の送風管を用いることができるブロワ装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態としてのブロワ装置の外観の一例を示す外観斜視図である。 第1実施形態のブロワ装置におけるハウジングと送風管との連結部近傍の様子を模式的に示す模式図である。 ハウジングと送風管との連結部近傍を上下方向に切断した様子の一例を示す説明図である。 図2中のA−A方向から見たAA視図である。 図2中のB−B方向から見たBB視図である。 第2実施形態のブロワ装置におけるハウジングと送風管との連結部近傍の様子を模式的に示す模式図である。 ハウジングと送風管との連結部近傍を上下方向に切断した様子の一例を示す説明図である。 図6中のC−C方向から見たCC視図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態としてのブロワ装置20の外観の一例を示す外観斜視図である。実施形態のブロワ装置20は、図1に示すように、ハウジング22と、ハウジング22内に収容される図示しないエンジン(駆動源)と、エンジンからの動力によって回転し吸気と送風とを行う図示しないファンと、ファンからの送風を所定の方向に導く送風管30と、を備える。
ハウジング22は、例えばナイロンなどの強化プラスチックを型枠に射出成形することなどにより形成され、エンジンやファンを内部に収容している。ハウジング22は、吐出口26の送風方向に沿った接合面を有する二つ割のケースによって形成され、空気を吸い込む吸気口25と、空気を吐出する吐出口26と、が形成されている。吸気口25は、ハウジング22の側面に形成され、吐出口26は、吸気口25に対して略垂直な方向に突出する円筒状に形成されている。また、吸気口25には、ハウジング内にゴミなどの異物が入るのを抑制する防塵カバーが取付けられ、吐出口26には、吐出口26からの送風を所望の方向に導く送風管30が取付けられる。
また、ハウジング22にはハンドル23が設けられている。ハンドル23は、ハウジングと一体に形成され、エンジンを駆動する電気回路に接続されたメインスイッチ24aと、エンジンの気化器を操作するスロットルワイヤが接続されたレバー24bとが配設されている。なお、実施形態では、ハンドル23と吸入口25とは略同一平面状に配置されている。
駆動源は、実施形態では、ガソリンなどの炭化水素系の燃料により動力を出力するエンジンを用いる構成としたが、その他周知の内燃機関や、同期電動機もしくは誘導電動機などの周知のモータなどを用いることができる。実施形態では、エンジンは、メインスイッチ24aをオンすることで駆動可能となり、レバー24bをハンドル23に近づけるよう握ったときにエンジンの回転数が上昇してファンが回転する。なお、駆動源としてモータなどを用いる場合には、外部電源からの出力を用いて駆動されるものとしてもよいし、燃料電池や二次電池などの電力源を搭載して電力源からの電力を用いて駆動されるものとしてもよい。
ファンは、エンジンの出力軸(クランク軸)にエンジンの冷却ファンとは別体に取付けられ、ハウジング22内に形成されたボリュート部の内部に収容されている。ファンが回転すると、吸入口25からハウジング22内に空気(外気)が吸い込まれ、ハウジング22内に吸い込まれた空気は、ファンの複数の跳ね部の間に入り込み、ファンと共に回転しながらファンの外形方向に流れ、ボリュート部の内周に沿って移動した後、吐出口26から吹き出される。
送風管30は、例えばポリエチレン(PE)などの樹脂素材などにより形成され、ハウジング22の吐出口26から吐出される空気を所望の方向に導くように吐出口26に接続される。送風管30は、複数の筒状部材が連結されて形成され、その先端にノズル31が取付けられる。複数の筒状部材は、筒状部材の外形に合わせて造られた型枠に対して内側から材料を膨らませて押しつけるブロー成形によりそれぞれ形成され、互いに連結して送風管30を構成する。
図2に、第1実施形態のブロワ装置におけるハウジング22の吐出口26と送風管30との連結部近傍の様子を模式的に示し、図3に、ハウジング22の吐出口26と送風管30との連結部近傍を上下方向に切断した様子の一例を示し、図4に、図2中のA−A方向から見たAA視図を示し、図5に、図2中のB−B方向から見たBB視図を示す。実施形態では、図2および図3に示すように、互いに連結される2つの筒状部材のうちの一方の筒状部材32の連結側に当たる一端32aが、端に近づくほど拡管するテーパー状に形成され、他方の筒状部材34の連結側に当たる一端34aが、端に近づくほど縮管するテーパー状に形成される。そして、端に近づくほど縮管している筒状部材34の一端34aを、端に近づくほど拡管している筒状部材32の一端32aから挿入し、ねじり込んでテーパー面同士を当接させることにより筒状部材32,34が互いに接合される。また、図2および図4に示すように、筒状部材34の一端34aには外周面に凸部35が形成され、筒状部材32の一端32aには内周面に凸部35を案内するガイド溝33が形成されている。ガイド溝33は、筒状部材32の端まで連通して軸方向に沿って形成される挿入部33aと、挿入部33aと連通してテーパー面に沿って螺旋状に形成される螺旋部33bとを有する。そして、作業者は、筒状部材34の凸部35が筒状部材32の挿入部33aに嵌るように、筒状部材34を筒状部材32の内側に挿入し、凸部35が螺旋部33bに沿って案内されるように筒状部材32,34同士をねじ込んで互いに接合させる。このように、端に近づくほど縮径する筒状部材34の一端34aを、端に近づくほど拡径する筒状部材32の一端32aから挿入し、互いにねじ込んでテーパー面を当接させて互いに連結させることにより、筒状部材32,34に成形誤差が多少あったとしても、筒状部材32,34同士を接続することができなかったり接続部にガタツキが生じるのを抑制して好適に筒状部材32,34を連結させることができる。なお、筒状部材32,34のテーパー面やガイド溝33の螺旋部33bは、筒状部材の成形誤差を考慮して、十分な長さに形成することが望ましい。
次に、送風管30とハウジング22との接続について説明する。送風管30は、ハウジング22の吐出口26に取付けられている。送風管30のうちハウジング22の吐出口26に連結される一端34bや、ハウジング22の吐出口26は、テーパー状でなく、径の変わらない真っ直ぐの筒状に形成されている。また、ハウジング22の吐出口26に連結される筒状部材34の一端34bには、外周面に凸となる突出部36が形成され、ハウジング22の吐出口26には、突出部36と係合する接続溝27が形成されている。接続溝27は、吐出口26の軸方向に沿って端まで連通する差し込み部27aと、差し込み部27aと連通して周方向に側面に沿って円弧状に形成される角度調整部27bとを有する。接続溝27は、図5に示すように、全体としては、筒状部材34の突出部36を案内する溝状に形成され、角度調整部27bは、差し込み部27aと深さが略等しい凹部および差し込み溝27aより深さが少し浅い凸部が所定間隔ごとに交互に形成され、複数の凹凸を有する凹凸面状に形成されている。そして、ハウジング22と送風管30とを連結するときには、筒状部材34の突出部36が吐出口26の差し込み部27aに嵌るように、筒状部材34(送風管30)を吐出口26の内側に挿入し、筒状部材34の突出部36がハウジング26の角度調整部27bを凸部を超えるまで、筒状部材34をハウジング22に対して回動させる。これにより、筒状部材34の突出部36がハウジング22の接続溝27の凹凸面と係合して送風管30がハウジング22に取付けられる。角度調整部27bには、図5に示すように、凹部と凸部とが交互に複数形成されているから、操作者は、さらに筒状部材34を回動させることで任意の凹凸の場所で筒状部材34をハウジング22に対して固定することができる。こうした構成により、筒状部材34の突出部36がハウジング22の接続溝27のいずれの凹凸と係合するのかを操作者は送風管30を回動させることで適宜選択することができ、送風管30のハウジング22に対する回動角度を調整することができる。
以上説明した第1実施形態のブロワ装置20では、複数の筒状部材32,34は、一方の筒状部材34の徐々に縮径となるよう形成された一端34aを、他方の筒状部材32の徐々に拡径となるよう形成された一端32aにねじ込んで、テーパ面同士が当接することにより互いに連結されて送風管30を形成し、送風管30がハウジング22に対して回動可能に連結されるから、筒状部材32,34の成形誤差が多少あったとしても好適に筒状部材32,34を連結することができると共に送風管30の先端の角度を適宜調整することができ先端が円形以外の送風管30を用いることができる。即ち、例えば、図1に示すように、円形でないノズル31を送風管30の先端として用いることができるのである。また、送風管30の外周面に突出部36を設けると共にハウジング22の吐出口26の内周面に複数の凹凸を有する接続溝27を設け、送風管30の突出部36が接続溝27の任意の凹凸と係合されて送風管30を回動可能なものとしたから、操作者はスパナなどの道具を用いることなく容易に送風管30のハウジング22に対する回動角度を調整することができる。さらに、各々の筒状部材32,34を、金型に対して内側から材料を膨らませるブロー成形により形成するものとしたから、低コストで容易に筒状部材32,34を成形することができる。また、ブロー成形によって筒状部材32,34の比較的精度よく成形される外周面と、ハウジング26の吐出口26の内周面とを嵌合させて送風管30とハウジング22とを連結するものとしたから、より好適にハウジング22と送風管30とを連結することができる。
第1実施形態のブロワ装置20では、ハウジング22の吐出口26に接続部27aと角度調整部27bとを有する接続溝27が形成され、ハウジング22に連結される筒状部材34の一端34bに突出部36を設けるものとしたが、ハウジング22の吐出口26の内面に突出部を設け、筒状部材34の一端34bの外周面に、筒状部材34の端と連通して軸方向に沿って形成される差し込み部と、この差し込み部と連通して差し込み部と深さが略等しい凹部および差し込み部より深さが浅い凸部が周方向に沿って交互に形成される角度調整部と、を有し、ハウジング22の突出部と係合する接続溝を設けてもよい。
第1実施形態のブロワ装置20では、ハウジング22の吐出口26の内側に筒状部材34の一端34bが挿入されるものとしたが、筒状部材34の一端34bの内側にハウジング22の吐出口26が挿入されて送風管30がハウジング22に対して回動可能に連結されても構わない。この場合、ハウジング22の吐出口26の外周面に突出部が形成されて筒状部材34の一端34bの内周面に差し込み部および角度調整部を有する接続溝が形成されるものとしたり、筒状部材34の一端34bの内周面に突出部が形成されてハウジング22の吐出口26の外周面に差し込み部および角度調整部を有する接続溝が形成されるものとすればよい。
また、実施形態では、送風管30をハウジング22に回動可能に連結されるようにしたが、ハウジング22に対して筒状部材34の軸線回りに回転位置が変更可能な構成であればこれに限らず、例えば所定角度ごとに形成された複数の取付部を備え、着脱して他の取付部を選択することにより回動位置を変更可能としてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態のブロワ装置20Bについて説明する。第2実施形態のブロワ装置20Bでは、送風管とハウジングとの連結部近傍を除いて図1を用いて説明した第1実施形態のブロワ装置20と同一のハード構成をしている。図6に、第2実施形態のブロワ装置20Bの送風管30Bとハウジング22Bとの連結の様子を模式的に示し、図7に、送風管30Bとハウジング22Bとの連結部を上下に切断した様子の一例を示し、図8に、図6中のC−C方向から見たCC図を示す。なお、図6中A−A方向から見たAA図は図4に示したものと同一となる。第2実施形態においても、複数の筒状部材は、ブロー成形により形成されるものとし、送風管30Bを形成する複数の筒状部材32,34Bは、図6や図4に示すように、第1実施形態のブロワ装置20と同様に一方の筒状部材34Bの徐々に縮管する一端34aを他方の筒状部材32の徐々に拡管する一端32aからねじ込んで互いに連結している。第2実施形態のブロワ装置20Bのハード構成については、重複する説明を避けるため、第1実施形態のブロワ装置20と同一の構成については同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態のブロワ装置20Bでは、図6から図8に示すように、アタッチメント40を介してハウジング22Bと送風管30Bとの連結が行われている。アタッチメント40は、例えば、ナイロンなどの強化プラスチックやアルミニウム合金などの金属によって形成することができる。図8に示すように、第2実施形態のブロワ装置20Bのハウジング22Bは、端部にフランジ部22Baが形成されており、アタッチメント40は、ハウジング22のフランジ部22Baに当たる位置に円弧状の孔42を有する。そして、アタッチメント40は、円弧状の孔42に、軸方向(図6及び図7中左右方向)にネジ44(留め具)が貫挿され、ハウジング22のフランジ22Baにネジ止めされている。
また、アタッチメント40の送風管30に連結される一端40aは、徐々に縮管するテーパー状に形成されると共に外周面に凸部41が形成され、送風管30のうちアタッチメント40に取付けられる一端34Bbは、徐々に拡径するテーパー状に形成されると共ににアタッチメント40の凸部41を案内するガイド溝38が形成されている。ガイド溝38は、第1実施形態の筒状部材32のガイド溝33と同様に形成され、筒状部材34の端まで連通して軸方向に沿って形成される挿入部38aと、挿入部38aと連通してテーパー面に沿って螺旋状に形成される螺旋部38bとを有する。そして、作業者は、アタッチメント40の凸部41が筒状部材34の挿入部38aに嵌るように、アタッチメント40の一端40aを筒状部材34の内側に挿入し、凸部41が螺旋部38bに沿って案内されるように送風管30Bとアタッチメント40とを互いにねじ込んで接合させる。このようにアタッチメント40を介して送風管30Bがハウジング22Bに取付けられることにより、操作者は、アタッチメント40とハウジング22とを締結するネジ44を緩めることにより、アタッチメント40の円弧状の溝42の範囲で任意にアタッチメント40の回動角度を調整することができる。即ち、操作者は、ネジ44を緩めることにより、アタッチメント40に連結された送風管30Bのハウジング22Bに対する回動角度を無段階で任意に調整することができ、図1に示すように、円形以外のノズル31を送風管30の先端として用いることができる。
以上説明した第2実施形態のブロワ装置20Bでも、ハウジング22Bに対して回動可能に連結されるアタッチメント40を備え、このアタッチメント40に送風管30Bが取付けられるから、アタッチメント40のハウジング22Bに対する回動角度を調整することにより、送風管30Bのハウジング22Bに対する回動角度を任意に調整することができ、円形以外のノズルを先端とする送風管30を用いることができる。また、第2実施形態のブロワ装置20Bでは、ネジ44を緩めて円弧状の溝42の範囲でアタッチメント40をハウジング22Bに対して回動させるから、より細かく送風管30Bのハウジング22Bに対する回動角度を調整することができる。
第2実施形態のブロワ装置20Bでは、ネジ44を緩めてアタッチメント40をハウジング22に回動させるものとしたが、ネジ44を蝶ネジなどとして操作者が道具を用いることなくアタッチメント40のハウジング22に対する回動が可能となるよう構成されてもよい。
第2実施形態のブロワ装置20Bでは、アタッチメント40に円弧状の孔42が形成されるものとしたが、ハウジング22Bのフランジ部22Baに円弧状の孔が形成されると共にアタッチメント40にはネジ44が貫挿するのに十分な孔が形成されるものであってもよい。
第2実施形態のブロワ装置20Bでは、アタッチメント40と送風管30Bとは、送風管30Bの内側にアタッチメント40を挿入して互いのテーパー面を当接させて連結されるものとしたが、アタッチメント40の内側に送風管30Bを挿入して互いのテーパー面を当接させて連結されてもよいし、その他の方法により連結されてもよい。
上述したブロワ装置20,20Bでは、ブロー成形により複数の筒状部材32,34,34Bが形成される物としたが、射出成形やその他の成形方法などによって複数の筒状部材が形成されるものとしても構わない。
上述したブロワ装置20,20Bでは、複数の筒状部材32,34,34Bには、一方の筒状部材34に凸部35を、他方の筒状部材32にガイド溝33を設けるものとしたが、筒状部材32の内周面に凸部を、筒状部材34の外周面にガイド溝を設けるものであってもよいし、こうしたガイド溝33や凸部35を設けなくてもよい。また、ガイド溝33には、螺旋部33bの一部に溝の深さが浅く形成された戻り止め部を設けてもよい。この場合、操作者が戻り止め部を乗り越えて凸部35が螺旋部33に案内されるよう筒状部材32,34同士をねじ込むことにより、互いに筒状部材32,34が接合される。こうすれば、作業時に筒状部材32,34同士の連結が緩んだとしても、戻り止め部で凸部35が掛止されるため、筒状部材32,34同士が完全に外れてしまうのを抑制することができる。
上述したブロワ装置20,20Bでは、筒状部材32の一端32aは、端に近づくほど徐々に大きな径となるテーパー状に形成され、筒状部材34の一端34aは、端に近づくほど小さな径となるテーパー状に形成されるものとしたが、筒状部材32の一端32aが端に近づくほど徐々に小さな径となるテーパー状に形成されると共に筒状部材34の一端34aが端に近づくほど徐々に大きな径となるテーパー状に形成され、筒状部材32の一端32aを筒状部材34の一端34aにねじ込んでテーパー面同士を当接させることにより筒状部材32,34同士が互いに連結されるものとしてもよい。
上述したブロワ装置20,20Bでは、送風管30は、2本の筒状部材32,34が連結されて形成されるものとしたが、3本以上の筒状部材が連結されても構わない。また、送風管30の先端は、図1に示すノズル31の形状に限定されるものではなく、楕円形や四角形など如何なる形状としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、様々な変更をなし得ることはいうまでもない。
20 ブロワ装置
22,22B ハウジング
23 ハンドル
24 レバー
25 吸気口
26,26B 吐出口
26Ba フランジ
27 接続溝
27a 挿入部
27b 角度調整部
30,30B 送風管
31 ノズル
32,34,34B 筒状部材
32a,34a,34b,34Ba,34Bb 一端
33,38 ガイド溝
33a,38a 挿入部
33b,38b 螺旋部
35 凸部
36 突出部
40 アタッチメント
41 凸部
42 円弧孔
44 ネジ

Claims (7)

  1. 駆動装置によって駆動されるファンを収容し前記ファンにより発生される空気を吐出する吐出口を有するハウジングと、複数の筒状部材が連結されて構成され前記ハウジングの吐出口から吐出される空気を所定の方向に導く送風管と、を備えるブロワ装置であって、
    前記複数の筒状部材の少なくとも一部は、一方の筒状部材の徐々に縮径となるよう形成された一端部の外周面と、他方の筒状部材の徐々に拡径となるよう形成された一端部の内周面とが当接することにより互いに連結されてなり、
    前記ハウジングに連結される筒状部材は、前記ハウジングに対して前記筒状部材の軸線回りに複数の回転位置で連結可能であって、
    前記一方の筒状部材の周面と、前記他方の筒状部材の周面と、の一方の周面に、凸部が設けられ、
    前記一方の筒状部材の周面と、前記他方の筒状部材の周面と、の他方の周面の前記一方の周面と対向する面に、前記凸部を案内するガイド溝が前記軸線回りで螺旋状に設けられ、
    前記一方の筒状部材の前記一端部を、前記他方の筒状部材の前記一端部に挿入して、前記一方の筒状部材と前記他方の筒状部材とをねじり込んで連結させると、前記凸部は、前記ガイド溝に案内されて、前記凸部の進行方向における前記ガイド溝の終端部から間隔を隔てた位置で停止する、
    ことを特徴とするブロア装置。
  2. 前記ハウジングと前記筒状部材とは、回動可能に連結されてなる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のブロワ装置。
  3. 前記ハウジングに連結される筒状部材と前記ハウジングの吐出口との一方は、外周側または内周側に突出する少なくとも1つの突出部が形成され、該ハウジングに連結される筒状部材と該ハウジングの吐出口との他方は、前記突出部を嵌挿可能に端まで連通する挿入溝と、該挿入溝と連通して該挿入溝と深さが略等しい凹部および該挿入溝より深さが浅い凸部が周方向に沿って交互に形成された凹凸溝と、が形成されてなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のブロワ装置。
  4. 前記ハウジングに連結される筒状部材は、前記ハウジングの吐出口の内側に挿入されて前記ハウジングに連結されてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブロワ装置。
  5. 前記ハウジングに対して回動可能に連結される連結部材を有し、
    前記ハウジングに連結される筒状部材は、前記連結部材を介して前記ハウジングに連結されてなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のブロワ装置。
  6. 前記連結部材は、前記ハウジングと前記連結部材との一方に形成された少なくとも一部を円弧状とするガイド溝に留め具が挿入されることにより前記ハウジングに連結されてなる、
    ことを特徴とする請求項5に記載のブロワ装置。
  7. 前記複数の筒状部材のうち少なくとも1つの筒状部材は、ブロー成形により形成されてなる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のブロワ装置。
JP2010219601A 2010-09-29 2010-09-29 ブロワ装置 Expired - Fee Related JP5707823B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010219601A JP5707823B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 ブロワ装置
EP11007539.7A EP2436262A3 (en) 2010-09-29 2011-09-15 Blower apparatus and air conveying apparatus
US13/237,800 US8984710B2 (en) 2010-09-29 2011-09-20 Blower apparatus and an air conveying apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010219601A JP5707823B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 ブロワ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012072742A JP2012072742A (ja) 2012-04-12
JP5707823B2 true JP5707823B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=45099238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010219601A Expired - Fee Related JP5707823B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 ブロワ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8984710B2 (ja)
EP (1) EP2436262A3 (ja)
JP (1) JP5707823B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140068892A1 (en) * 2012-09-11 2014-03-13 Bryan Richard Chambers Blower Cleaning Attachment
CN103103955A (zh) * 2013-01-31 2013-05-15 苏州苏农园艺景观有限公司 新型园艺吹风机
CN104631369B (zh) * 2013-11-06 2016-08-17 苏州宝时得电动工具有限公司 一种吹吸机
CN104631370B (zh) * 2013-11-12 2017-06-06 苏州宝时得电动工具有限公司 吹吸装置以及使用该吹吸装置的方法
CN104631371B (zh) * 2013-11-15 2017-04-05 苏州宝时得电动工具有限公司 花园工具
JP2015102062A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 株式会社マキタ ブロワ
EP3133973B1 (en) * 2014-04-24 2018-02-28 Husqvarna AB Blower comprising an eyelet
WO2015161883A1 (en) * 2014-04-24 2015-10-29 Husqvarna Ab Noise reduction system for a blower
WO2015180750A1 (en) * 2014-05-26 2015-12-03 Husqvarna Ab Tube connection for blower/vacuum device
US10375901B2 (en) 2014-12-09 2019-08-13 Mtd Products Inc Blower/vacuum
US9668427B2 (en) * 2015-03-25 2017-06-06 Black & Decker Inc. Battery-powered blower
WO2019062279A1 (zh) * 2017-09-30 2019-04-04 南京德朔实业有限公司 吹风机

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171288U (ja) * 1983-04-30 1984-11-15 日本プラスト株式会社 車輌用エアーダクト
US4870714A (en) * 1987-11-09 1989-10-03 Black & Decker Inc. Portable blower/vacuum system
DE29603221U1 (de) * 1996-02-22 1996-04-18 Fehlbaum & Co Ständerplatte zur Warenpräsentation
JPH11223194A (ja) * 1998-02-04 1999-08-17 Kioritz Corp 動力作業機
DE29809663U1 (de) * 1998-05-28 1998-07-30 Fehlbaum & Co Steckverbindung für einen Präsentationsständer
US6647586B2 (en) * 2001-02-05 2003-11-18 Alma L. Rogers Portable vacuum cleaning apparatus
US20020157209A1 (en) * 2001-04-27 2002-10-31 Marshall James D. Blower with interchangeable fixed and flexible tubes
JP4287261B2 (ja) * 2003-12-05 2009-07-01 本田技研工業株式会社 動力送風機
JP2008038686A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Shin Daiwa Kogyo Co Ltd ブロワーパイプ
JP5257835B2 (ja) * 2008-04-25 2013-08-07 日立工機株式会社 ブロワ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8984710B2 (en) 2015-03-24
US20120073080A1 (en) 2012-03-29
JP2012072742A (ja) 2012-04-12
EP2436262A2 (en) 2012-04-04
EP2436262A3 (en) 2014-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5707823B2 (ja) ブロワ装置
US10485165B2 (en) Grass trimmer
JP5983929B2 (ja) 携帯用ブロワ
US8607681B2 (en) Hand-held band saw
US9033769B2 (en) Dust collecting attachment for electric power tool and electric power tool
US20190021243A1 (en) Power blower
US10897858B2 (en) Blower/mulcher
US20110056047A1 (en) Back carried work apparatus
US20160265540A1 (en) Axial-fan blower
US8697209B2 (en) Plastic body and a production system for making a plastic body
US20210270291A1 (en) Blower
US11953016B2 (en) Blower
CN103883430A (zh) 用于手持式工作器械的化油器和手持式工作器械
US20120168289A1 (en) Handgrip For Portable Working Tool And Portable Working Tool Equipped With The Same
CN102950332B (zh) 便携式切割机
CN102950333B (zh) 便携式切割机
JP2009264297A (ja) ブロワ装置
CN111893933B (zh) 背负式吹风机
JP2009264300A (ja) ブロワ装置
US11668311B2 (en) Blowers with variable nozzles
CN209240505U (zh) 一种变径圆管连接装置
US20200331112A1 (en) Adjustable cover assembly for cut-off tool
US20140116738A1 (en) Electric power tool
WO2017064901A1 (ja) 電動工具
CN1692866A (zh) 卫生浴盆的产生空气和水构成的按摩流的装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5707823

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees