JP5706970B2 - 電話機と補聴器との間の無線通信のための方法およびシステム - Google Patents

電話機と補聴器との間の無線通信のための方法およびシステム Download PDF

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Description

この発明は補聴器に関する。この発明はさらに補聴器と通信するように構成された電話機(telephone)に関する。この発明はまた補聴器と通信する方法に関する。
より詳細にはこの発明は,電話機およびユーザの耳にまたは耳の中に配置されるプログラマブル(プログラム可能な)補聴器に関するもので,上記補聴器は入力トランスデューサ,増幅回路,出力トランスデューサ,無線機(radio)およびアンテナを有する。さらに詳細にはこの発明は,電話機から補聴器への無線リンクを形成することによって,このような補聴器を電話機と協働して利用することに関する。
国際特許公開WO−A1−2006/097099は,補聴器と通信するプラグイン装置を備える携帯電話機を記載しており,上記プラグイン装置を備える携帯電話機を補聴器用リモートコントロールとして用いることができる。
米国特許第7657049号は,補聴器のテレコイルと誘導結合する補聴器コンパチブル(互換性)コイルを備えており,電話機スピーカからの音を上記補聴器のテレコイルに誘導的に送信する電話ハンドセット(送受話器)を記載する。
米国特許公開20100128908号は,ユーザの聴覚閾値にしたがって電話機からの音響出力音を増幅する補聴器チップを含む電話機を記載する。
2009年10月15日にデンマークに出願された未公開のPCT/DK2009/050274は,補聴器へのおよび補聴器からのデータおよび音を送信するための強い無線信号を維持しつつ,ビットストリームすなわち補聴器の電力消費を低減するために,補聴器へおよび補聴器から無線送信されるデータをコーディングしかつデコーディングするコーデックを記載している。
米国特許公開2010/0142738は,音響信号を通じていくつかの設定を制御することができる補聴器を開示する。たとえば,補聴器ユーザが音量を上げることを望んでいる場合に電話機の所定のキーストリングを押すことによってそれを行うことができる。これにより上記電話機からの対応する音響出力が上昇し,これは上記補聴器によるたとえば音量制御信号と解釈される。
本願の開示において,補聴器は,聴覚障害者によって耳の後ろまたは耳の中に装着されるように設計される,マイクロフォン,音処理装置および音響出力トランスデューサを備える,小さい,電池駆動の機器として理解される。ユーザの聴覚損失の計測から算出される処方(prescription)にしたがって補聴器をフィッティングすることによって,補聴器は所定の周波数帯域を増幅して,その周波数帯域における聴覚損失を補償する。正確かつフレキシブルな増幅を提供するために,近年のほとんどの補聴器はデジタルタイプのものであり,上記ユーザの処方に合うようにプログラムすることができる。
今日の多くの補聴器ユーザにとって,ユーザの補聴器に関連した電話機の使用は困難であり,それは上記補聴器を通じて上記電話機のスピーカから鼓膜に向かう音響経路を用いることが音の最適表現(the optimum rendering)をもたらさないからである。これは「耳掛け形」(BTE)補聴器を用いるときに特に問題となり,それはこの補聴器のマイクロフォンが耳の上に位置しており,これにより電話機が通常の位置に持ち上げられたときに上記電話機のスピーカから上記マイクロフォンが離れる(removed from)からである。補聴器マイクロフォンの近い位置に電話機スピーカを位置させることに慣れているユーザでさえ,約10−20dBの信号低減を経験することがある。反対側の耳,すなわち上記電話機が配置される耳と反対側の耳には信号は全く存在しない。
補聴器および電話機システムのいくつかの製造業者は,様々なやり方でこの問題を解決しようと努力している。この問題を解決する標準的なやり方の一つは,電話機スピーカのコイルを利用して補聴器のテレコイルを励起する(to excite)することであり,これによって電話機からの音が誘導的に(inductively)補聴器に向けて転送される。しかしながら,近年の多くの電話機においてスピーカコイルが非常に小さいために,十分な信号強度を持つ磁場を形成することができない。
別の解決策は補聴器をブルートゥース利用可能なものとして,上記補聴器と電話機とをペアにする(ペアリングする)(pair up)ことである。電話機からのブルートゥース信号が上記補聴器によってピックアップされかつデコードされて,補聴器のユーザに向かう増幅音響信号が形成される。この解決策はいくつかの欠点がある。ブルートゥースは非常に電力を消費すること,補聴器と電話機とをペアにしなければならないこと,ブルートゥースリンクが非常に電力を消費するために,各呼び出しの後にリンクを利用不可とし,新たな呼び出しの前に再び利用可能にしてペアとする必要があり,このため呼び出しに応答するのに非常に時間がかかることである。ブルートゥース技術を利用する場合のさらなる欠点は遅延時間である。実時音信号(リアルタイムオーディオ信号)を扱うときの遅延時間は好ましくは10ms未満とするべきである。上記遅延が約10msを超えると,同じ音が,直接音伝達によって第1の時間インスタンスに鼓膜に届き,かつ信号処理および伝送時間を通じて遅延された音によって第2の時間インタンスに鼓膜に届くために,上記遅延がユーザにとって不快なほどに目立つものとなる(noticeable)。ブルートゥース機器における遅延時間は10msを超える。
さらなる別の解決策は,聴覚障害者の難聴を補償するように電話機からの音を調整することである。これは,聴覚障害者が電話をかける前に補聴器を取り外さなければならず,かつ正常の聴覚を持つ者にとっては非常に大きな音になるためにこの電話機が難聴者だけに利用可能なものになってしまうという欠点がある。さらに,この電話機を障害者が蒙っている正確な聴覚損失に対して聴覚ケアのプロフェッショナルによってフィッティングしなければならず,多くの時間と費用とが必要になってしまう。
第1の観点において,この発明は,補聴器の無線回路と互換性のある(compatible)無線ユニットを有するインターフェース回路を備える電話機を提供するもので,上記電話機は,上記電話機のスピーカにつながる(向かう,導く)(leading)信号線を上記インターフェース回路に接続する(connecting)ことによって補聴器と通信する。この信号が上記インターフェース回路において処理されて,その後にデジタル無線リンクを通じて上記補聴器に無線で送信される。その後補聴器の無線回路で上記信号が受信される。
この発明の一側面によると,補聴器と互換性のある無線プロトコルを用いる無線トランシーバを有する電子回路が上記電話機に組み込まれており,電話機マイクロフォンおよびスピーカと,上記電話機の電源とに接続されている。上記インターフェース回路は上記電話機スピーカに向かう信号を受信し,上記信号をデジタル信号に変換し,デジタル信号をエンコード(符号化)し,無線リンクを通してそれを補聴器に送信する。上記インターフェース回路は,電話機内で必要最小限の部分的変更(a minimum modifications required in the telephone)を持つあらゆる種類の電話機とインターフェースし,電話機の通常の機能を修正せずかつ損なわない。
この発明の一実施態様において,上記システムを,デュアルトーンマルチ周波数(Dual Tone Multiple Frequency)(DTMF)のトーンを通じて,補聴器をプログラミングするまたは補聴器の設定を変更するために用いることができる。この実施態様において,上記補聴器からのメッセージを電話線の他端側のプログラマに上記電話機を通じて自動的に送信することによって,上記システムは上記プログラミングを確認することができる。
さらに,上記システムは全二重システムとすることができ,この場合の上記補聴器は上記無線リンクを通じて上記電話機にメッセージを送信することができ,上記補聴器は上記無線リンクを用いて再設定または調整(re-setting or adjustment)を確認することができ,このようにして音響確認信号が上記電話線を通じて補聴器プロフェッショナルに送信される。
第2の観点におけるこの発明は,無線リンクを通じて電話機と通信する無線回路を備える補聴器を提供するもので,上記電話機のネットワークを通して電話機から送信され,補聴器において受信されるトーンによってパラメータを調整することができる。
第3の観点における発明は,この発明の第1の観点による電話機を用いて補聴器のパラメータを調整する方法を提供するもので,受信されたトーンに基づいてどのような調整を行うかを決定する受信プロトコルにしたがって,電話機のネットワークを通して送信されるトーンが認識される。
第4の観点における発明は,電話機と補聴器との間の通信方法を提供するもので,上記電話機が上記電話機のスピーカへの信号線に接続されたインターフェース回路を備え,上記インターフェース回路が上記信号線の信号をデジタル化して上記補聴器に送信するためのアナログ−デジタル変換器および無線トランシーバを備えている。
無線信号を補聴器に送信する手段を有する電話機を示す。 2つの補聴器と1つの電話機とを含む,この発明の一実施態様によるシステムの様々な構成要素を含む図である。 電話機からのデータを受信する補聴器のフローチャートである。 補聴器と通信するときの電話機内のインターフェース回路のフローチャートである。
一例として,この発明の好ましい実施例を示しかつ記載する。当然ではあるが,この発明は他の実施例が可能であり,そのいくつかの詳細は,この発明から逸脱することなく,様々な明白な観点において変更可能である。したがって図面および明細書は本質的に例示にすぎず限定するものではない。
本願の開示において,電話機(telephone)という用語は,従来の敷設線電話機(traditional landline telephone)のハンドセット(送受話器),デジタル・エンハンスト・コードレス遠隔通信(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)(DECT)電話機のようなコードレス電話機,携帯電話機または他のタイプの電話機など,あらゆるタイプの電話機を意味する。スピーカにつながる信号線はあらゆるタイプの通信線であってよく,すなわちアナログ信号,シグマ−デルタ信号を送信する線であってもよいし,または純粋なデジタル信号線であってもよい。
図1はマイクロフォン12およびスピーカ(loudspeaker)11を有する電話機10に内蔵されているインターフェース回路14の図である。上記インターフェース回路14はマイクロフォン12,スピーカ11および電話機の電源(図示略)に接続されている。上記インターフェース回路14は,上記電話機10と一または複数の補聴器40との間に無線リンク30を確立するための無線トランシーバおよびアンテナ回路を有している。補聴器40は無線機能(wireless capability)を持つ信号処理装置20を有している。
図2は,バイノーラル補聴器(binaural hearing aids)を含むこの発明の一実施態様によるシステムにおける構成要素を示している。上記システムは,2つの同一の左および右補聴器20と,スピーカ11,マイクロフォン12,電話処理を扱う電気電話機回路(electronic phone circuit)13,およびインターフェース回路14を有する電話機10とを含む。上記インターフェース回路14は上記電話機のマイクロフォン,スピーカおよび電源に接続されている。上記インターフェース回路14は,上記補聴器(複数)20と通信するために,デジタル−アナログ(D/A)変換器22,アナログ−デジタル(A/D)変換器21,EEPROM26,信号処理装置23,無線トランシーバ24およびアンテナ25を備えている。上記2つの補聴器20のそれぞれは,周囲からの音響音(acoustic sound)をピックアップするマイクロフォン28,上記音響音をデジタル化するアナログ−デジタル変換器21,信号処理ユニット23,無線回路24,EEPROM26,D/A変換器22およびレシーバ(補聴器スピーカ)27を備えている。
図3は,電話機からのデータを受信する補聴器の判定の流れのフローチャートである。上記アンテナによって受信されたデータは受信プロトコル(reception protocol)にしたがって解釈される。上記受信プロトコルは,受信したデータが,エンコードされた(符号化)オーディオ(encoded audio)であるか,コマンドであるか,または先に送信されたコマンドに対する他の機器からの確認信号(アクノレッジ信号)であるかを解釈する。受信したデータがエンコードされたオーディオである場合,上記データはデコード(復号)されて,上記補聴器マイクロフォンによって受信される音と同じように処理される。受信したデータが他方の機器すなわち反対側補聴器からの確認信号を含む場合,上記確認信号をログ(図示略)に記憶し,通信プロトコルにしたがって処理し,オリジナルの(元の)コマンドを送信した機器にリレー(中継)することができる。
受信したデータがコマンドを含む場合,コマンドが意図している補聴器の近くにユーザが電話機を保持していないかも知れないので,はじめに,上記コマンドが,第1または第2の補聴器(the first or second hearing aid)向けのものであるかを解釈する必要がある。同側補聴器(ipselateral hearing aid)(すなわち電話機側にある補聴器)(the hearing aid at the side of the phone)が,電話機と反対側の補聴器(すなわち電話機側と反対側にある補聴器)との間のリレー装置(中継装置)として用いられている場合であって,かつ上記コマンドが上記第2の補聴器向けのものである場合,上記通信プロトコルは,それを上記反対側補聴器に向けてリレーすることを保証する(ensure)。上記コマンドが上記同側補聴器向けのものである場合,上記コマンドははじめに解釈される。解釈されると,上記コマンドは直接に実行されるかまたは最初に上記EEPROMから情報を取得して次に上記コマンドを実行する。上記コマンドの実行はさらに上記EEPROMにデータを書込むことを含むことができる。上記コマンドが実行されると,上記コマンドが成功裏に実行されたこと,または上記コマンドが実行されなかったことについて,他方の機器にメッセージを送信することが多くの場合に好ましい。このメッセージは上記EEPROM内に記憶されており,上記通信プロトコルにしたがって他方の機器に送信される。
図4は,上記電話機が補聴器のリプログラミング(再プログラミング)(reprogramming)または調整を取扱う場合の,上記電話機のインターフェース回路の判定ロジックのフローチャートである。上記インターフェース回路およびここでは上記無線トランシーバは,電話機マイクロフォン信号(図示略)に対するバイアス信号(the biasing signal to the telephone microphone signal)によって利用可能となる。上記電気インターフェース回路は上記スピーカを励起する電気信号(the electrical signal adapted to excite the loudspeaker)をピックアップすることができる。受信プロトコルが,オーディオ信号が通常のオーディオ(ordinary audio)であるか,またはDTMFのようなデータコマンドであるかを判定する。上記オーディオ信号はコード化されて(coded),特定の送信プロトコルおよび無線トランシーバを用いて無線リンクを通じて補聴器に送信される。上記受信プロトコルが上記オーディオ信号をDTMFのようなトーンのシーケンス(a sequence of tones)であると解釈すると,上記トーンシーケンスがデコードされて,かつコマンド発生器(コマンド・ジェネレータ)のルックアップテーブルを用いて解釈される。対応するパラメータ調整信号が,通信プロトコルおよび無線リンクを通じて上記補聴器に送信される。
上記コマンド発生器はまたタイマをトリガする(誘発する)(trigger)。上記パラメータ調整が成功裏に実行されると,上記無線機は確認信号を受信して,確認信号が上記タイマのリセットをトリガする受信プロトコルにしたがって解釈される。これが次に音声またはサウンド発生器(speech or sound generator)をトリガしてデジタル音声信号が生成され,これが上記D/A変換器においてアナログ信号に変換され,最後にマイクロフォン信号に重畳される。生成音をマイクロフォン信号に加えることによって,上記補聴器におけるパラメータ調整を確認するサウンド(the sound acknowledging the parameter adjustment in the hearing aid)が電話回線を通じて通信されて,上記リプログラミングが成功したことが上記リプログラミングを行う(initiating)補聴器プロフェッショナルに知らされる。上記リプログラミングが成功しなかった場合には,上記無線トランシーバにおいて確認信号は受信されず,したがって上記タイマはリセットされない。これにより上記リプログラミングが成功しなかった旨の別のメッセージが上記音声/サウンド発生器によってトリガされる。この信号は上述と同様にして聴覚ケア・プロフェッショナルに送信される。
この発明はあらゆるタイプの電話機とともに用いることができる。インターフェース回路は上記電話機内に内蔵される。適切なインターフェース回路は,典型的には数平方ミリメールの寸法(size)を有し,1ミリメートル未満の厚さを持ち,したがってあらゆるタイプの電話機を,この追加的なインターフェース回路を収容するように部分変更することができる。上記インターフェース回路は,電話機の電源,マイクロフォンおよびスピーカに接続される。上記マイクロフォンへのバイアス電圧によって上記インターフェース回路に給電することができ,これにより上記電話機において上記インターフェース回路を配線する複雑さが低減される。
このシステムのユーザが電話をとるまたは電話をかけるとき,ユーザは敷設電話機のハンドセットを持ち上げるか,または電話をかけるために携帯電話機もしくはDECT(デジタル・エンハンスト・コードレス遠隔通信)電話上のボタンを押し,これにより上記マイクロフォンがバイアスされる。上記マイクロフォン・バイシングによって,電気インターフェース回路中の無線ライン(the radio line)が有効(利用可能)(enable)になる。上記電話機内の上記インターフェース回路14は上記電話機スピーカからのアナログ信号をピックアップし,それを上記A/D変換器21においてデジタル信号に変換し,上記無線リンクを介して送信するために上記処理装置23において上記デジタル信号を準備し(prepare),そしてそれを上記無線トランシーバ24およびアンテナ25を通じて上記補聴器に向けて送信する。次に上記補聴器20は,上記電話機30,アンテナ25および無線トランシーバ24から無線リンクを通して上記電話機スピーカによって再生されるソースサウンド(the source sound)を受信する,またはこれに代えてもしくは加えて受信した音響サウンド(acoustic sound)を受信する。次に上記デジタル信号が,上記補聴器の信号処理装置23内のユーザの聴覚処方にしたがって処理されて,上記D/A変換器22においてアナログに変換されて,上記補聴器レシーバを用いて音響サウンドとして表される。これにより上記ユーザは,上記電話機スピーカと上記補聴器マイクロフォンの間の貧弱な音響結合に基づかずに,または劣悪な信号対雑音比を有する他の好ましいとはいえないシステムに基づかずに,上記電話機からの直接の上記音響信号によって,上記補聴器を介した信号と実質的に同時に,電話信号を取得する。
一実施態様では,上記電話機が一方の耳の近くにあるときに,無線送信される信号が両方の補聴器によって受信され,これは通常の環境の下での送信範囲がユーザの頭部の幅を横切って延びることができるからである(can extend across the width of a user head)。これによりユーザはバイノーラル信号を取得し,これにより信号対雑音比が全体的に良好になる。他の実施態様では,上記電話機からの信号を受信する上記同側補聴器が上記反対側補聴器に向けてデータをリレー(中継)する。
さらに,ユーザが電話を受けるまたは電話をかけるときの信号対雑音比を向上するために,両補聴器は,両補聴器が上記電話機から送信されるデジタル音を無線で受信している間,補聴器マイクロフォン28を使用できないようにする,または上記マイクロフォン信号に与えられる利得を低減することができる。
他の実施態様において,好ましくはDTMFトーン(DTMF tones)を用いることによって,上記インターフェースを,上記補聴器を調整するまたはリプログラミングするために用いることができる。ユーザが補聴器の設定に満足していない場合,ユーザは上記補聴器の販売者(ディスペンサ)に電話をして,知覚音が大きすぎる,ソフトすぎるといった状況を上記販売者に説明することがある。上記販売者が上記ユーザによる電話を通じて上記した問題点に対する解決策を認識する場合,上記販売者ははじめにフィッティング・ソフトウエアを通じてデータベースから特定の補聴器の設定を呼び出す。上記フィッティング・ソフトウエアを用いて,上記販売者は次に,上記補聴器に向けて上記電話線を通じて送信されるDTMFトーンを通じて上記補聴器の設定を調整する。上記トーンがデジタル無線リンクを用いて上記補聴器に直接に送信されるので,上記通信において音響損失はない。
上記販売者は,販売者のコンピュータが電話線に接続されている,たとえば販売者がIP電話(IP telephony)を使っている場合に,自身のコンピュータから直接に,特定の問題を解決するためのDTMFコードを送信することができる。さもなければ上記フィッティング・ソフトウエアがキー・シーケンスを表示して,上記販売者が電話機のキーパッドをタイプすることができるようにして,正しいDTMFシーケンスを上記補聴器に送信することができる。これに代えて,上記DTMFシーケンスを上記フィッティング・ソフトウエアによって再生して,上記フィッティング・ソフトウエアが起動しているコンピュータに接続されているスピーカの近くに上記販売者が電話機を保持して,電話回線を通じてトーンを送信して補聴器によって認識させるようにしてもよい。
この発明の一の側面によると,補聴器の調整を,上記電話機を用いてまたは上記補聴器自体を用いて実行することができる。一実施態様では,これは上記DTMF信号の受信に応じて上記反対側補聴器によって実行される。上記電話機が調整を扱うかまたは上記補聴器がそれを扱うかは類似するプロセスである。上記電話機内の上記インターフェース回路は上記販売者から送信されるDTMF信号にしたがってアナログ信号を受信し,この信号をデジタル信号に変換する。上記デジタル信号が上記信号処理装置によって認識される。上記信号処理装置は上記販売者からの指示にしたがって上記EEPROM中のパラメータ設定を調整する。特定の補聴器のEEPROM内に上記指示が読み込まれると,上記調整を確認するためのデジタルビット列が上記無線リンクを用いて上記電話機に送信され,そこで音響メッセージがトリガされ,音響メッセージが対応するアナログ信号に変換されて,アナログマイクロフォン信号上に重畳される。通常の電話機の信号処理ユニットによってそれが電話回線を通じて送信され,調整が成功裏に終わったこと,または上記調整が不成功であったことが上記販売者に示され,再調整が行われるべきであることまたはなぜ調整に問題が生じたのかを示すメッセージを送信することができる。
上述したように,上記調整は電話機によってまたは補聴器によって実行することができる。上記電話機からの調整の制御は,上記プログラミングが行われているときに,補聴器に向かう音のストリーミングを阻止するように上記電話機を構成することができるという利点がある。さらに,上記電話機のインターフェース回路は,確認信号が適当な時間内に受信されたかどうかを検出するように構成することができ,これを上記販売者に示すことができる。
上述した補聴器の調整を,様々な異なる状況に用いることができ,以下,そのいくつかを記載する。
新規補聴器のユーザは,最初に補聴器を受け取ったときにしばしば順応(慣れ)期間を過ごして,そこで上記補聴器の利得が時間経過とともに次第に増やされる。これは,さもなれければ,ユーザがそれまでに慣れていた聴覚損失を完全に補償するように上記補聴器が使用開始時から設定されたとすれば,ユーザにとって圧倒的になりすぎる(too overwhelming)ことがあるからである。調整された補聴器を取得するために最初の6ヶ月間の間に2度クリニックをユーザが訪問することで,上記販売者は,この順応期間を制御することができる。または,上記補聴器が使用された日数および時間に基づいて自動的に上記順応を築き上げることができる(the acclimatization can be made)。この発明によると,上記利得設定の順応調整を,上記ディスペンサとの電話会話中に(during a telephone conversation)実行することができる。
両補聴器内の不揮発性メモリの制限容量(limited amount)のために,製造業者は,補聴器の動作についての情報のロギングのオプションを制限する必要がある。この発明を使用することで,上記ディスペンサは,制限された期間内で(in a limited time period)様々な補聴器パラメータまたはすべての利用可能なパラメータに関するデータをログするように,上記補聴器を容易にリプログラムすることができる。補聴器ユーザが販売者に電話をし,上記販売者が解決策を認識することができない問題について不満を述べた場合,上記販売者は,DTMFトーンを通じて,よりアグレッシブな設定(more aggressive setting)に上記補聴器ロギングメカニズムを変更する,または特定の音響領域(specific acoustical area)に集中するように上記ロギングを変更することができる。数時間または数日後に,販売者は補聴器ユーザに電話をかけ返す。上記販売者はDTMFトーンを通じてログを読み出して,ユーザと一緒に,経験された問題(the experienced problem)を注意深く調べることができ,上記ユーザがクリニックを訪問することなしに,上記補聴器を適切に調整することができる。
補聴器の中には,サービスチェックのための上記販売者との約束の予約をユーザにリマインドするために,所定時間を経た後に,ユーザにメッセージを再生するように設定することができるサービスアラーム(service alarm)を持つものがある。 この発明によると,電話機を通じて,このアラームを起動,起動解除,リセット等をすることができる。
互いに無線通信するハイエンドのバイノーラル補聴器システムの中には,パートナーアラームシステム(partner alarm system)を持つものがある。上記パートナーチェックおよびアラームを,この発明の使用によって有効化または無効化することができる。
電気的構成要素の特性(the characteristics of the electrical components)は時間経過によって変動(ドリフト)することがあり,これにより最適調整が変更されることがある。これは補聴器のアンテナ回路についても同じである。多くの場合,上記無線リンクはそれでも今までどおり動作するが,最適調整であったときよりもより多くのエネルギーを必要とする。
この発明を用いて,上記アンテナ回路の微調整を,上記電話機を通じて上記販売者によって行うことができる。他の種類の同様の解析もこのやり方で行うことができる。たとえば補聴器が補聴器構成要素をチェックする自己テスト解析(セルフテスト分析)を,同じように行うことができる。このような補聴器の機能(the functioning)の解析のために,上記解析の結果を読出すことができるようにすることが多くの場合に望ましい。一般に,補聴器の状態(ステータス)についての,または無線接続が作動しているかどうかについてのメッセージを,補聴器の販売者にメッセージバックすること(the hearing aid dispenser to get a message back)が一般には望ましい。たとえば,電話機が,反対側補聴器と通信可能であるが同側補聴器とは通信できない場合,同側補聴器の無線機に問題があるか,または単純に同側補聴器の電源が切られているまたは電池がなくなっているかもしれない。このような状態リクエスト(status requests)が,上記提案されたシステムを用いることで容易になされる(easily made)。
補聴器が特定ユーザ用に設定される場合,フィッティング手順の一部はフィードバック経路用の公称モデルを作ること(to create a nominal model for the feedback path)である。これは,フィードバックに起因するハウリングが補聴器に起こらないようにするアンチ・フィードバックシステムによって用いられる。このモデルを作る手順が全く実行されなかった,不十分な精度で実行された,または耳が大きくなった,もしくは他のパラメータが変更された場合,上記モデルは正確さを伴わないで作成されてしまい,ユーザはフィードバック・ハウリングに遭遇することがある。この発明の使用によって,上記販売者は上記フィードバック経路モデルをアップデートするためのテストを開始することができる。しかしながら,上記電話が耳の近くに保持されている場合,音響経路は劇的に変化して,このような条件の下で得られるモデルは上記目的に適さないものになることがある。これは,このテストを実行するときに,上記反対側補聴器をリレー装置として利用することによって克服することができる。新たなフィードバックモデルが左補聴器について作成される場合,上記電話機は右耳に向けて持ち上げられ,右補聴器が上記左補聴器のテストを制御するために用いられる。上記補聴器と電話機との間の通信プロトコルの一部として,フィードバック・テストが反対側補聴器で実行されていることを保証するために, 1ビットを,通信が上記左または右補聴器を通じているかどうかを上記ディスペンサに知らせるためのチェック・ビットとしてリザーブすることができる。
多くの補聴器は,ユーザが音量を調整するまたはプログラムを変更するときに,ユーザに対する確認のための会話メッセージを使用する。ユーザの聴覚損失にしたがってこれらのメッセージは音量調整されるが,ユーザはこれらのメッセージの音がソフトすぎることまたは大きすぎることを感じることがある。これは,ある音響環境においては大きすぎ,他の環境ではソフトすぎることもある。同様のことは,映画館等においてテレコイルを使用するときにも当てはまる。この発明にしたがってこれらの音を調整することができる。さらに,補聴器における音量制御を上述のように有効化または無効化することができる。これは,補聴器を装着しているのが子供であり,子供が補聴器の音量制御で遊んでいて音が突然に大きすぎて聞こえたり,ソフトすぎて聞こえたりするときに有用であろう。
補聴器システムの中には,ユーザが増幅ストラテジ(amplification strategy)に影響を与えることができるものがある。たとえば,特定の音環境におけるユーザの要望にしたがって補聴器を次第に適合させることができる。このようなシステムの利点にかかわらず,これが最適なフィッティングストラテジを脱線させてしまうリスクがある。したがって,上記販売者に電話することによって,オリジナルのフィッティングストラテジに戻して上記補聴器をリセットすることができるようにすることが有益であろう。
今日のプログラマブル(プログラム可能な)補聴器は,販売者が補聴器ユーザに提供することができる,利用可能な大量の設定およびプログラムを有することができる。ハイエンド製品と安価なバージョンとの違いは,機能,プログラム,アクセサリーの有効化または無効化を選択することだけであることがある。ユーザは,しばらくたって補聴器のアップグレードを選択する,または用いられていないプログラムまたは設定を隠す(hide)ことを望むことがある。さらに上記販売者は,圧縮,伸張,雑音低減,周波数置換または周波数圧縮のような音特性(sound features)を追加するオプションを持つ。このような特性は音質を向上することができるが,変更された音像にユーザが適応できないかも知れない。その場合,上記ユーザが,プログラムを追加するためにまたは不適切もしくは不快な設定を修正するために,クリニックを再訪することなく,補聴器クリニックに電話をかけることで,上記販売者は設定またはプログラムを試してみることができる。リモートコントロールや補聴器内で利用可能な新しいハードウエア機器のような補聴器用アクセサリーの追加であっても,ユーザはクリニックを訪問することなく利用可能である。補聴器内にあるハードウエア機器はDTMFを介して利用可能とすることでき,アクセサリーはユーザに郵送することができる。上記アクセサリーと上記補聴器とのペアリングは上記電話機を通じて実行される。

Claims (15)

  1. 補聴器(40)無線通信するように構成される無線電話機(10)であって,
    上記電話機(10)
    電話機スピーカ(11)
    マイクロフォン(12),
    電話処理を扱いかつ電気信号線を通じて上記スピーカ(11)を励起する電子回路(13),
    電源,および
    上記電話機(10)に追加的に収容され,かつ上記電話機電源に接続されたインターフェース回路(14)を備え,
    上記インターフェース回路(14)
    アナログ−デジタル変換器(21),ならびに
    上記電話機(10)と上記補聴器(40)との間に無線リンクを構築するための無線トランシーバ(24)およびアンテナ回路(25)を備えており,
    上記インターフェース回路(14)が上記電話機スピーカ(11)を励起する上記電気信号線に接続されており,
    上記インターフェース回路(14)が上記電気信号線から電気信号を取得し,上記電気信号を上記アナログ−デジタル変換器(21)によってデジタル信号に変換し,上記無線トランシーバ(24)を用いて上記デジタル信号を上記補聴器(40)に送信するように構成されており,
    電話をとるまたは電話をかけるときに上記電話機電源から上記マイクロフォン(12)にかけられるバイアス電圧が,上記インターフェース回路(14)を利用可能にするために上記インターフェース回路(14)にも給電されるように構成されていることを特徴とする
    無線電話機(10)
  2. 上記無線トランシーバ(24)が補聴器無線プロトコルを用いて送信するように構成されていることを特徴とする,請求項1に記載の電話機。
  3. 上記インターフェース回路(14)が上記電話機のマイクロフォン(12)にさらに接続されていることを特徴とする,請求項1または2に記載の電話機。
  4. 上記電話をかけるまたは電話を受けるときの上記電話機(10)の作動によって,上記無線トランシーバ(24)が補聴器(40)と通信可能にされることを特徴とする,請求項1から3のいずれか一項に記載の電話機。
  5. 上記電話機(10)が上記無線トランシーバ(24)を通じて上記補聴器(40)の一または複数のパラメータを調整するように構成されていることを特徴とする,請求項1からのいずれか一項に記載の電話機。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の電話機と通信するように構成された,無線回路を備える補聴器であって,
    上記補聴器(40)のパラメータが,上記電話機(10)から電話ネットワークを通じて送信され,上記補聴器の無線回路において受信されるトーンによって調整可能であることを特徴とする
    補聴器。
  7. 上記無線回路を通じて上記電話機(10)に確認信号を送信するように構成されていることを特徴とする,請求項に記載の補聴器。
  8. 上記無線回路を通して送信されるDTMFトーンを通じて電話機と通信するように構成されていることを特徴とする,請求項またはに記載の補聴器。
  9. 所定のトーン信号の検出に応じて補聴器の電子構成要素を調整するように構成されていることを特徴とする,請求項からいずれか一項に記載の補聴器。
  10. 上記無線回路のアンテナを調整するように構成されていることを特徴とする,請求項に記載の補聴器。
  11. 所定のトーン信号の検出に応じて上記補聴器の機能を利用可能にするように構成されていることを特徴とする,請求項から10の一項に記載の補聴器。
  12. 所定のトーン信号の検出に応じて音響特性のテストを開始するように構成されていることを特徴とする,請求項から11の一項に記載の補聴器。
  13. 請求項1から5のいずれか一項に記載の第1の電話機を用いることで補聴器のパラメータを調整する方法であって,上記第1の電話機から上記補聴器にデジタルエンコード音信号としてトーンシーケンスを送ることによって上記パラメータが調整され,上記トーンが上記補聴器の上記パラメータを調整するための調整コードを含むかどうかを決定する受信プロトコルにしたがって,上記トーンシーケンスが認識されることを特徴とする
    方法。
  14. 上記トーンがコンピュータまたは第2の電話機において生成されて,遠距離通信ネットワークを通じて上記第1の電話機に送信されることを特徴とする,請求項13に記載の方法。
  15. 電話機スピーカ,マイクロフォン,電話機電源および電話処理を扱いかつ電気信号線を通じて上記スピーカを励起する電子回路を有する無線電話機と,補聴器との間の通信方法であって,
    上記電話機に,アナログ−デジタル変換器および無線トランシーバを有するインターフェース回路を設け,
    上記電気信号線からの電気信号を取得するために上記インターフェース回路を上記電気信号線に接続し,
    電話をとるまたは電話をかけるときに上記電話機電源から上記マイクロフォンにかけられるバイアス電圧を,上記インターフェース回路を利用可能にするために上記インターフェース回路にも給電し,
    上記取得された信号を上記アナログ−デジタル変換器によってデジタル信号に変換し,
    上記デジタル信号を上記無線トランシーバによって上記補聴器に送信する,
    方法。
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