JP5706422B2 - 血管造影術のための工具を保持する手術器具配置工具 - Google Patents

血管造影術のための工具を保持する手術器具配置工具 Download PDF

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Description

本願発明は、低侵襲治療(invasive radiology)、血管外科術(vascular surgery)、及び心臓学の分野において血管造影術(angiographic procedures)のための工具を保持する手術器具配置工具(surgical instrument placement tool)に関する。
本願発明はまた、外科手術チームが特別な長さのテーブルで手術する場合に、低侵襲治療、血管外科術、及び心臓学の分野において血管造影術のための工具を保持する工具ホルダーに関する。
さらに、本願発明は、そのような工具ホルダーのパックに関する。
カテーテル、スプリングガイドワイヤ、バルーン、及びステントの使用は、低侵襲治療、血管外科術、及び心臓学の分野において急速に増加している。数百万の処置は、血管内技術で血管疾患を治療するという増加傾向が存在するので、世界の至る所で毎年実施されている。これは、血管外科術の分野で特に顕著であり、該血管外科術の分野において、第一選択治療(first line treatment)のための血管内方法を選択するという増加傾向が存在する。
血管内器具(endovascular instrument)は主に、導入器、カテーテル、スプリングガイドワイヤ、ステント、及びバルーンである。その長さが数センチメートルから3メートルまでの異なる長さ及び異なる直径の多くの種類の工具が存在する。大部分の処置において、少なくとも7〜8つの工具が使用され、多くの他の場合、10〜20つ以上の工具が使用される。
血管及び他の管腔器官(hollow organ)への安全なアクセスを得るために、セルジンガー技術(Seldinger technique)は、多くの場合で使用される医療処置である。それは、スウェーデン人放射線技師であるスヴェン‐アイヴァー セルディンガー医師にちなんで名付けられており、セルディンガー医師は、1953年にその医療処置を導入した。
所望された血管又はギャビティは、必要に講じて、超音波誘導装置とともに、外套針(trocar)と呼ばれる鋭い中空の針で穴あけされる。先端が円形のスプリングガイドワイヤは次いで、外套針の内腔を通じて進行され、そして、外套針は引き抜かれる。外科用メスで皮膚の穴あけを拡大した後、鋭くない拡張装置(blunt dilator)は、キャビティ又は血管内にガイドワイヤの上を通過させることができる。次いで、カテーテルの先端部は、スプリングガイドワイヤを使用して血管内にねじ込まれる。カテーテルを最終的な居住位置(dwelling position)内に進めた後で、スプリングガイドワイヤは引き抜かれる。
血管内工具は殺菌されており、それらの可撓性及び長さに起因して、それらの血管内工具を非殺菌状態にさせることなく、1つの場所でそれらの血管内工具を保持する(「それらの血管内工具は、使用期間を有する」)ことが、問題である。それらの血管内工具は、落下し、又は多くの場合、非殺菌状態になる。それらの血管内工具が、一人の人間によって扱われ、且つ適切な方法で保持されることは、難しい。それらの費用は非常に高く、処置中におけるそれらの工具の喪失は、経済的影響を有する。それらの可撓性及び長さに起因して、操作者は、より多くのアシスタントを必要とし、何度も工具を扱うことに挑む。多くの場合、2〜3人の人間が、長いカテーテル/ワイヤを保持するために必要とされる。
研究室/血管撮影室/手術室の多くは、それらの工具が使用されない場合に単純なテーブル上にそれらの工具を載置している。これは明らかに、問題を解決しない。数人の看護婦は、ワイヤをそれらのマガジンに戻す(時間のかかる非実用的な解決法)。
それらの適所でそれらの器具を維持するために、すなわち、いくつかの手(看護婦/アシスタント)を自由にし、且つ工具の落下又はその非殺菌状態を避けることができる、いくつかの配置工具の形態の解決方法を有する現実的な必要性が存在する。それは、実際の処置において最も重要である。現在、そのような工具ホルダーが存在しない。
特許文献1には、手術器具を保持するために、互いに面する複数のポケットを有する手術用ドレープが開示されている。特許文献2には、処置中に医療装置を維持するための複数のループを有する手術用ドレープが開示されている。特許文献3には、必要とされた手術用ハンドピース(surgical hand pieces)、電力チューブ、流体チューブ、ケーブル、及び接続の全てが、単一の使い捨てパッケージ内に組み込まれる、内蔵型の手術用チューブ管理システムが開示されている。該システムは殺菌シートを含み、該殺菌シートは、患者の身体の少なくとも一部を覆っており、複数のポケットを有し、器具を含み、且つ位置付けるポケット及び固定具を有する。それによって、それらの器具は、手術工程中に容易にアクセス可能となる。それらのいずれも満足すべき方法における既存の必要性に満たしていない。
米国特許第4,476,860号明細書 米国特許第5,010,899号明細書 米国特許第5,464,025号明細書
本願発明の主な目的は、低侵襲治療、血管外科術、及び心臓学の分野において血管造影術のための工具を保持する手術器具配置工具を提供することである。
その目的は、前記外科手術器具配置工具が、
‐患者が、脚が広げられた状態で横たわっている場合に、平均的なサイズの患者を少なくとも鼠径部から前記患者の足の領域に至るまで覆うために配置された手術用ドレープと、
‐前記患者の広げられた脚の下部に対する水平方向の位置で、前記手術用ドレープの足側端部に取り付けられた水平方向のポーチ部材(pouch member)であって、垂直方向の二重の湾曲底部表面と、垂直方向上向きに面する開放側と、を有する、水平方向のポーチ部材と、好ましくは、
‐手術用ドレープの上向きに露出した表面に取り付けられた複数の工具ホルダーであって、患者の広げられた脚の間の空間を横断する方向に延在している複数の工具ホルダーと、
を備える本願発明に従って達成される。
垂直方向の二重の湾曲底部表面の結果、特に複数の工具ホルダーとの組み合わせで、そのような配置工具は大抵の場合、非常に長く、且つ弾力のある血管内器具をそれらの適所に維持するであろう。これは、いくつかの手(看護婦/助手)を自由にしており、且つ工具の落下及び該工具が非殺菌状態になることを避けるであろう。
長く、弾力のある器具の使用を容易にするために、ポーチ部材は、横たわっている平均的なサイズの患者の足を超えて水平方向に突出してもよい。該ポーチ部材の突出の適切な寸法は、約0.5mであり、その結果、二重の湾曲底部表面は、約0.5mの水平方向の直径を有する。
好ましくは、弓状部材は、二重の湾曲底部表面の形状を維持するために、ポーチ部材に位置する。
該弓状部材は適切には、横たわっている平均的なサイズの患者の広げられた脚の間で水平方向に延在している2つの端部を有し、該手術用ドレープは、前記端部の少なくとも最端部を受容し、且つ保持するための2つのポケットを有する。該端部の重量をポーチ部材及び弓状部材の弓状中心部分の組み合わされた重量と釣り合わせることによって、ポーチ部材は、手術台の足側端部から片持ち梁方式で水平方向に突出するであろう。
長く、弾力のある器具及び他の手術器具がそれらの長手方向において移動することを妨げることなく、長く、弾力のある器具及び他の手術器具を保持するために、工具ホルダーは適切には、略櫛状であるが、それらの根部よりそれらの先端部でより厚くなっている櫛歯を有しており、それによって、櫛歯の間の空間が該根部より前記先端部でより小さくなる。
該工具ホルダーは好ましくは、ゴム、又は類似の弾性材料から製造される。該空間の両側の櫛歯の先端部が、長く、弾力のある器具及び他の手術器具の挿入時に互いから離れて押圧されると、それらの器具を該工具ホルダー内に取り付けることを容易にし、且つそれらの器具は、工具ホルダー内で保持されるであろう。単一のハンドグリップは、工具ホルダー内にそれらの器具を挿入し、且つその工具ホルダーからそれらの器具を取り除くために十分である。
大部分の処置において、少なくとも7〜8つの工具が使用されるので、櫛歯の間の空間の数は適切には、約10である。
工具ホルダー内の長く、弾力のある器具及び他の手術工具の取付、及びその後の長く、弾力のある器具及び他の手術工具の扱いを容易にするために、工具ホルダーの櫛歯の間の少なくともいくつかの空間は、色分けされてもよい。
好ましくは、工具ホルダーは、両側に接着剤を有するテープによって、手術用ドレープに取り付けられる。
手術用ドレープの上向きに露出した内部表面は、適切な位置で取付を容易にするように、工具ホルダーを取り付けるための推奨された位置で印付けされてもよい。
前記足側端部に加えて、手術用ドレープは、反対側の上端を有し、配置工具を患者に固定するために、上端は、それらに接着された両側に接着剤を有するテープの一片の一の側と、配置工具を患者に接着するための取り外し可能な保護フィルムを装着している他の側と、を有する。
配置工具を患者にしっかりと保持させるために、手術用ドレープの上端でのテープの長さは、30〜50cm(12〜20インチ)の患者を横断する幅で延在するのに十分である。必要に応じて、手術用ドレープの上端は、患者のへそに向けて延在しているウィングを有してもよい。
柔らかく、固く、且つ強くするために、手術用ドレープは、繊維状表面層によって覆われたプラスチックフィルムの中間層を有するラミネートから製造される。
同様に、ポーチ部材は、柔らかく、固く、且つ強くなるべきであり、繊維状表面層によって覆われたプラスチッフィルムの中間層を有するラミネートから製造される。該プラスチックフィルムは好ましくは、ポーチ部材の形状の維持を容易にするために、埋め込まれた繊維によって強化される。代替的には、又はその上、1つ又は複数の硬化部材は、その所望された形状を維持するのを援助するために、ラミネートのポーチ部材内に設けられてもよく、又はラミネートのポーチ部材に接着されてもよい。該ポーチ部材のプラスチックとともに、硬化部材は、溶着によって手術用ドレープに取り付けられることができる。
本願発明の他の目的は、外科手術チームが特別な長さのテーブルで手術する場合に、低侵襲治療、血管外科術、及び心臓学の分野において血管造影術のための工具を保持する工具ホルダーを提供することである。
この目的は、前記工具ホルダーが略櫛状であるが、櫛歯を有し、該櫛歯は、それらの根部よりその先端部でより厚くなっており、それによって、前記櫛歯の間の空間が前記根部より前記先端部でより小さくなっており、前記工具ホルダーが、それらに接着された取り付けられた両面に接着剤を有するテープの一片の一の側を有する背面側を有し、例えば一般的な殺菌ドレープなどの任意の有益な表面に該工具ホルダーを接着するための、取り外し可能な保護フィルムを装着する他の側を有する、本願発明に従って達成される。
少なくとも1つの工具ホルダーの使用の結果、多くの場合非常に長く、弾力のある血管内器具をそれらの適所に維持することは、容易とされるであろう。これは、いくつかの手(看護婦/助手)を自由にし、且つ工具の落下及び該工具が非殺菌状態になることを避けるのを援助するであろう。
上述したように、好ましくは、工具ホルダーは、弾性材料から製造されており、櫛歯の間の空間の数は、約10であり、且つ適切には、工具ホルダーの前記櫛歯の間の少なくともいくつかの空間が色分けされている。
工具ホルダーが別々に獲得され、且つ本願発明の手術器具配置工具内に含まれない場合、4つの工具ホルダーを含むパックが最も多くの要求を満たすように思われる。4つの工具ホルダーは、長く、弾力のある器具がループを形成することを可能にするように、容易に位置付けられることができ、それらの器具が、それらの長手方向において移動可能とされるが、工具ホルダーにおいて依然として比較的安全に維持される。
以下において、本願発明は、好ましい実施形態及び添付した図面を参照してより詳細に記載されるであろう。
血管内器具が配置工具に保持されている状態で、手術台上に横たわっている患者に位置付けられた本願発明の手術器具配置工具の好ましい実施形態の概略的な斜視図である。 垂直方向の二重の湾曲底部表面と、垂直方向上向きに面する開放側とを有し、且つその形状を維持することを容易にするために、補強部を有する、図1の配置工具内に含まれる水平方向のポーチ部材の概略的な斜視図である。 2つの歯の間の空間を貫通するスプリングガイドワイヤを有する、図1の配置工具内に含まれる略櫛状の工具ホルダーの概略的な斜視図である。 患者の脚及び患者の腹部の下部を覆っている図1の手術器具配置工具を有する、手術台上に横たわっている患者の下部の概略的な平面図である。
[本願発明を実行するためのモード]
図1は、本願発明の手術器具配置工具1の好ましい実施形態の概略的な斜視図を示す。該手術器具配置工具1は、患者の脚が手術台3上に真直ぐに広げられた状態で、仰向けに横たわっている患者2に位置付けられる。患者の上部が覆われていないように示されるけれども、現実の世界では、普通、一般的な病院の慣行に従って、殺菌ドレープによって本質的に覆われているだろう。血管内器具4は、該手術器具配置工具1に保持されるように示されており、例えば経皮的に、又は皮膚を通じて患者2の大きな血管内に導入されるように示されている、又は該血管内に導入される。一般的に、選択された血管は、鼠径部に隣接して見つけられた大腿動脈又は大腿静脈である。例えば、大腿動脈へのアクセスは、冠血管、頚動脈、及び脳の血管造影術のために必要とされる。血管内器具4がカテーテルとされる場合、該カテーテルは、血管内バルーン、ステント、又はコイルを挿入するために使用されることができる。ステント及びコイルは、白金などの微細ワイヤ材料からなり、それらが適所に案内されると、所定の形状に膨脹されることができる。当然ながら、示された器具が血管内器具とされるけれども、本願発明は、低侵襲治療、血管外科術、及び心臓学の分野において血管造影術のための他の工具をも保持するのに有益である。
該配置工具1は、
‐配置表面13を提供するために、患者が、脚が広げられた状態で横たわる場合に、平均的なサイズの患者2を少なくとも鼠径部から患者の足の領域に至るまで覆うための手術用ドレープ10と、
‐略水平方向の上向きに露出された底部表面27を有するポーチ部材(pouch member)20であって、該ポーチ部材20が、患者2の広げられた脚の下部まで延在するように、手術用ドレープ10の足側端部12に取り付けられており、前記ポーチ部材20が、二重の湾曲底部表面21及び縁部22を提供する垂直方向の壁部分28を有し、該縁部22は、前記ポーチ部材20の前記上向きに露出された底部表面27の一部を露出することを提供する、ポーチ部材20と、好ましくは、
‐手術用ドレープ10の上向きに露出された表面13に取り付けられた複数の工具ホルダー30、30’、31、31’であって、患者2の広げられた脚の間の空間を横断する方向に延在する、複数の工具ホルダー30、30’、31、31’と、
を備える。
図1及び図4に示されるように、ポーチ部材20は、横たわっている平均なサイズの患者2の足を超えて水平方向に、一般的に約0.5m(好ましくは0.3m〜0.8mの範囲)とされる距離だけ突出する。さらに、二重の湾曲底部表面21は実質的に、略同じ長さである水平方向の直径(すなわち、図4に見られる、rの2倍)を有する。ポーチ部材20は、任意の方法で、例えば接着剤で及び/又は溶着(プラスチック)で、手術用ドレープ10に取り付けられる別個のユニットとして製造されてもよい。
ポーチ部材20の略水平方向の上向きに露出された底部表面27は、手術用ドレープ10の上向きに露出された略水平方向の下部表面13の平面と同一平面において実質的に延在している。手術用ドレープ10の下部表面13の背面は通常、手術台3の上部表面に直接的に載っており、すなわち、露出された表面13、27を手術台3の上面と同じ高さで位置付ける。示された実施形態において、手術用ドレープ10の下部表面13は、脚カバー部分17と一体化されており、該脚カバー部分17は、上向きに延在している内側壁17’を形成しており、該内側壁17’は、工具の配置のための実用的な空間を形成するように、下部表面13を部分的に取り囲む。類似の方法において、ポーチ部材20はまた、その領域内に(必要に応じて)工具の配置のための空間を提供しており、壁部材28の縁部22に関して中央に位置付けられるように、その領域内で露出される。垂直方向の二重の湾曲底部表面21を示す壁部材28を形成することによって、多くの場合非常に長く、弾力のある手術器具は、作業空間、すなわち、手術用ドレープ10の脚部分17とポーチ部材の壁部分28とによって囲まれた空間から離れて逃れることを妨げる。これは、いくつかの手(看護婦/アシスタントの手)を自由にし、且つ工具の落下又は工具の非殺菌状態になることを避けるであろう。さらに、該壁17’、28は好ましくは、それらが配置領域13、27を全体的に取り囲むように配置されてもよく、それによって、液体が漏れることを妨げる。
二重の湾曲底部表面21は、比較的大きな半径rを有する第1の湾曲を有する。該第1の湾曲は、壁部分28の内側表面21のU字形状を形成し、(壁部分28の全ての部分が略同一の厚さを有し、外側周囲が図4における上方から見られるようにU字形状であるので、)長く、弾力のある手術器具を滑らかに連続的に曲げることを可能にする。さらに、二重の湾曲底部表面21は、横断方向において内側表面21に沿って、比較的小さい半径rを有する第2の湾曲を有する。該第2の湾曲は、壁部分28の内側表面21の断面設計によって形成されるチャンネル内に、長く、弾力のある器具を保持するために、(図2に見られる)側面から見られるU字形状(及び外側U字形状周囲)を提供する。半径rは好ましくは、20mmから100mmの範囲内であるが、当業者にとって、所望な保持機能、すなわち、滑らかなU字形状から逸脱する形状、例えば、極端な実施形態において、矩形状の角部を有するU字形状を有する形状を得るために、その表面の断面形状の多くの多様性が、使用されてもよいことは、明白である。
図4には、少なくとも略水平面において、二重の湾曲底部表面21の形状を維持するために、ポーチ部材20に位置する弓状部材23が示される。該弓状部材23は、任意の適切な形状及び材料、例えばプラスチックバー又はチューブから形成されてもよい。図4に示された実施形態において、弓状部材23は、横たわっている平均的なサイズの患者2の広げられた脚の間で水平方向に延在している2つの端部24、24’を有する。前記端部24、24’の少なくとも最端部は、例えば、手術用ドレープ10に設けられた2つのポケット14、14’内に受容され、且つ保持される。図4の実施形態において、それらのポケットは、横たわっている平均的なサイズの患者2の広げられた脚のふくらはぎの最も厚い部分と略同じ高さで、該最も厚い部分に近接して、且つ該最も厚い部分の間で、すなわち、配置表面13と内側壁部材17との間の遷移領域において、位置している。ポーチ部材20及び弓状部材23の弓状中心部分(arcuate central portion)の組み合わされた重量に対して端部24、24’の重量を釣り合わせることによって、ポーチ部材20は、手術台3の足側端部から片持ち梁方式で水平方向に突出するであろう。さらに、図4において、参照符号2’は、患者2の大腿動脈又は大腿静脈などの大きな血管内への血管内器具4の導入のための考えられる位置を明示する。
図1及び図4に示された実施形態において、4つの工具ホルダー30〜31’が使用されているが、必要に応じて、より多い数又はより少ない数の工具ホルダーを使用することは可能である。示された4つの工具ホルダー30〜31’は、手術用ドレープ10に取り付けられており、第1の対の工具ホルダー30、30’がポケット14、14’のちょうど内側で直線状のラインを形成し、第2の対の工具ホルダー31、31’が、互いから離隔して位置しており、手術台3の足側端部のちょうど内側で平行なラインを形成している。それらの位置で、ポーチ部材20が手術用ドレープ10に取り付けられる。当然ながら、4つの工具ホルダー30〜31’は、必要に応じて他の位置で手術用ドレープ10に取り付けられてもよい。
図3に示された好ましい実施形態において、工具ホルダー30〜31’は、略櫛歯形状に形成されているが、櫛歯32を有しており、該櫛歯32は、それらの根元部34よりそれらの先端部33でより厚くなっている。それによって、櫛歯32の間の空間35は、根元部34より先端部33でより小さくなっている。
それによって、長く、弾力のある手術器具4及び他の手術工具は、それらの長手方向に移動することを妨げることなく、安全に保持されることができる。
工具ホルダー30〜31’は好ましくは、ゴム又は類似の弾性材料から製造されており、より好ましくは、重量及び費用を減少させるであろう多孔性種類の材料から形成される。空間35の両側の櫛歯の先端部33が工具ホルダー30〜31’内への長く、弾力のある手術器具4及び他の手術工具の挿入時に、互いから離れるように押圧されるであろう。それは、工具ホルダー30〜31’内に手術器具4を取り付けることを容易にし、且つ手術器具4は、工具ホルダー30〜31’に保持されるであろう。単一のハンドグリップ(single−hand grip)は、工具ホルダー30〜31’内に手術器具を挿入し、且つ工具ホルダー30〜31から手術器具を取り除くのに十分である。
いくつかの処置において、10〜20つの工具又はそれ以上の工具が使用されるが、大部分の処置において少なくとも7〜8つの工具が使用されるので、櫛歯32の間の空間35の数は、約10とされる。
工具ホルダー30〜31’内への長く、弾力のある手術器具4及び他の手術工具の取付、及びその後のそれらの保持を容易にするために、工具ホルダー30〜31’の櫛歯の間の少なくともいくつかの空間35は、色分けされてもよい(図示せず)。
好ましくは、工具ホルダー30〜31’は、その両側に接着剤を有するテープ(図示せず)によって手術用ドレープ10に取り付けられるが、必要に応じて、当然ながら、いくつかの他の取付方法を使用することは可能である。
手術用ドレープ4の上向きに露出された内部表面は、適切な位置での取付を容易にするために、工具ホルダー30〜31’を取り付けるための推奨された位置で印付けされてもよい。図面において、適切な位置は別々に示されていないが、最も多くの場合において、図1及び図4に示された位置は、適切な位置である。
前記足側端部12に加えて、手術用ドレープ10は、反対側の上端11を有する。配置工具1を患者2に固定するために、上端11は、それに接着された接着剤をその両側に有するテープ15の一片の一の側と、該保護フィルムの除去の後で配置工具1を患者2に接着させるための、示されていない除去可能な保護フィルムを装着している他の側と、を有している。
配置工具1を患者にしっかりと保持させるために、手術用ドレープ10の上端15でのテープ15の長さは、30〜50cm(12〜20インチ)の患者を横断する幅で延在するのに十分とされる場合がある。必要に応じて、手術用ドレープ10の上端11は、患者2のへそに向かって延在しているウィング16を有してもよい。該ウィング16は、手術のための手術台上に患者を準備する場合に、指示、必要に応じて方向に関する指示を装着してもよい。
柔らかく、固く(tight)、且つ強くなるように、手術用ドレープ10は好ましくは、可撓性を有するラミネート、それ自体が周知であり、且つ手術用ドレープとして既に使用される種類の可撓性を有するラミネートから製造される。この可撓性を有するラミネートは、繊維状表面層によって覆われたプラスチックフィルムの中間層を有する。例として、該フィルムは、液体不透過性ポリエチレンフィルムとされてもよく、上部繊維状表面層は、液体吸収性不織布材料とされてもよい。患者2に面する底部繊維状表面層は、汗を吸収することによって、且つプラスチックフィルムと患者の肌の直接的な接触を妨げることによって、患者の快適性を高めるために、紙綿(cellulose wadding)又は同様のものとされてもよい。しかしながら、所望された機能性を提供するために、複数の層及びその中の材料の多くの他の組み合わせは、可能である。
同様に、ポーチ部材20は、柔らかく、固く、且つ強くなるべきであり、可撓性を有するラミネートから製造される。ここで使用されたラミネートは、患者の肌と接触状態にならず、それによって紙綿又は同様のものの底部層が必要とされてなくてもよい。それ故に、ポーチ部材20で使用されたラミネートは、繊維状表面層によって覆われたプラスチックフィルムの底部層を有してもよい。手術用ドレープ10などで、フィルムは、液体不透過性ポリエチレンフィルムとされてもよく、上部繊維状表面層は、液体吸収性不織布材料又は不織布とされてもよい。多くの用途のために、例えば、一体化ユニットとしてそれらを多かれ少なかれ製造するために、手術用ドレープ10などのラミネートと同一のラミネートをポーチ部材20で使用することは、好ましい。しかしながら、ポーチ部材20の所望された形状を維持するために配置するように、ラミネート、例えば、プラスチックフィルムと一体化したラミネートは、ポーチ部材の形状の維持を容易にするために、ガラス繊維又はポリエステル織物などの埋め込まれた繊維によって強化されてもよい。代替的には、又はその上、1つ又は複数の硬化部材26は、その所望された形状を維持するのを援助するために、ラミネートポーチ部材20内に設けられてもよく、又はラミネートポーチ部材20に接着されてもよい。
さらに、所望の形状が、所望の形状及び強度を形成するために、ラミネート(好ましくは、ある程度の弾性を有する)の打抜き及び接着によって生み出されることは、予見されている。
図2に示された実施形態において、ポーチ部材20の略垂直方向の底部には、複数の略垂直方向の硬化部材(stiffening member)26が設けられている。硬化部材26は、ポーチ部材の底部の外側プラスチックフィルム側又は内側繊維状表面層側、又はその両方の側に位置してもよい。例として、それらは、プラスチック材料が硬化する、又は凝固する、好ましくはその後弾性を提供するまで、ポーチ部材の底部上の硬化プラスチック材料又は凝固プラスチック材料の平行な延在(runs)を載置することによって、且つ底部の形状を維持することによって設けられてもよい。それによって、手術用ドレープ10及び/又はポーチ部材20は、その包装時に、平坦な形状を保つことができ、アンパック時にその意図した形状に自動的に拡張することができる。必要に応じて、当然ながら、硬化部材のネット構造を形成するために、互いを交差させる2つ以上の平行な延在(図示せず)を載置することはまた、可能である。代替的には、予備成形されたネット状の硬化部材(図示せず)がポーチ部材20に取り付けられてもよい。ポリマーの技術分野における当業者にとって、平行な延在/硬化部材26を製造するための適切なプラスチック材料の多くの多様性が存在することは、明白である。
弓状部材23が使用され、且つ硬化部材26がポーチ部材20の底部表面21の内側に位置する場合に、硬化部材26は、示されていない実施形態において、弓状部材23のための取付ポイントを提供するように形成されてもよい。そのような取付ポイントは、単純な浅い凹所として形成されてもよく、又はより複雑なスナップ接続部として形成されてもよい。さらに、弓状部材23及び硬化部材が、その導入時に、可撓性を有するドレープ10及びポーチ20の所望される形状を提供することができるユニットを形成するために一体化されることは、予見されている。それ故に、そのような実施形態において、使い捨てのドレープ10及び/又はポーチ部材20を有することは、好ましいとされてもよいが、弓状部材23/硬化部材26は、再利用可能とされてもよい(それ故に、殺菌を容易にする材料で形成される)。
ポーチ部材20のための好ましいラミネートは、手術用ドレープのための伝統的な種類である。しかしながら、所望の機能性、とりわけ十分な強度及び可撓性を提供するために、その層及び材料の多くの他の組み合わせは可能である。ポーチ部材20におけるプラスチックフィルムは、気密性の目的ために有益とされてもよいだけではなく、溶着によって、ポーチ部材20を手術用ドレープ10に取り付けることを可能にさせてもよい。
本願発明による、手術器具配置工具、別個の工具ホルダー、それらのパックの最も重要な分野は、血管内手術(endovascular surgery)及び低侵襲治療とされるが、侵襲性心臓学とされる。末梢血管処置(peripheral vascular procedure)及び中心血管処置(central vascular procedure)がこの工具から恩恵を受け、それらの処置における時間及び金銭の両方が抑制されるであろう。血管内手術は、放射線科医、神経科医、神経外科医、心臓病専門医、及び血管外科医によって実施される。該分野は、その最小限の低侵襲性技術が、より伝統的で、以前として高侵襲手術に対して迅速な利点を提供するので、急速に成長している。
本願発明は、上述したものに限定されないが、添付した特許請求の範囲の技術的範囲内で変更されてもよい。例えば、本願発明の主な機能、すなわちカテーテル及び他の長い器具が落下する、又は床に位置することを妨げる能力は、ドレープ及び/又はポーチ上に位置付けられた任意の工具ホルダーなしでも得られることは、明らかである。さらに、ドレープ及び/又はポーチが、所望の基本的な機能及を果たすために幅広のフレーム内で変化してもよいことは、明らかであり、異なる特性が、代替的なラミネート及び/又はラミネートの組み合わせ方法、及び/又はラミネートを接着する方法、及び/又は支持部材を取り付ける方法によって達成されてもよいことは、明らかである。例えば、互いに複数の層を接着させることを使用することによって、及び取り付けられた接着剤及び互いに接着される複数の層の量を変更することによって、性質を変更することが、例えば複数の種類の用途の異なる必要性に適合するように、達成されることができることは、明白である。
さらに、工具ホルダーが、例えば、異なるあらゆる態様に関して、必要性、及び/又は所望、及び/又は異なる基準、及び/又は異なる要求に応じて、幅広い範囲における異なる材料において製造されることができることは、明白である。例えば、世界中の少なくともいくつかの部分において、ますます注意を引き付ける一の態様は、環境の態様である。これゆえに、本願発明に関する明白な代替物は、多くの繊維製品及び実際には今日のポリマーのような生物学的に分離可能である材料を使用することである。好ましい実施形態において、本願発明の全ての部品は、使い捨てとされるべきであり、そのような場合において、当然ながら、そのような環境に優しい材料で製造された全ての部品を有することは、有利とされるであろう。さらに、略水平方向の位置においてポーチを保持するために所望された強度を達成するように、上記の支持装置23以外の多くの他の手段、例えば例えば、ドレープ及びポーチの底部層における平坦で比較的厚い部分が使用されてもよいことは、明らかである。さらに、ドレープの脚部17が(図面に示されるように)脚の上方の全てに到達する必要がないことは、明らかである。しかし、いくつかの用途/状況において、(例えば、それらを適所に保つためのテープと組み合わせて)内側部分17’を単に提供するのに十分である。
1 手術器具配置工具
2 患者
3 手術テーブル
4 血管内器具
10 手術用ドレープ
13 配置表面、上向きに露出された表面、下部表面
14、14’ ポケット
17 脚カバー部分、内側壁部材
17’ 上向きに延在している内側壁
20 ポーチ部材
21 二重の湾曲底部表面、内側表面
22 縁部
23 弓状部材
24、24’ 端部
27 略水平方向の上向きに露出された底面
28 垂直方向の壁部分、壁部材
30、30’、31、31’ 工具ホルダー
32 櫛歯
33 先端部
34 根元部
35 空間
第1の湾曲の半径
第2の湾曲の半径

Claims (16)

  1. 低侵襲治療、血管外科術、及び心臓学の分野において血管造影術のための工具を保持するための手術器具配置工具(1)であって、
    ‐平均的なサイズの患者(2)を少なくとも鼠径部から足の領域に至るまで覆うために配置された手術用ドレープ(10)であって、前記患者が、脚が広げられた状態で横たわっている場合に、前記患者の脚の間に配置表面(13)のために配置される手術用ドレープ(10)と、
    ‐略水平方向の上向きに露出した底部表面(27)を有するポーチ部材(20)であって、前記ポーチ部材(20)が、前記患者(2)の広げられた脚の下に延在するように、前記手術用ドレープ(10)の足側端部(12)に取り付けられる、ポーチ部材(20)と、
    を備えており、
    前記ポ−チ部材(20)は、横たわっている平均的なサイズの患者(2)の足を越えて水平方向に突出するように配置されており、
    前記ポーチ部材(20)が、二重の湾曲底部表面(21)及び縁部(22)を提供する垂直方向の壁部分(28)を有し、前記縁部(22)は、前記ポーチ部材(20)の前記上向きに露出した底部表面(27)の一部を露出することを提供することを特徴とする、手術器具配置工具。
  2. 少なくとも1つの工具ホルダー(30〜31’)は、前記手術用ドレープ(10)の前記配置表面(13)に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の手術器具配置工具。
  3. 二重の湾曲壁(28)は、垂直方向の半径(r2)より略大きい水平方向の半径(r1)を有することを特徴とする請求項2に記載の手術器具配置工具。
  4. 弓形部材(23)が、前記二重の湾曲底部表面(21)の形状を維持するために前記ポーチ部材(20)に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の手術器具配置工具。
  5. 前記弓形部材(23)は、前記平均的なサイズの患者(2)の広げられた脚の間で水平方向に延在する2つの端部(24、24’)を有し、前記手術用ドレープ(10)は、前記端部(24、24’)の少なくとも最端部を受容し、且つ保持するための部材(14,14’)を有することを特徴とする請求項4に記載の手術器具配置工具。
  6. 前記工具ホルダー(30〜31’)は、略櫛状であるが、櫛歯(32)を有しており、該櫛歯(32)がそれらの根元部(34)よりそれらの先端部(33)でより厚くなっており、それによって、前記櫛歯(32)の間の空間(35)は、前記根元部(34)より前記先端部(33)でより小さくなることを特徴とする請求項2又は3に記載の手術器具配置工具。
  7. 前記工具ホルダー(30〜31’)は、弾性材料から製造されることを特徴とする請求項6に記載の手術器具配置工具。
  8. 前記櫛歯(32)の間の前記空間(35)の数は、5〜15の範囲内であることを特徴とする請求項6又は7に記載の手術器具配置工具。
  9. 前記工具ホルダー(30〜31’)の前記櫛歯(32)の間の少なくともいくつかの空間(35)は、色分けされることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の手術器具配置工具。
  10. 前記工具ホルダー(30〜31’)は、両側に接着剤を有するテープによって、前記手術用ドレープ(10)に取り付けられることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載の手術器具配置工具。
  11. 前記手術用ドレープ(10)の前記上向きに露出した表面(13)及び/又は前記ポーチ部材(27)は、前記工具ホルダー(30〜31’)を取り付けるための推奨された位置で印付けされることを特徴とする請求項6〜10のいずれか一項に記載の手術器具配置工具。
  12. 前記手術用ドレープ(10)は、前記足側端部(12)に加えて、反対側の上端(11)を有し、前記上端(11)は前記手術器具配置工具を前記患者に接着するための接着装置(15)を有していることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の手術器具配置工具。
  13. 前記手術用ドレープ(10)の前記上端(11)での前記接着装置(15)は、前記患者(2)を横断する幅で延在するのに十分であることを特徴とする請求項12に記載の手術器具配置工具。
  14. 前記手術用ドレープ(10)の前記上端(11)は、前記患者(2)のへそに向けて延在しているウィング(16)を有することを特徴とする請求項12又は13に記載の手術器具配置工具。
  15. 前記手術用ドレープ(10)及び/又は前記ポーチ部材(20)は、ラミネート、好ましくは繊維状表面層によって覆われたプラスチックフィルムの中間層を有するラミネートから製造されることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の手術器具配置工具。
  16. 1つ又は複数の硬化部材(26)が、その所望された形状を維持するのを援助するために、前記ポーチ部材(20)に配置されることを特徴とする請求項15に記載の手術器具配置工具。
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