JP5705995B2 - マルチキャリアシステムにおける周波数間測定制御 - Google Patents

マルチキャリアシステムにおける周波数間測定制御 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2010年11月8日に出願された「Inter-Frequency Measurement Control in a Multi-Carrier System」と題する仮出願第61/411,365号の優先権を主張する。本特許出願はまた、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に組み込まれる、2010年12月15日に出願された「Inter-Frequency Measurement Control in a Multi-Carrier System」と題する仮出願第61/423,527号の優先権を主張する。
本発明の態様は、一般にワイヤレス通信に関し、詳細には、ワイヤレス通信システムにおける周波数間測定の制御のための方法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、システムリソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。
いくつかのワイヤレス通信システムでは、モバイル端末と基地局は、基地局からモバイル端末へのダウンリンクとモバイル端末から基地局へのアップリンクとの上で通信する。移動局は、異なる帯域上で、ただし、任意の時間にただ1つのアクティブ帯域上で、動作することが可能であり得る。その結果、モバイル端末は、それの動作能力内の他の帯域のチャネル品質を測定するためにアクティブ帯域上での通信を中断しなければならない。
マルチキャリア/マルチバンドワイヤレス通信システムにおいて測定ギャップについての要件を判断し、シグナリングするための技法が開示される。一態様では、モバイル端末が、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA:carrier aggregation)構成で動作する能力をシグナリングし、各CA構成について、モバイル端末によってサポートされる周波数帯域についてモバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与える。
一態様では、UEは、1つまたは複数のCA構成で動作する能力と測定ギャップ要件の指示とを含む能力メッセージを生成し、能力メッセージをサービング基地局に送る。
一態様では、UEは、キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信し、選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当て、選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングする。
一態様では、UEは、上記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を受信し、上記サブセットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングする。
一態様では、UEは、周波数間測定ギャップ要件に基づく周波数測定要求を受信し、測定要求がモバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可(cannot comply)」指示をシグナリングする。
一態様では、マルチキャリア動作のために構成された基地局が、モバイル端末から、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力の指示を受信し、各CA構成について、モバイル端末によってサポートされる周波数帯域についてモバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を受信する。
他の態様は、開示する技法を実行するための装置および製造品を含む。
例示的なワイヤレス通信システムを示す図。 例示的なワイヤレス通信システムのブロック図。 決定性測定ギャップ要件を用いた例示的な受信機構成を示す図。 図3の受信機構成に対応する例示的な測定ギャップ行列を示す図。 第1の構成における例示的なマルチバンドマルチ受信機デバイスを示す図。 第2の構成における図5Aの例示的なマルチバンドマルチ受信機デバイスを示す図。 別の例示的なマルチバンドマルチ受信機デバイスを示す図。 第1の構成における図6Aの例示的なマルチバンドマルチ受信機デバイスを示す図。 UEが判断した測定ギャップ要件を示す例示的な表。 マルチキャリア環境における測定ギャップ能力の例示的なシグナリングおよび更新を示す流れ図。 マルチキャリア環境において測定ギャップ能力をシグナリングし、更新する追加の態様を示す流れ図。 マルチキャリア環境において測定ギャップ能力をシグナリングし、更新するさらなる態様を示す流れ図。 例示的なマルチバンドマルチ受信機デバイスを示す図。 図11Aのマルチバンドマルチ受信機デバイスについての例示的なUE測定ギャップ要件を示す表。 例示的な測定ギャップ行列を示す図。 別の例示的な測定ギャップ行列を示す図。 モバイル端末における例示的な方法を示すフローチャート。 モバイル端末における別の例示的な方法を示すフローチャート。 基地局における例示的な方法を示すフローチャート。 基地局における例示的な方法を示すフローチャート。 様々な開示する方法を実装することが可能な例示的なシステムのブロック図。 様々な開示する方法を実装することが可能な通信装置の図。
以下の記述では、限定ではなく説明の目的で、様々な開示する態様の完全な理解を与えるために詳細および説明を記載する。ただし、様々な開示する態様は例示的であることと、これらの詳細および説明から逸脱する他の態様が実施され得ることとが、当業者には明らかであろう。
本明細書で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを指すものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラムおよび/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。
例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方が構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素が1つのコンピュータ上に配置され得、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散され得る。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、1つまたは複数のデータパケット(たとえば、ローカルシステム、分散システム内の別の構成要素と対話する、および/またはインターネットなどのネットワーク上で信号を介して他のシステムと対話する、1つの構成要素からのデータ)を有する信号によるなど、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信し得る。
さらに、本明細書ではユーザ機器に関するいくつかの態様について説明する。ユーザ機器は、ユーザ端末と呼ばれることもあり、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイルワイヤレス端末、モバイルデバイス、ノード、デバイス、遠隔局、リモート端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ワイヤレス通信装置またはユーザエージェントの機能の一部または全部を含んでいることがある。ユーザ機器は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、スマートフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星無線、ワイヤレスモデムカード、および/またはワイヤレスシステムを介して通信するための別の処理デバイスであり得る。さらに、本明細書では基地局に関する様々な態様について説明する。基地局は、1つまたは複数のワイヤレス端末と通信するために利用され得る。基地局は、アクセスポイント、ノード、ノードB、発展型ノードB(eNB)または何らかの他のネットワークエンティティの、機能の一部または全部を含んでいることがあり、この点において、概して「ネットワーク」と呼ばれることがある。基地局はまた、エアインターフェースを介してワイヤレス端末と通信する。通信は、1つまたは複数のセクタを通して行われ得る。
基地局は、受信したエアインターフェースフレームをインターネットプロトコル(IP)パケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、IPネットワークを含み得るアクセスネットワークの残部との間のルータとして働き得る。基地局はまた、エアインターフェースの属性の管理を調整し得、また、ワイヤードネットワークとワイヤレスネットワークとの間のゲートウェイであり得る。UEへのネットワークコマンドは、それらがネットワーク中のどこで発生しても、1つまたは複数の基地局によってUEに通信されることを諒解されよう。
いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含み得るシステムに関して、本開示の様々な特徴および態様を提示する。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことがあり、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含むとは限らないことがあることを理解されたい。これらの手法の組合せも使用され得る。
さらに、「例示的」という単語は、本明細書では、例、事例または例示の働きをすることを意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。むしろ、例示的という単語の使用は、概念を具体的な方法で提示するものである。
本明細書で説明する技法はマルチキャリアワイヤレス通信システムにおいて実施され得る。1つの例示的なワイヤレス通信システムは、全システム帯域幅を、周波数サブチャネル、トーンまたは周波数ビンと呼ばれることもある複数(NF)個のサブキャリアに区分する直交周波数分割多重(OFDM)を利用し得る。まず、送信すべきデータ(すなわち、情報ビット)を特定のコーディング方式を用いて符号化してコード化ビットを生成し、コード化ビットをさらにマルチビットシンボルにグループ化し、次いで、これらのマルチビットシンボルを変調シンボルにマッピングする。各変調シンボルは、データ送信のために使用される特定の変調方式(たとえば、M−PSKまたはM−QAM)によって定義された信号コンスタレーション中のポイントに対応する。各周波数サブキャリアの帯域幅に依存し得る各時間間隔において、変調シンボルは、NF個の周波数サブキャリアの各々上で送信され得る。したがって、システム帯域幅にわたって異なる減衰量によって特徴づけられる、周波数選択性フェージングによって引き起こされたシンボル間干渉(ISI)をなくすために、OFDMが使用され得る。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク、DL)は基地局からワイヤレス端末への通信リンクを指すことができる。逆方向リンク(またはアップリンク、UL)は端末から基地局への通信リンクを指すことができる。マルチキャリアシステムでは、各ワイヤレス端末についてDLおよびUL上で1つまたは複数のコンポーネントキャリア(CC:component carrier)が構成され得る。そのような構成は、対称(ワイヤレス端末が同数のダウンリンクコンポーネントキャリアとアップリンクコンポーネントキャリアとを有する)、または非対称(ワイヤレス端末が異なる数のダウンリンクキャリアとアップリンクキャリアとを有する)であり得る。次に、各CCの送信モードが別個に構成され得る。
MIMO送信は、複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを採用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMO送信は改善された性能(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。また、MIMOは、時分割複信(TDD)システムと周波数分割複信(FDD)システムの両方においてサポートされる。TDDシステムでは、順方向リンク送信と逆方向リンク送信とが同じ周波数領域上で行われるので、相反定理により逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナが基地局で利用可能なとき、基地局は順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
図1に、マルチキャリアワイヤレス通信システム100を示す。基地局102が、複数のアンテナグループを含み得、各アンテナグループは、1つまたは複数のアンテナを備え得る。たとえば、基地局102が6つのアンテナを備える場合、あるアンテナグループが、第1のアンテナ104と第2のアンテナ106とを備え得、別のアンテナグループが、第3のアンテナ108と第4のアンテナ110とを備え得、第3のグループが、第5のアンテナ112と第6のアンテナ114とを備え得る。上記のアンテナグループの各々が2つのアンテナを有するものとして特定されたが、各アンテナグループ中でより多いまたはより少ないアンテナが利用され得ることに留意されたい。
第1のユーザ機器116は、第1の順方向リンク120を介した第1のユーザ機器116への情報の送信を可能にするために、たとえば、第5のアンテナ112および第6のアンテナ114と通信する。図示のように、例示的な第1の順方向リンク120は3つのコンポーネントキャリア(CC)を備え、例示的な第1の逆方向リンク118は1つのコンポーネントキャリアを含む。順方向リンク120と逆方向リンク118の両方におけるコンポーネントキャリアの数は、時間とともに変動することがあり、本例によって限定されない。たとえば、時々、基地局102は、それがサービスするマルチキャリアユーザ機器116、122について複数のアップリンクCCおよびダウンリンクCCを構成し、再構成し得る。
また、図1は、第2の順方向リンク126を介した第2のユーザ機器122への情報の送信と第2の逆方向リンク124を介した第2のユーザ機器122からの情報の受信とを可能にするために、たとえば、基地局102の第3のアンテナ108および第4のアンテナ110と通信している第2のユーザ機器122を示している。周波数分割複信(FDD)システムでは、図1に示すコンポーネントキャリア118、120、124、126は、通信のための異なる周波数を使用し得る。たとえば、第1の順方向リンク120は、第1の逆方向リンク118によって使用される周波数とは異なる周波数を使用し得る。
アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように設計されたエリアは、基地局102のセクタと呼ばれることがある。たとえば、図1に示すアンテナグループは、基地局102の異なるセクタ中でユーザ機器116、122と通信するように設計され得る。順方向リンク120および126上では、基地局102の送信アンテナは、異なるユーザ機器116および122に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用し得る。カバレージエリア全体にわたって点在するユーザ機器に送信するためのビームフォーミングの使用は、近隣セル中のユーザ機器に対する干渉の量を低減し得る。
例示的なマルチキャリア通信システム100は、制御チャネルおよびトラフィックチャネルに分類される、論理チャネルを含み得る。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンクチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH:broadcast control channel)、ページング情報を転送するダウンリンクチャネルであるページング制御チャネル(PCCH:paging control channel)、1つまたは複数のマルチキャストトラフィックチャネル(MTCH:multicast traffic channel)のためのマルチメディアブロードキャストおよびマルチキャストサービス(MBMS:multimedia broadcast and multicast service)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイントツーマルチポイントダウンリンクチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCC:multicast control channel)を含み得る。概して、無線リソース制御(RRC:radio resource control)接続を確立した後、MCCHは、MBMSを受信するユーザ機器によってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH:dedicated control channel)は、RRC接続を有するユーザ機器によって使用されるユーザ固有の制御情報などの専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルである別の論理制御チャネルである。また、共通制御チャネル(CCCH:common control channel)は、ランダムアクセス情報のために使用され得る論理制御チャネルである。論理トラフィックチャネルは、ユーザ情報の転送のための1つのユーザ機器に専用のポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィックチャネル(DTCH:dedicated traffic channel)を備え得る。また、マルチキャストトラフィックチャネル(MTCH)は、トラフィックデータのポイントツーマルチポイントダウンリンク送信のために使用され得る。
さらに、通信システムにおける様々な論理トランスポートチャネルはダウンリンク(DL)およびアップリンク(UL)に分類され得る。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH:broadcast channel)、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH:downlink shared data channel)、マルチキャストチャネル(MCH:multicast channel)、およびページングチャネル(PCH:Paging Channel)を含み得る。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH:random access channel)、要求チャネル(REQCH:request channel)、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH:uplink shared data channel)、および複数の物理チャネルを含み得る。物理チャネルはまた、ダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルとのセットを含み得る。
ダウンリンク物理チャネルは、共通パイロットチャネル(CPICH:common pilot channel)、同期チャネル(SCH:synchronization channel)、共通制御チャネル(CCCH)、共有ダウンリンク制御チャネル(SDCCH:shared downlink control channel)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有アップリンク割当てチャネル(SUACH:shared uplink assignment channel)、肯定応答チャネル(ACKCH:acknowledgement channel)、ダウンリンク物理共有データチャネル(DL−PSDCH:downlink physical shared data channel)、アップリンク電力制御チャネル(UPCCH:uplink power control channel)、ページングインジケータチャネル(PICH:paging indicator channel)、負荷インジケータチャネル(LICH:load indicator channel)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:physical broadcast channel)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:physical control format indicator channel)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH:physical hybrid ARQ indicator channel)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)および物理マルチキャストチャネル(PMCH:physical multicast channel)のうちの少なくとも1つを含み得る。アップリンク物理チャネルは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)、チャネル品質インジケータチャネル(CQICH:channel quality indicator channel)、肯定応答チャネル(ACKCH)、アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH:antenna subset indicator channel)、共有要求チャネル(SREQCH:shared request channel)、アップリンク物理共有データチャネル(UL−PSDCH:uplink physical shared data channel)、ブロードバンドパイロットチャネル(BPICH:broadband pilot channel)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)および物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)のうちの少なくとも1つを含み得る。
さらに、様々な開示する態様について説明する際に以下の用語および特徴が使用され得る。
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)
AMC 適応変調コーディング(adaptive modulation and coding)
BTS 送受信基地局(base transceiver station)
CC コンポーネントキャリア(component carrier)
CSI チャネル状態情報(channel state information)
CQI チャネル品質インジケータ(channel quality indicator)
DCI ダウンリンク制御情報(downlink control information)
DFT−S−OFDM 離散フーリエ変換拡散OFDM(discrete Fourier transform spread OFDM)
DL ダウンリンク(基地局から加入者への送信)
E−UTRAN 発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(evolved UMTS terrestrial radio access network)
eNB 発展型ノードB(evolved Node B)
FDD 周波数分割複信(frequency division duplex)
LTE ロングタームエボリューション(long term evolution)
MIMO 多入力多出力(multiple-input-multiple-output)
OFDMA 直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access)
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel)
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel)
PMI プリコーディング行列インジケータ(precoding matrix indicator)
PCC 1次コンポーネントキャリア(primary component carrier)
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel)
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel)
RI ランクインジケータ(Rank Indicator)
SCC 2次コンポーネントキャリア(secondary component carrier)
SIMO 単入力多出力(single-input-multiple-output)
UL アップリンク
図2は、図1に記載されているものであり得る例示的なマルチキャリアワイヤレス通信システム200の追加の態様を示すブロック図である。図示のように、システム200は、(「送信機システム」、「アクセスポイント」、または「eノードB」とも呼ばれる)基地局210と(「UE」、「受信機システム」、または「アクセス端末」とも呼ばれる)ユーザ機器250とを備える。基地局210は送信機システムと呼ばれ、ユーザ機器250は受信機システムと呼ばれるが、図示のように、これらのシステムは双方向に通信することを諒解されよう。したがって、「送信機システム」および「受信機システム」という用語は、いずれかのシステムからの単一方向通信に限定されない。さらに、図2の基地局210およびユーザ機器250は、それぞれ複数の他の受信機システムおよび送信機システムと通信し得ることにも留意されたい。
基地局210において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース212から送信(TX)データプロセッサ214に与えられる。各データストリームは、それぞれの送信機システムを介して送信され得る。TXデータプロセッサ214は、各データストリームのトラフィックデータを、そのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいてフォーマットし、コーディングし、インターリーブして、コード化データを与える。各データストリームのコード化データは、たとえば、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化され得る。パイロットデータは、典型的には、知られている方法で処理される知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用され得る。各データストリームの多重化されたパイロットデータとコード化データは、次いで、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(シンボルマッピング)されて、変調シンボルを与える。各データストリームのデータレート、コーディングおよび変調は、基地局210のプロセッサ230によって実行される命令によって判断され得る。
本例では、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ220に与えられ得、TX MIMOプロセッサ220は(たとえば、OFDMのための)さらなる処理を実行することができる。TX MIMOプロセッサ220は、次いで、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機システムトランシーバ(TMTR)222a〜222tに与え得る。TX MIMOプロセッサ220は、さらに、データストリームのシンボルと、シンボルがそこから送信されているアンテナ224とにビームフォーミング重みを付与し得る。
基地局210におけるトランシーバ222a〜222tは、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整して、送信に適した被変調信号を与える。いくつかのシステムでは、調整は、限定はしないが、増幅、フィルタ処理、アップコンバージョンなどの動作を含み得る。次いで、トランシーバ222a〜222tによって生成された被変調信号は、図2に示す基地局210のアンテナ224a〜224tから送信される。
ユーザ機器250において、その送信された被変調信号はアンテナ252a〜252rによって受信され得、受信機システムアンテナ252a〜252rの各々からの受信信号はそれぞれのトランシーバ(RCVR)254a〜254rに与えられる。ユーザ機器250における各トランシーバ254a〜254rは、それぞれの受信信号を調整し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを与え、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与え得る。調整は、限定はしないが、増幅、フィルタ処理、ダウンコンバージョンなどの動作を含み得る。
RXデータプロセッサ260が、トランシーバ254a〜254rからのシンボルストリームを受信し、特定の受信機処理技法に基づいて処理して、複数の「検出」シンボルストリームを与える。一例では、各検出シンボルストリームは、対応するデータストリームの送信されたシンボルの推定値であるシンボルを含むことができる。RXデータプロセッサ260は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、対応するデータストリームのトラフィックデータを復元することができる。RXデータプロセッサ260による処理は、基地局210におけるTX MIMOプロセッサ220とTXデータプロセッサ214とによって実行される処理を補足するものであり得る。RXデータプロセッサ260は、さらに、処理されたシンボルストリームをデータシンク264に与えることができる。
チャネル応答推定値が、RXデータプロセッサ260によって生成され得、受信機システムにおいて空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調レートまたは方式を変更し、および/または他の適切なアクションを実行するために使用され得る。さらに、RXデータプロセッサ260は、さらに、検出シンボルストリームの信号対雑音比(SNR)および信号対干渉比(SIR)などのチャネル特性を推定することができる。RXデータプロセッサ260は、次いで、推定されたチャネル特性をプロセッサ270に与えることができる。一例では、ユーザ機器のRXデータプロセッサ260および/またはプロセッサ270は、さらに、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する情報を含み得る、チャネル状態情報(CSI)を導出することができる。
CSIは、たとえば、チャネル状態に関する様々なタイプの情報を含み得る。たとえば、CSIは、MIMOパラメータを判断するためのランクインジケータ(RI)および/またはプリコーディング行列インデックス(PMI:precoding matrix index)、ならびに/あるいはデータレートと変調およびコーディング方式とを判断するために基地局210によって構成された各CCについてのワイドバンドまたはサブバンドチャネル品質情報(CQI:channel quality information)を含むことができる。プロセッサ270は、ユーザ機器250が使用するために構成されたキャリアのうちの1つまたは複数についてのPMI、CQIおよび/またはRIを含む、CSI報告を生成することができる。
特に、(「チャネル品質インジケータ」とも呼ばれる)CQIは、UEの受信機の信号対干渉雑音比(SINR)および特性を考慮に入れて、構成されたコンポーネントキャリアの各々によってサポートされ得るデータレートを判断するために、基地局210によって使用され得る。ユーザ機器250において、プロセッサ270によって生成されたCQIは、TXデータプロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、受信機システムトランシーバ254a〜254rによって調整され、基地局210に返信される。さらに、ユーザ機器250におけるデータソース236が、TXデータプロセッサ238によって処理されるべき追加のデータを与えることができる。
ユーザ機器250は、空間多重化信号を受信し、処理することが可能であり得る。空間多重化は、送信機システムアンテナ224a〜224t上で異なるデータストリームを多重化し、送信することによって、基地局210において実行され得る。これは、複数の送信機システムアンテナ224a〜224tから同じデータストリームが送られる送信ダイバーシティ方式の使用とは対照的である。空間多重化信号を受信し、処理するMIMO通信システムでは、送信機システムアンテナ224a〜224tの各々から送信された信号が互いから十分に無相関化されることを保証するために、典型的には、プリコード行列が基地局210において使用される。この無相関化は、いずれかの特定の受信機システムアンテナ252a〜252rに到着したコンポジット信号が受信され得、他の送信機システムアンテナ224a〜224tからの他のデータストリームを搬送する信号の存在下で個々のデータストリームが判断され得ることを保証する。
ストリーム間の相互相関の量は環境の影響を受け得るので、ユーザ機器250が、受信信号に関する情報を基地局210にフィードバックすることが有利である。たとえば、基地局210とユーザ機器250の両方が、いくつかのプリコーディング行列をもつコードブックを含んでいることがある。これらのプリコーディング行列の各々は、いくつかの例では、受信信号中で受ける相互相関の量に関係し得る。特定の行列中の値ではなくその行列のインデックスを送ることが有利であるので、ユーザ機器250は、PMI情報とともにCSI報告を基地局210に送り得る。また、空間多重化において何個の独立データストリームを使用すべきかを基地局210に示すランクインジケータ(RI)が送信され得る。
また、通信システム200は、上記で説明した空間多重化方式の代わりに送信ダイバーシティ方式を利用することができる。これらの例では、同じデータストリームが送信機システムアンテナ224a〜224t上で送信される。ユーザ機器250に配信されるデータレートは、一般に、空間多重化MIMO通信システム200よりも低い。送信ダイバーシティ方式は、通信チャネルのロバストネスおよび信頼性を与えることができる。送信機システムアンテナ224a〜224tから送信された信号の各々は、異なる干渉環境(たとえば、フェージング、反射、マルチパス位相シフト)を受けることになる。受信機システムアンテナ252a〜254rにおいて受信された異なる信号特性は、適切なデータストリームを判断する際に有用であり得る。
他の例は、空間多重化と送信ダイバーシティとの組合せを利用し得る。たとえば、4つのアンテナ224をもつシステムでは、第1のデータストリームがそれらのアンテナのうちの2つの上で送信され得、第2のデータストリームが残りの2つのアンテナ上で送信され得る。これらの例示的なシステムでは、ランクインジケータは、プリコード行列のフルランクよりも小さい整数に設定され、空間多重化と送信ダイバーシティとの組合せを採用することを基地局210に示し得る。
ユーザ機器250は、キャリアアグリゲーションモードで複数の周波数ダイバースキャリアにおいて信号を受信し、処理することも可能であり得、その場合、トランシーバ254a〜254rのうちの1つまたは複数が、2つ以上の周波数帯域の間でそのトランシーバの動作周波数を変更することが可能であり得る。
基地局210において、ユーザ機器250からの被変調信号は、送信機システムアンテナ224によって受信され、トランシーバ222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理されて、ユーザ機器250によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。次いで、基地局210におけるプロセッサ230は、将来の順方向リンク送信のためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを判断し得る。プロセッサ230はまた、将来の順方向リンク送信のためのビームフォーミング重みを調整するために受信信号を使用することができる。
基地局210におけるプロセッサ230およびユーザ機器250におけるプロセッサ270は、それらのそれぞれのシステムにおける動作を指示し得る。さらに、基地局210におけるメモリ232およびユーザ機器250におけるメモリ272は、それぞれ送信機システムプロセッサ230および受信機システムプロセッサ270によって使用されるプログラムコードおよびデータの記憶を可能にすることができる。さらに、ユーザ機器250において、NR個の受信信号を処理して、NT個の送信シンボルストリームを検出するために、様々な処理技法が使用され得る。これらの受信機処理技法は、等化技法を含むことができる空間および時空間受信機処理技法、「逐次ヌル化/等化および干渉消去」受信機処理技法、ならびに/または「逐次干渉消去」もしくは「逐次消去」受信機処理技法を含むことができる。引き続きUE、eNB、およびネットワークへの言及は、本開示全体にわたって図1および図2の対応するエンティティに適用可能であるものとして理解されよう。
UE250などのマルチキャリアユーザ機器は、1つまたは複数の周波数帯域に同調可能な1つまたは複数の受信機で構成され得る。受信機の特定の構成に応じて、UEは、サービングセルからのまたは隣接セルからの別の周波数帯域を測定するために、UEの現在のサービングセルの周波数帯域から離調する必要があり得る。そのような測定値は、たとえば、キャリア上で接続を確立する前にキャリアチャネルの品質を査定するために、必要とされ得る。それらの測定値は、たとえば、基準信号受信電力(RSRP:reference signal received power)測定値およびキャリア受信信号強度指示(RSSI:received signal strength indication)を含み得、セル内帯域切替えおよびセル間ハンドオフ決定を円滑にし、最適化するために、無線リソース管理方式の一部として使用され得る。UEがそれのサービングセルから離調される間の時間期間は「測定ギャップ」と呼ばれる。
所与のUE受信機アーキテクチャおよび所与のサービング帯域の場合、UEは、ターゲット測定帯域についての測定ギャップを必要とすることも必要としないこともある。測定ギャップの必要性は、たとえば、UE中の各受信機が一度に1つの帯域のみに同調され得るという制約の下で、2つの帯域(サービングおよび測定)がUE中の同じ受信機によってサポートされるのかUE中の異なる受信機によってサポートされるのかに依存し得る。
図3に、受信機1が帯域Xまたは帯域Yに同調され得るマルチバンド受信機であり、受信機2が帯域Zのみに同調可能な1バンド受信機である、2つの受信機、受信機1および受信機2をもつUE300についての例示的な場合を示す。この例では、UE300が帯域X中でサービスされている場合、受信機1は、帯域Yを測定するために帯域Xから帯域Yに同調するための測定ギャップを必要とするであろう(その逆も同様)。対照的に、UE300が帯域Xまたは帯域Y中でサービスされている場合、UE300は、帯域Xまたは帯域Y上でのサービスを中断することなしに帯域Zを測定することができ、その結果、測定ギャップは必要とされない。
これらの関係は、(たとえば、フィールド「interFreqNeedForGaps」中で)UEのネットワーク登録された能力中に含まれているフラグの行列によって示され得、その場合、サポートされる帯域の各ペアについてフラグが与えられる。図4に、図3に対応する行列を示し、1は、測定ギャップが必要とされることを示し、0は、測定ギャップが必要とされないことを示す。
このレベルのシグナリングは、各受信機におけるサポートされる帯域が独立している場合の測定ギャップの必要性をキャプチャすることができる。このレベルのシグナリングはまた、各キャリアが単一の受信機によってサポートされる、LTE Advancedについて提案されるキャリアアグリゲーション環境において十分である。しかしながら、共通の少なくとも1つの帯域に同調可能である複数の受信機を有するUEの場合(たとえば、1つの受信機は帯域A、B、Cをサポートし、第2の受信機は帯域C、D、Eをサポートする)、その機構は、より高い精度で測定ギャップの必要性をキャプチャするように変更され得る。一例として、図5Aおよび図5Bに示すように、受信機1が帯域A、B、およびCをサポートし、受信機2が帯域C、D、およびEをサポートし、帯域Cがアクティブである(すなわち、帯域Cがサービングセル帯域である)、2つの受信機をもつUE500について考える。
図5Aでは、UE500は、受信機1を使用して帯域Cで構成される。UE500は、受信機2を使用して、測定ギャップなしに帯域DおよびEを測定することができるが、帯域AおよびBを測定するために測定ギャップを必要とする。図5Bでは、状況は逆である。アクティブ帯域Cに受信機2を使用することによって、UE500は、測定ギャップの必要なしに帯域AおよびBを測定することができるが、帯域DおよびEの測定のために測定ギャップを必要とする。この単純な例は、図4の手法が、2つ以上の受信機上の(帯域Cなどの)共通の帯域の存在を考慮していないので、その手法が十分でないことがある場合を示している。
概して、デュアル受信機の場合、サービング帯域が複数の受信機によってサポートされ、測定帯域がただ1つの受信機によってサポートされるとき、あいまいさが生じることがある。LTE Rel−8などのシングルキャリアシステムでは、UEは、ギャップが常に必要とされることをシグナリングし、ギャップが必要とされない場合でもギャップを割り当てることから生じるユーザスループットの増分コストを許容することがある。代替的に、UEが、ある受信機から別の受信機にサービング帯域を動的に再割り当てすることが可能である場合、UEは、ギャップが決して必要とされないことをシグナリングし得る。ただし、本明細書で説明するように、UEは、マルチキャリア環境において(2つより多い)帯域の異なる組合せについての測定ギャップ要件をシグナリングする必要があり得る。
たとえば、UEは、それのサポートされる帯域をグループのリスト中で示し得、各グループは、同じグループ中の帯域は測定のためのギャップを必要とし、異なるグループ中の帯域はそのギャップを必要としないという、性質を有する。帯域X上で動作しているUEが、帯域Yを測定するためにギャップを必要とする場合のみ、そのギャップを必要とし、また、帯域Y上で動作している間、帯域Xを測定するためにギャップを必要とする、対称関係が仮定され得る。概して、これらの「グループ」は、別個の受信機に対応するが、UEの固有の能力に基づく論理的グループをも表し得る。たとえば、特定のUEのアーキテクチャは、帯域のいくつかのペアが異なる受信機上に常駐する場合でも、それらのペアがギャップを必要とすることを規定し得る。しかしながら、別のUE実装形態は、(たとえば、上記で説明したようにおよび以下でさらに詳細に説明するように、ある受信機から別の受信機にアクティブ帯域を動的に切り替えることによって)ギャップの必要なしに単一の受信機内でいくつかの帯域間測定を実行することが可能であり得る。
再び図5Aおよび図5Bを参照すると、たとえば、UEは、帯域サポートを2つのグループ、すなわち、{A,B,C}および{C,D,E}としてシグナリングし得、その場合、シグナリングフォーマットは、データ値のリストを表す様々なよく知られている方法のいずれかであり得る。
シグナリングされたグループが独立している場合(すなわち、共通の帯域がなく、図5Aおよび図5Bの場合ではない)、シグナリングは、上記で説明したフォーマットと同等であり得、同じグループ中の帯域のペアの場合は1の値(「真」。測定のためにギャップが必要とされることを示す)がシグナリングされ、異なるグループ中の帯域のペアの場合は0(「偽」。ギャップが必要とされないことを示す)がシグナリングされる。しかしながら、図5Aおよび図5Bの例の場合のように、グループが重複する場合、ギャップの必要性は、2つの受信機のうちのどちらが共通の帯域(たとえば、図5Aおよび図5Bの例における帯域C)に割り当てられるかに基づいて変化し得る。
以下は、アクティブキャリアの特定の構成をもつUEが異なる帯域中の追加のキャリアに対して測定を行うときに測定ギャップが必要とされるかどうかを判断するための例示的な方法の説明である。
ケース1:測定される帯域が、少なくとも1つのアクティブキャリアを含んでいるグループにおいて発生しない場合、ギャップは必要とされない。
ケース2:帯域グループが独立しており、測定される帯域が、アクティブキャリアを含んでいるグループにおいて発生する場合、ギャップは必要とされる。
ケース1もケース2も当てはまらない場合、測定される帯域は、少なくとも1つのアクティブキャリアをもつグループを共有し、測定ギャップが必要とされるかどうかを判断するための追加情報が必要とされ得る。再び図5Aおよび図5Bの例を参照すると、帯域Aがアクティブであり、帯域Cが測定されるべきである場合、ギャップは、受信機2がアクティブ帯域を有する場合(たとえば、帯域DまたはEがアクティブである場合)のみ必要とされる。
マルチキャリアシステムでは、UEの動作帯域は、特定の帯域が、ある時間期間中にアクティブであり、別の時間期間中に非アクティブであり(非アクティブにされ)得るように、(たとえば、RRCシグナリングによって)動的にまたは半静的に構成され得る。本開示によれば、UEは、それの構成変更としてUEの示された測定能力を動的に更新し得る。この手法では、示された帯域サポートは、UEの特性の静的セットではなく、UEの現在の構成に応じてUEの能力を反映する。一例として、図6Aに示すように、受信機1が帯域A、BおよびCをサポートし、受信機2が帯域C、DおよびEをサポートし、受信機3が帯域A、DおよびFをサポートする、サポートされる帯域の異なるセットを有する3つの受信機をもつUE600について考える。
たとえば、UE600が帯域BおよびD上で動作するように構成されたと仮定する。帯域Bは受信機1を占有し、帯域Dは、UE600によって受信機2または受信機3のいずれかに割り当てられ得る。UE600は、サービスエリア中で使用中であることが知られている帯域のセットなどの特定の基準に基づいて、割り当てられる受信機を選択し得る。たとえば、UE600は、ネットワークがサービスエリア中で帯域Fを使用するというメッセージを基地局から受信した場合、測定ギャップなしに帯域Fを測定するために(および/または後で帯域F上でアクティブモードにされるように)受信機3を解放されたままにしておくために、帯域Dを受信機2に割り当て得る。この場合、UE600の構成は、帯域Bが受信機1上でアクティブであり、帯域Dが受信機2上でアクティブである、図6Bに示すような構成であろう。
図6Bの構成では、UE600は、受信機3を使用してギャップなしに帯域AおよびFを測定することができるが、(受信機1または受信機2上の)帯域Cおよび(受信機2のみの上の)帯域Eを測定するためのギャップを必要とする。UEは、この情報を、サポートされる帯域のためのフラグの単一のリストとして、サービングセルを介してネットワークにシグナリングすることができ、各フラグは、現在の構成において測定ギャップが必要とされるかどうかを示し、サービングセルはアクティブ帯域上でUE600とすでに通信しているので、アクティブ帯域の報告が省略され得ることに留意されたい。図7は、この例でUEがシグナリングし得る情報を示す表700である。表700は、UE600によってサポートされる各固有帯域について1つのエントリを含んでおり、測定ギャップが、必要とされるのか(帯域CおよびC)、必要とされないのか(帯域AおよびF)、または帯域がアクティブであるので省略されるのか(帯域BおよびD)を示している。
アクティブキャリアのセットが変化するとき、またはUE600が(たとえば、帯域D上での動作を受信機2から受信機3に移すことによって)内部リソースを再割り当てするとき、この情報は更新され得る。図8は、UEとeノードB(eNB)との間の無線リソース制御(RRC)接続の確立時に測定ギャップ能力をシグナリングし、更新するための例示的な方法を示すハイレベル流れ図800である。
動作802において、RRC接続を確立する。動作804において、UEは、それの現在の構成についてのUEの測定ギャップ要件を含めて、UEの能力をeノードBにシグナリングする。動作806において、eノードBは、UEを(たとえば、図6Bに示した)マルチキャリア構成に再構成する。また、動作808において、UEは、マルチキャリア構成に基づいてUEの測定ギャップ要件を更新する。次いで、動作806および808は、UEのキャリア構成がeノードBによって再構成されるときはいつでも、反復され得る。
UEの測定ギャップ要件の更新は、(たとえば、LTE Rel−8のために定義された「InterFreqNeedForGaps」フィールドを使用して)シングルキャリアシステムにおいてUE能力のシグナリングを反復することによってシグナリングされ得、eノードBによってUEに送信されたネットワークからの再構成コマンドによってトリガされ得る。代替的に、既存の再構成メッセージの拡張として、新しいシグナリングモードが与えられ得る。たとえば、UEの測定ギャップ要件は、既存のLTE Rel−8 RRCプロトコルにおいて再構成プロシージャを終える「RRCConnectionReconfigurationComplete」メッセージ中でシグナリングされ得る。
上述のように、UEの測定ギャップ要件は、(たとえば、異なる受信機に特定の帯域の受信を再割り当てするという内部UE決定により)eノードBからの再構成コマンドなしに変化し得る。したがって、方法800の動作808はUEによって独立してトリガされ得る。UEは、たとえば、新しいメッセージ、またはLTE Rel−8において定義された既存の「UECapabilityInformation」メッセージの拡張を使用し得る。
この手法の一態様は、UEがキャリアアグリゲーション構成になく、したがって新しい情報の転送がこの基本構成を補足するとき、この態様がLTE Rel−8の「レガシー」機構をサポートすることができることである。特に、上記で説明した修正された「帯域グループ」シグナリングは、シングルキャリア/レガシーモード動作で回避され得る。UEの受信機実装形態の構造を反映する帯域グループのリストをシグナリングするのではなく、UEは、それの現在の能力の動的に更新されたステートメントを与え得る。
ネットワークは、より詳細な情報の転送なしに、上記で説明した「グループ」シグナリングを受信したとき、ギャップの必要性に関する「悲観的」仮定またはギャップの必要性に関する「楽観的」仮定のいずれかを行い得る。「悲観的」見解は、測定ギャップが必要とされ得る場合、ネットワークが、ギャップが必要とされると仮定することである。特に、測定されるべき帯域がいずれかのアクティブ帯域とともにいずれかのシグナリングされたグループに現れる場合、ネットワークによって測定ギャップが割り振られることになる。
再び、図6Bに示したUE600を参照すると、UE600が、まず帯域B上で接続モードにされ、次いで両方ともアクティブな帯域Bと帯域Dとをもつキャリアアグリゲーション(デュアルキャリア)構成にされると仮定する。RRC接続が確立されるときに、UE600は、(3つの受信機の帯域能力を反映する)それの帯域サポートグループを示し得、ネットワークは、ギャップがいつ必要とされることになるかを推論するために、接続の持続時間にわたってこの情報を使用することができる。たとえば、接続が確立された直後に、ネットワークは、グループ1が帯域B中のキャリアの割当てによって「占有」されたと考え得、また、受信機1グループ中の他の帯域(すなわち、帯域AおよびC)が別の受信機(たとえば、図6B中の受信機3)によってサポートされる場合でも、その帯域の測定はギャップを必要とすることになり、他のサポートされる帯域(D、EおよびF)の測定は測定ギャップを必要としないことになると仮定し得る。
悲観的仮定の下で(帯域D中の)第2のキャリアが追加されるとき、ネットワークは、グループ1が帯域Bによって占有されることになり、グループ2が帯域Dによって占有されることになり、グループ3が帯域Dによって占有されることになると考えることになる。その結果として、あらゆるグループが占有されることになると仮定されるので、すべての周波数間測定がギャップを必要とすると仮定されることになる。この仮定は、明らかに必要以上に悲観的である。ネットワークは、帯域Dがグループ(受信機)2に割り当てられていたことを知っていた場合、帯域AおよびFがギャップなしに測定可能であろうと推論し得るが、この情報がない場合に、ネットワークは、帯域D割当てが、グループ2またはグループ3のいずれかに対するギャップなし測定と干渉し得ると仮定し得る。
図9に、対応する流れ図900を示す。動作902において、帯域B上でUEとeノードBとの間に接続を確立する。動作904において、UEは、eノードBを介してUEのグループ構成をネットワークにシグナリングし、ネットワークは、(帯域Aがグループ3中で利用可能であり、帯域Cがグループ2中で利用可能であるが)帯域AおよびCのために測定ギャップが必要とされると仮定する。動作906において、eノードBは、ネットワークからの再構成コマンドを送信し、帯域Dを追加するようにUEを再構成し、ネットワークは、帯域Dがグループ2またはグループ3のいずれかの上でアクティブであり得るので、グループ1に加えてグループ2およびグループ3が占有されると仮定する。この悲観的手法は、必要以上に慎重である。たとえば、UE中のすべての受信機が同じである(すなわち、同じ帯域をサポートする)場合、この方式は、どの単一の帯域もすべての同じグループを占有すると仮定されるので、あらゆる場合においてすべての周波数間測定についてギャップを割り振ることになる。
代替的に、ネットワークは、UEが、可能なときはいつでもギャップなしに測定を実行するためにリソースのインテリジェント再割当てを実行することができると仮定し得る。再び、受信機1が帯域Bに割り当てられ、受信機2が帯域Dに割り当てられた、図6Bの例を参照すると、UEは(受信機3を使用して)帯域AおよびFに対してギャップなしに測定することができるが、帯域Cに対する測定はギャップを必要とする。しかしながら、UEは、帯域Cを測定する必要がある場合、帯域Dを受信機3に再割り当てし、それにより受信機2を解放して、ギャップの必要なしに測定を実行することができる。
ネットワークがUEの側のこのインテリジェント挙動を仮定する(またはUEがそれの能力をネットワークにシグナリングする)場合、ネットワークは、測定ギャップを構成し、アクティブにすることなしに、帯域Cを測定するようにUEを安全に構成することができる。
図10に、この「楽観的」仮定についての対応する流れ図1000を示す。動作1002において、ネットワークは、帯域B上でeノードBとUEとの間に接続を確立する。動作1004において、UEは、eノードBを介してUEのグループ構成をネットワークにシグナリングし、ネットワークは、グループ2が、帯域Bをサポートする唯一のグループであるので、そのグループのみが占有されることを知る。動作1006において、eノードBは、ネットワークからの再構成コマンドを送信し、帯域DをアクティブにするようにUEを再構成し、ネットワークは、UEが、帯域Dをグループ2またはグループ3のいずれかに動的に割り当てることができ、その結果、帯域A、C、EまたはFの測定のために測定ギャップが必要とされないと仮定する。事実上、ネットワークは、測定されるべき帯域が少なくとも1つの非割当てグループ中に含まれるように、アクティブ帯域と示されたグループとの1対1マッピングがある場合、ギャップは必要とされない、というルールを適用している。
以下の表1に、図6に示したUE構成のための帯域の例示的なマッピングを示し、また、異なる受信機に帯域を動的に再割り当てすることができるUEが、すべての帯域に対するギャップなしの測定をどのように可能にするかを示す。
Figure 0005705995
この手法は、UEとネットワークとが両方とも、そのようなマッピングが存在するかどうかを判断する能力を有するとき、サポートされ得る。その能力が存在する場合、ネットワークは測定ギャップを構成しないことになり、UEは、ネットワークとの不整合を回避するために、(説明した例の場合、必要に応じて受信機2と受信機3との間で帯域Dを移動させて)リソースの動的再割当てを実行し得る。
(基地局210などの)基地局と(ユーザ機器250などの)UEとは標準キャリアアグリゲーション(CA)構成のセットを共有し得る。CA構成のセットを使用して、UEは、異なる測定シナリオをサポートするUEの能力を報告し得る。たとえば、最高5つのアグリゲートされたキャリアをサポートするワイヤレス通信システムでは、UEは、帯域A、B、C、DおよびE中の2つ、3つ、4つおよび5つのキャリアを備える4つのあらかじめ決定されたCA構成を定義する、複数のフラグを含む、テーブルまたは他のデータ構造を与え得、その場合、各キャリアは、以下の表2に示すように、20MHz帯域幅を有する。多くの異なる構成が定義され得ることと、本明細書で開示する実施形態は与えられる例に限定されないこととを諒解されよう。
Figure 0005705995
UEは、たとえば、構成1および2のみをサポートすることができる場合、{1,1,0,0}など、サポートされる構成を識別するための4ビットフラグを使用して(たとえば、「UECapabilityInformation」メッセージを使用して)その能力をシグナリングし得る。このシグナリングは、たとえば、キャリアA、BおよびCの各々のうちの少なくとも異なる1つを各受信機がサポートする少なくとも3つの受信機をUEが有することを搬送し得る。ただし、このシグナリングは、UE中の受信機の数または各受信機によってサポートされる帯域に関して追加情報を与えないであろう。特に、それは、要求された帯域測定を実行するときのUE固有ギャップ要件に関する情報を搬送しないであろう。
たとえば、ネットワークが、UEを構成1(帯域AおよびB)において構成し、次いで帯域Dの測定を要求する場合、ネットワークは、UE能力「InterFreqNeedForGaps」メッセージ中で(たとえば、図8に示したように)構成依存シグナリングを見ることがある。UEが、帯域A上でアクティブである間にギャップなしに帯域Dを測定することができ、帯域B上でアクティブである間にギャップなしに帯域Dを測定することができることを報告した場合、ネットワークは、帯域Dが帯域AまたはBとは異なる受信機上にあるにちがいないと判断し、UEの物理的アーキテクチャに関する仮定に基づいて、帯域Dを測定するためにギャップが必要とされないと判断することができる。しかしながら、その仮定は、間違っており、不必要に限定的であり得る。たとえば、帯域DはUE中の2つの受信機上でサポートされ得、帯域Dは、単に、2つの受信機のうちのただ1つが使用中である限り、ギャップなしに測定され得る。UEのシグナリングされた能力のあいまいさを解決するために、単純な構成能力リスト以外に追加のシグナリングが利用され得る。
次に図11Aを参照すると、本例ではUE1100が、受信機1(RX1)が帯域A、BおよびCをサポートし、受信機2(RX2)が帯域B、DおよびEをサポートし、受信機3(RX3)が帯域C、DおよびEをサポートし、受信機4(RX4)が帯域Fをサポートする、構成を有すると仮定される。前に定義されたCA構成に関して、例示的なUEは、帯域AにはRX1を使用し、帯域BにはRX2を使用して、構成1が可能である。UEは、RX3上で帯域Cを追加することによって構成2も可能である。しかしながら、例示的なUEは、帯域Bまたは帯域Cを中断することなしに帯域Dを追加することができないので、構成3をサポートすることができない。また、UEは、帯域Cまたは帯域Dを中断することなしに帯域Eを追加することができないので、構成4をサポートすることもできない。
図11AのUEは、上記で説明したように、構成1、2、3および4にそれぞれ対応する4フラグビットを使用して、UEのCA能力をシグナリングすることができる。この例では、フラグビットは前述のように{1,1,0,0}であろう。UEは、図11Bに示すように、サポートされるCA構成中にない帯域を含む、UEがサポートすることができる構成の各々に対応する測定ギャップについてのUEの必要性をもシグナリングすることができる。構成1では、帯域C、D、EおよびFが、独立した未使用の受信機(RX3およびRX4)上に常駐するので、UEはギャップなしにそれらの帯域を測定することができる。構成2では、帯域Fが未使用の受信機RX4上に常駐するので、UEはギャップなしにその帯域を測定することができる。帯域Dと帯域Eの両方が、アクティブ帯域Bと受信機RX2を共有し、アクティブ帯域Cと受信機RX3を共有するので、UEは、帯域DおよびEを測定するためにギャップを必要とする。アクティブ帯域Aの唯一のインスタンスがRX1上に常駐するので、帯域BおよびCはRX1に切り替えられることができない。
この例では、UEは、それの能力内のCA構成の各々に対応するギャップ要件のセットをシグナリングし、ならびにCA構成から独立した個々の帯域対帯域の測定ギャップについてのInterFreqNeedForGaps行列をシグナリングする。たとえば、UEは、ネットワークとの最初の能力交換の一部として、または再構成コマンドに応答して、各サポートされるCA構成についてのギャップ要件をシグナリングし得る。
図11Cに、図11AのUE1100についての例示的な行列を示す。図示のように、帯域のペアが単一の受信機に限定されていないので、このUEについてペアワイズ(pair-wise)エントリのすべてが0(ギャップが不要)である。
また、UEが再構成されるときはいつでも、UEの能力内の他のCA構成についての現在のInterFreqNeedForGaps行列を定義することが可能である。これらの行列は、UEの報告された能力の一部として、またはUEが再構成されるときにオンザフライで、ネットワークに登録され得る。たとえば、ネットワークが、帯域B、CおよびFがアクティブである構成を要求する場合、UEは、いくつかの異なる方法でそれ自体を構成することによって適合することができ、UEが選択した構成とUEの帯域と受信機との整合の動的変化を行うためのUEの能力とに基づいて、UEの測定ギャップ要件をシグナリングすることができる。たとえば、UEが、帯域BをRX1に割り当て、帯域CをRX3に割り当て、帯域Fを(やむを得ず)RX4に割り当てることを選択し、それらの割当てが静的であると仮定する。図11Dに、対応する行列を示す。UEが帯域Bと帯域Cと帯域Fとの組合せをサポートするために異なる構成を選択し得ることを諒解されよう。たとえば、UEは、RX1の代わりにRX2に帯域Bを割り当て得る。その場合、UEが異なる測定ギャップ行列をシグナリングするであろうことを諒解されよう。UEは、受信機への帯域の動的再割当てが可能である場合、異なる行列をまたシグナリングするであろう。
UEによって与えられるシグナリングは、UEの物理的アーキテクチャおよび論理的アーキテクチャとUEの固有の能力(たとえば、動的切替え)とに依存し得る。これは、UEの能力内のあらかじめ定義されたCA構成にも適用される。
しかしながら、シグナリングストラテジがUEの能力に少なくとも部分的に依存するので、ネットワークは、UEにとって不可能な構成を要求し得る。したがって、UEは、構成が達成されることができないこと、指定された構成のために測定ギャップが必要とされること、または要求された測定がまったく実行されることができないことを示す応答で、ネットワーク再構成または測定要求(たとえば、「MeasurementConfig」)に応答するように構成され得る。
図12Aは、UE250などのモバイル端末における例示的な方法1200Aを示すフローチャートである。本方法は動作1202において開始し、UEが、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングする。動作1204において、UEは、CA構成の各々で動作するときのUEの測定ギャップ要件の指示を与えることができる。測定ギャップ要件は、UEによってサポートされる周波数帯域のすべてまたはサブセットを含むことができる。一例として、所与のCA構成の場合、UEは、それのサポートされる周波数帯域のすべてに関して、またはCA構成の外の周波数帯域に関してのみ、測定ギャップ要件を報告することができる。動作1206において、UEは、1つまたは複数のCA構成で動作する能力と測定ギャップ要件の指示とを含む能力メッセージを生成する。動作1208において、UEは、能力メッセージをサービング基地局に送る。
図12Bは、UE250などのモバイル端末における例示的な方法1200Bを示すフローチャートである。本方法は動作1212において開始し、モバイル端末が、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力をシグナリングする。
動作1214において、モバイル端末は、上記セットに対応する周波数間測定ギャップ要件をシグナリングする。動作1216において、モバイル端末は、上記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信する。動作1218において、モバイル端末は、選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てる。また、動作1220において、モバイル端末は、選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングする。
図13Aは、eノードB210などの基地局における例示的な方法1300Aを示すフローチャートである。本方法は動作1302において開始し、基地局が、モバイル端末から、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力の指示を受信する。動作1304において、各CA構成について、基地局は、モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を受信する。測定ギャップ要件は、モバイル端末によってサポートされる周波数帯域の一部または全部に関係し得る。動作1306において、基地局は、モバイル端末から、1つまたは複数のCA構成で動作する能力と測定ギャップ要件の指示とを含む能力メッセージを受信する。動作1308において、移動局は、キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信する。動作1310において、基地局は、選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応するモバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件を示す信号を受信する。
図13Bは、eNB210などの基地局における例示的な方法1300Bを示すフローチャートである。本方法は動作1312において開始し、基地局が、モバイル端末から、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力の指示を受信する。動作1314において、基地局は、上記セットに対応するモバイル端末の周波数間測定ギャップ要件の指示を受信する。動作1316において、基地局は、上記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信する。また、動作1318において、基地局は、選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づく周波数間測定ギャップ要件の指示を受信する。
図14に、上記で説明した様々な方法および動作をサポートすることが可能な例示的なシステム1400を示す。システム1400は、情報、信号、データ、命令、コマンド、ビット、シンボルなどを送信および/または受信することができる基地局(eノードB)1402を含む。基地局1402は、トランシーバ1406を使用してワイヤレス通信ネットワーク上で複数のアグリゲートされたダウンリンクキャリア1420と少なくとも1つのアップリンクキャリア1430とを介してユーザ機器(UE)1404と通信することができる。UE1404は、トランシーバ1414を使用して情報、信号、データ、命令、コマンド、ビット、シンボルなどを送信および/または受信することができる。さらに、図示されていないが、基地局1402と同様の任意の数の基地局がシステム1400中に含まれ得、および/またはUE1404と同様の任意の数のUEがシステム1400中に含まれ得ることが企図される。
UE1404中のトランシーバ1414は、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセットのサブセット上で動作する能力をシグナリングするメッセージ、および/またはUEの無線リソースのアーキテクチャに基づいて測定ギャップについてのUEの要件をシグナリングするメッセージを含む、メッセージを基地局1402に送るように構成され得る。トランシーバ1414は、UE1404の無線リソースを選択されたキャリアアグリゲーション構成に再構成する構成コマンドを基地局1402から受信するようにも構成され得る。UE1404は、適合性のあるキャリアアグリゲーション構成とそのキャリアアグリゲーション構成に対応する測定ギャップ要件とを示すシグナリングメッセージを生成するように構成されたシグナリング構成要素1418をも含み得る。UE1404は、基地局1402から受信した再構成コマンドに応答してUE1404の無線リソースを割り当てる構成構成要素(configuration component)1416をも含み得る。
基地局1402中のトランシーバ1406は、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセットのサブセット上で動作する能力をシグナリングするメッセージ、および/またはUEの無線リソースのアーキテクチャに基づく測定ギャップについてのUEの要件を示すメッセージを含む、メッセージをUE1404から受信するように構成され得る。トランシーバ1406は、UE1404の無線リソースを選択されたキャリアアグリゲーション構成に再構成するための構成コマンドをUE1404に送るようにも構成され得る。基地局1402は、UE1404のシグナリングされた能力に基づいてUE1404についてのキャリアアグリゲーション構成を選択するように構成された判断構成要素1410をも含み得る。基地局1402は、UE1404に送信されるべき構成コマンドを生成するための構成構成要素をも含み得る。
図15に、様々な開示する実施形態が実装され得る装置1500を示す。特に、図15に示す装置1500は、(図14に示す基地局1402およびユーザ機器1404など)基地局の少なくとも一部分またはユーザ機器の少なくとも一部分および/または(図2に示す送信機システム210および受信機システム250など)送信機システムまたは受信機システムの少なくとも一部分を備え得る。図15に示す装置1500は、ワイヤレスネットワーク内に常駐し、たとえば、1つまたは複数の受信機ならびに/または適切な受信および復号回路(たとえば、アンテナ、トランシーバ、復調器など)を介して着信データを受信することができる。図15に示す装置1500はまた、たとえば、1つまたは複数の送信機ならびに/または適切な符号化および送信回路(たとえば、アンテナ、トランシーバ、変調器など)を介して発信データを送信することができる。追加または代替として、図15に示す装置1500は、ワイヤードネットワーク内に常駐し得る。
さらに、図15は、装置1500が、信号調整、分析など、1つまたは複数の動作を実行するための命令を保持することができるメモリ1502を含むことができることを示している。さらに、図15の装置1500は、メモリ1502に記憶された命令および/または別のデバイスから受信した命令を実行することができるプロセッサ1504を含み得る。命令は、たとえば、装置1500または関係する通信装置を構成するまたは動作させることに関係することができる。図15に示すメモリ1502は単一のブロックとして示されているが、別個の物理および/または論理ユニットを構成する2つ以上の別個のメモリを備え得ることに留意されたい。さらに、メモリは、プロセッサ1504に通信可能に接続されているが、完全にまたは部分的に、図15に示す装置1500の外部に常駐し得る。また、図14に示した構成構成要素1408、構成構成要素1416、判断構成要素1410およびシグナリング構成要素1418など、1つまたは複数の構成要素がメモリ1502などのメモリ内に存在することができることを理解されたい。
開示する実施形態に関して説明したメモリは、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリのいずれかであり得、または揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含むことができることを諒解されよう。限定ではなく、例として、不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして働くランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。限定ではなく例として、RAMは、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトランバスRAM(DRRAM)など、多くの形態において利用可能である。
また、図15の装置1500は、ユーザ機器またはモバイルデバイスとともに採用され得、たとえば、SDカード、ネットワークカード、ワイヤレスネットワークカード、(ラップトップ、デスクトップ、携帯情報端末(PDA)を含む)コンピュータ、モバイルフォン、スマートフォン、またはネットワークにアクセスするために利用され得る任意の他の好適な端末などのモジュールであり得ることに留意されたい。ユーザ機器は、アクセス構成要素(図示せず)を介してネットワークにアクセスする。一例では、ユーザ機器とアクセス構成要素との間の接続は本質的にワイヤレスであり得、アクセス構成要素は基地局であり得、ユーザ機器はワイヤレス端末である。たとえば、端末および基地局は、限定はしないが、時間分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多重(OFDM)、FLASH OFDM、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または任意の他の好適なプロトコルを含む、任意の好適なワイヤレスプロトコルを介して通信し得る。
アクセス構成要素は、ワイヤードネットワークまたはワイヤレスネットワークに関連するアクセスノードであり得る。そのために、アクセス構成要素は、たとえば、ルータ、スイッチなどであり得る。アクセス構成要素は、他のネットワークノードと通信するための1つまたは複数のインターフェース、たとえば、通信モジュールを含むことができる。さらに、アクセス構成要素はセルラータイプのネットワーク中の基地局(またはワイヤレスアクセスポイント)であり得、基地局(またはワイヤレスアクセスポイント)は複数の加入者にワイヤレスカバレージエリアを与えるために利用される。そのような基地局(またはワイヤレスアクセスポイント)は、1つまたは複数のセルラーフォンおよび/または他のワイヤレス端末に連続するカバレージエリアを与えるように配置され得る。
本明細書で説明する実施形態および特徴は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せによって実装され得ることを理解されたい。本明細書で説明する様々な実施形態は、ネットワーク化された環境においてコンピュータによって実行される、プログラムコードなどのコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体において実施されるコンピュータプログラム製品によって一実施形態では実装され得る、方法またはプロセスの概略的なコンテキストで説明する。上述のように、メモリおよび/またはコンピュータ可読媒体は、限定はしないが、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)などを含む、取外し可能および取外し不可能なストレージデバイスを含み得る。ソフトウェアで実装されるとき、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。
さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、またはツイストペアを使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、またはツイストペアは、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データ型を実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含み得る。コンピュータ実行可能命令、関連するデータ構造およびプログラムモジュールは、本明細書で開示する方法のステップを実行するためのプログラムコードの例を表す。そのような実行可能命令または関連するデータ構造の特定のシーケンスは、そのようなステップまたはプロセスで説明する機能を実装するための対応する行為の例を表す。
本明細書で開示する態様に関して説明する様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上記で説明したステップおよび/またはアクションのうちの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備え得る。
ソフトウェア実装の場合、本明細書で説明する技法は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いて実装され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶され、プロセッサによって実行され得る。メモリユニットは、プロセッサの内部および/またはプロセッサの外部に実装され得、その場合、当技術分野で知られているように様々な手段を介してプロセッサに通信可能に結合され得る。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、本明細書で説明する機能を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを含み得る。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装し得る。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)(登録商標)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無認可スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、ユーザ機器ツーユーザ機器)アドホックネットワークシステムをさらに含み得る。
シングルキャリア変調および周波数領域等化を利用するシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、開示する実施形態とともに利用され得る技法である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様の性能および本質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、それの固有のシングルキャリア構造のために、より低いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を有する。SC−FDMAは、より低いPAPRが送信電力効率の点でユーザ機器に利益を与えることができるアップリンク通信において利用され得る。
さらに、本明細書で説明する様々な態様または特徴は、標準のプログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を使用した方法、装置または製造品として実装され得る。本明細書で使用する「製造品」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するものとする。たとえば、コンピュータ可読媒体は、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)など)、スマートカード、およびフラッシュメモリデバイス(たとえば、EPROM、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができるが、これらに限定されない。さらに、本明細書で説明する様々な記憶媒体は、情報を記憶するための1つまたは複数のデバイスおよび/または他の機械可読媒体を表すことができる。「機械可読媒体」という用語は、ワイヤレスチャネル、ならびに(1つまたは複数の)命令および/またはデータを記憶、含有、および/または搬送することが可能な様々な他の媒体を含むことができるが、これらに限定されない。さらに、コンピュータプログラム製品は、本明細書で説明する機能をコンピュータに実行させるように動作可能な1つまたは複数の命令またはコードを有するコンピュータ可読媒体を含み得る。
さらに、本明細書で開示する態様に関して説明する方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、直接ハードウェアで実施され得るか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施され得るか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。さらに、いくつかの実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。さらに、ASICはユーザ機器(たとえば、図14中のUE1404)中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体はユーザ機器中の個別構成要素(たとえば、図14の構成要素1408、1410、1416および1418)として常駐し得る。さらに、いくつかの実施形態では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/またはアクションは、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、機械可読媒体および/またはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せ、あるいはそのセットとして常駐し得る。
上記の開示は、例示的な実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された説明した実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および修正を本明細書で行うことができることに留意されたい。したがって、説明した実施形態は、添付の特許請求の範囲内に入るすべてのそのような改変、修正および変形形態を包含するものとする。さらに、説明した実施形態の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形への限定が明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の実施形態の全部または一部は、別段に記載されていない限り、任意の他の実施形態の全部または一部とともに利用され得る。
「含む(include)」という用語は、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限り、「備える(comprising)」という用語を採用すると請求項における移行語と解釈されるように「備える(comprising)」と同様に包括的なものとする。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される「または」という用語は、排他的な「または」でなく包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段に規定されていない限り、または文脈から明らかでない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然包括的並べ替えのいずれかを意味するものとする。すなわち、「XはAまたはBを使用する」という句は、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のいずれによっても満たされる。さらに、本出願および添付の特許請求の範囲で使用する冠詞「a」および「an」は、別段に規定されていない限り、または単数形を示すことが文脈から明らかでない限り、概して「1つまたは複数」を意味するものと解釈すべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
モバイル端末における方法であって、
1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングすることと、
各CA構成について、前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について前記モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与えることと
を備える、方法。
[C2]
前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを生成することと、
前記能力メッセージをサービング基地局に送ることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記能力メッセージを生成することが、前記サービング基地局からの要求に応答する、C2に記載の方法。
[C4]
前記能力メッセージを生成することが、無線リソースの再構成に関連して前記モバイル端末によって開始される、C2に記載の方法。
[C5]
前記モバイル端末が複数の受信機を備え、前記測定ギャップ要件が前記複数の受信機の能力に基づく、C1に記載の方法。
[C6]
前記受信機のうちの少なくとも2つが同じ周波数帯域上で動作することが可能である、C5に記載の方法。
[C7]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、C1に記載の方法。
[C8]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、C1に記載の方法。
[C10]
キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信することと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てることと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を受信することと、
前記サブセットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
をさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記周波数間測定ギャップ要件に基づく周波数測定要求を受信することと、
前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示をシグナリングすることと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C13]
モバイル端末における方法であって、
あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力をシグナリングすることと、
前記セットに対応する周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
を備える、方法。
[C14]
あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成の前記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信することと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てることと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
をさらに備える、C13に記載の方法。
[C15]
基地局における方法であって、
モバイル端末から、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力の指示を受信することと、
前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について各CA構成で動作するときの前記モバイル端末の測定ギャップ要件の指示を受信することと
を備える、方法。
[C16]
前記モバイル端末から、前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを受信することをさらに備える、C15に記載の方法。
[C17]
前記能力メッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、C16に記載の方法。
[C18]
前記能力メッセージが、前記基地局によって要求された無線リソースの再構成に応答して受信される、C16に記載の方法。
[C19]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末中の複数の受信機の能力に対応する、C15に記載の方法。
[C20]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、C15に記載の方法。
[C21]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、C15に記載の方法。
[C22]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、C15に記載の方法。
[C23]
キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信することと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件を示す信号を受信することと
をさらに備える、C15に記載の方法。
[C24]
前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を送信することと、
前記セットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づく周波数間測定ギャップ要件を受信することと
をさらに備える、C23に記載の方法。
[C25]
前記周波数間測定ギャップ要件に基づいて周波数測定要求を送信することと、
前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示を受信することと
をさらに備える、C15に記載の方法。
[C26]
基地局における方法であって、
モバイル端末から、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力の指示を受信することと、
前記セットに対応する前記モバイル端末の周波数間測定ギャップ要件の指示を受信することと
を備える、方法。
[C27]
前記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信することと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件の指示を受信することと
をさらに備える、C26に記載の方法。
[C28]
周波数間測定ギャップ要件の前記指示と、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する前記能力の前記指示とが、同じメッセージ中で前記モバイル端末から受信され、前記同じメッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、C26に記載の方法。
[C29]
モバイル端末であって、
1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングするための手段と、
各CA構成について、前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について前記モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与えるための手段と
を備える、モバイル端末。
[C30]
前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを生成するための手段と、
前記能力メッセージをサービング基地局に送るための手段と
をさらに備える、C29に記載のモバイル端末。
[C31]
前記能力メッセージを生成するための前記手段が、前記サービング基地局からの要求に応答して動作可能である、C30に記載のモバイル端末。
[C32]
前記能力メッセージを生成するための前記手段が、無線リソースの再構成に関連して開始される、C30に記載のモバイル端末。
[C33]
前記モバイル端末が複数の受信手段を備え、前記測定ギャップ要件が前記複数の受信手段の能力に基づく、C29に記載のモバイル端末。
[C34]
前記受信手段のうちの少なくとも2つが同じ周波数帯域上で動作することが可能である、C33に記載のモバイル端末。
[C35]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信手段の論理的配置に対応する、C29に記載のモバイル端末。
[C36]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、C29に記載のモバイル端末。
[C37]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、C29に記載のモバイル端末。
[C38]
キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信するための手段と、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てるための手段と、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングするための手段と
をさらに備える、C29に記載のモバイル端末。
[C39]
前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を受信するための手段と、
前記セットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングするための手段と
をさらに備える、C38に記載のモバイル端末。
[C40]
前記周波数間測定ギャップ要件に基づく周波数測定要求を受信するための手段と、
前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示をシグナリングするための手段と
をさらに備える、C29に記載のモバイル端末。
[C41]
モバイル端末であって、
あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力をシグナリングするための手段と、
前記セットに対応する周波数間測定ギャップ要件をシグナリングするための手段と
を備える、モバイル端末。
[C42]
前記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信するための手段と、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てるための手段と、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングするための手段と
を備える、C41に記載のモバイル端末。
[C43]
基地局であって、
モバイル端末から、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力の指示を受信するための手段と、
前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について各CA構成で動作するときの前記モバイル端末の測定ギャップ要件の指示を受信するための手段と
を備える、基地局。
[C44]
前記モバイル端末から、前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを受信するための手段をさらに備える、C43に記載の基地局。
[C45]
前記能力メッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、C44に記載の基地局。
[C46]
前記能力メッセージが、前記基地局によって要求された無線リソースの再構成に応答して受信される、C44に記載の基地局。
[C47]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末中の複数の受信機の能力に対応する、C43に記載の基地局。
[C48]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、C43に記載の基地局。
[C49]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、C43に記載の基地局。
[C50]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、C43に記載の基地局。
[C51]
キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信するための手段と、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件を示す信号を受信するための手段と
をさらに備える、C43に記載の方法。
[C52]
前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を送信するための手段と、
前記セットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件を受信するための手段と
をさらに備える、C51に記載の基地局。
[C53]
前記周波数間測定ギャップ要件に基づいて周波数測定要求を送信するための手段と、
前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示を受信するための手段と
をさらに備える、C43に記載の基地局。
[C54]
基地局であって、
モバイル端末から、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力の指示を受信するための手段と、
前記セットに対応する前記モバイル端末の周波数間測定ギャップ要件の指示を受信するための手段と
を備える、基地局。
[C55]
前記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信するための手段と、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件の指示を受信するための手段と
をさらに備える、C54に記載の基地局。
[C56]
周波数間測定ギャップ要件の前記指示と、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する前記能力の前記指示とが、同じメッセージ中で前記モバイル端末から受信され、前記同じメッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、C54に記載の基地局。
[C57]
機械によって実行されたとき、前記機械をモバイル端末として、
1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングすることと、
各CA構成について、前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について前記モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与えることと、
前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを生成することと、
前記能力メッセージをサービング基地局に送ることと
を行うように構成する、命令をそれの中に有する有形記憶媒体を備える、製造品。
[C58]
機械によって実行されたとき、前記機械を基地局として、
モバイル端末から、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力の指示を受信することと、
前記セットに対応する前記モバイル端末の周波数間測定ギャップ要件の指示を受信することと
を行うように構成する、命令をそれの中に有する有形記憶媒体を備える、製造品。
[C59]
モバイル端末であって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されたとき、前記モバイル端末を、
1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングすることと、
各CA構成について、前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について前記モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与えることと
を行うように構成する、プロセッサ実行可能命令を備えるメモリと
を備える、モバイル端末。
[C60]
前記モバイル端末が、
前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを生成することと、
前記能力メッセージをサービング基地局に送ることと
を行うようにさらに構成された、C59に記載のモバイル端末。
[C61]
前記モバイル端末が、前記サービング基地局からの要求に応答して前記能力メッセージを生成するように構成された、C60に記載のモバイル端末。
[C62]
前記モバイル端末が、無線リソースの再構成に応答して前記能力メッセージを生成するように構成された、C60に記載のモバイル端末。
[C63]
前記モバイル端末が複数の受信機を備え、前記測定ギャップ要件が前記複数の受信機の能力に基づく、C59に記載のモバイル端末。
[C64]
前記受信機のうちの少なくとも2つが同じ周波数帯域上で動作することが可能である、C63に記載のモバイル端末。
[C65]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、C59に記載のモバイル端末。
[C66]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、C59に記載のモバイル端末。
[C67]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、C59に記載のモバイル端末。
[C68]
前記モバイル端末が、
キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信することと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てることと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
を行うようにさらに構成された、C59に記載のモバイル端末。
[C69]
前記モバイル端末が、
前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を受信することと、
前記サブセットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
を行うようにさらに構成された、C68に記載のモバイル端末。
[C70]
前記モバイル端末が、
前記周波数間測定ギャップ要件に基づいて周波数測定要求を受信することと、
前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示をシグナリングすることと
を行うようにさらに構成された、C59に記載のモバイル端末。
[C71]
基地局であって、
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行されたとき、前記基地局を、
モバイル端末から、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力の指示を受信することと、
前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について各CA構成で動作するときの前記モバイル端末の測定ギャップ要件の指示を受信することと
を行うように構成する、プロセッサ実行可能命令を備えるメモリと
を備える、基地局。
[C72]
前記基地局が、前記モバイル端末から、前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを受信するようにさらに構成された、C71に記載の基地局。
[C73]
前記能力メッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、C72に記載の基地局。
[C74]
前記能力メッセージが、前記基地局によって要求された無線リソースの再構成に応答して受信される、C72に記載の基地局。
[C75]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末中の複数の受信機の能力に対応する、C71に記載の基地局。
[C76]
前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、C71に記載の基地局。
[C77]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、C71に記載の基地局。
[C78]
前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、C71に記載の基地局。
[C79]
前記基地局が、
キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信することと、
前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件を示す信号を受信することと
を行うようにさらに構成された、C71に記載の基地局。
[C80]
前記基地局が、
前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を送信することと、
前記セットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づく周波数間測定ギャップ要件を受信することと
を行うようにさらに構成された、C79に記載の基地局。
[C81]
前記基地局が、
前記周波数間測定ギャップ要件に基づいて周波数測定要求を送信することと、
前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示を受信することと
を行うようにさらに構成された、C71に記載の基地局。
[C82]
前記周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることは、前記モバイル端末がそれの上での通信が可能である通信帯域のサブセットを各帯域グループが備える、1つまたは複数の帯域グループをシグナリングすることを備える、C81に記載の基地局。

Claims (82)

  1. モバイル端末における方法であって、
    1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングすることと、
    各CA構成について、前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について前記モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与えることと
    を備える、方法。
  2. 前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを生成することと、
    前記能力メッセージをサービング基地局に送ることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記能力メッセージを生成することが、前記サービング基地局からの要求に応答する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記能力メッセージを生成することが、無線リソースの再構成に関連して前記モバイル端末によって開始される、請求項2に記載の方法。
  5. 前記モバイル端末が複数の受信機を備え、前記測定ギャップ要件が前記複数の受信機の能力に基づく、請求項1に記載の方法。
  6. 前記受信機のうちの少なくとも2つが同じ周波数帯域上で動作することが可能である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、請求項1に記載の方法。
  10. キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信することと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てることと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を受信することと、
    記他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 波数間測定ギャップ要件に基づく周波数測定要求を受信することと、
    前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示をシグナリングすることと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. モバイル端末における方法であって、
    あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力をシグナリングすることと、
    前記セットに対応する周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
    を備える、方法。
  14. あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成の前記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信することと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てることと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
    をさらに備える、請求項13に記載の方法。
  15. 基地局における方法であって、
    モバイル端末から、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力の指示を受信することと、
    前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について各CA構成で動作するときの前記モバイル端末の測定ギャップ要件の指示を受信することと
    を備える、方法。
  16. 前記モバイル端末から、前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを受信することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記能力メッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記能力メッセージが、前記基地局によって要求された無線リソースの再構成に応答して受信される、請求項16に記載の方法。
  19. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末中の複数の受信機の能力に対応する、請求項15に記載の方法。
  20. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、請求項15に記載の方法。
  21. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、請求項15に記載の方法。
  22. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、請求項15に記載の方法。
  23. キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信することと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件を示す信号を受信することと
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  24. 前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を送信することと、
    前記セットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づく周波数間測定ギャップ要件を受信することと
    をさらに備える、請求項23に記載の方法。
  25. 波数間測定ギャップ要件に基づいて周波数測定要求を送信することと、
    前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示を受信することと
    をさらに備える、請求項15に記載の方法。
  26. 基地局における方法であって、
    モバイル端末から、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力の指示を受信することと、
    前記セットに対応する前記モバイル端末の周波数間測定ギャップ要件の指示を受信することと
    を備える、方法。
  27. 前記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信することと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件の指示を受信することと
    をさらに備える、請求項26に記載の方法。
  28. 周波数間測定ギャップ要件の前記指示と、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する前記能力の前記指示とが、同じメッセージ中で前記モバイル端末から受信され、前記同じメッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、請求項26に記載の方法。
  29. モバイル端末であって、
    1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングするための手段と、
    各CA構成について、前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について前記モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与えるための手段と
    を備える、モバイル端末。
  30. 前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを生成するための手段と、
    前記能力メッセージをサービング基地局に送るための手段と
    をさらに備える、請求項29に記載のモバイル端末。
  31. 前記能力メッセージを生成するための前記手段が、前記サービング基地局からの要求に応答して動作可能である、請求項30に記載のモバイル端末。
  32. 前記能力メッセージを生成するための前記手段が、無線リソースの再構成に関連して開始される、請求項30に記載のモバイル端末。
  33. 前記モバイル端末が複数の受信手段を備え、前記測定ギャップ要件が前記複数の受信手段の能力に基づく、請求項29に記載のモバイル端末。
  34. 前記受信手段のうちの少なくとも2つが同じ周波数帯域上で動作することが可能である、請求項33に記載のモバイル端末。
  35. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信手段の論理的配置に対応する、請求項29に記載のモバイル端末。
  36. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、請求項29に記載のモバイル端末。
  37. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、請求項29に記載のモバイル端末。
  38. キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信するための手段と、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てるための手段と、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングするための手段と
    をさらに備える、請求項29に記載のモバイル端末。
  39. 前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を受信するための手段と、
    前記セットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングするための手段と
    をさらに備える、請求項38に記載のモバイル端末。
  40. 波数間測定ギャップ要件に基づく周波数測定要求を受信するための手段と、
    前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示をシグナリングするための手段と
    をさらに備える、請求項29に記載のモバイル端末。
  41. モバイル端末であって、
    あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力をシグナリングするための手段と、
    前記セットに対応する周波数間測定ギャップ要件をシグナリングするための手段と
    を備える、モバイル端末。
  42. 前記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信するための手段と、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てるための手段と、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングするための手段と
    を備える、請求項41に記載のモバイル端末。
  43. 基地局であって、
    モバイル端末から、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力の指示を受信するための手段と、
    前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について各CA構成で動作するときの前記モバイル端末の測定ギャップ要件の指示を受信するための手段と
    を備える、基地局。
  44. 前記モバイル端末から、前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを受信するための手段をさらに備える、
    請求項43に記載の基地局。
  45. 前記能力メッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、請求項44に記載の基地局。
  46. 前記能力メッセージが、前記基地局によって要求された無線リソースの再構成に応答して受信される、請求項44に記載の基地局。
  47. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末中の複数の受信機の能力に対応する、請求項43に記載の基地局。
  48. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、請求項43に記載の基地局。
  49. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、請求項43に記載の基地局。
  50. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、請求項43に記載の基地局。
  51. キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信するための手段と、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件を示す信号を受信するための手段と
    をさらに備える、請求項43に記載の基地局
  52. 前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を送信するための手段と、
    前記セットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件を受信するための手段と
    をさらに備える、請求項51に記載の基地局。
  53. 波数間測定ギャップ要件に基づいて周波数測定要求を送信するための手段と、
    前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示を受信するための手段と
    をさらに備える、請求項43に記載の基地局。
  54. 基地局であって、
    モバイル端末から、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力の指示を受信するための手段と、
    前記セットに対応する前記モバイル端末の周波数間測定ギャップ要件の指示を受信するための手段と
    を備える、基地局。
  55. 前記セットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信するための手段と、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件の指示を受信するための手段と
    をさらに備える、請求項54に記載の基地局。
  56. 周波数間測定ギャップ要件の前記指示と、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する前記能力の前記指示とが、同じメッセージ中で前記モバイル端末から受信され、前記同じメッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、請求項54に記載の基地局。
  57. バイル端末のコンピュータに、
    1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングすることと、
    各CA構成について、前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について前記モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与えることと、
    前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを生成することと、
    前記能力メッセージをサービング基地局に送ることと
    を行わせる命令を備える、コンピュータプログラム
  58. 地局のコンピュータに、
    モバイル端末から、あらかじめ定義されたキャリアアグリゲーション構成のセット上で動作する能力の指示を受信することと、
    前記セットに対応する前記モバイル端末の周波数間測定ギャップ要件の指示を受信することと
    を行わせる命令を備える、コンピュータプログラム
  59. モバイル端末であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行されたとき、前記モバイル端末を、
    1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力をシグナリングすることと、
    各CA構成について、前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について前記モバイル端末が前記各CA構成で動作するときの測定ギャップ要件の指示を与えることと
    を行うように構成する、プロセッサ実行可能命令を備えるメモリと
    を備える、モバイル端末。
  60. 前記モバイル端末が、
    前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを生成することと、
    前記能力メッセージをサービング基地局に送ることと
    を行うようにさらに構成された、請求項59に記載のモバイル端末。
  61. 前記モバイル端末が、前記サービング基地局からの要求に応答して前記能力メッセージを生成するように構成された、請求項60に記載のモバイル端末。
  62. 前記モバイル端末が、無線リソースの再構成に応答して前記能力メッセージを生成するように構成された、請求項60に記載のモバイル端末。
  63. 前記モバイル端末が複数の受信機を備え、前記測定ギャップ要件が前記複数の受信機の能力に基づく、請求項59に記載のモバイル端末。
  64. 前記受信機のうちの少なくとも2つが同じ周波数帯域上で動作することが可能である、請求項63に記載のモバイル端末。
  65. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、請求項59に記載のモバイル端末。
  66. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、請求項59に記載のモバイル端末。
  67. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、請求項59に記載のモバイル端末。
  68. 前記モバイル端末が、
    キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを受信することと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域上で動作するための受信機リソースを割り当てることと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項59に記載のモバイル端末。
  69. 前記モバイル端末が、
    前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を受信することと、
    記他のキャリアアグリゲーション構成に基づいて周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項68に記載のモバイル端末。
  70. 前記モバイル端末が、
    波数間測定ギャップ要件に基づいて周波数測定要求を受信することと、
    前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示をシグナリングすることと
    を行うようにさらに構成された、請求項59に記載のモバイル端末。
  71. 基地局であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサによって実行されたとき、前記基地局を、
    モバイル端末から、1つまたは複数の周波数帯域を各々が備える1つまたは複数のキャリアアグリゲーション(CA)構成で動作する能力の指示を受信することと、
    前記モバイル端末によってサポートされる周波数帯域について各CA構成で動作するときの前記モバイル端末の測定ギャップ要件の指示を受信することと
    を行うように構成する、プロセッサ実行可能命令を備えるメモリと
    を備える、基地局。
  72. 前記基地局が、前記モバイル端末から、前記1つまたは複数のCA構成で動作する前記能力と前記測定ギャップ要件の前記指示とを含む能力メッセージを受信するようにさらに構成された、請求項71に記載の基地局。
  73. 前記能力メッセージが、前記基地局からの要求に応答して受信される、請求項72に記載の基地局。
  74. 前記能力メッセージが、前記基地局によって要求された無線リソースの再構成に応答して受信される、請求項72に記載の基地局。
  75. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末中の複数の受信機の能力に対応する、請求項71に記載の基地局。
  76. 前記測定ギャップ要件が、前記モバイル端末における受信機リソースの論理的配置に対応する、請求項71に記載の基地局。
  77. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、単一の周波数帯域内で定義された複数のコンポーネントキャリアを有する前記単一の周波数帯域を備える、請求項71に記載の基地局。
  78. 前記CA構成のうちの少なくとも1つが、複数のコンポーネントキャリアを定義する複数の周波数帯域を備える、請求項71に記載の基地局。
  79. 前記基地局が、
    キャリアアグリゲーション構成のセットからキャリアアグリゲーション構成を選択するための構成コマンドを送信することと、
    前記選択されたキャリアアグリゲーション構成中のキャリアに関連する通信帯域に対応する前記モバイル端末中の受信機リソースの割当てに基づく周波数間測定ギャップ要件を示す信号を受信することと
    を行うようにさらに構成された、請求項71に記載の基地局。
  80. 前記基地局が、
    前記セットから選択された他のキャリアアグリゲーション構成についての再構成要求を送信することと、
    前記セットから選択された前記他のキャリアアグリゲーション構成に基づく周波数間測定ギャップ要件を受信することと
    を行うようにさらに構成された、請求項79に記載の基地局。
  81. 前記基地局が、
    波数間測定ギャップ要件に基づいて周波数測定要求を送信することと、
    前記測定要求が前記モバイル端末の論理的構成または物理的構成に適合しないとき、「適合不可」指示を受信することと
    を行うようにさらに構成された、請求項71に記載の基地局。
  82. 前記周波数間測定ギャップ要件をシグナリングすることは、前記モバイル端末がそれの上での通信が可能である通信帯域のサブセットを各帯域グループが備える、1つまたは複数の帯域グループをシグナリングすることを備える、請求項81に記載の基地局。
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