JP5703750B2 - ファン動翼及びファン - Google Patents

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Description

本発明は、航空機エンジンのエンジンケース内におけるコア流路及びバイパス流路に空気を取入れるファンに用いられるファン動翼等に関する。
従来からファン動翼の形状に関して種々の開発がなされており、本願の発明者も、構造強度を十分に確保しつつ、空力性能を向上させたファン動翼について既に開発して出願している(特許文献1参照)。そして、その先行技術に係るファン動翼の具体的な構成等は、次のようになる。
動翼前縁のハブ側には、ファンの軸心(航空機エンジンの軸心)に対して垂直な垂直ハブ部が形成されており、この垂直ハブ部の基端(径方向内端)は、動翼前縁のハブ端に位置している。また、垂直ハブ部の先端(径方向外端)から径方向外側に向かって、後傾ミッドスパン部が形成されており、この後傾ミッドスパン部は、先端が基端よりも後側(下流側)に位置するように後傾している。更に、後傾ミッドスパン部の先端から動翼前縁のチップ端にかけて、前傾チップ部が形成されており、この前傾チップ部は、先端が基端よりも前側に位置するように前傾している。
従って、垂直ハブ部がファンの軸心に対して垂直になっているため、動翼前縁のハブ側に垂直ハブ部を形成することなく、動翼前縁のハブ側(ハブ側部分)を後傾させた場合に比べて、ファン動翼のハブ側のコード長を十分に確保することができる。また、前傾チップ部が前傾しているため、動翼前縁のチップ側(チップ側部分)を後傾させた場合に比べて、チップ側の空気の流入速度が遅くなって、ファン動翼のチップ側の衝撃波損失を低減することができる。更に、後傾ミッドスパン部が後傾しているため、ファン動翼の重心が前傾チップ部の形成に伴って前方向の偏ることを抑えて、動翼前縁のハブ端付近の応力を低減できる。これにより、ファン動翼の構造強度を十分に確保して、ハブ側の圧力比及びチップ側のファン効率等、ファン動翼の空力性能を向上させることができる。
特開2007−315303号公報
ところで、近年、航空機エンジンの高効率化の要請が強まってきており、それに伴い、ファン動翼の構造強度を十分に確保した上で、ファン動翼の空力性能、特に、ファン効率の更なる向上が望まれている。
そこで、本発明は、前述の要請に応えることができる、新規なファン動翼等を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、航空機エンジンのエンジンケース内に形成された環状のコア流路、及び前記エンジンケース内における前記コア流路の外側に同心上に形成された環状のバイパス流路に空気を取入れるファンに用いられるファン動翼において、動翼前縁(リーディングエッジ)は、ハブ側に形成され、前記ファンの軸心(前記航空機エンジンの軸心)に対して垂直な垂直ハブ部と、前記垂直ハブ部の径方向外端から径方向外側に向かって形成され、径方向外端径方向内端よりも後側(下流側)に位置するように後傾(後側にスイープ)した後傾ミッドスパン部と、前記後傾ミッドスパン部の径方向外端からチップ側にかけて形成され、径方向外端径方向内端よりも前側(上流側)に位置するように前傾した前傾チップ部と、ハブ端から前記垂直ハブ部の径方向内端にかけて形成され、径方向外端径方向内端よりも後側に位置するように後傾(前側にスイープ)した後傾ハブ部と、からなり前記動翼前縁のハブ端から前記垂直ハブ部の径方向外端までのスパン長は、前記動翼前縁の全スパン長の20〜50%に設定し前記動翼前縁のハブ端から前記後傾ハブ部の径方向外端までのスパン長は、前記動翼前縁の全スパン長の5〜25%に設定し、前記後傾ハブ部の後傾角の最大値は、5〜45度に設定してあることを要旨とする。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲の記載において、「ファン動翼」とは、狭義のファン動翼にだけでなく、圧縮機動翼を含む意である。また、「ファンの軸心に対して垂直」とは、前記ファンの軸心に対して垂直な面に対して±5度の範囲内にあることの意である。更に、「上流側」とは、主流の流れ方向から見て上流側のことをいい、「下流側」とは、主流の流れ方向から見て下流側のことをいう。
第1の特徴によると、前記垂直ハブ部が前記ファンの軸心に対して垂直になってあって、前記前傾チップ部が前傾しかつ前記後傾ミッドスパン部が後傾しているため、本願の発明者が先に出願した前述の先行技術に係るタービン動翼と同様に、前記動翼前縁のハブ端付近の応力を低減しつつ、前記ファン動翼のハブ側のコード長を十分に確保する共に、前記ファン動翼のチップ側の衝撃波損失を低減することができる。加えて、前記後傾ハブ部が後傾しているため、空気流をハブ側へ押付けるような静圧分布を前記ファン動翼の背面に発生させ、ハブ側の剥離(空気流の剥離)を低減することができる。
本発明の第2の特徴は、航空機エンジンのエンジンケース内に形成された環状のコア流路、及び前記エンジンケース内における前記コア流路の外側に同心上に形成されたバイパス流路に空気を取入れるファンにおいて、前記エンジンケース内に軸心周りに回転可能に設けられ、外周面に複数の嵌合溝が周方向に沿って等間隔に形成されたファンディスクと、前記ファンディスクの各嵌合溝に嵌合して設けられ、第1の特徴からなるファン動翼と、を具備したことを要旨とする。
第2の特徴によると、第1の特徴による作用を奏する他に、前記航空機エンジンの稼働によって前記ファンディスクを回転させることにより、複数の前記ファン動翼を前記ファンディスクと一体的に回転させて、前記コア流路及び前記バイパス流路に空気を取入れることができる。
本発明によれば、前記動翼前縁のハブ端付近の応力を低減しつつ、前記ファン動翼のハブ側のコード長を十分に確保する共に、前記ファン動翼のチップ側の衝撃波損失を低減でき、加えて、ハブ側の剥離を低減できるため、前記ファン動翼の構造強度を十分に確保した上で、前記ファン動翼の空力性能、特に、ハブ側のファン効率を向上させて、前記航空機エンジンの高効率化を図ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るファン動翼の側面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る航空機エンジンの前側部分の半側断面図である。 図3(a)は、所定位置からファン動翼の動翼前縁の軸方向長さとファン動翼の前縁のスパン比との関係を示す図、図3(b)は、ファン動翼の前縁のスイープ角とファン動翼の前縁のスパン比との関係を示す図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係るファン動翼の側面図である。 図5(a)は、図6におけるV-V線に沿った図、図5(b)は、図5(a)に相当する図であって、後傾ハブ部を有しない場合の状態を示している。 図6は、ファン動翼のファン効率とファン動翼の動翼前縁のスパン比との関係を示す図である。 図7(a)は、ファンの稼働中における実施例に係るファン動翼の背面の応力布状態を示す図、図7(b)は、ファンの稼働中における比較例に係るファン動翼の背面の応力分布状態を示す図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1から図3(a)(b)を参照して説明する。なお、図面中、「FF」は、前方向、「FR」は、後方向をそれぞれ指している。
図2に示すように、本発明の第1実施形態に係るファン1は、航空機エンジンのエンジンケース3内に形成された環状のコア流路(主流路)5、及びエンジンケース3内におけるコア流路5の外側に同心上に形成されたバイパス流路7に空気を取入れるものである。ここで、エンジンケース3は、筒状のコアカウル9と、筒状のコアカウル9の外側に複数(1つのみ図示)のストラット11を介して囲むように設けられた筒状のファンケース13等とからなっている。また、コア流路5は、コアカウル9の内側に区画されてあって、バイパス流路7は、コアカウル9の外壁とファンケース13の内壁とによって区画されている。そして、本発明の第1実施形態に係るファン1の構成等について簡単に説明すると、次のようになる。
コアカウル9の前部には、ファンディスク15がベアリング17を介して回転可能に設けられており、このファンディスク15は、ファン1の後方に配設された低圧タービン(図示省略)の複数段の低圧タービンロータ(図示省略)に同軸状に一体的に連結している。また、ファンディスク15の外周面には、複数の嵌合溝(嵌合切欠)19が周方向に沿って等間隔に形成されている。
ファンディスク15の各嵌合溝19には、ファン動翼21が嵌合して設けられており、ファンディスク15の各嵌合溝19の底面(奥面)と各ファン動翼21の間には、複数のスペーサ23が前後に設けられている。また、ファンディスク15の前側には、複数のファン動翼21を前方から保持する環状のフロントリテーナ25が一体的に設けられており、ファンディスク15の後側には、複数のファン動翼21を後方から保持する環状のリアリテーナ27が一体的に設けられている。なお、フロントリテーナ25は、空気を案内するノーズコーン29に一体的に連結されており、リアリテーナ27は、ファン1の後側に配設された低圧圧縮機31における低圧圧縮機ロータ33に同軸状に一体的に連結している。
従って、航空機エンジンの稼働によりファンディスク15を回転させることにより、複数のファン動翼21をファンディスク15と一体的に回転させて、コア流路5及びバイパス流路7に空気を取入れることができる。
続いて、本発明の第1実施形態に係るファン動翼21の構成等について説明する。
図1及び図2に示すように、ファン動翼21は、前述のように、ファン1に用いられるものであって、チタン合金等の金属により構成されている。また、ファン動翼21は、翼体35を備えており、翼体35は、一側に、背面(負圧面)37を有してあって、他側に、腹面(正圧面)39を有している。そして、翼体35の前縁がファン動翼21の動翼前縁41になっており、翼体35の後縁がファン動翼21の動翼後縁43になっている。また、翼体35の基端側には、翼根45が一体形成されており、この翼根45は、ファンディスク15の嵌合溝19に嵌合可能なダブテール47を有している。なお、翼体35と翼根45の境界部(プラットホーム部)は、コア流路5の内壁面の延長上に位置している。
図1及び図3(a)(b)に示すように、動翼前縁41のハブ側には、垂直ハブ部49が形成されており、この垂直ハブ部49は、ファン1の軸心(航空機エンジンの軸心)Sに対して垂直になっており、換言すれば、ファン1の軸心に対して垂直な面に対して±5度の範囲内になるように規定されている。
垂直ハブ部49の先端(径方向外端)から径方向外側に向かって、後傾ミッドスパン部51が形成されており、この後傾ミッドスパン部51は、垂直ハブ部49に滑らかに接続してあって、先端が基端(径方向内端)よりも後側(下流側)に位置するように後傾(換言すれば、後側にスイープ)している。また、後傾ミッドスパン部51の傾角(負のスイープ角)θmは、基端側から徐々に大きくなって最大値に達し、それから先端側にかけて徐々に小さくなっている。
後傾ミッドスパン部51の先端から動翼前縁41のチップ端(チップ側)にかけて、前傾チップ部53が形成されており、この前傾チップ部53は、後傾ミッドスパン部51に滑らかに接続してあって、先端が基端よりも前側(上流側)に位置するように前傾(換言すれば、前側にスイープ)している。また、前傾チップ部53の前傾角(正のスイープ角)は、基端側から先端側にかけて徐々に大きく)なっている。
動翼前縁41のハブ端から垂直ハブ部49の基端にかけて、後傾ハブ部55が形成されており、この後傾ハブ部55は、垂直ハブ部49に滑らかに接続してあって、先端が基端よりも後側に位置するように後傾(換言すれば、後側にスイープ)している。また、後傾ハブ部55の後傾角(負のスイープ角)θhは、基端側から徐々に小さくなっている。これにより、空気流をハブ側へ押付けるような静圧分布をファン動翼21の背面に発生させ、ハブ側の剥離(空気流の剥離)を低減することができる。
垂直ハブ部49、後傾ミッドスパン部51等は動翼前縁41の全スパン長LA等に関連して、次のように規定されている。
垂直ハブ部49において、動翼前縁41のハブ端から垂直ハブ部49の先端までのスパン長L1は、動翼前縁41の全スパン長LAの20〜50%、好ましくは、30〜40%に設定してある。スパン長L1を全スパン長LAの20%以上に設定したのは、全スパン長LAの20%未満に設定すると、ハブ側の圧力比を十分に向上させることが困難になるからである。スパン長L1を全スパン長LAの50%以下に設定したのは、全スパン長LAの50%を越えて設定すると、後傾ミッドスパン部51のスパン長が短くなって、ファン動翼21の重心が前方向に偏って、動翼前縁41のハブ端付近に過大な応力が発生することが懸念されるからである。
後傾ミッドスパン部51において、後傾ミッドスパン部51の後傾角θmの最大値は、5〜45度、好ましくは、10〜20度に設定してある。後傾ミッドスパン部51の後傾角θmの最大値を5度以上に設定したのは、5度未満に設定すると、前傾チップ部53の形成に伴ってファン動翼21の重心が前方向に偏って、動翼前縁41のハブ端付近に過大な応力が発生することが懸念されるからである。後傾ミッドスパン部51の後傾角θmの最大値を45度以下に設定にしたのは、45度を超えて設定すると、ファン動翼21の重心が後方向に偏って、動翼後縁43のハブ端付近に過大な応力が発生することが懸念されるからである。
前傾チップ部53において、動翼前縁41のハブ端から前傾チップ部53の基端(径方向内端)までのスパン長L2は、動翼前縁41の全スパン長LAの60〜90%、好ましくは75〜85%に設定してある。スパン長L2を全スパン長LAの60%以上に設定したのは、全スパン長LAの60%未満に設定すると、前傾チップ部53の形成に伴ってファン動翼21の重心が前方向に偏って、動翼前縁41のハブ端付近に過大な応力が発生することが懸念されるからである。スパン長L2を全スパン長LAの90%以下に設定したのは、全スパン長LAの90%を越えて設定すると、チップ側の空気の流入速度が速くなって、ファン動翼21のチップ側の衝撃波損失を十分に低減することが困難になるからである。
また、前傾チップ部53の前傾角(正のスイープ角)θtの最大値は、5〜45度、好ましくは、10〜20度に設定されている。前傾チップ部53の前傾角θtの最大値を5度以上に設定したのは、5度未満に設定すると、チップ側の空気の流入速度が速くなって、ファン動翼21のチップ側の衝撃波損失を十分に低減することが困難になるからである。前傾チップ部の前傾角θtの最大値を45度以下に設定したのは、45度を越えて設定すると、前傾チップ部53の形成に伴ってファン動翼21の重心が前方向に偏って、動翼前縁41のハブ端付近に過大な応力が発生することが懸念されるからである。
後傾ハブ部55において、動翼前縁41のハブ端から後傾ハブ部55の先端までのスパン長L3は、動翼前縁41の全スパン長の5〜25%、好ましくは、10〜20%に設定してある。スパン長L3を全スパン長の5%以上に設定したのは、全スパン長の5%未満に設定すると、空気流をハブ側へ押付けるような静圧分布をファン動翼21の背面に発生させることが困難になるからである。スパン長L3を全スパン長の25%以下に設定したのは、全スパン長の25%越えて設定すると、垂直ハブ部49のスパン長が短くなって、ハブ側の圧力比を十分に高めることが困難になるからである。
また、後傾ハブ部55の後傾角θhの最大値は、5〜45度、好ましくは15〜25度に設定してある。後傾ハブ部55の後傾角θhの最大値を5〜45度に設定したのは、5度未満又は45度を越えて設定すると、空気流をハブ側へ押付けるような静圧分布をファン動翼21の背面に発生させることが困難になるからである。
続いて、本発明の第1実施形態の作用及び効果について説明する。
垂直ハブ部49がファン1の軸心Sに対して垂直になってあって、前傾チップ部53が前傾しかつ後傾ミッドスパン部51が後傾しているため、本願の発明者が先に出願した前述の先行技術に係るタービン動翼と同様に、動翼前縁41のハブ端付近の応力を低減しつつ、ファン動翼21のハブ側のコード長を十分に確保する共にファン動翼21のチップ側の衝撃波損失を低減することができる。加えて、後傾ハブ部55が後傾しているため、前述のように、空気流をハブ側へ押付けるような静圧分布をファン動翼21の背面に発生させ、ハブ側の剥離を低減することができる。
従って、本発明の第1実施形態によれば、動翼前縁41のハブ端付近の応力を低減しつつ、ファン動翼21のハブ側のコード長を十分に確保する共にファン動翼21のチップ側の衝撃波損失を低減でき、加えて、ハブ側の剥離を低減できるため、ファン動翼21の構造強度を十分に確保した上で、ファン動翼21の空力性能、特に、ハブ側のファン効率を向上させて、航空機エンジンの高効率化を図ることができる(後述の実施例参照)。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図4及び図5(a)(b)を参照して説明する。
図4に示すように、本発明の第2実施形態に係るファン動翼57は、本発明の第1実施形態に係るファン動翼21と同様に、航空機エンジンのファン1に用いられるものであって、ファン動翼57の具体的な構成は、次のようになる。
ファン動翼57は、翼体59を備えており、この翼体59は、エポキシ樹脂,フェノール樹脂,ポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂又はポリエーテルエーテルケトン、ポリフェニレンスルファイド等の熱可塑性樹脂と炭素繊維,アラミド繊維,又はガラス繊維等の強化繊維との複合材料により構成されている。また、翼体59は、厚み方向(翼体59の厚み方向)に積層構造(多層構造)になっている。また、翼体59は、一側に、背面(負圧面)61を有してあって、他側に、腹面(正圧面)63を有してあって、翼体59の後縁がファン動翼57の動翼後縁65になっている。
翼体59の基端側には、翼根67が一体形成されており、この翼根67は、翼体59と同様に、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂と強化繊維との複合材料により構成されてあって、厚み方向(翼根67の厚み方向)に積層構造になっている。また、翼根67は、ファンディスク15の嵌合溝19に嵌合可能なダブテール69を有している。なお、翼体59と翼根67の境界部は、コア流路5(図2参照)の内壁面の延長上に位置している。
翼体59の前縁側には、翼体59の前縁側を保護するシース71がシート状の接着剤を介して設けられており、このシース71は、チタン合金等の金属により構成されている。また、シース71の内側は中空構造になってあるが、中実構造にしたり、シース71の内側にクッション材(図示省略)が設けられるようにしたりしても構わない。
シース71の前縁がファン動翼57の動翼前縁73になっており、動翼前縁73(シース71の前縁)のハブ側には、垂直ハブ部75が形成されており、垂直ハブ部75の先端(径方向外端)から径方向外側に向かって、後傾ミッドスパン部77が形成されている。また、後傾ミッドスパン部77の先端から動翼前縁73のチップ端(チップ側)にかけて、前傾チップ部79が形成されており、動翼前縁73のハブ端から垂直ハブ部75の基端にかけて、後傾ハブ部81が形成されている。ここで、垂直ハブ部75、後傾ミッドスパン部77、前傾チップ部79、及び後傾ハブ部81は、それぞれ、本発明の第1実施形態に係るファン動翼21の動翼前縁41における垂直ハブ部49、後傾ミッドスパン部51、前傾チップ部53、及び後傾ハブ部55と同様の構成を有している。
そして、本発明の第2実施形態によれば、前述のように、垂直ハブ部75等が本発明の第1実施形態に係るファン動翼21の動翼前縁41における垂直ハブ部49等と同様の構成を有しているため、本発明の第1実施形態と同様の作用及び効果を奏する。
また、シース71の前縁のハブ端から垂直ハブ部75の基端にかけて後傾ハブ部81が形成されているため、図5(a)(b)に示すように、シース71の前縁に後傾ハブ部81を有しない場合に比べて、翼体59の前縁のハブ端付近をシース71の前縁から遠ざけることができる。これにより、翼体59の前縁のハブ端付近の肉厚を厚くして、複合材料から構成される翼体59の構造強度を十分に確保して、ファン動翼57の耐久性を向上させることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
本発明の実施例について図6及び図7(a)(b)を参照して説明する。
スパン長L1を全スパン長LAの37%、後傾角θmの最大値を15度、スパン長L2を全スパン長LAの80%、前傾角θtの最大値を15度、スパン長L3を全スパン長の15%、後傾角θhの最大値を23度に設定したファン動翼21(実施例に係るファン動翼)、及び後傾ハブ部が省略されている点を除き実施例に係るファン動翼と同じ構成を有するファン動翼(比較例に係るファン動翼)を解析対象とする。そして、スパン比0.00(ハブ端)からスパン比0.10におけるファン効率について3次元定常粘性CFD(Computational Fluid Dynamics)解析を行い、その結果をまとめると、図6に示すようになる。即ち、実施例に係るファン動翼は、比較例に係るファン動翼に比べて、ハブ側のファン効率を向上させたことが確認された(図6において一点鎖線で囲んだ部分)。
また、実施例に係るファン動翼及び比較例に係るファン動翼について、ファン稼働中(航空機エンジンの稼働中)における背面の応力分布について構造解析を行い、その結果をまとめると、図7(a)(b)に示すようになる。即ち、実施例に係るファン動翼も、比較例に係るファン動翼と同様に、動翼前縁に過大な応力が発生しないことが確認された。なお、図7(a)(b)中に記載された0.2から1.0の数字は、応力の大きさの度合いを表すものである。
図示は省略するが、スパン長L1が全スパン長LAの30〜40%、後傾角θmの最大値が10〜20度、スパン長L2が全スパン長LAの75〜85%、前傾角θtの最大値が10〜20度、スパン長L3が全スパン長の10〜20%、後傾角θhの最大値が15〜25度に設定されたファン動翼21についても、同様の解析結果を得ることができた。
1 ファン
S ファンの軸心
3 エンジンケース
5 コア流路
7 バイパス流路
15 ファンディスク
19 嵌合溝
21 ファン動翼
35 翼体
41 動翼前縁
43 動翼後縁
45 翼根
47 ダブテール
49 垂直ハブ部
51 後傾ミッドスパン部
53 前傾チップ部
55 後傾ハブ部
L1 動翼前縁のハブ端から垂直ハブ部の先端までのスパン長
L2 動翼前縁のハブ端から前傾チップ部の基端までのスパン長
L3 動翼前縁のハブ端から後傾ハブ部の先端までのスパン長
θm 後傾ミッドスパン部の後傾角
θt 前傾チップ部の前傾角
θh 後傾ハブ部の後傾角
57 ファン動翼
59 翼体
65 動翼後縁
67 翼根
69 ダブテール
71 シース
73 動翼前縁
75 垂直ハブ部
77 後傾ミッドスパン部
79 前傾チップ部
81 後傾ハブ部

Claims (4)

  1. 航空機エンジンのエンジンケース内に形成された環状のコア流路、及び前記エンジンケース内における前記コア流路の外側に同心上に形成された環状のバイパス流路に空気を取入れるファンに用いられるファン動翼において、
    動翼前縁は、
    ハブ側に形成され、前記ファンの軸心に対して垂直な垂直ハブ部と、
    前記垂直ハブ部の径方向外端から径方向外側に向かって形成され、径方向外端径方向内端よりも後側に位置するように後傾した後傾ミッドスパン部と、
    前記後傾ミッドスパン部の径方向外端からチップ側にかけて形成され、径方向外端径方向内端よりも前側に位置するように前傾した前傾チップ部と、
    ハブ端から前記垂直ハブ部の径方向内端にかけて形成され、径方向外端径方向内端よりも後側に位置するように後傾した後傾ハブ部と、からなり
    前記動翼前縁のハブ端から前記垂直ハブ部の径方向外端までのスパン長は、前記動翼前縁の全スパン長の20〜50%に設定し
    前記動翼前縁のハブ端から前記後傾ハブ部の径方向外端までのスパン長は、前記動翼前縁の全スパン長の5〜25%に設定し、前記後傾ハブ部の後傾角の最大値は、5〜45度に設定してあることを特徴とするファン動翼。
  2. 前記動翼前縁のハブ端から前記前傾チップ部の基端までのスパン長は、前記動翼前縁の全スパン長の60〜90%に設定し、
    前記前傾チップ部の前傾角の最大値は、5〜45度に設定してあることを特徴とする請求項1記載のファン動翼。
  3. 熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂と強化繊維との複合材料により構成された翼体と、
    前記翼体の基端側に一体形成され、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂と強化繊維との複合材料により構成された翼根と、
    前記翼体の前縁側に設けられ、金属により構成され、前記翼体の前縁側を保護するシースと、を備え、
    前記シースの前縁が前記動翼前縁であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファン動翼。
  4. 航空機エンジンのエンジンケース内に形成された環状のコア流路、及び前記エンジンケース内における前記コア流路の外側に同心上に形成されたバイパス流路に空気を取入れるファンにおいて、
    前記エンジンケース内に軸心周りに回転可能に設けられ、外周面に複数の嵌合溝が周方向に沿って等間隔に形成されたファンディスクと、
    前記ファンディスクの各嵌合溝に嵌合して設けられ、請求項1から請求項のいずれか1項に記載のファン動翼と、を具備したことを特徴とするファン。
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