JP5703605B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の回路領域を有し、少なくとも一部の回路領域への電源供給を制御する半導体集積回路に関する。
近年のプロセス技術の微細化に伴い、リーク電流が無視できなくなり、LSI内部の不使用回路領域のリーク電力削減のために、各領域への電源供給を遮断するパワー・ゲーティング(PG)技術が適用されるようになってきている。ここで、電源供給をオン・オフする領域をドメインと称する。
PG技術を適用するに場合に、電源遮断したドメインから出力される信号がハイインピーダンス(Hi−Z)となるため、アイソレータ(Isolator: ISO)セルによる固定化が必要となり、現状ではツール又は手作業によりISOセルの挿入を行っている。
図1は、半導体集積回路(LSI)内部の2つのドメインの電源制御を、電力制御ユニット(Power Management Unit: PMU)を使って行う場合の概略構成図である。図1に示すように、LSI11には、電源IC10から電源VDDが供給される。なお、図示していないが、LSI11は、グランドGNDにも接続されている。
LSI11は、A回路領域(ドメイン)12Aと、ドメイン12Aに含まれるB回路領域(ドメイン)12Bと、電力制御ユニット(Power Management Unit: PMU)13と、2個の電源スイッチ14Aおよび14Bと、を有する。なお、ドメインは2個に限定されず、3個以上のドメインが設けられる場合もある。PMU13は、常時電源オンのドメイン内に配置されている。Aドメイン12AおよびBドメイン12Bは、PG技術により電源オン/オフ制御対象のドメインである。電源スイッチ14Aおよび14Bは、電源IC10からの電源VDDの供給ラインと、Aドメイン12AおよびBドメイン12Bの電源ラインとの間にそれぞれ配置され、PMU13からの制御信号CTLAおよびCTLBにより制御される。なお、図1の例では、Bドメイン12BはAドメイン12A内に含まれるが、Aドメイン12AとBドメイン12Bが別々の場合もある。以下の説明では、図1のようにBドメイン12BがAドメイン12A内に含まれる例を示すが、これに限定されるものではない。
図2は、図1におけるBドメイン12Bに着目して、Aドメイン12Aとの間の信号の関係と、PMU13からの制御信号CTLAおよびCTLBに関する説明図である。なお、図2では、電源スイッチ14Aおよび14Bを、NMOSトランジスタTrAおよびTrBで形成した場合を示しているが、PNOSトランジスタなどで形成することも可能である。また、グランド側の電源ラインに電源スイッチを設けることも可能である。また、PMU13の電源供給などは、図示を省略している。
図2は、Bドメイン12Bの電源をオフにした時に、Bドメイン12B内の論理回路15BからAドメイン12A内の論理回路15Aへ出力される信号がHi−Zになるため、ISOセル17による固定化を行った例を示している。Bドメイン12B内の出力回路16からの出力を「低(Low)」へ固定する場合はANDタイプのISOセル172、「高(High)」へ固定する場合はORタイプのISOセル171が使われるのが一般的である。
LSIは、高集積度化および高機能化に伴って動作試験を行うのが難しくなっている。そこで、LSI内部にスキャンチェーン(SCAN CHAIN)を形成して、スキャンチェーンによりLSI内部の状態を所望の状態に設定した上で動作させ、動作後の状態をスキャンチェーンにより読み出すことが行われている。
図3は、スキャンチェーンを挿入したLSIの例を示す図である。図3において、SFF20は、Bドメイン12B内でスキャンチェーンを形成するスキャンフリップフロップ(SFF)である。図3は、複数のスキャンチェーンを形成した例を示している。スキャン入力制御回路18は、スキャンモード時に、スキャンチェーンのSFF20へ入力するスキャンデータと、スキャンデータのSFF20への取込みを制御する制御信号SMCを出力する。スキャン出力制御回路19は、スキャンモード時にSFF20から出力されたスキャンデータを受け入れ、外部に出力する。
SFF20は、SMCがHighの期間、信号入力端子SINから入力されたスキャンデータを取り込み、SMCがLowの期間、取り込んだスキャンデータを保持して出力する。したがって、スキャンチェーンを形成するSFF20は、シフトレジスタを形成することになり、SFF20スキャン入力制御回路18からのスキャンデータが順次SFF20に設定される。これにより、Bドメイン12Bを所望の状態に設定することができる。また、図示していないが、SFF20は、信号入力端子SINに対応して配置されたスイッチを有し、通常モード時には、回路動作の信号を取り込める。スキャンモードにしてスキャンチェーンのSFF20を所望の状態に設定した上で、SMCをLowに保持して通常モードにして、Bドメイン12Bを動作させると、Bドメイン12Bの状態が変化する。所望のクロック数分通常動作を行わせた後、スキャンモードにして、SFF20のデータ、すなわちBドメイン12Bの動作状態に関するデータを、スキャン出力制御回路19に順次入力させる。これにより、Bドメイン12Bの動作状態に関するデータを得ることができ、所望の動作試験を行える。
図3では、アイソレータ(ISO)セル17は、ANDタイプのISOセル174および176と、ORタイプのISOセル173および175と、を有する。ISOセル173〜176は、Bドメイン12Bへの電源供給を停止する時に、Bドメイン12BからAドメイン12Aへの出力OSIG0〜OSIG3を固定化する。OSIG0〜OSIG3は、スキャンチェーンの1つを形成するSFF20の出力である。
図4は、図3のLSIで、TrBをオフにして、Bドメイン12Bの電源供給を停止する場合の動作フローチャートであり、図5は、その場合のタイムチャートである。
電源供給を停止する前には、PMU13は、ISOセル173〜176に入力される信号CLBとしてLowを出力している。これにより、ISOセル173〜176は、Bドメイン12BのAドメイン12Aへの出力OSIG0〜OSIG3を通過させる。
ステップS11で、PMU13は、ISOセル173〜176に入力される信号CLBをアサートしてHighに切り換える。これにより、ISOセル173〜176の出力は、High、Low、High、Lowに固定される。言い換えれば、Bドメイン12BからAドメイン12Aへの出力OSIG0〜OSIG3が、固定される。
ステップS12では、PMU13は、CTLBをデアサートしてLowに切り換える。これにより、TrBがオフとなり、Bドメイン12Bの電源が遮断される。
Bドメイン12Bの電源供給を再開する時には、上記と逆の動作を行う。
特開2003−098223号公報 特開2008−078754号公報
図3に示したLSI11では、電源をオフするBドメイン12Bから出力される信号を固定化するためにISOセル173〜176の挿入を行っているが、現状では、この挿入は、ツール又は手作業により行っている。しかし、ISOセルの挿入により、論理段数が増えることから、周波数(性能)が低下するという問題がある。また、電源を遮断するドメインから出力される全ての信号にISOセルが挿入されるため、ISOセル17の回路規模(ゲート数)が増加してしまう。ゲート数の増加に伴い、ISOセルの挿入をツール又は手作業により行ったのでは、誤りが発生する可能性が高くなる。もし、間違ったデータ値でISOセルを挿入(HighまたはLowに固定)し、さらにLSIに組み込んでしまうと、電源遮断したときに誤動作することになる。
アイソレータ(ISO)セルの回路規模が小さく、ISOセルでの動作が高速で、ISOセルの誤設定が発生しにくい半導体集積回路の実現が望まれていた。
発明の一観点によれば、 複数の回路領域と、複数の回路領域の少なくとも1つの回路領域へ、電源供給するか否かを切り替える少なくとも1つの電源スイッチと、少なくとも1つの電源スイッチの制御を行う電源制御回路と、少なくとも1つの回路領域から他の領域への出力が入力される複数のフリップフロップを有するクランプスキャンチェーンと、クランプスキャンチェーンの複数のフリップフロップを所定の出力状態に設定するクランプデータ制御回路と、を備える半導体集積回路が提供される。
上記の観点によれば、アイソレータ(ISO)セルの回路規模が低減され、ISOセルでの動作が高速化され、誤設定しても容易に修正可能な半導体集積回路(LSI)が実現される。
図1は、半導体集積回路(LSI)内部の2つのドメインの電源制御を、電力制御ユニット(Power Management Unit: PMU)を使って行う場合の概略構成図である。 図2は、Bドメインの電源をオフにした時に、Bドメイン内の論理回路からAドメイン内の論理回路へ出力される信号がHi−Zになるため、ISOセルによる固定化を行った例を示す図である。 図3は、スキャンチェーンを挿入したLSIの例を示す図である。 図4は、図3のLSIで、電源スイッチトランジスタをオフにして、Bドメインの電源供給を停止する場合の動作フローチャートである。 図5は、図4の動作のタイムチャートである。 図6は、第1実施形態の半導体集積回路(LSI)の構成を示す図である。 図7は、クランプスキャンチェーンを形成するSFFの動作の真理値表である。 図8は、クランプ制御回路の概略構成を示す図である。 図9は、Bドメインの主部分12Cの電源をオフにする動作を示すフローチャートである。 図10は、Bドメインの主部分の電源をオフにする動作時のタイムチャートであり、(A)がLSI全体のタイムチャートであり、(B)がSFFのタイムチャートである。 図11は、データ値を変更する動作のタイムチャートである。 図12は、第2実施形態の半導体集積回路(LSI)の構成を示す図である。
図6は、第1実施形態の半導体集積回路(LSI)11の構成を示す図である。
図6に示すように、第1実施形態のLSI11は、A回路領域(ドメイン)12Aと、ドメイン12Aに含まれるB回路領域(ドメイン)12Bと、電力制御ユニット(Power Management Unit: PMU)13と、電源スイッチとして動作するトランジスタTrBと、スキャン入力制御回路18と、スキャン出力制御回路19と、セレクタ22および23と、ORゲート24と、インバータ25と、クランプ制御回路30と、を有する。
PMU13は、常時電源オンのドメイン内に配置されている。Aドメイン12Aは、PG技術により電源オン/オフ制御対象のドメインであってもなくてもよい。
Bドメイン12Bは、同一の論理階層で設計される部分である。Bドメイン12Bは、主部分12Cと、それ以外の出力部分に分けられ、主部分12CがPG技術により電源オン/オフ制御対象のドメインである。Bドメイン12Bの出力部分は、Aドメイン12Aが電源オン/オフ制御対象である場合には、Aドメイン12Aと同じように電源供給が制御される。前述のように、Bドメイン12Bは、Aドメイン12Aから独立して別々に設けられてもよい。
TrBは、外部から供給される電源VDDとBドメイン12Bの主部分12Cの電源ラインとの間に配置され、ORゲート24の出力により制御される。ORゲート24は、PMU13の出力する制御信号CTLBと、クランプ制御回路30の出力する制御信号CAの反転信号の論理和を出力する。PMU13は、クランプデータCDATAの設定を制御する信号CLBを出力する。なお、図示していないが、主部分12C以外のLSI11のほかの部分にも電源VDDが供給される。また、LSI11は、グランドGNDにも接続されている。さらに、前述のように、Bドメイン12Bの主部分12CとグランドGNDの間に電源スイッチを設けて、Bドメイン12Bへの電源供給を制御することも可能である。
Bドメイン12Bの主部分12Cは、複数のスキャンチェーンを含む。各スキャンチェーンは、直列に接続された複数のスキャンフリップフロップ(SFF)20を有し、シフトレジスタを形成する。SFF20は、SMCがHighの期間、信号入力端子SINから入力されたスキャンデータを取り込み、SMCがLowの期間、取り込んだスキャンデータを保持して出力する。図示していないが、SFF20は、信号入力端子SINに対応して配置されたスイッチを有し、通常モード時には、回路動作の信号を取り込める。
スキャン入力制御回路18は、スキャンモード時に、スキャンチェーンのSFF20へ入力するスキャンデータと、スキャンデータのSFF20への取込みを制御する制御信号SMCを出力する。スキャン出力制御回路19は、スキャンモード時にSFF20から出力されたスキャンデータを受け入れ、外部に出力する。
Bドメイン12Bの主部分12C以外の出力部分は、クランプスキャンチェーンを有する。クランプスキャンチェーンは、直列に接続された複数のスキャンフリップフロップ(SFF)21を有し、シフトレジスタを形成する。SFF21は、スキャンデータを受ける信号入力端子SINと、主部分12Cの回路の出力(ここではSFFの出力)を受ける信号入力端子DINを有する。さらに、SFF21は、制御信号SMCおよびイネーブル信号ENと、図示していないクロック信号CLKと、を受け、入力に応じた出力DOUTを発生する。
図7は、クランプスキャンチェーンを形成するSFF21の動作の真理値表である。SFF21は、ENがHighでSMCがLowの時は、CLKの立ち上がりに同期してDINからのデータDATAを取り込み、DOUTからDATAを出力する。したがって、この状態では、主部分12Cの回路の出力が、CLKに同期して、Aドメイン12Aの論理回路15Aにそのまま入力する。
SFF21は、ENがLowでSMCがLowの時は、CLKが立ち上がってもその時の状態を保持し、出力は変化しない。
SFF21は、SMCがHighの時は、CLKの立ち上がりに同期してSINからのスキャンデータSDATA(またはCDATA)を取り込み、DOUTからSDATA(またはCDATA)を出力する。この時、ENはどちらの値でもよい。さらに、CLKの立ち下がりでは、SFF21は、変化しない。
SFF21は、DINに入力される信号がHi−Zになっても、動作上問題はない。
クランプスキャンチェーンのSFF21の出力DOUTが、Aドメイン12A内の論理回路15Aに入力される。
図8は、クランプ制御回路30の概略構成を示す図である。
図8に示すように、クランプ制御回路30は、レジスタ31と、カウンタ32と、制御部33と、を有する。レジスタ31は、外部バスインターフェースBUS/IFを介して入力されるクランプデータCDATAおよびその個数(データ数)を記憶する。レジスタ31は、Bドメイン12Bの主部分12Cの電源を遮断する時に、制御部33からのアクセスに応じてCDATAを出力すると共に、CDATAのデータ数をカウンタ32に出力する。カウンタ32は、ダウンカウンタで、PMU13のCTLBがデアサートしてLowになると、カウント動作を開始し、カウント値を制御部33に出力する。制御部33は、カウント値に基づいてクランプアクノレッジ信号CAおよびクランプライト信号CWを生成して出力すると共に、CDATAを出力する。
前述のように、クランプアクノレッジ信号CAは、反転されてORゲート24に入力される。
セレクタ22は、PMU13の出力するCLBに応じて、スキャン入力制御回路18の出力するスキャンデータSDATAと、クランプ制御回路30の出力するクランプデータCDATAの一方を選択する。選択されたセレクタ22の出力は、クランプスキャンチェーンの初段のSFF21のSIN端子に入力する。セレクタ23は、CLBに応じて、スキャン入力制御回路18の出力するSMCと、クランプ制御回路30出力するCWの一方を選択する。選択されたセレクタ23の出力は、クランプスキャンチェーンのすべてのSFF21のSMC端子に入力する。PMU13の出力するCLBは、インバータ25で反転されて、クランプスキャンチェーンのすべてのSFF21のEN端子に入力する。
次に、第1実施形態のLSI11において、Bドメイン12Bの主部分12Cの電源をオフにする動作を説明する。
図9は、主部分12Cの電源をオフにする動作を示すフローチャートである。図10は、主部分12Cの電源をオフにする動作時のタイムチャートであり、(A)がLSI11全体のタイムチャートであり、(B)がSFFのタイムチャートである。
ステップS21では、PMU13が、CLBをアサートしてHighにする。これにより、セレクタ22および23によりCDATAおよびCWが選択されSFF22のSINおよびSMCへ入力され、同時にSFF22のENがデアサートされてLowになる。
ステップS22では、PMU13が、CTLBをデアサートしてLowにするが、CAがLowであるためORゲート24の出力はHighのままであり、Bドメイン12Bの電源はまだ遮断されない。
ステップS23では、クランプ制御回路30が、CWをアサートしてHighにする。
ステップS24では、ステップS23と同時に、クランプ制御回路30が、最後のSFF21の固定したいデータ(High/Low)をCDATAにセットする。図10の(A)のタイムチャートの例では、High(1)、Low(0)、High(1)、Low(0)の順番で値がセットされるから、最初はHighである。
ステップS25では、クランプスキャンチェーンのすべてのSFF21のデータ設定が終了したかを判定し、終了していなければステップS23に戻り、ステップS23からS25を繰り返し、終了すればステップS26に進む。この動作は、カウンタ32をSFF21の個数だけダウンカウント動作させて行う。これにより、SFF21のDOUTは、順番にHigh、Low、High、Lowになる。
ステップS26では、すべてのSFF21のデータ設定が終了したら、クランプ制御回路30がCWをデアサートしてLowにする。
ステップS27では、クランプ制御回路30がCAをアサートしてHighにする。
ステップS28では、ステップ27と同時に、TrBがオフとなり、Bドメイン12Bの主部分12Cの電源が遮断される。この時、SFF21のDINにHi−Zが入力されるが、SFF22のENがデアサートされてLowであるため、DINが無効となる。なお、前述のように、クランプスキャンチェーンが形成されるBドメイン12Bの主部分12C以外の部分は、TrBにより電源に接続されていないので、クランプスキャンチェーンの電源はオフされず、動作状態である。
クランプスキャンチェーンは、既存のスキャンチェーンを使用して実現できる。既存のスキャンチェーンを使用して、電源をオフにするドメインからの出力を固定化するデータ値に設定できるため、第1実施形態1のLSI11の製作後にデータ値(High/Low)を変更することが可能である。データ値を変更する場合の具体例を、図11のタイムチャートを参照して説明する。
図11の(A)は、AMBA(登録商標)APBプロトコルを使った読み取り(リード)アクセスのタイムチャートである。ここで、マスタはAドメイン12A内の論理回路15Aであり、スレーブはBドメイン12Bである。
スレーブは、PCLKの4サイクル目にPREADYをアサートしてHighにし、この時PSLVERRをデアサートしてLowにしているので、正常に転送されたことを示している。
図11の(B)は、図10の(A)の動作で、スレーブの電源がオフされている時、PSLVERRをLow側に固定したときのタイムチャートである。電源をオフしたスレーブへアクセスしても、ハングアップしないようPREADYをアサートしてHighにし、PSLVERRをデアサートして、Lowに固定している。
図11の(C)は、図10の(A)の動作で、スレーブの電源がオフされている時、PSLVERRをHigh側に固定したときのタイムチャートである。電源をオフしたスレーブへアクセスしたときに、データが有効でないことを示すため、PSLVERRをアサートしてHighに固定している。
以上のように、第1実施形態のLSI11は、使い方や状況に応じて、電源をオフにするドメインからの出力を固定化するデータ値を変えることができる。
図12は、第2実施形態の半導体集積回路(LSI11)の構成を示す図である。第2実施形態は、Aドメイン12Aの論理回路にも、スキャンチェーンが形成され、Bドメイン12Bの電源を遮断した時にBドメイン12Bからの出力を固定化するクランプスキャンチェーンが、Aドメイン12Aに形成されていることが、第1実施形態と異なる。Aドメイン12Aは、複数のスキャンチェーンを含み、各スキャンチェーンは、直列に接続された複数のSFF40を有し、シフトレジスタを形成する。Aドメイン12Aのスキャンチェーンは、スキャン入力制御回路18およびスキャン出力制御回路19に接続される。
さらに、クランプスキャンチェーンは、直列に接続された複数のSFF41を有し、シフトレジスタを形成する。SFF41のDIN端子には、Bドメイン12Bの出力OSIG0〜OSIG3が入力される。
第2実施形態のクランプスキャンチェーンの動作は第1実施形態と同じなので説明は省略する。
第2実施形態では、クランプスキャンチェーンをAドメイン12Aの入力側スキャンチェーンを使用して実現している。そのため、第1実施形態のように、クランプスキャンチェーンを形成したBドメイン12Bの一部を、Aドメイン12Aに含める必要がなく、Bドメイン12B全体の電源を遮断できる。
以上説明したように、第1および第2実施形態では、出力または入力のSFFのENをデアサートしてLowにすることで、DINが無効となるので、ISOセルを挿入する必要がなくなる。また、スキャンチェーンを使い、固定化する値を設定することが可能となる。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものであり、特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではなく、明細書のそのような例の構成は発明の利点および欠点を示すものではない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
10 電源IC
11 半導体集積回路(LSI)
12A A回路領域(Aドメイン)
12B B回路領域(Bドメイン)
13 電源制御ユニット(PMU)
18 スキャン入力制御回路
19 スキャン出力制御回路
20 21 40 41 スキャンフリップフロップ(SFF)
30 クランプ制御回路
TrB スイッチ(トランジスタ)

Claims (6)

  1. 複数の回路領域と、
    前記複数の回路領域の少なくとも1つの回路領域へ、電源供給するか否かを切り替える少なくとも1つの電源スイッチと、
    前記少なくとも1つの電源スイッチの制御を行う電源制御回路と、
    前記少なくとも1つの回路領域から他の領域への出力が入力される複数のフリップフロップを有するクランプスキャンチェーンと、
    前記クランプスキャンチェーンの前記複数のフリップフロップを所定の出力状態に設定するクランプデータ制御回路と、を備え、
    前記少なくとも1つの回路領域は、試験を行うためのスキャンチェーンを備え、
    前記スキャンチェーンは、前記クランプスキャンチェーンを含み、
    前記少なくとも1つの回路領域は、
    前記スキャンチェーンへのデータ入力および動作を制御するスキャン入力制御回路と、
    前記スキャンチェーンからのデータ出力を受けるスキャン出力制御回路と、
    前記クランプデータ制御回路からの前記クランプスキャンチェーンの前記複数のフリップフロップ前記所定の出力状態に設定する設定制御信号と、前記スキャン入力制御回路からの動作制御信号との一方を選択して、前記クランプスキャンチェーンの前記複数のフリップフロップに入力する制御信号セレクタと、を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記少なくとも1つの回路領域と前記クランプスキャンチェーンの前記複数のフリップフロップは、電源供給は別系統であるが、同じ論理階層であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記少なくとも1つの回路領域と前記クランプスキャンチェーンの前記複数のフリップフロップは、異なる論理階層であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 前記クランプデータ制御回路は、前記クランプスキャンチェーンの前記複数のフリップフロップの前記所定の出力状態に関するデータを記憶する設定データ記憶部を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記設定データ記憶部は、外部端子を介して供給された前記クランプスキャンチェーンの前記複数のフリップフロップの前記所定の出力状態に関するデータを記憶する請求項4記載の半導体集積回路。
  6. 前記クランプデータ制御回路は、前記クランプスキャンチェーンの前記複数のフリップフロップの個数をカウントするカウンタを備える請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
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