JP5701554B2 - 案内付きタップ - Google Patents

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この発明は、ねじ下穴にバリを生じさせるような溝を有するナット、例えば溝付き六角ナットのめねじを形成するのに好適な案内付きタップに関する。
緩み止めの信頼性が特に要求されるときに使用するナットとして、溝付き六角ナットがある。溝付き六角ナットは、その軸方向端面に径方向の溝を有する。そして、雄ねじ部材にねじ係合させた状態で、溝付き六角ナットの溝と雄ねじ部材に形成された径方向の貫通孔とに割りピンを挿し通して用いられる。
この溝付き六角ナットを製造する場合、まず、図5に示すように、軸方向に貫通するねじ下穴Hと、軸方向端面に形成された径方向の溝Gとを有するナットブランクBを作り、次に、ねじ下穴Hの内周をタップで切削してめねじを形成する。ここで、めねじをタップで形成するとき、ねじ下穴Hに対してタップが斜めに食い付くと、ねじの方向が斜めとなって、ナットが不良品となってしまう。
そこで、ねじ下穴Hに対してタップが斜めに食い付くのを防止するため、非特許文献1に記載の案内付きタップを使用することが考えられる。この案内付きタップは、タップ本体の軸方向前端に、円柱状の案内部を一体に設けたものである。そして、この案内付きタップを使用すると、タップ本体がねじ下穴Hに食い付く直前に、円柱状の案内部がねじ下穴Hに嵌合して、ナットブランクBの軸心とタップ本体の軸心のズレを矯正するので、ねじ下穴Hに対してタップが斜めに食い付くのを防止することができる。
日本工業規格「ねじ加工工具用語−第1部:タップ」(B0176−1:2002)
しかしながら、上記案内付きタップを使用すると、以下の問題がある。すなわち、ナットブランクを作るときにねじ下穴にバリが生じる場合があり、特に、図5に示すように、溝付き六角ナットのナットブランクBにおいては、溝Gがねじ下穴Hと交わる部分にバリbが生じやすい。このようなバリbが存在するねじ下穴Hに、上記案内付きタップでめねじを形成しようとすると、円柱状の案内部がバリbに干渉してねじ下穴Hを通り抜けず、タップがねじ下穴Hに食い付かない問題がある。
そこで、ねじ下穴Hにバリbが存在するときにも、円滑にめねじを形成できるようにするため、図8に示すようなリーマ付きタップを使用することが考えられる。このリーマ付きタップは、リーマ部20と、リーマ部20の軸方向後方に一体に設けられたタップ部21とからなる。タップ部21は、軸方向前方に向かって外径が次第に小さくなるように形成された複数のねじ山22と、そのねじ山22を周方向に分断する溝23とを有する。リーマ部20にはタップ部21と共通の溝23が設けられ、その溝23の縁に切れ刃24が形成されている。このリーマ付きタップを使用すると、タップ部21がねじ下穴Hに食い付く直前に、リーマ部20でねじ下穴Hのバリbを削り取るので、高い精度のめねじを形成することが可能である。
しかしながら、溝付き六角ナットのナットブランクBに上記リーマ付きタップを使用した場合、図9に示すように、リーマ部20の切れ刃24の部分が、ナットブランクBの溝Gの縁に干渉するおそれがある。すなわち、リーマ部20の溝23は、タップ部21の溝23と共通の溝なので、その溝幅が比較的大きい。そのため、リーマ部20の軸心とナットブランクBの軸心とがずれて、リーマ部20の切れ刃24の部分がナットブランクBの溝Gの縁に干渉しやすく、この干渉によりねじ下穴Hが拡大したり、ねじ下穴Hが異形に切削されてしまうおそれがあった。
この発明が解決しようとする課題は、ねじ下穴にバリを生じさせるような溝を有するナット、例えば溝付き六角ナットのめねじを形成するのに好適な案内付きタップを提供することである。
上記の課題を解決するため、軸方向前方に向かって外径が次第に小さくなるように形成された複数のねじ山と、そのねじ山を周方向に分断する溝とを有するタップ本体の軸方向前端に、ねじ下穴に嵌合するガイドピースを取り付け、そのガイドピースの外周に前記溝よりも狭幅の切欠きを形成し、その切欠きの縁にねじ下穴のバリを取り除く切れ刃を形成した構成の案内付きタップを採用した。
この案内付きタップを使用すると、タップ本体がねじ下穴に食い付く直前に、ガイドピースがねじ下穴に嵌合して、ナットブランクの軸心とタップ本体の軸心のズレを矯正するので、ねじ下穴に対してタップ本体が斜めに食い付くのを防止することができる。また、ねじ下穴にバリが存在する場合にも、ガイドピースの外周の切れ刃がそのバリを削り取るので、円滑にめねじを形成することができる。また、この案内付きタップで溝付き六角ナットにめねじを形成する場合、ガイドピースの外周の切欠きの幅が狭いので、ガイドピースの軸心がナットブランクの軸心からずれにくく、ガイドピースの外周の切れ刃がナットブランクの溝と干渉しにくい。
前記切れ刃としては、円周方向の逃げを設けない切れ刃を採用すると好ましい。このようにすると、ガイドピースをナットブランクに挿入したときに、ガイドピースの軸心とナットブランクの軸心とがずれにくい。そのため、ガイドピースの切れ刃とナットブランクの溝とが干渉するのをより効果的に防止することができる。
前記ガイドピースの外周は、円筒面と、その円筒面から軸方向前方に向かって小径となるテーパ面とで構成し、前記切欠きは、前記テーパ面の軸方向前端から軸方向後方に延びて前記円筒面に至るように形成することができる。このようにすると、テーパ面の存在する径方向範囲の全体にわたって前記切れ刃が形成されるので、過大なバリも円滑に除去することが可能となる。
前記切欠きを、前記テーパ面の軸方向前端から後方に延びて前記円筒面に至るように形成する場合、その切欠きの軸方向後端は、円筒面の軸方向略中央に位置させると好ましい。このようにすると、円筒面が切欠きで周方向に分断されないので、円筒面によるナットブランクの案内作用がより安定する。
この発明の案内付きタップは、ガイドピースがねじ下穴に嵌合して、ナットブランクの軸心とタップ本体の軸心とを一致させるので、ねじ下穴に対して真っ直ぐにめねじを形成することができる。また、ガイドピースの外周に切れ刃があるので、ねじ下穴にバリが存在するときにも円滑にめねじを形成することができる。また、ガイドピースの外周の切欠きは、その幅が狭いので溝付き六角ナットのナットブランクの溝と干渉しにくく、その結果、ねじ下穴の拡大や、ねじ下穴の異形切削を防止することができる。
この発明の実施形態の案内付きタップを示す正面図 図1のガイドピース近傍の拡大断面図 図2のIII−III線に沿った断面図 図2に示す案内付きタップの分解斜視図 溝付き六角ナットのナットブランクを示す斜視図 図5のナットブランクのねじ下穴に、図1の案内付きタップでめねじを形成する過程を示す断面図 図6に示すナットブランクと案内付きタップの断面図 図5のナットブランクのねじ下穴に、従来のリーマ付きタップでめねじを形成する過程を示す断面図 図8に示すリーマ部の切れ刃がナットブランクの溝の縁に干渉した状態を示す断面図
以下、この発明の実施形態の案内付きタップ1を説明する。この案内付きタップ1は、ねじ立て盤によるナットの製造に用いられるナットタップであり、図1に示すように、タップ本体2と、タップ本体2の軸方向前端に取り付けられたガイドピース3とからなる。
タップ本体2は、軸方向前方に向かって外径が次第に小さくなるように形成された複数のねじ山4からなる食付き部5と、軸方向に沿って外径が一定の複数のねじ山6からなる完全山部7と、円柱状のシャンク8とを有する。完全山部7は食付き部5の軸方向後方に連続して設けられ、その完全山部7の軸方向後方に連続してシャンク8が設けられている。
タップ本体2には、食付き部5の軸方向前端から完全山部7を通ってシャンク8に至る溝9が設けられている。この溝9は、食付き部5と完全山部7の各ねじ山4,6を周方向に分断している。そして、溝9の縁に、ねじ下穴H(図6参照)の内周を切削してめねじを形成する切れ刃10が形成されている。溝9は、周方向に一定の間隔をおいて複数設けられ、断面円弧状である。
図2、図4に示すように、タップ本体2の軸方向前端には、ガイドピース3を取り付けるねじ軸11が一体に形成されている。ガイドピース3は、ねじ軸11にねじ係合するねじ孔12を中心にもつ筒状に形成されている。
ガイドピース3の外周は円筒面13とテーパ面14とからなる。円筒面13は、ねじ下穴Hに嵌合するように、その外径がタップ本体2に対応するめねじの内径の基準寸法よりも僅かに小さく設定されている。めねじの内径の基準寸法は、ねじ公差の基準となる寸法であり、例えばメートルねじについては、日本工業規格「一般用メートルねじ−第4部:基準寸法」(B0205−4:2001)に規定されている。メートルねじの内径の基準寸法は、具体的には、(ねじの呼び径)−1.0825×(ねじのピッチ)で求めることができる。また、ユニファイねじについては、日本工業規格「ユニファイ並目ねじ」(B0206:1973)に規定されており、具体的には、{(ねじの呼び径)−1.082532/(25.4mmあたりのねじ山数)}×25.4で求めることができる。
テーパ面14は、円筒面13から軸方向前方に向かって小径となる円錐状に形成されている。テーパ面14の傾斜角度は、軸方向に対して5〜20°の範囲に設定すると好ましい。5°以上とすると、後述する切れ刃16でバリbを取り除くときに、過大なバリbも円滑に取り除くことができ、20°以下とすると、バリbを取り除くときに二次バリが発生するのを確実に防止することができる。
図3に示すように、ガイドピース3の外周には、周方向に一定の間隔をおいて切欠き15が形成され、その切欠き15の縁に、ねじ下穴Hのバリを取り除くための切れ刃16が形成されている。この切れ刃16には、円周方向の逃げが設けられていない。すなわち、切れ刃16の逃げ面は、ガイドピース3の外周のテーパ面14であり、ガイドピース3の軸心からテーパ面14までの半径は円周方向に沿って変化せず、一定となっている。
図3に示す切欠き15の幅W1は、図2に示す溝9の幅W2よりも狭幅に形成され、好適には、図7に示すナットブランクBの隣り合う溝Gで挟まれる部分の幅W3よりも狭幅に形成されている。また、切欠き15は、狭い幅W1でも切れ刃16のすくい角が正となるように、半径方向に対して傾斜したV字状断面に形成されている。なお、この実施形態では切欠き15をV字状断面としているが、これに限るものではなく、切れ刃16のすくい角が正となるような断面形状であれば、V字状断面以外の断面形状を採用してもよい。
図2に示すように、切欠き15は、テーパ面14の軸方向前端から軸方向後方に延びて円筒面13に至っており、その軸方向後端が円筒面13の軸方向略中央に位置するように形成されている。切欠き15は、図1に示すように、軸方向後側が回転方向前側にずれるよう軸線方向に対して傾斜して形成するのが好ましく、これにより、切れ刃16で生じた切り屑を軸方向前方に排出することができる。
円筒面13の外径は、図2に示すように、タップ本体2の軸方向前端の外径と同径か、それよりも僅かに大きく設定されている。そのため、ガイドピース3の切れ刃16でねじ下穴Hのバリb(図6参照)を削り取ったときに、仮にバリbの根元の部分が僅かに残ったとしても、その残った部分がタップ本体2の軸方向前端の外径部に干渉するのを防止することができる。
次に、この案内付きタップ1を用いて溝付き六角ナットを製造する使用例を説明する。
図5に示すように、軸方向に貫通するねじ下穴Hと、軸方向端面に形成された径方向の溝Gとを有するナットブランクBを作る。このとき、溝Gがねじ下穴Hと交わる部分にバリbが生じることがある。次に、図6に示すように、ナットブランクBを、定位置で回転する案内付きタップ1の前端に送り込む。そうすると、ナットブランクBのねじ下穴Hが、ガイドピース3のテーパ面14に案内されて円筒面13に嵌合し、その嵌合によって、ナットブランクBの軸心とタップ本体2の軸心のズレが矯正され、その状態で、食付き部5のねじ山4がねじ下穴Hに食い付いてめねじを形成し、ナットブランクBが食付き部5と完全山部7を合わせたねじ部全体を貫通して、溝付き六角ナットが完成する。
ここで、ナットブランクBがガイドピース3に嵌合するとき、ねじ下穴Hのバリbがガイドピース3に干渉する可能性があるが、この案内付きタップ1においては、ガイドピース3の外周の切れ刃16がバリbを削り取るので、ナットブランクBはガイドピース3に円滑に嵌合する。
ところで、ナットブランクBが案内付きタップ1の前端に送り込まれるとき、ナットブランクBは、溝Gのある側がガイドピース3に向くか、溝Gのない側がガイドピース3に向くか、いずれの方向で送り込まれるか決まっていない。そして、溝Gのない側がガイドピース3に向く方向で送り込まれた場合は問題ないが、図6に示すように、溝Gのある側がガイドピース3に向く方向で送り込まれた場合、ナットブランクBの溝Gとガイドピース3の切欠き15とが干渉しやすく、この干渉によりねじ下穴Hが拡大したり、ねじ下穴Hが異形に切削されてしまうおそれがある。
しかし、この実施形態の案内付きタップ1は、切欠き15の幅W1(図3参照)が、溝9の幅W2(図2参照)よりも狭いので、図7に示すように、ガイドピース3の軸心とナットブランクBの軸心とがずれにくく、ガイドピース3の切れ刃16の部分がナットブランクBの溝Gの縁に干渉しにくい。さらに、切欠き15の幅W1(図3参照)は、ナットブランクBの隣り合う溝Gで挟まれる部分の幅W3(図7参照)よりも狭いので、ナットブランクBの隣り合う溝Gで挟まれる部分が、切欠き15に落ち込むのを確実に阻止することができる。そのため、ナットブランクBが傾いた状態でガイドピース3に嵌合したときにも、円筒面13とテーパ面14の案内作用によってナットブランクBの軸心とタップ本体2の軸心のズレを確実に矯正することができる。
以上のとおり、この案内付きタップ1は、食付き部5がねじ下穴Hに食い付く直前に、ガイドピース3がねじ下穴Hに嵌合して、ナットブランクBの軸心とタップ本体2の軸心とを一致させるので、ねじ下穴Hに対して真っ直ぐにめねじを形成することができる。また、ねじ下穴Hにバリbが存在する場合にも、ガイドピース3の外周の切れ刃16がそのバリbを削り取るので、円滑にめねじを形成することができる。また、ガイドピース3の外周の切欠き15は、その幅W1が狭いのでナットブランクBの溝Gと干渉しにくく、その結果、ねじ下穴Hの拡大や、ねじ下穴Hの異形切削を防止することができる。
また、この案内付きタップ1は、ガイドピース3の切れ刃16に円周方向の逃げが設けられていないので、ガイドピース3をナットブランクBに挿入したときに、ガイドピース3の軸心とナットブランクBの軸心とがずれにくい。そのため、ガイドピース3の切れ刃16とナットブランクBの溝Gとが干渉するのをより効果的に防止することができる。
ガイドピース3の外周は、円筒面13だけで構成することも可能であるが、上記実施形態に示すように、ガイドピース3の外周を円筒面13とテーパ面14とで構成すると、テーパ面14の存在する径方向範囲にわたって切れ刃16が形成されるので、過大なバリbも円滑に除去することが可能となり好ましい。
また、切欠き15は、円筒面13の軸方向後端に至るように形成することも可能であるが、上記実施形態に示すように、切欠き15の軸方向後端が、円筒面13の軸方向略中央に位置するように形成すると好ましい。このようにすると、円筒面13が切欠き15で周方向に分断されないので、円筒面13によるナットブランクBの案内作用が安定する。
一般的な案内付きタップのガイドピースは、切れ刃16がないので硬化を必要としないのに対し、上記実施形態の案内付きタップ1のガイドピース3は、切れ刃16を有するので相当の硬さを必要とする。したがって、上記実施形態のガイドピース3の材料としては、タップ本体2と同等の硬さを有する材料、例えば高速度工具鋼を採用すると好ましく、さらに、ガイドピース3の表面に硬質皮膜をコーティングすると、切れ刃16の耐摩耗性を高めることができる。ガイドピース3の表面にコーティングする硬質皮膜としては、たとえばTiC等の金属炭化物、TiNやTiAlN等の金属窒化物、TiCN等の金属炭窒化物、またはこれらの固溶体が挙げられる。また、上記硬質皮膜をコーティングするかわりに、水蒸気処理によってガイドピース3の表面に酸化皮膜を形成したり、窒化処理を施してもよい。
上記実施形態では、案内付きタップ1を使用して溝付き六角ナットを製造する例を説明したが、この案内付きタップ1を使用すると、ねじ下穴Hの内周に軸方向の溝を有するナットや、ねじ下穴Hの内周に周方向の溝を有するナットなど、ねじ下穴にバリを生じさせるような溝を有するナット全般について、円滑にめねじを形成することができる。
1 案内付きタップ
2 タップ本体
3 ガイドピース
4 ねじ山
9 溝
13 円筒面
14 テーパ面
15 切欠き
16 切れ刃
H ねじ下穴

Claims (3)

  1. 軸方向前方に向かって外径が次第に小さくなるように形成された複数のねじ山(4)と、そのねじ山(4)を周方向に分断する溝(9)とを有するタップ本体(2)の軸方向前端に、ねじ下穴(H)に嵌合するガイドピース(3)を取り付け、そのガイドピース(3)の外周に前記溝(9)よりも狭幅の切欠き(15)を形成し、その切欠き(15)の縁にねじ下穴(H)のバリ(b)を取り除く切れ刃(16)を形成し
    前記ガイドピース(3)の外周が、円筒面(13)と、その円筒面(13)から軸方向前方に向かって小径となるテーパ面(14)とからなり、前記切欠き(15)は、前記テーパ面(14)の軸方向前端から軸方向後方に延びて前記円筒面(13)に至るように形成され
    前記切欠き(15)の軸方向後端が、前記円筒面(13)の軸方向略中央に位置する案内付きタップ。
  2. 軸方向前方に向かって外径が次第に小さくなるように形成された複数のねじ山(4)と、そのねじ山(4)を周方向に分断する溝(9)とを有するタップ本体(2)の軸方向前端に、ねじ下穴(H)に嵌合するガイドピース(3)を取り付け、そのガイドピース(3)の外周に前記溝(9)よりも狭幅の切欠き(15)を形成し、その切欠き(15)の縁にねじ下穴(H)のバリ(b)を取り除く切れ刃(16)を形成し
    前記ガイドピース(3)の外周が、円筒面(13)と、その円筒面(13)から軸方向前方に向かって小径となるテーパ面(14)とからなり、前記切欠き(15)は、前記テーパ面(14)の軸方向前端から軸方向後方に延びて前記円筒面(13)に至るように形成され
    前記切れ刃(16)に円周方向の逃げが設けられていない案内付きタップ。
  3. 前記切れ刃(16)に円周方向の逃げが設けられていない請求項1に記載の案内付きタップ。
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