JP2010076093A - ネジ切り工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、シャフト(2)と、切削区域(3)とを備えたメネジを切るためのネジ切り工具(1)に関する。
【解決手段】本発明のネジ切り工具(1)は、シャフト(2)と、切削区域(3)とを備え、切削区域は、軸方向に平行または螺旋状に配列した切削歯(5)と、切削歯の間の切屑のための幾つかの溝(6)とから構成される。摩耗及び引き裂きがかなり減少され、且つ従来のネジ切り工具より著しく長い耐久性を備えたネジ切り工具を提供するため、及び切削歯の切刃の損傷が少なくて且つネジ切り工具の長期の使用後であっても特に破損が少なくする目的のため、本発明には、斜面(11)の切削歯(5)の少なくとも一部が、それぞれの切刃(8)の後方に半径方向のアンダーカット(7)を有するネジ切り工具を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明はシャフト及び切削区域を有するメネジを切るためのネジ切り工具に関し、切削区域は軸方向に平行または螺旋状に配置された幾つかのカッタ列を含み、カッタ列の各々が切削歯の群とそれらの群の間に配列した切屑用の溝とを備える。
用語「ネジ切り工具」は、一般的に所謂ネジタップ、及び所定の形式のフライスカッタも含み、このフライスカッタはメネジを製造する程度のものである。このネジ切り工具はそれ自体が、ネジ穴、具体的な用語ではネジ用の芯穴を形成することも、または予め準備された穴にネジを切ることも含み、この穴の直径は加工材料に依存して且つ最終ネジ直径に一般的に比例する。このネジ切り工具は、その回転速度に正確に一致した前方移動でもって穴にネジを切り、すなわち、実質的に平行な幾つかの群(カッタ列として既知である)として配列した切削歯がそのネジを切削する。単一溝のネジの場合は、一つの群の切削歯の離間距離が、それぞれが互いの後方且つ軸方向に配列し、それが正確にネジのピッチに相当する。換言すればその距離はネジの高さに相当する。
一般的に、このようなネジ切り工具では、すなわちその前方領域の初期切削部分では、ネジ切り工具の外径が先端部前方から軸方向後方へと増加することによって、軸前方の切削歯が広い形状となり、この広い区域が半径方向内側に存在しネジ溝を切削して、一方、次の切削歯がさらに大きな半径で配列し、そしてこのような方法ではネジ斜面の間に存在するネジ溝を所望の深さまで切削して、そして増加した直径がすなわち溝の底が、ねじ切れされた溝を次第に狭くして、さらに切削歯は狭いランドと一致した形状となる。切削歯の横断面は作り出されるネジ溝の横断面に一致するので、切削歯の軸方向の切刃がネジの斜面角と一致し、一方、主切刃がネジ溝の底を切削する。初期切刃の後方に案内領域が配置され、カッタ列がまだ歯を備えるとはいえ、これらの歯は切削しないかまたは僅かに切削するが、代わりにネジ切り工具の連続した正確な案内を単に与える。
特に前方切削歯、換言すればまだ充分な深さまでネジ溝を切らない初期切削部分領域内の切削歯は、これらの切削歯が次のネジ輪郭部分を作り出すように同じ幅の形状となる。一般的にカッタ列の主切刃に隣接する斜面は、それぞれの主切刃によって作りだされる外周面に対して0.5〜10度典型的には1〜2度程度の逃げ角を有する。
適切なネジ切り工具が所望の深さまで適切な穴にねじ込まれた後、すなわち所望のネジが切られた後に、軸方向後方への移動の際に、それに応じて反対方向に回転させる必要があり、ネジのピッチに対応させて、すなわち、ネジ切りされたネジから効果的にネジ戻される。しかしながら、ネジのネジ切りにおいては、加工物の材料から必然的に切屑が生じ、特にめくら穴の場合には、ネジを切削する際にネジ穴から部分的にだけ運び出される。すなわち、ネジ切り工具がネジ穴からネジ戻されるときに、いくらかの切屑が切削歯とネジ切りされたネジとの間に堆積して、ネジ切りされたネジを損傷するだけでなくて、ネジ列の磨耗及び引き裂きに大きく寄与する。特に、例えば高合金鋼のような非常に硬い材料の場合、切削歯の斜面に堆積した切屑が切刃の一部に破損をもたらす。特にネジ切り工具の場合には、それらの切削歯及び全切削区域が中実炭化物からなり、これは特に硬質物質に好ましく使用され、切屑の付着のために切刃の破損の危険が特に大きくなる。一般的に付着した切屑がネジ切り工具に早期の摩耗と引き裂きをもたらす。
この背景を考慮に入れた、本発明の目的はこの序文に記載された特長を備えたネジ切り工具を提供することであり、それによって摩耗と引き裂きとが、かなり減少され従来のネジ切り工具よりかなり大きな耐久性を備える。これらの利点は、例えば微細な鋼のような比較的硬質及び/または延性金属材料におけるネジのネジ切りに特に目立つことに成る。特に、本発明によって、切削歯の切刃は損傷が少なくなり、特にネジ切り工具の長期の使用後であっても破損が少ない。
上記課題は、切削歯の少なくとも一部が、それぞれの切刃後方の斜面に半径方向のアンダーカットを備えることによって解決される。
斜面は、それぞれの切刃によって作り出される外周面に対して非常に小さく低い角度で内側に向かって一般的に湾曲して、非常に狭い楔状の空間が斜面と外周面との間に形成されるのにたして、本発明にしたがい、この斜面は切刃から離れて半径方向の後方に明らかに片寄り、すなわち切刃から見て、斜面は半径方向のアンダーカットを形成することを提供する。
比較的小さな楔状の角度では、通常の切削応力に耐えるのに充分でないので、切刃のすぐ後方の斜面の初期区域は、切削歯の切刃領域を弱くしないために、依然として通常の形状を備える。しかしながら、切刃から充分離れた距離では、斜面と切削外周面との間の距離が記載したアンダーカットによってかなり拡大され、すなわち斜面と外周面との間の長くて非常に狭い楔状空域がかなり増加され、この増加された逃げは切刃から離れた比較的短い距離でのみ終結する。切屑がその後この逃げに集められるけれども、切屑は逆回転するまでいずれの問題もなく運ばれ、一方斜面と外周面との間の非常に狭い楔状の逃げが、特に切屑がそのところに詰まらないように、切刃の後方すぐに非常に短い区域に対して限定されて残留し、すなわち、特に斜面と外周面との間の間隙は特に切屑がその間隙に入り込まないようにまだ狭くしておく。
また、同様の課題が、原則的にフライスカッタで発生する。このカッタは前進するときに単に穴を形成し、遍心運動工程において逆転したときにネジを切削する。この場合に同様の負荷が、前進するときの穴の形成の際に切刃に生じ、このような工具で作られた穴内の切削歯の大きな逃げのため、及び半径方向内側に向かう斜面の削除可能性のために、切刃の損傷の危険が幾分少なくなる。本発明は、このような工具に同様に適切である。
好ましくはアンダーカットが、切刃の後方から少し離れた距離から始まり、その距離は外周面方向に測定された切削歯の長さの約10〜30%である。この距離は、好ましくは切削歯の長さ(外周面方向に測定された)の約15〜25%である。この方法において所望の効果が達成され、斜面とネジ穴の外周面との間の楔状の空間は非常に狭くカッタ列の短い区域に限定されて残留する。
また、斜面に続くアンダーカットは、主に半径方向の成分を有する返りで比較的急激に開始する場合が好ましい。この方法において、実質的に半径方向に、比較的急激な遷移面が、アンダーカットの底からアンダーカットによって影響されない斜面の部分までに形成され、この急激な斜面上でアンダーカット内に集められる切屑は、斜面の残留区域と外周面との間の残留する狭い間隔に切屑が入り込む危険もなく、後方に容易には移動される。
有利なことには、切刃近くの斜面の区域から続くアンダーカットの底は、軸線区域に見られるように、先ず実質的に半径方向に、その後湾曲するかまたは、単に外周面の方向に向かって角度が付けられる。この方法においては、アンダーカットの底と外周面との間に比較的一定の幅間隔があり、それが切屑を収容するに十分な空間を備える。
アンダーカットの底は、切削歯の後端部まで延び、且つ少なくとも切削歯の半分の長さに渡って外周面方向にほぼ平行に延びる。特に、半径方向の最も内側の点に続いて、アンダーカットの底が外周方向に実質的に平行である時に有利であり、換言すれば、アンダーカットの底は、切削歯によってネジ切りされたネジの壁から大部分は一定距離にある。明らかに、アンダーカットの最も深い点に続き、アンダーカットの底は再び僅かに半径方向外側に伸び、切削歯の後端部に向かって、ネジの壁とアンダーカットの底との間の距離が再び幾分減少するようにすることも可能である。このネジの「壁」は、それぞれの当該切削歯によって切削された溝の底である。
アンダーカットの最大深さ(半径方向に測定された)は、ネジ切り工具の半径の2〜10%の間に維持する場合に特に利点が与えられる。このパーセント値にもかかわらず、それぞれのネジ及びそれぞれのネジ切削工の絶対的な直径にも依存するのは、小さなネジ直径であっても、アンダーカットの深さが大きなネジ直径より比較的大きくする必要あるためである。絶対項では、アンダーカット深さは0.5〜3mmの範囲にあることが利点を与え、この場合にはアンダーカット深さはそれぞれの切削歯の切刃にも関連し、換言すれば、この深さは切刃の半径とアンダーカットの底との違いから生じる。
一般的に、アンダーカットの深さが切削歯の後端部の従来の斜面の半径方向のテーパにほぼ相当する場合に特に利点を備えることがいえる。一般的に従来の斜面の相対的に一定の湾曲ために、外周面方向にほぼ1〜2度の角度を典型的に形成し、切削歯の適切な長さでもって、切削歯の後端部で、半径方向のテーパはネジ切り工具の半径の0.5〜10%の範囲にほぼある。しかしながら、本発明にしたがって、この半径方向のテーパは切削歯の端部区域に限定されず、代わりに、切刃まで比較的広く延在し、相対的に急激な遷移が、従来の斜面形状至るまで生じる。
最高の適用は、本発明にしたがうアンダーカットに対しては、軸方向の最も遠くの前方に存在する切削歯に、換言すればすなわち初期切削領域に限定されることが充分に証明された。具体的には、カッタ列の最初の2個から5個の切削歯が、相当するアンダーカットを備える場合に一般的に充分である。軸方向のさらに後ろに存在する切削歯は実際にもはや切削しないが、実質的に案内する役目を有するので、そこでは切屑が形成されないかまたはほとんど形成されなくて、且つこの領域の比較的狭い斜面に切屑は集まらない。特に、初期切削部分を形成する前方の比較的広い切削歯の場合には、斜面の効果は特に明確であり、特に従来は、まさに前方の切削歯であり、この切刃が特に早く摩耗する。
本発明は、中実の炭化物から作られたネジ切り工具において目的を達成される場合特に好ましく、このことは、中実炭化物工具は同様に困難な物質に使用されるので、切刃の損傷または破損の危険が特に大きく、特に何れの場合にも中実炭化物は従来の工具工程度よりさらに容易に破損する傾向があるためである。
さらにその上、本発明は、ネジ切り工具に特に有利に実施され、切削歯の群及び切屑用の溝が実質的に軸方向に平行であり、非常に大きな螺旋ピッチを有し、この種の工具でもって、切屑の溝によって切屑の運搬が全く少なくて、本発明は沢山の切屑が頻繁に存在するというマイナス効果を回避できる。
さらに本発明の適用の可能性及び特徴は好ましい実施態様に次の説明及び添付した図面から証明される。
図1は、ネジ切りタップ工具の側面図である。 図2は、ネジ切り切削歯の前方領域における軸線にほぼ垂直なネジタップ工具を貫通する断面図である。 図3は、図1の拡大図である。 図4は、図2の拡大図である。
図1は、ネジ切り工具を示し、シャフト2と切削部分3とを備えたネジ切りタップ工具の概略形状を1で示す。この場合にシャフト2は、簡単な筒状シャフトとして示されるが、しかしながら、対応するチャックまたは工作機械の締結チャックがどのように形成されるかに従って別の形状にすることができる。切削部分3は幾つかのカッタ列4を備え、カッタ列は各々が切削歯5の群から構成されてそれらの間に切屑用の溝6を有する。この場合においては、切屑用の溝6と、カッタの列、または切削歯のそれぞれの群が、相対的に険しい螺旋曲線状である。
図3は、切削部分3の拡大を示す。切削部分3は、軸線方向に向かういわゆる初期切削部分14と案内区域15とに分割される。ネジをネジ切りことによって作り出される切屑のほとんどの量は、もっぱら初期切削領域14において作り出され、一方案内部分15はその名が意味するように、初期切削領域の歯によってすでにネジ切りされたネジの回転の案内として作用する。外周面方向において、切削部分はカッタ列4と切屑用の溝6とに分けられる。カッタ列4は、この場合は群5から構成されて、この場合軸方向に延び、この前方の歯は、すでに記載したように、初期切削部分を形成して、且つこの後方の歯は、切削しないかまたはほんの僅かであり、すでに記載したように、ネジの案内のためにだけ作用する。それによって、初期切削領域の歯は、ネジの長さの仮想延長部の螺旋通路に沿って正確に押し進められる。
明らかなように、示されたこの状態においてはアンダーカット7を有するカッタ列4の残った歯5全てに斜面を備えることが実質的に可能であるが、示された実施態様において本発明にしたがう変更は初期切削領域14に実質的に限定される。
図3の切削歯の中間の群には、切削歯5の前方さらに遠くに位置する切刃8とアンダーカット7とが、適切な名称で参照符号がつけられる。
図2にしたがう半径方向の断面には、そこに示されたネジ切り工具は、4つの群4のネジ切削歯5と、それらの間に配置された4つの切屑用の溝6とを備えることが明らかである。そこに示す断面には、本発明を明確にするために、示されたネジ切削歯の三つの斜面が従来の形状を備えるので、非常に狭い楔状間隙が外周面12と斜面11との間に形成される。回転を逆転したとき、切屑はこの間隙に食い込み、この間隙が切屑がネジの壁に接触して残留するときに切刃の破損をもたらし、且つネジ切りされた穴の逆回転があるときは、切刃を備えた斜面が切屑を超えて圧縮する。
しかしながら、切削歯の一つに、本発明にしたがって備えられたアンダーカットが備わり、これが図4にさらに拡大され示される。
図示されるように、図4は拡大して示された切削歯5を有する図2の断面に相当し、切削歯はアンダーカット7をその斜面に備えられる。切刃8に隣接して、斜面11の短い区域が、点線で示される外周面12に対してはじめはまだ0.5〜5度の典型的に小さな角度であり、この角度は切刃8によって作り出される。
外周面方向に測定した切削歯5の長さのほぼ18〜20%である切刃8から離れて、アンダーカット7は半径方向の斜面11に相対的に急激な返りを有し、円形状の湾曲した弓形に沿って、アンダーカット7の底9が、先ず斜面区域11の端部で開始し、半径方向に向かい、その後弓形に沿って外周面方向に湾曲し、且つ外周面に平行なその長さの大部分を覆うように、すなわち外周面12の線に平行になる。
従来の斜面形状は、点線11'で示され、外周面12に対して楔状間隙を形成する。一方、アンダーカット7は、外周面12に対して一定の幅を備えた開放空間を形成し、例えばネジ切り工具の切れ刃8によって決められる半径Rの約4%である。斜面区域の遷移部でアンダーカット7の底9の比較的急激な弓形形状のため、アンダーカット7内に切屑をできる限り集めることは何の問題もなく納得できるのは、ネジ切り工具が逆回転するとき、斜面区域11と外周面またはネジ切りされたネジの壁12の間に残留する非常に狭い間隙に挿入することないためである。必要ならば、切刃区域11から続いているアンダーカット7のこの弓状遷移部をさらに際立つ形態にすることができ、換言すれば、点線13で示されるように、半径方向のアンダーカット及びアンダーカットの底9をある点でさらに深くすることができる。アンダーカット7の第1の区域または底9のそれぞれが、湾曲する必要はないが、しかし代わりに真っ直ぐすることができそして幾分半径方向内側に伸び、相当する険しい斜面が外周面の方向に非常に急激に屈曲する。
更に、下記形態(A)〜(E)が好ましい。
(A)切刃(8)の後方に離れているアンダーカット(7)が、外周面に沿った方向に測定した切削歯の長さの5〜50%好ましくは10〜30%の間にあること。
(B)半径方向のアンダーカット(7)が、前記ネジ切り工具の半径の0.5〜10%好ましくは2〜4%の間の最大深さを有すること。
(C)アンダーカット(7)が、切削歯でネジ切りされるネジの半径(R)を基準として、0.1〜2mmの深さを有すること。
(D)アンダーカットが、それぞれの群(4)の切削歯(5)の初期切削領域前方の軸方向最先端部位にのみ備わること。
(E)切削歯(5)の群(4)の前方の2〜5個の切刃が、アンダーカットを有すること。
1 ネジ切り工具
2 シャフト
3 切削区域
4 切削歯の群
5 切削歯
6 切屑用の溝
7 アンダーカット
8 切刃
9 底
11 斜面
12 外周面
13 破線
14 初期切削部分
15 案内部分または案内区域

Claims (10)

  1. シャフト(2)と、切削区域(3)とを備えた、メネジを切るためのネジ切り工具(1)であって、
    前記切削区域が、軸方向に平行かまたは螺旋状に配列した切削歯(5)と、切削歯の間に切屑のための幾つかの溝(6)とから構成されるネジ切り工具において、
    前記切削歯(5)の少なくとも一部が、それぞれの切刃(8)の後方の斜面(11)に半径方向のアンダーカット(7)を備えること、
    アンダーカット(7)は前記斜面(11)から半径方向に屈曲していること、
    軸方向の断面から見て、前記切刃近くの区域に続いて、前記アンダーカットの底(9)が、先ず第1に半径方向に延び、次いで外周面に沿った方向に、湾曲するかまたは単に角度が付けられていることを特徴とするネジ切り工具。
  2. 前記切刃(8)の後方に離れているアンダーカット(7)が、外周面に沿った方向に測定した切削歯の長さの5〜50%好ましくは10〜30%の間にあることを特徴とする請求項1記載のネジ切り工具。
  3. 前記アンダーカット(7)の底(9)が、前記切削歯の後端部に向かう外周面に沿った方向に、且つ切削歯の少なくとも半分の長さに渡って、実質的に平行に延びる請求項1〜2のいずれか1項に記載のネジ切り工具。
  4. 前記アンダーカット(7)の底(9)が、半径方向の最も内側の該底(9)の部位から、外周面に沿った方向に対して実質的に平行に延びる請求項3に記載のネジ切り工具。
  5. 半径方向の前記アンダーカット(7)が、前記ネジ切り工具の半径の0.5〜10%好ましくは2〜4%の間の最大深さを有する請求項1〜4のいずれか1項に記載のネジ切り工具。
  6. 前記アンダーカット(7)が、当該切削歯でネジ切りされるネジの半径(R)を基準として、0.1〜2mmの深さを有することを特徴とする請求項1〜5に記載のネジ切り工具。
  7. 前記アンダーカットが、それぞれの群(4)の切削歯(5)の初期切削領域前方の軸方向最先端部位にのみ備わることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のネジ切り工具。
  8. 前記切削歯(5)の群(4)の前方の2〜5個の切刃が、アンダーカットを有することを特徴とする請求項7に記載のネジ切り工具。
  9. 前記ネジ切り工具が、中実の炭化物からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のネジ切り工具。
  10. 前記切削歯(5)の群(4)と切屑用の前記溝(6)とが、実質的に軸方向に平行に延びていることを特徴とする請求項7または8のいずれか1項に記載のネジ切り工具。
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