JP5700791B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、電気自動車やハイブリッド車両に搭載されたバッテリーを充電する際に用いられる電気コネクタに関する。
電気自動車やハイブリッド車両では、電気コネクタを用いて車両の受電側コネクタと給電スタンドの給電側コネクタとを接続し、車載バッテリーを充電する。
特許文献1に従来の電気コネクタ201が記載されている。
電気コネクタ201は、図16のように、給電側コネクタ203と受電側コネクタ205とで構成されている。
給電側コネクタ203において、給電端子207はコネクタ本体209に収容され、給電端子207に接続されている電線211はコネクタケース213のコネクタ収容部215と電線収容部217とを通って外部に引き出されており、コネクタ収容部215と電線収容部217との間には給電端子207と電線211などのスライド操作に伴う伸縮を吸収するスライド部219が設けられている。
電気コネクタ201を接続するには 給電側コネクタ203のコネクタ収容部215と受電側コネクタ205とを嵌合させた後、嵌合操作時のハンドル部である電線収容部217を握って回動レバー221を引く(回動操作する)と、嵌合スライド機構によって給電端子207が電線211と共にスライドし、受電側コネクタ205の受電端子223と嵌合して接続が完了する。このとき、電線収容部217も嵌合方向に移動し、スライド部219がこのスライド分を吸収する。
また、電気コネクタ201には、給電端子207と受電端子223が接続されている間は、回動レバー221の回動を不可能にすることによって給電端子207が嵌合解除方向へスライドすることを防止し、バッテリーへの給電中に端子207,223の接続が不用意に切断されるのを防止するロック機構225が設けられている。
特開平10−275653号公報
しかし、給電側コネクタ203と受電側コネクタ205とを嵌合させる際は、一般に、ハンドル部である電線収容部217を握って給電側コネクタ203を受電側コネクタ205側に押圧操作するが、この嵌合が完了しない状態であっても、電線収容部217を強く押し込むと、コネクタ収容部215と電線収容部217の間に配置されているスライド部219が収縮し、給電端子207が電線211と共に嵌合側に移動して、受電端子223との接続が不完全に行われてしまう虞がある。
そこで、この発明は、給電端子と受電端子との接続操作に先立って、受電側コネクタと給電側コネクタのケース、あるいは、ハウジングを嵌合操作している間に、給電端子と受電端子の接続が、意図せずに、不完全に行われることを防止する電気コネクタの提供を目的としている。
請求項1の電気コネクタは、受電端子を収容するコネクタハウジングと、このコネクタハウジングに形成された嵌合部とを有する受電側コネクタと、コネクタ収容部と電線収容部とを有するコネクタケースと、前記受電端子に接続される給電端子を収容すると共に、前記コネクタ収容部に収容されたコネクタ本体と、前記受電側コネクタの嵌合部に嵌合する嵌合フード部と、前記給電端子に接続され、前記コネクタ収容部と電線収容部とにスライド可能に収容された電線と、前記コネクタケースに回動自在に連結された回動レバーと、この回動レバーが回動操作されると、前記コネクタ本体を前記受電側コネクタ側へスライドさせて給電端子と受電端子とを嵌合させ接続する嵌合スライド機構と、前記電線をスライド可能に保持する電線スライド部とを有する給電側コネクタとからなる電気コネクタであって、前記電線スライド部を、前記電線収容部を挟んで、前記コネクタ収容部の反対側の前記コネクタケースの端部に連結して一体的に設け、前記回動レバーの操作部を前記電線収容部の外周側に配置したことを特徴とする。
請求項2の電気コネクタは、請求項1に記載された発明であって、前記電線収容部に、その内壁で移動自在に保持されながら、前記電線を保持するホルダ部材が設けられていることを特徴とする。
請求項3の電気コネクタは、請求項2に記載された発明であって、前記ホルダ部材の外周に、前記電線収容部の内壁と摺動する突起が設けられていることを特徴とする。
請求項4の電気コネクタは、請求項1〜請求項3のいずれかに記載された発明であって、前記電線収容部は、前記回動レバーを回動操作し給電端子を受電端子に嵌合させる際に把持する把持部となることを特徴とする。
請求項5の電気コネクタは、請求項1〜請求項4のいずれかに記載された発明であって、前記電線スライド部の外周に、蛇腹部がけられていることを特徴とする。
請求項6の電気コネクタは、請求項1〜請求項5のいずれかに記載された発明であって、前記給電側コネクタの嵌合フード部と前記受電側コネクタの嵌合部との嵌合が完了しない間は、前記回動レバーの回動操作及び前記嵌合スライド機構による給電端子のスライド操作を不可能にするロック機構を設けたことを特徴とする。
請求項1の電気コネクタは、給電側コネクタの電線スライド部を、電線収容部を挟んで、コネクタ収容部の反対側(嵌合解除方向)のコネクタケースの端部に連結して一体的に設けたので、各端子の接続操作に先立って、給電側コネクタと受電側コネクタとの嵌合操作中に電線収容部を強く押し込んでも、電線スライド部が収縮することはなく、従って、意図せずに、給電端子と受電端子の接続が不完全に行われることはない。
請求項2の電気コネクタは、請求項1の構成と同等の効果が得られる。
また、電線を保持するホルダ部材を設けたことによって、電線と電線収容部内壁との擦れが防止され、傷や断線が防止されると共に、ホルダ部材は電線収容部の内壁を円滑にスライド(移動)することができる。
請求項3の電気コネクタは、請求項2の構成と同等の効果が得られる。
また、ホルダ部材の外周に突起(例えば、リブ)を設けたことにより、ホルダ部材と電線収容部内壁との摺動面積と摺動抵抗が低減される事から、さらに、円滑にスライド(移動)させることができる。
請求項4の電気コネクタは、請求項1〜請求項3の構成と同等の効果が得られる。
また、上記のように、外周側に回動レバーの操作部が(対向して)配置されている電線収容部は、操作部(回動レバー)を回動操作する際に握る把持部(ハンドル部:グリップ部)として利用することができる。
請求項5の電気コネクタは、請求項1〜請求項4の構成と同等の効果が得られる。
また、電線スライド部の外周にけられた蛇腹部は、電線スライド部を保護して損傷を防止すると共に、電線スライド部を防水仕様にすることができる。
請求項6の電気コネクタは、請求項1〜請求項5の構成と同等の効果が得られる。
また、本発明によれば、上記のように、給電側コネクタと受電側コネクタとの嵌合操作中に給電端子と受電端子の接続が不完全に行われることはないが、回動レバーの回動操作と給電端子(コネクタ本体)のスライドを禁止するロック機構を設けた請求項6の構成では、各コネクタの嵌合が完了する前に、給電端子と受電端子が不完全に接続されることが2重に防止される。
給電側コネクタ3と受電側コネクタ5を嵌合させる前の電気コネクタ1の一部を切り欠いて示す断面図である。 給電側コネクタ3の斜視図である。 給電側コネクタ3の側面図である。 図1のA部拡大図である。 図1のB部拡大図である。 嵌合前の給電側コネクタ3と受電側コネクタ5を示す断面図である。 フード部17,45を嵌合させた給電側コネクタ3と受電側コネクタ5の一部を切り欠いて示す断面図である。 図7のC部拡大図である。 図7のD部拡大図である。 図7のE部拡大図である。 端子13,41、51,47を接続した給電側コネクタ3と受電側コネクタ5の一部を切り欠いて示す断面図である。 図11のF部拡大図である。 図11のG部拡大図である。 図11のH部拡大図である。 端子13,41、51,47を接続した受電側コネクタ5と給電側コネクタ3を示す断面図である。 従来の電気コネクタ201を示す断面図である。
〔一実施例〕
図1〜図15によって一実施例の電気コネクタ1を説明する。
[電気コネクタ1の構成]
電気コネクタ1は、給電側コネクタ3と受電側コネクタ5とで構成されている。
給電側コネクタ3は、コネクタ収容部7と電線収容部9とを有するコネクタケース11と、給電端子13を収容するコネクタ本体15と、コネクタ本体15の受電側コネクタ5側(嵌合方向151)に設けられた嵌合フード部17と、給電端子13に接続された電線19と、コネクタ収容部7に回動自在に連結されたメインレバー21(回動レバー)と、嵌合スライド機構23と、電線スライド部25などを備えており、電線19はコネクタ収容部7と電線収容部9にスライド可能に収容され、電線スライド部25は電線19をスライド可能に保持して給電端子13と電線19などのスライド操作に伴う伸縮を吸収するようになっている。
電線スライド部25は、電線収容部9を挟んで、コネクタ収容部7の反対側(嵌合解除方向153)のコネクタケース11の端部に連結して一体的に設けられており、メインレバー21の操作部26(トリガー部)は電線収容部9の外周側に対向して配置され、電線スライド部25の外周には蛇腹27がけられている。
電線19は、電線収容部9の内部で、ホルダ部材29によって移動自在に保持されており、ホルダ部材29の外周には電線収容部9の内壁と摺動するリブ31,31(突起)が設けられ、内壁との接触面積と摺動抵抗を低減させている。
電線収容部9は、メインレバー21を回動操作して給電端子13を下記の受電端子41に嵌合させる際に握るハンドル部33(把持部)となっている。
給電端子13と電線19との接続部分を収容するケーブルカバー35とコネクタ収容部7との間には、メインレバー21の回動操作をロックする回動ロック機構37(ロック機構)が設けられている。また、コネクタ収容部7には、給電側コネクタ3側(嵌合フード部17)と受電側コネクタ5側(下記のフード部45)とを嵌合状態にロックする嵌合ロック機構39が設けられている。
受電側コネクタ5は、受電端子41を収容するコネクタハウジング43と、コネクタハウジング43に形成され、給電側コネクタ3(コネクタ本体15)の嵌合フード部17がその内周に嵌合するフード部45(嵌合部)などを備えている。また、受電端子41と並んで受電側の信号端子47が配置されている。
コネクタ本体15にはスライド部材49がスライド自在に収容されており、給電端子13は給電側の信号端子51と共にスライド部材49に収容され、信号端子51に接続されている信号線53は、電線19と同様に、ホルダ部材29と電線スライド部25によって保持されている。また、スライド部材49はコイルスプリング55によって受電端子41及び信号端子47との嵌合解除方向153に付勢されている。
嵌合スライド機構23は、メインレバー21と、メインレバー21とケーブルカバー35とを揺動自在に連結する揺動リンク57と、ねじりバネ59からなり、メインレバー21が図11の矢印の方向に回動操作されると、嵌合スライド機構23はスライド部材49(給電端子13と信号端子51)を嵌合方向151(受電側コネクタ5の受電端子41と信号端子47側)にスライドさせて接続し、ねじりバネ59は揺動リンク57を介してスライド部材49を各端子13,41、51,47の嵌合解除方向153に付勢している。
回動ロック機構37は、図10のように、コネクタ本体15に揺動自在に支持されたレバーロックアーム61と、レバーロックアーム61の受電側コネクタ5側(嵌合方向151)の端部に設けられた突部63と、ねじりバネ65と、ケーブルカバー35に設けられた突部67と、フード部45(受電側コネクタ5)の内周部69などから構成されている。レバーロックアーム61の突部63はコネクタ本体15の切り欠き71の外部に突き出しており、突部63の嵌合方向151側にはカム面72が設けられ、ケーブルカバー35の突部67の嵌合方向151にはロック部73が、嵌合解除方向153にはカム面75がそれぞれ設けられている。また、ねじりバネ65はレバーロックアーム61の他側端部(嵌合解除方向153)がロック部73(突部67)とロックする方向に付勢している。
下記のように、給電側コネクタ3側の嵌合フード部17が受電側コネクタ5側のフード部45と嵌合し、その際、突部63がカム面72の案内によって押圧され、フード部45の内周部69に係合すると、図10と図11のように、レバーロックアーム61がねじりバネ65に抗して回動し、ロック部73(突部67)とのロック(回動ロック機構37のロック)が解除され、メインレバー21の回動操作が可能になる。また、図1と図6のように、フード部17,45が嵌合していない間は、ねじりバネ65によってレバーロックアーム61とロック部73(突部67)がロックし、回動ロック機構37が作動してメインレバー21の回動操作が不可能になる。
嵌合ロック機構39は、コネクタ収容部7に揺動自在に支持されたロックアーム77と、ロックアーム77の受電側コネクタ5側(嵌合方向151)の端部に設けられた突部79と、コイルスプリング81と、コネクタ収容部7に揺動自在に支持されたリリースレバー83と、リリースレバースプリング85と、押圧部87と、電磁ソレノイド89と、フード部45(受電側コネクタ5)の内周部69とロック部91などから構成されている。図4のように、ロックアーム77の突部79はコネクタ本体15の切り欠き93から外部に突き出しており、突部79の嵌合方向151にはカム面95が、嵌合解除方向153にはロック部97がそれぞれ設けられている。また、コイルスプリング81はロックアーム77の突部79(ロック部97)をロック部91(フード部45:受電側コネクタ5)とロックする方向に付勢している。押圧部87はリリースレバー83の嵌合解除方向153側端部に取り付けられ、コネクタケース11の切り欠き99から外部に突き出しており、リリースレバー83の嵌合方向151側端部はロックアーム77を押圧可能に配置されている。また、リリースレバースプリング85は押圧部87が切り欠き99の外部へ突き出す方向にリリースレバー83を付勢している。
図13のように、ケーブルカバー35とリリースレバー83との間にはスライドロック機構101が設けられている。スライドロック機構101はケーブルカバー35の突部103とリリースレバー83の突部105からなり、突部103の嵌合解除方向153と突部105の嵌合方向151にはロック部107,109がそれぞれ設けられ、突部103の嵌合方向151と突部105の嵌合解除方向153にはカム面111,113がそれぞれ設けられている。
下記のように、電気コネクタ1が嵌合(接続)している状態では、突部103,105のロック部107,109がロックしてスライドロック機構101が作動し、ケーブルカバー35が嵌合解除方向153へ後退することを防止する。また、嵌合解除方向153から嵌合方向151の方向にスライドする場合は、カム面111,113の案内によりリリースレバースプリング85に抗してリリースレバー83が回動し、スライドロック機構101のロックが解除されるから、ケーブルカバー35はこの方向へのスライドが可能になる。
[給電側コネクタ3と受電側コネクタ5の嵌合操作]
給電側コネクタ3の給電端子13と信号端子51と受電側コネクタ5の受電端子41と信号端子47とを接続するに当たっては、図7のように、給電側コネクタ3(コネクタ本体15)の嵌合フード部17を受電側コネクタ5(コネクタハウジング43)のフード部45の内周69に嵌合させると、図8のように、ロックアーム77は、突部79のカム面95の案内によって回動した後、ロック部97がフード部45のロック部91にロックされて嵌合フード部17とフード部45の嵌合が完了すると共に、コイルスプリング81がロック部91,97のロックを保持してフード部17,45の抜けを防止する。
さらに、フード部17,45が嵌合すると、上記のように、回動ロック機構37において突部63がフード部45の内周部69に押圧され、回動ロック機構37のロックが解除されてメインレバー21の回動操作が可能になる。
次いで、図11のように、ハンドル部33(電線収容部9)を握ってメインレバー21の操作部26を引くと、嵌合スライド機構23によりスライド部材49が嵌合方向151にスライドし、給電端子13と受電端子41が、また、信号端子51と信号端子47がそれぞれ嵌合して接続されると共に、上記のように、この状態ではスライドロック機構101が作動しているから、メインレバー21を離しても、ケーブルカバー35の後退が防止され給電が中途で遮断されることはない。また、電磁ソレノイド89は、給電中に不用意に押圧部87を押し込んでも、リリースレバー83の回動をロックすることによって嵌合ロック機構39のロックが解除されることを防止している。
また、各端子13,41、51,47が嵌合する際、電線19と信号線53はホルダ部材29と共に嵌合方向151にスライドし、そのスライド分は電線スライド部25と蛇腹27の収縮によって吸収され、リブ31,31を設けたホルダ部材29は移動抵抗が低減して円滑にスライドする。
また、フード部17,45を嵌合操作する際の押圧力が電線スライド部25に掛からない位置に電線収容部9を設けたから、この嵌合操作時に電線収容部9(ハンドル部33)を握って給電側コネクタ3を受電側コネクタ5側に押し込んでも、従来例と異なって、給電端子13と信号端子51が嵌合方向151にスライドし、受電端子41と信号端子47とに不完全に嵌合されることはない。
さらに、電線スライド部25から嵌合解除方向153側の部分を握って嵌合方向151に押し込んだ場合でも、フード部17,45の嵌合が完了するまでは、回動ロック機構37のロックが解除されないから、給電端子13と信号端子51がスライドして不完全に嵌合されることが防止される。
[給電側コネクタ3と受電側コネクタ5の嵌合解除操作]
給電が完了した後、給電側コネクタ3と受電側コネクタ5の嵌合を解除するには、嵌合ロック機構39の押圧部87をリリースレバースプリング85に抗して押し込むと、回動したリリースレバー83がロックアーム77を回動させてロック部97(突部79)とフード部45(受電側コネクタ5)のロック部91とのロックが解除されるから、この状態で給電側コネクタ3を嵌合解除方向153に引けば、受電側コネクタ5のフード部45から給電側コネクタ3の嵌合フード部17を引き抜くと共に、給電端子13と受電端子41の接続及び信号端子51と信号端子47の接続を解除することができる。
また、嵌合フード部17をフード部45から引き抜くと、回動ロック機構37において、突部63がフード部45の内周部69の押圧から解除され、ねじりバネ65によってレバーロックアーム61がケーブルカバー35の突部67と接触する方向に回動するが、ケーブルカバー35は突部67のカム面75に案内されてレバーロックアーム61との接触部を乗り越えることができる。
また、上記のように、押圧部87を押し込んでリリースレバー83を回動させると、スライドロック機構101において、ロック部109(突部105)とケーブルカバー35のロック部107(突部103)のロックが解除され、ケーブルカバー35は嵌合解除方向153へのスライドが可能になる。
この状態で、メインレバー21を離せば、コイルスプリング55とねじりバネ59の付勢力によってスライド部材49が嵌合解除方向153にスライドし、電線19と信号線53はホルダ部材29と共に嵌合解除方向153にスライドする。そのスライド分は電線スライド部25と蛇腹27の伸長によって吸収される。
[電気コネクタ1の効果]
電気コネクタ1は、上記のように、給電側コネクタ3の電線スライド部25を、電線収容部9を挟んで、コネクタ収容部7の反対側(嵌合解除方向153)のコネクタケース11の端部に連結して一体的に設けたので、給電側コネクタ3の嵌合フード部17を受電側コネクタ5のフード部45に嵌合させる際に、電線収容部9(ハンドル部33)を握り強く押し込んでも電線スライド部25が収縮することはなく、従って、給電端子13と受電端子41及び信号端子51と信号端子47の接続が、意図せずに、不完全に行われることはない。
また、ホルダ部材29によって電線19と信号線53を保持するように構成したので、電線19と信号線53が、電線収容部9の内壁との擦れ及び傷や断線から保護されると共に、電線19と信号線53はホルダ部材29に保護されながら電線収容部9の内部を円滑にスライドすることが可能である。
また、外周にリブ31,31を設けたことによってホルダ部材29と電線収容部9の内壁との摺動面積と摺動抵抗が低減されるから、ホルダ部材29(電線19と信号線53)をさらに円滑にスライドさせることができる。
また、電線収容部9と対向してメインレバー21の操作部26を配置したことにより、電線収容部9はメインレバー21を回動操作する際に握るハンドル部33として利用することができる。
また、電線スライド部25の外周にけられた蛇腹27は、電線スライド部25を保護して損傷を防止すると共に、電線スライド部25を防水仕様にすることができる。
また、電気コネクタ1では、上記のように、フード部17,45を嵌合させる際に、端子13,41及び端子51,47の接続が不完全に行われることはないが、メインレバー21の回動操作とスライド部材49の移動を禁止する回動ロック機構37を設けたので、フード部17,45の嵌合が完了する前に端子13,41、51,47が不完全に接続されることを2重に防止することができる。
[本発明の範囲に含まれる他の態様]
本発明は、電気自動車やハイブリッド車両に搭載されたバッテリーを充電する際に用いられる。
1 電気コネクタ
3 給電側コネクタ
5 受電側コネクタ
7 コネクタ収容部
9 電線収容部
11 コネクタケース
13 給電端子
15 コネクタ本体
17 嵌合フード部
19 電線
21 メインレバー(回動レバー)
23 嵌合スライド機構
25 電線スライド部
26 メインレバー21の操作部
27 蛇腹部
29 ホルダ部材
31 リブ(突起)
33 ハンドル部(把持部)
37 回動ロック機構
39 嵌合ロック機構
41 受電端子
43 コネクタハウジング
45 フード部(嵌合部)

Claims (6)

  1. 受電端子を収容するコネクタハウジングと、このコネクタハウジングに形成された嵌合部とを有する受電側コネクタと、
    コネクタ収容部と電線収容部とを有するコネクタケースと、前記受電端子に接続される給電端子を収容すると共に、前記コネクタ収容部に収容されたコネクタ本体と、前記受電側コネクタの嵌合部に嵌合する嵌合フード部と、前記給電端子に接続され、前記コネクタ収容部と電線収容部とにスライド可能に収容された電線と、前記コネクタケースに回動自在に連結された回動レバーと、この回動レバーが回動操作されると、前記コネクタ本体を前記受電側コネクタ側へスライドさせて給電端子と受電端子とを嵌合させ接続する嵌合スライド機構と、前記電線をスライド可能に保持する電線スライド部とを有する給電側コネクタとからなる電気コネクタであって、
    前記電線スライド部を、前記電線収容部を挟んで、前記コネクタ収容部の反対側の前記コネクタケースの端部に連結して一体的に設け、
    前記回動レバーの操作部を前記電線収容部の外周側に配置したことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 請求項1に記載された電気コネクタであって、
    前記電線収容部に、その内壁で移動自在に保持されながら、前記電線を保持するホルダ部材が設けられていることを特徴とする電気コネクタ。
  3. 請求項2に記載された電気コネクタであって、
    前記ホルダ部材の外周に、前記電線収容部の内壁と摺動する突起が設けられていることを特徴とする電気コネクタ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載された電気コネクタであって、
    前記電線収容部は、前記回動レバーを回動操作し給電端子を受電端子に嵌合させる際に把持する把持部となることを特徴とする電気コネクタ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載された電気コネクタであって、
    前記電線スライド部の外周に、蛇腹部がけられていることを特徴とする電気コネクタ。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載された電気コネクタであって、
    前記給電側コネクタの嵌合フード部と前記受電側コネクタの嵌合部との嵌合が完了しない間は、前記回動レバーの回動操作及び前記嵌合スライド機構による給電端子のスライド操作を不可能にするロック機構を設けたことを特徴とする電気コネクタ。
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