JP5697113B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルを搭載した電子機器に関する。
周知の如く、タッチパネルとは、液晶パネルのような表示装置とタッチパッド(位置入力装置)とを組み合わせたものである。
タッチパネルには、パネル面に指が接触することなく所定の範囲の高さでの操作(以下、この近接操作のことを“ホバー操作”と呼ぶ)が可能な静電容量方式のものがある。図22は、静電容量方式のタッチパネルの概略構成を示す図である。同図において、板状の誘電体100の下面に離間して送信電極101と受信電極102が配置されており、送信電極101には、駆動バッファ103から駆動パルスが印加される。駆動パルスが印加されたときに電界が発生し、この電界中に手を入れると、送信電極101と受信電極102の間の電気力線の数が減少する。この電気力線の変化が受信電極102における電荷の変化として現れる。受信電極102における電荷の変化から手のタッチパネルへの接近を検出する。図23は、タッチパネルに手を徐々に近づけたときの指の検出状態を示す図である。同図において、(a)は、手が電界から離れているときの状態、(b)は指が電界内に入ったときの指ホバー検出状態、(c)は指が電界内に完全に入ってタッチパネルに触れている指タッチ検出状態である。
静電容量方式のタッチパネルの先行技術として、例えば特許文献1に記載されているタッチスイッチがある。この特許文献1に記載されているタッチスイッチは、操作者のタッチ操作箇所であるタッチパネルに当該タッチパネルのタッチ操作を検出する複数の検出手段を有し、これら検出手段の検出値の変化を監視しつつ当該変化があった該検出手段の位置をタッチ操作位置として判定することにより、タッチパネルにおけるタッチ操作位置を検出するタッチスイッチであって、タッチ操作の判定基準となる第1閾値を検出値が超えるか否かを見ることにより、タッチ操作の有無を判定する第1タッチ操作判定手段と、第1閾値は超えないものの当該第1閾値よりも低く設定された第2閾値を検出値が超える際に、当該検出値の特性値が高い値をとれば、その時の検出位置をタッチ操作位置として取り出し、当該検出値の特性値が低い値をとれば、その時の検出位置をタッチ操作位置として取り出さない第2タッチ操作判定手段と、を備えたものである。
特開2009−181232号公報
ところで、静電容量方式のタッチパネルでは、手袋をはめた場合、手袋をはめていない指のホバー状態と区別することができない。また、手袋の厚み分、タッチパネルにタッチしているにも関わらずタッチ検出ができないため、タッチパネルのどこが押されているかが分らない。
手袋によるタッチを検出するには、ホバー状態を検出中に押圧を検出することで可能であるが、例えば静電容量方式のタッチパネルを搭載した電子機器を左手で持ち、右手に手袋をはめてディスプレイ表面にタッチしたとき、そのときの押す力によって左手が動いてしまうと、ディスプレイ表面を押す力がそがれてしまい、その押圧を検出することができない場合がある。この場合、タッチパネルのどこが押されているかが分らない。
また、静電容量方式のタッチパネルでは、爪で操作した場合も、指のホバー状態と区別することができない。特に、タッチパネルに対するタッチ判定は、ある面積以上の皮膚(導電性物質)が接触した場合としているので、長い爪やつけ爪で触れても反応しない。したがって、この場合もタッチパネルのどこが押されているかが分らない。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、指でタッチした場合は勿論のこと、手袋をはめてタッチしても、爪でタッチしてもタッチパネルのどこが押されているかを検出することができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、筐体と、前記筐体内に配置され、面状の表示部と、所定の透過率を有し、前記表示部に重ねて配置され、少なくとも一部が前記筐体から露出し、面状の透明部材と、前記表示部に重ねられるとともに前記表示部と前記透明部材の間に配置され、所定の導電性を有する指示体の前記表示部の面に沿った二次元座標と、前記指示体との垂直距離を検出可能なタッチパネル層と、少なくとも前記筐体及び/又は前記透明部材の加速度を検出可能な加速度検出部と、を備え、前記垂直距離が第1の値以下である場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とし、前記垂直距離が前記第1の値より大きく、かつ、前記第1の値より大きい第2の値以下である場合で、かつ前記加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とする。
上記構成によれば、指示体とタッチパネル層との間の垂直距離が第1の値以下である場合、そのときの二次元座標を有効な座標とし、また、指示体とタッチパネル層との間の垂直距離が第1の値より大きく、かつ、第1の値より大きい第2の値以下である場合(即ち、ホバー状態)で、かつ加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、そのときの二次元座標を有効な座標とする。したがって、指でタッチした場合は勿論のこと、手袋をはめてタッチしても、爪でタッチしてもタッチパネルのどこが押されているかを検出することが可能となる。
上記構成において、少なくとも前記透明部材の歪を検出可能な押圧検出部を備え、前記垂直距離が前記第1の値より大きくかつ前記第2の値以下である場合で、かつ前記押圧検出部が所定の歪を検出した場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とする。
上記構成によれば、指示体とタッチパネル層との間の垂直距離が第1の値以下である場合、そのときの二次元座標を有効な座標とし、また、指示体とタッチパネル層との間の垂直距離が第1の値より大きく、かつ、第1の値より大きい第2の値以下である場合(即ち、ホバー状態)で、かつ押圧検出部が所定の歪を検出し又は加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、そのときの二次元座標を有効な座標とする。したがって、指でタッチした場合は勿論のこと、手袋をはめてタッチしても、爪でタッチしてもタッチパネルのどこが押されているかを検出することが可能となる。
上記構成において、前記垂直距離が前記第1の値以下である場合で、かつ前記押圧検出部が前記所定の歪を検出し又は前記加速度検出部が前記所定の加速度を検出した場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とする。
上記構成によれば、指示体とタッチパネル層との間の垂直距離が第1の値以下である場合で、かつ押圧検出部が所定の歪を検出し又は加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、そのときの二次元座標を有効な座標とし、また、指示体とタッチパネル層との間の垂直距離が第1の値より大きくかつ第2の値以下である場合で、かつ押圧検出部が所定の歪を検出し又は加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、そのときの二次元座標を有効な座標とするので、したがって、指でタッチした場合は勿論のこと、手袋をはめてタッチしても、爪でタッチしてもタッチパネルのどこが押されているかを検出することが可能となる。
上記構成において、前記表示部は四角形であって、前記押圧検出部は、前記四角形の少なくとも1辺に沿って配置された。
上記構成において、前記表示部は長方形であって、前記押圧検出部は、前記長方形の短辺の少なくとも一方の辺に沿って配置された。
上記構成において、前記長方形の所定の短辺側に、ホームキーを備え、前記押圧検出部は、前記所定の短辺に沿って配置された。
上記構成において、前記押圧検出部の少なくとも一部は、前記タッチパネル層と重ねて配置された。
上記構成において、前記押圧検出部は、少なくとも前記透明部材に配置された。
上記構成において、前記押圧検出部は、少なくとも前記タッチパネル層に配置された。
上記構成において、前記押圧検出部は、少なくとも前記表示部に配置された。
上記構成において、前記透明部材を第1透明部材とし、前記表示部は、少なくとも面状の第2透明部材と、前記第2透明部材と重ねて配置された第3透明部材と、を備え、前記第2透明部材は、前記第3透明部材より、前記タッチパネル層側に配置され、前記第3透明部材の一部は、前記表示部の端部において、前記第2透明部材より外側に突出し、前記押圧検出部は、前記透明部材及び/又は前記タッチパネル層において、前記第3透明部材の突出した部分に対応した部分に配置された。
上記構成において、前記第2透明部材と前記第3透明部材は、液晶又は有機ELを構成する。
上記構成において、前記表示部と前記透明部材とが所定の距離離れている。
上記構成において、前記所定の加速度は少なくとも、第1の周波数の加速度と、前記第1の周波数より大きい第2の周波数の加速度と、を含む。
上記構成によれば、第1の周波数の加速度を検出した場合、手袋をはめてタッチされたと判定でき、第1の周波数より大きい第2の周波数の加速度を検出した場合、爪でタッチされたと判定できる。即ち、爪でタッチした場合、高い周波数の加速度を検出することになるので、第1の周波数より大きい第2の周波数の加速度を検出した場合は爪でタッチされたと判定できる。
上記構成において、前記表示部は、前記有効な二次元座標に対応する表示が可能である。
上記構成によれば、例えば、ポインタやアイコンの表示が可能である。
上記構成において、前記第1の値は0である。
上記構成によれば、タッチ状態と判定できる。
上記構成において、前記透明部材と前記タッチパネル層が一体である。
本発明の座標検出方法は、筐体と、前記筐体内に配置され、面状の表示部と、所定の透過率を有し、前記表示部に重ねて配置され、少なくとも一部が前記筐体から露出し、面状の透明部材と、前記表示部に重ねられるとともに前記表示部と前記透明部材の間に配置され、所定の導電性を有する指示体の前記表示部の面に沿った二次元座標と、前記指示体との垂直距離を検出可能なタッチパネル層と、少なくとも前記筐体及び/又は前記透明部材の加速度を検出可能な加速度検出部と、を備える電子機器に利用可能な座標検出方法であって、前記垂直距離が第1の値以下である場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とし、前記垂直距離が前記第1の値より大きく、かつ、前記第1の値より大きい第2の値以下である場合で、かつ前記加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とする。
上記方法によれば、指示体とタッチパネル層との間の垂直距離が第1の値以下である場合、そのときの二次元座標を有効な座標とし、また、指示体とタッチパネル層との間の垂直距離が第1の値より大きく、かつ、第1の値より大きい第2の値以下である場合(即ち、ホバー状態)で、かつ加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、そのときの二次元座標を有効な座標とする。したがって、指でタッチした場合は勿論のこと、手袋をはめてタッチしても、爪でタッチしてもタッチパネルのどこが押されているかを検出することが可能となる。
本発明によれば、指でタッチした場合は勿論のこと、手袋をはめてタッチしても、爪でタッチしてもタッチパネルのどこが押されているかを検出することができる。
本発明の一実施の形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図 図1の電子機器の外観を示す斜視図 図1の電子機器のガラス、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 図1の電子機器の加速度センサと衝撃センサの周波数特性を示す図 図1の電子機器のタッチパネル層と指との位置関係を示す図 図1の電子機器のタッチパネル層、押圧センサ、加速度センサ及び衝撃センサそれぞれの検出状態における制御部の判定を示す図 図1の電子機器においてアイコンが表示される例を示す図 図1の電子機器において、タッチパネル層に指を徐々に近づけて行き、タッチパネル層に接触した後、タッチパネル層から徐々に離して行った場合の指の検出状態を示す図 図1の電子機器において、タッチパネル層に手袋をはめた指を徐々に近づけて行き、タッチパネル層に接触した後、タッチパネル層から徐々に離して行った場合の手袋の検出状態を示す図 図1の電子機器において、タッチパネル層に爪を徐々に近づけて行き、タッチパネル層に接触した後、タッチパネル層から徐々に離して行った場合の爪の検出状態を示す図 図1の電子機器の指示体判別処理を示すフローチャート 図1の電子機器において、帯状の押圧センサを表示部の両短辺の一方に沿って配置するようにした例を示す斜視図 図1の電子機器において、帯状の押圧センサを4個使用して、表示部の4辺それぞれに沿って配置するようにした例を示す斜視図 図1の電子機器の応用例1におけるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 図1の電子機器の応用例2におけるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 図1の電子機器の応用例3におけるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 図1の電子機器の応用例4におけるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 図1の電子機器の応用例5におけるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 図1の電子機器の応用例6におけるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 図1の電子機器の応用例7におけるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 図1の電子機器の応用例8におけるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図 静電容量方式のタッチパネルの概略構成を示す図 タッチパネルに手を徐々に近づけたときの指の検出状態を示す図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1の電子機器の外観を示す斜視図である。本実施の形態に係る電子機器1は、例えばスマートフォンと呼ばれる携帯無線機に本発明を適用したものである。なお、図1のブロック図では無線機として機能する部分は省略している。
図1において、本実施の形態に係る電子機器1は、タッチパネル層2、押圧センサ(押圧検出部に対応)3、表示部4、加速度センサ5、衝撃センサ6、記憶部7及び制御部8を備える。また、図2に示すように、本実施の形態に係る電子機器1は、縦長長方形状の筐体10を有し、この筐体10の前面10A側にタッチパネル層2、押圧センサ3及びホームキー11が配置されている。タッチパネル層2は、押圧センサ3より前面側になるように、押圧センサ3と重ねて配置されている。ホームキー11は、筐体10の前面側で、タッチパネル層2及び押圧センサ3の直下に配置されている。なお、図2には示さないが、タッチパネル層2の前面側には保護用のガラス(透明部材に対応)が配置されており、押圧センサ3より筐体10の内部側には表示部4が配置されている。
図3は、保護用のガラス12、押圧センサ3及び表示部4の配置を示す図である。同図に示すように、ガラス12の下に、表示部4、押圧センサ3の順で配置される。ガラス12は、面状であるとともに、可視光線において所定の透過率を有し表示部4の表示を透過する。また、ガラス12の少なくとも一部は、筐体10より露出するように配置され、その他の部分は筐体10の内側に配置される。なお、タッチパネル層2は、ガラス12の下面に接するように配置される。
タッチパネル層2と表示部4は、筐体10の前面の面積より僅かに小さい面積を有する面状で、かつ平面視において縦長長方形状に形成されている。この場合、表示部4の面積はタッチパネル層2の面積より僅かに小さくなっている。
タッチパネル層2は、そのパネル面に指示体(指の皮膚の部分や専用のペン等であり、本実施の形態では主に“指”として扱うこととする)が触れることなく所定の範囲の高さでの操作(これを“ホバー操作”と呼ぶ)を可能とした静電容量方式を採用したものである。静電容量方式を採用したタッチパネル層2は、前述した図22で示したように、送信電極101と受信電極102を備え、これらが板状の誘電体100の下面に離間して配置される。送信電極101には、送信信号に基づく駆動パルスが印加される。送信電極101に駆動パルスが印加されることで送信電極101から電界が発生し、この電界中に指が入った場合に、送信電極101と受信電極102の間の電気力線の数が減少し、その数の変化が受信電極102における電荷の変化として現れる。タッチパネル層2は、受信電極102における電荷の変化に応じた受信信号から指を検出し、指の表示部4の面に沿った座標(x,y)を検出するとともに、指との垂直距離(z)を検出し、検出した二次元座標(x,y)及び垂直距離(z)を制御部8に出力する。
図1に戻り、押圧センサ3は、少なくとも保護用のガラス12の歪みを検出する。表示部4は、長方形状を成し、電子機器1を操作するための表示や画像等の表示に使用される。表示部4は、LCD(Liquid Crystal Display)とバックライトから構成され、LCD側をタッチパネル層2側に向けてタッチパネル層2の裏面側に配置される。なお、表示部4は、LCDを有するものであるが、LCDの他に、有機EL(Electro Luminescence)や電子ペーパー等の表示デバイスを有するものであっても構わない。加速度センサ5は、比較的周波数の低い加速度を検出するデバイスであり、手袋によるタッチ操作の判定に用いられる。即ち、筐体10を左手で持って、右手に手袋をはめて操作したときに得られる加速度の検出に用いられる。衝撃センサ6は、加速度センサ5より周波数の高い加速度を検出するデバイスであり、爪によるタッチ操作の判定に用いられる。即ち、爪で操作したときに得られる加速度の検出に用いられる。
図4は、加速度センサ5と衝撃センサ6の周波数特性を示す図である。加速度センサ5の中心周波数はfであり、衝撃センサ6の中心周波数は、加速度センサ5の中心周波数fより高いfである。周波数fにて検出可能閾値THdを超える加速度を検出することで、タッチ操作が手袋によるものと判定できる。また、周波数fにて検出可能閾値THdを超える加速度を検出することで、タッチ操作が爪によるものと判定できる。なお、これらの判定は制御部8によって行われる。
図1に戻り、記憶部7は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリを有し、ユーザが電子機器1を使用するうえでの設定を行った際にその設定を記憶する。制御部8は、電子機器1の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びインタフェース回路で構成される。ROMにはCPUを制御するためのプログラムが記憶されており、RAMはCPUの動作において使用される。
ここで、タッチパネル層2と指示体である指70(所定の導電性を有するものであれば良い。例えば、皮膚の一部や、専用のペンであっても良い。)との位置関係について説明する。図5は、タッチパネル層2と指示体である指70との位置関係を示す図である。同図に示すように、タッチパネル層2の上空において、指70との垂直距離(z)が第1の値以下の場合はタッチ状態である。また、指70との垂直距離(z)が第1の値より大きい第2の値以下である場合はホバー状態である。
制御部8は、少なくとも以下(1)〜(5)に示す場合において二次元座標(x,y)を有効な座標とする。
(1)タッチパネル層2から出力される垂直距離(z)が第1の値以下である場合(即ち、タッチ状態の場合)、少なくともタッチパネル層2から出力される二次元座標(x,y)を有効な座標とする。
(2)タッチパネル層2から出力される垂直距離(z)が第1の値以下である場合(即ち、タッチ状態の場合)で、かつ押圧センサ3が所定の歪を検出し及び加速度センサ5(又は衝撃センサ6)が所定の加速度を検出した場合、少なくともタッチパネル層2から出力される二次元座標(x,y)を有効な座標とする。
(3)タッチパネル層2から出力される垂直距離(z)が第1の値以下である場合(即ち、タッチ状態の場合)で、かつ押圧センサ3が所定の歪を検出し又は加速度センサ5(又は衝撃センサ6)が所定の加速度を検出した場合、少なくともタッチパネル層2から出力される二次元座標(x,y)を有効な座標とする。
(4)タッチパネル層2から出力される垂直距離(z)が第1の値より大きく、かつ第2の値以下である場合(即ち、ホバー状態の場合)で、かつ押圧センサ3が所定の歪みを検出し及び加速度センサ5(又は衝撃センサ6)が所定の加速度を検出した場合、少なくともタッチパネル層2から出力される二次元座標(x,y)を有効な座標とする。
(5)タッチパネル層2から出力される垂直距離(z)が第1の値より大きく、かつ第2の値以下である場合(ホバー状態の場合)で、かつ押圧センサ3が所定の歪みを検出し又は加速度センサ5(又は衝撃センサ6)が所定の加速度を検出した場合、少なくともタッチパネル層2から出力される二次元座標(x,y)を有効な二次元座標とする。
図6は、タッチパネル層2、押圧センサ3、加速度センサ5及び衝撃センサ6それぞれの検出状態における制御部8の判定を示す図である。同図において、○は検出、×は非検出、−は不問である。検出状態Aは、タッチパネル層2がタッチを検出、押圧センサ3がガラス12の歪みを検出せず、加速度センサ5が加速度を検出していない状態である。この状態のとき、衝撃センサ6が加速度を検出しているかどうかに関わらず、制御部8は、指(フェザータッチ)を検出することができる。検出状態Bは、タッチパネル層2がタッチを検出し、押圧センサ3がガラス12の歪みを検出した状態である。この状態のとき、加速度センサ5及び衝撃センサ6が加速度を検出しているかどうかに関わらず、制御部8は、指(押し込み)を検出することができる。検出状態Cは、タッチパネル層2がタッチを検出し、加速度センサ5が加速度を検出した状態である。この状態のとき、押圧センサ3がガラス12の歪みを検出しているかどうか、さらには、衝撃センサ6が加速度を検出していかどうかに関わらず、制御部8は、指(押し込み)を検出することができる。
検出状態Dは、タッチパネル層2がホバーを検出しているだけの状態である。この状態のとき、制御部8は、ホバーと判定する。検出状態Eは、タッチパネル層2がホバーを検出し、押圧センサ3がガラス12の歪みを検出しているのみの状態である。この状態のとき、加速度センサ5及び衝撃センサ6が加速度を検出しているかどうかに関わらず、制御部8は、手袋を検出することができる。検出状態Fは、タッチパネル層2がホバーを検出し、加速度センサ5が加速度を検出しているだけの状態である。この状態のとき、制御部8は、手袋を検出することができる。検出状態Gは、タッチパネル層2がホバーを検出し、衝撃センサ6が加速度を検出しているだけの状態である。この状態のとき、制御部8は、爪を検出することができる。
図1に戻り、表示部4は、有効な二次元座標(x,y)に対応する表示を行う。例えば、ポインタやアイコンを表示する。図7は、アイコンを表示する例を示す図である。同図の(a)に示すように、二次元座標(x,y)が有効な座標の場合、同図の(b)に示すように、アイコン30が表示される。なお、有効な座標(x,y)に対応してポインタ(図示略)を表示させるようにしても良い。また、当該ポインタがアイコンと重なる場合には、該アイコンが選択可能状態となるようにし、さらにこの状態で指70が垂直距離の第1の値以下にタッチパネル層2に近づいたときに当該アイコンに対応する機能を起動させるようにすることも可能である。ポインタ又はアイコンの表示や、アイコンに対応する機能の起動は制御部8によって行われる。なお、上記垂直距離の第1の値は0(ゼロ)であってもよい。
次に、本実施の形態に係る電子機器1の動作について説明する。
図8は、タッチパネル層2に指70を徐々に近づけて行き、タッチパネル層2に接触した後、タッチパネル層2から徐々に離して行った場合の指70の検出状態を示す図である。同図において、指70のタッチパネル層2との垂直距離(z)が閾値(第2の値)を超えているときは、タッチパネル層2の検出状態が「非検出」となる。その後、当該垂直距離(z)が閾値(第2の値)以下になると、タッチパネル層2の検出状態が「ホバー検出」となる。その後、指70がタッチパネル層2の表面(実際はガラス12の表面)に触れるほど近づくと、タッチパネル層2の検出状態が「タッチ検出」となる。このとき制御部8はタッチと判定する。その後、指70がタッチパネル層2の表面から離れると、タッチパネル層2の検出状態が「ホバー検出」となる。このホバー検出している状態は、指70のタッチパネル層2との垂直距離(z)が閾値(第2の値)を超えるまで継続し、閾値(第2の値)を超えると「非検出」となる。
図9は、タッチパネル層2に手袋80をはめた指70を徐々に近づけて行き、タッチパネル層2に接触した後、タッチパネル層2から徐々に離して行った場合の手袋80の検出状態を示す図である。
同図において、指70のタッチパネル層2との垂直距離(z)が閾値(第2の値)を超えているときは、タッチパネル層2の検出状態が「非検出」となる。その後、当該垂直距離(z)が閾値(第2の値)以下になると、タッチパネル層2の検出状態が「ホバー検出」となる。ホバー検出している状態は、手袋80がタッチパネル層2の表面に触れても継続する。また、このホバー検出している状態は、指70のタッチパネル層2との垂直距離(z)が閾値(第2の値)を超えるまで継続し、閾値(第2の値)を超えることで「非検出」となる。
一方、指70のタッチパネル層2との垂直距離(z)が閾値(第2の値)を超えているときから手袋80がタッチパネル層2に接触するまでは、押圧センサ3又は加速度センサ5の検出状態が「非検出」となる。その後、手袋80がタッチパネル層2の表面に触れると、押圧センサ3又は加速度センサ5の検出状態が「検出」となる。その後、手袋80がタッチパネル層2の表面から離れると、押圧センサ3又は加速度センサ5の検出状態が「非検出」となる。
図10は、タッチパネル層2に爪71を徐々に近づけて行き、タッチパネル層2に接触した後、タッチパネル層2から徐々に離して行った場合の爪71の検出状態を示す図である。
同図において、指70とタッチパネル層2との垂直距離(z)が閾値(第2の値)を超えているときは、タッチパネル層2の検出状態が「非検出」となる。そして、当該垂直距離(z)が閾値(第2の値)以下になると、タッチパネル層2の検出状態が「ホバー検出」となる。ホバー検出している状態は、爪71がタッチパネル層2の表面に触れても継続する。また、このホバー検出している状態は、指70のタッチパネル層2との垂直距離(z)が閾値(第2の値)を超えるまで継続し、閾値(第2の値)を超えると「非検出」となる。
一方、指70のタッチパネル層2との垂直距離(z)が閾値(第2の値)を超えているときから爪71がタッチパネル層2に接触するまでは、衝撃センサ6の検出状態が「非検出」となる。そして、爪71がタッチパネル層2の表面に触れると、衝撃センサ6の検出状態が「検出」となる。そして、爪71がタッチパネル層2の表面から離れると、衝撃センサ6の検出状態が「非検出」となる。
次に、図11は、本実施の形態に係る電子機器1の指示体判別処理を示すフローチャートである。同図において、制御部8は、タッチパネル層2、押圧センサ3、加速度センサ5及び衝撃センサ6の各出力を取り込むことで、検出状態を取得する(ステップS1)。制御部8は、検出状態を取得すると、その状態がタッチ検出かどうか判定し(ステップS2)、タッチ検出であると判断した場合(即ち、ステップS2の判定で「YES」と判断した場合)、その状態が押圧検出かどうか判定する(ステップS12)。
ステップS12の判定において押圧検出であると判断した場合(即ち、ステップS12の判定で「YES」と判断した場合)、指70によるタッチ(押し込み)と判定するとともに、二次元座標(x,y)を有効な座標とする(ステップS3)。その後、ステップS1に戻る。
ステップS12の判定において押圧検出でないと判断した場合(即ち、ステップS12の判定で「NO」と判断した場合)は、加速度検出かどうか判定する(ステップS13)。
ステップS13の判定において所定の加速度を検出したと判断した場合(即ち、ステップS13の判定で「YES」と判断した場合)、指70によるタッチ(押し込み)と判定するとともに、二次元座標(x,y)を有効な座標とする(ステップS3)。その後、ステップS1に戻る。
ステップS13の判定において所定の加速度を検出していないと判断した場合(即ち、ステップS13の判定で「NO」と判断した場合)、指70によるタッチ(フェザータッチ)と判定するとともに、二次元座標(x,y)を有効な座標とする(ステップS14)。その後、ステップS1に戻る。
ステップS2の判定においてタッチ検出でないと判断した場合(即ち、ステップS2の判定で「NO」と判断した場合)は、ホバー検出かどうか判定し(ステップS4)、ホバー検出でないと判断した場合(即ち、ステップS4の判定で「NO」と判断した場合)、ステップS1に戻る。
これに対し、ホバー検出であると判断した場合(即ち、ステップS4の判定で「YES」と判断した場合)、それが押圧検出かどうか判定する(ステップS5)。この判定において、押圧検出であると判断した場合(即ち、ステップS5の判定で「YES」と判断した場合)、手袋80によるタッチと判定するとともに、二次元座標(x,y)を有効な座標とする(ステップS6)。手袋80によるタッチと判定した後、ステップS1に戻る。
ステップS5の判定において押圧検出でないと判断した場合(即ち、ステップS5の判定で「NO」と判断した場合)は、衝撃検出かどうか判定する(ステップS7)。この判定において、衝撃検出と判断した場合(即ち、ステップS7の判定で「YES」と判断した場合)、爪71によるタッチと判定するとともに、二次元座標(x,y)を有効な座標とする(ステップS8)。爪71によるタッチと判定した後、ステップS1に戻る。
ステップS7の判定において衝撃検出でないと判断した場合(即ち、ステップS7の判定で「NO」と判断した場合)は、加速度検出かどうか判定する(ステップS9)。この判定において、加速度検出と判断した場合(即ち、ステップS9の判定で「YES」と判断した場合)、手袋80によるタッチと判定するとともに、二次元座標(x,y)を有効な座標とする(ステップS10)。手袋80によるタッチと判定した後、ステップS1に戻る。
ステップS9の判定において加速度検出でないと判断した場合(即ち、ステップS9の判定で「NO」と判断した場合)は、単なるホバーであると判定する(ステップS11)。その後、ステップS1に戻る。なお、ステップS11においては、二次元座標(x,y)を有効な座標としても良いし、しなくとも良い。
なお、ステップS5,ステップS7及びステップS9の順序で判定を行う必要はなく、任意である。例えば、最初に加速度検出の判定を行い、次に衝撃検出の判定を行い、最後に押圧検出の判定を行うようにしてもよい。
このように本実施の形態に係る電子機器1によれば、タッチパネル層2、押圧センサ3、加速度センサ5及び衝撃センサ6を備え、タッチパネル層2でタッチを検出したとき、指でのタッチと判定し、そのときのタッチパネル層2から出力される二次元座標を有効な座標とし、また、タッチパネル層2でホバーを検出し、かつ押圧センサ3が所定の歪を検出したとき、手袋をはめたタッチと判定し、そのときのタッチパネル層2から出力される二次元座標を有効な座標とし、また、タッチパネル層2でホバーを検出し、かつ加速度センサ5が所定の加速度を検出したとき、手袋をはめたタッチと判定し、そのときのタッチパネル層2から出力される二次元座標を有効な座標とし、また、タッチパネル層2でホバーを検出し、かつ衝撃センサ6が所定の加速度を検出したとき、爪でのタッチと判定し、そのときのタッチパネル層2から出力される二次元座標を有効な座標とするので、指でタッチした場合は勿論のこと、手袋をはめてタッチしても、爪でタッチしてもタッチパネルのどこが押されているかを検出することが可能となる。
即ち、長い爪の爪先や、手袋等を装着した指先で、保護用のガラス12にタッチした場合、即ち垂直距離が第1の値より大きい場合でも、押圧センサ3で所定の歪を検出する、又は、加速度センサ5や衝撃センサ6等で所定の加速度を検出すると二次元座標を有効な座標とするので、爪先や手袋指先でも、二次元座標を入力することができる。
なお、本実施の形態に係る電子機器1では、表示部4より僅かに大きい四角形の押圧センサ3を表示部4の下側に配置するようにしたが、これに限定されず、例えば、図12に示すように、帯状の押圧センサ3Aを表示部4の両短辺の一方に沿って配置するようにしても良い。同図の様に、表示部4の長方形において短辺側にホームキー11を備え、押圧センサ3Aがこの短辺に沿って配置される。これにより、ホームキー11周辺のスペースを利用して押圧センサ3Aを配置することで、スペースを有効に利用することができる。
また、図13に示すように、帯状の押圧センサ3Aを4個使用して、表示部4の4辺それぞれに沿って配置するようにしても良いし、いずれかの1辺に沿って配置、いずれかの2辺に沿って配置、いずれかの3辺に沿って配置しても良い。この場合、表示部4を長方形状としているので、表示部4の両長辺に沿って配置する押圧センサ3Aは、両短辺に沿って配置する押圧センサ3Aより長くなることは言うまでもない。帯状の押圧センサ3Aを用いて、表示部4に近接配置することで、スペースの有効利用が可能となる。
また、本実施の形態に係る電子機器1では、図11のフローチャートに示すように、指によるタッチ(フェザータッチ)/指によるタッチ(押し込み)/手袋によるタッチ/爪によるタッチ/ホバーについて判定することができるが、これらの判定結果に応じて、表示部4の表示を切り換えても良い。例えば、判定結果をアイコン等で表示部4に表示するようにしても良い。
また、本実施の形態に係る電子機器1では、図11のフローチャートで示す処理を記述したプログラムをROMに記憶させることになるが、当該プログラムを、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体に格納して配布したり、インターネット等のネットワーク上のサーバ(図示略)に保存するようにして、電気通信回線を利用してダウンロードできるようにしたりすることも可能である。
また、本実施の形態に係る電子機器1は、スマートフォンと呼ばれる携帯無線機に本発明を適用したものであったが、携帯無線機に限らず、電子レンジ、冷蔵庫等の家電や、自動車等のナビゲーション等の操作パネルや、HEMS(Home Energy Management System)、BEMS(Building Energy Management System)等の操作パネルでも適用可能である。
また、本実施の形態に係る電子機器1では、ガラス12の下に、タッチパネル層2、表示部4、押圧センサ3の順で配置したが、これらの各部材の形状及び配置には様々なものが考えられる。以下、その応用例を挙げる。
(1)図14は、応用例1であるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図である。同図に示す応用例1は、タッチパネル層として、ガラス製のものを使用し(これをタッチパネル層2Aと呼ぶ)、また押圧センサとして、図12又は図13に示す帯状の押圧センサ3Aを使用し、タッチパネル層2Aを、保護用のガラス12の下面側に配置し、また、タッチパネル層2Aの下面側の周部に押圧センサ3Aを配置し、さらに、タッチパネル層2Aの下面側で、かつ押圧センサ3Aから離間した位置に表示部4を配置するようにしたものである。表示部4は、LCD41とバックライト42とから構成され、LCD41側をタッチパネル層2A側に向けて配置される。
(2)図15は、応用例2であるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図である。同図に示す応用例2は、保護用のガラス12の下面側に嵌め込むかたちでタッチパネル層2が配置される。即ち、保護用のガラス12とタッチパネル層2は一体になっている。また、ガラス12とタッチパネル層2に亘るように、これらの下面側の間に押圧センサ3Aを配置し、さらに、タッチパネル層2の下面側で、かつ押圧センサ3Aから離間した位置に表示部4を配置するようにしたものである。表示部4は、上述した応用例1と同様に、LCD41とバックライト42とから構成され、LCD41側をタッチパネル層2側に向けて配置される。
(3)図16は、応用例3であるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図である。同図に示す応用例3は、保護用のガラス12の下面側にガラス製のタッチパネル層2Aを配置し、また、タッチパネル層2Aの下面側の周部に押圧センサ3Aを配置し、さらに、タッチパネル層2Aの下方で、かつタッチパネル層2Aから離間した位置に表示部4を配置するようにしたものである。表示部4は、上述した応用例1と同様に、LCD41とバックライト42とから構成され、LCD41側をタッチパネル層2A側に向けて配置される。
即ち、押圧センサ3A、タッチパネル層2A、及び保護用のガラス12は、表示部4から一定の距離離れて配置される。
(4)図17は、応用例4であるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図である。同図に示す応用例4は、保護用のガラス12の下面側の周部に押圧センサ3Aを配置し、また、ガラス12の下方で、かつガラス12から離間した位置にガラス製のタッチパネル層2Aを配置し、さらに、タッチパネル層2Aの下面側に表示部4を配置するようにしたものである。表示部4は、上述した応用例1と同様に、LCD41とバックライト42とから構成され、LCD41側をタッチパネル層2A側に向けて配置される。
即ち、押圧センサ3Aと保護用のガラス12は、タッチパネル層2Aと表示部4から一定の距離離れて配置される。
図16又は図17の様に配置すると、表示部4と保護用のガラス12とを離す(例:5mm〜15mm)ことが出来る。例えば、保護用のガラス12に若干の凹凸や、若干の曲率を有する場合で、表示部4が硬くガラス12の凹凸等との接触を避けたい場合等に有効である。或いは、冷蔵庫の側面(例:扉)の内部に表示部4を配置し、表示部4に対応した位置の側面に若干の曲率を有する保護用のガラス12を配置することも出来る。或いは、大画面(例:50型)の表示部4を、ショーウインドウの中に配置し、ショーウインドウのガラス(建物に付属するガラス)を、保護用のガラス12とすることも出来る。
(5)図18は、応用例5であるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図である。同図に示す応用例5は、保護用のガラス12の下面側にタッチパネル層2Aを配置するとともに、タッチパネル層2Aから離間した位置(ガラス12の周部)に押圧センサ3Aを配置し、さらに、タッチパネル層2Aの下面側に表示部4を配置するようにしたものである。表示部4は、上述した応用例1と同様に、LCD41とバックライト42とから構成され、LCD41側をタッチパネル層2A側に向けて配置される。
(6)図19は、応用例6であるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図である。同図に示す応用例6は、保護用のガラス12の下面側にタッチパネル層2Aを配置し、また、タッチパネル層2Aの下面側に表示部4を配置し、さらに、表示部4の下面側の周部に押圧センサ3Aを配置するようにしたものである。表示部4は、上述した応用例1と同様に、LCD41とバックライト42とから構成され、LCD41側をタッチパネル層2A側に向けて配置される。
更に押圧センサ3Aは、表示部4の下面側に配置する場合に限らず、表示部4の上面側(図示せず)、表示部4の側面(図示せず)、又は、表示部4の内部に配置しても良い(図示せず)。
(7)図20は、応用例7であるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図である。同図に示す応用例7は、保護用のガラス12を第1透明部材とし、表示部4を、少なくとも面状の第2透明部材41aと、第2透明部材41aと重ねて配置された第3透明部材41bとを含むものとし、第2透明部材41aと第3透明部材41bの間に液晶が挟まれる。
更に応用例7は、第2透明部材41aを、第3透明部材41bより、タッチパネル層2側でその下面側に配置し、第3透明部材41bの一部を、表示部4の端部41bbにおいて、第2透明部材41aより外側に突出させ、押圧センサ3Aを、タッチパネル層2において、第3透明部材41bの突出した端部41bbに対応した部分に配置するようにしたものである。
この配置によると、押圧センサ3Aを第3透明部材41bの突出した端部41bbに対応した部分に配置するので、押圧センサ3Aを配置するための新たなスペースが必要なく、電子機器1内のスペースを効率よく利用することができる。
(8)図21は、応用例8であるガラス、タッチパネル層、押圧センサ及び表示部の配置を示す図である。同図に示す応用例8は、上述した応用例7の変形例であり、応用例7が液晶の表示部4を用いていたのに対し、応用例8では有機ELの表示部4Aを用いたものである。有機ELを用いることで、バックライトが不要となる。
この配置によると応用例7と同様に、押圧センサ3Aを第3透明部材41bの突出した端部41bbに対応した部分に配置するので、押圧センサ3Aを配置するための新たなスペースが必要なく、電子機器1内のスペースを効率よく利用することができる。
また、以上の実施の形態において、信号処理用のプログラムを、メモリ、ディスク、テープ、CDまたはDVD等の機械読み取り可能な記録媒体に記録または書き込みをし、本発明の動作を行う場合についても、本発明は適用することができ、以上の実施の形態と同様の作用および効果を得ることができる。
本発明は、指でタッチした場合は勿論のこと、手袋をはめてタッチしても、爪でタッチしてもタッチパネルのどこが押されているかを検出することができるといった効果を有し、スマートフォン等の静電容量方式のタッチパネルを用いた電子機器への適用が可能である。
1 電子機器
2,2A タッチパネル層
3,3A 押圧センサ
4,4A 表示部
5 加速度センサ
6 衝撃センサ
7 記憶部
8 制御部
10 筐体
11 ホームキー
12 ガラス
30 アイコン
41 LCD
41a 第2透明部材
41b 第3透明部材
42 バックライト
70 指
71 爪
80 手袋

Claims (18)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、面状の表示部と、
    所定の透過率を有し、前記表示部に重ねて配置され、少なくとも一部が前記筐体から露出し、面状の透明部材と、
    前記表示部に重ねられるとともに前記表示部と前記透明部材の間に配置され、所定の導電性を有する指示体の前記表示部の面に沿った二次元座標と、前記指示体との垂直距離を検出可能なタッチパネル層と、
    少なくとも前記筐体及び/又は前記透明部材の加速度を検出可能な加速度検出部と、を備え、
    前記垂直距離が第1の値以下である場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とし、
    前記垂直距離が前記第1の値より大きく、かつ、前記第1の値より大きい第2の値以下である場合で、かつ前記加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とする、
    電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    少なくとも前記透明部材の歪を検出可能な押圧検出部を備え
    記垂直距離が前記第1の値より大きくかつ前記第2の値以下である場合で、かつ前記押圧検出部が所定の歪を検出した場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とする、
    電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記垂直距離が前記第1の値以下である場合で、かつ前記押圧検出部が前記所定の歪を検出し又は前記加速度検出部が前記所定の加速度を検出した場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とする、
    電子機器。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電子機器であって、
    前記表示部は四角形であって、
    前記押圧検出部は、前記四角形の少なくとも1辺に沿って配置された、
    電子機器。
  5. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記表示部は長方形であって、
    前記押圧検出部は、前記長方形の短辺の少なくとも一方の辺に沿って配置された、
    電子機器。
  6. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記長方形の所定の短辺側に、ホームキーを備え、
    前記押圧検出部は、前記所定の短辺に沿って配置された、
    電子機器。
  7. 請求項2から請求項のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記押圧検出部の少なくとも一部は、前記タッチパネル層と重ねて配置された、
    電子機器。
  8. 請求項2から請求項のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記押圧検出部は、少なくとも前記透明部材に配置された、
    電子機器。
  9. 請求項2から請求項のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記押圧検出部は、少なくとも前記タッチパネル層に配置された、
    電子機器。
  10. 請求項2から請求項のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記押圧検出部は、少なくとも前記表示部に配置された、
    電子機器。
  11. 請求項2から請求項のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記透明部材を第1透明部材とし、
    前記表示部は、少なくとも面状の第2透明部材と、前記第2透明部材と重ねて配置された第3透明部材と、を備え、
    前記第2透明部材は、前記第3透明部材より、前記タッチパネル層側に配置され、
    前記第3透明部材の一部は、前記表示部の端部において、前記第2透明部材より外側に突出し、
    前記押圧検出部は、前記透明部材及び/又は前記タッチパネル層において、前記第3透明部材の突出した部分に対応した部分に配置された、
    電子機器。
  12. 請求項11に記載の電子機器であって、
    前記第2透明部材と前記第3透明部材は、液晶又は有機ELを構成する、
    電子機器。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の電子機器であって、前記表示部と前記透明部材とが所定の距離離れている、
    電子機器。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記所定の加速度は少なくとも、第1の周波数の加速度と、前記第1の周波数より大きい第2の周波数の加速度と、を含む、
    電子機器。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記表示部は、前記有効な座標に対応する表示が可能である、
    電子機器。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記第1の値は0である、
    電子機器。
  17. 請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記透明部材と前記タッチパネル層が一体である、
    電子機器。
  18. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、面状の表示部と、
    所定の透過率を有し、前記表示部に重ねて配置され、少なくとも一部が前記筐体から露出し、面状の透明部材と、
    前記表示部に重ねられるとともに前記表示部と前記透明部材の間に配置され、所定の導電性を有する指示体の前記表示部の面に沿った二次元座標と、前記指示体との垂直距離を検出可能なタッチパネル層と、
    少なくとも前記筐体及び/又は前記透明部材の加速度を検出可能な加速度検出部と、を備える電子機器に利用可能な座標検出方法であって、
    前記垂直距離が第1の値以下である場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とし、
    前記垂直距離が前記第1の値より大きく、かつ、前記第1の値より大きい第2の値以下である場合で、かつ前記加速度検出部が所定の加速度を検出した場合、少なくとも前記二次元座標を有効な座標とする、
    座標検出方法。
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