JP5696239B2 - 照明装置及び照明装置に用いられる光源基板 - Google Patents
照明装置及び照明装置に用いられる光源基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5696239B2 JP5696239B2 JP2014023121A JP2014023121A JP5696239B2 JP 5696239 B2 JP5696239 B2 JP 5696239B2 JP 2014023121 A JP2014023121 A JP 2014023121A JP 2014023121 A JP2014023121 A JP 2014023121A JP 5696239 B2 JP5696239 B2 JP 5696239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- light source
- led
- source substrate
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
既に工業用検査の分野においては、従来から、光源として多数のLED素子を用いた照明装置が好適に用いられている。例えば特許文献1には、反射光を利用し、製品表面の微少な傷や仕上がり具合等を検査するLED照明装置が開示されている。
このLED照明装置50によれば、被検査体Eに対し、周囲方向から一様にLED光が照射される。即ち、被検査体の表面に光度斑が生じることなく被検査体を照射することができ、反射光を高精度に検査することができる。
例えば、円環状の照明管の場合、円環状のガラス管内にLED素子を配置することとなるが、その場合、特許文献1に開示された照明装置50のように、円環状の基板に複数のLED素子を配列することが考えられる。
また、LED素子は、高出力を得るために大電力が投じられると、発熱し、その発熱によって発光効率、及び寿命が低下するという課題を有しており、特に閉じられた照明管内に多数のLED素子を配置する場合には、より高温となりやすいという課題があった。
このように構成することにより、異なる方向に臨む複数の基板面に前記LED(発光ダイオード)素子が配置されているため、LEDの発光方向が円状に分散され、下方の空間に一様に照射することができ、光の斑の発生を抑制することができる。
このように蛇腹形状のヒートシンクを備え、その外周部が光源基板の内周部に接触した状態となされるため、LED素子の発光により生じる熱は、光源基板を介してヒートシンクへと効率よく伝わり、放熱面積が大きいヒートシンクによって効果的に放熱することができる。
このように照明管に複数の放熱孔を設けることにより、照明管内部の熱を外部に効率的に放熱することができ、LED素子への熱による悪影響を軽減することができる。
このような金属ベース基板を用いることにより、前記光源基板を略円環状に湾曲形成することができる。また、各凸部における第一、第二の基板面の臨む方向の調整を独立して容易に行うことができ、設置場所に応じてLED光の放射角度を変えることができる。
また、前記目的を達成するため、本発明に係る光源基板は、光源として複数のLED(発光ダイオード)素子が配置され、かつ円環状の照明管内に収容される、光源基板であって、長尺帯状のフラット基板の長手方向を湾曲させて、前記基板の短手方向に軸線方向を有する略円環状に湾曲形成され、その下部には周方向に沿って矩形波状に複数の凸部が配列され、前記凸部は、それぞれ径方向に向けて、湾曲または複数段階に屈曲されることにより、異なる方向に臨む複数の基板面が形成され、前記異なる方向に臨む複数の基板面に前記LED(発光ダイオード)素子が配置されていることに特徴を有する。
また本発明によれば、円環状に複数のLED素子を配置した照明装置において好適に用いられる光源基板を得ることができる。
図1に示す照明装置1は、照明管として円環状のガラス管2を備え、このガラス管2内に光源として複数のLED(発光ダイオード)素子を備える。ガラス管2は、透光性に優れる上カバー3と下カバー4とからなり、それらが係合した状態で、上カバー3側から複数本の螺子5により相互に螺合されている。
尚、ガラス管2(上カバー3、下カバー4)の内面には、例えば光拡散のための粉末状の微粒子がベーキングにより付着加工され、ガラス管2は外観上、乳白色を呈している。
また、円環状のガラス管2の内周面には、一般的な円環状の蛍光管と同様に、電源供給のための電極ピン6を有するコネクタ7が設けられている。
図3に示すように、ガラス管2(上カバー3、下カバー4)の中には、複数のLED素子8が取り付けられた光源基板10と、放熱のためのヒートシンク20とが重ねられた状態で収容される。
更に、複数のLED素子8に安定した給電を行うための電源回路基板30(給電手段)が前記光源基板10に電気的に接続されて収容される。
また、基板本体10aの下部には、矩形波状に複数の凸部10dが周方向に配列されている。それら凸部10dは、径方向に向けて二段階に屈曲され、径方向断面が略L字形となされている。
尚、基板本体10a、及び各凸部10dには、所定の回路パターン(図示せず)がプリント配線により形成されている。
このようなLED素子8の設置パターンによれば、照明装置1の垂直下方と、外側斜め下方とにLEDの発光方向が円状に分散され、下方の空間に一様に照射することができ、光の斑の発生を抑制することができる。
具体的に説明すると、図4は、光源基板10とヒートシンク20とを重ねた状態で上方から見た斜視図、図5は、下方から見た斜視図、図6は、図4のA−A矢視断面図である。図4、図5に示すように、略円環状の光源基板10の内周に沿って、同じく略円環状のヒートシンク20が丁度収まるように重ねられている。
したがって、LED素子8の発光により生じる熱は、凸部10d及び基板本体10aを介してヒートシンク20へと効率よく伝わり、放熱面積が大きいヒートシンク20によって効果的に放熱される。
尚、図1に示すように上カバー3の内面には、電源回路基板30を装着するための回路保持部3bと、螺子5が螺入される螺子穴3cとが形成されると共に、ヒートシンク20を支持するための複数のリブ3dが径方向に沿って複数形成されている。
光源基板10を形成する場合、図7(a)に示すように長尺帯状の基板本体10aの下部に櫛歯状(矩形波状)に複数の凸部10dが配列された加工前基板25を用意する。
この加工前基板25は、図7(b)に示すようにフラット基板であって、その上面には所定の回路パターン(図示せず)がプリント形成されている。
このフラットな状態の加工前基板25において、LED素子8、チップ抵抗9等が所定の回路パターン上に取り付けられる。
尚、LED素子8は、一列の配列された複数の凸部10dにおいて、その取り付けの位置が交互に異なるようになされる(即ち、基板面10eが形成される位置と、基板面10fが形成される位置とに交互に配置される)。
また、この金属層11は、所定の厚さ寸法を有することにより、屈曲及び湾曲した形状を維持できるようになされている。
また、金属層11の上部、及び下部には、粒径1〜15μmの粉末アルミニウムを分散してなる可撓性を有する放熱金属層12(放熱層)と、同じく可撓性を有する放熱樹脂層13(放熱層)とが形成されている。
また、上部の放熱樹脂層13の上部には、接着層14を介して配線用銅層15(回路パターン)が形成され、下部の放熱樹脂層13の下部には、ポリエステル組成物からなる保護層16が形成されている。
即ち、先ず、治具(図示せず)を用いて、図9(a)、(b)に示すように凸部10dを二段階に屈曲加工し、その断面が略L字形とする。これにより凸部10dにおいて基板面10eと基板面10fとが形成される。
次いで、他の治具(図示せず)を用いて、加工前基板25を略円環状に湾曲加工することにより、図10(下面図)、図11(側面図)に示すような光源基板10を得ることができる。
このようなLED素子を設置することにより、照明装置の垂直下方と、外側斜め下方とにLEDの発光方向が円状に分散され、下方の空間に一様に照射することができ、光の斑の発生を抑制することができる。
また、光源基板10は、屈曲可能な層構造により形成されるため、凸部10dにおける基板面10e、10fの臨む方向の調整を独立して容易に行うことができ、設置場所に応じてLED光の放射角度を変えることができる。
また、前記ガラス管2は、光拡散のために粉末状の微粒子がベーキングにより付着加工されているものとしたが、それに限定されず、本発明に係る照明管にあっては、その材質に拘わらず、表面に梨地加工が施されたものを用いてもよい。
或いは、凸部10dを屈曲させるのではなく、径方向に円弧状に湾曲させることにより、異なる方向に臨む基板面を複数設け、それら異なる基板面にLED素子8を配置してもよい。
2 ガラス管(照明管)
3 上カバー
3a 放熱孔
4 下カバー
5 螺子
6 電極ピン
7 コネクタ
8 LED素子
9 チップ抵抗
10 光源基板
10a 基板本体
10b 端部
10c 端部
10d 凸部
10e 基板面
10f 基板面
11 金属層
12 放熱金属層(放熱層)
13 放熱樹脂層(放熱層)
14 接着層
15 配線用銅層(回路パターン)
20 ヒートシンク
25 加工前基板(金属ベース基板)
30 電源回路基板(給電手段)
Claims (3)
- 円環状の照明管を有し、前記照明管内に光源として複数のLED(発光ダイオード)素子を備える照明装置であって、
前記照明管に収容される、長尺帯状のフラット基板の長手方向を湾曲させて、前記基板の短手方向に軸線方向を有する略円環状に湾曲形成された光源基板と、
前記光源基板に配置された複数のLED(発光ダイオード)素子と、
前記光源基板に電気的接続され、前記LED素子に給電する給電手段とを備え、
前記光源基板の下部には、周方向に沿って矩形波状に複数の凸部が配列され、
前記凸部は、それぞれ径方向に向けて、湾曲または複数段階に屈曲されることにより、異なる方向に臨む複数の基板面が形成され、
前記異なる方向に臨む複数の基板面に前記LED(発光ダイオード)素子が配置されていることを特徴とする照明装置。 - 平面視が矩形波状の蛇腹形状に屈曲形成されると共に、全体が略円環状に湾曲形成されたヒートシンクを備え、
前記ヒートシンクは、その外周部が前記光源基板の内周部に接触した状態で、前記光源基板の内周側に収容されることを特徴とする請求項1に記載された照明装置。 - 光源として複数のLED(発光ダイオード)素子が配置され、かつ円環状の照明管内に収容される、光源基板であって、
長尺帯状のフラット基板の長手方向を湾曲させて、前記基板の短手方向に軸線方向を有する略円環状に湾曲形成され、その下部には周方向に沿って矩形波状に複数の凸部が配列され、
前記凸部は、それぞれ径方向に向けて、湾曲または複数段階に屈曲されることにより、異なる方向に臨む複数の基板面が形成され、
前記異なる方向に臨む複数の基板面に前記LED(発光ダイオード)素子が配置されていることを特徴とする光源基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014023121A JP5696239B2 (ja) | 2014-02-10 | 2014-02-10 | 照明装置及び照明装置に用いられる光源基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014023121A JP5696239B2 (ja) | 2014-02-10 | 2014-02-10 | 照明装置及び照明装置に用いられる光源基板 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010092371A Division JP5571438B2 (ja) | 2010-04-13 | 2010-04-13 | 照明装置及び照明装置に用いられる光源基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014082221A JP2014082221A (ja) | 2014-05-08 |
JP5696239B2 true JP5696239B2 (ja) | 2015-04-08 |
Family
ID=50786186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014023121A Expired - Fee Related JP5696239B2 (ja) | 2014-02-10 | 2014-02-10 | 照明装置及び照明装置に用いられる光源基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5696239B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105114847A (zh) * | 2015-09-18 | 2015-12-02 | 苏州汉克山姆照明科技有限公司 | 曲面异型全周发光led灯泡 |
KR102048315B1 (ko) | 2016-04-15 | 2019-11-25 | 선전 로욜 테크놀로지스 컴퍼니 리미티드 | 조명 장치 및 그 제어 방법 |
JP6820584B6 (ja) * | 2016-07-28 | 2021-02-24 | エイテックス株式会社 | 伝熱体および帯状ledライト |
JP7043947B2 (ja) * | 2018-04-09 | 2022-03-30 | 株式会社島津製作所 | 治療支援装置 |
KR102328909B1 (ko) * | 2021-02-08 | 2021-11-19 | 주식회사 아이테크 | 홀로그램 후광효과를 연출하는 조립식 장식장 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080290814A1 (en) * | 2006-02-07 | 2008-11-27 | Leong Susan J | Power Controls for Tube Mounted Leds With Ballast |
-
2014
- 2014-02-10 JP JP2014023121A patent/JP5696239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014082221A (ja) | 2014-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5696239B2 (ja) | 照明装置及び照明装置に用いられる光源基板 | |
TWI509187B (zh) | 照明器具 | |
JP6203833B2 (ja) | 可撓性のプリント回路基板を有するランプ | |
JP2007059207A (ja) | Ledを用いた照明器具 | |
JP5571438B2 (ja) | 照明装置及び照明装置に用いられる光源基板 | |
JP2010135747A (ja) | 発光モジュールおよび照明装置 | |
JP2009129809A (ja) | 照明装置 | |
TWI512238B (zh) | 發光二極體燈具 | |
JP6508552B2 (ja) | Led照明器具 | |
TW201506318A (zh) | 發光二極體燈具 | |
JP5858275B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5958805B2 (ja) | 光源装置及び照明装置 | |
US20150009662A1 (en) | Light-Emitting Module and Luminaire | |
JP2018181602A (ja) | 照明器具 | |
JP6233087B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2013062154A (ja) | Led照明器具 | |
JP5126635B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5256272B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6264714B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2018137069A (ja) | 照明器具 | |
JP2013065410A (ja) | Led照明器具 | |
WO2017002960A1 (ja) | 照明装置 | |
KR20130034448A (ko) | 조명 장치 및 조명 장치에 이용되는 광원 기판 | |
JP5963014B2 (ja) | 照明器具 | |
JP3190878U (ja) | 照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141027 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5696239 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |