JP5694126B2 - 保護回路、光通信システムおよび給電システム - Google Patents
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Description
図1において、基地局40はマルチケーブルLを介して親局20に接続される。親局20は基地局40の送受するRF信号をマルチケーブルLを介して取得する。親局20は光ファイバFを介して中継機50に接続される。中継機50は同軸ケーブルCを介して複数の子局31〜3nに接続される。光ファイバFの長さは数Km程度にまで伸ばすことができる。同軸ケーブルCは信号伝送と給電とを兼用することができ、その長さは長くとも数百メートル程度である。
給電部90からの電力は中継機50に給電されるとともに複数に分配され、同軸ケーブルCを介して各子局31〜3nに分配される。電圧を重畳される同軸ケーブルCへの出方路には保護回路10が設けられ、負荷側の短絡に備えるようになっている。保護回路10を子局31〜3nごとに設けることで、一つの子局のショートが他の全ての子局に影響しないようにできる。
そこで遅延リセットIC(IC2)を設け、起動スイッチSWのオンタイミングから遅延リセットIC2の遅延時間分、過電流検出回路の信号をマスクすることで突入時の誤動作を回避するようにする。RCによる遅延回路で過電流検出回路の信号をマスクするようにしてもよい。
ここで、起動スイッチSWオン時の突入電流により過電流検出回路が充放電する期間をマスクするための期間を、少なくとも(3)がHとなってからLに戻るまでの期間にわたって継続する必要がある。
起動スイッチSWをオンしたタイミングで(1)がHに変化すると、(4)と(1)がHになるので(5)はLに転じスイッチFET(Q1)をオンさせる。このとき負荷が短絡しているので短絡電流が流れ、トランジスタQ2がオンして(3)はHになるが、遅延リセットIC(IC2)がまだオンしていないので(2)はLレベルのままである。遅延時間後に遅延リセットIC(IC2)がオンとなるが、その間短絡電流は流れ続けている。
遅延リセットIC(IC2)がオンした瞬間に、スイッチFET(Q1)をオフさせる。それ以降の動作は正常起動後に短絡が発生した場合と同じような動作で発振が繰り返される。
図6は、第1の実施形態に係わる保護回路の一例を示すブロック図である。図6において図3、図4と共通する部分は同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図6においては、図4の遅延リセットIC(IC2)およびNAND回路(IC3)を省略し、起動スイッチSWをNAND回路(IC4)の一方の入力に接続する。また、抵抗器R1,R2の接続点をシュミット入力インバータ(IC6)を介してNAND回路(IC4)の他方の入力に接続する。
図10は、第2の実施形態に係わる保護回路の一例を示すブロック図である。図10において図6と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
第1の実施形態では遅延時間をRCによる遅延回路で決めるようにした。これに代えて図10に示すように起動スイッチSW1に対するサブ起動スイッチとしての起動スイッチSW2を設け、起動スイッチSW1のオン時点から既定の遅延期間だけ遅延してサブ起動スイッチSW2をオンして起動信号を出力するようにしても良い。つまり制御する側で遅延時間管理した起動信号を生成するようにしても同じ効果を得ることができる。
図11は、第2の実施形態に係わる保護回路の一例を示すブロック図である。図11において図6および図10と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
また、フォトカプラPC2に代えて、フォトMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor:光MOSFET)を用いても上記と同様の作用および効果を奏することは明らかである。さらには、メカニカルリレー(リレー素子)などの機械的スイッチを用いても良い。要するにトランジスタQ2とコンデンサC10とを、起動スイッチSWのオン時点から突入電流の期間だけ遅れて接続することが可能であれば、あらゆる部品を用いることができる。
このほか、同軸ケーブルCに代えて、イーサネット(登録商標)ケーブルにより給電するようにしても良い。
Claims (23)
- 電源から負荷への給電経路に設けられ、バイアス電圧のオン/オフに応じてオン/オフする電流制御素子と、
前記給電経路を流れる電流が既定レベルを超えるとオンするPNP型トランジスタと、
前記トランジスタのコレクタと接地電位とに接続され、当該トランジスタがオンされると充電されるコンデンサと、
ロジックレベルのオンレベルまたはオフレベルを出力する起動スイッチと、
前記起動スイッチの出力レベルと前記コンデンサの充電電荷に基づくロジックレベルとに基づいて前記バイアス電圧のオン/オフを識別する論理回路と、
前記トランジスタと前記コンデンサとの間に設けられるスイッチ素子と、
前記起動スイッチのオンレベルを遅延した起動信号を生成し、この起動信号により前記スイッチ素子をオンする遅延回路とを具備する、保護回路。 - 前記遅延回路は、前記起動スイッチのオン時点から既定期間だけ遅延してオンされて前記起動信号を出力するサブ起動スイッチを備える、請求項1に記載の保護回路。
- 前記論理回路の駆動電圧を前記電源から生成する手段をさらに備え、前記駆動電圧で前記論理回路を駆動して前記給電経路をフローティングさせた、請求項1に記載の保護回路。
- 前記遅延回路は、前記起動スイッチのオンにより生じる突入電流の期間だけ当該起動スイッチのオンレベルを遅延して前記起動信号を生成する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保護回路。
- 前記スイッチ素子は、前記起動信号のオンレベルにより発光する発光部と、前記トランジスタと前記コンデンサとの間に設けられる受光部とを備えるフォトカプラである、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保護回路。
- 前記スイッチ素子は、前記起動信号のオンレベルにより発光する発光部と、前記トランジスタと前記コンデンサとの間に設けられる受光部とを備えるフォトMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保護回路。
- 前記スイッチ素子は、前記起動信号により前記トランジスタと前記コンデンサとを接続するリレー素子である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保護回路。
- 前記給電経路に設けられ、前記電流により生じる電圧降下で前記トランジスタをバイアスする抵抗素子を備える、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の保護回路。
- 前記抵抗素子は、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタである、請求項8に記載の保護回路。
- 無線通信システムのサービスエリアを光ファイバを介して拡大する光通信システムにおいて、
前記無線通信システムの基地局に接続される親局と、
前記親局に前記光ファイバを介して接続される中継機と、
前記中継機に個別に信号ケーブルを介して接続される複数の子局とを具備し、
前記中継機は、
主電源からの電力を複数に分配して前記複数の子局のそれぞれを前記信号ケーブルを介して給電する給電部と、
前記子局ごとの信号ケーブルごとに設けられる複数の保護回路とを備え、
前記保護回路の各々は、
前記分配された電源から前記子局への給電経路に設けられ、バイアス電圧のオン/オフに応じてオン/オフする電流制御素子と、
前記給電経路を流れる電流が既定レベルを超えるとオンするPNP型トランジスタと、
前記トランジスタのコレクタと接地電位とに接続され、当該トランジスタがオンされると充電されるコンデンサと、
ロジックレベルのオンレベルまたはオフレベルを出力する起動スイッチと、
前記起動スイッチの出力レベルと前記コンデンサの充電電荷に基づくロジックレベルとに基づいて前記バイアス電圧のオン/オフを識別する論理回路と、
前記トランジスタと前記コンデンサとの間に設けられるスイッチ素子と、
前記起動スイッチのオンレベルを遅延した起動信号を生成し、この起動信号により前記スイッチ素子をオンする遅延回路とを有する、光通信システム。 - 前記遅延回路は、前記起動スイッチのオン時点から既定期間だけ遅延してオンされて前記起動信号を出力するサブ起動スイッチを備える、請求項10に記載の光通信システム。
- 前記論理回路の駆動電圧を前記電源から生成する手段をさらに備え、前記駆動電圧で前記論理回路を駆動して前記給電経路をフローティングさせた、請求項10に記載の光通信システム。
- 前記遅延回路は、前記起動スイッチのオンにより生じる突入電流の期間だけ当該起動スイッチのオンレベルを遅延して前記起動信号を生成する、請求項10乃至12のいずれか1項に記載の光通信システム。
- 前記スイッチ素子は、前記起動信号のオンレベルにより発光する発光部と、前記トランジスタと前記コンデンサとの間に設けられる受光部とを備えるフォトカプラである、請求項10乃至12のいずれか1項に記載の光通信システム。
- 前記給電経路に設けられ、前記電流により生じる電圧降下で前記トランジスタをバイアスする抵抗素子を備える、請求項10乃至12のいずれか1項に記載の光通信システム。
- 前記抵抗素子は、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタである、請求項15に記載の光通信システム。
- 主電源からの電力を複数に分配して複数の負荷のそれぞれを給電する給電部と、
前記負荷ごとに設けられる複数の保護回路とを備え、
前記保護回路の各々は、
前記分配された電源から前記負荷への給電経路に設けられ、バイアス電圧のオン/オフに応じてオン/オフする電流制御素子と、
前記給電経路を流れる電流が既定レベルを超えるとオンするPNP型トランジスタと、
前記トランジスタのコレクタと接地電位とに接続され、当該トランジスタがオンされると充電されるコンデンサと、
ロジックレベルのオンレベルまたはオフレベルを出力する起動スイッチと、
前記起動スイッチの出力レベルと前記コンデンサの充電電荷に基づくロジックレベルとに基づいて前記バイアス電圧のオン/オフを識別する論理回路と、
前記トランジスタと前記コンデンサとの間に設けられるスイッチ素子と、
前記起動スイッチのオンレベルを遅延した起動信号を生成し、この起動信号により前記スイッチ素子をオンする遅延回路とを有する、給電システム。 - 前記遅延回路は、前記起動スイッチのオン時点から既定期間だけ遅延してオンされて前記起動信号を出力するサブ起動スイッチを備える、請求項17に記載の給電システム。
- 前記論理回路の駆動電圧を前記電源から生成する手段をさらに備え、前記駆動電圧で前記論理回路を駆動して前記給電経路をフローティングさせた、請求項17に記載の給電システム。
- 前記遅延回路は、前記起動スイッチのオンにより生じる突入電流の期間だけ当該起動スイッチのオンレベルを遅延して前記起動信号を生成する、請求項17乃至19のいずれか1項に記載の給電システム。
- 前記スイッチ素子は、前記起動信号のオンレベルにより発光する発光部と、前記トランジスタと前記コンデンサとの間に設けられる受光部とを備えるフォトカプラである、請求項17乃至19のいずれか1項に記載の給電システム。
- 前記給電経路に設けられ、前記電流により生じる電圧降下で前記トランジスタをバイアスする抵抗素子を備える、請求項17乃至19のいずれか1項に記載の給電システム。
- 前記抵抗素子は、PTC(Positive Temperature Coefficient)サーミスタである、請求項22に記載の給電システム。
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