JP5688613B1 - 天井吊り下げ具 - Google Patents

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【課題】脚立等に乗らずとも、天井への着脱が容易に実現でき、更に、吊り下げる物品の重量を利用して、天井への強固な固定を可能とする天井吊り下げ具を提供する【解決手段】2本のアーム100、200がX字状に重ねられて当該重なり部分(回動支持部300)で互いに回動可能に支持されており、この2本のアーム100、200は、それぞれ、一端側に基台部112、212が、他端側に吊り下げ対象物を吊り下げるための係止部104、204が設けられ、基台部112、212は、上面側に少なくとも3本の針114、214が上方に向かって且つ平面を安定的に支持できる位置関係で立設されると共に、下面側に針114、214を天井に押し込むための押圧部112a、212aを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、催事場等において、飾り付け等を天井から吊すための天井吊り下げ具に関するものである。
従来から、天井を利用して何らかの物品を吊り下げるための天井吊り下げ具は、種々の構成のものが発明されている。特許文献1〜4に示されている天井吊り下げ具は、細部の構成は異なるものの、いずれも天井に対して斜め方向にピンを差し込んで固定するというものである。斜め方向にピンが差し込まれていることによって、下方に引っ張る力が作用しても、容易に抜け落ちることがないように工夫されているものである。
特開2009−74597号公報 特開2012−210369号公報 実用新案登録第3112101号公報 実用新案登録第3070879号公報
しかしながら、上記特許文献1〜4に記載された発明のように、天井に対して斜め方向にピンを差し込んで固定する構造の場合、その着脱に大変手間を要するという問題がある。例えば、催事場等で飾り付けを行う際など、大量の天井吊り下げ具を利用して装飾品を天井から吊したい場合がある。このようなとき、従来からの天井吊り下げ具であれば、一つ一つ脚立等に乗って、天井に手が届く状態で取り付け作業を行ったり、取り外し作業を行ったりする必要がある。こういった作業は、単に時間がかかるというのみならず、脚立等に乗って、更に上方を向いて作業する必要があることから、危険を伴う場合もある。
これを嫌って、単に画鋲といったより簡易なもので物品を吊すことも可能であるが、それでは吊り下げる物品の重量がかなり限定されてしまい、且つ、安定的な固定という側面からも不安がある。
そこで本発明は、こういった問題点を解決するべくなされたものであって、脚立等に乗らずとも、天井への着脱が容易に実現でき、更に、吊り下げる物品の重量を利用して、天井への強固な固定を可能とする天井吊り下げ具を提供する事をその目的としている。
上記課題を解決するべく、本願発明は、2本のアームがX字状に重ねられて当該重なり部分で互いに回動可能に支持されており、前記2本のアームは、それぞれ、一端側に基台部が、他端側に吊り下げ対象物を吊り下げるための係止部が設けられ、前記基台部は、上面側に少なくとも3本の針が上方に向かって且つ平面を安定的に支持できる位置関係で立設されると共に、下面側に前記針を天井に押し込むための押圧部を備えることを特徴とする。
このような構成を採用したことによって、脚立等に乗らずとも、天井への着脱が容易に実現できるようになる。即ち、針が立設されている基台部の裏面を押圧して押し込むという作業のみで、天井吊り下げ具を天井に取り付けることができる。この時立設されている少なくとも3本の針は、平面を安定的に支持できる位置関係(例えば略正三角形となる位置関係)に配置されているので、天井に対して基台部が傾いたりすることなく、安定的に押圧して針を天井に差し込むことが可能となる。
また、吊り下げ対象物を吊り下げる係止部は、アームの他端側に設けられており、2本のアームがX字状に重ねられて当該重なり部分で互いに回動可能に支持されているという構造から、吊り下げる物品自体の重さ(重量)によって、2本のアームの一端側に設けられた基台部を閉じさせる(近づけさせる)方向の力が作用する。この力は、吊り下げる物品の重量が重くなればなるほど大きくなるが、その力の作用によって、天井に差し込まれた針がより抜け難くなって、安定的且つ強力な天井への固定を可能としている。
また、前記基台部に、天井から取り外す際に器具を引っ掛けるための引掛部を設けることが望ましい。
このような構成を採用したことによって、(本発明に係る天井吊り下げ具の針は、各引用文献記載の発明のように天井に対して斜め方向に差し込まれていないので)当該引掛部に何らかの器具を引っ掛けて下方に引っ張ることで、容易に天井から取り外すことも可能である。
また、前記アームにおける前記重なり部分から前記係止部までの長さは、前記重なり部分から前記基台部までの長さよりも長く構成されていてもよい。
このような構成を採用することによって、テコの原理を利用して、同じ重さ(重量の)物品を吊り下げる場合でも、より大きな基台部を閉じさせる力が発生し作用するので、更に安定的且つ強力な固定が可能となる。
本発明を適用することで、脚立等に乗らずとも、天井への着脱が容易に実現でき、更に、吊り下げる物品の重量を利用して、天井への強固な固定が可能となる。
本発明に係る天井吊り下げ具の側面概略構成図である。 本発明に係るヘッド部の斜視図である。 本発明に係る天井吊り下げ具の使用状態を示した図であって、(A)は天井に装着されている状態を示した図、(B)は取り外し作業を模式的に示した図である。 針の配置例を示した図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例である天井吊り下げ具10について説明を加える。なお、図面理解容易の為、各部の大きさや寸法を誇張して表現している部分があり、実際の製品と必ずしも一致しない部分があることを付記しておく。また各図面は符号の向きに見るものとし、当該向きを基本に上下左右、手前、奥と表現する。
〈天井吊り下げ具の構成〉
図1に示しているように、本発明に係る天井吊り下げ具10は、第1アーム100と第2アーム200がX字状に重ねられて当該重なり部分を回動支持部300として、互いに回動可能に支持されている。この回動支持部300は、例えば、ボルトが遊嵌されてナットで固定されて構成される。
第1アーム100は、一端側にヘッド部110が設けられ、他端側に吊り下げ対象物(図1においては図示していない)を吊り下げるための係止部104(ここでは貫通孔)が設けられている。
ヘッド部110は、基台部112とその上面に設けられた4本の針114によって構成されている。なお、針の数は少なくとも3本備わっていればよく、5本以上で構成されていてもよい。
基台部110は、側面視すると凹字形状に構成されていて、その溝部分で軸部102と接続固定されている。また畝部分(溝部分でない部分)にそれぞれ2本の針114が上方に向かって立設されている。よって、合計4本の針114が一つの基台部112に備わっている。また、この溝部分は、天井から当該天井吊り下げ具10を取り外す際の引掛部116としても機能する。
基台部112の下面(裏面)側は平らに形成されており、針114を天井に押し込む際の押圧面112aとして機能する。丁度、針114の真下位置に押圧面112aが形成されているので、力が逃げたりせず、天井に針114を押し込む操作が行い易いという利点がある。
また、針114は、平面視すると略正方形となるような位置関係、即ち、平面を安定的に支持できる位置関係で立設されている。勿論、必ずしも正方形となるような位置関係に限らず、平面を安定的に支持できる位置関係であればその他の位置関係であってもよい。例えば図4(A)に示しているように、針114が3本で構成されている場合には、略正三角形となるような位置関係で配置するのが望ましい。但し、平面を安定的に支持できる位置関係であれば足りるので、隣り合う針114で形成される角度θが全て40°以上となるような位置関係であれば、基台部112の押圧面112aを押して針114を天井に差し込む際に、基台部112が傾く等を防止するという所望の効果は十分に発揮されるため許容される。針114の数が4本以上の場合も同様である。更に、図4(B)として示しているように、周囲に配置された針114の中央付近にも、針114aを配置する構成を採用することも可能である。
なお、第2アーム200に関しては、上記説明した第1アーム100と同様の構成となるので、同じ部分に数字下二桁が同一の符号を付すことによって、重複した説明は省略する。
〈天井吊り下げ具の作用・機能〉
本発明に係る天井吊り下げ具10を天井に取り付けるには、例えば、棒(特段専用の器具である必要はない)の先端に、片方のヘッド部110の裏面側(即ち押圧面112a)を、比較的粘着力の弱い粘着テープ等を利用して仮留めしつつ、その棒を利用して、天井1の所望の位置に押圧して針114を刺し込み、取り付ける。他方のヘッド部210については、先に押圧固定したヘッド部110から取り外した(粘着テープによる仮留めなので容易に取り外すことができる。)棒の先端を利用して、同様に押圧すればよい。
その状態で、係止部104、204を利用して、吊り下げたい物品(吊り下げ対象物)を吊り下げればよい。吊り下げた物品の重さ(重量)によって、回転支持部300を中心として2つのアーム100、200の一端に備わるヘッド部110、210が、閉じようとする方向(図3(A)においてα及びβ方向)に力が作用する。即ち、天井1に差し込まれた両ヘッド部110、210に備わる針114、214によって、天井1を構成する部材を恰も挟持するような力が作用する。この力は、吊り下げる物品の重量が重ければ重いほど強く作用するので、吊り下げる物品を安定的且つ協力に天井1に固定させることができる。
一方、天井1に取り付けた天井吊り下げ具10を取り外す際は、ヘッド部100、200を構成する基台部112、212に設けられた引掛部116、216に、先端が少し曲がった器具(特に専用の器具でなくともよい)を引っ掛けて下方に引っ張れば容易に取り外すことができる。これは、各先行技術文献に記載されていた発明のように、天井に対してピンが斜め方向に差し込まれていないからこそ実現できるメリットである。
このように、本発明に係る天井吊り下げ具10は、天井1に対してピンを斜め方向に差し込む必要がないので、天井への取り付け及び取り外しが容易であり、更に、吊り下げる物品の重さを積極的に利用して、天井への安定的且つ強固な固定を可能にしているものであり、従来技術にはない特有の構成によって有利な効果を発揮するものである。
〈その他の構成例〉
なお、図面記載の実施例は、各アーム100、200における回動支持部300から係止部104、204までの長さは、回動支持部300から基台部112、212までの長さよりも短く構成されているが、各アーム100、200における回動支持部300から係止部104、204までの長さを、回動支持部300から基台部112、212までの長さよりも長くなるように構成してもよい。
このような構成を採用すれば、テコの原理を利用して、同じ重さ(重量の)物品を吊り下げる場合でも、より大きな力(天井1に差し込まれた両ヘッド部100、200に備わる針114、214によって、天井1の構成する部材を恰も挟持するような力)が発生し作用するので、更に安定的且つ強力な固定が可能となる。
1・・・天井
2・・・飾り付け(吊り下げ対象物)
3・・・着脱具
10・・・天井吊り下げ具
100・・・第1アーム
200・・・第2アーム
102、202・・・軸部
104、204・・・係止部
110、210・・・ヘッド部
112、212・・・基台部
114、214・・・針
116、216・・・引掛部
300・・・回動支持部

Claims (3)

  1. 2本のアームがX字状に重ねられて当該重なり部分で互いに回動可能に支持されており、
    前記2本のアームは、それぞれ、一端側に基台部が、他端側に吊り下げ対象物を吊り下げるための係止部が設けられ、
    前記基台部は、上面側に少なくとも3本の針が上方に向かって且つ平面を安定的に支持できる位置関係で立設されると共に、下面側に前記針を天井に押し込むための押圧部を備える
    ことを特徴とする天井吊り下げ具。
  2. 請求項1において、
    前記基台部には、天井から取り外す際に器具を引っ掛けるための引掛部が形成されている
    ことを特徴とする天井吊り下げ具。
  3. 請求項1または2において、
    前記アームにおける前記重なり部分から前記係止部までの長さは、前記重なり部分から前記基台部までの長さよりも長く構成されている
    ことを特徴とする天井吊り下げ具。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5826106U (ja) * 1981-08-14 1983-02-19 松下電工株式会社 物品吊下げ具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5826106U (ja) * 1981-08-14 1983-02-19 松下電工株式会社 物品吊下げ具

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