JP5687774B2 - 移動機器のハンドオーバを実行するための方法 - Google Patents

移動機器のハンドオーバを実行するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤレス通信ネットワークの分野に関し、詳細には、ワイヤレス通信ネットワーク内の移動機器のハンドオーバに関する。
ロング・ターム・エボリューション(LTE)標準によれば、ワイヤレス通信ネットワークは、ソフト・ハンドオーバなしで機能しなければならない。これは、ソース・セルおよびターゲット・セルのみがソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバ手続きに関与することを意味する。
WO2009/064553A1は、基地局によって供される複数のユーザ機器からの測定レポートを受信する送受信機を備える、セルラ通信システムの基地局を開示している。測定レポートは、基地局の隣接セルの受信信号品質指標を含む。オーバーラップ・プロセッサは、受信信号品質指標に応答して隣接セルの各セットのセル・オーバーラップ指標を判定し、ハンドオーバ制御プロセッサは、セル・オーバーラップ指標に応答してハンドオーバ制御を実行する。
WO2009/064553A1
本発明の目的は、移動機器のハンドオーバを実行するための改良された方法、改良された基地局、および改良されたコンピュータ可読記憶媒体を提供することである。
この目的は、独立請求項による本方法、本基地局、および本コンピュータ可読記憶媒体によって達成される。本発明の実施形態は、従属請求項で与えられる。
本発明は、セルラ・ワイヤレス通信ネットワーク内でソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバを実行するための方法に関する。第1に、トラフィック負荷が、ソース・セル内で判定される。これは、好ましくは、ソース・セルの基地局によって実行される。ソース・セル内のトラフィック負荷がトラフィック負荷閾値を上回る場合、ソース・セルの基地局は、ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第2の閾値を上回るときに、第2のハンドオーバ・トリガ信号を送信するようにソース・セルに接続された移動機器を構成する。信号強度は、それぞれの移動機器によって測定される。
言い換えれば、移動機器は、ソース・セル内のトラフィック負荷がトラフィック負荷閾値を上回る場合に、およびターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第2の閾値を上回る場合に、第2のハンドオーバ・トリガ信号が移動機器からソース・セルに送信されるように構成される。
次いで、ソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバが実行されるべきかどうかが判定される。この判定は、ソース・セルによって受信される第2のハンドオーバ・トリガ信号によってトリガされる。この判定のために、ソース・セルの基地局は、たとえば、移動機器によって使用されるリソースを検査することができる。リソースが、ソース・セル内のリソースの構成可能な量よりも多く消費する場合、ハンドオーバ指令が移動機器に送られ得る。
ソース・セルの基地局によるハンドオーバを実行することが決定された場合、ソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバが実行される。第2のハンドオーバ・トリガ信号が前に移動機器から送信されていない場合、第1のハンドオーバ・トリガ信号が、移動機器からソース・セルに送信される。第1のハンドオーバ・トリガ信号を送信するための別の条件は、ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第1の閾値を上回ることである。第1の閾値は、第2の閾値よりも大きい。移動機器のハンドオーバは、次いで、第1のハンドオーバ・トリガ信号がソース・セルの基地局によって受信されるときに、ソース・セルからターゲット・セルに実行される。
ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差についての2つの閾値が、ハンドオーバ・トリガ信号を送信するために構成される。第2のハンドオーバ・トリガ信号は、ソース・セル内の高いトラフィック負荷がソース・セルの基地局によって判定されるときにのみ送信される。この場合、ソース・セルの基地局は、ソース・セルに接続された移動機器を、それらの信号強度の差が第2の閾値を上回るときに第2のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように構成する。第2の閾値は、第1の閾値より小さい。したがって、第2のハンドオーバ・トリガ信号は、常に、第1のハンドオーバ・トリガ信号より前に送信される。
第2のハンドオーバ・トリガ信号を受信した後、ソース・セルの基地局は、たとえば、移動機器によって消費されるリソースの量を判定することができる。移動機器が、リソース閾値より多く消費する場合、ハンドオーバ指令が、ソース・セルの基地局から移動機器に送られる。第2のハンドオーバ・トリガ信号は、負荷分散のために使用することができる。本発明の実施形態によれば、負荷分散がソース・セル内の高いトラフィック負荷に起因して必要であるとき、ハンドオーバ・パラメータを完全に調整することは必要ではない。
本発明の実施形態は、ハンドオーバ・パラメータがソース・セル内の高いトラフィック負荷の場合に調整される必要がないので、有利である。負荷分散は、ソース・セルに接続されたそれらの移動機器を高いトラフィック負荷の場合にそれらが第2のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように構成することによって実行される。多くのリソースを消費する移動機器は、第2のハンドオーバ・トリガ信号の時点でターゲット・セルにハンドオーバすることができ、一方、少ないリソースを消費する移動機器は、後で、すなわち、第1のハンドオーバ・トリガ信号が受信された時点で、ハンドオーバすることができる。
第1のハンドオーバ・トリガ信号がソース・セルの基地局によって受信されるときにターゲット・セルの信号強度はより高いため、少ないリソースを消費する移動機器は後からハンドオーバすることができ、より高いハンドオーバ成功率をもたらすので、異なる量のリソースを消費する移動機器について2つの異なる閾値を有することは、有利である。
本発明の実施形態によれば、ソース・セル内の移動機器によって生成されるトラフィック負荷は、ソース・セルの基地局によって判定される。移動機器によって生成されるトラフィック負荷が移動機器トラフィック負荷閾値よりも高いかどうかがさらに判定される。移動機器のハンドオーバが、第2のハンドオーバ・トリガ信号を受信した後に実行されるべきかどうかを判定するステップは、この実施形態では、第2のハンドオーバ・トリガ信号がソース・セルの基地局によって受信されるときに、ソース・セル内の移動機器によって生成されるトラフィック負荷が移動機器トラフィック負荷閾値より高いかどうかの判定を含む。そうである場合、ハンドオーバが実行されるべきことが判定される。トラフィック負荷が移動機器トラフィック負荷閾値よりも高くない場合、ハンドオーバは、第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後に実行されない。
本発明の実施形態によれば、ソース・セル内の移動機器によって生成されるトラフィック負荷は、移動機器によって必要とされる最低ビット率によって判定される。最低ビット率は、たとえば、移動機器によって判定することができ、ソース・セルの基地局に送信することができる。移動機器は、たとえば、送信されるべき、または受信されるべきデータの量を判定することによって、最低ビット率を判定することができる。移動機器が、受信されるべき、かつ/または送信されるべき、より多量のデータを判定するとき、より高い最低ビット率がソース・セルの基地局に送信される。より少ないデータが受信されるべき、かつ/または送信されるべきであるとき、より低い最低ビット率がソース・セルに送信される。別法として、最低ビット率の判定はまた、ソース・セルの基地局によって行われ得る。この場合、移動機器は、次いで前述のように最低ビット率を判定する、基地局に送信されるべき、かつ/または伝送されるべきであるデータの量のインディケータを伝送する。
本発明の実施形態によれば、第2のハンドオーバ・トリガ信号は、移動機器の近傍に置かれた少なくとも1つのセルを示す。少なくとも1つのセルは、ターゲット・セルを含む。言い換えれば、移動機器は、移動機器の近くに置かれたそれらのセルを送信し、それはそれらのセルが第2のハンドオーバ・トリガ信号とともに最も高い信号強度を有することを意味する。ソース・セルの基地局は、次いで、これらのセルのうちの1つへのハンドオーバが実行されることを決定することができる。
本発明の実施形態によれば、移動機器の位置は、ソース・セルの基地局によって判定される。第2のハンドオーバ・トリガ信号は、移動機器の位置がソース・セルの中心領域の外側にある場合にのみ、送信される。位置は、たとえば、全地球測位衛星システムによって、または移動機器とソース・セルの基地局の間で交換される信号のタイミング・アドバンスの測定によって、判定され得る。
ソース・セルの中心領域は、たとえば、ソース・セルの基地局への最大距離によって定義することができる。この場合、ソース・セルの中心領域は、円形であることになる。しかし、中心領域の他の定義もまた、可能である。たとえば、中心領域は、町の中の通りなどの地理的領域、または低い移動機器密度を有する場所でもよい。
ソース・セルの基地局は、この場合、移動機器の位置がソース・セルの中心領域の外側にある場合にのみ第1のハンドオーバ信号を送信するように移動機器を構成する。ソース・セルの基地局は、たとえば、移動機器が中心領域の外側にあることを判定し、次いで、基地局が移動機器に信号を送信することになり、信号は、ソース・セルとターゲット・セルの信号強度の差が第2の閾値よりも大きい場合に第2のハンドオーバ・トリガ信号が送信されるように移動機器を構成することを示す。
本発明の実施形態によれば、第2の閾値は、ソース・セル内のトラフィック負荷が減るときに増やされる。第2の閾値は、ソース・セル内のトラフィック負荷が増えるときに減らされる。第2の閾値のこの動的挙動は、ソース・セル内のトラフィック負荷状態にしたがって閾値を調整するために有利である。閾値が調整される度に、信号がソース・セルの基地局から移動機器に送信され、この信号は、新しい閾値を示す。負荷分散は、完全にハンドオーバ・パラメータを変更することなしにこの方法で実行することができる。頻繁に閾値を変更することは、トラフィック負荷への負荷分散の非常に優れた調整を可能にする。頻度の低い閾値の変更は、第2の閾値の変更を示すために移動機器にソース・セルの基地局から送信されるメッセージが少ないという利点を有する。
本発明の実施形態によれば、ソース・セル内のトラフィック負荷は、ソース・セル内の複数の移動機器をスケジュールするための重み付け係数を使用することによって判定される。複数の移動機器は、移動機器を含む。移動機器をスケジュールするための重み付け係数は、移動機器の伝送ビット率に対する必要とされる最低ビット率の関係に依存する、または必要とされる最低ビット率と移動機器の伝送ビット率の比率に依存する。
いわゆるトークン・カウンタ(token counter、TC)、すなわち、移動機器のスケジューリングのための重み付け係数は、システム負荷モニタリングの目的で使用することができる。トークン・カウンタは、各移動機器の最低ビット率(MBR)を確保するために使用することができ、すなわち、オペレータは、すべての移動機器への最低限のサービスを確保することができる。
移動機器のトークン・カウンタは、ソース・セル内のトラフィック負荷の処理のためのトークン・カウンタ負荷モニタリング機能に基地局内で内的に転送される。トークン・カウンタ負荷モニタリング機能の出力は、たとえば、基地局内部接続流入制御によって、または負荷指標および負荷分散機能のための基地局間の通信のために、使用され得る。
たとえば、標準3GPP LTE(Third Generation Partnership Project Long Term Evolution)における1ミリ秒伝送時間間隔(TTI)のような各時間間隔またはタイム・スロットについて、スケジューラは、ビット率として解釈可能である、たとえば、LTEにおける物理リソース・ブロック(PRB)のように、移動機器にリソースを割り当てる。
移動機器が、必要とされる最低ビット率より下のビット率を割り当てられるとき、トークン・カウンタは、このタイム・スロットで増大する。一方、移動機器が必要とされる最低ビット率を上回るビット率を割り当てられる場合、トークン・カウンタは、このタイム・スロットで減少する。トークン・カウンタ(TC)は、0<TC<最大値の間に限定される。したがって、セル内の移動機器特有のトークン・カウンタの分布は、セルの有効容量に関する負荷の優れた指標を提供する。
トークン・カウンタは、移動機器要求が満たされ得る等級を反映するので、セル容量の実際の値は、必要とされない。
セル過負荷の場合、すなわち、多数の移動機器が必要とされる最低ビット率をもはや提供され得ないとき、前記移動機器のトークン・カウンタは増加することになる。
空の移動機器バッファの場合、すなわち、前記移動機器をスケジュールする必要がない場合、前記移動機器のトークン・カウンタ値は、好ましくは、トークン・カウンタ負荷モニタリング機能によって考慮されないことになる。
トークン・カウンタの計算は、基地局スケジューラの部分でも、またはスケジューラ・アルゴリズムがトークン・カウンタ機構をサポートしない場合に、基地局内部の特定のトークン・カウンタ・ソフトウェア・モジュールとして実装されてもよい。後者の場合、必要とされる入力パラメータ、すなわち、基地局バッファ内に記憶されたスケジュールされたデータから計算される移動機器のビット率は、スケジューラによってトークン・カウンタ・ソフトウェア・モジュールに提供される。
トークン・カウンタ機構の最も重要なパラメータは、必要とされる最低ビット率MBRである。トークン・カウンタは、常にこのレートを受信することになる。なぜならば、そうでなければ、このユーザのスケジューリング重みを増大させ、強力に増やすからである。移動機器は、前述のトークン・カウンタについての方程式で、最低ビット率MBRは、伝送時間間隔の期間 TTIで乗じられて、それをこのサブフレーム内のユーザに割り当てられたデータ・ビットと比較することができる。最低ビット率の要件は、各伝送時間間隔 TTI内で満たされる必要はないが、長期で満たされる必要があることに留意することは重要である。この柔軟性は、総セル容量を増やすために、異なる移動機器のチャネル状態で多様性を活用することができるために重要である。
負荷指標としてトークン・カウンタの分布を使用するために、それより上で基地局が過負荷になる前記トークン・カウンタの分布の分位の閾値、すなわち移動機器のスケジューリングのための重み付け係数が定義される。
本発明の一実施形態で、一つの分位数に対する2つ以上の閾値が、異なる負荷指標によって表すことができる次第に増える負荷について測定を行うために定義可能である。
別の実施形態では、その上では基地局が過負荷になる、トークン・カウンタの専用値での確率密度関数の値の閾値が、単純に定義される。本実施形態の代替では、トークン・カウンタの専用値での確率密度関数の値の2つ以上の閾値が、異なる負荷指標によって表すことができる次第に増える負荷について測定を行うために定義可能である。
負荷モニタリングおよび制御のためにトークン・カウンタを使用する手段によって、過負荷状況の信頼できる検出が可能である。さらに、追加処理費用または追加測定能力に関する追加オーバヘッドは必要とされない。
本発明の実施形態によれば、移動機器によって使用されるリソースが判定され、使用されたリソースがリソース閾値を超えるかどうかが判定される。そうである場合、ソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバが、ソース・セルの基地局によって第2のハンドオーバ・トリガ信号を受信したときに、実行されることになる。本発明のいずれの実施形態でも、ソース・セルの基地局は、ターゲット・セルの基地局と異なっても、またはターゲット・セルの基地局と同一でもよいことに留意されたい。
本発明の実施形態によれば、ハンドオーバが第2のハンドオーバ・トリガ信号の後に実行された場合、ハンドオーバが第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後にソース・セルからターゲット・セルに実行されたという移動機器に関する情報が記憶される。言い換えれば、移動機器が負荷分散によりソース・セルからターゲット・セルにハンドオーバされたという情報が記憶される。そのような情報が記憶されるとき、ターゲット・セルからソース・セルに戻るハンドオーバは、あまり行われるべきでない。ハンドオーバは、たとえば、ターゲット・セルの基地局によってあまり行われるべきでない。ターゲット・セルの基地局は、ハンドオーバ・トリガ信号を送信するための閾値が、ソース・セルから移動機器によって受信される信号について増やされるように、移動機器を構成することができる。
本発明の実施形態によれば、情報が、ソース・セルによって生成され、ソース・セルの基地局で記憶される。情報は、次いで、ソース・セルからターゲット・セルに送信することができ、ターゲット・セルの基地局で記憶することができる。
別法として、情報は、移動機器内に記憶され、ソース・セルからターゲット・セルへのハンドオーバの後に、移動機器からターゲット・セルの基地局に送信される。
本発明の実施形態によれば、情報は、ソース・セルからターゲット・セルに移動機器の履歴リスト内で送信される。ターゲット・セルからソース・セルに戻されるハンドオーバは、履歴リスト内の最後から2番目に訪問されたセルがソース・セルである場合、あまり行われなるべきでない。
本発明の実施形態は、両方のセル内の負荷分散によりソース・セルとターゲット・セルの間でハンドオーバが恒久的に実行されることを避けるために有利である。移動機器が負荷分散理由によりソース・セルからターゲット・セルにハンドオーバされた場合、ソース・セルに戻るハンドオーバはあまり行われなるべきでない。たとえば、ターゲット・セル内の負荷分散理由によるソース・セルに戻るハンドオーバは、回避される。一般に、情報は、移動機器が負荷分散理由によりターゲット・セルにハンドオーバされたターゲット・セルにソース・セルまたは移動機器から送信されなければならない。ターゲット・セルは、この情報を記憶し、ソース・セルに戻るハンドオーバを抑制するために情報を使用する。
本発明の実施形態によれば、追加情報が、ソース・セルからターゲット・セルへの第2のハンドオーバ・トリガ信号によってトリガされるハンドオーバ手続き中にともに送信される。ソース・セルからターゲット・セルに送信される追加情報は、ソース・セルの第2の閾値および/またはソース・セル内のトラフィック負荷を含む。ターゲット・セルは、第2の閾値および/またはソース・セル内のトラフィック負荷を使用し、ハンドオーバを受諾することを決定する。ターゲット・セルの基地局は、ソース・セル内の過負荷の重大度に応じてハンドオーバ要求についてのその受諾決定を行う。たとえば、ターゲット・セルもまた過負荷である場合、負荷分散理由によるハンドオーバは、受諾され得ない。ソース・セル内の過負荷がターゲット・セル内の過負荷より高いと考えられる場合、ハンドオーバは、いずれにしても受諾され得る。
第2の閾値は、ソース・セル内のトラフィック負荷にしたがって調整することができるので、第1の閾値は、トラフィック負荷を示す値である。
別の態様で、本発明は、基地局装置に関する。基地局装置は、ソース・セル内のトラフィック負荷を判定するための手段を備える。ソース・セルは、基地局装置によって供される。基地局装置は、ソース・セル内のトラフィック負荷がトラフィック負荷閾値を上回る場合、およびターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第2の閾値を上回る場合に、基地局装置に第2のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように移動機器を構成するための手段をさらに備える。信号強度は、移動機器によって測定される。
さらに、基地局装置は、移動機器から第2のハンドオーバ・トリガ信号を受信するための手段と、第2のハンドオーバ・トリガ信号が基地局装置によって受信されるときに、ソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバが実行されるべきかどうかを判定するための手段とを備える。基地局装置は、ソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバを実行するための手段と、移動機器から第1のハンドオーバ・トリガ信号を受信するための手段とをさらに備える。ハンドオーバを実行するための手段は、第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後、および第1のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後に、ハンドオーバを実行するようになされている。
さらに別の態様で、本発明は、本発明の実施形態による基地局装置によって実行されるときに、本発明の実施形態による方法を基地局装置に実行させる命令を含むコンピュータ可読記憶媒体に関する。
以下で、本発明の実施形態が、図面を参照して、単に例示として、さらに詳しく説明される。
ソース・セルおよびターゲット・セルの信号強度、ならびに第1および第2のハンドオーバ・トリガ信号を送信するための閾値の概略的なグラフである。 本発明の実施形態による基地局装置のブロック図である。 本発明の実施形態による方法の流れ図である。
これらの図中の同様の番号を付された要素は、同一の要素であるか、同機能を実行する。前に論じられた要素は、その機能が同一である場合、後の図では必ずしも論じられない。
図1は、時間に依存したソース・セルおよびターゲット・セルの信号強度を示す概略図である。x軸は時間を表し、y軸は信号強度を表す。図示された信号強度は、ソース・セルからターゲット・セルに向かって移動している移動機器に対応する。ターゲット・セルの信号強度は、時間が経つと増え、一方、ソース・セルの信号強度は、時間が経つと減る。第1の時点で、ターゲット・セルの信号強度は、ソース・セルの信号強度より高く、ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差は、第2の閾値100よりも大きい。トリガするための第1の時間TTT1はこの時点で開始し、TTT1の最後に、第2のハンドオーバ・トリガ信号が移動機器からソース・セルに送信される。第2のハンドオーバ・トリガ信号は、時点102に送信される。
時点102の後、時間周期104が開始する。これは、ソース・セルの基地局が、移動機器のハンドオーバがターゲット・セルに対して行われるべきかどうかを判定するときの時間周期である。この時間周期に、ソース・セルの基地局は、ソース・セル内のトラフィック負荷と移動機器によって生成されるトラフィック負荷を考慮する。ハンドオーバが負荷分散に基づいて実行されるべき場合にのみ、第1のハンドオーバ指令(#1)107がソース・セルから移動機器に送られる。
移動機器は、ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第1の閾値105を上回るときに、第1のハンドオーバ・トリガ信号を送信する。トリガするための第2の時間TTT2はこの時点で開始し、TTT2の最後に、第1のハンドオーバ・トリガ信号が移動機器からソース・セルに送信される。第1のハンドオーバ・トリガ信号は、時点106に送信される。
ハンドオーバが負荷分散に基づいて行われなかった場合、第2のハンドオーバ指令(#2)108が、ソース・セルから移動機器に送られる。
前述の第2の閾値は、ソース・セルが高いトラフィック負荷を被るときにのみ適用される。ソース・セルが低いトラフィック負荷を有するとき、第1の閾値のみが、ターゲット・セルへのハンドオーバを実行するために使用される。第2の閾値は、負荷分散のために使用される。負荷分散のためのハンドオーバ・パラメータの調整は、もはや必要ではない。
図2は、基地局装置200のブロック図である。基地局装置200は、プロセッサ204、データ記憶装置206、およびアンテナ210を備える。プロセッサ204は、データ記憶装置206に記憶されたコンピュータ可読プログラム命令208を読み取るようになされている。さらに、基地局200は、アンテナ210を介して移動機器と信号を交換するようになされている。基地局装置200はさらに、別の基地局装置と信号を交換するためのインターフェース212を備える。ソース・セル内のトラフィック負荷は、たとえば、プログラム命令208を実行するプロセッサ204によって判定され得る。プロセッサ204はまた、移動機器にアンテナ210を介して信号を送信するようになされている。信号は、ソース・セル内のトラフィック負荷がトラフィック負荷閾値を上回る場合、およびターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第2の閾値を上回る場合に、基地局装置200に第2のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように移動機器を構成する。ソース・セルは基地局装置200によって供されることに留意されたい。ターゲット・セルはまた、基地局装置200によって供され得るが、これは必須ではない。
基地局装置200は、アンテナ210を介して移動機器から信号を受信することができる。第2のハンドオーバ・トリガ信号がアンテナ210を介して移動機器から受信されるとき、プロセッサ204は、ターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバが実行されるべきかどうかを判定する。プロセッサ204は、このステップで、ソース・セル内の一般的トラフィック負荷および移動機器によって生成されるトラフィック負荷を考慮することができる。プロセッサ204がハンドオーバがターゲット・セルに実行されるべきことを判定するとき、信号がアンテナ210を介してソース・セルから移動機器に送信され、信号は、ハンドオーバの実行を示す。加えて、ハンドオーバの実行を示す信号は、ターゲット・セルに送信される。ターゲット・セルが別の基地局によって供される場合、この信号は、インターフェース212を介して送信される。
第1のハンドオーバ・トリガ信号は、アンテナ210を介して移動機器から受信することができ、プロセッサ204は、次いで、第2のハンドオーバ・トリガ信号に関して既に説明したように、移動機器におよびターゲット・セルの基地局に信号を送信することができる。
図3は、本発明の実施形態による方法の流れ図である。ソース・セルの基地局は、ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第1の閾値を上回るときにソース・セルの基地局に第1のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように移動機器を構成する。構成するステップは、図3でステップS0と称される。
ステップS1で、ソース・セル内のトラフィック負荷が判定され、トラフィック負荷がトラフィック負荷閾値を上回るかどうかが判定される。そうである場合、ソース・セルの基地局は、ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第2の閾値を上回るときにソース・セルの基地局に第2のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように移動機器を構成する。構成するステップは、図3でステップS2と称される。
ステップS3で、ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第2の閾値を上回るかどうかが判定される。これらの信号強度は、両方とも、移動機器によって測定される。そうである場合、第2のハンドオーバ・トリガ信号が、ステップS4で、移動機器からソース・セルの基地局に送信される。その後、ステップS5で、ソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバがステップS5で実行されるべきかどうかがソース・セルの基地局によって判定される。基地局がハンドオーバを実行することを判定するとき、ハンドオーバがステップS6で実行される。ステップS3での判定が否定であるとき、移動機器は、再びステップS3に入る。
ステップS1およびS5での判定が否定であるとき、S8内で、ターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第1の閾値を上回るかどうかが判定される。それらの信号強度は、両方とも、移動機器によって測定される。そうである場合、第1のハンドオーバ・トリガ信号が、ステップS7で、移動機器からソース・セルの基地局に送信され、その後に、ハンドオーバが、ステップS6で実行される。ステップS8での判定が否定であるとき、移動機器は再びステップS8に入る。
100 第2の閾値
102 第2のハンドオーバ・トリガ信号の時点
104 時間周期
105 第1の閾値
106 第1のハンドオーバ・トリガ信号の時間周期
107 ハンドオーバ指令
108 ハンドオーバ指令
200 基地局装置
204 プロセッサ
206 データ記憶装置
208 プログラム命令
210 アンテナ
212 インターフェース

Claims (14)

  1. セルラ・ワイヤレス通信ネットワークにおいてソース・セルからターゲット・セルへの移動機器のハンドオーバを実行するための方法であって、
    該ソース・セル内のセル・トラフィック負荷がセル・トラフィック負荷閾値を上回るかどうかを判定するステップ(S1)と、
    該ソース・セル内の該セル・トラフィック負荷がセル・トラフィック負荷閾値を上回らない場合において、該移動機器によって測定された該ターゲット・セルの信号強度と該ソース・セルの信号強度の差が第1の閾値(105)を上回るとき、該ソース・セルに第1のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように該移動機器を構成するステップと、
    該セル・トラフィック負荷が該セル・トラフィック負荷閾値を上回る場合、該移動機器によって測定された該ターゲット・セルの信号強度と該ソース・セルの信号強度の差が第2の閾値(100)を上回るときに、第2のハンドオーバ・トリガ信号を該ソース・セルに送信するように該移動機器を構成するステップであって、該第1の閾値が該第2の閾値より大きい、ステップと、
    該第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後に該ソース・セルから該ターゲット・セルへの該ハンドオーバが実行された場合に、該第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後に該ソース・セルから該ターゲット・セルへの該ハンドオーバが実行されたという該移動機器に関する情報を記憶するステップと、
    該情報が記憶される場合に、該ターゲット・セルから該ソース・セルに戻すハンドオーバを抑制するステップとを含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    該ソース・セルにおいて該移動機器によって生成される移動機器トラフィック負荷を判定するステップと、
    該移動機器トラフィック負荷が、移動機器トラフィック負荷閾値よりも高いかどうかを判定するステップと、
    該第2のハンドオーバ・トリガ信号が該ソース・セルによって受信されるとき、該移動機器トラフィック負荷が該移動機器トラフィック負荷閾値より高い場合に、該ソース・セルから該ターゲット・セルへの該移動機器のハンドオーバを実行するステップとをさらに含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、
    該移動機器トラフィック負荷が、該移動機器によって必要とされる最低ビット率によって判定される、方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法において、
    該第2のハンドオーバ・トリガ信号が、該移動機器の近傍に置かれた少なくとも1つのセルを示し、該少なくとも1つのセルが該ターゲット・セルを含む、方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法において、
    該移動機器の位置が、該ソース・セルによって判定され、該第2のハンドオーバ・トリガ信号が、該移動機器の該位置が該ソース・セルの中心領域の外側にある場合にのみ送信される、方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法において、
    該ソース・セル内の該セル・トラフィック負荷が減るときに、該第2の閾値が増やされ、該ソース・セル内の該セル・トラフィック負荷が増えるときに、該第2の閾値が減らされる、方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法において、
    該ソース・セル内の該セル・トラフィック負荷が、該ソース・セル内の複数の移動機器をスケジュールするための重み付け係数を使用することによって判定され、該複数の移動機器が該移動機器を含み、該移動機器をスケジュールするための該重み付け係数が、該移動機器の伝送ビット率に対する必要とされる最低ビット率の関係に依存する、又は該必要とされる最低ビット率と該移動機器の該伝送ビット率の比率に依存する、方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法において、
    該移動機器によって使用されるリソースを判定するステップと、
    該使用されるリソースがリソース閾値を超えるかどうかを判定するステップと、
    該第2のハンドオーバ・トリガ信号が該ソース・セルによって受信されるときに、該使用されるリソースがリソース閾値を超える場合に、該ソース・セルから該ターゲット・セルへの該移動機器のハンドオーバを実行するステップとをさらに含む、方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法において、
    該情報が、該ソース・セルによって生成され、該ソース・セルの基地局で記憶され、該ソース・セルから該ターゲット・セルに送信され、該ターゲット・セルの基地局で記憶される、方法。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法において、
    該情報が、該移動機器に記憶され、該情報が、該移動機器から該ターゲット・セルに送信される、方法。
  11. 請求項9に記載の方法において、
    該情報が、該移動機器の履歴リスト内で送信され、該履歴リスト内の最後から2番目に訪問されたセルが該ソース・セルである場合に、該ターゲット・セルから該ソース・セルに戻される該ハンドオーバを抑制する、方法。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の方法において、
    追加情報が、該ソース・セルから該ターゲット・セルへの該第2のハンドオーバ・トリガ信号によってトリガされる該ハンドオーバ手続き中に送信され、該追加情報が、
    該第2の閾値、及び、
    該ソース・セル内の該トラフィック負荷のうちの少なくとも1つを含み、
    該ターゲット・セルが、該第2の閾値及び該ソース・セル内の該トラフィック負荷のうちの少なくとも1つを使用し、該ハンドオーバを受諾することを決定する、方法。
  13. 基地局装置(200)であって、
    該基地局装置によって供されるソース・セル内のセル・トラフィック負荷がセル・トラフィック負荷閾値を上回るかどうかを判定するための手段(204)と、
    該ソース・セル内の該セル・トラフィック負荷がセル・トラフィック負荷閾値を上回らない場合において、移動機器によって測定されたターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第1の閾値(105)を上回るとき、ソース・セルに第1のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように移動機器を構成するための手段と、
    移動機器から該第1のハンドオーバ・トリガ信号を受信するための手段(210)と、
    該セル・トラフィック負荷が該セル・トラフィック負荷閾値を上回る場合において、該移動機器によって測定されたターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第2の閾値(100)を上回るときに、ソース・セルに第2のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように移動機器を構成するための手段であって、該第1の閾値が該第2の閾値より大きい、手段と、
    移動機器から該第2のハンドオーバ・トリガ信号を受信するための手段(210)と、
    該第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後にソース・セルからターゲット・セルへのハンドオーバが実行された場合に、該第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後にソース・セルからターゲット・セルへの該ハンドオーバが実行されたという移動機器に関する情報を記憶するための手段と、
    該情報が記憶される場合に、ターゲット・セルからソース・セルに戻されるハンドオーバを抑制するための手段とを備える、基地局装置(200)。
  14. 命令(208)を含むコンピュータ可読記憶媒体(206)であって、該命令(208)は、基地局装置(200)によって実行されるときに、該基地局装置に、
    ソース・セル内のセル・トラフィック負荷がセル・トラフィック負荷閾値を上回るかどうかを判定するステップ(S1)と、
    該ソース・セル内の該セル・トラフィック負荷がセル・トラフィック負荷閾値を上回らない場合において、該移動機器によって測定されたターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第1の閾値(105)を上回るときに、ソース・セルに第1のハンドオーバ・トリガ信号を送信するように移動機器を構成するステップと、
    該セル・トラフィック負荷が該セル・トラフィック負荷閾値を上回る場合において移動機器によって測定されたターゲット・セルの信号強度とソース・セルの信号強度の差が第2の閾値(100)を上回るときに、第2のハンドオーバ・トリガ信号をソース・セルに送信するように移動機器を構成するステップであって、該第1の閾値が該第2の閾値より大きい、ステップと、
    該第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後にソース・セルからターゲット・セルへのハンドオーバが実行された場合、該第2のハンドオーバ・トリガ信号の受信の後にソース・セルからターゲット・セルへのハンドオーバが実行されたという移動機器に関する情報を記憶するステップと、
    該情報が記憶される場合に、ターゲット・セルからソース・セルに戻されるハンドオーバを抑制するステップとを実行させる、コンピュータ可読記憶媒体(206)。
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