JP5685165B2 - 発電プラント及びその発電出力増加方法 - Google Patents
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Description
ボイラ1によって発生した高圧蒸気は、主蒸気配管1aを介して高圧タービン2Aに供給され、高圧タービン2Aを回転させる。高圧タービン2Aで膨張した蒸気は、蒸気配管を通って再びボイラ1に導入され再熱された後、高温再熱蒸気配管1bを通って中圧タービン2Bに供給され、中圧タービン2Bを回転させる。中圧タービン2Bで膨張した蒸気は、蒸気配管1cを通って低圧タービン2Cに供給され、低圧タービン2Cを回転させる。このことにより、蒸気タービン2に連結される発電機3にて電力が発生する。主蒸気配管1aには、主蒸気流量を検知する流量センサ5が設けられている。流量センサ5が検知した主蒸気流量信号は制御装置4に入力されている。
図2において、ステップ(S1)は、電力系統における系統周波数低下の発生を示す。次に、ステップ(S2)では、この電力系統の周波数を監視している、例えば中央給電所100などから3%出力上昇指令が発電プラントに出力されることを示している。
ステップ(S31)では、例えば、第1〜第5中低圧タービン抽気弁10A〜10D,12の隣り合わない2つのタービン抽気弁と脱気器水位調節弁8を一定の比率で一定開度まで絞り込む。本実施の形態においては、第3低圧タービン抽気弁10Cと第5中圧タービン抽気弁12とを一定の変化率で閉制御する。
信号発生器20は、発電プラントの定格主蒸気流量の103%相当の信号が設定されている。比較演算器21は、流量センサ5からの主蒸気流量信号5Aiを第1入力、信号発生器20の出力信号を第2入力として入力し、第1入力<第2入力のときにディジタル出力信号21Doとして1を出力する。
関数発生器24Aは、流量センサ5からの主蒸気流量信号5Aiを入力し、この入力に対する第3低圧タービン抽気弁10Cの設定開度を出力特性として設定している。関数発生器24Aの出力信号は、アナログスイッチ26Aの第1入力に入力されている。
関数発生器24Bは、流量センサ5からの主蒸気流量信号5Aiを入力し、この入力に対する第5中圧タービン抽気弁12の設定開度を出力特性として設定している。関数発生器24Bの出力信号は、アナログスイッチ26Bの第1入力に入力されている。
脱気器水位調節弁指令切換部4Dには、上位の制御装置である主制御装置200からの脱気器水位調節弁指令が入力され、アナログ入力信号200Aiに変換される。このアナログ信号200Aiは、アナログスイッチ26Cの第1入力に入力されている。
まず、通常の運転状態(定格負荷運転)の場合について説明する。
図3のトリガ信号演算部4Aにおいて、出力上昇指令信号100Diが1となることから、論理積演算器22の第1及び第2入力が1となる。このことにより、論理積演算器22のディジタル出力信号22Doが1を出力し、復水絞り運転が開始される。
本実施の形態においては、脱気器水位調節弁指令切換部4Dの変化率制限器27Cの設定値を20%/秒に設定した点が、上述した一実施の形態と異なる。つまり、第3低圧タービン抽気弁10Cと第5中圧タービン抽気弁12と脱気器水位調節弁8の復水絞り動作時の絞り速度を同一にしている。
2 タービン
2A 高圧タービン
2B 中圧タービン
2C 低圧タービン
3 発電機
4 制御装置
6 復水器
7 復水ポンプ
8 脱気器水位調節弁
9A 第1低圧ヒータ
9C 第3低圧ヒータ
10A 第1低圧抽気弁
10C 第3低圧抽気弁
11 脱気器
12 第5中圧抽気弁
13 給水ポンプ
Claims (5)
- 蒸気を発生する蒸気発生装置と、前記蒸気発生装置で発生した蒸気により駆動するタービンと、前記タービンに連結されて発電する発電機と、前記タービンから排出された蒸気を復水にする復水器と、前記復水器からの復水を昇圧する復水ポンプと、前記復水ポンプで昇圧された復水を加熱する複数のヒータと、前記ヒータで加熱された復水を加熱脱気する脱気器と、前記脱気器からの復水を昇圧して前記蒸気発生装置へ供給する給水ポンプと、前記脱気器の復水系統の上流側に設けられ前記脱気器の水位を調節する脱気器水位調節弁と、前記タービンの各段から蒸気を抽気して、前記複数のヒータと脱気器へ抽気蒸気を供給する複数のタービン抽気弁とを備えた発電プラントにおいて、
発電機出力の急速増加要求指令に対し、前記複数のタービン抽気弁のうち蒸気の流れ順において前記タービンからの抽気位置が隣り合わない2つのタービン抽気弁と前記脱気器水位調節弁とを一定の速度で一定開度まで閉動作させる復水絞り制御を行う制御装置を備える
ことを特徴とする発電プラント。 - 請求項1に記載の発電プラントにおいて、
前記制御装置は、前記復水絞り制御の際に、前記複数のタービン抽気弁のうち蒸気の流れ順において前記タービンからの抽気位置が隣り合わない2つのタービン抽気弁と前記脱気器水位調節弁とによって絞られる抽気流量と復水流量の絞り速度を同程度とする開度制御をおこなう
ことを特徴とする発電プラント。 - 請求項1に記載の発電プラントにおいて、
前記タービンは、少なくとも低圧タービンを備え、
前記ヒータは、複数の低圧ヒータを備え、
前記タービン抽気弁は、複数の低圧タービン抽気弁を備え、
前記制御装置は、前記復水絞り制御の際に、前記複数の低圧タービン抽気弁のうち蒸気の流れ順において前記タービンからの抽気位置が隣り合わない2つのタービン抽気弁、と前記脱気器水位調節弁とによって絞られる抽気流量と復水流量の絞り速度を同程度とする開度制御をおこなう
ことを特徴とする発電プラント。 - 請求項1に記載の発電プラントにおいて、
前記タービンは、少なくとも中圧タービンと低圧タービンとを備え、
前記タービン抽気弁は、前記低圧タービンに接続する複数の低圧タービン抽気弁と、前記中圧タービンに接続する複数の中圧タービン抽気弁とを備え、
前記制御装置は、前記復水絞り制御の際に、前記複数の中低圧タービン抽気弁のうち蒸気の流れ順において前記タービンからの抽気位置が隣り合わない2つのタービン抽気弁、と前記脱気器水位調節弁とによって絞られる抽気流量と復水流量の絞り速度を同程度とする開度制御をおこなう
ことを特徴とする発電プラント。 - 蒸気を発生する蒸気発生装置と、前記蒸気発生装置で発生した蒸気により駆動するタービンと、前記タービンに連結されて発電する発電機と、前記タービンから排出された蒸気を復水にする復水器と、前記復水器からの復水を昇圧する復水ポンプと、前記復水ポンプで昇圧された復水を加熱する複数のヒータと、前記ヒータで加熱された復水を加熱脱気する脱気器と、前記脱気器からの復水を昇圧して前記蒸気発生装置へ供給する給水ポンプと、前記脱気器の復水系統の上流側に設けられ前記脱気器の水位を調節する脱気器水位調節弁と、前記タービンの各段から蒸気を抽気して、前記複数のヒータと脱気器へ抽気蒸気を供給する複数のタービン抽気弁とを備えた発電プラントの出力増加方法において、
発電機出力の急速増加要求指令に対し、前記複数のタービン抽気弁のうち蒸気の流れ順において前記タービンからの抽気位置が隣り合わない2つのタービン抽気弁と前記脱気器水位調節弁とを一定の速度で一定開度まで閉動作制御させて、前記タービンの後続段の蒸気流量増加を低減させる
ことを特徴とする発電プラントの出力増加方法。
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