JP5684267B2 - アドホックベニューキャストサービスのための方法および装置 - Google Patents

Description

背景

移動電話機ハンドセットおよび他の端末のような、電子デバイスは、ブロードキャスト、マルチキャストまたはユニキャストによって、スポーツ、エンターテイメント、情報番組または他のマルチメディアコンテンツアイテムのような、さまざまなマルチメディアコンテンツアイテムを受信するように構成され得る。

テーマパークや、ショッピングモールや、スタジアムや、貿易展示会や、会議や、キャンパスや、クルーズ船や、コンサートホールや、空港や、博物館や、博覧会のようなベニュー（ｖｅｎｕｅ）への訪問者は、ベニュー内に、おびただしい量の、関心のあるアトラクションまたはアイテムのオプションを有することが多い。そのため、これらの訪問者は、ベニュー関連情報に対する要望を有することが多い。従来のブロードキャスティングにおいて、ブロードキャストコンテンツの最も小さいアドレス指定可能なエリアは、規定された地理的領域をカバーするローカルエリアオペレーショナルインフラストラクチャ（ＬＯＩ）である。例えば、最も小さいＬＯＩは一般に、メトロポリタン領域に対応する。

大きな地理的エリアに対するあらゆるブロードキャストと同様に、ブロードキャストエリア内にさまざま関心を有する消費者へのコンテンツに対処する際に困難が生じる。それゆえに、ベニュー特定情報を、より小さいベニューエリア内の消費者に向けることができるように、ベニュースケールで送信するサービスに対する必要性が存在する。

移動ブロードキャストは、消費者に魅力的なサービスを可能にする技術であり、魅力的なサービスの中で、主なアプリケーションのいくつかは、クリップキャストおよびデータキャストによる、移動ＴＶ、移動広告および最新メディアの配信を含む。しかしながら、スケジュールされたブロードキャストコンテンツは、予期しないコンテンツの生成および送信を可能にしない。したがって、時宜を得た方法で、ベニュー特定情報を配信する、よりインタラクティブの方法に対する必要性が存在する。

概要

１つ以上の観点の基本的な理解を提供するために、以下の記述は、そのような観点の単純化した概要を与える。この概要は、考えられるすべての観点の広範な概観ではなく、すべての観点の主なまたは重要な要素を識別するようにも、いくつかのまたはすべての観点の範囲を詳細に描写するようにも向けられていない。その唯一の目的は、後に与えられるより詳細な説明に対するプレリュードとして、単純化した形態で１つ以上の観点のいくつかの概念を与えることである。

明細書中で記述される観点は、特定のベニューに適用される、ユーザにより生成されるまたはリアルタイムのブロードキャストの利益を可能にする。

観点は、ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックベニューキャストコンテンツを提供する方法を含み、方法は、ベニューコンテンツサーバにおいて、ベニュー内の第１のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信することと、アドホックコンテンツを処理することと、ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、アドホックコンテンツの利用可能性を通知することと、ベニュー内の複数の受信機にアドホックコンテンツを送信することとを含む。

方法はさらに、ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、アドホックコンテンツの送信の終了を通知すること、送信に先立って、アドホックコンテンツをバッファリングすること、アドホックコンテンツを処理することに先立って、第１のアクセス端末がアドホックベニューキャストコンテンツを生成させる権限があることを確認すること、アドホックコンテンツを処理することに先立って、第１のアクセス端末の位置がベニューの境界内であること、スケジュールされているベニューコンテンツの送信と関連付けてアドホックコンテンツを送信すること、第１のチャネル上で、スケジュールされているベニューコンテンツを送信することと、第２のチャネル上で、アドホックコンテンツを送信すること、アドホックコンテンツの送信の表示を有するサービスガイド生成させること、ウェブサイトによってダウンロードするように、そのようなサービスガイドを提供すること、複数の受信アクセス端末に、そのようなサービスガイドを定期的に送信すること、アドホックコンテンツの受信前に、アクセス端末に、アドホックベニューコンテンツを生成させる権限を与えること、アドホックコンテンツを受信すると、加入の申し出をアクセス端末に送信すること、加入の申し出の受け入れを受信すること、加入に基づいて、アクセス端末にアドホックベニューコンテンツを生成させる権限を与えること、のいずれかを含んでいてもよい。

さらなる観点は、アドホックコンテンツの利用可能性の通知を提供し、通知はサービスガイドの定期的な送信の間に提供され、通知は、制御チャネルによって配信されるベニュー情報ブロックであることを含んでいてもよい。ベニュー情報ブロックは、マルチキャスト（ＭＡＴＩ）アドレッシングを使用して配信されてもよい。

さらなる観点は、アドホックコンテンツの送信を終了することを含んでいてもよく、終了は、受信したユニキャストアドホックコンテンツの終了に基づいているか、または、終了は、ベニューコンテンツサーバにおいて決定される時間制限に基づいている。

さらなる観点は、ベニューコンテンツサーバにおいて、ベニュー内の第２のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信すること、第１および第２のアクセス端末からのアドホックコンテンツを異なるチャネル上で送信すること、または、第１および第２のアクセス端末からのアドホックコンテンツを結合すること、結合されたアドホックコンテンツを単一のチャネル上で送信することを含んでいてもよい。

さらなる観点は、コンピュータ読み取り可能媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトを含んでいてもよく、コンピュータ読み取り可能媒体は、ベニューコンテンツサーバにおいて、ベニュー内の第１のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツをコンピュータに受信させるためのコードと、アドホックコンテンツをコンピュータに処理させるためのコードと、ベニュー内の複数の受信アクセス端末にアドホックコンテンツの利用可能性を、コンピュータに通知させるためのコードと、ベニュー内の複数の受信アクセス端末にアドホックコンテンツを、コンピュータに送信させるためのコードとを含む。

観点はさらに、ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックベニューキャストコンテンツを提供する装置を含んでいてもよく、装置は、ベニューコンテンツサーバにおいて、ベニュー内の第１のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信する手段と、アドホックコンテンツを処理する手段と、ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、アドホックコンテンツの利用可能性を通知する手段と、ベニュー内の複数の受信機に前記アドホックコンテンツを送信する手段とを備える。

観点はさらに、ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックベニューキャストコンテンツを提供するベニューキャストシステムを含んでいてもよく、システムは、ベニューコンテンツサーバにおいて、ベニュー内の第１のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信する受信機と、アドホックコンテンツを処理するプロセッサと、ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、アドホックコンテンツの利用可能性を通知し、ベニュー内の複数の受信アクセス端末にアドホックコンテンツを送信する送信機とを備える。

観点はさらに、アドホックベニューキャストコンテンツを受信する移動デバイスを含んでいてもよく、移動デバイスは、ベニューキャスト送信を受信する受信機と、ベニューキャストサービスの利用可能性を発見するベニューキャスト発見コンポーネントと、ベニューキャストサービスガイドを処理するプロセッサと、アドホックベニューキャストコンテンツの前記利用可能性に関する通知を監視するモニターであって、通知は、サービスガイドから分かれて受信される、モニターと、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示するディスプレイとを備える。

さらなる観点は、複数のベニューキャストチャネルのうちの１つを選択する通信コンポーネントと、アドホックベニューキャストコンテンツの受信を選択するユーザインターフェースと、ウェブサイトを介してサービスガイドをダウンロードするユーザインターフェースと、アドホックベニューキャストコンテンツを生成させるアドホックコンテンツ生成コンポーネントと、ユニキャストによって、アドホックベニューキャストコンテンツをベニューキャストネットワークに送信する送信機と、ベニューキャストネットワークに加入して、アドホックベニューキャストコンテンツを送信する許可を受信するユーザインターフェースと、のいずれかを含んでいてもよい。

観点はさらに、移動デバイスにおいてアドホックベニューキャストコンテンツを受信する方法を含んでいてもよく、方法は、ベニューキャスト送信を受信することと、ベニューキャストサービスの利用可能性を発見することと、ベニューキャストサービスガイドを処理することと、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する通知を監視し、通知は、前記サービスガイドから分かれて受信されることと、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示することとを含む。

観点はさらに、アドホックベニューキャストコンテンツを受信する移動デバイスを含み、移動デバイスは、ベニューキャスト送信を受信する手段と、ベニューキャストサービスの利用可能性を発見する手段と、ベニューキャストサービスガイドを処理する手段と、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する通知を監視する手段であって、通知は、サービスガイドから分かれて受信される、手段と、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示する手段とを備える。

観点はさらに、コンピュータ読み取り可能媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトを含んでいてもよく、コンピュータ読み取り可能媒体は、ベニューキャスト送信をコンピュータに受信させるためのコードと、ベニューキャストサービスの利用可能性をコンピュータに発見させるためのコードと、ベニューキャストサービスガイドをコンピュータに処理させるためのコードと、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する通知をコンピュータに監視させるためのコードであって、通知は、サービスガイドから分かれて受信されるコードと、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性をコンピュータに表示させるためのコードとを含む。

先のおよび関連する目的を達成するために、１つ以上の観点は、以下で十分に記述し、特に特許請求の範囲において示す特徴を備えている。以下の記述および添付図面は、１つ以上の観点のいくつかの例示的な観点を詳細に示す。しかしながら、これらの観点は、さまざまな観点の原理を用いることができるさまざまな方法のうちのほんのいくつかを表すにすぎず、本記述は、このようなすべての観点およびそれらの均等物を含むように向けられている。

添付図面とともに、開示した観点を以下で説明する。図面は、開示した観点を図示するために提供され、開示した観点を制限するものではない。図面において、同様の名称は、同様の要素を表す。
図１は、マルチモード移動デバイスを使用する消費者に対してアドホックベニューキャストサービスを可能にする移動ブロードキャストシステムのブロックダイヤグラムである。 図２は、アドホックベニューキャストデータを生成させるユーザと、ベニューキャストシステムと、ベニューキャストを受信するユーザとの間のトラフィックフローの配信ダイヤグラムを描写する。 図３は、アドホックベニューキャストデータを生成させるユーザと、ベニューキャストシステムと、ベニューキャストを受信するユーザとの間のトラフィックフローの別の配信ダイヤグラムを描写する。 図４は、アドホックベニューキャストデータを生成させるユーザと、ベニューキャストシステムと、ベニューキャストを受信するユーザとの間のトラフィックフローの別の配信ダイヤグラムを描写する。 図５Ａは、アドホックベニューキャストデータを生成させるユーザと、ベニューキャストシステムと、ベニューキャストを受信するユーザとの間のトラフィックフローを描写する。 図５Ｂは、アドホックベニューキャストデータを生成させるユーザと、ベニューキャストシステムと、ベニューキャストを受信するユーザとの間のトラフィックフローを描写する。 図６は、コンテンツのタイプに有利に注釈をつける一方で、ワイドエリアおよびベニューキャストコンテンツの間でシームレスなユーザ経験を提供する移動通信デバイスのユーザインターフェースの描写を図示する。 図７は、静的なＢＣＭＣＳシステムを活用するベニューキャストシステムのブロックダイヤグラムを描写する。 図８は、ベニューキャストサービスガイド構造を図示する。 図９は、アドホックベニューキャストコンテンツを生成させ、ベニューキャストコンテンツを受信するコンピュータデバイスを図示する。 図１０は、アドホックベニューキャストコンテンツを受信およびブロードキャストするネットワークコンポーネントを図示する。

詳細な説明

記述した観点は、ベニュー送信システムにより、スケジュールされていない、コンテンツのアドホック配信を受信でき、そのようなアドホックコンテンツを配信でき、その結果、ベニュー関連情報をベニュー訪問者に提供できる、ベニューに関係付けられている地理的スケールでの送信サービスを提供する。ベニュー送信は、ここでは区別なく、ベニューキャストとも呼ばれる。その全体の内容が参照によりここに組み込まれている、“ベニューレベルの送信およびサービスを提供および受信する装置および方法”と題する同時継続中の出願は、スケジュールされているベニュー関連情報を送信するベニューキャストシステムの観点を記述している。

図面を参照して、さまざまな観点をこれから説明する。以下の記述において、説明のために、多数の特定の詳細が、１つ以上の観点の完全な理解を提供するために示される。しかしながら、これらの特定の詳細なしで、そのような観点を実施できることが明白であるかもしれない。

図１を参照すると、移動ブロードキャストシステム１００は、ベニューカバレッジエリア１０１に対して、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャスト技術を利用してローカルデータアクセスポイント１１６によって提供されるベニューキャストサービス１０２を可能にする。ベニューキャストサービスは、マルチモード移動デバイス１０４を使用する消費者に対してブロードキャストネットワーク１０８により提供される移動ブロードキャストサービス１１２と統合されていてもよい。いくつかの観点において、例えば、ベニューキャストシステム１０２は、静的ブロードキャストおよびマルチキャストサービス（ＢＣＭＣＳ）を活用できる。代わりに、または、加えて、ベニューキャストサービス１０２は、エアリンク効率を最大にするために、ユニキャスト、動的ＢＣＭＣＳおよび適応性のあるリソース割振りを組み合せることができ、サービスの柔軟性を向上させるために、ベニューアプリケーションダウンロードのような、動的なオンサイトのサービス機能を可能にする。

ベニューキャストコンテンツは、ベニュー特定ネットワークのワイヤレスネットワーク１２６を介して、ベニューキャストコンテンツプロバイダ１２８によってアクセスポイント１１６に提供される。アクセスポイント１１６は、例えば、ベニューキャストチャネル１３２によって、１つ以上の移動デバイス１０４にベニューキャストコンテンツを送信する。基礎をなすローカルエリアネットワークまたはベニュー特定ネットワークは、ＷＡＮまたはホットスポットの配備とすることができる。

ベニューキャストコンテンツは、予め記録されているコンテンツまたはスケジュールされているライブビデオの供給のような、スケジュールされているベニューキャストコンテンツであってもよい。さらに、ベニューキャストコンテンツは、アドホックタイプのリアルタイムのベニュー特定コンテンツを含んでいてもよい。アドホックベニューキャストイニシエータ１５０は、ユニキャスト１５１によってベニューＡＰ１１６にコンテンツを送信することによって、アドホックベニューキャストコンテンツの配信を開始してもよい。アドホックコンテンツは、ローカル移動データネットワーク１２６に送信され、ベニューキャストコンテンツプロバイダ１２８に送信される。アドホックコンテンツは、バッファリングされ、処理され、ベニューキャストシステムによってブロードキャストされるために準備されてもよい。

ベニュー内の移動デバイス１０４がワイドエリア信号の受信と干渉せずにベニューキャストを受信できるように、ベニューキャストが構成されていてもよい。ワイドエリアコンテンツは、ワイドエリアメディアブロードキャストネットワーク（例えば、ＭｅｄｉａＦＬＯ（登録商標）システム）１０８によって管理されるワイドエリアコンテンツプロバイダ１０６から受信され得る。ワイドエリアブロードキャスト送信機１１０は、移動テレビジョンチャネルを含んでいるブロードキャスト１１２を移動デバイス１０４に送信する。１つの観点において、このワイドエリアメディアブロードキャスト１１２は、複数のメディアチャネル１１４（例えば、オーディオ、ビデオなど）を含んでいてもよい。

ベニューカバレッジエリア１０１において、移動デバイス１０４は、ワイドエリアチャネル１１４およびベニューキャストチャネル１３２の両方を受信し、処理し、切り換えるように動作可能であってもよく、ワイドエリアコンテンツおよびベニューキャストコンテンツの両方をユーザが経験することを可能にする。したがって、記述した観点は、移動デバイス１０４が、異なるブロードキャスト送信によるワイドエリアコンテンツとともに、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャスト送信によるベニューキャストコンテンツへのアクセスを有するシームレスなユーザ経験を提供することを可能にする。

そのようなベニューキャスト送信の利用可能性は、電子サービスガイド（ＥＳＧ）においてアドバタイズされてもよく、電子サービスガイド（ＥＳＧ）は、ここでは区別なくサービスガイド（ＳＧ）とも呼ばれ、サービスガイド（ＳＧ）は、プログラムにおける変更の頻度に基づいて定期的に更新される。ＳＧは、大規模であるかもしれず、著しい量のベニューキャストエアリンクを必要とするかもしれないことから、ＳＧの更新サイクルは、割り振られている最大の帯域幅に依存してもよい。したがって、頻繁な更新に対する要望は、エアリンク上の負荷を低減させる要望とバランスを取られなければならない。

ＳＧは、現在利用可能である任意のアドホックベニューキャストチャネルに関する情報を含む。サービスガイド中で受信される情報は、デバイス１０４によって使用されて、移動デバイス１０４に対して現在利用可能であるコンテンツのチャネルを識別するユーザインターフェースＵＩが生成されてもよい。利用可能な各チャネルに対して、ＵＩは、チャネルタイプ（例えば、ローカルベニューまたはワイドエリア）を示すだけでなく、メディアタイプに関しても示してもよい。ＵＩはまた、チャネルがユーザにより生成されたコンテンツを含んでいるかどうかを示してもよい。

ベニューキャストチャネル１３２を受信するために、移動デバイス１０４は、ベニューキャスト発見コンポーネント１３６により有利に補強され、ベニューキャスト発見コンポーネント１３６は、ベニュー補足サービスガイド（ＳＧ）１３８の利用可能性を検出する。例えば、（示していない）無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）によるページングをチェックするために定期的に目覚めることの一環として、移動デバイス１０４は、ユニキャストにより、あるいは、スケジュールされたマルチキャストまたはブロードキャストにより、要求され得るベニュー補足サービスガイドの現在のバージョンをアナウンスするインターネットプロトコル（ＩＰ）パケットをリスンすることもできる。移動デバイス１０４が、例えば、バージョン番号に基づいて決定される、現在のバージョンを有さない場合、移動デバイス１０４は、アナウンスに基づいて、それを取得できる。移動デバイス１０４はまた、例えば、送信機１１０によってブロードキャストされ得るワイドエリアサービスガイド（ＳＧ）１４０への定期的な更新を受信できる。

スケジュールされているベニューキャストコンテンツに対するサービスガイド情報は、前もって生成され得る。しかしながら、アドホックコンテンツは、スケジュールされておらず、ＳＧの定期的な送信の間に利用可能になるかもしれず、および／または、ＳＧの定期的な送信の間に終了するかもしれない。それゆえに、そのようなアドホックコンテンツの利用可能性に関してベニューキャストユーザに通知するために、そのようなアドホックコンテンツが利用可能になるときに、また、それが、終了するときに、通知をベニューキャストシステムにより送ってもよい。これらの通知は、ＳＧの定期的な送信の間に送られてもよい。したがって、ベニューキャストシステムにおいてアドホックコンテンツを受信すると、ＳＧは、その利用可能性を示すために更新され、アドホックコンテンツに関する介在する通知が、ＳＧの定期的な送信の間に送られてもよい。

アドホックコンテンツチャネルが利用可能になる時に送られる通知は、アドホックコンテンツが利用可能になるやいなや、ユーザがアドホックコンテンツを経験することを可能にする。アドホックコンテンツのリアルタイムの性質によっては、これは非常に重要であるかもしれない。さらに、アドホックチャネルの解体において送られる通知は、チャネルがもはや利用可能でないことをユーザに知らせ、それにより、ユーザは、解体されているチャネルにチューニングすることを試みない。

スケジュールされていない開始および終了の時間を有することに加えて、アドホックコンテンツはまた、可変の長さおよび可変の品質を有していてもよい。アドホックコンテンツは、ベニューにより生成される代わりにユーザにより生成されることから、写真またはオーディオの品質は、一般的なベニューキャスト品質よりも低いかもしれない。ＳＧは、タイトルや、継続時間や、品質表示のような、アドホックコンテンツに関するさらなる情報を含んでいてもよい。

ＳＧ統合コンポーネント１４２が、２つのＳＧ１３８、１４０からの情報をマージして、移動デバイス１０４上のユーザインターフェースによりアクセス可能な、結合されたサービスガイドを生成させて、シームレスなユーザ経験を提供してもよい。さらに、高速切り換えワイドエリア／ベニュー切り換えコンポーネント１４４が、ベニューキャストチャネルおよびワイドエリアブロードキャストチャネルを取得して与えるためのパラメータに関して最新の状態にし、それにより、ユーザは、２つのワイドエリアチャネルを切り換えるのと同様の方法で、２つの異なる情報源からのチャネルを迅速に切り換えることができ、シームレスなユーザ経験が向上される。

記述したシステムのバリエーションもまた、ここで開示した観点の利益を有する他のブロードキャスト技術を利用できる。

別の観点は、信頼できる方法で、ベニューキャストサービスの代金をエンドユーザに効率的に請求するメカニズムを提供することを含む。この観点は、ベニューキャスト送信に適用され、ベニューキャスト送信への加入を提供する、適切なセキュリティ機能を含む。ベニューキャストシステムは、予め定められている基準に基づいて、移動デバイスのユーザに送信へのアクセスを許可する、限定受信システムを含んでいてもよい。予め定められている基準は、アクセスを、専用のデバイスに、予め規定されている地理的境界内のデバイスに、または、ベニュー送信システムへの加入を有するデバイスに、制限してもよい。ベニューキャストサービスは、ＭｅｄｉａＦＬＯサービスパッケージの一部であってもよい。さらに、ユーザは、ベニューに費やされる日に対してのように、時間期間に対してベニューキャストサービスに加入してもよい。ベニューキャストシステムによって、加入は、申し出されて即座に得られてもよい。

ベニューキャストシステムの例示的なセキュリティおよび課金の観点は、図１中で描写されている。いくつかの観点において、ブロードキャスト１１２およびベニューキャスト１３２へのアクセスを可能にする鍵（例えば、解読）１２２を受信するために、マルチモード移動デバイス１０４は、ベニューキャストネットワーク１０８に加入し、ベニューキャストネットワーク１０８に料金１２０を支払うものとして描写されている。例えば、マルチモード移動デバイスは、加入するために（示していない）セルラまたはワイヤレスの双方向データチャネルを利用する。１２４において描写されている、この移動デバイス１０４の識別および加入鍵は、ローカル移動データネットワーク１２６（例えば、ＥＶ−ＤＯ）と共有される。ローカル移動データネットワーク１２６は、プロバイダ１２８からベニューキャストコンテンツ（例えば、ライブビデオ供給；ベニュー特定クリップ；など）を受信し、ＡＰ１１８を介して、データパケットユニキャストまたはマルチキャストによって、ベニューキャストコンテンツを配信する。

１３４において描写されているように、ベニュー（スポーツのフランチャイズ、テーマパークなど）に対する補償のような目的のために、１３０において描写されている、双方向ベニューキャストワイヤレスチャネル１３２に対する認証は、ローカル移動データネットワーク１２６からワイドエリアメディアブロードキャストネットワーク１０８に伝達される使用量測定として機能できる。

図２は、ベニュー内でユーザにより生成された素材を受信し、その素材をベニューキャスト送信にリンクさせる例示的な方法を図示する。図２において、ここではユーザ機器（ＵＥ）とも呼ばれるアクセス端末（ＡＴ）２０１が、コンテンツを生成させ、ベニューキャストシステムにコンテンツを送信する。メディアまたはテキストのコンテンツが、ユニキャストトラフィックフローとして、アクセスポイント（ＡＰ）またはＲＡＮ２０２に送信される。ＡＰ／ＲＡＮは、コンテンツをユニキャストゲートウェイ（ＵＣ ＧＷ）に送信する。ユニキャストゲートウェイは次に、コンテンツをベニューキャストクライアントサーバ２０４／２０５に送信する。ベニューキャストシステムは、少なくとも２つのコンポーネントを含み、少なくとも２つのコンポーネントは、ユーザにより生成されたアドホックコンテンツを受信する、ポイントツーポイント（Ｐ２Ｐ）またはクライアント−サーバ（Ｃ２Ｓ）コンポーネント２０４と、コンテンツサーバユニットＣＳ／ＣＰ２０５とである。ＡＰ／ＲＡＮ２０２およびＵＣ ＧＷ２０３を介してＡＴ２０１から受信されるメディアまたはテキストのユニキャストコンテンツは、ベニューキャストサーバにより変換されて、ベニューキャストシステムによって送信されることになる。アドホックコンテンツは、ベニューキャストシステムによって送信される他のスケジュールされているベニューキャストコンテンツにリンクされるかまたはマージされ、それにより、ベニューキャストユーザ２０７は、アドホックコンテンツを受信することができる。アドホックコンテンツをスケジュールされているベニューキャストコンテンツにリンクさせることは、アドホックコンテンツをバッファリングすることと、処理することとを含んでいてもよい。

ベニューキャストサーバ２０５は、処理されたアドホックコンテンツをブロードキャストゲートウェイ（ＢＣ ＧＷ）２０６に送信する。図２は、マルチキャストのメディアまたはテキストのストリームとしてアドホックコンテンツを送るベニューキャストサーバを図示する。コンテンツは次に、ＡＰ／ＲＡＮ２０２に送信され、ＡＴ／ＵＥ２０７を有する、ベニュー中の他のユーザにブロードキャストされる。ＡＰ／ＲＡＮ２０２は、アドホックコンテンツがそれに対してそもそも送られたＡＰ／ＲＡＮ２０２と同じものであってもよく、または、それは、異なるＡＰ／ＲＡＮであってもよい。

したがって、アドホックの、ユーザにより生成されたコンテンツを組み込むことができるベニューキャストシステムは、アドホックベニューキャストイニシエータ２０１とベニューキャストブロードコンテンツサーバ２０５との間に確立された、ポイントツーポイントまたはクライアント−サーバの接続を利用してもよい。コンテンツサーバ２０５は、ユニキャストアドホックコンテンツをバッファリングし、ユニキャストアドホックコンテンツをスケジュールされているベニューキャストコンテンツとマージして、ベニューエリアにわたってブロードキャストされることになる、結合されたコンテンツを送信する。いったんアドホックコンテンツが処理されていると、標準のベニューキャストインフラストラクチャによって、アドホックベニューキャストコンテンツを、スケジュールされているベニューキャスト送信と共に、専用のベニューエリアに送信できる。

この例において、ベニューキャスト配信方法をブロードキャストとして記述しているが、配信方法はユニキャストまたはマルチキャストであってもよいことに留意すべきである。

図３は、ＥＶ−ＤＯタイプのネットワークを使用する、アドホックベニューキャストシステムのための例示的なネットワークアーキテクチャを図示する。ＡＴ３０１は、コンテンツをベニューキャストサーバ３０４／３０５に送信することにより、アドホック送信を開始する。コンテンツは、ＥＶＤＯ ＲＡＮ３０２に送信され、ＥＶＤＯ ＲＡＮ３０２は、コンテンツをパケットデータサービスノード（ＰＤＳＮ）３０３に送信する。ＰＤＳＮは、ベニューキャストサーバ中のＰ２ＰまたはＣ２Ｓコンポーネント３０４にコンテンツを送信する。アドホックコンテンツは、図２に関して説明したように、バッファリングされて処理される。次に、ＢＣＭＣＳ ＣＳ／ＣＰ３０５は、マルチキャストストリームとして、スケジュールされているベニューキャストコンテンツと共にアドホックコンテンツを送信する。ＢＣＭＣＳは、ブロードバンドサービスノード（ＢＳＮ）３０６およびＥＶＤＯ ＲＡＮ３０２を介して、コンテンツをベニューに送信する。ＲＡＮ３０２は次に、ベニュー内の任意の数のＡＴ３０７にコンテンツをマルチキャストする。上述したように、ＲＡＮ３０２は、ＡＴ３０１からユニキャストとして最初のアドホックコンテンツを受信したＲＡＮ３０２と同じものであってもよく、または、それは、異なるＲＡＮであってもよい。さらに、アドホック素材を、ユニキャストまたはマルチキャストのいずれかによって、ベニューキャストユーザ３０７に送信してもよい。

アドホックコンテンツは、ベニューキャストにおいて、異なるチャネルとしてブロードキャストされてもよい。１つより多いＡＴ３０１が、アドホックベニューキャストコンテンツの送信を開始してもよい。したがって、ベニューキャストにおいて、１つより多い、アドホックコンテンツのチャネルが存在してもよい。代わりに、複数のＡＴ３０１から受信されるアドホック素材を、１つのチャネルに結合してもよい。

図４は、図２と類似したネットワークアーキテクチャを図示し、ここでは、コンテンツサーバ２０５は、複数のユーザから受信したアドホック素材を結合するための追加のコンポーネント４０１を含む。結合コンポーネント４０１は、ユーザインターフェースを含んでいてもよく、ユーザインターフェースは、アドホックコンテンツの複数のクリップがブロードキャストされる前に、それらをベニューキャストエディタが編集および結合することを可能にする方法で、コンテンツを提供する。結合コンポーネント４０１はまた、予め規定されている特性に基づいて、複数のアドホックコンテンツイニシエータ３０１から受信したコンテンツを自動的に結合してもよい。例えば、アドホック素材は、アドホックブロードキャストに対して規定されている時間フレームに基づいて、自動的に編集および結合されてもよい。図４中のベニューキャストサーバは、結合コンポーネント４０１を含むが、リアルタイムでアドホックコンテンツを提供する必要次第で、アドホックコンテンツを、結合されたチャネルまたは複数の個々のチャネル上でブロードキャストしてもよい。

アドホックベニューキャストコンテンツは、スケジュールされていない方法で、ベニューキャストシステムにより受信されて送信される。これは、よりリアルタイムのユーザ経験を可能にする。しかしながら、コンテンツに対する開始および終了時間は、ベニューキャストサーバにおけるコンテンツの受信前に知られていない。

アドホック送信の開始および終了時間は、前もって知られていないことから、ベニューキャスト受信機は、通知がそれらに送られない場合、アドホックベニューキャスト送信をいつ探すのかを知らない。したがって、アドホック送信を組み込んでいるベニューキャストシステムは、アドホックブロードキャストストリームが確立されるときにユーザに送られる通知を含んでいてもよい。アドホックコンテンツのリアルタイムの性質が重要であるかもしれないことから、この通知は、時宜を得た方法で発生すべきである。ベニューキャストシステムはさらに、アドホックブロードキャストストリームが解体されるときの、ユーザに対する通知を含んでいてもよい。メディアバッファが空になる前に、ユーザに通知すべきである。アドホックベニューキャスト送信の確立および解体に関する通知を提供する１つの例示的な方法は、ベニューキャスト送信に対するサービス発見メカニズムを拡張することである。

図５Ａは、アドホックコンテンツを受信し、アドホックコンテンツをスケジュールされているベニューキャストに組み込む方法を図示する。ＡＴにおけるアドホックベニューキャストイニシエータ５０１が、例えば、イベントを記録するか、またはコメントを書くことにより、５１１においてアドホックコンテンツを生成させる。イニシエータ５０１は次に、５１２においてアドホックコンテンツをベニューキャストネットワーク５０２に送信する。ベニューキャストネットワーク５０２が送信を受信するとき、ベニューキャストネットワーク５０２は、５１３において、５０１がアドホックベニューキャストコンテンツを生成させる、許可されたユーザであることを確認し、また、アドホックコンテンツ生成器５０１がベニュー内に位置していることを確認してもよい。

いくつかのＡＴは、事前に許可を受けていてもよい。代わりに、許可を受けてアドホックベニューキャストを開始するために、ＡＴはパッケージに加入してもよい。例えば、そのような加入は、ＡＴがベニュー中に存在している間にワイヤレスに取得されてもよい。

いったん、アドホックコンテンツ生成器５０１が識別されると、５１４および５１５において、ベニューキャストネットワーク５０２は、アドホックコンテンツを処理およびバッファリングして、アドホックコンテンツが利用可能であるという通知をベニューキャスト受信機に送信する。

５１６において、ベニュー中の受信機５０３が、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を識別する通知を受信する。５１７において、ベニューキャストネットワーク５０２は、サービスガイド（ＳＧ）を更新して、アドホックベニューキャストの送信を開始する。５１８において、受信機５０３は、ベニューキャスト送信を受信し、５１９において、受信機は、アドホックコンテンツに関する更新情報を有するＳＧの定期的な送信を受信する。５２０において、アドホックベニューキャストの終了時に、ベニューキャストネットワーク５０２は、アドホックベニューキャストの終了をベニューキャスト受信機５０３に通知し、ＳＧを更新する。５２１において、受信機は、アドホックベニューキャストの終了の通知を受信する。

図５Ｂは、アドホックベニューキャスト送信の確立および解体の通知を提供する方法の例示的な観点を図示する。ＡＴにおけるアドホックベニューキャストイニシエータ５３０が、イニシエータ５３０とベニューキャストコンテンツサーバ５３１との間の接続５４０の確立によって、アドホックコンテンツのユニキャスト送信をベニューキャストサーバ５３１に対して開始する。例えば、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）ｉｎｖｉｔｅ５４１が、イニシエータ５３０からベニューキャストコンテンツサーバ５３１に送られてもよい。アドホックコンテンツイニシエータ５３０は、ユーザにより生成されたコンテンツをどのベニューに向けるかという表示を提供してもよい。

５４３において、ベニューキャストコンテンツサーバ５３１は、ユーザの識別を確認し、ことによると、被呼者ＩＤに基づいてベニューエリアを確認することにより、ユーザ５０１がアドホックベニューキャストコンテンツを提出する許可を受けていることを確認する。イニシエータからのアドホックコンテンツの受信を制御するために、アドホックイニシエータを、許可されたＡＴに制限する安全策を提供してもよい。ベニューキャストコンテンツサーバが、アドホックコンテンツイニシエータからのコンテンツを受け入れることができるかどうかを決定するために、ベニューキャストコンテンツサーバがアドホックコンテンツイニシエータまたはＡＴを認めるかどうかを決定する、ＩＰレベルより上の交換のレベルがあってもよい。いくつかのＡＴは事前に許可を受けていてもよい。代わりに、許可を受けてアドホックベニューキャストを開始するために、ＡＴはパッケージに加入してもよい。例えば、そのような加入は、ＡＴがベニュー中に存在している間にワイヤレスに取得されてもよい。

いったん、ユーザ５３０が識別されると、ユーザ５３０のベニューエリアが識別される。ベニューエリアの識別は、被呼者ＩＤに基づいていてもよい。５４４において、ベニューコンテンツサーバ５３１は、許可を通知するメッセージをユーザ５３０に送信する。５４５において、いったんユーザがこのメッセージに応答すると、５５０において、コンテンツのストリームが、ユーザ５３０からベニューキャストサーバ５３１に送信される。

ユーザ５３０およびベニューエリアが、ベニューキャストコンテンツサーバ５３１において識別されるとき、５４６において、ベニューキャストコンテンツサーバは、アドホックコンテンツが利用可能であるという通知を送信する。５４７において、ＢＳＮ／ＥＶＤＯ ＲＡＮ５３２は、ベニュー中のＡＴに通知を配信してもよい。５４８において、ＡＴ５３３が通知を受信してもよい。例えば、図５は、アドホック送信が利用可能であることをベニューキャストユーザ５３３に通知するために、制御チャネルによって送信される例示的なベニュー情報ブロック（ＶＩＢ）タイプの通知を図示する。これは、アドホックコンテンツがブロードキャストされるであろう新しいベニューキャストチャネルに関する通知と、従来のＥＳＧ更新サイクルが変更される／速められるという通知とを含んでいてもよい。すべてのベニューサービスアプリケーションに新しいアドホックチャネルが通知される。したがって、これらのサービスは、ＶＩＢによりアドバタイズされる新しいタイムラインに基づいて、ＳＧを更新する。ＳＧを更新すると、ベニューアプリケーションは、ユーザ選択のために、アドホックチャネルの利用可能性に関する通知をエンドユーザ５３３に提供する。

ＶＩＢ通知は、即座のベニューサービス利用可能性通知のために、ベニューキャストサービス加入者に対するマルチキャストアクセス端末識別子（ＭＡＴＩ）アドレッシングを使用して、制御チャネルにより配信され得る。サービス通知に加えて、ＶＩＢは、即座のアドホックチャネル通知のために拡張され得る。５４９において、ベニューキャストコンテンツサーバ５３１は次に、メディアトラフィックのためのセットアップを確立する。

上述したように、５５０において、アドホックベニューキャストイニシエータ５３０は、アドホックコンテンツを送信する。アドホックコンテンツが、ベニューキャストコンテンツサーバ５３１において、開始しているユーザ５３０から受信されるとき、５５１において、例えば、トラフィックの同期およびバッファリングを通して、アドホックコンテンツは、スケジュールされているベニューキャストコンテンツとマージされる。上述したように、これは、アドホックコンテンツに対して異なるチャネルを確立することを含んでいてもよい。次に、５５２において、ベニューキャストコンテンツサーバ５３１は、処理したアドホックコンテンツをＢＳＮおよびＥＶＤＯ ＲＡＮ ５３２に配信する。５５３において、ＢＳＮおよびＥＶＤＯ ＲＡＮ ５３２は次に、アドホックコンテンツをベニューキャストユーザ５３３にブロードキャストする。

アドホックベニューキャストイニシエータ５３０が、コンテンツを送るのを終えたとき、５５４において、イニシエータ５３０は、コンテンツの送信を終了する。この時、５５６において、ベニューキャストコンテンツサーバ５３１は、アドホックブロードキャストが終了していること、または、もはや利用可能でないことを他のベニューキャストユーザ５３３に通知する。５５７において、この通知は、通知をユーザ５３３にブロードキャストするＢＳＮおよびＥＶＤＯ ＲＡＮに送られる。５５５において、ベニューキャストコンテンツサーバはまた、イニシエータ５３０に対して、送信の終了に応答する。５５８において、ＡＴは、アドホックコンテンツがもはや利用可能でないという通知を受信する。

ベニューキャストＡＴは、ベニューキャストコンテンツを監視し、ベニュー中に存在しているときに、ベニューキャストサービスの利用可能性に関して通知を受ける。これは、ＳＧの更新を監視することを含んでいてもよい。ＳＧの更新は、ベニューコンテンツサーバにより指定された通常の期間に基づいていてもよい。通常の期間は、サービスガイドにおける更新に対する必要性と、エアリンク上での負荷を低減させる必要性とのバランスを取るように選ばれてもよい。ＳＧは大きく、エアリンク上にかなりの負荷をかけるかもしれない。したがって、ＳＧ更新の頻度を低減させてもよい。アドホックの、ユーザにより生成されるコンテンツは、ＳＧ更新に対する時間フレームの間に開始および／または終了するかもしれない。スケジュールされている次の更新は、非常に長い待ち時間をもたらす可能性があることから、アドホックベニューキャストコンテンツに関してユーザに通知するために、小さい通知が送信される。

アドホックベニューキャストコンテンツは、ユーザのベニュー経験を豊かにする増加したユーザ双方向性を可能にする多数の異なるアプリケーションに対するものであってもよい。１つの例示的なアプリケーションは、ベニュー特定チャットルームである。ユーザは、ベニュー特定チャットルームを生成させて、ベニューキャストを受信するすべてのユーザと、コメントおよびメディアクリップを交換してもよい。別の例示的なアプリケーションは、個々のライブキャスティングである。ユーザは、ベニュー中の他のユーザに、ユーザによって見つけられたイベントの、ライブのメディアストリームを送信してもよい。このコンテンツはまた、それが、ウェブサイトによってリモートで見られることを可能にする方法で送信されてもよい。そのようなライブの送信は、ベニューにおける、対象となる人のインタビューを含んでいてもよい。

ライブキャスティングタイプのアドホックコンテンツの１つの例は、スポーツベニューにおける対象となる人々の、アドホックのゲーム前インタビューである。アスリートが求めに応じられるようになったときに、インタビューがＡＴにおいて記録されてもよい。インタビューの記録は、例えば、Ｐ２Ｐ送信によって、ベニューキャストシステムに送信される。ベニューキャストシステムにおいて、インタビューが処理され、処理は、バッファリング、トランスコーディング、スポーツベニューに対する他のスケジュールされているベニューキャストコンテンツと共にブロードキャストされる方法での変換のいずれかを含んでいてもよい。したがって、インタビューを、スケジュールされているベニューキャストコンテンツと統合またはリンクしてもよい。インタビューは、異なるチャネル上でブロードキャストしてもよい。１つより多いインタビューが、同時に利用可能になってもよい。したがって、複数のアドホックチャネルを提供してもよい。

いったん、ベニューキャストシステムがインタビューの受信を開始すると、ベニューキャストシステムは、ベニューキャストを受信するＡＴに対して、インタビューまたはインタビューがブロードキャストされるチャネルが利用可能であることをＡＴに知らせる通知を送信する。いったん、インタビューが終わると、インタビューが終了し、チャネルがもはや利用可能でないことをＡＴに知らせる別の通知が、ベニューキャストを受信するＡＴに送られる。この方法において、インタビューを見ている人は、異なるチャネルへの変更を知るだろう。また、これは、サービスガイドを見るか、またはチャネルへのチューニングを試みる人に、インタビューがもはや利用可能でないことを知らせるだろう。

アドホックベニューキャストは、さまざまな異なるベニューに適用され得る。例えば、アドホックタイプのベニューキャストは、テーマパーク、スポーツベニュー、キャンパス、ショッピングセンター、貿易展示会、会議、クルーズ船、コンサートホール、空港、博物館、博覧会などにおけるベニューキャストシステムにおいて、向上した双方向性を提供することができる。

図６では、別の観点において、移動通信システム６００において、移動デバイス６０１は、これらのデュアル通信チャネル、メディア使用の統合などをサポートするために、計算プラットフォーム６３０を含んでいてもよい。さらに、移動デバイス６０１は、プロセッサおよび制御装置として機能する移動ソフトウェア管理（ＭＳＭ）チップセット６３４を有するハードウエアプラットフォーム６３２を含んでいてもよい。移動ディスプレイプロジェクタ（ＭＤＰ）または液晶ダイオード（ＬＣＤ）ディスプレイ６３６が、移動コンテンツの提示をサポートする。マルチレベルセル（ＭＬＣ）ベースのソリッドステートドライブ６３８が、計算プラットフォーム６３０に対して、プログラムおよびデータに対する記憶を提供する。

計算プラットフォーム６３０のソフトウェアコンポーネント６４０に関して、移動メディアユーザインターフェース６４２は、ユーザがＭＤＰ−ＬＣＤディスプレイ６３６上で、結合されたサービスガイド（ＳＧ）６４４と対話することを可能にする。このＳＧ６４４は、異なるソースおよびプロトコルから受信したデータから、アプリケーションレベルの処理によってマージされる。特に、ＩＰに対して適合されているファイル配信プロトコルおよび／またはファイル配信制御プロトコル（ＦＤＰ／ＦＤＣＰ）コンポーネント６４６は、サービスガイド６４８の一部に対する移送メカニズムとして機能する。メディア配信システムクライアント（ＭＤＳＣ）コンポーネント６５０は、コンテンツをルーティングする。これらのアプリケーション６４６、６４８、６５０は、ＢＲＥＷ（登録商標）動作環境（クゥアルコム、サンディエゴ、ＣＡ）６５２によってサポートされており、ＢＲＥＷ６５２は、ＩＳｏｃｋｅｔｓ／ＩＮｅｔＭｇｒコンポーネント６５４、ＩＤｉｓｐｌａｙコンポーネント６５６、ＩＭｅｄｉａコンポーネント６５８およびＩＦＬＯコンポーネント６６０を含んでいる。

ＢＲＥＷ環境６５２は、アドバンスド移動加入者ソフトウェア（ＡＭＳＳ）コンポーネント６６２によってサポートされており、ＡＭＳＳコンポーネント６６２は、ソケット６６７およびＰＳＩフェース６６８を有するデータスタック６６４と、プレゼンテーションのためのメディアを準備するコーデックとして機能し、好都合に、ディスプレイの中断を緩和するためにダイナミックにバッファリングを調整する遅延低減コンポーネント６７２を含むＱＴＶコンポーネント６７０とを備えている。ＡＭＳＳコンポーネント６６２は、ＦＬＯコンテンツの受信をサポートする、ＦＬＯスタック６７４およびＦＬＯＢＣマネージャ６７６を有する。

例示的な構成において、ＢＣＭＣＳによるベニューキャストと、ＭｅｄｉａＦＬＯ（登録商標）システム再生ソリューションによるＦＬＯ ＴＶとに対する、統合された見る経験が提供される。計算プラットフォーム６３０は、ベニューキャストチャネルおよびＦＬＯチャネル間の高速の切り換え（例えば、２ないし３秒またはより小さい）をサポートし、シームレスなユーザ経験を提供する。いくつかの観点において、複数のベニューおよびＴＶネットワークから選択するオプションをユーザに提供することにより、ネットワークに関するユーザの選択次第でＳＧ表示のダイナミックな結合を提供することにより、および、ベニューに入る際にベニューキャストの利用可能性をユーザに警報するアクティブなプロンプトを提供することにより、最適化されたＵＩ設計は、興味の尽きないベニューユーザ経験を提供する。さらに、いくつかの観点において、サービスは、ベニューを出ると、スムーズに終了する。１つの観点において、計算プラットフォーム６３０は、ＭＦＬＯ ＳＷバージョン３．５と、ＥＶ−ＤＯ ＭＳＭ６８０１商用ビルドのＥＶ−ＤＯ ＣＳＭ６８００ＳＷ Ｒｅｌ．１．４とに基づくＭｅｄｉａＦＬＯ ＣＡＬＬＩＳＴＯ（登録商標）ＦＦＡ（フォームファクタアキュレート）ハンドセットを備えることができる。

図６中の移動デバイスは、ベニューキャストネットワーク６０４からエアリンクによってベニューキャストデータ６０２と、ワイドエリアブロードキャストネットワーク６０８からブロードキャストカバレッジエリア中のワイドエリアコンテンツ６０６とを受信できるように図示されている。ワイドエリアブロードキャストネットワーク６０８は、ワイドエリアメディア再生サーバ６２４によりアクセスされるリポジトリ６２２中に記憶され、かつ、ブロードキャストエキサイター６２６（例えば、ＦＬＯ信号を生成させるための、Ｒｈｏｄｅ＆Ｓｃｈｗａｒｔｚブロードキャストテスター）により配布されるメディアプログラムを有する。

ベニューキャストネットワーク６０４は、複数のＩＰマルチキャスティングライブベニューカメラ６１０、６１２、または、マルチキャスティングサーバ６１４（例えば、ＭＰＥＧ４、Ｈ２６４およびオーディオコンテンツのためのＡｐｐｌｅ Ｄａｒｗｉｎマルチキャスティングサーバ）上に記憶された静止メディアのような、スケジュールされているベニューキャストコンテンツを含んでいてもよい。ベニューキャストネットワーク６０４はまた、アドホックコンテンツ６０５を受信および送信する能力を備えていてもよい。スケジュールされていようと、アドホックであろうと、このベニューコンテンツ６０２は、ブロードバンドサービスノード（ＢＳＮ）６１６によってルーティングされ、ＢＳＮ６１６はまた、ベニューベーストランシーバシステム（ＢＴＳ）６１８に対するマルチキャスト基地局制御装置（ＢＳＣ）として機能する。ＢＴＳ６１８は、ＰＤＳＮ＋ＢＳＣルータ６２０と通信し得る。例えば、アドホックベニューキャストイニシエータ６０３は、図３および６に関して図示されているように、ＡＰおよびＰＤＳＮを介して、アドホックコンテンツをベニューキャストコンテンツサーバに送信してもよい。最初の送信６０５は、ユニキャスト送信である。いったん、アドホックコンテンツがベニューコンテンツサーバによって処理されると、アドホックコンテンツは、例えば、他のスケジュールされているベニューコンテンツと共に、信号６０２によってブロードキャストされてもよい。図５に関して説明したように、そのようなアドホックコンテンツの利用可能性および終了に関して、ＡＴ６０１に通知される。

図７において、別の観点では、ベニューキャストシステム７００は、ベニュー７０８においてプロバイダ７０６からベニューキャストコンテンツを受信する、ＥＶ−ＤＯ ＷＡＮ ７０４のＢＣＭＣＳコンテンツサーバ７０２として描写されている、静的ＢＣＭＣＳシステムを使用する。ＢＣＭＣＳコンテンツサーバ７０２は、ブロードバンドサービスノード（ＢＳＮ）７１０に対して、ベニューキャストシグナリングおよびコンテンツを提供し、ＢＳＮ ７１０は、次に、ベニューキャストシグナリングおよびコンテンツをＥＶ−ＤＯ ＡＰ（ＢＴＳ／ＢＳＣ／ＰＣＦ）７１２に提供し、ＥＶ−ＤＯ ＡＰ（ＢＴＳ／ＢＳＣ／ＰＣＦ）７１２は、パケット化データとしてベニューキャストコンテンツをＡＴ（例えば、マルチモードＤＯ／ＭｅｄｉａＦＬＯデバイス）７１４にワイヤレスに送信し、担当の認証、許可および課金（Ｓ−ＡＡＡ）コンポーネント７０８との調整のために、ベニューキャストシグナリングをＰＤＳＮ７１６に送る。ＭｅｄｉａＦＬＯネットワーク７２２のＭｅｄｉａＦＬＯシステム７２０は、ＭｅｄｉａＦＬＯ管理システム（ＭＦＭＳ）、ＭｅｄｉａＦＬＯプロビジョニングシステム（ＭＰＳ）、メディア配信システム（ＭＤＳ）およびＦＬＯ無線アクセスネットワーク（ＦＬＯ ＲＡＮ）のうちの１つ以上を含んでいてもよく、ブロードキャストＦＬＯコンテンツをＡＴ７１４に提供する。いくつかの構成において、ＢＣＭＣＳ制御装置７２４は、認証および他の機能を取り扱い、Ｓ−ＡＡＡ７０８、ＡＴ７１４、ＢＣＭＣＳコンテンツサーバ７０２およびベニューキャストコンテンツプロバイダ７０６とのインターフェースを有する。

ベニューキャストコンテンツプロバイダ７０６により開始される、スケジュールされているベニューキャストコンテンツに加えて、アドホックタイプのベニューキャストコンテンツが、ＡＴ７３０によって開始されてもよい。このユニキャストコンテンツは、ＥＶ−ＤＯ ＡＰ７１２によって受信されて、ＰＤＳＮ７１６およびＢＣＭＣＳ ７２４／７０２を介してベニューキャストコンテンツプロバイダ７０６に伝達される。アドホックコンテンツは処理され、バッファリングされて、ＡＴ７１４にブロードキャストされることになるベニューキャストコンテンツとして含められる。

いくつかの観点において、コンテンツプロバイダを除くすべてのＢＣＭＣＳネットワークエンティティは、オペレータネットワーク中に存在してもよい。また、ベニューコンテンツの発信者は、サービスコンテンツおよびサービスガイドをＢＣＭＣＳコンテンツサーバに提供する。

図８では、１つの観点において、ベニューキャストサービスガイド（ＳＧ）構造８００が描写されており、ＳＧデータ８０２は、プログラム名、時間、料金、フォーマットなどのブロック８０４と、メタデータブロック８０６と、ＸＭＬブロック８０８と、ＳＤＰブロック８１０とを含んでいる。ＳＧ配信カプセル化８１２は、ＡＬＣ／ＦＬＵＴＥ／ＦＤＰブロック８１４と、ＨＴＴＰブロック８１６と、ＭＳＧブロック８１８とのうちの１つ以上を含む。物理トランスポート８２０は、ＤＯ８２２や、ＦＬＯ８２４や、ＷＬＡＮ８２６のような、１つ以上のネットワークにより提供される。

１つの観点において、ＦＬＯ−ＤＯ−ＷＡＮベニューキャストＳＧ構造が、ＭｅｄｉａＦＬＯ ＭＰＧの構造に基づいて設計される。代わりに、ＢＣＭＣＳに対するＯＭＡベースのＳＧ構造設計がまた、ＯＭＡ標準に基づいて利用可能である。例えば、サービスガイド構造へのベニュー特定の追加は、ベニュー位置情報を含んでいてもよい。物理トランスポート技術が、ベニューキャストおよび関連するパラメータに提供される。さらに、１つの観点において、ベニューチャネルとＭｅｄｉａＦＬＯチャネルとの間の関係は、相補的なコンテンツとすることができる。配信に関して、１つの観点において、ベニューキャストに対するＳＧは、ＤＯエアリンクを介して配信される。他の観点において、ベニューキャストチャネルおよびＦＬＯチャネルのＳＧは、一体化されたユーザインターフェース（ＵＩ）アプリケーションによって、提示レベルで、ＡＴ上で統合され得る。

１つの観点において、ベニューキャストＳＧ／ＳＧメタデータが、２つのファイルキャストセッションによって、ＡＴに配信される。１つの観点において、例えば、クリップキャストに対して使用されるのと同じであるファイル配信フォーマットを、ＳＧデータに対して使用できる。さらに、例えば、候補の送信プロトコルは、ＡＬＣ、ＦＬＵＴＥおよび修正ＦＤＰ／ＦＤＣＰを含む。いくつかの観点において、ＳＧ／ＳＧメタデータファイルは、異なるＢＣＭＣＳフロー上で配信される。いくつかの観点において、ＳＧおよび／またはＳＧメタデータの特性は、比較的小さい（例えば、数十バイトの単位で）データボリュームを含み、１つのチャネルサイクル（ＣＣ）内で送信できる。バージョニングのような、ＳＧまたはＳＧメタデータの別の特性は、ＡＴがＳＧ中の変更を監視して、重複するＳＧを不必要に受信するのを回避することを可能にする。より少ない頻度のＳＧファイル送信を可能にすることにより、エアリンク帯域幅の消費を低減させることができる。

さらに、他の観点において、ＳＧファイルは、比較的大きいもの（例えば、数十キロバイトまで）とすることができるデータボリュームを含む。そのような観点において、完全なＳＧファイル送信は、複数のブロードキャストオーバーヘッド期間チャネルサイクル（ＣＣ）を利用できる。配信のタイミングの考慮に関して、いくつかの観点において、ＳＧメタデータは、フルのＳＧよりも頻繁に配信される。例えば、いくつかの観点において、コンテンツサーバは、ブロードキャストオーバーヘッド期間ＣＣ毎にＳＧメタデータファイル配信セッションを開始する。さらに、コンテンツサーバは、定期的にＳＧファイル配信セッションを開始でき、各配信セッションに対して、ＳＧファイルを複数回繰り返すことができる。

ベニューキャストサービス発見コンポーネントは、ベニューキャストネットワークの存在を発見し、それにより、ベニューキャストネットワークのサービスコンテンツのさらなる発見を、統合されたプログラムガイドによって促進できる。１つの観点において、無線アクセスネットワーク（ＲＡＮ）検出コンポーネントは、ベニューキャストを配信する基底エアインターフェースの固有の特性を活用できる。例えば、エアインターフェースがＥＶ−ＤＯ ＢＣＭＣＳである場合、ＤＯ制御チャネル上のブロードキャストオーバーヘッドメッセージ（ＢＯＭ）中で送られるベニューキャストサービスガイドのＢＣＭＣＳフローＩＤを探すことによって、サービスを発見できる。別の観点において、位置ベースのメカニズムが、ベニュー特定サービスの発見を支援するために利用される。例えば、位置（例えば、経度／緯度の座標、または、セルラＢＴＳ ＩＤ）によるベニューキャストの利用可能性を、移動デバイス中で事前にプログラムできる。指定された位置に入ると、移動デバイスは、サービスガイドを探し、サービスガイドが見つけられた場合、ユーザに通知する。さらに別の観点において、ユーザによりトリガされるメカニズムが、サービスの発見を実行できる。さらに、いくつかの観点において、これらの発見技術を自律的にトリガできる。代わりに、または、加えて、ユーザが外部情報によってサービスに気付いている場合、ユーザは、アプリケーションを開始するために、ユーザによりトリガされるメカニズムを作動させることができ、アプリケーションは次に、端末をトリガして、ベニューキャストサービスガイドをサーチする。

ベニューキャストサービスガイド（ＳＧ）のフォーマット、設計および配信は、“ベニューレベルの送信およびサービスを提供および受信する装置および方法”と題し、以前に参照によりここに組み込まれている同時継続出願中で記述されている観点を含んでいてもよい。

サービスガイドを、任意の方法で、ＡＴに配信してもよい。例えば、以下の２つの例示的なオプションがあるが、限定と解釈すべきでない。

オプション１：マルチキャストのサービスガイド配信。このケースにおいて、サービスガイドは、ベニューキャストネットワーク中のブロードキャストフローの１つとして送られる。送信継続時間は、たいてい、新しいユーザがサービスガイドを迅速に検出できるほど十分であるはずである。端末の電力効率のために、サービスガイドの送信を、フルのガイドとガイドメタデータとに分けることができ、ここで、フルのガイドは、より長い間隔（例えば、分ごとに）にわたって送られ、一方、サービスガイドのバージョン番号を含むガイドメタデータは、より頻繁に（約１００ｍｓ）に送られ得る。そのため、ＡＴは、ＡＴにより取得された、サービスガイドの最後のバージョン番号を、送信されたバージョン番号と比較するように構成されていてもよく、差異がある場合、ＡＴは、サービスガイド全体、または、ＡＴ上のサービスガイドのバージョン番号と、送信されている最新のサービスガイドのバージョン番号との間の変化を表すサービスガイド更新、のいずれかを取得するようにトリガされる。

オプション２：ユニキャストのサービスガイド配信。いったん、ベニューキャストサービスが発見されると、ユーザは、サービスガイドをダウンロードするためのローカルウェブサイトに、アプリケーションによって導かれ得る。

端末に関してさまざまな観点をここで記述しているが、端末は、ワイヤードの端末またはワイヤレスの端末とすることができ、ここでは、区別なく移動デバイスと呼ばれる。端末はまた、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動、移動デバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器（ＵＥ）と呼ぶことがある。ワイヤレス端末または移動デバイスは、セルラ電話機、衛星電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）電話機、ワイヤレスローカルループ（ＷＬＬ）局、パーソナルデジタルアシスタント（ＰＤＡ）、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、計算デバイス、または、ワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスであってもよい。ここで使用するとき、移動デバイスは、ハンドセットのような、専用の、特定用途向けに作られた移動デバイスであってもよく、または、特定のベニューを越えて使用できる多用途の移動デバイスであってもよい。専用のデバイスまたは多用途の移動デバイスは、エアインターフェースによるデータのブロードキャスト／ユニキャストのような、送信されたデータを受信するコアハードウェアを含んでいてもよい。

図９を参照すると、１つの典型的な観点において、ここでは区別なく移動デバイスとも呼ばれるワイヤレス通信デバイス９００が、ワイヤレス通信システム上で動作可能な移動通信デバイスを含んでいる。理解できるように、さまざまなワイヤレス通信システムがあり、さまざまなワイヤレス通信システムは、異なるスペクトル帯域幅および／または異なるエアインターフェース技術を用いることが多い。例示的なシステムは、ＦＤＤまたはＴＤＤの、免許を受けたスペクトルを使用する、ＣＤＭＡ（ＣＤＭＡ２０００、ＥＶ ＤＯ、ＷＣＤＭＡ）システム、ＯＦＤＭまたはＯＦＤＭＡ（Ｆｌａｓｈ−ＯＦＤＭ、８０２．２０、ＷｉＭＡＸ）システム、ＦＤＭＡ／ＴＤＭＡ（ＧＳＭ）（登録商標）システム、対になっていない、無免許のスペクトルを使用することが多いピアツーピア（例えば、移動−移動）アドホックネットワークシステム、および、８０２．ｘｘワイヤレスＬＡＮ技術あるいはブルートゥース（登録商標）技術を含む。

ワイヤレス通信デバイス９００は、ここで記述したコンポーネントおよび機能のうちの１つ以上に関係付けられている処理機能を実行するプロセッサコンポーネント９０１を含む。プロセッサコンポーネント９０１は、単一の、または複数の組のプロセッサ、あるいは、マルチコアプロセッサを含むことができる。さらに、処理コンポーネント９０１は、統合された処理システムおよび／または分散された処理システムとして実現できる。

ワイヤレス通信デバイス９００はさらに、プロセッサコンポーネント９０１によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンを記憶するようなメモリ９０２を含む。メモリ９０２は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、および、これらの組み合わせを含むことができる。

さらに、ワイヤレス通信デバイス９００は、通信コンポーネント９０３を含み、通信コンポーネント９０３は、ここで記述したハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを利用して、１つ以上のパーティとの通信の確立および維持を提供する。通信コンポーネント９０３は、ワイヤレス通信デバイス９００上のコンポーネント間の通信だけでなく、ワイヤレス通信デバイス９００と、通信ネットワークにわたって位置しているデバイスおよび／またはワイヤレス通信デバイス９００に直列にまたはローカルに接続されているデバイスのような、外部デバイスとの間の通信も搬送してもよい。

さらに、ワイヤレス通信デバイス９００は、データ記憶装置９０４をさらに含んでいてもよい。データ記憶装置９０４は、ハードウェアおよび／またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせとすることができ、ここで記述した観点に関して用いられる情報、データベースおよびプログラムの大容量記憶装置を提供する。例えば、データ記憶装置９０４は、現在実行していないアプリケーションに対するデータリポジトリであってもよい。

ワイヤレス通信デバイス９００は、ワイヤレス通信デバイス９００のユーザからの入力を受け取り、ユーザに提示する出力を生成させるように動作可能なユーザインターフェースコンポーネント９０５をさらに含んでいてもよい。ユーザインターフェースコンポーネント９０５は、限定ではないが、キーボード、数字パッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、関数キー、マイクロフォン、音声認識コンポーネント、ユーザからの入力を受け取ることができる他の任意のメカニズム、あるいは、これらの任意の組み合わせを含む、１つ以上の入力デバイスを含んでいてもよい。さらに、ユーザインターフェースコンポーネント９０５は、限定ではないが、ディスプレイ、スピーカ、ハプティックフィードバックメカニズム、プリンタ、ユーザに出力を与えることができる他の任意のメカニズム、あるいは、これらの任意の組み合わせを含む、１つ以上の出力デバイスを含んでいてもよい。

デバイス９００は、ベニュー信号および／またはベニューＳＧの利用可能性を検出する、ベニューキャスト発見コンポーネント９０６をさらに含んでいてもよい。

デバイス９００は、アドホックタイプのベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する通知を監視する監視コンポーネント９０７をさらに含んでいてもよい。監視コンポーネント９０７は、スケジュールされているサービスガイド（ＳＧ）更新を監視してもよく、また、上述したＶＩＢ通知のような、ベニューキャストコンテンツ中の変更に関する、スケジュールされていない通知を監視してもよい。変更は、アドホックタイプのコンテンツのチャネルの追加、または、以前に提供されたアドホックタイプのチャネルの終了を含んでいてもよい。監視コンポーネントは、ユニキャストアクセス端末識別子（ＵＡＴＩ）の特定のページにおける、またはＭＡＴＩタイプの通知における、インデックスまたはバージョンの変更を探してもよい。

デバイス９００は、結合されたスーパーフレーム信号をデコードするコンポーネントをさらに含んでいてもよい。スーパーフレーム信号の一部は、ワイドエリア信号に対して使用されてもよく、一部は、ローカルエリア信号に対して使用されてもよく、一部は、ベニュー信号に対して使用されてもよい。信号はまた、移動デバイスによって、１つより多い信号として受信されて、デコードされてもよい。

デバイス９００はまた、ベニューキャストネットワークに対して送信されるアドホックコンテンツを生成させるアドホックコンテンツ生成コンポーネント９０８を含んでいてもよい。このコンポーネントは、アドホックコンテンツを記録する、ビデオおよび／またはオーディオレコーダを含んでいてもよい。コンポーネントは、アドホックベニューキャストコンテンツとして送信される他のデータを受け取るユーザインターフェースをさらに含んでいてもよい。

図１０は、例示的なアドホックベニューキャストネットワークコンポーネントを図示する。理解できるように、さまざまなワイヤレス通信システムがあり、さまざまなワイヤレス通信システムは、異なるスペクトル帯域幅および／または異なるエアインターフェース技術を用いることが多い。例示的なシステムは、ＦＤＤまたはＴＤＤの、免許を受けたスペクトルを使用する、ＣＤＭＡ（ＣＤＭＡ２０００、ＥＶ ＤＯ、ＷＣＤＭＡ）システム、ＯＦＤＭまたはＯＦＤＭＡ（Ｆｌａｓｈ−ＯＦＤＭ、８０２．２０、ＷｉＭＡＸ）システム、ＦＤＭＡ／ＴＤＭＡ（ＧＳＭ）システム、対になっていない、無免許のスペクトルを使用することが多いピアツーピア（例えば、移動−移動）アドホックネットワークシステム、および、８０２．ｘｘワイヤレスＬＡＮ技術あるいはブルートゥース技術を含む。

アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、アドホックベニューキャストコンテンツを提出する許可を受けたユーザからのアドホック通信を受信する受信機１００１を含んでいてもよい。図２ないし４に関して記述したように、受信機１００１は、アドホックコンテンツイニシエータからのユニキャスト送信を受信してもよい。

さらに、アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、通信コンポーネント１００２を含んでいてもよく、通信コンポーネント１００２は、ここで記述したハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを利用して、１つ以上のパーティとの通信の確立および維持を提供する。通信コンポーネント１００２は、アドホックベニューキャストネットワーク１０００中のコンポーネント間の通信だけでなく、アドホックベニューキャストネットワーク１０００と、通信ネットワークにわたって位置しているデバイスおよび／またはワイヤレス通信デバイスに直列にまたはローカルに接続されているデバイスのような、外部デバイスとの間の通信も搬送してもよい。

アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、ここで記述したコンポーネントおよび機能のうちの１つ以上に関係付けられている処理機能を実行するプロセッサコンポーネント１００３を含んでいてもよい。プロセッサコンポーネント１００３は、単一の、または複数の組のプロセッサ、あるいは、マルチコアプロセッサを含むことができる。さらに、処理コンポーネント１００３は、統合された処理システムおよび／または分散された処理システムとして実現できる。例えば、プロセッサコンポーネント１００３は、アクセス端末から受信されるアドホックベニューキャストコンテンツを処理して、それをベニューキャスト送信のために準備してもよい。

アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、プロセッサコンポーネント１００３によって実行されているアプリケーションのローカルバージョンを記憶するようなメモリ１００４をさらに含んでいてもよい。メモリ１００４は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み出し専用メモリ（ＲＯＭ）、および、これらの組み合わせを含むことができる。

さらに、アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、データ記憶装置１００５をさらに含んでいてもよい。データ記憶装置１００５は、ハードウェアおよび／またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせとすることができ、ここで記述した観点に関して用いられる情報、データベースおよびプログラムの大容量記憶装置を提供する。例えば、データ記憶装置１００５は、現在実行していないアプリケーションに対するデータリポジトリであってもよい。アドホックコンテンツは、コンテンツのベニューキャスト送信に先立って、データ記憶装置１００５中でバッファリングされてもよい。

アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、アドホックベニューキャストネットワーク１０００の観点を管理するユーザからの入力を受け取り、ユーザに提示する出力を生成させるように動作可能なユーザインターフェースコンポーネント１００６をさらに含んでいてもよい。ユーザインターフェースコンポーネント１００６は、限定ではないが、キーボード、数字パッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、関数キー、マイクロフォン、音声認識コンポーネント、ユーザからの入力を受け取ることができる他の任意のメカニズム、あるいは、これらの任意の組み合わせを含む、１つ以上の入力デバイスを含んでいてもよい。さらに、ユーザインターフェースコンポーネント１００６は、限定ではないが、ディスプレイ、スピーカ、ハプティックフィードバックメカニズム、プリンタ、ユーザに出力を与えることができる他の任意のメカニズム、あるいは、これらの任意の組み合わせを含む、１つ以上の出力デバイスを含んでいてもよい。

アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、オプションの許可コンポーネント１００７をさらに含んでいてもよく、許可コンポーネント１００７は、アドホックベニューキャストコンテンツを提出するアクセス端末が、アドホックベニューキャストコンテンツを生成させる許可を受けていることを確認する。許可コンポーネント１００７はまた、アドホックコンテンツを提出するアクセス端末の位置がベニューの境界内であることを確認してもよい。許可コンポーネント１００７は、アドホックコンテンツを処理するのに先立って、そのような許可を確認してもよい。許可コンポーネントは、そのようなアドホックコンテンツの受信に先立って、アクセス端末がアドホックベニューキャストコンテンツを生成させることを許可してもよい。許可コンポーネントはまた、アドホックコンテンツを受信すると、アクセス端末に対して加入を申し出てもよい。加入することにより、アクセス端末は、アドホックベニューキャストコンテンツを生成させることが可能になる。加入申出の受け入れを受信すると、許可コンポーネント１００７は、アクセス端末がアドホックベニューキャストコンテンツを生成させることを許可する。

アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、ベニュー内の複数のアクセス端末に、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性または終了を通知する通知コンポーネント１００８をさらに含んでいてもよい。通知コンポーネント１００８は、定期的なサービスガイド更新の送信の間に、そのような通知を送信してもよい。通知コンポーネント１００８は、制御チャネルにより、または、マルチキャスト（ＭＡＴＩ）アドレッシングを使用して、通知を配信してもよい。

アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、ベニューキャスト情報を有するサービスガイドを生成させるサービスガイドコンポーネント１００９をさらに含んでいてもよい。このコンポーネントは、アドホックベニューキャストに関する通知を、スケジュールされているベニューキャストに対して生成されたサービスガイドに付加してもよい。

アドホックベニューキャストネットワーク１０００は、ベニュー内の受信機に対してアドホックコンテンツを送信する送信機をさらに含んでいてもよい。

ここでの観点は、幅広いさまざまな形態で具体化してもよく、また、ここで開示している、任意の特定の構造、機能あるいは両方は、単なる典型であることが明らかなはずである。ここでの教示に基づいて、ここで開示した観点を他の何らかの観点から独立に実現してもよく、また、これらの観点のうちの２つ以上をさまざまな方法で組み合せてもよいことを、当業者は理解するはずである。例えば、ここで示した任意の数の観点を使用して、装置を実現してもよく、または方法を実施してもよい。さらに、ここで示した観点のうちの１つ以上に加えて、または、それらの観点の代わりに、他の構造、機能性、あるいは構造および機能性を使用して、そのような装置を実現してもよく、または、そのような方法を実施してもよい。

観点次第で、ここで記述した方法のいずれかの、いくつかの動作またはイベントは、異なる順序で実行でき、ともに追加され、併合され、省かれてもよい（例えば、記述した動作またはイベントのすべてが、方法の実施のために必要であるわけではない）ことを認識すべきである。さらに、いくつかの観点において、例えば、連続的ではなく、マルチスレッド処理、割込み処理または複数のプロセッサによって、動作またはイベントを同時に実行してもよい。

本出願中で使用されるような、用語“コンポーネント”、“モジュール”、“システム”、およびこれらに類似するものは、限定ではないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェアまたは実行中のソフトウェアのような、コンピュータ関連エンティティを含むように向けられている。例えば、コンポーネントはプロセッサ上で実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、および／またはコンピュータであってもよいが、それだけに限られない。実例として、計算デバイス上で実行するアプリケーションと計算デバイスとの両方をコンポーネントとすることができる。１つ以上のコンポーネントが１つのプロセスおよび／または実行のスレッド内に存在してもよく、コンポーネントが１つのコンピュータ上にローカライズされてもよく、および／または２つ以上のコンピュータ間に分散されてもよい。また、これらのコンポーネントは、記憶したさまざまなデータ構造を有するさまざまなコンピュータ読み取り可能媒体から実行できる。コンポーネントは、例えば、ローカルシステム中の、分散システム中の別のコンポーネントと対話する、および／またはインターネットのようなネットワークを通して、信号により他のシステムと対話する、１つのコンポーネントからのデータのような、１つ以上のデータパケットを有する信号にしたがうような、ローカルおよび／またはリモートプロセスを通して通信できる。

ここで記述する技術は、ＣＤＭＡシステム、ＴＤＭＡシステム、ＦＤＭＡシステム、ＯＦＤＭＡシステム、ＳＣ−ＦＤＭＡシステム、および他のシステムのような、さまざまなワイヤレス通信システムに対して使用できる。用語“システム”および“ネットワーク”は、区別なく使用されることが多い。ＣＤＭＡシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス（ＵＴＲＡ）や、ｃｄｍａ２０００などのような無線技術を実現できる。ＵＴＲＡは、ワイドバンドＣＤＭＡ（ＷＣＤＭＡ）と、ＣＤＭＡの他の変形体とを含む。さらに、ｃｄｍａ２０００は、ＩＳ−２０００、ＩＳ−９５およびＩＳ−８５６標準規格をカバーする。ＴＤＭＡシステムは、移動通信用グローバルシステム（ＧＳＭ）（登録商標）のような無線技術を実現できる。ＯＦＤＭＡシステムは、進化型ＵＴＲＡ（Ｅ−ＵＴＲＡ）や、ウルトラモバイルブロードバンド（ＵＭＢ）や、ＩＥＥＥ８０２．１１（Ｗｉ−Ｆｉ）や、ＩＥＥＥ８０２．１６（ＷｉＭＡＸ）や、ＩＥＥＥ８０２．２０や、フラッシュ−ＯＦＤＭ（登録商標）などのような無線技術を実現できる。ＵＴＲＡおよびＥ−ＵＴＲＡは、ユニバーサル移動体電気通信システム（ＵＭＴＳ）の一部である。３ＧＰＰロングタームエボリューション（ＬＴＥ）は、Ｅ−ＵＴＲＡを使用するＵＭＴＳのリリースであり、ダウンリンク上でＯＦＤＭＡを用い、アップリンク上でＳＣ−ＦＤＭＡを用いる。ＵＴＲＡ、Ｅ−ＵＴＲＡ、ＵＭＴＳ、ＬＴＥおよびＧＳＭは、“第３世代パートナーシップ・プロジェクト”（３ＧＰＰ）と名付けられた組織からの文書で説明されている。さらに、ｃｄｍａ２０００およびＵＭＢは、“第３世代パートナーシップ・プロジェクト２”（３ＧＰＰ２）と名付けられた組織からの文書で説明されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、追加として、対になっていない、無免許のスペクトルを使用することが多い、ピアツーピア（例えば、移動―移動）アドホックネットワークシステムと、８０２．ｘｘワイヤレスＬＡＮと、ブルートゥース（登録商標）と、他の任意の短距離または長距離のワイヤレス通信技術とを含むことができる。

さまざまな観点または特徴は、多数のデバイス、コンポーネント、モジュールおよびこれらに類似するものを含むシステムの点で与えられる。さまざまなシステムは、追加のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含んでいてもよく、および／または、図面を参照して記述したデバイス、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含んでいなくてもよいことを理解および認識すべきである。これらのアプローチの組み合わせもまた使用してもよい。

汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、フィールドプログラム可能ゲートアレイ（ＦＰＧＡ）または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいはここで記述した機能を実行するために設計された、これらの任意の組み合わせにより、ここで開示した観点に関して記述した、さまざまな実例となる、論理、論理ブロック、モジュールおよび回路を実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよいが、代わりに、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または状態遷移機械であってもよい。計算デバイスの組み合わせ、例えば、ＤＳＰとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアに関連した１つ以上のマイクロプロセッサ、または他の任意のこのような構成として、プロセッサを実現してもよい。さらに、少なくとも１つのプロセッサは、上述したステップおよび／または動作のうちの１つ以上を実行するように動作可能な１つ以上のモジュールを備えていてもよい。

さらに、ここで開示した観点に関して記述した方法またはアルゴリズムのステップおよび／または動作を、ハードウェア中で直接、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール中で、またはその２つの組み合わせ中で具体化してもよい。ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭメモリ、フラッシュメモリ、ＲＯＭメモリ、ＥＰＲＯＭメモリ、ＥＥＰＲＯＭメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバルディスク、ＣＤ−ＲＯＭ，または技術的に知られている他の任意の形態の記憶媒体中に存在してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ることができ、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、例示的な記憶媒体はプロセッサに結合されていてもよい。代わりに、記憶媒体はプロセッサと一体化されていてもよい。さらに、いくつかの観点において、プロセッサおよび記憶媒体は、ＡＳＩＣ中に存在してもよい。さらに、ＡＳＩＣはユーザ端末中に存在してもよい。代わりに、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。さらに、いくつかの観点において、方法またはアルゴリズムのステップおよび／または動作は、コンピュータプログラムプロダクトに組み込まれていてもよい機械読み取り可能媒体および／またはコンピュータ読み取り可能媒体上に、コードおよび／または命令の１つまたは任意の組み合わせまたはセットとして存在してもよい。

１つ以上の観点において、記述した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせ中で実現してもよい。ソフトウェアにおいて実現する場合、コンピュータ読み取り可能媒体上に、１つ以上の命令またはコードとして、機能を記憶させてもよく、または機能を送信してもよい。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする何らかの媒体を含む通信媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の利用可能な媒体であってもよい。一例として、限定ではないが、そのようなコンピュータ読み取り可能媒体は，ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＣＤ−ＲＯＭまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用でき、そして、コンピュータによりアクセスできる他の任意の媒体を備えることができる。さらに、いくつかの接続は、コンピュータ読み取り可能媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者線（ＤＳＬ）、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは他のリモート情報源から送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、ＤＳＬ、または、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ここで使用されるディスク（Ｄｉｓｋおよびｄｉｓｃ）は、コンパクトディスク（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク（ｄｉｓｋ）は通常、磁気的にデータを再生し、一方、ディスク（ｄｉｓｃ）は、レーザにより光学的にデータを再生する。上述の組み合わせもまた、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。

先の開示は、実例となる観点および／または観点を論じているが、記述した観点および／または特許請求の範囲により規定される観点の範囲から逸脱することなく、さまざまな変更および修正をここに実施できることに注目すべきである。さらに、記述した観点および／または観点の要素は、単数で記述または請求されているかもしれないが、単数への制限が明示的に述べられていない限り、複数が考えられる。さらに、特に述べていない限り、何らかの観点および／または実施形態のすべてまたは一部を、他の何らかの観点および／または観点のすべてまたは一部とともに利用してもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［１］ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックベニューキャストコンテンツを提供する方法において、
ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第１のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信することと、
前記アドホックコンテンツを処理することと、
前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの利用可能性を通知することと、
前記ベニュー内の複数の受信機に前記アドホックコンテンツを送信することとを含む方法。
［２］前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの送信の終了を通知することをさらに含む上記［１］記載の方法。
［３］送信に先立って、前記アドホックコンテンツをバッファリングすることをさらに含む上記［２］記載の方法。
［４］前記終了の通知は、前記バッファが空になる前に送られる上記［３］記載の方法。
［５］前記アドホックコンテンツを処理することに先立って、前記第１のアクセス端末がアドホックベニューキャストコンテンツを生成させる許可を受けていることを確認することをさらに含む上記［１］記載の方法。
［６］前記アドホックコンテンツを処理することに先立って、前記第１のアクセス端末の位置が前記ベニューの境界内であることを確認することをさらに含む上記［５］記載の方法。
［７］スケジュールされているベニューコンテンツの送信と関連付けて前記アドホックコンテンツを送信することをさらに含む上記［１］記載の方法。
［８］第１のチャネル上で、前記スケジュールされているベニューコンテンツを送信することと、
第２のチャネル上で、前記アドホックコンテンツを送信することとをさらに含む上記［７］記載の方法。
［９］前記アドホックコンテンツの送信の表示を有するサービスガイドを生成させることをさらに含む上記［１］記載の方法。
［１０］ウェブサイトによってダウンロードするように前記サービスガイドを提供することをさらに含む上記［９］記載の方法。
［１１］前記複数の受信アクセス端末に前記サービスガイドを定期的に送信することをさらに含む上記［９］記載の方法。
［１２］前記アドホックコンテンツの利用可能性の通知は、前記サービスガイドの定期的な送信の間に提供される上記［１１］記載の方法。
［１３］前記通知は、制御チャネルによって配信されるベニュー情報ブロックである上記［１２］記載の方法。
［１４］マルチキャスト（ＭＡＴＩ）アドレッシングを使用して、前記ベニュー情報ブロックを配信することをさらに含む上記［１３］記載の方法。
［１５］前記アドホックコンテンツの送信を終了することをさらに含む上記［１］記載の方法。
［１６］前記終了は、前記受信したユニキャストアドホックコンテンツの終了に基づいている上記［１５］記載の方法。
［１７］前記終了は、前記ベニューコンテンツサーバにおいて決定された時間制限に基づいている上記［１５］記載の方法。
［１８］ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第２のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信することをさらに含む上記［１］記載の方法。
［１９］前記第１および第２のアクセス端末からの前記アドホックコンテンツを異なるチャネル上で送信することをさらに含む上記［１８］記載の方法。
［２０］前記第１および第２のアクセス端末からの前記アドホックコンテンツを結合することと、
前記結合されたアドホックコンテンツを単一のチャネル上で送信することとをさらに含む上記［１８］記載の方法。
［２１］前記アドホックコンテンツは、ライブビデオの供給を含む上記［１］記載の方法。
［２２］前記アドホックコンテンツは、ベニュー特定チャットルームに対するベニュー関連情報を含む上記［１］記載の方法。
［２３］ベニュー特定チャットルームを生成させることと、
前記ベニュー特定チャットルームにおいて、テキストまたはデータクリップのうちの少なくとも１つとして、前記アドホックコンテンツを送信することとをさらに含む上記［２２］記載の方法。
［２４］前記アドホックコンテンツの受信前に、前記アクセス端末がアドホックベニューコンテンツを生成させるのを許可することをさらに含む上記［１］記載の方法。
［２５］前記アドホックコンテンツを受信すると、加入の申し出を前記アクセス端末に送信することと、
前記加入の申し出の受け入れを受信することと、
前記加入に基づいて、前記アクセス端末がアドホックベニューコンテンツを生成させるのを許可することをさらに含む上記［１］記載の方法。
［２６］コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
ベニューコンテンツサーバにおいて、ベニュー内の第１のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツをコンピュータに受信させるためのコードと、
前記アドホックコンテンツをコンピュータに処理させるためのコードと、
前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に前記アドホックコンテンツの利用可能性を、コンピュータに通知させるためのコードと、
前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に前記アドホックコンテンツをコンピュータに送信させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
［２７］前記コンピュータ読み取り可能媒体は、前記複数の受信アクセス端末に前記アドホックコンテンツの送信の終了を、コンピュータに通知させるための制御ロジックをさらに含む上記［２６］記載のコンピュータプログラムプロダクト。
［２８］ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックベニューキャストコンテンツを提供する装置において、
前記装置は、
ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第１のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信する手段と、
前記アドホックコンテンツを処理する手段と、
前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの利用可能性を通知する手段と、
前記ベニュー内の複数の受信機に前記アドホックコンテンツを送信する手段とを具備する装置。
［２９］前記複数の受信アクセス端末に前記アドホックコンテンツの送信の終了を通知する手段をさらに具備する上記［２８］記載の装置。
［３０］ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックベニューキャストコンテンツを提供するベニューキャストシステムにおいて、
ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第１のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信する受信機と、
前記アドホックコンテンツを処理するプロセッサと、
前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの利用可能性を通知し、前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に前記アドホックコンテンツを送信する送信機とを具備するベニューキャストシステム。
［３１］前記送信機は、前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの送信の終了を通知するようにさらに構成されている上記［３０］記載のベニューキャストシステム。
［３２］送信に先立って、前記アドホックコンテンツをバッファリングするバッファをさらに具備する上記［３１］記載のベニューキャストシステム。
［３３］前記終了の通知は、前記バッファが空になる前に送られる上記［３２］記載のベニューキャストシステム。
［３４］前記プロセッサは、前記アドホックコンテンツを処理することに先立って、前記第１のアクセス端末がベニューキャストコンテンツを生成させる許可を受けていることを確認するようにさらに構成されている上記［３０］記載のベニューキャストシステム。
［３５］前記プロセッサは、前記アドホックコンテンツを処理することに先立って、前記第１のアクセス端末の位置が前記ベニューの境界内であることを確認するようにさらに構成されている上記［３４］記載のベニューキャストシステム。
［３６］前記送信機は、スケジュールされているベニューコンテンツの送信と関連付けて前記アドホックコンテンツを送信する上記［３０］記載のベニューキャストシステム。
［３７］前記スケジュールされているベニューコンテンツは第１のチャネル上で送信され、前記アドホックコンテンツは第２のチャネル上で送信される上記［３６］記載のベニューキャストシステム。
［３８］前記アドホックコンテンツの送信の表示を有するサービスガイドを生成させるサービスガイドコンポーネントをさらに具備する上記［３０］記載のベニューキャストシステム。
［３９］ウェブサイトによってダウンロードするように前記サービスガイドを提供するユーザインターフェースをさらに具備する上記［３８］記載のベニューキャストシステム。
［４０］前記サービスガイドは、前記複数の受信機に定期的に送信される上記［３８］記載のベニューキャストシステム。
［４１］前記アドホックコンテンツの利用可能性の通知は、前記サービスガイドの定期的な送信の間に提供される上記［４０］記載のベニューキャストシステム。
［４２］前記通知は、制御チャネルによって配信されるベニュー情報ブロックである上記［４１］記載のベニューキャストシステム。
［４３］前記ベニュー情報ブロックは、マルチキャストアクセス端末識別子アドレッシングを使用して配信される上記［４２］記載のベニューキャストシステム。
［４４］前記ベニューコンテンツサーバにおける受信機は、前記ベニュー内の第１および第２のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信するように構成されている上記［３０］記載のベニューキャストシステム。
［４５］前記アドホックコンテンツを送信する送信機は、それぞれ、第１および第２のチャネル上で前記第１および第２のアクセス端末からの前記アドホックコンテンツを送信するように構成されている上記［４４］記載のベニューキャストシステム。
［４６］前記プロセッサは、前記第１および第２のアクセス端末からの前記アドホックコンテンツを結合するようにさらに構成されており、前記送信機は、前記結合されたアドホックコンテンツを単一のチャネル上で送信するように構成されている上記［４４］記載のベニューキャストシステム。
［４７］前記アドホックコンテンツは、ライブビデオの供給を含む上記［３０］記載のベニューキャストシステム。
［４８］前記アドホックコンテンツは、ベニュー特定チャットルームに対するベニュー関連情報を含む上記［３０］記載のベニューキャストシステム。
［４９］ベニュー特定チャットルームをさらに具備し、前記アドホックコンテンツは、前記ベニュー特定チャットルームに対して、テキストまたはデータクリップのうちの少なくとも１つとして送信される上記［４８］記載のベニューキャストシステム。
［５０］アドホックベニューキャストコンテンツを受信する移動デバイスにおいて、
前記移動デバイスは、
ベニューキャスト送信を受信する受信機と、
ベニューキャストサービスの利用可能性を発見するベニューキャスト発見コンポーネントと、
ベニューキャストサービスガイドを処理するプロセッサと、
アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する通知を監視するモニターであって、前記通知は、前記サービスガイドから分かれて受信される、モニターと、
前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示するディスプレイとを具備する移動デバイス。
［５１］複数のベニューキャストチャネルのうちの１つを選択する通信コンポーネントをさらに具備する上記［５０］記載の移動デバイス。
［５２］アドホックベニューキャストコンテンツの受信を選択するユーザインターフェースをさらに具備する上記［５０］記載の移動デバイス。
［５３］ウェブサイトによって前記サービスガイドをダウンロードするユーザインターフェースをさらに具備する上記［５０］記載の移動デバイス。
［５４］アドホックベニューキャストコンテンツを生成させるアドホックコンテンツ生成コンポーネントと、
ユニキャストによって、アドホックベニューキャストコンテンツをベニューキャストネットワークに送信する送信機とをさらに具備する上記［５０］記載の移動デバイス。
［５５］前記ベニューキャストネットワークに加入して、アドホックベニューキャストコンテンツを送信する許可を受信するユーザインターフェースをさらに具備する上記［５４］記載の移動デバイス。
［５６］移動デバイスでアドホックベニューキャストコンテンツを受信する方法において、
ベニューキャスト送信を受信することと、
ベニューキャストサービスの利用可能性を発見することと、
ベニューキャストサービスガイドを処理することと、
アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する通知を監視し、前記通知は、前記サービスガイドから分かれて受信されることと、
前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示することとを含む方法。
［５７］複数のベニューキャストチャネルのうちの１つを選択することをさらに含む上記［５６］記載の方法。
［５８］アドホックベニューキャストコンテンツの受信を選択することをさらに含む上記［５６］記載の方法。
［５９］ウェブサイトによって前記サービスガイドをダウンロードすることをさらに含む上記［５６］記載の方法。
［６０］アドホックベニューキャストコンテンツを生成させることと、
ユニキャストによって、アドホックベニューキャストコンテンツをベニューキャストネットワークに送信することとをさらに含む上記［５６］記載の方法。
［６１］前記ベニューキャストネットワークに加入して、アドホックベニューキャストコンテンツを送信する許可を受信することをさらに含む上記［６０］記載の方法。
［６２］アドホックベニューキャストコンテンツを受信する移動デバイスにおいて、
前記移動デバイスは、
ベニューキャスト送信を受信する手段と、
ベニューキャストサービスの利用可能性を発見する手段と、
ベニューキャストサービスガイドを処理する手段と、
アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する通知を監視する手段であって、前記通知は、前記サービスガイドから分かれて受信される、手段と、
前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示する手段とを具備する移動デバイス。
［６３］コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
ベニューキャスト送信をコンピュータに受信させるためのコードと、
ベニューキャストサービスの利用可能性をコンピュータに発見させるためのコードと、
ベニューキャストサービスガイドをコンピュータに処理させるためのコードと、
アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する通知をコンピュータに監視させるためのコードであって、前記通知は、前記サービスガイドから分かれて受信される、コードと、
前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性をコンピュータに表示させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (60)

1. ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックコンテンツを提供する方法において、
   ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第１のアクセス端末から前記アドホックコンテンツを受信すること、ここにおいて、前記アドホックコンテンツは、前記ベニューコンテンツサーバにおける前記アドホックコンテンツの送信の開始および終了時間が、前記ベニューコンテンツサーバにおける前記アドホックコンテンツの受信前に前記複数の受信アクセス端末に知られていないような、スケジュールされていない方法で前記第１のアクセス端末において生成される、と、
   前記アドホックコンテンツをスケジュールされているベニューコンテンツにリンクすること、ここにおいて、前記リンクすることは、送信に先立って、前記アドホックコンテンツをバッファリングおよび処理することを含む、と、
   前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの利用可能性を通知することと、
   前記ベニュー内の複数の受信機に前記スケジュールされているベニューコンテンツにリンクされた前記アドホックコンテンツを送信することと、を含む方法。
2. 前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの送信の終了を通知することをさらに含む、請求項１記載の方法。
3. 前記終了の通知は、前記アドホックコンテンツをバッファリングするバッファが空になる前に送られる、請求項２記載の方法。
4. 前記アドホックコンテンツを処理することに先立って、前記第１のアクセス端末が前記アドホックコンテンツを生成させる許可を受けていることを確認することをさらに含む、請求項１記載の方法。
5. 前記アドホックコンテンツを処理することに先立って、前記第１のアクセス端末の位置が前記ベニューの境界内であることを確認することをさらに含む、請求項４記載の方法。
6. 第１のチャネル上で、前記スケジュールされているベニューコンテンツを送信することと、
   第２のチャネル上で、前記アドホックコンテンツを送信することとをさらに含む、請求項１記載の方法。
7. 前記アドホックコンテンツと共に前記スケジュールされているコンテンツをブロードキャストするためにベニューキャストチャネルの利用可能性に関する情報を提供するようにサービスガイドを生成させることをさらに含む、請求項１記載の方法。
8. ウェブサイトによってダウンロードするように前記サービスガイドを提供することをさらに含む、請求項７記載の方法。
9. 前記通知は、制御チャネルによって配信されるベニュー情報ブロックである、請求項１記載の方法。
10. マルチキャスト（ＭＡＴＩ）アドレッシングを使用して、前記ベニュー情報ブロックを配信することをさらに含む、請求項９記載の方法。
11. 前記アドホックコンテンツの送信を終了することをさらに含む、請求項１記載の方法。
12. 前記終了は、前記受信したユニキャストアドホックコンテンツの終了に基づいている、請求項１１記載の方法。
13. 前記終了は、前記ベニューコンテンツサーバにおいて決定された時間制限に基づいている、請求項１１記載の方法。
14. ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第２のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信することをさらに含む、請求項１記載の方法。
15. 前記第１および第２のアクセス端末からの前記アドホックコンテンツを異なるチャネル上で送信することをさらに含む、請求項１４記載の方法。
16. 前記第１および第２のアクセス端末からの前記アドホックコンテンツを結合することと、
    前記結合されたアドホックコンテンツを単一のチャネル上で送信することとをさらに含む、請求項１４記載の方法。
17. 前記アドホックコンテンツは、ライブビデオの供給を含む、請求項１記載の方法。
18. 前記アドホックコンテンツは、ベニュー特定チャットルームに対するベニュー関連情報を含む、請求項１記載の方法。
19. ベニュー特定チャットルームを生成させることと、
    前記ベニュー特定チャットルームにおいて、テキストまたはデータクリップのうちの少なくとも１つとして、前記アドホックコンテンツを送信することとをさらに含む、請求項１８記載の方法。
20. 前記アドホックコンテンツの受信前に、前記アクセス端末がアドホックベニューコンテンツを生成させるのを許可することをさらに含む、請求項１記載の方法。
21. 前記アドホックコンテンツを受信すると、加入の申し出を前記アクセス端末に送信することと、
    前記加入の申し出の受け入れを受信することと、
    前記加入に基づいて、前記アクセス端末がアドホックベニューコンテンツを生成させるのを許可することをさらに含む、請求項１記載の方法。
22. ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックコンテンツを提供するためにコンピュータによって実行可能なソフトウェアモジュールを記憶するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
    ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第１のアクセス端末から前記アドホックコンテンツを、前記コンピュータに受信させるためのコード、ここにおいて、前記アドホックコンテンツは、前記べニューコンテンツサーバにおける前記アドホックコンテンツの送信の開始および終了時間が、前記ベニューコンテンツサーバにおける前記アドホックコンテンツの受信前に前記複数の受信アクセス端末に知られていないような、スケジュールされていない方法で前記第１のアクセス端末において生成される、と、
    前記コンピュータに前記アドホックコンテンツをスケジュールされているベニューコンテンツにリンクさせるためのコード、ここにおいて、前記コンピュータにリンクさせるためのコードは、送信に先立って、前記アドホックコンテンツを、前記コンピュータにバッファリングおよび処理させるためのコードを含む、と、
    前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に前記アドホックコンテンツの利用可能性を、前記コンピュータに通知させるためのコードと、
    前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に前記スケジュールされているベニューコンテンツにリンクされた前記アドホックコンテンツを前記コンピュータに送信させるためのコードと、を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
23. 前記複数の受信アクセス端末に前記アドホックコンテンツの送信の終了を、前記コンピュータに通知させるためのコードをさらに含む、請求項２２記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
24. ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックコンテンツを提供する装置において、
    前記装置は、
    ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第１のアクセス端末から前記アドホックコンテンツを受信する手段、ここにおいて、前記アドホックコンテンツは、前記ベニューコンテンツサーバにおける前記アドホックコンテンツの送信の開始および終了時間が、前記ベニューコンテンツサーバにおける前記アドホックコンテンツの受信前に前記複数の受信アクセス端末に知られていないような、スケジュールされていない方法で前記第１のアクセス端末において生成される、と、
    前記アドホックコンテンツをスケジュールされているベニューコンテンツにリンクするための手段、ここにおいて、前記リンクするための手段は、送信に先立って、前記アドホックコンテンツをバッファリングおよび処理する手段を含む、と、
    前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの利用可能性を通知する手段と、
    前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に前記スケジュールされているベニューコンテンツにリンクされた前記アドホックコンテンツを送信する手段と、を具備する装置。
25. 前記複数の受信アクセス端末に前記アドホックコンテンツの送信の終了を通知する手段をさらに具備する、請求項２４記載の装置。
26. ベニュー境界内の複数の受信アクセス端末にアドホックコンテンツを提供するベニューキャストシステムにおいて、
    ベニューコンテンツサーバにおいて、前記ベニュー内の第１のアクセス端末から前記アドホックコンテンツを受信する受信機、ここにおいて、前記アドホックコンテンツは、前記アドホックコンテンツサーバによる前記アドホックコンテンツの送信の開始および終了時間が、前記ベニューコンテンツサーバにおける前記アドホックコンテンツの受信前に前記複数の受信アクセス端末に知られていないような、スケジュールされていない方法で前記第１のアクセス端末において生成される、と、
    送信に先立って、前記アドホックコンテンツをスケジュールされているべニューコンテンツにリンクさせる前記アドホックコンテンツをバッファリングおよび処理するバッファおよびプロセッサと、
    前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの利用可能性を通知し、前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に前記スケジュールされているベニューコンテンツにリンクされた前記アドホックコンテンツを送信する送信機と、を具備するベニューキャストシステム。
27. 前記送信機は、前記ベニュー内の複数の受信アクセス端末に、前記アドホックコンテンツの送信の終了を通知するようにさらに構成されている、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
28. 前記終了の通知は、前記バッファが空になる前に送られる、請求項２７記載のベニューキャストシステム。
29. 前記プロセッサは、前記アドホックコンテンツを処理することに先立って、前記第１のアクセス端末が前記アドホックコンテンツを生成させる許可を受けていることを確認するようにさらに構成されている、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
30. 前記プロセッサは、前記アドホックコンテンツを処理することに先立って、前記第１のアクセス端末の位置が前記ベニューの境界内であることを確認するようにさらに構成されている、請求項２９記載のベニューキャストシステム。
31. 前記スケジュールされているベニューコンテンツは第１のチャネル上で送信され、前記アドホックコンテンツは第２のチャネル上で送信される、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
32. 前記アドホックコンテンツと共に前記スケジュールされているコンテンツをブロードキャストするためにベニューキャストチャネルの利用可能性に関する情報を提供するためにサービスガイドを生成させるサービスガイドコンポーネントをさらに具備する、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
33. ウェブサイトによってダウンロードするように前記サービスガイドを提供するユーザインターフェースをさらに具備する、請求項３２記載のベニューキャストシステム。
34. 前記通知は、制御チャネルによって配信されるベニュー情報ブロックである、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
35. 前記ベニュー情報ブロックは、マルチキャストアクセス端末識別子アドレッシングを使用して配信される、請求項３４記載のベニューキャストシステム。
36. 前記ベニューコンテンツサーバにおける受信機は、前記ベニュー内の第１および第２のアクセス端末からスケジュールされていないユニキャストコンテンツを受信するように構成されている、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
37. 前記アドホックコンテンツを送信する送信機は、それぞれ、第１および第２のチャネル上で前記第１および第２のアクセス端末からの前記アドホックコンテンツを送信するように構成されている、請求項３６記載のベニューキャストシステム。
38. 前記プロセッサは、前記第１および第２のアクセス端末からの前記アドホックコンテンツを結合するようにさらに構成されており、前記送信機は、前記結合されたアドホックコンテンツを単一のチャネル上で送信するように構成されている、請求項３６記載のベニューキャストシステム。
39. 前記アドホックコンテンツは、ライブビデオの供給を含む、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
40. 前記アドホックコンテンツは、ベニュー特定チャットルームに対するベニュー関連情報を含む、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
41. ベニュー特定チャットルームをさらに具備し、前記アドホックコンテンツは、前記ベニュー特定チャットルームに対して、テキストまたはデータクリップのうちの少なくとも１つとして送信される、請求項４０記載のベニューキャストシステム。
42. アドホックベニューキャストコンテンツを受信する移動デバイスにおいて、
    前記移動デバイスは、
    スケジュールされているベニューキャストコンテンツにリンクされた前記アドホックベニューキャストコンテンツを受信する受信機、ここにおいて、前記アドホックベニューキャストコンテンツおよび前記スケジュールされているベニューキャストコンテンツは、別々に生成され、前記アドホックベニューキャストコンテンツは、前記アドホックベニューキャストコンテンツの送信の開始および終了時間が、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関して前記受信機において受信されている通知に先立って前記移動デバイスに知られていないような、スケジュールされていない方法で生成される、と、
    少なくとも前記スケジュールされているベニューキャストコンテンツの一部および前記アドホックベニューキャストコンテンツの一部を搬送する前記ベニューキャストチャネルの利用可能性をアドバタイズするベニューキャストサービスガイドを検出するベニューキャスト発見コンポーネントと、
    前記ベニューキャストサービスガイドを処理するプロセッサと、
    前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性と終了とに関する前記通知を監視するモニターであって、前記通知は、前記サービスガイドから分かれて受信される、モニターと、
    前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示するディスプレイと、を具備する移動デバイス。
43. 複数のベニューキャストチャネルのうちの１つを選択する通信コンポーネントをさらに具備する、請求項４２記載の移動デバイス。
44. 前記アドホックベニューキャストコンテンツの受信を選択するユーザインターフェースをさらに具備する、請求項４２記載の移動デバイス。
45. ウェブサイトによって前記サービスガイドをダウンロードするユーザインターフェースをさらに具備する、請求項４２記載の移動デバイス。
46. 前記アドホックベニューキャストコンテンツを生成させるアドホックコンテンツ生成コンポーネントと、
    ユニキャストによって、前記アドホックベニューキャストコンテンツをベニューキャストネットワークに送信する送信機とをさらに具備する、請求項４２記載の移動デバイス。
47. 前記ベニューキャストネットワークに加入して、前記アドホックベニューキャストコンテンツを送信する許可を受信するユーザインターフェースをさらに具備する、請求項４６記載の移動デバイス。
48. 移動デバイスでアドホックベニューキャストコンテンツを受信する方法において、
    スケジュールされているベニューキャストコンテンツにリンクされた前記アドホックベニューキャストコンテンツを受信すること、ここにおいて、前記アドホックベニューキャストコンテンツおよび前記スケジュールされているベニューキャストコンテンツは、別々に生成され、前記アドホックベニューキャストコンテンツは、前記アドホックベニューキャストコンテンツの送信の開始および終了時間が、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関して前記受信機において受信されている通知に先立って前記移動デバイスに知られていないような、スケジュールされていない方法で生成される、と、
    少なくとも前記スケジュールされているベニューキャストコンテンツの一部および前記アドホックベニューキャストコンテンツの一部を搬送する前記ベニューキャストチャネルの利用可能性をアドバタイズするベニューキャストサービスガイドを検出することと、
    前記ベニューキャストサービスガイドを処理することと、
    前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する前記通知を監視し、前記通知は、前記サービスガイドから分かれて受信されることと、
    前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示することと、を含む方法。
49. 複数のベニューキャストチャネルのうちの１つを選択することをさらに含む、請求項４８記載の方法。
50. 前記アドホックベニューキャストコンテンツの受信を選択することをさらに含む、請求項４８記載の方法。
51. ウェブサイトによって前記サービスガイドをダウンロードすることをさらに含む、請求項４８記載の方法。
52. 前記アドホックベニューキャストコンテンツを生成させることと、
    ユニキャストによって、前記アドホックベニューキャストコンテンツをベニューキャストネットワークに送信することとをさらに含む、請求項４８記載の方法。
53. 前記ベニューキャストネットワークに加入して、前記アドホックベニューキャストコンテンツを送信する許可を受信することをさらに含む、請求項５２記載の方法。
54. アドホックベニューキャストコンテンツを受信する移動デバイスにおいて、
    前記移動デバイスは、
    スケジュールされているベニューキャストコンテンツにリンクされた前記アドホックベニューキャストコンテンツを受信する手段、ここにおいて、前記アドホックベニューキャストコンテンツおよび前記スケジュールされているベニューキャストコンテンツは、別々に生成され、前記アドホックベニューキャストコンテンツは、前記アドホックベニューキャストコンテンツの送信の開始および終了時間が、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関して前記受信機において受信されている通知に先立って前記移動デバイスに知られていないような、スケジュールされていない方法で生成される、と、
    少なくとも前記スケジュールされているベニューキャストコンテンツの一部および前記アドホックベニューキャストコンテンツの一部を搬送する前記ベニューキャストチャネルの利用可能性をアドバタイズするベニューキャストサービスガイドを検出する手段と、
    前記ベニューキャストサービスガイドを処理する手段と、
    前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する前記通知を監視する手段であって、前記通知は、前記ベニューキャストサービスガイドから分かれて受信される、手段と、
    前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性を表示する手段と、を具備する移動デバイス。
55. 移動デバイスのためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、
    スケジュールされているベニューキャストコンテンツにリンクされた前記アドホックベニューキャストコンテンツをコンピュータに受信させるためのコード、ここにおいて、前記アドホックベニューキャストコンテンツおよび前記スケジュールされているベニューキャストコンテンツは、別々に生成され、前記アドホックベニューキャストコンテンツは、前記アドホックベニューキャストコンテンツの送信の開始および終了時間が、アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関して前記受信機において受信されている通知に先立って前記移動デバイスに知られていないような、スケジュールされていない方法で生成される、と、
    少なくとも前記スケジュールされているベニューキャストコンテンツの一部および前記アドホックベニューキャストコンテンツの一部を搬送する前記ベニューキャストチャネルの利用可能性をアドバタイズするベニューキャストサービスガイドをコンピュータに検出させるためのコードと、
    前記ベニューキャストサービスガイドをコンピュータに処理させるためのコードと、
    前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性に関する前記通知をコンピュータに監視させるためのコードであって、前記通知は、前記サービスガイドから分かれて受信される、コードと、
    前記アドホックベニューキャストコンテンツの利用可能性をコンピュータに表示させるためのコードと、を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
56. サービスガイドを定期的に前記複数の受信アクセス端末に送信することをさらに含む、請求項１記載の方法。
57. 前記アドホックコンテンツの利用可能性の通知は、前記サービスガイドの定期的な送信の間に提供される、請求項５６記載の方法。
58. 前記送信機は、サービスガイドを定期的に前記複数の受信アクセス端末に送信するようにさらに構成される、請求項２６記載のベニューキャストシステム。
59. 前記アドホックコンテンツの利用可能性の通知は、前記サービスガイドの定期的な送信の間に提供される、請求項５８記載のベニューキャストシステム。
60. 前記ベニューキャスト発見コンポーネントは、指定された位置に入ると、前記ベニューキャストサービスガイドの検出を自律的にトリガするように構成される請求項４２記載の移動デバイス。

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