JP2021119426A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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義典 松本
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裕 中村
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弼鍾 康
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Abstract

【課題】ユーザに好適なコンテンツを提供することが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。【解決手段】取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する情報生成部と、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する出力部と、を備える、情報処理装置を提供する。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、ユーザの行動履歴に合致した楽曲(コンテンツ)をユーザに対して自動的に提供する技術が開発されている。例えば、このような技術の一例としては、ユーザが所定時間以上滞在した場所を推定し、その推定結果に応じて楽曲を自動的に提供することができる、下記特許文献1に開示の技術を挙げることができる。詳細には、下記特許文献1に開示の技術では、ユーザが滞在した時間が長い場所を優先的に推定し、推定した場所に基づいて楽曲を提供することから、ユーザが日常的に滞在する場所、例えば勤務先、学校、自宅等といった場所に応じた楽曲を提供することができる。
特開2005−222111号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の技術によれば、ユーザが過去に長時間滞在した場所に応じてしか、楽曲(コンテンツ)を提供することができず、ユーザに好適な楽曲を提供することに限界があった。
そこで、本開示では、上記事情を鑑みて、ユーザに好適なコンテンツを提供することが可能な、新規且つ改良された情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提案する。
本開示によれば、取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する情報生成部と、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する出力部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの属性情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する情報生成部と、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記属性情報のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各属性情報に対応するコンテンツを出力する出力部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成することと、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力することと、を含む情報処理方法が提供される。
さらに、本開示によれば、取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する機能と、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、ユーザに好適なコンテンツを提供することが可能な、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することができる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の第1の実施形態に係る情報処理システム10の概略的な機能構成を示したシステム図である。 本開示の第1の実施形態に係る検出装置100の機能構成を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係るサーバ200の機能構成を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る端末装置300の機能構成を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法の全体のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法のコンサート参加情報の生成段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法のコンサート参加情報の生成段階を説明するための説明図(その1)である。 本開示の第1の実施形態に係る行動情報700の一例を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法のコンサート参加情報の生成段階を説明するための説明図(その2)である。 本開示の第1の実施形態に係るコンサート情報DB702の一例を示す図である。 本開示の第1の実施形態に係るコンサート参加情報704の一例を示す図である。 本開示の第1の実施形態の変形例に係る情報処理方法のコンサート参加情報の生成段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係る再生リストの生成段階及び楽曲の再生段階の全体のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係るコンサート参加情報の取得段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態の変形例に係るコンサート参加情報の取得段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係るコンサート予定の処理段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係る優先度リスト706の一例を示す図である。 本開示の第1の実施形態の変形例に係るコンサート予定の処理段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係るコンサート履歴の処理段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態の変形例1に係るコンサート履歴の処理段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態の変形例2に係るコンサート履歴の処理段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係る楽曲の追加段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態の変形例1に係る楽曲の追加段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態の変形例2に係る楽曲の追加段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態の変形例3に係る楽曲の追加段階のフローチャート図である。 本開示の第1の実施形態に係る楽曲の再生段階のフローチャート図である。 本開示の第2の実施形態に係る情報処理方法の嗜好情報の生成段階のフローチャート図である。 本開示の第2の実施形態に係るコンサート参加情報704aの一例を示す図である。 本開示の第2の実施形態の変形例に係る情報処理方法の嗜好情報の生成段階のフローチャート図である。 本開示の第2の実施形態に係る表示画面800の一例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係るコンサート履歴の処理段階のフローチャート図である。 本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一又は類似の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、実質的に同一又は類似の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示に係る実施形態を創作するに至るまでの経緯
2.第1の実施形態
2.1 情報処理システム10の概略的な機能構成
2.2 検出装置100の詳細構成
2.3 サーバ200の詳細構成
2.4 端末装置300の詳細構成
2.5 情報処理方法
2.5.1 全体の流れ
2.5.2 コンサート参加情報の生成段階
2.5.3 再生リストの生成段階及び楽曲の再生段階及び楽曲の再生段階の流れ
2.5.4 コンサート参加情報の取得段階
2.5.5 コンサートの予定に対する処理段階
2.5.6 コンサートの履歴に対する処理段階
2.5.7 楽曲の追加段階
2.5.8 楽曲の再生段階
3.第2の実施形態
3.1 情報処理方法
3.1.2 嗜好情報の生成段階
3.1.2 コンサートの履歴に対する処理段階
4.まとめ
5.ハードウェア構成
6.補足
<<1.本開示に係る実施形態を創作するに至るまでの経緯>>
まず、本開示に係る実施形態を説明する前に、本発明者らが本開示に係る実施形態を創作するに至るまでの経緯について簡単に説明する。
先に説明したように、近年、ユーザの行動履歴に合致した楽曲(コンテンツ)を当該ユーザに対して自動的に提供する技術が開発されている。例えば、ユーザが過去にストリーミングしたり、購入したりした楽曲の情報に基づいて、当該ユーザの嗜好を推定し、推定した嗜好情報に応じた楽曲を自動的に再生するといった技術である。このような技術によれば、ユーザ自らが再生する楽曲を選択するための操作といった煩わしい行為を行うことなく、ユーザに好適な楽曲を自動的に提供することが可能となる。
しかしながら、本発明者らは、上述のような技術では、ユーザに好適な楽曲を提供することに限界があると考えていた。より詳細には、本発明者らは、上述したような技術のように、ユーザの過去の行動履歴のみに基づいて楽曲を選択するだけでは、ユーザの状況に好適な楽曲を選択することに限界があると考えていた。具体的には、例えば、ユーザが過去にほとんどその楽曲を鑑賞したことのないアーティストのコンサート(演奏会)へ、はじめての参加を予定している場合である。このような場合、上記ユーザが、上記アーティストの多くの楽曲をコンサートの参加前に事前に鑑賞することができれば、上記コンサートをより楽しむことができる可能性が高まると考えられる。しかし、上述のような技術によれば、上記ユーザが上記アーティストの楽曲をほとんど聞いていないことから、上記アーティストの楽曲を優先的に、且つ、自動的に上記ユーザに提供することが難しい。
そこで、本発明者らは、このような状況を鑑みて、特定のアーティストの楽曲を事前に、優先的に、且つ、自動的に上記ユーザに提供することができるような、すなわち、ユーザに好適な楽曲を提供することができるような本開示の実施形態を創作するに至った。本発明者らが創作した本開示の実施形態によれば、ユーザの過去の行動履歴だけでなく、ユーザの将来の行動予定をも参照することにより、ユーザに好適な楽曲を提供することが可能な、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。以下に、本発明者らが創作した本開示の実施形態を順次説明する。
なお、以下の説明においては、ユーザに好適な楽曲(音楽)を提供することができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムの実施形態の例について説明するが、本開示の実施形態は、音楽コンテンツを提供するものに限定されるものではない。本開示の実施形態で提供されるコンテンツは、例えば、映画、演劇、舞踊、各種パフォーマンス、スポーツ等の映像コンテンツ(動画像、静止画像)であってもよく、特に限定されるものではない。
<<2.第1の実施形態>>
<2.1 情報処理システム10の概略的な機能構成>
まずは、図1を参照して、本開示の第1の実施形態に係る情報処理システム10の概略的な機能構成について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の概略的構成を示したシステム図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム10は、例えば、検出装置100と、サーバ200と、端末装置300とを含むことができる。これら検出装置100と、サーバ200と、端末装置300とは、互いに有線又は無線の各種の通信ネットワーク500を介して通信することができる。なお、情報処理システム10に含まれる検出装置100及び端末装置300は、図1に図示された数に限定されるものではなく、さらに多くてもよい。以下に、本実施形態に係る情報処理システム10に含まれる各装置の概略について説明する。
(検出装置100)
検出装置100は、ユーザが携帯するスマートフォン等の携帯可能な装置、又は、ユーザの身体の一部に装着されるアイウェア、リストウェア、又は指輪型端末等のウェアラブルデバイス、又はユーザの身体に挿入されるインプラントデバイスであることができる。検出装置100は、ユーザの位置や状態を検出し、検出した情報(センシングデータ)を後述する端末装置300へ送信する。なお、検出装置100は、後述する端末装置300と一体の装置であってもよい。
(サーバ200)
サーバ200は、後述するイベントコンテンツ情報を管理するコンピュータであり、後述する端末装置300の要求に応じて、自身が格納するイベントコンテンツ情報を端末装置300へ送信する。イベントコンテンツ情報は、各種のイベント(コンサート、映画、演劇、舞踊、パフォーマンス等)の開催日時、開催場所及び演者(アーティスト、出演者等)の情報を含む。さらに、イベントコンテンツ情報は、イベントのタイトル、イベントのジャンル、イベントの内容(演奏された楽曲(演奏曲)のタイトル(題名)、楽曲のジャンル、セットリスト等)、当該イベントに係る創作物の創作者名(作曲者、作詞者、編曲者、作者、脚本家、監督、演出家等)等の情報を含んでいてもよい。なお、ここでセットリストとは、コンサートの際に演奏する楽曲の一覧を演奏の順番に並べた情報のことをいう。
(端末装置300)
端末装置300は、ユーザに対して各種のコンテンツ(音楽コンテンツ、映像コンテンツ)を出力、又は、出力制御することができる装置である。例えば、端末装置300は、携帯端末(携帯電話やスマートフォンを含む)、ラップトップ型、タブレット型もしくはノート型のPC(Personal Computer)、メディア(音楽又は映像)プレーヤ等であることができる。また、端末装置300は、音声を出力することができるヘッドフォンスピーカ400や映像を出力することができる表示装置(図示省略)と接続されていてもよい。
なお、当該端末装置300は、例えば、後述する情報処理装置900のハードウェア構成によって実現され得る。また、本実施形態においては、検出装置100と端末装置300とが一体の装置であってもよく、もしくは、上述の各装置は、必ずしもそれぞれ単一の装置によって実現されていなくてもよい。例えば、上述の各装置は、有線又は無線の各種ネットワークを介して接続され、互いに協働する複数の装置によって実現されてもよい。以下に、上述の各装置の詳細構成について順次説明する。
<2.2 検出装置100の詳細構成>
先に説明したように、本実施形態に係る検出装置100は、ユーザの位置や状態を検出し、検出した情報(センシングデータ)を後述する端末装置300へ送信することができる。図2を参照して、当該検出装置100の詳細構成を説明する。図2は、本実施形態に係る検出装置100の機能構成を示す図である。図2に示すように、検出装置100は、センシング部110と、送信部140とを主に有する。以下に、検出装置100の各機能ブロックについて順次説明する。
(センシング部110)
センシング部110は、ユーザに関するセンシングデータを提供する少なくとも1つのセンサを含む。センシング部110は、生成したセンシングデータを後述する送信部140に出力し、送信部140によりセンシングデータをサーバ200に送信する。詳細には、例えば、センシング部110は、ユーザの位置情報を検出する位置センサ、ユーザの生体情報を検出する生体情報センサ、ユーザの動作を検出するモーションセンサ、ユーザの周囲で発生した音を検出するサウンドセンサ等を含むことができる。なお、例えば、センシング部110が複数のセンサを含む場合、センシング部110は複数のブロックに分離していてもよい。
ここで、上記位置センサは、ユーザ等の位置を検出するセンサであり、具体的には、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機等であることができる。この場合、位置センサは、GNSS衛星からの信号に基づいてユーザの現在地の緯度・経度を示すセンシングデータを生成する。また、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)、Wi−Fiのアクセスポイント、無線基地局の情報等からユーザの相対的な位置関係を検出することが可能なため、本実施形態においては、このような通信装置を位置センサとして利用してもよい。なお、後述するユーザの行動履歴に含まれる情報は、例えば、当該位置センサによって得られた、ユーザの過去の滞在場所、滞在時間を示すセンシングデータに基づいて生成されることとなる。
上記生体情報センサは、ユーザの生体情報を検出するセンサであり、例えば、ユーザの身体の一部に直接的に装着され心拍数、脈拍数、血圧、脳波、呼吸、発汗、筋電位、皮膚温度、皮膚電気抵抗等を測定するセンサを含むことができる。また、生体情報センサは、撮像装置を含むことができ、このような場合、当該撮像装置によって、ユーザの眼球運動、瞳孔径の大きさ、凝視時間等を検出してもよい。本実施形態においては、このような生体情報センサによって検出された生体情報は、ユーザが参加したコンサートに対する当該ユーザの嗜好を推定する際に用いることができる。
上記モーションセンサは、ユーザの動作を検出するセンサであり、具体的には、加速度センサや、ジャイロセンサ等を含むことができる。詳細には、モーションセンサは、ユーザの動作に伴って発生する加速度や角速度等の変化を検出し、検出されたこれらの変化を示すセンシングデータを生成する。また、モーションセンサは、ユーザの動作によって印加される力を検出する圧力センサ(例えば、ユーザの靴底に設けられた圧力センサにより、ユーザの足踏みを検出する)等を含んでもよい。そして、本実施形態においては、このようなモーションセンサによって検出されたユーザの動作の情報は、ユーザが参加したコンサートに対する当該ユーザの嗜好を推定する際に用いることができる。
サウンドセンサは、具体的にはマイクロフォン等の収音装置であることができる。サウンドセンサは、ユーザの周囲の環境音(楽曲等も含む)、手をたたく等のユーザの動作によって発生する音等を検出することができる。そして、本実施形態においては、このようなサウンドセンサによって検出された音の情報は、ユーザが参加したコンサートを特定する際に用いたり、ユーザが参加したコンサートに対する当該ユーザの嗜好を推定する際に用いたりすることができる。
(送信部140)
送信部140は、先に説明したように、後述する端末装置300へ、センシング部110で検出されたセンシングデータを送信することができ、例えば、通信ネットワーク500を介して端末装置300と通信する通信装置によって実現される。
さらに、検出装置100は、センシング部110の制御のための制御情報等の情報を取得する受信部(図示省略)を有してもよい。この場合、当該受信部は、例えば、通信ネットワーク500を介して端末装置300と通信する通信装置によって実現される。
<2.3 サーバ200の詳細構成>
本実施形態に係るサーバ200は、先に説明したように、イベントコンテンツ情報を管理するコンピュータであり、端末装置300の要求に応じて、自身が格納するイベントコンテンツ情報を端末装置300へ送信する。図3を参照して、当該サーバ200の詳細構成を説明する。図3は、本実施形態に係るサーバ200の機能構成を示す図である。図3に示すように、サーバ200は、入力部210と、制御部220と、記憶部230と、通信部240とを含むことができる。以下に、サーバ200の各機能ブロックについて順次説明する。
(入力部210)
入力部210は、サーバ200へのイベントコンテンツ情報等の入力等を受け付ける機能部であり、例えば、テンキー、キーボード等から実現される。
(制御部220)
制御部220は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等を中心に構成されており、サーバ200の各機能部を制御して、イベントコンテンツ情報を取得、格納したり、出力したりすることができる。
(記憶部230)
記憶部230は、HDD(Hard Disk Drive)等から実現され、取得したイベントコンテンツ情報等を格納する。例えば、記憶部230には、イベントコンテンツ情報として、コンサート情報データベース(Data Base;DB)702(図10 参照)が格納される。当該コンサート情報DB702には、例えば、複数のコンサートの開催日時、開催場所及び出演するアーティスト(演者)の情報が含まれる。さらに、コンサート情報DB702は、コンサートのタイトル、コンサートのジャンル(例えば、野外コンサート、インストアライブ等)、演奏された楽曲(演奏曲)のタイトル(題名)及び演奏された順番等の情報を含むセットリスト、楽曲のジャンル、楽曲の創作者(作曲者、作詞者、編曲者等)等の情報を含んでいてもよい。
(通信部240)
通信部240は、端末装置300からの要求に応じて、通信ネットワーク500等を介して、コンサート情報DB702の情報を送信することができ、例えば、通信ネットワーク500を介して端末装置300と通信する通信装置によって実現される。さらには、通信部240は、他のサーバ(図示省略)に格納された情報(例えば、他のサーバにコンサート会場の情報に紐づけられて格納されたコンサートの開催予定日時、出演アーティスト等の情報や、他のサーバにアーティストに情報に紐づけられて格納されたコンサートの開催場所、開催予定日時等)を取得し、上記記憶部230に格納する上記コンサート情報DB702を生成してもよい。なお、本実施形態においては、上記コンサート情報DB702に格納される各種の情報は、通信部240を介して他のサーバから取得することに限定されるものではなく、例えば、上述の入力部210を介して直接入力されてもよい。
<2.4 端末装置300の詳細構成>
本実施形態に係る端末装置300は、先に説明したように、ユーザに対して各種のコンテンツ(音楽コンテンツ、映像コンテンツ)を出力、又は、出力制御することができる装置である。なお、当該端末装置300の機能は、例えば検出装置100と同一の装置によって実現されてもよい。もしくは、本実施形態に係る情報処理システム10が複数の検出装置100を含む場合、その一部が端末装置300の機能を実現してもよい。以下に、図4を参照して、本実施形態に係る端末装置300の詳細構成を説明する。図4は、本実施形態に係る端末装置300の機能構成を示す図である。図4に示すように、端末装置300は、コンテンツ情報取得部310と、ユーザ情報取得部320と、情報生成部330と、通信部340と、リスト生成部350と、出力制御部360と、出力部370とを含むことができる。以下に、端末装置300の各機能ブロックについて順次説明する。
(コンテンツ情報取得部310)
コンテンツ情報取得部310は、後述する通信部340を介して、上述したサーバ200からイベントコンテンツ情報であるコンサート情報DB702を取得する。さらに、コンテンツ情報取得部310は、後述する情報生成部330へ取得したコンサート情報DB702を出力する。
(ユーザ情報取得部320)
ユーザ情報取得部320は、ユーザの行動履歴及び行動予定を取得する。例えば、ユーザ情報取得部320は、後述する通信部340を介して、検出装置100のセンシング部110の位置センサからセンシングデータを取得することで、ユーザの行動履歴であるユーザの過去の滞在場所、滞在時間を示す情報を取得することができる。また、ユーザ情報取得部320は、ユーザによって予め端末装置300にユーザのスケジュール情報が入力されることにより、ユーザの行動予定を取得することができる。さらに、ユーザ情報取得部320によって取得されたユーザの行動履歴及び行動予定は、例えば、時系列順に並べられ、ユーザの過去及び将来の行動の情報を含む行動情報700(図8 参照)として構成される。また、ユーザ情報取得部320は、検出装置100のセンシング部110の生体情報センサ、モーションセンサ、サウンドセンサ等からセンシングデータを取得することで、ユーザに関する様々な情報を取得してもよい。そして、ユーザ情報取得部320は、取得した情報(上記行動情報700を含む)を後述する情報生成部330へ出力する。
(情報生成部330)
情報生成部330は、コンテンツ情報取得部310から出力されたコンサート情報DB702と、ユーザ情報取得部320から出力されたユーザの行動情報700とに基づいて、ユーザのプロファイル情報としてのユーザのコンサート参加情報704(図11 参照)を生成する。詳細には、情報生成部330は、コンサート情報DB702を参照して、ユーザの行動情報700に含まれるユーザの過去及び将来の滞在場所及び滞在時間から、ユーザの参加した、もしくは参加するコンサートを特定する。次に、情報生成部330は、コンサート情報DB702を参照して、特定したコンサートに出演した、又は出演するアーティストを特定する。そして、情報生成部330は、ユーザが参加した、もしくは、参加するコンサートの開催日時と、当該コンサートの出演者であるアーティストとの情報が紐づけられて格納されている、ユーザのコンサート参加情報704を生成する。さらに、情報生成部330は、生成したコンサート参加情報704を後述するリスト生成部350に出力する。
なお、情報生成部330は、検出装置100のセンシング部110の生体情報センサ、モーションセンサ、サウンドセンサ等からのセンシングデータに基づくユーザの嗜好情報も含む、コンサート参加情報704a(図28 参照)を生成してもよい。さらに、上記嗜好情報は、上述のセンシングデータの代わりに、例えば、ユーザによって予め端末装置300に入力された入力情報に基づいた情報であってもよい。
(通信部340)
通信部340は、通信ネットワーク500を介してサーバ200と通信する通信装置によって実現され、サーバ200から送信されたコンサート情報DB702(図10 参照)を受信することができる。さらに、通信部340は、検出装置100と通信し、検出装置100から送信されたセンシングデータを受信することができる。
(リスト生成部350)
リスト生成部350は、上述した情報生成部330からのコンサート参加情報704(図11 参照)に基づき、複数のアーティストのそれぞれに対して優先度を設定した優先度リスト(優先順位)706(図17 参照)を生成する。そして、生成した優先度リスト706は、後述する出力制御部360によって、出力部370を制御する際に用いられることとなる。詳細には、リスト生成部350は、所定の時点(例えば、現時点)に対して直近の日時(年月日)を持つユーザの将来参加するコンサートのアーティストほど優先度が高くなるように、当該優先度を設定する。もしくは、リスト生成部350は、所定の時点に対して直近の日時を持つユーザの過去の参加したコンサートのアーティストほど優先度が高くなるように、当該優先度を設定する。また、リスト生成部350は、所定の月日(例えば、ユーザの誕生日)に対応する月日を持つ、もしくは、当該所定の月日に対して直近の月日を持つ、ユーザが将来参加する、もしくは、過去に参加したコンサートのアーティストほど優先度が高くなるように、当該優先度を設定してもよい。さらに、リスト生成部350は、ユーザの状態やユーザの嗜好情報に基づいて、アーティストの優先度を設定してもよい。
(出力制御部360)
出力制御部360は、上述のリスト生成部350が生成した優先度リスト706(図17 参照)に基づいて、後述する出力部370の出力を制御する。詳細には、出力制御部360は、上記優先度リスト706に基づいて、後述する出力部370が再生する楽曲(コンテンツ)の再生の順番を定めた再生リスト(図示省略)を生成し、生成した当該再生リストに従って出力部370を制御する。
(出力部370)
出力部370は、出力制御部360の制御に従って、ユーザに対して、コンテンツとして楽曲又は映像を出力することが可能な装置で構成される。詳細には、出力部370は、例えば、スピーカ又はヘッドフォンなどの音声出力装置や、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置等であることができる。
さらに、端末装置300は、ユーザによる入力操作を受け入れる入力部(図示省略)をさらに有してもよい。当該入力部は、例えば、上記表示装置に重畳して設けられたタッチパネル、ユーザの音声を収音する収音装置等であることができる。また、例えば、端末装置300は、上記入力部で受け入れた入力操作に基づいて出力部370の出力(コンテンツや出力の仕方等)を変化させてもよい。
なお、上述したコンテンツ情報取得部310と、ユーザ情報取得部320と、情報生成部330と、リスト生成部350と、出力制御部360とは、例えばCPU(Central Processing Unit)等を用いてソフトウェア的に実現される。また、上述したサーバ200の機能の一部又は全部は、当該端末装置300によって実現されてもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理システム10の概略構成及び当該情報処理システム10に含まれる各装置の詳細構成について説明した。なお、当該情報処理システム10の構成は、上記の例には限られず、様々な変形が可能である。例えば、既に述べたように、サーバ200の機能の一部又は全部が、端末装置300によって実現されてもよい。具体的には、例えば、端末装置300によってサーバ200の機能の全部が実現された場合には、情報処理システム10は必ずしもサーバ200を含まなくてもよい。さらに、検出装置100と端末装置300とが同一の装置によって実現される場合には、情報処理システム10は当該装置の内部で完結してもよい。また、端末装置300の機能の一部又は全部が、サーバ200又は通信ネットワーク500上の他のサーバ(図示省略)により、実現されてもよい。この場合、情報処理システム10は必ずしも端末装置300を含まなくてもよい。
<2.5 情報処理方法>
(2.5.1 全体の流れ)
次に、本開示の第1の実施形態における情報処理方法について説明する。まず、図5を参照して、本実施形態における情報処理方法の大まかな流れを説明する。図5は、本実施形態に係る情報処理方法の全体のフローチャート図である。図5に示すように、本実施形態に係る情報処理方法は、ステップS100、ステップS200及びステップS700の3つのステップを主に含むことができる。以下に、これら各ステップについて簡単に説明する。
―ステップS100―
まず、ステップS100では、端末装置300は、ユーザの行動情報700(図8 参照)と、コンサート情報DB702(図10 参照)とに基づき、ユーザのコンサート参加情報704(図11 参照)を生成する。以下の説明においては、当該ステップS100を「コンサート参加情報の生成段階」と呼ぶ。
―ステップS200―
次に、ステップS200では、端末装置300は、上述のステップS100で生成したコンサート参加情報704(図11 参照)に基づいて、楽曲を再生する順番を定めた再生リスト(図示省略)を生成する。以下の説明においては、当該ステップS200を「再生リストの生成段階」と呼ぶ。
―ステップS700―
そして、ステップS700では、端末装置300は、上述のステップS100で生成した再生リスト(図示省略)に基づいて、楽曲を再生する。以下の説明においては、当該ステップS700を「楽曲の再生段階」と呼ぶ。
さらに、本実施形態に係る情報処理方法における、「コンサート参加情報の生成段階(ステップS100)」、「再生リストの生成段階(ステップS200)」及び「楽曲の再生段階(ステップS700)」の詳細について説明する。
(2.5.2 コンサート参加情報の生成段階)
まずは、本実施形態に係る情報処理方法の「コンサート参加情報の生成段階(ステップS100)」における情報処理方法について、図6から図11を参照して説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理方法の「コンサート参加情報の生成段階」のフローチャート図である。図7及び図9は、本実施形態に係る情報処理方法の「コンサート参加情報の生成段階」を説明するための説明図である。図8は、本実施形態に係る行動情報700の一例を示す図である。図10は、本実施形態に係るコンサート情報DB702の一例を示す図である。さらに、図11は、本実施形態に係るコンサート参加情報704の一例を示す図である。
図6に示すように、「コンサート参加情報の生成段階」は、ステップS101からステップS117までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。
なお、「コンサート参加情報の生成段階」は、例えば、1日に1回もしくは数回、予め設定された時間に定期的に実行されるものとする。
−ステップS101−
端末装置300は、「コンサート参加情報の生成段階」の処理が初めての処理か否かを判断する。端末装置300は、初めての処理であった場合には、後述するステップS103へ進み、初めての処理ではない場合には、ステップS105へ進む。
−ステップS103−
端末装置300は、所定の期間(例えば、現時点を基準とした過去2週間分)のユーザの行動履歴を取得する。例えば、ユーザの行動履歴(ユーザの過去の滞在場所、滞在時間)は、図7に示すように、検出装置100のセンシング部110に含まれる位置センサによって取得することができる(図7においては、ユーザは、例えばコンサートホールに滞在して、コンサートを鑑賞しているものとする)。
−ステップS105−
端末装置300は、前回取得した以降のユーザの行動履歴を、上述のステップS103と同様に取得する。
−ステップS107−
端末装置300は、上述のステップS103又はステップS105で取得した行動履歴から所定の時間(例えば10分)以上、ユーザが滞在した場所の情報及び滞在時間の情報を抽出し、図8に示すような行動情報700を生成する。図8に示すように、行動情報700には、ユーザの過去の行動の情報(滞在場所及び滞在時間)が、時系列順に格納されている。なお、図8においては、10月5日までの情報が、ユーザの過去の行動の情報である場合の例を示している。
−ステップS109−
端末装置300は、ユーザのスケジュール情報を取得する。当該スケジュール情報は、ユーザの将来の行動予定(滞在予定場所及び滞在予定時間)の情報であり、ユーザによって端末装置300に入力されることにより取得される。
−ステップS111−
端末装置300は、上述のステップS109で取得したスケジュール情報から、ユーザの将来の行動予定(滞在予定場所及び滞在予定時間)を抽出し、ステップS107で生成した行動情報700(図8 参照)に追加する。なお、この時点では、当該行動情報700においては、ステップS107で行動履歴から抽出された情報と、過去の処理におけるステップS111で取得されたスケジュール情報とが、重複する場合もある。また、図8においては、10月6日からの情報が、ユーザの将来の行動予定の情報である場合の例を示している。
−ステップS113−
端末装置300は、図9に示すように、サーバ200からコンサート情報DB702を取得する。例えば、コンサート情報DB702は、図10に示すように、例えば、複数のコンサートの開催日時、開催場所及び出演するアーティストの情報が含まれる。さらに、コンサート情報DB702は、コンサートのタイトル、演奏された楽曲(演奏曲)のタイトル(題名)及び演奏された順番等の情報を含むセットリスト、楽曲の創作者(作曲者、作詞者、編曲者等)等の情報を含んでいてもよい。
−ステップS115−
端末装置300は、コンサート情報DB702と、行動情報700に含まれるユーザの過去及び未来の滞在場所及び滞在時間とに基づいて、ユーザの参加した、もしくは、参加するコンサートを特定する。
−ステップS117−
端末装置300は、ステップS115で特定したコンサートに出演したアーティストを特定する。さらに、端末装置300は、図11に示すようなコンサート参加情報704を生成する。当該コンサート参加情報704においては、ユーザが参加した、もしくは、参加するコンサートの開催日時の情報と、当該コンサートに出演した、もしくは、出演するアーティストの情報とが互いに紐づけられて格納されている。なお、図11に示すコンサート参加情報704には、後述する「再生リストの生成段階(ステップS200)」で設定される優先度の情報が格納される列が存在するが、この時点では、当該優先度は設定されていないものとする。さらに、当該ステップS117においては、端末装置300は、重複する情報を登録しないようにしたり、以前取得した情報が更新されている場合には、情報を更新したりする処理を行ってもよい。そして、端末装置300は、処理を終了する。
なお、このように生成されたユーザのコンサート参加情報704は、ユーザの要求に応じて、端末装置300に表示してもよい。当該ユーザのコンサート参加情報704は、ユーザがこれまで経験したコンサート及び将来的に経験するコンサートに関する情報であることから、「ライブヒストリー」としてユーザにとって価値のある情報となることができる。さらに、端末装置300は、コンサート参加情報704に、ユーザが入力したメモ情報(コンサートの感想、共に参加した友人の名前等の情報)を格納するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の「コンサート参加情報の生成段階」は、ユーザに好適な楽曲を選択するために用いるコンサート参加情報704を生成するための処理を行うことができる。当該コンサート参加情報704には、ユーザの過去の行動履歴だけでなく、将来の行動予定も含まれていることから、後述する処理においてコンサート参加情報704を用いることにより、将来の行動予定に基づいて、ユーザに好適な楽曲を選択することができることとなる。
なお、本実施形態においては、「コンサート参加情報の生成段階」の処理を変形してもよい。例えば、本実施形態においては、検出装置100のセンシング部110の位置センサのセンシングデータに基づくユーザの行動履歴の代わりに、ユーザから入力されたスケジュール情報に基づいて、コンサート参加情報704を生成してもよい。このような変形例を、図12を参照して説明する。図12は、本実施形態の変形例に係る情報処理方法の「コンサート参加情報の生成段階」のフローチャート図である。図12に示すように、本変形例に係る「コンサート参加情報の生成段階」は、ステップS121からステップS129までの複数のステップを含むことができる。以下に、本変形例に係る各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図6に示される本実施形態の「コンサート参加情報の生成段階」と異なる点のみを説明し、本実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
−ステップS121−
端末装置300は、所定の期間(例えば、現時点を基準として、過去1か月分及び将来分)のユーザのスケジュール情報を取得する。
−ステップS123−
端末装置300は、上述のステップS121で取得したスケジュール情報から、日時及び場所情報(滞在した、もしくは滞在する時間、及び、滞在した、もしくが滞在する場所)を抽出し、行動情報700を生成する。
−ステップS125〜ステップS129−
上述のステップS113〜ステップS117と同様であるため、ここでは説明を省略する。
なお、本実施形態においては、ユーザの行動履歴(詳細には、ユーザが参加したコンサートの情報)は、以下のように取得してもよい。例えば、端末装置300は、検出装置100のセンシング部110として設けられたサウンドセンサから、ユーザの周囲で発生した音の音声データを収集した時間の情報とともに収集する。ここで、収集された音には、ユーザが参加したコンサートで演奏された楽曲の音が含まれているものとする。そして、端末装置300は、収集した音声データ及び収集した時間の情報に基づいて、サーバ200から取得したコンサート情報DB702に含まれるセットリストを参照することにより、ユーザが参加したコンサートを特定することができる。このようにして、端末装置300は、音声データを用いて、ユーザの参加したコンサートの情報を取得することが可能である。
(2.5.3 再生リストの生成段階及び楽曲の再生段階及び楽曲の再生段階の流れ)
次に、本実施形態における情報処理方法における、「再生リストの生成段階(ステップS200)」及び「楽曲の再生段階(ステップS700)」の大まかな流れについて、図13を参照して簡単に説明する。図13は、本実施形態に係る「再生リストの生成段階」及び「楽曲の再生段階」の全体のフローチャート図である。図13に示すように、「再生リストの生成段階」及び「楽曲の再生段階」は、ステップS300からステップS700までの複数のステップを含む。以下に、これらの各ステップについて簡単に説明する。
なお、「再生リストの生成段階」及び「楽曲の再生段階」は、ユーザが端末装置300に対して、楽曲再生を指示する操作を行った場合に開始される。
−ステップS300−
まず、ステップS300では、端末装置300は、上述のステップS100で生成されたユーザのコンサート参加情報704を取得する。以下の説明においては、当該ステップS300を「コンサート参加情報の取得段階」と呼ぶ。
−ステップS400−
次に、ステップS400では、端末装置300は、現時点を基準として、コンサート参加情報704に含まれる将来の情報であるコンサート予定に対して処理を行い、コンサート予定に係るアーティストの優先度を設定する。以下の説明においては、当該ステップS400を「コンサート予定の処理段階」と呼ぶ。
−ステップS500−
次に、ステップS500では、端末装置300は、現時点を基準として、コンサート参加情報704に含まれる過去の情報であるコンサート履歴に対して処理を行い、コンサート履歴に係るアーティストの優先度を設定する。以下の説明においては、当該ステップS500を「コンサート履歴の処理段階」と呼ぶ。
−ステップS600−
次に、ステップS600では、端末装置300は、上述のステップS400及びステップS500で設定された優先度に基づいて、楽曲を再生する順番を定めた再生リスト(図示省略)に楽曲を追加する。以下の説明においては、当該ステップS600を「楽曲の追加段階」と呼ぶ。
−ステップS700−
そして、ステップS700では、先に説明したように、端末装置300は、上述のステップS600で生成した再生リスト(図示省略)に基づいて、楽曲を再生する。以下の説明においては、当該ステップS700を「楽曲の再生段階」と呼ぶ。
さらに、本実施形態に係る情報処理方法における、「コンサート参加情報の取得段階(S300)」、「コンサート予定の処理段階(ステップS400)」、「コンサート履歴の処理段階(ステップS500)」、「楽曲の追加段階(S600)」及び「楽曲の再生段階(ステップS700)」の詳細について順次説明する。
(2.5.4 コンサート参加情報の取得段階)
まずは、本実施形態に係る情報処理方法の「コンサート参加情報の取得段階(S300)」における情報処理方法について、図14を参照して説明する。図14は、本実施形態に係る「コンサート参加情報の取得段階」のフローチャート図である。図14に示すように、「コンサート参加情報の取得段階」は、ステップS301からステップS307までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。ここでは、ユーザが楽曲再生の指示を行った際に、明示的に楽曲やアーティストを指定している場合は、指定された楽曲を再生する処理を行うが、「音楽をかけて」等の具体的な楽曲の指定がない場合には、以下に説明するような処理を実行することとなる。
なお、以下の処理は、ユーザが端末装置300に対して音楽再生を指示する操作を行った場合に開始される。
−ステップS301−
端末装置300は、ユーザから楽曲やアーティスト等といった、再生する楽曲を指定するような明示的な指定入力を受け付けたかどうかを判断する。端末装置300は、上述のような明示的な指定入力を受け付けた場合には、ステップS303へ進み、明示的な指定入力受け付けていない場合には、ステップS305へ進む。
−ステップS303−
端末装置300は、上述のステップS301で受け付けた指示に従い、指定された楽曲(もしくは指定されたアーティストの楽曲)を再生リスト(図示省略)に追加し、後述するステップS700(「楽曲の再生段階」)へ進む。
−ステップS305−
端末装置300は、ステップS100で生成されたユーザのコンサート参加情報704を取得する。
−ステップS307−
端末装置300は、ユーザのコンサート参加情報704における、各アーティストの優先度を未設定に設定し、後述するステップS400(「コンサート予定の処理段階」)へ進む。すなわち、当該ステップS307においては、楽曲やアーティストに対して、再生の順番を定めるために用いる優先度の情報を初期化している。
なお、本実施形態においては、「コンサート参加情報の取得段階」の処理を変形することができる。例えば、ユーザが明示的に楽曲を指定した場合、指定した楽曲の続きに再生する楽曲の順番を設定する際に以下の変形例を適用してもよい。このような変形例を、図15を参照して説明する。図15は、本実施形態の変形例に係る「コンサート参加情報の取得段階」のフローチャート図である。図15に示すように、本変形例は、ステップS351からステップS357までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図14に示される本実施形態と異なる点のみを説明し、本実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
−ステップS351−
上述のステップS301と同様に、端末装置300は、ユーザから楽曲やアーティスト等といった、再生する楽曲を指定するような明示的な指定入力を受け付けたかどうかを判断する。端末装置300は、上述のような明示的な指定入力を受け付けた場合には、ステップS353へ進み、明示的な指定入力受け付けていない場合には、ステップS355へ進む。
−ステップS353−
端末装置300は、上述のステップS303と同様に、上述のステップS301で受け付けた指示に従い、指定された楽曲を再生リスト(図示省略)に追加し、ステップS355へ進む。
−ステップS355〜ステップS357−
上述のステップS305〜ステップS307と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(2.5.5 コンサートの予定に対する処理)
次に、本実施形態に係る情報処理方法の「コンサート予定の処理段階(ステップS400)」における情報処理方法について、図16及び図17を参照して説明する。図16は、本実施形態に係る「コンサート予定の処理段階」のフローチャート図であり、図17は、本実施形態に係る優先度リスト706の一例を示す図である。図16に示すように、「コンサート予定の処理段階」は、ステップS401からステップS411までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。ここでは、端末装置300は、コンサート予定の処理として、現時点を基準としてユーザが将来参加するコンサートの予定に対して、当該コンサートの開催日に基づいて優先度を設定する。さらに、端末装置300は、優先度が未設定のコンサート予定がなくなるまで、以下の処理を繰り返し実施する。
−ステップS401−
端末装置300は、コンサート参加情報704に、現時点を基準に、まだ優先度が設定されていない、ユーザが将来参加するコンサート予定が存在するかを判断する。端末装置300は、優先度が設定されていないコンサート予定が存在する場合には、ステップS403へ進み、優先度が設定されていないコンサート予定が存在しない場合には、ステップS500(コンサート履歴の処理段階)へ進む。
−ステップS403−
端末装置300は、コンサート参加情報704に含まれる優先度が設定されていないコンサート予定の中から、1つのコンサート予定を取得する。
−ステップS405−
端末装置300は、上述のステップS403で取得したコンサート予定が、現時点を基準に、いつ開催されるものであるかを判断し、判断結果に応じて、後述するステップS407からステップS411のいずれかに進む。詳細には、端末装置300は、現時点を基準として、取得したコンサート予定の開催日が近い(例えば1週間以内)場合にはステップS407へ進む。また、端末装置300は、取得したコンサート予定の開催日が少し先(例えば1週間以上1か月以内)であればステップS409へ進む。さらに、端末装置300は、取得したコンサート予定の開催日が先(例えば1か月以上)であればステップS411へ進む。
−ステップS407−
端末装置300は、取得したコンサート予定に係るアーティストの優先度を「高」に設定し、ステップS401へ戻る。
−ステップS409−
端末装置300は、取得したコンサート予定に係るアーティストの優先度を「中」に設定し、ステップS401へ戻る。
−ステップS411−
端末装置300は、取得したコンサート予定に係るアーティストの優先度を「低」に設定し、ステップS401へ戻る。
端末装置300は、上述した各ステップを優先度が未設定のコンサート予定がなくなるまで、繰り返し実施し、図17に示すような優先度リスト706を生成する。優先度リスト706は、図17に示されるように、ユーザが将来参加するコンサートの開催日時及び当該コンサートに出演するアーティストの情報とともに、上述のように設定された優先度の情報を含む。上述の説明においては、優先度は、「高」、「中」、「低」として設定されるものとして説明しているが、本実施形態においては、このような3段階に優先度を設定することに限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、優先度は、数値として設定されてもよく、もしくは、2段階以上の段階で設定されていてもよく、特に限定されるものではない。さらに、この後に行う処理で設定される優先度についても同様である。
以上のように、「コンサート予定の処理段階」では、コンサートの開催日が近いほど、当該コンサートに係るアーティストの楽曲が優先的に再生されるように、アーティストの優先度を設定するための処理を行う。本実施形態においては、当該コンサート参加情報704に含まれるユーザの将来の行動予定を用いることで、コンサートの開催日に基づいて、当該コンサートに係るアーティストの楽曲の優先度を設定することができる。その結果、本実施形態によれば、参加するコンサートの開催日が近づくと、上記アーティストの楽曲を優先的に、且つ、自動的にユーザに提供することができる。
なお、本実施形態においては、「コンサート予定の処理段階」における処理を変形することができる。例えば、ユーザのアーティストに対する嗜好情報を取得し、ユーザの好みのアーティストの場合(例えば、嗜好値が一定値以上)には、当該アーティストのコンサートの開催時期によらず、優先度を高に設定してもよい。なお、ユーザの嗜好情報は、ユーザの楽曲のストリーミングや購入の履歴やコンサートの参加履歴等を参照することにより、例えば嗜好値として数字化して設定することができる。このような変形例を、図18を参照して説明する。図18は、本実施形態の変形例に係る「コンサート予定の処理段階」のフローチャート図である。図18に示すように、本変形例は、ステップS451からステップS467までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図16に示される本実施形態と異なる点のみを説明し、本実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
−ステップS451−
端末装置300は、上述のステップS401と同様に、コンサート参加情報704に、現時点を基準に、まだ優先度が設定されていない、ユーザが将来参加するコンサート予定が存在するかを判断する。端末装置300は、優先度が設定されていないコンサート予定が存在する場合には、ステップS453へ進み、優先度が設定されていないコンサート予定が存在しない場合には、ステップS500(コンサート履歴の処理段階)へ進む。
−ステップS453−
端末装置300は、上述のステップS403と同様に、コンサート参加情報704に含まれる優先度が設定されていないコンサート予定の中から、1つのコンサート予定を取得する。
−ステップS455−
端末装置300は、上述のステップS453で取得されたコンサート予定に係るアーティストに関する嗜好情報(嗜好値)を取得する。
−ステップS457−
端末装置300は、上述のステップS455で取得した嗜好値が、予め設定した所定の閾値以上であるか否かを判断する。端末装置300は、取得した嗜好値が閾値以上であった場合には、ステップS459へ進み、取得した嗜好値が閾値以上でない場合には、ステップS461へ進む。
−ステップS459−
端末装置300は、取得したコンサート予定に係るアーティストの優先度を「高」に設定し、ステップS451へ戻る。
−ステップS461〜ステップS467−
上述のステップS405〜ステップS411と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(2.5.6 コンサートの履歴に対する処理段階)
次に、本実施形態に係る情報処理方法の「コンサート履歴の処理段階(ステップS500)」における情報処理方法について、図19を参照して説明する。図19は、本実施形態に係る「コンサート履歴の処理段階」のフローチャート図である。図19に示すように、「コンサート履歴の処理段階」は、ステップS501からステップS511までの複数のステップを含むことができる。以下に、これらの各ステップの詳細について説明する。ここでは、端末装置300は、コンサート履歴の処理として、現時点を基準としてユーザが過去に参加したコンサートの履歴に対して、当該コンサートの開催日に基づいて優先度を設定する。さらに、端末装置300は、優先度が未設定のコンサート履歴がなくなるまで、以下の処理を繰り返し実施する。
−ステップS501−
端末装置300は、コンサート参加情報704に、現時点を基準に、まだ優先度が設定されていない、ユーザが過去に参加したコンサート履歴が存在するかを判断する。端末装置300は、優先度が設定されていないコンサート履歴が存在する場合には、ステップS503へ進み、優先度が設定されていないコンサート履歴が存在しない場合には、ステップS600(楽曲の追加段階)へ進む。
−ステップS503−
端末装置300は、コンサート参加情報704の含まれる優先度が設定されていないコンサート履歴の中から、1つのコンサート履歴を取得する。
−ステップS505−
端末装置300は、上述のステップS503で取得したコンサート履歴が、現時点を基準に、いつ開催されたものであるかを判断し、判断結果に応じて、後述するステップS507からステップS511のいずれかに進む。詳細には、端末装置300は、現時点を基準として、取得したコンサート履歴の開催日が近い(例えば1週間以内)場合であればステップS507へ進む。また、端末装置300は、取得したコンサート履歴の開催日が少し前(例えば1週間以上1か月以内)であればステップS509へ進む。さらに、端末装置300は、取得したコンサート履歴の開催日が前(例えば1か月以上)であればステップS511へ進む。
−ステップS507〜ステップS509−
図16に示す上述のステップS405及びステップS409と同様であるため、ここでは説明を省略する。
−ステップS511−
端末装置300は、取得したコンサート履歴に係るアーティストの優先度を「低」に設定する。もしくは、既に優先度が設定されていた場合には、端末装置300は、取得したコンサート履歴に係るアーティストの優先度を変更することなく、そのまま維持してもよく、又は、「低」ではなく、「確認済み」に設定してもよい。
端末装置300は、上述した各ステップを優先度が未設定のコンサート履歴がなくなるまで、繰り返し実施し、図17に示すような優先度リスト706を生成する。優先度リスト706は、図17に示されるように、ユーザが過去に参加したコンサートの開催日時及び当該コンサートに出演するアーティストの情報とともに、上述のように設定された優先度の情報を含む。
以上のように、本実施形態の「コンサート履歴の処理段階」では、コンサートの開催日が近いほど、当該コンサートに係るアーティストの楽曲が優先的に再生されるように、アーティストの優先度を設定するための処理を行う。本実施形態においては、当該コンサート参加情報704に含まれるユーザの過去の行動履歴を用いることで、コンサートの開催日に基づいて、当該コンサートに係るアーティストの楽曲の優先度を設定することができる。その結果、本実施形態によれば、参加したコンサートの開催日が近いほど、上記アーティストの楽曲を優先的に、且つ、自動的にユーザに提供することができる。
なお、本実施形態においては、「コンサート履歴の処理段階」における処理を変形することができる。例えば、端末装置300は、ユーザのコンサート中の心拍数等の生体情報を取得し、生体情報に基づいて、ユーザが盛りあがった等と判断される場合には、コンサートの開催時期によらず、当該コンサートに出演したアーティストの優先度を「高」に設定してもよい。なお、ユーザの生体情報は、検出装置100のセンシング部110の各種センサによって取得することができる。このような変形例1を、図20を参照して説明する。図20は、本実施形態の変形例1に係る「コンサート履歴の処理段階」のフローチャート図である。図20に示すように、本変形例1は、ステップS531からステップS549までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図19に示される本実施形態と異なる点のみを説明し、本実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
−ステップS531−
端末装置300は、検出装置100のセンシング部110の生体情報センサからユーザの心拍数の情報(例えば、単位時間当たりの心拍数の値の経時変化)を取得する。
−ステップS533−
端末装置300は、上述のステップS501と同様に、コンサート参加情報704に、現時点を基準に、まだ優先度が設定されていない、ユーザが過去に参加したコンサート履歴が存在するかを判断する。端末装置300は、優先度が設定されていないコンサート履歴が存在する場合には、ステップS535へ進み、優先度が設定されていないコンサート履歴が存在しない場合には、ステップS600(楽曲の追加段階)へ進む。
−ステップS535−
端末装置300は、上述のステップS503と同様に、コンサート参加情報704の含まれる優先度が設定されていないコンサート履歴の中から、1つのコンサート履歴を取得する。
−ステップS537−
端末装置300は、上述のステップS535で取得されたコンサート履歴に係る期間のユーザの心拍数を取得する。例えば、端末装置300は、上記コンサート履歴に係る期間における単位時間当たりの心拍数の経時変化を取得し、当該期間における単位時間当たりの心拍数の平均値(時間平均)を算出する。
−ステップS539−
端末装置300は、上述のステップS537で取得した心拍数(時間平均)が、予め設定された所定の閾値以上であるか否かを判断する。端末装置300は、上記心拍数が閾値以上であった場合には、ステップS541へ進み、上記心拍数が閾値以上でない場合には、ステップS543へ進む。
−ステップS541−
端末装置300は、取得したコンサート履歴に係るアーティストの優先度を「高」に設定し、ステップS533へ戻る。すなわち、本変形例においては、例えば、心拍数が上記閾値以上であった場合には、当該心拍数に係るコンサートにおいてユーザが盛り上がったと判断し、当該コンサートに係るアーティストの優先度を「高」に設定する。
−ステップS543〜ステップS549−
上述のステップS505〜ステップS511と同様であるため、ここでは説明を省略する。
なお、上述の説明においては、生体情報として心拍数の情報を用いているが、本変形例においてはこれに限定されるものではない。例えば、用いる生体情報としては、上記生体情報センサによって検出することができる、脈拍数、血圧、脳波、呼吸、発汗、筋電位、皮膚温度、皮膚電気抵抗、眼球運動、瞳孔径の大きさ、凝視時間、表情等であってもよい。また、本変形例においては、生体情報の代わりに、上記モーションセンサによって検出することができるユーザの動作(コンサート中のユーザの拍手や足踏み等)や、上記サウンドセンサによって検出することができるユーザの音声(コンサート中のユーザの歓声等)等を用いてもよい。
また、上述の変形例1をさらに変形することができる。例えば、端末装置300は、ユーザのコンサート中の心拍数等の生体情報を取得し、生体情報に基づいて、ユーザが盛りあがらなかったと判断される場合には、コンサート開催時期によらず、アーティストの優先度を「低」に設定してもよい。このような変形例2を、図21を参照して説明する。図21は、本実施形態の変形例2に係る「コンサート履歴の処理段階」のフローチャート図である。図21に示すように、本変形例2は、ステップS561からステップS579までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図20に示される変形例1と異なる点のみを説明し、変形例1と共通する点については、その説明を省略する。
−ステップS561〜ステップS567−
上述のステップS531〜ステップS537と同様であるため、ここでは説明を省略する。
−ステップS569−
端末装置300は、変形例1のステップS539と同様に、上述のステップS567で取得した心拍数(時間平均)が、予め設定された所定の閾値以上であるか否かを判断する。端末装置300は、上記心拍数が閾値以上であった場合には、ステップS571へ進み、上記心拍数が閾値以上でない場合には、ステップS579へ進む。
−ステップS571〜ステップS577−
上述のステップS543〜ステップS549と同様であるため、ここでは説明を省略する。
−ステップS579−
上述のステップS549と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(2.5.7 楽曲の追加段階)
次に、本実施形態に係る情報処理方法の「楽曲の追加段階(ステップS600)」における情報処理方法について、図22を参照して説明する。図22は、本実施形態に係る「楽曲の追加段階」のフローチャート図である。図22に示すように、「楽曲の追加段階」の処理は、ステップS601からステップS609までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。ここでは、端末装置300は、上述のステップS500の処理で設定した優先度に従って、優先度高のアーティストの最新アルバムの曲を再生リストの先頭に、以降、優先度中のアーティスト、優先度低のアーティストの楽曲を再生リスト(図示省略)に順次追加する処理を実施する。
−ステップS601−
端末装置300は、優先度リスト706において、上述の「コンサート予定の処理段階(ステップS400)」及び「コンサート履歴の処理段階(ステップS500)」で、高、中、低のいずれかの優先度が設定されたアーティストが存在するかを判断する。端末装置300は、優先度が設定されたアーティストが存在した場合には、ステップS603へ進み、優先度が設定されたアーティストが存在しない場合には、ステップS609へ進む。
−ステップS603−
端末装置300は、優先度リスト706の優先度「高」のアーティストの最新アルバムの楽曲を再生リスト(図示省略)の先頭に追加する。
−ステップS605−
端末装置300は、優先度リスト706の優先度「中」のアーティストの最新アルバムの楽曲を上述のステップS603で追加された楽曲の続きに追加する。
−ステップS607−
端末装置300は、優先度リスト706の優先度「低」のアーティストの最新アルバムの楽曲を上述のステップS605で追加された楽曲の続きに追加し、ステップS700(楽曲の再生段階)へ進む。
−ステップS609−
端末装置300は、ユーザの嗜好情報に基づいて、楽曲をランダムに再生するように再生リスト(図示省略)を生成し、ステップS700(楽曲の再生段階)へ進む。
なお、上述の説明においては、再生リストに追加する楽曲は、該当アーティストの最新アルバムの楽曲であるものとして説明したが、本実施形態においては、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、該当アーティストのコンサートで演奏される可能性の高い楽曲、再生回数の多い楽曲、代表曲、ベストアルバムの楽曲等を追加してもよい。また、本実施形態においては、取得したコンサート情報DB702に、コンサートで演奏された楽曲のセットリストが含まれていた場合には、セットリストにある楽曲を追加するようにしてもよい。
なお、本実施形態においては、「楽曲の追加段階」における処理を変形することができる。例えば、端末装置300は、再生リスト(図示省略)に登録したアーティストが重複することがないように処理を行ってもよい。このような変形例1を、図23を参照して説明する。図23は、本実施形態の変形例1に係る「楽曲の追加段階」のフローチャート図である。図23に示すように、本変形例1は、ステップS621からステップS633までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図22に示される本実施形態と異なる点のみを説明し、本実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
−ステップS621−
端末装置300は、上述のステップS601と同様に、優先度リスト706において、上述の「コンサート予定の処理段階」及び「コンサート履歴の処理段階」で、高、中、低のいずれかの優先度が設定されたアーティストが存在するかを判断する。端末装置300は、優先度が設定されたアーティストが存在した場合には、ステップS623へ進み、優先度が設定されたアーティストが存在しない場合には、ステップS633へ進む。
−ステップS623−
端末装置300は、優先度リスト706の優先度に基づいて、優先度が高、中、低の順になるようにアーティストを並べ換える(ソートする)。
−ステップS625−
端末装置300は、上述のステップS623において並べ替えられた優先度リスト706における先頭のアーティストを取得する。
−ステップS627−
端末装置300は、上述のステップS625で取得したアーティストが既に再生リスト(図示省略)に登録されたアーティストであるかどうかを判断する。端末装置300は、上記アーティストが既に再生リストに登録されていればステップS631へ進み、上記アーティストが登録されていない場合には、ステップS629へ進む。
−ステップS629−
端末装置300は、上述のステップS625で取得したアーティストの最新アルバムの楽曲を再生リスト(図示省略)の先頭に追加する。
−ステップS631−
端末装置300は、上述のステップS623において並べ替えられた優先度リスト706において、ステップS625で取得したアーティストの次に他のアーティストが存在するかを判断する。端末装置300は、次のアーティストが存在した場合には、ステップS627へ戻り、次のアーティストが存在しない場合には、ステップS700(楽曲の再生段階)へ進む。
−ステップS633−
上述のステップS609と同様であるため、ここでは説明を省略する。
また、上述の変形例1をさらに変形することができる。例えば、端末装置300は、重複して取得したアーティストの場合には、最新アルバムの楽曲ではなく、コンサートやイベントで定番曲として演奏されることが多い人気の楽曲や、再生回数が多い楽曲を再生リスト(図示省略)に追加してもよい。このような変形例2を、図24を参照して説明する。図24は、本実施形態の変形例2に係る「楽曲の追加段階」のフローチャート図である。図24に示すように、本変形例2は、ステップS641からステップS655までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図23に示される変形例1と異なる点のみを説明し、変形例1と共通する点については、その説明を省略する。
−ステップS641〜ステップS647−
上述のステップS621〜ステップS627と同様であるため、ここでは説明を省略する。
−ステップS649−
端末装置300は、ステップS645で取得されたアーティストの定番曲を、楽曲の重複がないように再生リスト(図示省略)に追加する。なお、アーティストの定番曲は、例えば、再生又はストリーミングの回数が多い楽曲であるとして、当該回数に基づき予め設定されているものとする。
−ステップS651〜ステップS655−
上述のステップS629〜ステップS633と同様であるため、ここでは説明を省略する。
また、本実施形態においては、「楽曲の追加段階」における処理を上述以外の態様に変形することができる。例えば、端末装置300は、楽曲やアーティストが特定されない場合に、再生する楽曲を選択するための既存の選曲アルゴリズムを用いてもよい。より具体的には、当該選曲アルゴリズムにおいては、上述の「コンサート予定の処理段階(ステップS400)」及び「コンサート履歴の処理段階(ステップS500)」で設定された優先度に基づき、各アーティストに重み付けを行う。そして、当該選曲アルゴリズムにおいては、当該当該重み付けが大きなアーティストの順に楽曲を追加し、再生リスト(図示省略)を生成する。このような変形例3を、図25を参照して説明する。図25は、本実施形態の変形例3に係る「楽曲の追加段階」のフローチャート図である。図25に示すように、本変形例3は、ステップS661からステップS669までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図22に示される本実施形態と異なる点のみを説明し、本実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
なお、本変形例においては、例えば、以下の処理を実施する前に、端末装置300は、ユーザのストリーミングの回数等の情報に基づいて、複数のアーティストに対して重み付けが設定された、重み付け情報を取得しているものとする。そして、本変形例3においては、上述の「コンサート予定の処理段階」及び「コンサート履歴の処理段階」で設定された優先度に基づき、重み付け情報をさらに調整する。もしくは、以下の処理を実施する前に、端末装置300は、上記重み付け情報を初期化し、上述の「コンサート予定の処理段階」及び「コンサート履歴の処理段階」で設定された優先度に基づき、各アーティストの重み付けを設定してもよい。
−ステップS661−
端末装置300は、上述のステップS601と同様に、優先度リスト706において、上述の「コンサート予定の処理段階」及び「コンサート履歴の処理段階」で、高、中、低のいずれかの優先度が設定されたアーティストが存在するかを判断する。端末装置300は、優先度が設定されたアーティストが存在した場合には、ステップS663へ進み、優先度が設定されたアーティストが存在しない場合には、ステップS669へ進む。
−ステップS663−
端末装置300は、優先度「高」のアーティストに、所定の量(例えば、0.5)付加するように重み付けを行う。
−ステップS665−
端末装置300は、優先度「中」のアーティストに、所定の量(例えば、0.3)付加するように重み付けを行う。なお、当該ステップS665で付加される量は、上述のステップS663で付加される量よりも小さいものとする。
−ステップS667−
端末装置300は、優先度「低」のアーティストに、所定の量(例えば、0.1)付加するように重み付けを行う。なお、当該ステップS667で付加される量は、上述のステップS665で付加される量よりも小さいものとする。
−ステップS669−
端末装置300は、重み付けの大きい順にアーティストの楽曲が並ぶように、楽曲を選択して、再生リスト(図示省略)を生成し、ステップS700(楽曲の再生段階)へ進む。
さらに、本実施形態においては、ユーザの状態に合わせて再生リスト(図示省略)を生成してもよい。例えば、ユーザの状態を検出装置100のセンシング部110の各種のセンサによって取得し、取得したユーザの状態に合わせて、例えば、再生する楽曲のジャンルを選択してもよい。より具体的には、端末装置300によって、モーションセンサのセンシングデータに基づき、ユーザがランニング中であると判断された場合、ランニングのためにテンポの良い楽曲が再生されるように、再生リストに含まれる楽曲のジャンルを選択してもよい。また、本実施形態においては、端末装置300は、ユーザのスケジュール情報に基づいてユーザの状態を特定してもよい。例えば、端末装置300によって、予めユーザによって端末装置300に入力されたスケジュール情報に基づいてユーザが就寝30分前であると判断された場合、リラックスを促すような楽曲が再生されるように、再生リストに含まれる楽曲のジャンルを選択してもよい。
(2.5.8 楽曲の再生段階)
そして、本実施形態に係る情報処理方法の「楽曲の再生段階(ステップS700)」における情報処理方法について、図26を参照して説明する。図26は、本実施形態に係る「楽曲の再生段階」のフローチャート図である。以下に説明する処理において、端末装置300は、「楽曲の追加段階(S600)」において生成された再生リスト(図示省略)に従って、楽曲を再生する。詳細には、図26に示すように、「楽曲の再生段階」は、ステップS701を含む。以下に、当該ステップS701の詳細について説明する。
−ステップS701―
端末装置300は、「楽曲の追加段階(S600)」において生成された再生リスト(図示省略)に従って、楽曲を順次再生する。
なお、楽曲を再生する際には、端末装置300は、コンサート会場の音響効果、歓声を再現したエフェクト処理を行った上で楽曲を再生してもよい。また、楽曲の再生の際に、端末装置300は、楽曲に関連する情報(例えば、楽曲を作曲した作曲者の情報、楽曲に関連するダンスの動画等)を端末装置300の出力部370である表示装置に出力してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザの過去の行動履歴だけでなく、ユーザの将来の行動予定をも参照することにより、ユーザに好適な楽曲を提供することができる。例えば、ユーザが過去に楽曲を鑑賞したことのないアーティストのコンサートへ参加を予定している場合であっても、本実施形態によれば、参加するコンサートの開催日が近づくと、上記アーティストの楽曲を優先的に、且つ、自動的にユーザに提供することができる。その結果、本実施形態によれば、ユーザが、上記アーティストの多くの楽曲をコンサートの前に鑑賞することができることから、上記コンサートをより楽しむことができるようになる。
なお、上述の説明においては、アーティストの優先度を設定するものとして説明したが、本実施形態においては、これに限定されるものではなく、コンサートで演奏された又は演奏される予定の楽曲に対して優先度を設定してもよい。また、本実施形態においては、楽曲のジャンルに対して優先度を設定してもよく、もしくは、コンサートで演奏された又は演奏される予定の楽曲の創作者に対して優先度を設定してもよい。
また、上述の説明においては、現時点に対して直近の日時(年月日)を持つユーザの将来参加するコンサート又はユーザの過去の参加したコンサートのアーティストほど優先度が高くなるように設定し、当該アーティストの楽曲が優先的に再生するようにしている。しかしながら、本実施形態においては、これに限定されるものではなく、例えば、ユーザの誕生日や記念日(例えば、結婚記念日)に対応する月日を持つ、もしくは、当該所定の月日に対して直近の月日を持つ、ユーザが将来参加する、もしくは、過去に参加したコンサートのアーティストほど優先度が高くなるように、当該優先度を設定してもよい。より具体的には、ユーザの誕生日が1993年3月26日であれば、3月26日(例えば、開催年は不問)に開催されたコンサート、又は、3月26日に近い月日で開催されたコンサートのアーティストほど優先度が高くなるように、当該優先度を設定してもよい。このようにすることで、誕生日に関する様々な記憶に、参加した、又は、参加するコンサートの記憶や楽曲が紐づけられてユーザの記憶されることから、過去に参加したコンサート、又は、将来的に参加するコンサートを、ユーザにとってより特別なイベントにすることができる。
<<3.第2の実施形態>>
上述した本開示の第1の実施形態においては、優先度リスト706を生成する際に、ユーザの心拍数の情報を取得し、取得した心拍数の情報に基づき優先度を設定していたが(図20 参照)、本実施形態においては、これに限定されるものではない。例えば、端末装置300は、ユーザの心拍数の情報を取得し、取得した心拍数の情報に基づきユーザの嗜好情報を生成し、当該嗜好情報を用いて優先度を設定してもよい。以下に、このような処理を行う本開示の第2の実施形態について説明する。
なお、本実施形態に係る情報処理システム10及び情報処理システム10に含まれる各装置の詳細構成は、上述の第1の実施形態と共通する。従って、ここでは、本実施形態に係る情報処理システム10及び情報処理システム10に含まれる各装置の構成の詳細な説明を省略する。
<3.1 情報処理方法>
次に、本実施形態における情報処理方法について説明するが、本実施形態における情報処理方法の大まかな流れは、図5に示される本開示の第1の実施形態に係る情報処理方法のフローチャート図と同様である。しかしながら、本実施形態においては、第1の実施形態における「コンサート参加情報の生成段階(ステップS100)」の後に、以下に説明する「嗜好情報の生成段階(S800)」が実施される点で第1の実施形態と異なる。さらに、本実施形態においては、「コンサート履歴の処理段階(ステップS500)」の処理が、第1の実施形態と異なる。従って、以下の説明においては、上述の第1の実施形態と異なる点のみを説明し、第1の実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
(3.1.2 嗜好情報の生成段階)
まずは、本実施形態においては、「嗜好情報の生成段階(ステップS800)」が実施される点で、上述した第1の実施形態と異なることから、本実施形態に係る「嗜好情報の生成段階」を図27及び図28を参照して説明する。図27は、本実施形態に係る情報処理方法の嗜好情報の生成段階のフローチャート図であり、図28は、本実施形態に係るコンサート参加情報704aの一例を示す図である。図27に示すように、本実施形態の「嗜好情報の生成段階」は、ステップS801からステップS811までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。ここでは、端末装置300は、ユーザの心拍数の情報を取得し、心拍数に基づいて、ユーザの嗜好情報を生成する処理を実施する。
なお、本実施形態の「嗜好情報の生成段階」は、第1の実施形態の「コンサート参加情報の生成段階」と同様に、例えば、1日に1回もしくは数回、予め設定された時間に定期的に実行されるものとする。
−ステップS801−
端末装置300は、上述のステップS100で生成されたコンサート参加情報704に、現時点を基準に、まだ嗜好情報が設定されていない、ユーザが過去に参加したコンサート履歴が存在するかを判断する。端末装置300は、嗜好情報が設定されていないコンサート履歴が存在する場合には、ステップS803へ進み、嗜好情報が設定されていないコンサート履歴が存在しない場合には、処理を終了する。
−ステップS803−
端末装置300は、コンサート参加情報704に含まれる嗜好情報が設定されていないコンサート履歴の中から、1つのコンサート履歴を取得する。
−ステップS805−
端末装置300は、検出装置100のセンシング部110から、上述のステップS803で取得されたコンサート履歴に係る期間のユーザの心拍数を取得する。例えば、端末装置300は、上記コンサート履歴に係る期間における単位時間当たりの心拍数の経時変化を取得し、当該期間における単位時間当たりの心拍数の平均値(時間平均)を算出する。
−ステップS807−
端末装置300は、上述のステップS805で取得した心拍数(時間平均)が、予め設定された所定の閾値以上であるか否かを判断する。端末装置300は、上記心拍数が閾値以上であった場合には、ステップS809へ進み、上記心拍数が閾値以上でない場合には、ステップS811へ進む。
−ステップS809−
端末装置300は、取得したコンサート履歴に係るアーティストの嗜好情報を「好き」に設定し、ステップS801へ戻る。すなわち、本実施形態においては、コンサートにおいて心拍数が閾値以上であった場合には、ユーザは当該コンサートに係るアーティストを好んでいると判断する。
−ステップS811−
端末装置300は、取得したコンサート履歴に係るアーティストの嗜好情報を「嫌い」に設定し、ステップS801へ戻る。すなわち、本実施形態においては、コンサートにおいて心拍数が閾値以上でない場合には、ユーザは当該コンサートに係るアーティストを好んでいないと判断する。
そして、端末装置300は、上述した各ステップを、嗜好情報が未設定のコンサート履歴がなくなるまで、繰り返し実施し、図28に示すようなユーザの嗜好情報を含む、コンサート参加情報704aを生成する。
なお、上述の説明においては、端末装置300は、コンサートにおいてユーザの心拍数が閾値以上であった場合には、ユーザは当該コンサートに係るアーティストを好んでいると判断していたが、本実施形態においてはこれに限定されるものではない。例えば、端末装置300は、楽曲のジャンルによって、閾値を変化させてもよい。もしくは、端末装置300は、例えば、楽曲のジャンルが、イージーリスニング(くつろいで楽しめる軽音楽)であった場合には、コンサートにおいて心拍数が閾値以下であった際に、ユーザはリラックスしていることから、ユーザは当該コンサートに係るアーティストを好んでいると判断してもよい。
以上のように、本実施形態においては、ユーザの過去の行動履歴及びユーザの将来の行動予定だけでなく、参加したコンサートにおけるユーザの生体情報等に基づいたユーザの嗜好情報をも考慮して、優先度を設定することができる。従って、本実施形態によれば、ユーザにより好適な楽曲を提供することができる。
なお、上述の説明においては、生体情報として心拍数の情報を用いているが、本実施形態においてはこれに限定されるものではない。例えば、用いる生体情報としては、上記生体情報センサによって検出することができる、脈拍数、血圧、脳波、呼吸、発汗、筋電位、皮膚温度、皮膚電気抵抗、眼球運動、瞳孔径の大きさ、凝視時間、表情等であってもよい。また、本実施形態においては、生体情報の代わりに、上記モーションセンサによって検出することができるユーザの動作(コンサート中のユーザの拍手や足踏み等)や、上記サウンドセンサによって検出することができるユーザの音声(コンサート中のユーザの歓声等)等を用いてもよい。
また、本実施形態においては、「嗜好情報の生成段階」における処理を変形してもよい。例えば、本実施形態においては、ユーザが参加したコンサートが良かったかをユーザに対して確認し、ユーザに直接的に入力してもらうことで、ユーザの嗜好情報を取得してもよい。このような変形例を、図29及び図30を参照して説明する。図29は、本実施形態の変形例に係る情報処理方法の嗜好情報の生成段階のフローチャート図であり、図30は、本実施形態に係る表示画面800の一例を示す図である。図29に示すように、本変形例は、ステップS851からステップS861までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。なお、以下の説明においては、上述の、図27に示される本実施形態と異なる点のみを説明し、本実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
なお、本変形例は、ユーザのスケジュール情報等に基づいて、ユーザが参加したコンサートが終了し、所定の期間(例えば、コンサートの終了の直後、コンサートの終了から1日経過後)経過した後に、実行するものとする。すなわち、参加したコンサートに対するユーザの記憶が新鮮なうちに、以下の処理を実行する。
−ステップS851−
端末装置300は、コンサート参加情報704に含まれるコンサート履歴の中から、該当する1つのコンサート履歴を取得する。
−ステップS853−
端末装置300は、上述のステップS851で取得したコンサート履歴に、まだ嗜好情報が設定されていないかどうかを判断する。端末装置300は、嗜好情報が設定されていない場合には、ステップS855へ進み、嗜好情報が設定されている場合には、処理を終了する。
−ステップS855−
端末装置300は、ユーザに対して、上述のステップS851で取得したコンサート履歴に係るコンサートの感想(嗜好)を確認する。例えば、図30に示すような表示画面800を表示し、ユーザに操作ボタン802、804に対して入力操作を行わせることで、ユーザのコンサートに対する感想(嗜好)を入力させてもよい。また、本変形例においては、このような表示画面800を表示することだけでなく、ヘッドフォンやスピーカ等から質問をユーザに対して音声出力し、ユーザの回答を収音装置によって取得してもよい。
−ステップS857−
端末装置300は、上述のステップS855で、ユーザが好きと回答した場合には、ステップS859へ進み、好きと回答しなかった場合には、ステップS861へ進む。
−ステップS859〜ステップS861−
上述のステップS809〜ステップS811と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(3.1.2 コンサートの履歴に対する処理)
次に、本実施形態に係る情報処理方法の「コンサート履歴の処理段階(ステップS500)」における情報処理方法について、図31を参照して説明する。図31は、本実施形態に係る「コンサート履歴の処理段階」のフローチャート図である。図31に示すように、「コンサート履歴の処理段階」は、ステップS581からステップS597までの複数のステップを含むことができる。以下に、これら各ステップの詳細について説明する。ここでは、端末装置300は、上述のように取得した嗜好情報に基づいて、コンサートの開催時期によらず、ユーザの嗜好を反映させた優先度リスト706を生成する。なお、以下の説明においては、上述の、図19に示される第1の実施形態と異なる点のみを説明し、第1の実施形態と共通する点については、その説明を省略する。
−ステップS581−
端末装置300は、コンサート参加情報704に、現時点を基準に、まだ優先度が設定されていない、ユーザが過去に参加したコンサート履歴が存在するかを判断する。端末装置300は、優先度が設定されていないコンサート履歴が存在する場合には、ステップS583へ進み、優先度が設定されていないコンサート履歴が存在しない場合には、ステップS600(楽曲の追加段階)へ進む。
−ステップS583−
端末装置300は、コンサート参加情報704の含まれる優先度が設定されていないコンサート履歴の中から、1つのコンサート履歴を取得する。
−ステップS585−
端末装置300は、上述のステップS583で取得したコンサート履歴の嗜好情報を確認し、嗜好情報に応じて、後述するステップS587からステップS591のいずれかに進む。詳細には、端末装置300は、「好き」の嗜好情報であればステップS587へ進み、「嫌い」の嗜好情報であればステップS589へ進み、嗜好情報が未設定であればステップS591へ進む。
−ステップS587−
図19に示される第1の実施形態のステップS507と同様であるため、ここでは説明を省略する。
−ステップS589−
図19に示される第1の実施形態のステップS511と同様であるため、ここでは説明を省略する。
−ステップS591〜ステップS597−
図19に示される第1の実施形態のステップS505〜ステップS511と同様であるため、ここでは説明を省略する。
さらに、本変形例においては、端末装置300は、ユーザから入力されるコンサートに対する嗜好に関する入力情報と、当該コンサートの期間に対応する生体情報とを用いて、ユーザの嗜好の傾向を機械学習する学習器(図示省略)を有してもよい。この場合、端末装置300は、次回のコンサートの期間に対応する生体情報を取得し、上記機械学習の結果である上記入力情報と生体情報との関係を示す関係情報を参照することで、ユーザによって嗜好の情報が入力されなくても、ユーザの嗜好を推定することができる。より具体的には、端末装置300は、ユーザから入力されるこのコンサートが「好き」という嗜好情報と、当該コンサートの期間に対応する生体情報とを機械学習し、ユーザが好きと感じている場合の生体情報の特徴を抽出する。そして、端末装置300は、次回のコンサート期間に対応する生体情報を取得し、抽出した上記特徴と比較することで、当該コンサートに対してユーザが「好き」と感じているか、否かを推定することができる。
<<4.まとめ>>
以上のように、本開示の各実施形態及び各変形例によれば、ユーザの過去の行動履歴だけでなく、ユーザの将来の行動予定をも参照することにより、ユーザに好適な楽曲を提供することができる。
なお、上述した本開示の各実施形態及び各変形例は、単独で実施しても、互いに組み合わせて実施してもよく、特に限定されるものではない。
また、上述した本開示の各実施形態及び各変形例においては、ユーザに好適な楽曲を提供する場合を例に説明したが、本開示の実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、本開示の実施形態は、ユーザに好適な、例えば、映画、演劇、舞踊、各種パフォーマンス、スポーツ等の映像コンテンツ(動画像、静止画像)を提供してもよい。このような場合、本開示の実施形態においては、ユーザが参加したイベント(映画、演劇、舞踊、各種パフォーマンス等)に関する演者、創作者、イベントのジャンル等(属性情報)に対して優先度を設定することとなる。
さらに、上述した本開示の実施形態及び変形例に係る情報処理方法は、例えばクラウドコンピューティング等のように、ネットワークへの接続(または各装置間の通信)を前提とした、複数の装置からなるシステムに適用されてもよい。つまり、上述した本実施形態に係る情報処理システム10及びそれに含まれる各種の装置は、例えば、クラウド上の複数のサーバ等により本実施形態に係る情報処理方法に係る処理を行う情報処理システムとして実現することも可能である。
<<5.ハードウェア構成>>
次に、図32を参照して、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図32は、本開示の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示したブロック図である。図示された情報処理装置900は、例えば、上記の実施形態における端末装置300を実現し得る。
情報処理装置900は、CPU901、ROM(Read Only Memory)902、及びRAM(Random Access Memory)903を含む。また、情報処理装置900は、ホストバス907、ブリッジ909、外部バス911、インタフェース913、入力装置915、出力装置917、ストレージ装置919、ドライブ921、接続ポート923、通信装置925を含んでもよい。さらに、情報処理装置900は、センサ935を含んでもよい。情報処理装置900は、CPU901に代えて、又は、これとともに、DSP(Digital Signal Processor)等の処理回路を有してもよい。
CPU901は、演算処理装置及び制御装置として機能し、ROM902、RAM903、ストレージ装置919、又はリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って、情報処理装置900内の動作全般又はその一部を制御する。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータなどを記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータなどを一次記憶する。CPU901、ROM902、及びRAM903は、CPUバスなどの内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。さらに、ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、ボタン、キーボード、タッチパネル、マウスなど、ユーザによって操作される装置である。入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール装置であってもよいし、情報処理装置900の操作に対応したスマートフォンなどの外部接続機器929であってもよい。入力装置915は、ユーザが入力した情報に基づいて入力信号を生成してCPU901に出力する入力制御回路を含む。ユーザは、この入力装置915を操作することによって、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置917は、コンテンツをユーザに対して視覚的又は聴覚的に出力することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置、スピーカ及びヘッドフォン等の音声出力装置等であり得る。出力装置917は、情報処理装置900の処理により得られた結果に基づいて、テキスト又は画像(動画像を含む)等の映像として出力したり、音声又は音響等の音声として出力したりする。
ストレージ装置919は、情報処理装置900の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置である。ストレージ装置919は、例えば、HDD等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、及び外部から取得した各種のデータなどを格納する。
ドライブ921は、磁気ディスク、光ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927のためのリーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ921は、装着されているリムーバブル記録媒体927に記録を書き込む。
接続ポート923は、機器を情報処理装置900に直接接続するためのポートである。接続ポート923は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート等であり得る。また、接続ポート923は、RS−232Cポート、光オーディオ端子、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)ポート等であってもよい。接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報処理装置900と外部接続機器929との間で各種のデータが交換され得る。
通信装置925は、例えば、通信ネットワーク931に接続するための通信デバイスなどで構成された通信インタフェースである。通信装置925は、例えば、有線又は無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、WUSB(wireless USB)用の通信カード等でありうる。また、通信装置925は、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は、各種通信用のモデム等であってもよい。通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で、TCP/IPなどの所定のプロトコルを用いて信号などを送受信する。また、通信装置925に接続される通信ネットワーク931は、有線又は無線によって接続されたネットワークであり、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信又は衛星通信等である。
センサ935は、例えば、モーションセンサ、サウンドセンサ、生体情報センサ、又は位置センサなどの各種のセンサを含む。また、センサ935は、マイクロフォンを含んでもよい。
以上、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更され得る。
<<6.補足>>
なお、先に説明した本開示の実施形態は、例えば、上記で説明したような情報処理装置又は情報処理システムで実行される情報処理方法、情報処理装置を機能させるためのプログラム、及びプログラムが記録された一時的でない有形の媒体を含み得る。また、プログラムをインターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。
また、上述した本開示の実施形態の情報処理方法における各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って処理されなくてもよい。例えば、各ステップは、適宜順序が変更されて処理されてもよい。また、各ステップは、時系列的に処理される代わりに、一部並列的に又は個別的に処理されてもよい。さらに、各ステップの処理方法についても、必ずしも記載された方法に沿って処理されなくてもよく、例えば、他の機能部によって他の方法で処理されていてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する情報生成部と、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する出力部と、を備える、情報処理装置。
(2)前記ユーザの行動履歴は、前記ユーザの位置を検出する位置センサによって取得される、上記(1)に記載の情報処理装置。
(3)前記ユーザの行動履歴は、前記ユーザの周囲で発生した音を検出するサウンドセンサから取得されたセンシングデータを用いて、前記データベースを参照することにより、前記ユーザの参加した前記イベントを特定することによって取得される、上記(1)に記載の情報処理装置。
(4)前記ユーザの行動予定は、前記ユーザによって予め入力されることにより取得される、上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(5)前記イベントコンテンツ情報は、前記各イベントの開催日時、開催場所及び前記演者の情報を含む、上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(6)前記イベントコンテンツ情報は、演奏曲の題名、当該演奏曲の演奏の順番、当該演奏曲のジャンル、当該演奏曲の創作者名のうちの少なくともいずれかを含む、上記(5)に記載の情報処理装置。
(7)前記情報生成部は、前記ユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報に基づいて、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報を抽出し、前記データベースに基づいて、当該取得した前記滞在場所に対応する前記イベントを特定し、特定した前記イベントに対応する前記演者の情報を抽出する、ことにより、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの前記演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する、上記(1)に記載の情報処理装置。
(8)前記出力部は、所定の時点に対して直近の日時の前記ユーザの未来の前記滞在場所に対応する前記演者ほど前記優先度が高くなる優先順位に基づいて、前記各演者に対応する前記コンテンツを出力する、上記(1)に記載の情報処理装置。
(9)前記出力部は、所定の時点に対して直近の日時の前記ユーザの過去の前記滞在場所に対応する前記演者ほど前記優先度が高くなる優先順位に基づいて、前記各演者に対応する前記コンテンツを出力する、上記(1)に記載の情報処理装置。
(10)前記出力部は、所定の月日に対応する、もしくは、所定の月日に対して直近の月日の前記ユーザの過去の前記滞在場所に対応する前記演者ほど前記優先度が高くなる優先順位に基づいて、前記各演者に対応する前記コンテンツを出力する、上記(1)に記載の情報処理装置。
(11)前記出力部は、前記ユーザの嗜好情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して前記優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する、上記(1)に記載の情報処理装置。
(12)前記ユーザの嗜好情報は、前記ユーザの動作を検出するモーションセンサ、又は、前記ユーザの生体情報を検出する生体情報センサによって取得されるセンシングデータに基づいて、推定される、上記(11)に記載の情報処理装置。
(13)前記ユーザの嗜好情報は、前記ユーザによって予め入力されることにより取得される、上記(11)に記載の情報処理装置。
(14)前記ユーザの嗜好情報は、前記ユーザによって入力された入力情報と、当該入力情報に対応した期間において、前記ユーザの動作を検出するモーションセンサ、又は、前記ユーザの生体情報を検出する生体情報センサによって取得されるセンシングデータとを用いて、前記入力情報と前記センシングデータとの関係を機械学習する学習器によって得られた関係情報に基づき、推定される、上記(11)に記載の情報処理装置。
(15)前記出力部は、前記コンテンツとして、音楽又は映像を出力する、上記(1)〜(14)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(16)取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの属性情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する情報生成部と、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記属性情報のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各属性情報に対応するコンテンツを出力する出力部と、を備える、情報処理装置。
(17)前記属性情報は、前記イベントに関する創作物の創作者又はジャンルである、上記(16)に記載の情報処理装置。
(18)取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成することと、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力することと、を含む情報処理方法。
(19)取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する機能と、生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
10 情報処理システム
100 検出装置
110 センシング部
140 送信部
200 サーバ
210 入力部
220 制御部
230 記憶部
240、340 通信部
300 端末装置
310 コンテンツ情報取得部
320 ユーザ情報取得部
330 情報生成部
350 リスト生成部
360 出力制御部
370 出力部
400 ヘッドフォンスピーカ
500、931 通信ネットワーク
700 行動情報
702 コンサート情報DB
704、704a コンサート参加情報
706 優先度リスト
800 表示画面
802、804 操作ボタン
900 情報処理装置
901 CPU
902 ROM
903 RAM
907 ホストバス
909 ブリッジ
911 外部バス
913 インタフェース
915 入力装置
917 出力装置
919 ストレージ装置
921 ドライブ
923 接続ポート
925 通信装置
927 リムーバブル記録媒体
929 外部接続機器
935 センサ

Claims (19)

  1. 取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する情報生成部と、
    生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する出力部と、
    を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記ユーザの行動履歴は、前記ユーザの位置を検出する位置センサによって取得される、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザの行動履歴は、前記ユーザの周囲で発生した音を検出するサウンドセンサから取得されたセンシングデータを用いて、前記データベースを参照することにより、前記ユーザの参加した前記イベントを特定することによって取得される、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザの行動予定は、前記ユーザによって予め入力されることにより取得される、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記イベントコンテンツ情報は、前記各イベントの開催日時、開催場所及び前記演者の情報を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記イベントコンテンツ情報は、演奏曲の題名、当該演奏曲の演奏の順番、当該演奏曲のジャンル、当該演奏曲の創作者名のうちの少なくともいずれかを含む、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報生成部は、
    前記ユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報に基づいて、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報を抽出し、
    前記データベースに基づいて、当該取得した前記滞在場所に対応する前記イベントを特定し、特定した前記イベントに対応する前記演者の情報を抽出する、
    ことにより、
    前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの前記演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力部は、所定の時点に対して直近の日時の前記ユーザの未来の前記滞在場所に対応する前記演者ほど前記優先度が高くなる優先順位に基づいて、前記各演者に対応する前記コンテンツを出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記出力部は、所定の時点に対して直近の日時の前記ユーザの過去の前記滞在場所に対応する前記演者ほど前記優先度が高くなる優先順位に基づいて、前記各演者に対応する前記コンテンツを出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記出力部は、所定の月日に対応する、もしくは、所定の月日に対して直近の月日の前記ユーザの過去の前記滞在場所に対応する前記演者ほど前記優先度が高くなる優先順位に基づいて、前記各演者に対応する前記コンテンツを出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記出力部は、前記ユーザの嗜好情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して前記優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記ユーザの嗜好情報は、前記ユーザの動作を検出するモーションセンサ、又は、前記ユーザの生体情報を検出する生体情報センサによって取得されるセンシングデータに基づいて、推定される、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記ユーザの嗜好情報は、前記ユーザによって予め入力されることにより取得される、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記ユーザの嗜好情報は、
    前記ユーザによって入力された入力情報と、当該入力情報に対応した期間において、前記ユーザの動作を検出するモーションセンサ、又は、前記ユーザの生体情報を検出する生体情報センサによって取得されるセンシングデータとを用いて、前記入力情報と前記センシングデータとの関係を機械学習する学習器によって得られた関係情報に基づき、推定される、
    請求項11に記載の情報処理装置。
  15. 前記出力部は、前記コンテンツとして、音楽又は映像を出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの属性情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する情報生成部と、
    生成した前記プロファイル情報に基づき、前記属性情報のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各属性情報に対応するコンテンツを出力する出力部と、
    を備える、
    情報処理装置。
  17. 前記属性情報は、前記イベントに関する創作物の創作者又はジャンルである、請求項16に記載の情報処理装置。
  18. 取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成することと、
    生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力することと、
    を含む情報処理方法。
  19. 取得したユーザの行動履歴及び行動予定に係る情報と、複数のイベントに関するイベントコンテンツ情報のデータベースとを参照して、前記ユーザの過去及び未来の滞在場所の情報と、前記イベントの演者の情報とを紐づけて、前記ユーザのプロファイル情報を生成する機能と、
    生成した前記プロファイル情報に基づき、前記複数の演者のそれぞれに対して優先度を設定し、当該優先度に応じて、前記各演者に対応するコンテンツを出力する機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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