JP5682568B2 - ノード及びそれに用いる監視管理方法並びにそれを用いる転送システム、入力回路、出力回路 - Google Patents

ノード及びそれに用いる監視管理方法並びにそれを用いる転送システム、入力回路、出力回路 Download PDF

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Description

本発明はノード及びそれに用いる監視管理方法並びにそれを用いる転送システム、入力回路に関し、特にパケットネットワークにおける監視管理技術、より詳細にはラベルスイッチングネットワークにおけるコネクションの確認手法に関する。
ユーザトラヒックをキャリア網内のエッジ装置間で転送する仕組みとして、MPLS(Multi−Protocol Label Switching)を用いたラベルスイッチ方式が一般化されている。
MPLSでは、各中継装置がパケットに付された「ラベル」と呼ばれる識別子を用いてフォワーディングを行う。このラベルが付されたパケットの通り道をLSP(Label Switched Path)と呼ぶ。
LSPの入口にあるLER(ラベルエッジルータ)にパケットが届くと、パケット内の経路情報にラベルを付加して、LSR(ラベルスイッチングルータ)に転送する。LSRは、入力パケットのラベルを見て、どの出力ポートに転送すべきかを判断してパケットを送る。ネットワークの出口にあるLERは、到着したパケットからラベルを取り除き、ネットワークの外部へ転送する。
キャリア網内のエッジ装置間に開設されたLSPにおける経路診断技術としては、例えば下記の非特許文献1に記載の技術が存在する。非特許文献1の4.2.1節と4.2.2節とで示すように、本発明に関連する経路診断技術は、経路診断を行うLSPに対してOAM(Operation Administration and Maintenance)パケットを転送し、その応答を確認することにより、ラベルスイッチ方式に基づいて構築されたラベル転送先経路の不整合を検査するものである。
すなわち、パケットの転送ホップ数の上限が異なるOAMパケット[要求のトレース(trace)パケット]を順次送信していき、応答がなかった場合に通信上の不具合があったものと判断するものである。
例えば、図21に示すように、装置2aはパケットの転送ホップ数(TTL:Time to live)の上限が異なるOAMパケット(例えば、LSP−traceの要求メッセージ)を送信する。
上記のOAMパケットを受信する中継装置がシャーシ型のスイッチ構成になっている場合、上記の中継装置(2a,2b,2c)の入力ラインカード21a,21b,21cにおいて、上記のOAMパケットのTTL値を「TTL=TTL−1」する。この演算結果が「0」になる場合、上記のOAMパケットは、その入力ラインカードで終端される。
さらに、そのTLV(Type/Length/Value)の中のターゲット(Target)ID(IDentifier)情報が自カードID情報と一致する場合は、正常の応答メッセージを生成して装置(中継装置2a,2b,2c)向けに返信する。
図22に示すOAMフレームのフォーマットを参照すると、OAMフレームは、LSPヘッダ[LSPラベル、EXP(Experimental field)、S(the stacking bit indicates)、TTL情報を含む]、OAM等の制御メッセージかを識別するための識別ヘッダ、フレームのペイロードとなるTLV等を含む。
N.Bahadur,R.Aggarwal,T.Nadeau,N.Sprecher,Y.Weingarten.IETF Draft"draft−nitinb−mpls−tp−lsp−ping−bfd−procedures−00".July 5,2009.http://tools.ietf.org/html/draft−nitinb−mpls−tp−lsp−ping−bfd−procedures−00
非特許文献1に記載の中継装置におけるTTL演算処理は、入力ラインカードでしか行わないため、TTL=1のOAMフレームは、上記の中継装置の入力ラインカードで終端されてしまう。つまり、本発明に関連する技術では、OAMパケットが入力ラインカードのみで処理され、出力ラインカードで処理できないという問題があるため、出力ラインカードの障害状況を監視することができない。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、OAMフレームを出力ラインカードにおいて処理することができるノード及びそれに用いる監視管理方法並びにそれを用いる転送システム、入力回路、出力回路を提供することにある。
本発明による第1のノードは、MPLS(Multi Protocol Label Switching)網を構成するノードであって、TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信する入力部と、OAMフレームをノードの外部へ送信する出力部とを備え、前記入力部は、外部から受信したOAMフレームが示す終端先が自ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを前記出力部に送信する場合、前記TTLを特定の値にして前記受信したOAMフレームの前記出力部への送信を行い、前記出力部は、前記入力部から送信されたOAMフレームを終端することを特徴とする。
本発明による第2のノードは、TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームを送受信するノードであって、装置の外部からOAMフレームを受信する入力部と、OAMフレームを装置の外部へ送信する出力部とを備え、前記入力部は、外部から受信したOAMフレームのTTLを、終端先が前記出力部であることを示す特定の値にして前記出力部に送信し、前記出力部は、前記入力部から受信したOAMフレームのTTLの値を検知して、前記特定の値のTTLを含むOAMフレームを終端することを特徴とする。
本発明による監視管理方法は、MPLS(Multi Protocol Label Switching)網を構成するノードに用いる監視管理方法であって、前記ノードに、TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信する入力部と、OAMフレームをノードの外部へ送信する出力部とを設け、前記入力部が、外部から受信したOAMフレームが示す終端先が前記ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを前記出力部に送信する場合、前記TTLを特定の値にして前記受信したOAMフレームの前記出力部への送信を行い、前記出力部が、前記入力部から送信されたOAMフレームを終端することを特徴とする。
本発明による転送システムは、MPLS(Multi Protocol Label Switching)網を構成するノードを含む転送システムであって、前記ノードは、TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信する入力部と、OAMフレームをノードの外部へ送信する出力部とを備え、前記入力部は、外部から受信したOAMフレームが示す終端先が自ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを前記出力部に送信する場合、前記TTLを特定の値にして前記受信したOAMフレームの前記出力部への送信を行い、前記出力部は、前記入力部から送信されたOAMフレームを終端することを特徴とする。
本発明による入力回路は、MPLS(Multi Protocol Label Switching)網に用いられるノード内に設けた入力回路であって、TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信し、外部から受信したOAMフレームが示す終端先が前記ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを、前記ノード内に設けられたOAMフレームを前記ノードの外部へ送信する出力部に送信する場合、前記TTLを特定の値にしてOAMフレームを前記出力部に送信することを特徴とする。
本発明による出力回路は、MPLS(Multi Protocol Label Switching)網に用いられるノード内に設けた出力回路であって、TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信する入力部が、前記外部から受信したOAMフレームが示す終端先が前記ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを、前記TTLを特定の値にして送信する場合、前記入力部から送信されたOAMフレームを終端することを特徴とする。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、OAMフレームを出力ラインカードにおいて処理することができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の全体動作の概要を示す図である。 本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。 本発明によるラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。 本発明による他のラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。 本発明に用いるG−ACHフレームのフォーマットを示す図である。 本発明に用いるACH TLV Headerのフォーマットを示す図である。 本発明に用いるACH TLVのフォーマットを示す図である。 本発明に用いるラインカードを特定するためのACH TLVの一例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。 本発明における特定のラベルを有するフレームを抽出する方法を示す図である。 本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態によるラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。 本発明に関連するLSP−Ping/LSP−Traceの概要を示す図である。 MPLSフレームのフォーマットを示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明による転送装置(ノード)としてラベル転送装置の概略について説明する。本発明によるラベル転送装置は、説明を簡単化するために、入力部である入力ラインカードと出力部である出力ラインカードとを有するシャーシ型を例として説明する。尚、本発明によるラベル転送装置は、必ずしもシャーシ型である必要はなく、入力部である入力ポートと出力部である出力ポートとを有する単一ボード型でも良い。
本発明によるラベル転送装置は、上記の入力ラインカードに、終端すべきOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームを受信した場合、OAMフレームに格納されているターゲット(Target)ID(IDentifier)が自カードIDと一致するかを判定し、一致する場合に正常のOAM応答フレームを送信元に送信し、異なる場合にOAMフレームのTTL(Time to live:パケットの転送ホップ数)を予め設定した異常値(例えば、出力ラインカードにおいて、通常のフレームでないことを認識するための設定値)にして出力ラインカードに転送するOAM処理部を備えている。
また、本発明によるラベル転送装置は、上記の出力ラインカードに、入力フレームのヘッダにあるTTL値を検知して、TTL値が異常値のフレームを抽出するTTL処理部と、TTL処理部から抽出されたフレームがOAMフレームである場合、OAMフレームに格納されているターゲットID情報を自カードIDと比較して、一致すれば正常のOAM応答フレームを送信元に送信し、異なる場合にエラーのOAM応答フレームを送信元に送信するOAM処理部とを備えている。
これによって、本発明によるラベル転送装置では、中継装置の出力ラインカードの障害状況を監視することができるので、つまり、送信装置が中継装置の出力ラインカードの障害状況をも監視することができるので、OAMフレームを出力ラインカードにおいて処理することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。図1において、本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置は、入力ラインカード11と、出力ラインカード12と、それらのラインカード間を結ぶスイッチファブリック(以下、SFとする)13とを含んで構成されている。
入力ラインカード11は、ポート111と、ラベル識別部112と、TTL処理部113と、OAM処理部114と、転送部115とを備えている。ポート111は、外部から受信するフレームをラベル識別部112に転送したり、OAM処理部114から受信するフレームを外部に出力したりする。
ラベル識別部112は、ポート111から受信するフレームのLSP(Label Switched Path)ラベルを識別し、転送すべきラベルである場合、受信フレームをTTL処理部113へ転送する。また、ラベル識別部112は、終端すべきラベルである場合、受信フレームの識別ヘッダを見てOAMフレームであるかを判別する。
ラベル識別部112は、OAMフレームであれば、OAM処理部114へ転送し、OAMフレームでなければ廃棄または他の終端処理を行う。ラベル識別部112におけるその他の終端処理については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
TTL処理部113は、ラベル識別部112から受信するフレームのTTLを検知して、TTL>1であれば、「TTL=TTL−1」の演算をしてTTLを書換えた後に、転送部115に転送する。TTL処理部113は、TTL=1であれば、受信フレームの識別ヘッダを見てOAMフレームであるかを判別する。
TTL処理部113は、OAMフレームであれば、OAM処理部114へ転送し、OAMフレームでなければ廃棄またはその他の終端処理を行う。TTL処理部113におけるその他の終端処理については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
OAM処理部114は、ラベル識別部112またはTTL処理部113からOAMフレームを受信し、該当OAMフレームの種別を判断して処理する。以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にして、OAM処理について説明する。
OAM処理部114は、受信したPingメッセージのTLV(Type/Length/Value)を見て、ターゲットIDが自カードIDと一致する場合、受信メッセージのTLVのソース(Source)IDをターゲットID、ソースIDを自カードIDとする応答OAMフレームを生成してポート111へ返信する。
しかしながら、受信したPingメッセージのターゲットIDが自カードIDと一致しない場合、受信OAMフレームのTTLを異常TTL(例えば、TTL=0)にして転送部115に転送し、応答OAMフレームの返信処理を出力ラインカード12に任せる。
以下、説明を簡単化するために、入力ラインカードから出力ラインカードに転送するOAMフレームのTTL値を0にするが、必ずしもTTL=0でなくても良い。例えば、他の異常のTTL値を挿入して、出力ラインカード12が通常のフレームでないことを認識できれば良い。
また、OAM処理部114は、上述した本発明に関連する技術モードと、本実施の形態による技術モードとを同時にサポートすることも可能にする。受信OAMフレームの専用フィールドを利用して本発明に関連する技術モードで動作するか、本実施の形態による技術モードで動作するかを決める。
OAMフレームの専用フィールドは、OAMのペイロードのReserved領域を使うか、タイプ(Type)を使うか等のことが考えられる。本発明に関連する技術モードと本実施の形態による技術モードとを区別するために、専用フィールド値を、仮に本発明に関連する技術モードが「0」、本実施の形態による技術モードが「1」と定義することも可能である。
本実施の形態による技術モードのOAMフレームを受信した場合、OAM処理部114の処理は、上記で述べた通りである。一方、本発明に関連する技術モードのOAMフレームを受信した場合、OAM処理部114は、先ず受信したPingメッセージのTLVを見て、ターゲットIDが自カードIDと一致するかを確認する。
OAM処理部114は、一致する場合、受信メッセージのTLVのソースIDをターゲットID、ソースIDを自カードIDとする応答OAMフレームを生成してポート111へ返信する。逆に、ターゲットIDが自カードIDと一致しない場合、OAM処理部114は、自カードIDをソースIDとするエラーの応答メッセージを生成してポート111へ返信する。
転送部115は、TTL処理部113とOAM処理部114とから受信するフレームのラベルをスワップし、転送先ポートを指定してSF13に受信フレームを転送する。
出力ラインカード12は、TTL識別部121と、OAM処理部122と、ポート123とを備えている。TTL識別部121は、SF13から受信するフレームのTTL値を検知して、TTL≧1であれば、ポート123へ転送し、TTL=0であればOAM処理部122へ転送する。
OAM処理部122は、TTL識別部121から受信するフレームを受信して、OAMフレームの種別を判断して処理する。以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にしてOAM処理について説明する。
OAM処理部122は、受信したPingメッセージのTLVを見て、ターゲットIDが自カードIDである場合、受信メッセージのTLVのソースIDをターゲットID、ソースIDを自カードIDとする正常の応答メッセージを生成して、SF13へ返信する。また、OAM処理部114は、受信したPingメッセージのTLVを見て、ターゲットIDが空白の場合、受信したPingメッセージの対象が自カードであると判断してもよい。
しかしながら、受信したPingメッセージのターゲットIDが自カードIDではない場合、OAM処理部122は、TTLがExpiredされたことを示す応答メッセージを生成してSF13へ返信する。
図2は本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の全体動作の概要を示す図である。これら図1及び図2を参照して本発明の第1の実施の形態における転送方法について説明する。
例えば、装置1aの入力ラインカード11aから装置1bの入力ラインカード11bに向けて、TTL=1(ターゲットID=11b)のPingメッセージを送信するものとする。それを受信する装置1bの入力ラインカード11bは、ターゲットIDが自カードIDなので、正常の応答メッセージを装置1aに返信する。
また、装置1aの入力ラインカード11aから装置1bの出力ラインカード12bに向けて、TTL=1(ターゲットID=12b)のPingメッセージを送信するものとする。それを受信する装置1bの入力ラインカード11bは、まずTTL=0で終端し、ターゲットIDが自カードIDと異なる場合、TTL=0の受信Pingメッセージをそのまま出力ラインカード12bに転送する。
Pingメッセージを受信する出力ラインカード12bは、TTL=0のフレームのみに対してOAM処理を行うので、TTL=0かつターゲットIDが自カードIDの場合、正常の応答メッセージを装置1aに返信する。
図3〜図5は本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図5を参照して本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の動作の詳細について説明する。尚、図3〜図5に示す処理動作は、ラベル転送装置内のCPU(中央処理装置)(図示せず)がメモリ等(図示せず)に格納されたプログラムを実行することで実現される。あるいは、図3〜図5に示す処理動作は、プログラマブル・ロジックデバイスを設計する際に利用され、ハードウェアの動作で実現されてもよい。
入力ラインカード11のラベル識別部112は、ポート111で受信するフレームのLSPラベルを識別し(図3ステップS1,S2)、該当ラベルが終端すべきではない(転送すべきである)場合(図3ステップS3のNO)、受信フレームをTTL処理部113へ転送する。
また、ラベル識別部112は、終端すべきラベルである場合(図3ステップS3のYES)、受信フレームの識別ヘッダを見てOAMフレームであるかを判別する(図4ステップS8)。ラベル識別部112は、OAMフレームであれば(図4ステップS8のYES)、そのフレームをOAM処理部114へ転送し、OAMフレームでなければ(図4ステップS8のNO)、廃棄またはその他の終端処理を行う(図4ステップS9)。ラベル識別部112におけるその他の終端処理については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
TTL処理部113は、ラベル識別部112から受信するフレームのTTLを検知して(図3ステップS4)、TTL>1であれば(図3ステップS5のNO)、「TTL=TTL−1」の演算をしてTTLを書換えた後に転送部115に転送する(図3ステップS6,S7)。
TTL処理部113は、TTL=1であれば(図3ステップS5のYES)、受信フレームの識別ヘッダを見てOAMフレームであるかを判別する(図4ステップS8)。TTL処理部113は、OAMフレームであれば(図4ステップS8のYES)、そのフレームをOAM処理部114へ転送し、OAMフレームでなければ(図4ステップS8のNO)、そのフレームの廃棄またはその他の終端処理を行う(図4ステップS9)。TTL処理部113におけるその他の終端処理については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
OAM処理部114は、ラベル識別部112またはTTL処理部113からOAMフレームを受信し、該当OAMフレームの種別を判断して処理する(図4ステップS10)。以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にしてOAM処理について説明する。
OAM処理部114は、受信したPingメッセージのTLVを見て、ターゲットIDが自カードIDである場合(図4ステップS11のYES、ステップS13のYES)、受信メッセージのTLVのソースIDをターゲットID、ソースIDを自カードIDとする応答メッセージを生成してポート111へ返信する(図4ステップS14)。
しかしながら、OAM処理部114は、受信したPingメッセージのターゲットIDが自カードIDではない場合(図4ステップS13のNO)、受信メッセージを転送部115に転送する。
転送部115は、TTL処理部113から受信するフレームのラベルをスワップし(図3ステップS6)、転送先ポートを指定してSF13に受信フレームを転送する(図3ステップS7)。
出力ラインカード12のTTL識別部121は、受信するフレームのTTL値を検知して(図5ステップS21,S22)、TTL>0であれば(図5ステップS23のNO)、ポート123へ転送し、TTL=0であれば(図5ステップS23のYES)、OAM処理部122へ転送する。
OAM処理部122は、TTL識別部121からフレームを受信すると、OAMフレームかどうかを判別する(図5ステップS25)。OAM処理部122は、OAMフレームでなければ(図5ステップS25のNO)、そのフレームの廃棄またはその他の終端処理を行う(図5ステップS26)。OAMフレームでない場合の終端処理については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
続いて、OAM処理部122は、OAMフレームの種別を判断して処理する(図5ステップS27)。以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にしてOAM処理について説明する。
OAM処理部122は、受信したPingメッセージのTLVを見て、ターゲットIDが自カードIDである場合(図5ステップS28のYES、ステップS30のYES)、受信メッセージのTLVのソースIDをターゲットID、ソースIDを自カードIDとする正常の応答メッセージを生成して、SF13へ返信する(図5ステップS31)。
しかしながら、OAM処理部122は、受信したPingメッセージのターゲットIDが自カードIDではない場合(図5ステップS30のNO)、TTLがExpiredされたことを示す応答メッセージを生成してSF13へ返信する(図5ステップS32)。
OAM処理部122は、OAMフレームがPingメッセージではない場合(図5ステップS28のNO)、その他のOAM処理を行う(図5ステップS29)。OAM処理部122におけるその他のOAM処理については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
このように、本実施の形態では、終端すべきOAMフレームを受信してターゲットIDが自カードIDと異なる場合、TTL=0のOAMフレームをそのまま出力ラインカード12に送信する機能を有する入力ラインカード11のOAM処理部114と、入力ラインカード11からTTL=0のOAMフレームを受信した場合、ターゲットIDと自カードIDを比較して一致する場合に正常のOAM応答フレームを、異なる場合に異常のOAM応答フレームを受信OAMフレームの送信元に返信する機能を有する出力ラインカード12のOAM処理部122とを有することによって、送信装置が中継装置の出力ラインカード12の障害状況をも監視することができるので、OAMフレームを出力ラインカード12において処理することができる。
図6は本発明の第2の実施の形態によるラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。図6において、本発明の第2の実施の形態によるラベル転送装置は、入力ラインカード11の構成に内部専用メッセージ処理部141を加え、出力ラインカード12のOAM処理部122の代わりに内部専用メッセージ処理部151を設けた以外は、図1に示す本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置の入力ラインカード11及び出力ラインカード12と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の第1の実施の形態によるラベル転送装置と同様である。
入力ラインカード14の内部専用メッセージ処理部141は、OAM処理部114からOAMフレームのターゲットID情報を受け取った場合、ターゲットID情報を含む内部専用の確認メッセージを生成して転送部115へ送信する。
その後、内部専用メッセージ処理部141は、一定時間内に出力ラインカード15からの内部専用の応答メッセージを待ち、受け取った場合に出力ラインカード15が正常であることを示す情報と、ターゲットIDが出力ラインカード15と一致したかどうかを示す情報とをOAM処理部114へ通知する。
逆に、一定時間に応答メッセージを受け取れなかった場合、内部専用メッセージ処理部141は、出力ラインカード15が異常であることを示す情報をOAM処理部114へ通知する。
出力ラインカード15の内部専用メッセージ処理部151は、SF13から内部専用の確認メッセージを受信した場合、確認メッセージのターゲットID情報を自カードIDと比較し、一致する場合にターゲットIDが一致することを示す内部専用の応答メッセージを返し、異なる場合にターゲットIDが一致しないことを示す内部専用の応答メッセージを返す。
以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にしてOAM処理について説明する。
本実施の形態による入力ラインカード14の動作が、図3及び図4に示す本発明の第1の実施の形態の入力ラインカード11の動作と異なる点は、図4のステップS13から図3のステップS6への動作である。
本発明の第1の実施の形態の動作では、TTL=0の受信OAMフレームをそのまま転送部115を介して出力ラインカード12に送信しているが、本実施の形態では、受信OAMフレームの代わりに、内部専用の応答メッセージを送受信する。
具体的に、入力ラインカード15のOAM処理部114は、ターゲットIDが自カードIDと異なる場合(図4ステップS13のNO)、ラベルスワップして(図3ステップS6)、出力ラインカード12に転送する(図3ステップS7)のではなく、出力ラインカード15のカードIDを予め管理していて、先ず受信OAMフレームのターゲットIDが出力ラインカード15のカードIDと一致するかを確認する。
OAM処理部114は、一致する場合、内部専用メッセージ処理部141にて出力ラインカード15の状況を確認するための内部専用の確認メッセージを生成して転送部115へ送信する。その後、OAM処理部114は、一定時間内に出力ラインカード15からの内部専用の応答メッセージを受け取った場合、出力ラインカード15のカードIDをソースIDとする応答メッセージを生成してポート111へ返信し、一定時間に応答メッセージを受け取れなかった場合、自カードIDをソースIDとするエラーの応答メッセージを生成してポート111へ返信する。
逆に、受信OAMフレームのターゲットIDが出力ラインカード15のカードIDと異なる場合、OAM処理部114は、出力ラインカード15の状況を確認せず、エラーの応答OAMフレームを生成して返信する。
次に、本実施の形態による出力ラインカード15の動作が、図5に示す本発明の第1の実施の形態による出力ラインカード12の動作と異なる点は、TTL処理が不要で、OAMフレーム処理の変わりに内部専用のメッセージを処理することである。
このように、本実施の形態では、終端すべきOAMフレームを受信して、ターゲットIDが自カードIDと異なる場合、ターゲットIDを含む内部確認メッセージを出力ラインカード15に送信する機能と、出力ラインカード15から内部応答メッセージを受信した場合、入力OAMフレームの送信元装置に対して、応答OAMフレームを生成して送信する機能とを含む入力ラインカード14のOAM処理部114と、入力ラインカード14から内部専用メッセージを受信した場合、ターゲットIDと自カードIDとを比較して一致する場合に一致の内部応答メッセージを、異なる場合に不一致の内部応答メッセージを入力ラインカード14に送信する機能を含む出力ラインカード15の内部専用メッセージ処理部151とを有することによって、送信装置が中継装置の出力ラインカード15の障害状況をも監視することができるので、OAMフレームを出力ラインカード15において処理することができる。
上記のOAMフレームを出力ラインカードにおいて処理するという課題を解決するための構成としては、図7に示す構成や図8に示す構成もある。図7は本発明の第1の実施の形態に対応し、図8は本発明の第2の実施の形態に対応する。
図7において、装置(ラベル転送装置)1は、入力部(入力ラインカード)11と、出力部(出力ラインカード)12とを含んで構成されている。
上記の図7に示す構成において、入力部11は、外部から受信したOAMフレームのフレームの通り道を示すフィールドまたは装置間の転送回数を示すフィールドが示す終端先が自装置であり、且つ、外部から受信したOAMフレームを出力部12に送信する場合、装置間の転送回数を示すフィールドを特定の値にしてOAMフレームを出力部12に送信する。出力部12は、入力部11から送信されたOAMフレームの装置間の転送回数を示すフィールドが特定の値である場合に入力部12から送信されたOAMフレームを終端する。これによって、図7に示す構成でも、OAMフレームを出力部12において処理することができる。
図8において、装置(ラベル転送装置)1は、入力部(入力ラインカード)14と、出力部(出力ラインカード)15とを含んで構成されている。
上記の図8に示す構成において、入力部14は、フレームの通り道を示すフィールドと装置間の転送回数を示すフィールドと装置内の終端先を示すフィールドとを有するOAMフレームを装置1の外部から受信し、出力部15は、OAMフレームを装置1の外部へ送信する。
入力部14は、外部から受信したOAMフレームのフレームの通り道を示すフィールドまたは装置間の転送回数を示すフィールドが示す終端先が自装置であり、且つ、外部から受信したOAMフレームを出力部15に送信する場合、内部専用メッセージを生成して出力部15に送信し、出力部15は、入力部14から送信された内部専用メッセージを受信する。これによって、図8に示す構成でも、OAMフレームを出力部15において処理することができる。
図9は本発明に用いるG−ACH(Generic−Associated CHannel)フレームのフォーマットを示す図であり、図10は本発明に用いるACH TLV Headerのフォーマットを示す図であり、図11は本発明に用いるACH TLVのフォーマットを示す図であり、図12は本発明に用いるラインカードを特定するためのACH TLVの一例を示す図である。
図9に示すフォーマットは、RFC(RFC)5586(非特許文献2)に記載されたMPLS Generic Associated Channelのフレームフォーマットを示している。図9に示すフォーマットにおいて、GAL(Generic Associated channel Label)は、LSPのラベルスタックの最下に使用し、次にACH(Associated Channel Header)があることを示している。このGALには、予約ラベルの13番を使用する。
ACHは、先頭4ビットが「0001b」で、OAM等のControl Channelであることを示している。また、ACHは、OAMの種別(例えば、警報や性能監視等)を示すChannel Typeフィールドを有する。
ACH TLV Headerは、図10に示すように、ACH TLVsの総長さを示すためのヘッダ情報であり、サイズは4byteである。ACH TLVは、図11に示すように、ACH TLV Headerに続き、送信元や送信先の識別子を示すValueを入れるためのフィールドである。G−Ach Messageには、OAMメッセージ等の詳細内容が含まれる。
図11において、ACH TLVの最初の2byteはValueのタイプ(TLV Type)を示し、次の2byteはValueのLengthを示している。Valueは識別子の種類によりそのサイズが異なる。
例えば、ラインカードを特定するためのValueの一例としては、図12に示すように、ACH TLVのValueのタイプ=5、ValueのLength=8、装置を特定するためのNode_ID、Logical Interface Handle(LIH)とすることも可能であり、その場合のサイズは12byteである。
上述した本発明に関連する技術におけるOAMフレームの判定処理では、LSP Labelの処理において、受信フレームの外側のLSP Labelを見て、TTL>1の場合に、その受信フレームを終端せず、TTLを減算して次段に転送している。TTL=1かつS(the stacking bit indicates)ビットが0の場合は、そのラベルを剥がして2段目のラベルを検索する。
逆に、TTL=1かつSビットが1の場合は、LSPではなく、PW(PseudoWire)フレームとして終端処理を実施する。PW OAMは、OAM動作的にはLSP OAMと類似であるため、本発明では、LSP OAMを例として説明し、PW OAMに関してはその説明を省略する。
本発明の第1及び第2の実施の形態では、入力ラインカードがTTL=1のOAMフレームを受信した場合、ACH TLVのターゲットIDを見て、自カードIDでなければ出力ラインカードに転送しているが、出力ラインカードに転送する形態として、どの出力ラインカードに出力すべきかを選定せずに全ての出力ラインカードに転送してもよい。
また、上記の入力ラインカードが、出力ラインカードのカードIDリストを有していて、そのカードIDリストからターゲットIDを検索することにより、特定の出力ラインカードのみに対してOAMフレームを転送することもできる。尚、転送後における出力ラインカードの動作は、上述した本発明の第1の実施の形態と同じであるため、その動作の説明は省略する。
上記のOAMフレームの判定処理では、GAL Label以降の処理において、上記の2段目のラベルがGALの場合、さらにGALに続くACHヘッダのChannel TypeがOAMを示していれば、OAMフレームと判定してOAM処理を実施する。2段目のラベルがGALではない場合は、OAM処理以外の処理を実施する。
上述した本発明の第1及び第2の実施の形態では、入力ラインカードと出力ラインカードとを識別させるために、ACH TLVのターゲットIDを見て判定しているが、OAMフレームの任意のフィールドを用いて入力ラインカードと出力ラインカードとを識別してもよい。その場合、上記のように入力部がACH TLVのターゲットIDよりも、特に先に読み込むことが可能なフィールドを用いることが望ましい。これにより、OAMフレームの送信元が対象とするラインカードをより迅速に識別することができる。具体的には、以下のような判定方法を用いることができる。
(1)入力ラインカードにおいて、GALのTC(Traffic Class)フィールドの値を見て、どのラインカードで処理すべきかを判定する方法が考えられる。LSP LabelのTCフィールドはフレームの転送優先度を決めるために利用されているので乱用できないが、GALのTCフィールドは一般的に利用用途がないため、特別な用途に利用しても問題ない。
(2)ACHのChannel Typeの新規の値を定義して、どのラインカードで処理すべきかを判定する方法が考えられる。例えば、Channel Typeは、一般的にOAMの種別を示すために利用されるが、Channel Type=“X”であれば入力ラインカード行きのOAM、Channel Type=“Y”であれば出力ラインカード行きのOAMと定義することも可能である。
(3)ACH Reserved領域に新規の値を定義して、入力ラインカード行きか、出力ラインカード行きかを判定させる方法が考えられる。例えば、LSP−pingの場合、“1”であれば入力ラインカード行きのOAM、“2”であれば出力ラインカード行きのOAMと定義することも可能である。
また、上述した本発明の第1及び第2の実施の形態では、入力ラインカードでTTL=1のOAMフレームを受信した場合、ACH TLVのターゲットIDを見て、自カードIDでなければ出力ラインカードに転送している。しかしながら、入力ラインカードにおいて、ACH TLVのターゲットIDを見て、どの出力ラインカード宛てかを判定し、その特定の出力ラインカードのみに対してOAMフレームを転送するという方法も考えられる。
続いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置は、上記の入力ラインカードに、自装置で処理すべきOAMフレーム、例えばTTL=1のOAMフレーム、あるいは特定のラベルを用いるOAMフレームを受信した場合、そのフレームを終端するとともに、TTLに異常値(例えば、TTL=0)を設定して出力ラインカードにも転送するTTL処理部と、TTL処理部から受信するOAMフレームに格納されているターゲットIDが自カードIDと一致するかを判定し、一致する場合に正常のOAM応答フレームを送信元に送信し、異なる場合に該当OAMフレームを廃棄するOAM処理部とを備えている。
また、本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置は、上記の出力ラインカードに、入力フレームのヘッダにあるTTL値を検知して、TTL値が異常値のフレームを抽出するTTL処理部と、TTL処理部から抽出されたフレームがOAMフレームである場合、OAMフレームに格納されているターゲットID情報を自カードIDと比較して、一致すれば正常のOAM応答フレームを送信元に送信し、異なる場合に廃棄、またはエラーのOAM応答フレームを送信元に送信するOAM処理部とを備えている。
これによって、本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置では、中継装置の出力ラインカードの障害状況を監視することができるので、つまり、送信装置が中継装置の出力ラインカードの障害状況をも監視することができるので、OAMフレームを出力ラインカードにおいて処理することができる。この場合、本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置では、入力ラインカードにおいてTTLに異常値(例えば、TTL=0)を設定して出力ラインカードに転送しているだけであり、どのラインカードで処理すべきかを判定する必要がなくなるため、入力ラインカードにおける処理負荷を軽減することができる。
図13は本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置の構成例を示すブロック図である。図13において、本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置は、入力ラインカード16と、出力ラインカード12と、それらのラインカード間を結ぶスイッチファブリック(以下、SFとする)13とを含んで構成されている。
入力ラインカード16は、ポート111と、TTL処理部113と、OAM処理部114と、転送部115とを備えている。ポート111は、外部から受信するフレームをTTL処理部113に転送したり、OAM処理部114から受信するフレームを外部に出力したりする。
TTL処理部113は、ポート111から受信するフレームのラベルTTLを検知して、TTL>1であれば、「TTL=TTL−1」演算してTTLを書換えた後に、転送部115に転送する。TTL処理部113は、TTL=1のフレームであれば、受信フレームの識別ヘッダを見てOAMフレームであるかを判別する。また、TTL<1のフレームを受信した場合はそのフレームを廃棄する。TTL処理部113はTTL=1のフレームを抽出する代わりに、特定のラベルを有するフレームを抽出する方法も考えられる。
ここで、図14を用いて特定のラベルを有するフレームを抽出する方法について説明する。例えば、図14(a)に示す装置1においては、受信したフレームのLSPラベルがα、β、γの場合、当該LSPラベルをx、y、zにスイッチして転送し、受信したフレームのLSPラベルがδの場合、当該受信したフレームを終端するものとする。
このように、受信したフレームのLSPラベルに応じた、入力ラインカードの対応を予め設定して、図14(b)に示すように保持しておく。そして、受信したフレームのLSPラベルがδの場合、当該LSPラベルを終端すべきラベルであるとして、このLSPラベル「δ」を有するフレームを抽出する方法が考えられる。尚、この方法は、図3のステップS2,S3の処理にも、つまり終端すべきラベルであるか否かの判定にも適用可能である。
TTL処理部113は、受信フレームがOAMフレームではない場合、廃棄または他の終端処理を行う。一方、TTL処理部113は、受信フレームがOAMフレームの場合、OAM処理部114へ転送するともに、TTLに異常値(例えば、TTL=0)を設定して出力ラインカードに転送する。
OAM処理部114は、TTL処理部113からOAMフレームを受信し、該当OAMフレームの種別を判断して処理する。以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にして、OAM処理について説明する。
OAM処理部114は、Pingメッセージを受信した場合、ターゲットIDが自カードIDと一致する場合、受信メッセージに含まれているソースIDをターゲットID、自カードIDをソースIDとする応答OAMフレーム(この応答OAMフレームが上記のPingメッセージの応答であるPing応答メッセージに相当する)を生成してポート111へ返信する。逆に、ターゲットIDが自カードIDと異なる場合は、受信メッセージを廃棄する。
転送部115は、TTL処理部113から受信するフレームのラベルをスワップし、転送先ポートを指定してSF13に受信フレームを転送する。
出力ラインカード12は、TTL識別部121と、OAM処理部122と、ポート123とを備えている。TTL識別部121は、SF13から受信するフレームのTTL値を検知して、TTL≧1であれば、ポート123へ転送し、TTL=0であれば、OAM処理部122へ転送する。
OAM処理部122は、TTL識別部121から受信するフレームを受信して、OAMフレームの種別を判断して処理する。以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にしてOAM処理について説明する。
OAM処理部122は、受信したPingメッセージのTLVを見て、ターゲットIDが自カードIDである場合、受信メッセージのTLVのソースIDをターゲットID、ソースIDを自カードIDとする正常の応答メッセージ(Ping応答メッセージ)を生成して、SF13へ返信する。
しかしながら、受信したPingメッセージのターゲットIDが自カードIDではない場合、OAM処理部122は受信メッセージを廃棄する。ただし、必要に応じてTTLがExpiredされたことを示す応答メッセージ(Ping応答メッセージ)を生成してSF13へ返信することも可能である。
図15〜図17は本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。尚、図15〜図17に示す処理動作は、ラベル転送装置内のCPU(中央処理装置)(図示せず)がメモリ等(図示せず)に格納されたソフトプログラム或いはFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアプログラムを実行することで実現される。
ラベル転送装置の入力ラインカード16のTTL処理部112は、ポート111で受信するフレームのLSPラベルのTTLを検知し(図15ステップS31,S32)、TTL=1のフレームを抽出して(図15ステップS33のYES)、OAM判定を実施する。逆に、その他の正常フレームは(図15ステップS33のNO)、TTLを減算して転送する(図15ステップS34〜S36)。
TTL処理部113は、受信フレームがOAMフレームではない場合(図16ステップS37のNO)、受信フレームを終端あるいは廃棄する(図16ステップS41)。TTL処理部113は、逆に受信フレームがOAMフレームであれば(図16ステップS37のYES)、そのフレームをコピーして(図16ステップS38)、元のフレームをOAM処理部114へ転送し(図16ステップS39のNO)、コピーしたフレームのTTLに異常値(例えば、TTL=0)を設定して転送部115へ転送する(図16ステップS39のYES)。
OAM処理部114は、TTL処理部113からOAMフレームを受信し、該当OAMフレームの種別を判断して処理する。OAM処理部114は、OAMフレームがPingメッセージの場合(図16ステップS40のNO)、その他のOAM終端あるいは廃棄する(図16ステップS41)。OAM処理部114は、逆にOAMフレームがPingメッセージの場合(図16ステップS40のYES)、OAMフレームを転送部115に転送するともに、OAM終端処理を実施する。
以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にしてOAM終端処理について説明する。
OAM処理部114は、受信したPingメッセージのTLVを見て、ターゲットIDが自カードIDである場合(図16ステップS42のYES)、受信メッセージのTLVのソースIDをターゲットID、ソースIDを自カードIDとする応答メッセージを生成してポート111へ返信する(図16ステップS43)。
しかしながら、OAM処理部114は、受信したPingメッセージのターゲットIDが自カードIDではない場合(図16ステップS42のNO)、受信メッセージを廃棄する(図16ステップS44)。
転送部115は、TTL処理部113からコピーしたフレームを受信すると、TTL処理部113から受信するフレームのラベルをスワップし(図15ステップS35)、転送先ポートを指定して受信フレームを転送する(図15ステップS36)。
出力ラインカード12のTTL識別部121は、受信するフレームのTTL値を検知して(図17ステップS51,S52)、TTL>0であれば(図17ステップS53のNO)、ポート123へ転送し(図17ステップS54)、TTL=0であれば(図17ステップS53のYES)、OAM処理部122へ転送する。
OAM処理部122は、TTL識別部121からフレームを受信すると、OAMフレームかどうかを判別する(図17ステップS55)。OAM処理部122は、OAMフレームでなければ(図17ステップS55のNO)、そのフレームの廃棄またはその他の終端処理を行う(図17ステップS57)。OAMフレームでない場合の終端処理については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
続いて、OAM処理部122は、OAMフレームの種別を判断して処理する(図17ステップS56)。以下、OAMフレームがPingメッセージの場合を例にしてOAM処理について説明する。
OAM処理部122は、受信したPingメッセージのTLVを見て、ターゲットIDが自カードIDである場合(図17ステップS58のYES)、正常の応答メッセージを生成して、SF13へ返信する(図17ステップS59)。
しかしながら、OAM処理部122は、受信したPingメッセージのターゲットIDが自カードIDではない場合(図17ステップS58のNO)、受信メッセージを廃棄する(図17ステップS60)。
OAM処理部122は、OAMフレームがPingメッセージではない場合(図17ステップS56のNO)、その他のOAM終端あるいは廃棄する(図17ステップS57)。OAM処理部122におけるその他のOAM終端については、本発明と直接関係しないため、その説明を省略する。
このように、本実施の形態によるラベル転送装置は、入力部と出力部とを含むラベル転送装置において、入力部に、受信フレームのTTLと種類を検知して、TTL=1のOAMフレームである場合、OAMフレームを終端するともに、OAMフレームのTTLに異常値を設定して出力部に転送するTTL処理部113を備え、該当する出力ラインカードのみがOAM回答することにより、OAMフレームを出力ラインカード12において処理することができるとともに、入力ラインカード16で遅延することなく、高速に出力ラインカード12の状況を把握することができる。
さらに、本発明の第4の実施の形態について説明する。本発明の第4の実施の形態によるラベル転送装置は、図18で示すように、図13に示す本発明の第3の実施の形態に比べて、TTL処理部116が異なる。ポート111、OAM処理部114、転送部115は本発明の第3の実施の形態と同一構成となるため、詳細な説明は省略する。また、本発明の第4の実施の形態における同一構成要素の動作は、上述した本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置と同様の動作である。
本発明の第4の実施の形態におけるTTL処理部116は、本発明の第3の実施の形態のTTL処理部113と異なり、PingメッセージのPing識別部1161を有することである。本発明の第3の実施の形態では、Pingメッセージの識別をすべてOAM処理部114で行っているが、本発明の第4の実施の形態では、Pingメッセージの識別をTTL処理部116で実施する。
図19及び図20は本発明の第4の実施の形態によるラベル転送装置の動作を示すフローチャートである。尚、図19及び図20に示す処理動作は、ラベル転送装置内のCPU(中央処理装置)(図示せず)がメモリ等(図示せず)に格納されたソフトプログラムあるいはFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアプログラムを実行することで実現される。
以下、図19及び図20を参照しながら本発明の第4の実施の形態によるラベル転送装置の動作について説明する。また、本実施の形態における本発明の第3の実施の形態と同一構成要素の動作は、上記の本発明の第3の実施の形態によるラベル転送装置と同様の動作であるため、同一構成要素(入力ラインカード16のポート111、OAM処理部114、転送部115及び出力ラインカード12の動作)の動作説明は省略し、構成要素が異なる入力ラインカード16のTTL処理部116の動作のみについて説明する。
TTL処理部116は、受信するフレームのLSPラベルのTTLを検知し(図19ステップS71,S72)、TTL=1あるいは特定のラベルを有するフレームを抽出して(図19ステップS73のYES)、OAM判定を実施する。逆に、その他の正常フレームは、TTLを減算して転送部115へ転送して処理する(図19ステップS74〜S76)。
TTL処理部116は、受信フレームがOAMフレームではない場合(図20ステップS77のNO)、受信フレームを終端あるいは廃棄する(図20ステップS79)。TTL処理部116は、逆に受信フレームがOAMフレームである場合(図20ステップS77のYES)、更にOAMタイプを識別する。
その結果、TTL処理部116は、受信フレームがPingメッセージではない場合(図20ステップS78のNO)、その他の終端あるいは廃棄する(図20ステップS79)。TTL処理部116は、逆にOAMフレームがPingメッセージの場合(図20ステップS78のYES)、OAMフレームをコピーして(図20ステップS80,S81のNO)、転送部115へ転送して処理する(図19ステップS74〜ステップS76)。元のフレームは(図20ステップS81のYES)、OAM処理部114へ転送して処理する(図20ステップS82〜ステップS84)。
このように、本実施の形態によるラベル転送装置は、入力部と出力部とを含むラベル転送装置において、入力部に、受信フレームのTTLと種類とを検知して、TTL=1のOAMフレームかつPingメッセージである場合、OAMフレームを終端するともに、OAMフレームのTTLに異常値を設定して出力部に転送するTTL処理部116を備え、該当する出力ラインカード12のみがOAM回答することにより、OAMフレームを出力ラインカード12において処理することができるとともに、入力ラインカード16で遅延を減少させ、高速に出力ラインカード12の状況を把握することができる。
以上の実施の形態においては、入力ラインカードが、外部から受信したOAMフレームに格納されたLSPラベルのTTLを特定の値(例えば0)に設定して、出力ラインカード宛に送信し、出力ラインカードがTTLの値に基づいてOAMフレームを終端できるようにしていた。以下の第5の実施の形態および第6の実施の形態では、LSPラベルのTTLに替わり、OAMフレームが有するLSPラベルのTTL以外のフィールドに格納されている値を用いる場合について説明する。なお、以降の実施の形態において、ラベル転送装置の構成は、いずれも第3の実施の形態のものとほぼ同様であるので、各構成および動作の詳細な説明については省略する。以降の実施の形態においては、適宜図13を用いて、OAMフレームが有するLSPラベルのTTL以外のフィールドに格納されている値の設定方法を中心に説明する。
最初に、第5の実施の形態について説明する。本実施の形態では、上述の実施の形態におけるOAMフレームまたは内部専用メッセージ(以下、OAMフレーム)が、図9に示すGALを用いる場合の動作について説明する。
OAMフレームがGALを用いる場合、出力ラインカード12がOAMフレームを終端するかどうかの判断基準として、LSPラベルのTTLに替わり、例えば図9に示すGALのTTLまたはTCを用いることが考えられる。
まず、LSPラベルのTTLに替わり、GALのTTLを用いる場合について説明する。入力ラインカード16のポート111がOAMフレームを受信するとき、通常、GALのTTL値は1である。これを利用して、TTL処理部113によりLSPラベルのTTLが1であり、OAMフレームが自ノード宛であると判断された場合には、TTL処理部113は、GALのTTL値を特定の値にして、出力ラインカード12に送信する。特定の値としては、例えば、GALのTTL値を2とすることが考えられる。次いで、出力ラインカード12は、GALのTTL値に基づいてOAMフレームを終端する。
GALのTCを用いる場合も、ほぼ同様に、TTL処理部113が、GALのTC値を特定の値に変更すれば良い。具体的には、GALのTCの通常値を0、特定の値を1とすることが一例として考えられる。
以上の通り、第5の実施形態によれば、上記の実施形態と同様に、OAMフレームを出力ラインカードにおいて処理することができる。この結果、出力ラインカードの障害状況を監視することが可能となる。
次に、第6の実施形態について説明する。第1の実施形態等では、出力ラインカードがLSPラベルのTTLに基づいてOAMフレームを終端するかどうかを判断していたが、本実施の形態では、LSPラベルのTTLおよびOAMフレームが有するLSPラベルのTTL以外のフィールドそれぞれの特定の値に基づいて、出力ラインカード12はOAMフレームを終端するかどうかを判断する。ここで、あらかじめOAMフレームの送信元が、LSPラベルのTTL以外のフィールドのどれを用いるか選択し、特定の値を決めておくものとする。
まず、入力ラインカード16のポート111がOAMフレームを受信した場合、第5の実施の形態等と同様に、TTL処理部113は、LSPラベルのTTLが1であれば、受信したOAMフレームが自ノード宛だと判断する。その後、TTL処理部113は、受信したOAMフレームを出力ラインカード12に送信する。つまり、入力ラインカード16では、OAMフレームに格納された値を原則として特に変更することなく、出力ラインカード12に送信している。
続いて、出力ラインカード12のTTL識別部121は、入力ラインカード16が送信したOAMフレームを受信する。ここで、出力ラインカードのTTL識別部121は、OAMフレームの終端先が自ノードであることを示すLSPラベルのTTL値に加えて、LSPラベルのTTL以外のフィールドの値を用いて、受信したOAMフレームを終端するべきかを判断する。このとき、OAMフレームの終端先が自ノードであることを示すLSPラベルのTTLは、予め定められた値とすることができる。例えば、予め定められた値は、1であってもよく、第1の実施例に記載されているようにOAM処理部114によって設定される特定の値であってもよい。特定の値の一例としては、0が挙げられる。
LSPラベルのTTL以外のフィールドとしては、図9のフレームフォーマットにおける、LSPラベル(図9:「LSP Label」)以外のフィールドのいずれかを用いることができる。例えば、GAL、ACH、またはACH TLV内のフィールドを用いることが考えられる。より具体的には、ACHのChannel Type、ACH TLVのType、もしくはACH TLVのValue、もしくはGALのTTLフィールドに特定の値を設定しておくことが考えられる。ただし、LSPラベルは、OAMフレームの転送に必要であるため、用いることができない。よって、原則としてLSPラベル以外であって上述したフィールドのいずれかに、OAMフレームが出力ラインカード12で終端されることを示す値が入っていれば良い。
このようにして、出力ラインカード12のTTL識別部121が、GALのTTL、ACH Channel Type、ACH TLVのTypeあるいはValueにより、受信したOAMフレームを終端するべきかどうかを判断する。その後のOAMフレーム終端処理等は、他の実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
以上の通り、第6の実施形態によれば、上記の実施形態と同様に、出力ラインカードの障害状況を監視することができるので、OAMフレームを出力ラインカードにおいて処理することができる。また、あらかじめOAMフレームの送信元が、どのフィールドを参照するかを決めておくことにより、第1の実施形態から第5の実施形態等で行っていた入力ラインカードでの処理を行う必要がなくなる。従って、第6の実施形態によれば、入力ラインカードでの処理付加が削減できるという効果を奏する。
また、上述の第5の実施形態および第6の実施形態において、GALのTTL、TC値、もしくはACHの各フィールドを用いるのではなく、OAMフレームに新たに特殊なラベルを設ける方法も考えられる。特殊ラベルは、例えば、GALのGALフィールド内に設けることが考えられる。出力ラインカード12は、この特殊ラベルを含むOAMフレームまたは内部専用メッセージを受信すると、特殊ラベルを含むOAMフレームまたは内部専用メッセージを抽出して、終端処理を行う。
第1の実施形態において、ラベル転送装置内の入力部(入力ラインカード)はTTL=1のOAMフレームを受信した場合に、OAMフレームのTTLを特定の値(例えば0)として、出力部(出力ラインカード)に送信している。次いで、出力部はTTLに特定の値を有するOAMフレームを終端している。
非特許文献1に開示されている技術では、TTLは中継装置に到達する度に減算され、TTLが1のOAMフレームを受信した中継装置が、OAMフレームを終端していた。この場合、TTLは、OAMフレームの終端先となるノードを決定するために用いられていたといえる。
一方、本発明の実施の形態では、非特許文献1において、OAMフレームの終端先となるノードを決定するために用いていたTTLというフィールドに格納されている値を、出力部がOAMフレームを終端するためのフラグとして使用しているといえる。
また、非特許文献1に開示されている技術では、OAMフレームは、終端先である中継装置に到達すると、中継装置内の入力部で終端されている。このため、OAMフレームが出力部で処理されることはなく、出力ラインカードの障害状況を監視することができないという課題があった。
これに対して、本発明の実施の形態によれば、TTLの従来の用いられ方とは全く異なる方法でTTLを用いることにより上記課題が解決される。具体的には、TTLを特定の値(例えば、TTL=0)として、入力部が出力部にOAMフレームを送信することにより、出力部はTTLに特定の値を有するOAMフレームを終端することができる。この結果、出力部がOAMフレームを処理することが可能となり、これにより出力ラインカードの障害状況を監視することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2009年11月5日に出願された日本出願特願2009−253569および2010年6月18日に出願された日本出願特願2010−139696を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1a,1b,1c 装置
11,11a,11b,11c,14,16 入力ラインカード
12,12a,12b,12c,15 出力ラインカード
13 スイッチファブリック
111 ポート
112 ラベル識別部
113,116 TTL処理部
114 OAM処理部
115 転送部
121 TTL処理部
122 OAM処理部
123 ポート
141 内部専用メッセージ処理部
151 内部専用メッセージ処理部
1141 Ping処理部
1161 Ping識別部

Claims (22)

  1. MPLS(Multi Protocol Label Switching)網を構成するノードであって、
    TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信する入力部と、
    OAMフレームをノードの外部へ送信する出力部とを備え、
    前記入力部は、外部から受信したOAMフレームが示す終端先が自ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを前記出力部に送信する場合、前記TTLを特定の値にして前記受信したOAMフレームの前記出力部への送信を行い、
    前記出力部は、前記入力部から送信されたOAMフレームを終端するノード。
  2. 前記出力部は、前記送信されたOAMフレームを終端するかどうかを判断するために前記送信されたOAMフレームのTTLの値を判断する処理部を備える請求項1に記載のノード。
  3. 前記OAMフレームは、ノード内の終端先を示すフィールドをさらに有し、前記出力部は、前記送信されたOAMフレームを終端し、終端したOAMフレームが有する前記ノード内の終端先を示すフィールドが前記出力部を示す場合に、前記外部から受信したOAMフレームの送信元に前記出力部が前記送信されたOAMフレームを受信したことを通知する請求項1または2に記載のノード。
  4. 前記入力部は、前記受信したOAMフレームが有する前記ノード内の終端先を示すフィールドの示す終端先が前記入力部と異なる場合に前記出力部への送信を行う請求項3に記載のノード。
  5. 前記入力部は、前記受信したOAMフレームが有する前記ノード内の終端先を示すフィールドが前記入力部を示す場合に、前記受信したOAMフレームの送信元に前記入力部が前記OAMフレームを受信したことを通知する請求項4に記載のノード。
  6. 前記異なる場合は、前記出力部を示す場合である請求項4または5に記載のノード。
  7. 前記入力部は、前記出力部への送信後に前記受信したOAMフレームが有する前記ノード内の終端先を示すフィールドを判断する請求項3に記載のノード。
  8. 前記特定の値が0であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載のノード。
  9. 前記OAMフレームが示す終端先は、前記TTLの値に基づいて示される終端先である請求項1から8のいずれか1つに記載のノード。
  10. 前記TTLの値に基づいて示される終端先は、前記TTLが1のOAMフレームを受信したノードであることを特徴とする請求項9に記載のノード。
  11. 前記OAMフレームが示す終端先は、前記OAMフレームが有する前記OAMフレームの通り道を示すフィールドが示す終端先である請求項1から8のいずれか1つに記載のノード。
  12. 前記出力部は、前記送信されたOAMフレームに格納された前記ノード内の終端先を示すフィールドが前記出力部と異なる終端先を示す場合に、前記ノード内の終端先を示すフィールドの示す終端先が前記出力部と異なることを、前記受信したOAMフレームの送信元に通知する請求項3から11のいずれか1つに記載のノード。
  13. 前記ノード内の終端先を示すフィールドは、OAMフレームのGAL(Generic Associated channel Label)のTC(Traffic Class)、OAMフレームのACH(Associated Channel Header)のChannel Type、OAMフレームのACHのReserved、ACHのTLV(Target/Length/Value)のいずれかである請求項3から12のいずれか1つに記載のノード。
  14. 前記入力部は、前記OAMフレームがPingメッセージの場合、前記Pingメッセージの前記ノード内の終端先を示すフィールドが示す終端先が自身である場合に前記入力部が受信したことを示すPingメッセージを生成して送信元に送信し、異なる場合に前記Pingメッセージを廃棄し、
    前記出力部は、終端したOAMフレームが前記Pingメッセージの場合、前記Pingメッセージの前記ノード内の終端先を示すフィールドが示す終端先が自身である場合に前記入力部が受信したことを示すPingメッセージを、前記外部から受信したOAMフレームの送信元に送信し、異なる場合に前記Pingメッセージを廃棄する請求項3から13のいずれか1つに記載のノード。
  15. 前記MPLSは、MPLS−TP(Multi Protocol Label Switching Transport Profile)である請求項1から14のいずれかに記載のノード。
  16. TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームを送受信するノードであって、
    装置の外部からOAMフレームを受信する入力部と、
    OAMフレームを装置の外部へ送信する出力部とを備え、
    前記入力部は、外部から受信したOAMフレームのTTLを、終端先が前記出力部であることを示す特定の値にして前記出力部に送信し、
    前記出力部は、前記入力部から受信したOAMフレームのTTLの値を検知して、前記特定の値のTTLを含むOAMフレームを終端するノード。
  17. MPLS(Multi Protocol Label Switching)網を構成するノードに用いる監視管理方法であって、
    前記ノードに、
    TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信する入力部と、
    OAMフレームをノードの外部へ送信する出力部とを設け、
    前記入力部が、外部から受信したOAMフレームが示す終端先が前記ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを前記出力部に送信する場合、前記TTLを特定の値にして前記受信したOAMフレームの前記出力部への送信を行い、
    前記出力部が、前記入力部から送信されたOAMフレームを終端する監視管理方法。
  18. 前記出力部が、前記送信されたOAMフレームを終端するかどうかを判断するために前記送信されたOAMフレームのTTLを判断する請求項17に記載の監視管理方法。
  19. 前記OAMフレームは、ノード内の終端先を示すフィールドをさらに有し、前記出力部が、前記送信されたOAMフレームを終端し、終端したOAMフレームが有する前記ノード内の終端先を示すフィールドが前記出力部を示す場合に、前記外部から受信したOAMフレームの送信元に前記出力部が前記送信されたOAMフレームを受信したことを通知する請求項17または18に記載の監視管理方法。
  20. MPLS(Multi Protocol Label Switching)網を構成するノードを含む転送システムであって、
    前記ノードは、
    TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信する入力部と、
    OAMフレームをノードの外部へ送信する出力部とを備え、
    前記入力部は、外部から受信したOAMフレームが示す終端先が自ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを前記出力部に送信する場合、前記TTLを特定の値にして前記受信したOAMフレームの前記出力部への送信を行い、
    前記出力部は、前記入力部から送信されたOAMフレームを終端する転送システム。
  21. MPLS(Multi Protocol Label Switching)網に用いられるノード内に設けた入力回路であって、
    TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信し、
    外部から受信したOAMフレームが示す終端先が前記ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを、前記ノード内に設けられたOAMフレームを前記ノードの外部へ送信する出力部に送信する場合、前記TTLを特定の値にしてOAMフレームを前記出力部に送信する入力回路。
  22. MPLS(Multi Protocol Label Switching)網に用いられるノード内に設けた出力回路であって、
    TTL(Time To Live)を有するOAM(Operation Administration and Maintenance)フレームをノードの外部から受信する入力部が、前記外部から受信したOAMフレームが示す終端先が前記ノードであり、且つ、前記受信したOAMフレームを、前記TTLを特定の値にして送信する場合、前記入力部から送信されたOAMフレームを終端する出力回路。
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