JP5682432B2 - 加熱調理器用のトッププレート - Google Patents

加熱調理器用のトッププレート Download PDF

Info

Publication number
JP5682432B2
JP5682432B2 JP2011090781A JP2011090781A JP5682432B2 JP 5682432 B2 JP5682432 B2 JP 5682432B2 JP 2011090781 A JP2011090781 A JP 2011090781A JP 2011090781 A JP2011090781 A JP 2011090781A JP 5682432 B2 JP5682432 B2 JP 5682432B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
layer
colored layer
viewing window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011090781A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012226850A (ja
Inventor
永田 隆二
隆二 永田
川西 英賢
英賢 川西
森本 泰史
泰史 森本
裕之 川北
裕之 川北
巧 井岡
巧 井岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2011090781A priority Critical patent/JP5682432B2/ja
Publication of JP2012226850A publication Critical patent/JP2012226850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5682432B2 publication Critical patent/JP5682432B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、被加熱物を載置する加熱調理器用のトッププレートに関し、特に加熱調理器の内部に設けられた発光部の発光が上部から見て視認できる加熱調理器用のトッププレートに関するものである。
従来、この種のトッププレートには、透明なガラス層の下面にパール調層と遮光層を有する遮光層を設けることで、トッププレート下方に設けられる光源の光を上方へ透過させることができ、かつ、光源が発光していないときには調理器の内部は殆ど見えず、全面にわたって略均一なパール調の外観を表出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
図5は特許文献1に示される従来の加熱調理器の上部に配置したトッププレートと発光部の断面図を示すものである。
図5に示すように、透明なガラス層111と、該ガラス層111の下面に配設したパール調層118と、パール調層118の下面に配設した遮光層113とからなり、光源192の上方に、遮光層113を設けていない視認窓115を有する構成としている。
特許第4310948号公報
しかしながら、前記従来の構成は、パール調層118の1層で、光源が発光しているときに光源を視認させ光源の未発光時に光源を隠す視認部の役割と、視認部以外の外観色を出す役割との両方を行っているため、光源192が未発光時、光源192を隠蔽するために、パール調層118を濃くしすぎると、発光時の輝度が低くなったり拡散されすぎたりし、逆に、パール調層118を薄くしすぎた場合には、光源192の未発光時、光源192が透けてみえるので、色調整が難しく、色調整の自由度が小さいとう課題を有していた。
また、未発光状態で、視認部である視認窓115を使用者に認識させにくいという課題を有していた。
本発明は、上記課題を解決するものであって、光源の未発光時においては、視認部の光源を隠すことができ、かつ、上記光源の発光時においては、視認部の発光形状をくっきりと表示させ視認性を高めたり、光源の発光時及び未発光時における視認窓の色調整の自由度を高めたりすることにより、視認部の視認性を高め使用者に認識させやすくすることができる調理器用のトッププレートを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の調理器用のトッププレートは、発光部を具備する加熱調理器の上部に設けられる加熱調理器用のトッププレートであって、透明なガラス層と、前記ガラス層の下面に配設した第1有色層と、前記第1有色層の下面に配設した遮光層と、前記遮光層を設けず前記遮光層に囲まれた前記ガラス層の部分である視認部と、を備え、前記視認部は、前記第1有色層が設けられない視認窓を更に有し、第2有色層が前記視認窓の下面側を埋めて配設されることにより、前記加熱調理器上方から見たとき、前記発光部の未発光時においては前記第2有色層内に点在する無機材料が外光を乱反射し前記発光部を前記視認窓から視認できないように隠蔽することができ、かつ、前記発光部の発光時においては前記発光部の発光が前記無機材料の間の光を透過する耐熱樹脂を反射しながら通り抜け発光を視認することができるものである。
これによって、視認部は、遮光層で囲まれているため光源の発光時にその形状を浮かび上がらせることができると共に、第1有色層が設けられない視認窓の下方に第2有色層が設けられるため、視認窓以外の外観色調を決定する第1有色層と異なる材料である第2有色層で視認窓の色調を設定することができる。このため視認窓の色調の設定の自由度が高くなり、光源の未発光時における光源を隠す機能を維持しつつ、光源の発光時の視認部の発光色を調色しやすくしたり、光源の発光時の視認部の光の拡散の程度を設定する自由度を高めたりすることができ美観を良くするなど意匠のバラエティを広くすることができる。また、第2有色層の調色により視認部の色を外観色と変えることもでき、未発光状態で、使用者が視認部を認識しやすくすることができる。
本発明の加熱調理器用のトッププレートは、光源の発光時に遮光層の無い部分で視認窓の形状を浮かび上がらせることができると共に、視認窓の色調の設定の自由度が高くなり光源の未発光時における光源を隠す機能を維持しつつ、光源の発光時の視認部の発光色を調色しやすくしたり、発光時の拡散の程度を変更する自由度を高めたりすることができる。したがって、美観を良くするなど意匠のバラエティを広くすることができる。また、第2有色層の調色により視認部の色を外観色と変えることもでき、未発光状態で、使用者が視認部を認識しやすくすることができる。
本発明の第1の実施の形態の加熱調理器用のトッププレートと発光部の断面図 本発明の第1の実施の形態の加熱調理器用のトッププレートと発光部の概略図 本発明の第1の実施の形態の加熱調理器の部分断面構成および回路構成を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態の加熱調理器用のトッププレートと発光部の断面図 従来の加熱調理器用のトッププレートと発光部の断面図
第1の発明は、発光部を具備する加熱調理器の上部に設けられる加熱調理器用のトッププレートであって、透明なガラス層と、前記ガラス層の下面に配設した第1有色層と、前記第1有色層の下面に配設した遮光層と、前記遮光層を設けず前記遮光層に囲まれた前記ガラス層の部分である視認部とを備え、前記視認部は、前記第1有色層が設けられない視認窓を更に有し、第2有色層が前記視認窓の下面側を埋めて配設されることにより、前記加熱調理器上方から見たとき、前記発光部の未発光時においては前記第2有色層内に点在する無機材料が外光を乱反射し前記発光部を前記視認窓から視認できないように隠蔽することができ、かつ、前記発光部の発光時においては前記発光部の発光が前記無機材料の間の光を透過する耐熱樹脂を反射しながら通り抜け発光を視認することができることにより、視認部は、遮光層で囲まれているため光源の発光時にその形状を浮かび上がらせることができると共に、第1有色層が設けられない視認窓の下方に第2有色層が設けられるため、視認窓以外の外観色調を決定する第1有色層と異なる材料である第2有色層で視認窓の色調を設定することができる。このため視認窓の色調の設定の自由度が高くなり、光源の
未発光時における光源を隠す機能を維持しつつ、光源の発光時の視認部の発光色を調色しやすくしたり、光源の発光時の視認部の光の拡散の程度を設定する自由度を高めたりすることができ美観を良くするなど意匠のバラエティを広くすることができる。また、第2有色層の調色により視認部の色を外観色と変えることもでき、未発光状態で、使用者が視認部を認識しやすくすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記加熱調理器は、前記トッププレートに載置される被加熱物を誘導加熱する加熱コイルを備え、前記発光部は、前記加熱コイルより外周に設けられるものであって、前記視認窓は、前記発光部の上方に位置し、かつ、前記加熱コイルと略同心円形状に施されるものであって、前記第2有色層の色相は、前記発光部が未発光状態で外観色と異なる色相であることにより、未発光状態で、被加熱物を視認窓の円形状中央に置くよう使用者へ認識させ促すことができ、加熱コイル上に被加熱物を置載することを容易にすることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の前記第2有色層は、前記第1有色層の少なくとも前記視認窓の内縁近傍で前記第1有色層の下面に重なるように形成することにより、印刷ずれで第1有色層と第2有色層ともに存在しない塗り残しの透明な箇所が発生しないようにすることができ、外観の美観を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態の加熱調理器用のトッププレートと発光部の断面図である。図2は、本発明の第1の実施の形態の加熱調理器用のトッププレートと発光部の概略図である。図3は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器である誘導加熱調理器の部分断面構成および回路構成を示すブロック図を示すものである。
この加熱調理器である誘導加熱調理器は、例えば、キッチンなどのキャビネットに組み込んで使用される。本発明の実施の形態の誘導加熱調理器は、機器上面に設けられたトッププレート1と、高周波磁界を発生させることによって、トッププレート1上の被加熱物10を誘導加熱する加熱コイル2とを備える。加熱コイル2は、トッププレート1の下方に設けられている。被加熱物10は、加熱コイル2の高周波磁界により発生した渦電流によって、発熱する。
トッププレート1下方の本体前面使用者側には、加熱の開始/停止などを使用者が指示するための操作表示部4が設けられている。
加熱コイル2の下方には、商用電源20から供給される交流電圧を直流電圧に変換する整流平滑部6と、整流平滑部6から直流電圧を供給されて高周波電流を生成し、生成した高周波電流を加熱コイル2に出力するインバータ回路7とが設けられる。
整流平滑部6は、ブリッジダイオードで構成される全波整流器61と、全波整流器61の出力端子間に接続された、チョークコイル62及び平滑コンデンサ63で構成されるローパスフィルタと、を有する。インバータ回路7は、スイッチング素子73(本実施の形態ではIGBT)と、スイッチング素子73と逆並列に接続されたダイオード72と、加熱コイル2に並列に接続された共振コンデンサ71と、を有する。インバータ回路7のスイッチング素子73がオン/オフすることによって、高周波電流が発生する。インバータ回路7と加熱コイル2は、高周波インバータを構成する。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、さらに、インバータ回路7のスイッチング素子73のオン/オフを制御することによって、インバータ回路7から加熱コイル2に供給される高周波電流を制御する制御部8を有する。制御部8は、操作表示部4から送信される信号に基づいて、スイッチング素子73のオン/オフを制御する。
加熱コイル2の外周囲には、発光部9を設けており、発光部9は加熱コイルと略同心円状の略透明のポリカーボネイトで成形された導光体91と導光体91に略接線方向から照射する制御部8から通電発光制御される発光LEDを用いた光源92とで構成されている。
また、トッププレート1は、光が透過する透明な結晶化ガラス層11で形成されている。ガラス層の製品下面には、無機顔料からなるシルバー調の第1有色層12を塗布し焼成して形成しており、さらに、第1有色層の下面には無機顔料を有機バインダーに含有させてなる光を通さない遮光層13を塗布し焼成して形成している。
さらにまた、発光部9の上方には、遮光層13を設けず、遮光層13に囲まれたガラス層11の部分である視認部14設け、さらに、視認部14には、第1有色層12が設けられない視認窓15を更に設けている。この視認窓15の下面側に天然雲母、合成雲母などの無機顔料とシリコンレジンなどの光を透過する耐熱樹脂の混合物からなる第2有色層16を塗布し焼成して形成している。
この第2有色層16内には、光を反射する無機材料が点在分布しており、白色調の色相を呈している。
また、第2有色層16は、第1有色層12の少なくとも視認窓15の内縁近傍で第1有色層12の下面に重なるように形成されている。
以上のように構成された加熱調理器である誘導加熱調理器の動作と加熱調理器用のトッププレートの作用について説明する。
使用者が加熱開始の指示を操作表示部4で行うと、操作表示部4から送信される信号に基づいて、光源92が発光し、導光体91に光が導光し、発光部9が発光し、加熱中発光状態を継続する。発光部9の発光は、第2有色層16内に点在した無機材料の間を反射しながら通りぬけ、視認窓15よりガラス層11を通って、調理器上方へでてくることで、調理部上方より、発光を視認することができる。また、視認窓のまわりは遮光層13が施されており、遮光層13により発光部9の発光が遮光され透光することができないため、視認窓から透光してきた光をより強調して使用者に視認させることがきる。
また同時に、使用者が加熱開始の指示を操作表示部4で行うと、制御部8は、操作表示部4から送信される信号に基づいて、インバータ回路7のスイッチング素子73のオン/オフを制御することによって、インバータ回路7から高周波電流を加熱コイル2に供給し、加熱コイル2の高周波磁界により発生した渦電流によって、被加熱物10を発熱させる。
次に、使用者が加熱停止の指示を操作表示部4で行うと、操作表示部4から送信される信号に基づいて、光源92の発光が停止する。また、同時に、制御部8は、インバータ回路7のスイッチング素子73のオン/オフを停止し、加熱コイル2への電流の供給を停止する。
この発光が停止した状態で、第2有色層16内に点在した無機材料に外光が乱反射し、使用者が調理器上方から視認窓を通して、内部を透視することはできない。また、もちろん視認窓のまわりは遮光層13が施されており、遮光層13により外光が遮光され同様に使用者が調理器上方から内部を透視することはできない。
さらに、第2有色層16は、第1有色層12の少なくとも視認窓15の内縁近傍で第1有色層12の下面に重なるように形成することで、印刷ずれが発生しても、透明なガラス
層11のみが存在する箇所が発生することはない。
以上のように、本実施の形態においては、透明なガラス層11と、ガラス層11の下面に配設した第1有色層12と、第1有色層12の下面に配設した遮光層13と、遮光層13を設けず遮光層に囲まれたガラス層11の部分である視認部14とを備え、視認部14は、第1有色層12が設けられない視認窓15を更に有し、第2有色層16が視認窓の下面側に配設されることにより、加熱調理器上方から見たとき、発光部9の未発光時においては発光部9を視認窓15から視認できないように隠蔽することができ、かつ、発光部9の発光時においては発光部9の発光を視認することができることにより、視認窓15は、遮光層13で囲まれているため光源92の発光時にその形状を浮かび上がらせることができると共に、第1有色層12が設けられない視認窓15の下方に第2有色層16が設けられるため、視認窓以外の外観色調を決定する第1有色層12と異なる材料である第2有色層16で視認窓15の色調を設定することができる。このため視認窓15の色調の設定の自由度が高くなり、光源92の未発光時における発光部9を隠す機能を維持しつつ、発光部9の発光時の視認窓15の発光色を調色しやすくしたり、発光部9の発光時の視認窓15の光の拡散の程度を設定する自由度を高めたりすることができ美観を良くするなど意匠のバラエティを広くすることができる。また、第2有色層16の調色により視認窓15の色を外観色と変えることもでき、未発光状態で、使用者が視認窓15を認識しやすくすることができる。
加熱コイル2の外周の発光部9上方に施された加熱コイル2と略同心円形状の視認窓15は、外観色と異なる色相とすることで、未発光状態で、被加熱物10を視認窓15の円形状中央に置くよう使用者へ認識させ促すことができ、加熱コイル2上に被加熱物10を置載することを容易にすることができる。
さらに、第2有色層16を、第1有色層12の少なくとも視認窓15の内縁近傍で第1有色層12の下面に重なるように形成することにより、印刷ずれで第1有色層12と第2有色層16ともに存在しない塗り残しの透明な箇所が発生しないようにすることができ、外観の美観を高めることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態の加熱調理器用のトッププレートと発光部の断面図である。
実施の形態1と異なる点は、第2有色層16をシート材17で形成し、遮蔽層13の下面に貼り付けた点である。
シート材17は、透明耐熱フィルムに、アルミナなどの白色顔料を分散した光透過性のインキを印刷したものである。
以上のように構成された加熱調理器である誘導加熱調理器の動作と加熱調理器用のトッププレートの作用について説明する。
使用者が加熱開始の指示を操作表示部4で行うと、操作表示部4から送信される信号に基づいて、光源92が発光し、導光体91に光が導光し、発光部9が発光し、加熱中発光状態を継続する。発光部9の発光は、シート材17に印刷された点在したアルミナなどの無機材料の間を反射しながら通りぬけ、視認窓15よりガラス層11を通って、調理器上方へでてくることで、調理部上方より、発光を視認することができる。また、視認窓のまわりは遮光層13が施されており、遮光層13により発光部9の発光が遮光され透光することができないため、視認窓から透光してきた光をより強調して使用者に視認させること
がきる。
この発光が停止した状態で、シート材17に印刷された点在したアルミナなどの無機材料に外光が乱反射し、使用者が調理器上方から視認窓を通して、内部を透視することはできない。また、もちろん視認窓のまわりは遮光層13が施されており、遮光層13により外光が遮光され同様に使用者が調理器上方から内部を透視することはできない。
さらに、シート材17は、第1有色層12の少なくとも視認窓15の内縁近傍で第1有色層12の下面に重なるように貼り付けることで、透明なガラス層11のみが存在する箇所が発生することはない。
以上のように、本実施の形態においては、透明なガラス層11と、ガラス層11の下面に配設した第1有色層12と、第1有色層12の下面に配設した遮光層13と、遮光層13を設けず遮光層に囲まれたガラス層11の部分である視認部14とを備え、視認部14は、第1有色層12が設けられない視認窓15を更に有し、シート材17が視認窓の下面側に配設されることにより、加熱調理器上方から見たとき、発光部9の未発光時においては発光部9を視認窓15から視認できないように隠蔽することができ、かつ、発光部9の発光時においては発光部9の発光を視認することができることにより、視認窓15は、遮光層13で囲まれているため光源の発光時にその形状を浮かび上がらせることができると共に、第1有色層12が設けられない視認窓15の下方にシート材17が設けられるため、視認窓以外の外観色調を決定する第1有色層12と異なる材料であるシート材17で視認窓15の色調を設定することができる。このため視認窓15の色調の設定の自由度が高くなり、光源の未発光時における発光部9を隠す機能を維持しつつ、発光部9の発光時の視認窓15の発光色を調色しやすくしたり、発光部9の発光時の視認窓15の光の拡散の程度を設定する自由度を高めたりすることができ美観を良くするなど意匠のバラエティを広くすることができる。また、シート材17の調色により視認窓15の色を外観色と変えることもでき、未発光状態で、使用者が視認窓15を認識しやすくすることができる。
さらに、シート材17を、第1有色層12の少なくとも視認窓15の内縁近傍で第1有色層12の下面に重なるように形成することにより、印刷ずれで第1有色層12とシート材17ともに存在しない塗り残しの透明な箇所が発生しないようにすることができ、外観の美観を高めることができる。
第2有色層はシート材で形成され、遮蔽層の下面に貼り付けられたことにより、印刷後の焼付けなどの処理を行う必要がなく、第2有色層を施さないトッププレートに対し、必要に応じてシート材の色や形状を作成し、貼り付けることで、より使用者が望む外観品位に短時間で容易に対応でき、シートの作成と管理をおこなえばよく、在庫管理も容易となる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器用のトッププレートは、発光部の未発光時においては発光部を視認窓から視認できないように隠蔽することができ、かつ、発光部の発光時においては発光部の発光を視認することが可能となるので、卓上タイプ、据え置きタイプの誘導加熱調理器および結晶化ガラスを使用しているハロゲン調理器やガス機器の天板にも適用できる。
1 トッププレート
2 加熱コイル
4 操作表示部
5 省電力表示部
6 整流平滑部
7 インバータ回路
8 制御部
9 発光部
10 被加熱物
11 ガラス層
12 第1有色層
13 遮光層
14 視認部
15 視認窓
16 第2有色層
17 シート材
18 パール調層
20 商用電源
61 全波整流器
62 チョークコイル
63 平滑コンデンサ
71 共振コンデンサ
72 ダイオード
73 スイッチング素子
91 導光体
92 光源

Claims (3)

  1. 発光部を具備する加熱調理器の上部に設けられる加熱調理器用のトッププレートであって、透明なガラス層と、前記ガラス層の下面に配設した第1有色層と、前記第1有色層の下面に配設した遮光層と、前記遮光層を設けず前記遮光層に囲まれた前記ガラス層の部分である視認部とを備え、前記視認部は、前記第1有色層が設けられない視認窓を更に有し、第2有色層が前記視認窓の下面側を埋めて配設されることにより、前記加熱調理器上方から見たとき、前記発光部の未発光時においては前記第2有色層内に点在する無機材料が外光を乱反射し前記発光部を前記視認窓から視認できないように隠蔽することができ、かつ、前記発光部の発光時においては前記発光部の発光が前記無機材料の間の光を透過する耐熱樹脂を反射しながら通り抜け発光を視認することができることを特徴とする加熱調理器用のトッププレート。
  2. 前記加熱調理器は、前記トッププレートに載置される被加熱物を誘導加熱する加熱コイル
    を備え、
    前記発光部は、前記加熱コイルより外周に設けられるものであって、前記視認窓は、前記発光部の上方に位置し、かつ、前記加熱コイルと略同心円形状に施されるものであって、前記第2有色層の色相は、前記発光部が未発光状態で外観色と異なる色相である請求項1に記載の加熱調理器用のトッププレート。
  3. 前記第2有色層は、前記第1有色層の少なくとも前記視認窓の内縁近傍で前記第1有色層の下面に重なるように形成されることを特徴とした請求項1または2に記載の加熱調理器用のトッププレート。
JP2011090781A 2011-04-15 2011-04-15 加熱調理器用のトッププレート Active JP5682432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011090781A JP5682432B2 (ja) 2011-04-15 2011-04-15 加熱調理器用のトッププレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011090781A JP5682432B2 (ja) 2011-04-15 2011-04-15 加熱調理器用のトッププレート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012226850A JP2012226850A (ja) 2012-11-15
JP5682432B2 true JP5682432B2 (ja) 2015-03-11

Family

ID=47276833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011090781A Active JP5682432B2 (ja) 2011-04-15 2011-04-15 加熱調理器用のトッププレート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5682432B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL2827064T3 (pl) 2013-07-16 2021-11-22 Schott Ag Urządzenie do gotowania z elementami świetlnymi
US9863643B2 (en) 2013-11-06 2018-01-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Heating cooker
EP3031785B1 (de) * 2014-12-12 2018-10-17 Schott AG Verfahren zur herstellung eines glaskeramikelements mit strukturierter beschichtung
JP6419004B2 (ja) * 2015-03-27 2018-11-07 三菱電機株式会社 加熱調理器
WO2020230646A1 (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 日本電気硝子株式会社 調理器用トッププレート

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125645A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Nippon Electric Glass Co Ltd 調理器用トッププレート
JP2008267633A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Narumi China Corp 調理器用ガラストッププレート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012226850A (ja) 2012-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5682432B2 (ja) 加熱調理器用のトッププレート
US20120138590A1 (en) Lighting system for use with a cooktop appliance and method for assembling the same
EP2613608B1 (en) Induction cooking appliance
KR101629331B1 (ko) 디스플레이 장치 및 그것을 구비하는 조리기기
EP2579680B1 (en) Induction heating cooker
JP6808614B2 (ja) 誘導加熱調理機器
EP2693837A1 (en) Induction heating cookware
EP3280223B1 (en) Induction cooking system
JP6622296B2 (ja) 誘導加熱調理機器
AU2016277071A1 (en) Hob comprising heating zone illumination means
JP3945426B2 (ja) 加熱調理器
CN106123053B (zh) 电磁炉
JP3736477B2 (ja) 誘導加熱調理器
KR20230079337A (ko) 인덕션레인지
JP5228573B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2006344454A (ja) 誘導加熱調理器
CN205560882U (zh) 一种多头电磁灶
JP7167875B2 (ja) 複合型加熱調理器及び厨房家具
JP2003077633A (ja) 電熱装置
CN112425261B (zh) 加热烹调器
CN104566536B (zh) 一种电磁炉
JP5266873B2 (ja) 誘導加熱調理器
CN205939275U (zh) 电磁炉
CN214038548U (zh) 带有显示模块的多头电磁炉
CN206875500U (zh) 一种仿真火电热炉

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131108

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20131212

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140108

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140926

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141229

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5682432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151