JP5680790B2 - モバイルノードの登録 - Google Patents

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Description

本開示は一般に、モバイル技術に関し、さらに具体的には、モバイルノードの登録に関する。
本明細書において特に指示のない限り、この節において説明される手法は、本願における特許請求の範囲に対する従来技術ではなく、この節に含有することにより従来技術であると是認されるものではない。
インターネットにアクセスするためのラップトップ、ノートブックコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、および携帯電話のようなモバイルコンピューティングデバイスの使用は、ますます広く普及が進んでいる。これらのモバイルコンピューティングデバイスは、ユーザが、インターネットへの接続を継続して維持しながら、1つの位置から別の位置へ移動すること、つまり「ローム」を可能にする。そのようなデバイスによる高速で安全なモバイルコンピューティングを容易にするため、広範な、通常は重複する地理的領域にわたり配備され、情報をユーザにルーティングするための1つまたは複数の業界全体にわたるモバイルIP規格に適合する複数の無線通信ネットワークを含む、大規模なインフラストラクチャが整備されてきた。
モバイルIP(インターネットプロトコル)は、ローミングするモバイルコンピューティングデバイス、または「モバイルノード」への、インターネット上のIPデータグラムの位置に依存しないルーティングを可能にする。各モバイルノードは、ノードの現在の物理的位置とは無関係に、ノードのホームアドレスによって識別される。モバイルノードのホームネットワークから離れているとき、モバイルノードは、その現在の位置を識別する気付アドレス(care-of address)に関連付けられている一方、ホームアドレスは、モバイルノードのホームエージェントへのIPトンネルのローカルエンドポイントに関連付けられている。モバイルIPを使用して、モバイルノードは、ホームIPアドレスを変更することなく、インターネットへの接続点(point−of−attachment)、すなわちホームエージェントへのIPトンネルのローカルエンドポイントを変更することができ、それによりモバイルノードが、ローミングしている間、トランスポートおよび上位層接続を維持できるようにする。したがって、モバイルIPは、モバイルノードユーザがどこにいるか、およびユーザが静止しているか移動しているかにかかわらず、モバイルノードのユーザがインターネットにアクセスできるように、インターネット内のローミングのための効率的でスケーラブルな機構を提供する。
本開示の1つの実施形態によれば、モバイルノードをホームネットワーク上のホームエージェントに登録するための方法は、ホームエージェントと第1の外部ネットワーク上の第1の外部エージェントとの間の第1のインターネットプロトコル(IP)トンネルを確立するためにホームエージェントに登録することと、登録した後、第2のネットワークに及ぶ第1の外部ネットワークの部分、および第1の外部ネットワークに及ぶ第2の外部ネットワークの部分を含む緩衝ゾーンへの進入を検出することと、検出された進入に応答して、ホームエージェントと第2の外部ネットワークの第2の外部エージェントとの間の第2のIPトンネルを確立するためにホームエージェントに登録することと、緩衝ゾーン内に位置している間に、第1のIPトンネルおよび第2のIPトンネルのうちの一方からのデータグラムを廃棄して、第1のIPトンネルおよび第2のIPトンネルのもう一方を介してホームエージェントからのデータグラムを受け入れることとを含む。
本開示のもう1つの実施形態によれば、モバイルノードが、第1の外部エージェントによってサービス提供される第1の外部ネットワークの部分および第2の外部エージェントによってサービス提供される第2の外部ネットワークの部分を含む緩衝ゾーン内に位置する場合、モバイルノードをホームネットワーク上のホームエージェントに登録するための方法は、モバイルノードが緩衝ゾーン内に位置している間に、ホームエージェントと第1の外部エージェントとの間の第1のIPトンネル、およびホームエージェントと第2の外部エージェントとの間の第2のIPトンネルについてのホームエージェントへの登録を、それぞれの登録存続期間内に1度だけ再登録することによって、保持することとを含む。
前述の課題を解決するための手段は、例示的なものにすぎず、限定的であることは全く意図されていない。上記で説明される例示的な態様、実施形態、および特徴に加えて、さらなる態様、実施形態、および特徴は、図面および後段の詳細な説明を参照することにより明らかとなろう。
モバイルノードのホームネットワーク、第1の外部ネットワーク、および第2の外部ネットワークの例示的な実施形態を示すブロック図である。 第1の外部ネットワークと第2の外部ネットワークとの間の緩衝ゾーンに進入するモバイルノードの例示的な実施形態を示すブロック図である。 本開示の実施形態による、モバイルノードが2つ以上の外部ドメイン間の境界付近に位置する場合、モバイルノードをホームネットワーク上のホームエージェントに登録する方法を概説する流れ図である。 本開示の実施形態による、モバイルノードが外部ドメインに位置する場合、モバイルノードをホームエージェントに登録するように構成されたモバイルコンピューティングデバイスを示すブロック図である。
以下の詳細な説明において、本明細書の一部を形成する付属の図面が参照される。図面において、文脈に特に指示がない限り、類似する符号は概して、類似するコンポーネントを識別する。発明を実施するための形態、図面、および特許請求の範囲において説明される例示的な実施形態は、限定的であることを意図されていない。本明細書において提示される主題の精神または範囲を逸脱することなく、その他の実施形態が使用されてもよく、その他の変更が行なわれてもよい。本明細書において概ね説明され、図面に示される本開示の態様が、多岐にわたるさまざまな構成において配置され、代替され、組み合わされ、設計されてもよく、それらすべては明示的に検討され、本開示の一部をなすことは容易に理解されよう。
モバイルIP(インターネットプロトコル)は、ホームネットワークの外側、すなわち外部ドメインに位置するモバイルノードに、たとえモバイルノードが1つの外部ドメインから別の外部ドメインへ移動する場合であっても、インターネットへのシームレスなアクセスを提供することを目的とするプロトコルである。モバイルIP規格によれば、外部ドメインに進入すると、モバイルノードは、外部ネットワーク上の気付アドレスを取得し、新しい気付アドレスを登録するためにモバイルノードホームエージェントと登録要求および登録応答を交換する。モバイルノードホームアドレスに送信されたデータグラムは、モバイルノードホームエージェントによって代行受信され、モバイルノードホームエージェントによってモバイルノードの気付アドレスにトンネリングされ、トンネルエンドポイント、すなわち外部エージェントまたはモバイルノード自身において受信され、最後にモバイルノードに配信される。
モバイルIPは、外部ドメイン間のモバイルノードの移動に適応するように設計されているが、シグナリング負荷、パケット損失、および許容できない長い遅延が依然として生じる可能性がある。具体的には、モバイルノードが2つの外部ドメイン間の境界領域にあって、2つの外部ドメイン間の境界を極めて素早くおよび/または極めて接近して移動する場合は常に、モバイルノードは、比較的に短い時間間隔で2つの外部ドメインのいずれか一方への進入を繰り返して検出することになる。異なる外部ドメインに新たに進入するごとに、モバイルノードは、ホームエージェントおよび新たに進入した外部ドメインの外部エージェントとの必要な登録プロセスを、たとえそのようなハンドオフはインターネット接続を維持するために必要とされていなくても、実行することになる。そのような状況において、モバイルノードがユーザ要求の情報を送受信しているわけではないにもかかわらず、モバイルノードは多大なネットワークおよびサーバリソースを占有し、それによりネットワークの負担とハンドオフ待ち時間を増大させる可能性がある。
本明細書において開示される実施形態は、モバイルノードが2つ以上の外部ドメイン間の境界付近に位置する場合に、モバイルノードをホームネットワーク上のホームエージェントに登録するための方法を考察する。外部ドメイン間の境界、さらに前記境界に隣接する各外部ドメインの部分を含む緩衝ゾーンが定義される。モバイルノードが緩衝ゾーン内に位置する場合、いずれかの外部エージェントへのモバイルノードの再登録は、モバイルノードが1つの外部ドメインから別の外部ドメインへ横断するごとではなく、各登録の存続期間について一回に限定される。
図1は、モバイルノード100のホームネットワーク110、第1の外部ネットワーク120、および第2の外部ネットワーク130の例示的な実施形態を示すブロック図である。モバイルノード100の自由なローミングおよびインターネットアクセスを容易にするため、ホームネットワーク110、第1の外部ネットワーク120、および第2の外部ネットワーク130は、1つまたは複数の業界全体にわたるモバイルIP規格に適合するように構成された無線通信ネットワークである。そのようなローミング規格は、Mobile IPv4、aka IETF(Internet Engineering Task Force)RFC3344、2002年8月、Mobile IPv6、aka IETF RFC3775、2004年6月などを含む。そのような規格に適合することで、モバイルノード100は、同じネットワークへの接続を継続して維持しながら、1つの位置から別の位置へ移動することが可能になる。モバイルノード100は、1つまたは複数の無線インターフェイスおよびモバイルIPソフトウェアで構成された、ラップトップまたはノートブックコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、またはスマートフォンのような、任意のモバイルコンピューティングデバイスであってもよい。
ホームネットワーク110は、ホームドメイン111およびホームエージェント112を含む。ホームドメイン111は、ホームネットワーク110によってサービスを提供される地理的領域を含む。ホームエージェント112は、モバイルノード100がホームドメイン111の外側で動作しており、モバイルノード100の現在のロケーション情報を保持する場合、モバイルノード100に配信するためにデータグラムをトンネリングするホームネットワーク110上のルータである。IPトンネリングは、ホームネットワーク110とモバイルノード100の現在の位置との間に介在するルータから、モバイルノード100のホームアドレスを隠すために使用される。ホームエージェント112と外部エージェント122との間のIPトンネルのような、IPトンネルは、データグラムがカプセル化されている間にたどるパスであって、気付アドレスモバイルノードで終端する。カプセル化されている間、モバイルノード100を対象とするデータグラムは、たとえば外部エージェント122のような、知識を備えたカプセル化解除エージェントにルーティングされ、このエージェントはデータグラムをカプセル化解除して、それをその最終宛先、つまりモバイルノード100に正しく配信する。
第1の外部ネットワーク120は、ホームドメイン110の外側に位置するネットワークであり、外部ドメイン121および外部エージェント122を含む。外部ドメイン121は、外部ネットワーク120にサービスを提供される地理的領域を含み、外部エージェント122は、モバイルノード100が外部エージェント122に登録される場合、ルーティングサービスをモバイルノード100に提供するルータを含む。外部エージェント122は、ホームエージェント112によってトンネル化されたデータグラムをトンネル化解除して、モバイルノード100に配信する。モバイルノード100によって送信されたデータグラムの場合、外部エージェント122は、モバイルノード100が外部エージェント122に登録される場合、モバイルノード100のデフォルトのルータとしての機能を果たすことができる。
第2の外部ネットワーク130は、ホームドメイン110の外側に位置するもう1つのネットワークであり、外部ドメイン131および外部エージェント132を含む。外部ドメイン131は、外部ネットワーク130にサービスを提供される地理的領域を含み、外部エージェント132は、モバイルノード100が外部エージェント122と同様の方法でルーティングサービスをモバイルノード100に提供するルータを含む。
ホームならびに外部のエージェントは、通常、過剰なネットワーク帯域幅を消費することなく、モバイルノードとの適度に高速なコンタクトを確保するためにレートが設定されている場合、定期的にエージェントアドバタイズメントを送信する。モバイルノードは、エージェントアドバタイズメントを使用して、ホームおよび外部のドメインへのそれらの出入りの移動を検出する。たとえば、モバイルノード100が外部ドメイン121を退出して、外部ドメイン131に進入する際に、モバイルノード100は、外部ドメイン121および131からエージェントアドバタイズメントを受信し、それらを解析して外部エージェント122および132の能力を確認する。モバイルノード100は、外部エージェント132からの信号強度が外部エージェント122よりも高いことを検出すると、モバイルノード100が外部ドメイン121から外部ドメイン131へと移動したと決定する。
外部ドメイン121および外部ドメイン131は、境界150がそれらの間の信号強度がほぼ同じとなるように描く場合に、地理的に重複する。本開示の実施形態によれば、緩衝ゾーン160は、外部ドメイン121と外部ドメイン131との間の重複領域において確立される。緩衝ゾーン160は、境界150、外部ドメイン131と重複する境界150の片側にある外部ドメイン121の部分161、および外部ドメイン121と重複する境界150のもう一方の側にある外部ドメイン131の部分162を含む。外部ドメイン121、131、緩衝ゾーン160、および部分161、162は、長方形の領域として表されているが、その他の形状であってもよい。たとえば、外部ドメイン121、131は2つの円形領域であってもよく、緩衝ゾーン160は2つの円形領域の共通部分であってもよく、境界150は、共通部分によって決まるラディカルラインであってもよく、部分161、162は、境界150によって分割される緩衝ゾーン160の二等分であってもよい。
部分161は、境界150から距離151以内にある外部ドメイン121の部分として定義されてもよく、部分162は、境界150から距離152以内にある外部ドメイン131の部分として定義されてもよい。実施形態に応じて、距離151、152は、概ね等しくても、または異なっていてもよい。実施形態に応じて、距離151、152は、一定であっても、または境界150に沿って異なっていてもよい(たとえば、境界150の中心で最大、境界150の2つの端部でより小さいかまたはゼロ)。一部の実施形態において、緩衝ゾーン160は、外部ドメイン121およびドメイン131からの信号強度がいずれも所定のしきい値よりも大きい地理的領域であり、距離151、152は、境界150および緩衝ゾーン160の定義により決まる。さらなるその他の実施形態において、部分161および/または部分162は、境界150からの距離151、152以外のその他の手段によって定義される所定の地理的領域であってもよい。
図1において、モバイルノード100は、外部ドメイン121に進入していることが示される。存続期間登録値および/またはネットワークプレフィックスを伴う外部ドメインへのモバイルノードの移動検出のアルゴリズムは、当技術分野においてよく知られており、IETF RFC3344に説明されている。モバイルノード100がホームドメイン111を退出して、たとえば外部ドメイン121のような外部ドメインに進入する場合、モバイルノード100は、モバイルIP規格に従って、外部エージェント気付アドレスをホームエージェント112に登録する。したがって、モバイルノード100は、外部エージェント122からエージェントアドバタイズメントを受信し、アドバタイズされた外部エージェント気付アドレスを使用して外部エージェント122に登録する。次いで、モバイルノード100は、外部エージェント気付アドレスを含む登録要求メッセージを使用してホームエージェント112に登録する。登録要求は、外部エージェント122によってホームエージェント112に中継されるか、または場合によっては、モバイルノード100によってホームエージェント112に直接送信される。ホームエージェント112は、登録応答メッセージを、外部エージェント122を介して、または直接、モバイルノード100に送信する。登録応答は、登録存続期間を含み、この期間はモバイルノード100の外部エージェント122への現在の登録が満了すると見なされるまでの残りの分数である。モバイルノード100が外部ドメイン121に留まる場合、モバイルノード100は、各登録存続期間の終了時に再登録する必要がある。加えて、標準的なIP規格によれば、モバイルノード100が外部ドメイン121を退出して、たとえば外部ドメイン131のような別の外部ドメインに進入する場合には常に、モバイルノード100はまた再登録する必要がある。
本開示の実施形態によれば、モバイルノード100が緩衝ゾーン160に進入する場合、上記で説明される登録プロセスは、モバイルノード100が緩衝ゾーン160に留まる限り中断される。このようにして、モバイルノード100が繰り返し境界150を横断する場合に、モバイルノード100が短期間にわたり繰り返し再登録するというシナリオは回避される。代わりに、モバイルノード100が緩衝ゾーン160への進入を検出する場合、モバイルノード100は、外部エージェント122と外部エージェント132の両方に登録して、ホームエージェント112が各々へのIPトンネルを保持するようにする。さらに、モバイルノード100は、外部ドメイン121または131への進入が検出される場合にはそれ以上登録せず、各々の登録存続期間が満了している場合にのみ登録する。
図2は、第1の外部ネットワーク120から緩衝ゾーン160に進入するモバイルノードの例示的な実施形態を示すブロック図である。図1と併せて上記で示されるように、緩衝ゾーン160は部分161、162を含む。一部の実施形態において、モバイルノード100は、外部ドメイン121および131からの信号強度が所定のしきい値よりも高いことを検出することにより、緩衝ゾーン160への進入を検出することができる。一部の実施形態において、モバイルノード100は、進入されている外部ドメインからの信号強度が所定のしきい値よりも大きく、その他の外部ドメインからの信号強度が所定のしきい値よりも小さいことを検出することにより、緩衝ゾーン160からの退出および外部ドメインへの進入を検出することができる。
第1の外部ネットワーク120からの緩衝ゾーン160への進入を検出すると、モバイルノード100は、直接または外部エージェント122を介して間接的に、緩衝ゾーンへの進入に関するメッセージをホームエージェント112に送信し、モバイルノードは外部エージェント132に登録する。その結果、ホームエージェント112は、外部エージェント122とのIPトンネル170を保持し、外部エージェント132とのIPトンネル180を確立して保持する。モバイルノード100は、緩衝ゾーン160内にある間、任意の外部エージェントに、その特定の外部エージェントに関連付けられている各登録存続期間中に、1回だけ再登録する(たとえば、各登録存続期間の終了時に再登録する)。したがって、モバイルノード100が頻繁に境界150を横断する場合、頻発に繰り返される再登録が行なわれることはない。
モバイルノード100が緩衝ゾーン160内に留まっている限り、モバイルノード100が緩衝ゾーン160の部分161または部分162のいずれにあるかにかかわらず、ホームエージェント112は、図2に示されるように、IPトンネル170、180を保持する。しかし、いかなる時点においても、IPトンネル179、179のうちの1つだけがモバイルノード100によって有効であると見なされ、したがってモバイルノード100は無効なIPトンネルを介して受信したデータグラムを廃棄する。一部の実施形態において、モバイルノード100は、IPトンネル170が緩衝ゾーン160に進入する外部ドメインへのIPトンネルであるので、IPトンネル170が有効であると見なす。加えて、緩衝ゾーン160内にある間、モバイルノード100は、たとえIPトンネル170、180のうちの1つだけしか有効であると見なされないとしても、前記IPトンネルの各々についてホームエージェント112への登録を保持する。IPトンネル170についてホームエージェント112への再登録は、外部エージェント122に関連付けられている各登録存続期間内に1回しか行なわれない。同様に、IPトンネル180についてホームエージェント112への再登録は、外部エージェント132に関連付けられている各登録存続期間内に1回しか行なわれない。
緩衝ゾーン160を退出して、緩衝ゾーンの外側の外部ドメイン131に進入すると、モバイルノード100は、直接または外部エージェント132を介して間接的に、緩衝ゾーンを退出して外部ドメインに進入することに関するメッセージをホームエージェント112に送信する。次いで、モバイルノード100は、IPトンネル180が有効であると見なす。次いで、モバイルノード100は、外部エージェント132に関連付けられている現在の登録存続期間がまもなく満了するまで待機してから、モバイルノードが緩衝ゾーン160に再進入したか、または緩衝ゾーンの外側の外部ドメイン131に留まっているかを決定する。モバイルノード100が緩衝ゾーン160に再進入した場合、モバイルノードは、緩衝ゾーンへの進入に対する前述のアクションを繰り返す。モバイルノード100が緩衝ゾーン160の外側の外部ドメイン131に留まっていた場合、モバイルノード100は、IPトンネル180についてホームエージェント112に再登録する。緩衝ゾーンからの退出を検出した後に現在の登録存続期間の満了を待つことによって、モバイルノード100が緩衝ゾーン160を頻繁に進入および退出する場合に、モバイルノード100は度重なる再登録を回避する。緩衝ゾーン160を退出して、緩衝ゾーンの外側の外部ドメイン131に進入すると、モバイルノード100はまた、IPトンネル170についてホームエージェント112に再登録することはない。緩衝ゾーン160を退出して、緩衝ゾーンの外側の外部ドメイン131に進入したことを通知されると、ホームエージェント112は、IPトンネル170の保持を停止する。
緩衝ゾーン160を退出して、緩衝ゾーンの外側の外部ドメイン121に再進入すると、モバイルノード100は、直接または外部エージェント122を介して間接的に、緩衝ゾーンを退出して外部ドメインに再進入することに関するメッセージをホームエージェント112に送信する。次いで、モバイルノード100は、IPトンネル170が有効であると見なす。次いで、モバイルノード100は、外部エージェント122に関連付けられている現在の登録存続期間がまもなく満了するまで待機してから、モバイルノードが緩衝ゾーン160に再進入したか、または緩衝ゾーンの外側の外部ドメイン121に留まっているかを決定する。モバイルノード100が緩衝ゾーン160に再進入した場合、モバイルノードは、緩衝ゾーンへの進入に対する前述のアクションを繰り返す。モバイルノード100が緩衝ゾーン160の外側の外部ドメイン121に留まっていた場合、モバイルノード100は、IPトンネル170についてホームエージェント112に再登録する。ここでも同様に、緩衝ゾーンからの退出を検出した後に現在の登録存続期間の満了を待つことによって、モバイルノード100が緩衝ゾーン160を頻繁に進入および退出する場合に、モバイルノード100は度重なる再登録を回避する。緩衝ゾーン160を退出して、緩衝ゾーンの外側の外部ドメイン121に再進入すると、モバイルノード100はまた、IPトンネル180についてホームエージェント112に再登録することはない。緩衝ゾーン160を退出して、緩衝ゾーンの外側の外部ドメイン121に再進入したことを通知されると、ホームエージェント112は、IPトンネル180の保持を停止する。
図3は、本開示の実施形態による、モバイルノードが2つ以上の外部ドメイン間の境界付近に位置する場合、モバイルノードをホームネットワーク上のホームエージェントに登録する方法300を概説する流れ図である。説明を容易にするため、方法300は、モバイルノード100と概ね同様のモバイルノード、ホームネットワーク110と概ね同様のホームネットワーク、ならびに第1の外部ネットワーク120および第2の外部ネットワーク130と概ね同様の第1の外部ネットワークおよび第2の外部ネットワークに関して説明される。しかし、当業者であれば、方法300が、その他の構成のホームおよび外部ネットワークでも実行されうることを理解するであろう。
ブロック302において、モバイルノード100は、外部ネットワークの外部ドメイン(たとえば、第1の外部ネットワーク120の外部ドメイン121)に進入しているかどうかを決定する。進入している場合、ブロック302の後には、ブロック304が続いてもよい。それ以外の場合、ブロック302の後には、ブロック306が続いてもよい。
ブロック304において、モバイルノード100は、ホームエージェント112と外部ドメインの外部エージェント(たとえば、外部ドメイン121の外部エージェント122)との間のIPトンネル(たとえば、IPトンネル170)を確立するために、ホームエージェント112に登録する。ブロック304の後には、ブロック306が続いてもよい。
ブロック306において、モバイルノード100は、登録存続期間が満了する前に、ホームエージェント112に再登録することにより、外部ドメインへのIPトンネルを保持する。ブロック306の後には、ブロック308が続いてもよい。
ブロック308において、モバイルノード100は、2つの外部ドメインの間の緩衝ゾーン(たとえば、外部ドメイン121と131の間の緩衝ゾーン160)に進入しているかどうかを決定する。進入している場合、ブロック308の後には、ブロック310が続いてもよい。それ以外の場合、ブロック308は、ブロック306にループして戻ることができる。
ブロック310において、モバイルノード100は、外部ドメインから緩衝ゾーンに進入することをホームエージェント122に通知して、ホームエージェントとその他の外部ドメインの外部エージェント(たとえば、ドメイン131の外部エージェント132)との間の別のIPトンネルを確立するために、ホームエージェントに登録する。ブロック310の後には、ブロック312が続いてもよい。
ブロック312において、モバイルノード100は、両方のIPトンネル(たとえば、IPトンネル170および180)を保持する。緩衝ゾーン内に位置している間、モバイルノード100は、外部エージェントに関連付けられている各々の登録存続期間内に1回だけ再登録する(たとえば、外部エージェント122に関連付けられている各登録存続期間の終了時にIPトンネル170について1回だけ再登録し、外部エージェント132に関連付けられている各登録存続期間の終了時にIPトンネル180について1回だけ再登録する)ことにより、2つのIPトンネルについてホームエージェント112への再登録を保持する。ブロック312の後には、ブロック314が続いてもよい。
ブロック314において、緩衝ゾーン内に位置している間、モバイルノード100は、2つのトンネルのうちの1つが、データグラムを受信するのに無効なパスであると決定し、無効なパスからデータグラムを廃棄する。ブロック324の後には、ブロック316が続いてもよい。
ブロック316において、モバイルノード100は、緩衝ゾーンを退出して、緩衝ゾーンの外側の外部ドメインに進入している(たとえば、緩衝ゾーン160を退出して、外部ドメイン121または131に進入している)かどうかを決定する。進入している場合、ブロック316の後には、ブロック318が続いてもよい。それ以外の場合、ブロック316は、ブロック312にループして戻ることができる。
ブロック318において、モバイルノード100は、緩衝ゾーンを退出して、緩衝ゾーンの外側の外部ドメインに進入していることを、ホームエージェント122に通知する。その結果、ホームエージェント122は、その他の外部ドメインのIPトンネル(たとえば、外部ドメイン121に進入する場合はIPトンネル180、または外部ドメイン131に進入する場合はIPトンネル170)を保持しない。次いで、モバイルノード100は、進入した外部ドメインからの外部エージェントの現在の登録存続期間(たとえば、外部ドメイン121に進入する場合は外部エージェント122、または外部ゾーン131に進入する場合は外部エージェント132の登録存続期間)がほぼ満了するのを待つ。ブロック318の後には、ブロック320が続いてもよい。
ブロック320において、モバイルノード100は、緩衝ゾーンに再進入したかどうかを決定する。進入した場合、ブロック320の後には、ブロック310が続いてもよい。それ以外の場合、ブロック320の後には、ブロック322が続いてもよい。
ブロック322において、モバイルノード100は、残りのIPトンネル(たとえば、外部ドメイン121に進入した場合はIPトンネル170、または外部ドメイン131に進入した場合はIPトンネル180)を保持する。ブロック322は、ブロック308にループして戻ることができる。
図4は、本開示の実施形態による、モバイルノードが外部ドメインに位置する場合、モバイルノードをホームエージェントに登録するように構成されたモバイルコンピューティングデバイス400を示すブロック図である。モバイルコンピューティングデバイス400は、1つまたは複数の無線インターフェイスおよびモバイルIPソフトウェアで構成された、ラップトップまたはノートブックコンピュータ、PDA、スマートフォン、パーソナルメディアプレイヤーデバイス、無線Web視聴デバイス、またはその他のデバイスのような、モバイルノードとして動作することができる任意のデバイスであってもよい。モバイルコンピューティングデバイス400は、プロセッサ401、無線インターフェイス402、ネットワークコントローラ403、出力デバイス404、およびメモリブロック405を含む。
プロセッサ401は、モバイルコンピューティングデバイス400の動作のための、メモリブロック405に格納された命令のような、命令を実行するように構成される。プロセッサ400は、マイクロプロセッサ(μP)、マイクロコントローラ(μC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、またはそれらの任意の組み合わせを含む任意のタイプであってもよいが、これらに限定されることはない。プロセッサ401は、キャッシングのもう1つのレベル、プロセッサコア、レジスタ、メモリコントローラなどを含むことができる。
無線インターフェイス402は、モバイルコンピューティングデバイス400に、インターネットへの無線接続の手段を提供する。無線インターフェイス402は、音響、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、および/またはその他の無線媒体のような無線媒体を含むことができる。
ネットワークコントローラ403は、無線インターフェイス402を含む、1つまたは複数の通信ポートを介するネットワーク通信リンク上の1つまたは複数のその他のコンピューティングデバイスとの通信を容易にするように構成される。
出力デバイス404は、グラフィックス処理ユニットおよび/またはオーディオ処理ユニットを含むことができ、これらはディスプレイまたはスピーカのようなさまざまな外部デバイスと通信するように構成されてもよい。
メモリブロック405は、(RAMのような)揮発性メモリ、(ROM、フラッシュメモリなどのような)不揮発性メモリ、またはそれらの任意の組み合わせを含む任意のタイプのコンピュータ可読媒体であってもよいが、これらに限定されることはない。一部の実施形態において、メモリブロック405は、フレキシブルディスクドライブおよびハードディスクドライブ(HDD)、たとえばコンパクトディスク(CD)ドライブまたはデジタル多用途ディスク(DVD)ドライブなどの光ディスクドライブ、ソリッドステートドライブ(SSD)、テープドライブなどのような、取り外し可能データストレージデバイスを含むことができる。メモリブロック405は、オペレーティングシステム406、登録アルゴリズム407、およびプログラムデータ408を含むことができる。登録アルゴリズム407は、モバイルコンピューティングデバイス400が本開示の1つまたは複数の実施形態を実行できるようにするプロセッサ401の命令を含む。一部の実施形態において、登録アルゴリズム407は、モバイルコンピューティングデバイス400が本開示の1つまたは複数の実施形態を実行するようにオペレーティングシステム406でプログラムデータと共に動作するように構成されてもよい。
前述の詳細な説明では、ブロック図、フローチャート、および/または例の使用によって、装置および/またはプロセスのさまざまな実施形態を説明してきた。そのようなブロック図、フローチャート、および/または例が1つまたは複数の機能および/または動作を含む限りにおいて、そのようなブロック図、フローチャート、または例の中のそれぞれの機能および/または動作は、広範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、または実質上それらのすべての組み合わせにより、個別におよび/または集合的に実装可能であることが、当業者には理解されるであろう。
本明細書に記載された主題は、さまざまなコンポーネントをしばしば例示しており、これらのコンポーネントは、他のさまざまなコンポーネントに包含されるか、または他のさまざまなコンポーネントに接続される。そのように図示されたアーキテクチャは、単に例示にすぎず、実際には、同じ機能を実現する多くの他のアーキテクチャが実装可能であることが理解されよう。概念的な意味で、同じ機能を実現するコンポーネントの任意の構成は、所望の機能が実現されるように効果的に「関連付け」される。したがって、特定の機能を実現するために組み合わされた、本明細書における任意の2つのコンポーネントは、アーキテクチャまたは中間のコンポーネントにかかわらず、所望の機能が実現されるように、お互いに「関連付け」されていると見ることができる。同様に、そのように関連付けされた任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するために、互いに「動作可能に接続」または「動作可能に結合」されていると見なすこともでき、そのように関連付け可能な任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するために、互いに「動作可能に結合できる」と見なすこともできる。動作可能に結合できる場合の具体例には、物理的にかみ合わせ可能な、および/または物理的に相互作用するコンポーネントが含まれるが、それらに限定されない。
本明細書における実質的にすべての複数形および/または単数形の用語の使用に対して、当業者は、状況および/または用途に適切なように、複数形から単数形に、および/または単数形から複数形に変換することができる。さまざまな単数形/複数形の置き換えは、理解しやすいように、本明細書で明確に説明することができる。
通常、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲(たとえば、添付の特許請求の範囲の本体部)において使用される用語は、全体を通じて「オープンな(open)」用語として意図されていることが、当業者には理解されよう(たとえば、用語「含む(including)」は、「含むがそれに限定されない(including but not limited to)」と解釈されるべきであり、用語「有する(having)」は、「少なくとも有する(having at least)」と解釈されるべきであり、用語「含む(includes)」は、「含むがそれに限定されない(includes but is not limited to)」と解釈されるべきである、など)。導入される請求項で具体的な数の記載が意図される場合、そのような意図は、当該請求項において明示的に記載されることになり、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者にはさらに理解されよう。たとえば、理解の一助として、添付の特許請求の範囲は、導入句「少なくとも1つの(at least one)」および「1つまたは複数の(one or more)」を使用して請求項の記載を導くことを含む場合がある。しかし、そのような句の使用は、同一の請求項が、導入句「1つまたは複数の」または「少なくとも1つの」および「a」または「an」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項の記載の導入が、そのように導入される請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、単に1つのそのような記載を含む発明に限定する、ということを示唆していると解釈されるべきではない(たとえば、「a」および/または「an」は、通常、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである)。同じことが、請求項の記載を導入するのに使用される定冠詞の使用にも当てはまる。また、導入される請求項の記載で具体的な数が明示的に記載されている場合でも、そのような記載は、通常、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることが、当業者には理解されよう(たとえば、他の修飾語なしでの「2つの記載(two recitations)」の単なる記載は、通常、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、BおよびC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(たとえば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。「A、B、またはC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(たとえば、「A、B、またはCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。2つ以上の代替用語を提示する事実上いかなる離接する語および/または句も、明細書、特許請求の範囲、または図面のどこにあっても、当該用語の一方(one of the terms)、当該用語のいずれか(either of the terms)、または両方の用語(both terms)を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者にはさらに理解されよう。たとえば、句「AまたはB」は、「A」または「B」あるいは「AおよびB」の可能性を含むことが理解されよう。
本明細書においてさまざまな態様および実施形態が開示されたが、その他の態様および実施形態は当業者には明らかとなろう。本明細書において開示されるさまざまな態様および実施形態は、説明のためのものであって、限定的であることを意図しておらず、真の範囲および精神は後段の特許請求の範囲により示される。

Claims (21)

  1. モバイルノードをホームネットワーク上のホームエージェントに登録するための方法であって、
    前記ホームエージェントと第1の外部ネットワーク上の第1の外部エージェントとの間の第1のインターネットプロトコル(IP)トンネルを確立するために前記ホームエージェントに登録することと、
    前記登録することの後、(1)第2の外部ネットワークに及ぶ前記第1の外部ネットワークの部分、および(2)前記第1の外部ネットワークに及ぶ第2の外部ネットワークの部分を含む緩衝ゾーンへの進入を検出することであって、前記第2の外部ネットワークは第2の外部エージェントによってサービスを提供されることと、
    前記検出された進入に応答して、前記ホームエージェントと前記第2の外部エージェントとの間の第2のIPトンネルを確立するために前記ホームエージェントに登録することと、
    前記緩衝ゾーン内に位置している間に、前記第1のIPトンネルおよび前記第2のIPトンネルのうちの一方からのデータグラムを廃棄し、前記第1のIPトンネルおよび前記第2のIPトンネルのもう一方を介して前記ホームエージェントからのデータグラムを受け入れることとを備える方法。
  2. 前記緩衝ゾーン内に位置している間に、前記第1のIPトンネルおよび前記第2のIPトンネルについての前記ホームエージェントへの登録を、それらの各々の登録存続期間ごとに1回だけ再登録することにより保持することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記緩衝ゾーンからの退出および前記第2の外部ネットワークへの進入を検出することと、
    前記検出された退出に応答して、
    前記第2の外部エージェントに関連付けられている登録存続期間を監視することと、
    前記登録存続期間が満了する前に、前記モバイルノードが前記第2の外部ネットワークに留まる場合、前記第2のIPトンネルについて前記ホームエージェントに再登録することとをさらに備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記検出された退出に応答して、前記緩衝ゾーンからの前記退出および前記第2の外部ネットワークへの前記進入を前記ホームエージェントに通知することであって、前記ホームエージェントは前記第1のIPトンネルの保持を停止することをさらに備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記登録存続期間が満了する前に、前記モバイルノードが前記緩衝ゾーンに戻る場合、前記第1および前記第2のIPトンネルについて前記ホームエージェントに再登録することとをさらに備える請求項3に記載の方法。
  6. 前記緩衝ゾーンからの退出および前記第1の外部ネットワークへの進入を検出することと、
    前記検出された退出に応答して、
    前記緩衝ゾーンからの前記退出および前記第1の外部ネットワークへの前記進入を前記ホームエージェントに通知することであって、前記ホームエージェントは前記第2のIPトンネルの保持を停止することと、
    前記第1の外部エージェントに関連付けられている登録存続期間を監視することと、
    前記登録存続期間が満了する前に、
    前記モバイルノードが前記第1の外部ネットワークに留まる場合、前記第1のIPトンネルについて前記ホームエージェントに再登録することと、
    前記モバイルノードが前記緩衝ゾーンに戻る場合、前記第1および前記第2のIPトンネルについて前記ホームエージェントに再登録することとをさらに備える請求項2に記載の方法。
  7. 前記登録存続期間の値は、前記第1のIPトンネルおよび前記第2のIPトンネルの登録要求に応答して受信される請求項2に記載の方法。
  8. 前記緩衝ゾーンへの進入を前記検出することは、前記第1の外部ネットワークの第1の信号強度および前記第2の外部ネットワークの第2の信号強度が共にしきい値信号強度よりも大きいことを検出することを備え、
    前記緩衝ゾーンからの退出および前記第2の外部ネットワークへの進入を前記検出することは、前記第1の信号強度が前記しきい値信号強度よりも小さく、前記第2の信号強度が前記しきい値信号強度よりも大きいことを検出することを備える請求項6に記載の方法。
  9. 前記緩衝ゾーンに含まれる前記第1の外部ネットワークの前記部分は、前記第1の外部ネットワークと前記第2の外部ネットワークとの間の境界からの第1の距離により定義される請求項1に記載の方法。
  10. 前記緩衝ゾーンに含まれる前記第1の外部ネットワークの前記部分は、所定の地理的領域を備える請求項1に記載の方法。
  11. 前記廃棄することは、前記第2のIPトンネルからの前記データグラムを廃棄することを備える請求項1に記載の方法。
  12. モバイルノードが、(1)第2の外部ネットワークに及ぶ前記第1の外部ネットワークの部分、および(2)前記第1の外部ネットワークに及ぶ前記第2の外部ネットワークの部分を含む緩衝ゾーンに位置し、前記第1の外部ネットワークは第1の外部エージェントによってサービスを提供され、前記第2の外部ネットワークは第2の外部エージェントによってサービスを提供される場合、前記モバイルノードをホームネットワーク上のホームエージェントに登録するための方法であって、
    前記緩衝ゾーン内に位置している間に、前記ホームエージェントと前記第1の外部エージェントとの間の第1のIPトンネル、および前記ホームエージェントと前記第2の外部エージェントとの間の前記第2のIPトンネルについての前記ホームエージェントへの登録を、各々の登録存続期間ごとに1度だけ再登録することによって保持することを備える方法。
  13. 前記登録存続期間の値は、前記第1のIPトンネルおよび前記第2のIPトンネルの登録要求に応答して受信される請求項12に記載の方法。
  14. 前記緩衝ゾーン内に位置している間に、第前記1のIPトンネルおよび前記第2のIPトンネルのうちの一方からのデータグラムを廃棄し、前記第1のIPトンネルおよび前記第2のIPトンネルのもう一方を介して前記ホームエージェントからのデータグラムを受け入れることをさらに備える請求項12に記載の方法。
  15. 前記廃棄することは、前記第2のIPトンネルからの前記データグラムを廃棄することを備える請求項14に記載の方法。
  16. 前記緩衝ゾーンからの退出および前記第2の外部ネットワークへの進入を検出することと、
    前記検出された退出に応答して、
    前記第2の外部エージェントに関連付けられている登録存続期間を監視することと、
    前記登録存続期間が満了する前に、前記モバイルノードが前記第2の外部ネットワークに留まる場合、前記第2のIPトンネルについて前記ホームエージェントに再登録することとをさらに備える請求項12に記載の方法。
  17. 前記検出された退出に応答して、前記緩衝ゾーンからの前記退出および前記第2の外部ネットワークへの前記進入を前記ホームエージェントに通知することであって、前記ホームエージェントは前記第1のIPトンネルの保持を停止することをさらに備える請求項16に記載の方法。
  18. 前記緩衝ゾーンからの退出および前記第2の外部ネットワークへの進入を前記検出することは、前記第1の外部ネットワークの第1の信号強度がしきい値信号強度よりも小さく、前記第2の外部ネットワークの第2の信号強度が前記しきい値信号強度よりも大きいことを検出することを備える請求項16に記載の方法。
  19. 前記登録存続期間が満了する前に、前記モバイルノードが前記緩衝ゾーンに戻る場合、前記第1および前記第2のIPトンネルについて前記ホームエージェントに再登録することをさらに備える請求項17に記載の方法。
  20. 前記緩衝ゾーンからの退出および前記第1の外部ネットワークへの進入を検出することと、
    前記検出された退出に応答して、
    前記緩衝ゾーンからの前記退出および前記第1の外部ネットワークへの前記進入を前記ホームエージェントに通知することであって、前記ホームエージェントは前記第2のIPトンネルの保持を停止することと、
    前記第1の外部エージェントに関連付けられている登録存続期間を監視することと、
    前記登録存続期間が満了する前に、
    前記モバイルノードが前記第1の外部ネットワークに留まる場合、前記第1のIPトンネルについて前記ホームエージェントに再登録することと、
    前記モバイルノードが前記緩衝ゾーンに戻る場合、前記第1および前記第2のIPトンネルについて前記ホームエージェントに再登録することとをさらに備える請求項12に記載の方法。
  21. 前記緩衝ゾーンからの退出および前記第1の外部ネットワークへの進入を前記検出することは、前記第1の外部ネットワークの第1の信号強度がしきい値信号強度よりも大きく、前記第2の外部ネットワークの第2の信号強度が前記しきい値信号強度よりも小さいことを検出することを備える請求項20に記載の方法。
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