JP5679745B2 - Sipエンドポイント・エンハンサー - Google Patents

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Description

本発明は、通信に関し、特に、SIP(Session Iniaiton Protocol)ベースの通信に関する。
SIPは、オープンなシグナリング・プロトコルであり、あらゆる種類のリアルタイムの通信セッションを確立する。SIPを用いて確立される通信セッションの一例は、音声、画像、インスタント・メッセージングを含む。これ等の通信セッションは、あらゆる種類の通信機器上で実行される。通信機器の一例としては、パソコン、ラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタントである。SIPの特徴は、エンドユーザのAOR(Address of Record )を全ての通信の1個に統合されたパブリック・アドレスとして用いることができる点である。かくして、SIPを利用した通信の世界に於いては、ユーザのAORは、ユーザの唯一無二の(即ち単一の)アドレスとなり、ユーザを、ユーザに関連する通信機器の全てに関連付けている。このAORを用いると、発呼者は、ユーザ(被呼者)の通信機器の内の何れか1つ(ユーザ・エージェントと称する)に達することができ、これは、唯一無二のデバイスのアドレス或いは電話番号のそれぞれを知らなくても、行うことができる。
SIPは、フレキシブルなプロトコルであり、様々なフューチャ(特徴とも称する)のサポートが、特定のヘッダー、メソッド、コールフロー等を使用して、行われる。このプロトコルが本来的に有するフレキシビリティと、実行する際相対的に不完全な状態(他の従来の技術に比較して)により、デバイスは、ネットワーク上で得られる全てのフューチャを完全には利用できないようなネットワーク上に、留置せざるをえない。その理由は、デバイスは、ネットワーク・フューチャが必要とするようなヘッダーとコールフローを、必ずしも実行できないからである。アプリケーションが、様々な種類のエンドポイントに分配され、フューチャを様々なレベルでサポートすることを期待するのは、現実的ではない。それ故に、複雑さが変化するようなアプリケーションあるいはフューチャを、未熟のエンドポイント(必要とされるコールフローあるいはヘッダーセットを本質的にサポートできない)が使用できるようにするネットワーク・ソリューションを提供するには、問題がある。
この種の問題の一例は、Back-to-Back UA(B2BUA)での古くからの問題に対するソリューションが関係している。B2BUAは、しばしば使用されるアーキテクチャであり、これにより、B2BUAアプリケーションは、呼びの設定がコーラーとコーリーとの間のシグナリングパスに入る間に、順番づけられる(sequenced)。それは、コーラーとコーリーの両方にとって、リアルなエンドポイントとして見え、またそのように機能する。この構成の問題点は、B2BUAは、各エンドポイントからのリアルの呼び情報を隠してしまう点である。即ち、コーラーのエンドポイントが、B2BUAとの呼びの設定中にあるが、コーリーのエンドポイントとの呼びの設定中にないと、B2BUAには、コーリーは呼びをどの様に見ているのかを、知る術がない。SIP内の多くのフューチャが、エンドポイントが知るエンドポイントのビュー情報に依存している。適切なエンドポイント・ビュー情報がないと、SIPフューチャは、破壊したり、あるいはエンドポイントによりアクセス不可能となる。
B2BUAの例を続ける。エンドポイント間にB2BUAを組み込む際の問題点を解決する最新のソリューションは、「エンドポイント・ビュー」ヘッダーとして知られている。このソルーションにおいては、コーラーのエンドポイントとコーリーのエンドポイントの両方が、ヘッダー(「エンドポイント・ビュー」のヘッダー」と称する)内にコール・ビューを埋め込み、それをネットワーク内をトランスペアレントに通過させ、その結果、エンドポイントは、他のエンドポイントがそのコールをどの様に見ているのかを、知ることができる。しかし、これは最近になってからの提案であり、今日の多くのエンドポイントは、B2BUAを含むが、「エンドポイント・ビュー」ヘッダーのサポートを実行しないネットワーク内に存在することを望んでいる。同様の問題は、他のSIPヘッダーとSIPベヒエビアへのエクステンションに関連しても、発生する。
本発明の一態様による「エンドポイント・エンハンサー」は、ネットワーク・フューチャにより利用されるエクステンションあるいはコールフローをサポートすることなく、エンドポイントがそのネットワーク・フューチャを利用することを許す。SIPエンドポイント・エンハンサー(SEE)は、エンドポイント(UAとも称する)の機能性を、デバイスの本来的な能力に基づいて、増大し、ネットワーク・コアの動作標準に適合できるようにする。SIPエンドポイント・エンハンサーの機能性は、特殊目的のSIPプロキシに依存し、それと共に機能する。「特殊目的のプロシキ」「SIPプロキシ」は、SIPアーキテクチャのネットワーク要素の1つあるいはそれらの組み合わせからなる。これらは、レジストラー、ロケーション・サーバ, イベント・ルーティング、アプリケーション・シーケンシング等の能力を提供する。特殊目的のSIPプロキシは、コア(企業内ネットワークとも称する)内へのエントリーポイントとして機能し、ユーザに接触し、アプリケーションSIPリクエストを得る。レジストラーとロケーションサーバとして、それらは、発信と着信のSIPリクエストのパス内にある。更に仮のユーザプロファイルに基づいて、特殊目的SIPプロキシは、呼びの両方の側(即ち呼びの発信側と着信側)に対し、アプリケーション・シーケンスを起動(即ちルーティング)する。
上記の例以外においては、本発明の一実施例においては、SIPエンドポイント・エンハンサーは、SIPデバイスの機能性を向上(強化)しない。様々なSIPエンドポイント・エンハンサーが、特殊目的SIPプロキシに、アドオン(追加)された機能として、配置される。
本発明の一実施例においては、SIPエンドポイント・エンハンサーは、プロキシとして又はB2BUAとして、実現される。これは、特定のタイプの装置に必要とされる種類と強化の程度に応じて、行われる。様々な装置をサポートする為に、様々なSIPエンドポイント・エンハンサーを実現する装置がある。
SIPエンドポイント・エンハンサーが提供できる機能に加えて、SIPエンドポイント・エンハンサーの他の役割態様は、ネットワークアーキテクチャの全体構造の中に表れ、それが他の装置の為にいかに起動されるかである。
本発明の一実施例によれば、エンドポイントの観点からすると、エンドポイントはSIPエンドポイント・エンハンサーにより強化されていること、そして通常の状態で動作し続けることを、知る術はない。
かくして、特殊目的のSIPプロキシへのエンドポイントの登録は、通常通りとして処理を進める。登録の間、特殊目的のSIPプロキシは、(REGISTERの)標準のユーザ−エージェントヘッダーを調査する。このヘッダーは、UAの行ったリクエストに関する情報を含む。装置の種類によっては、特殊目的のSIPプロキシは、ネットワークへ装置が取り付けられている間、特定のSIPタイプとインスタンスが、その装置との間の呼び(コール)に対して、起動されるか否かを、決定する。他のエンティティには知られずに、それらは、強化したIDで、装置との相互作用を行う。登録の間、SIPエンドポイント・エンハンサーは、起動されず、SIPは通常のものとして登録され、特殊目的のSIPプロキシのみが、SIPエンドポイント・エンハンサーが後続のSIPシグナリングに適用されるべきか否かを、特定する。
RFC3261は、次のことを規定する。ユーザ−エージェント・ヘッダーは、REGISTERリクエスト内では選択的事項であるが、SIPエンドポイント・エンハンサーで強化するために、エンドポイントは、REGISTERリクエスト内にユーザ−エージェント・ヘッダーを含まなければならない。RFC3261は又次のようにも規定する。UAは、このヘッダーを構築可能にしなければならないが、これは、第三者のエンドポイントの場合と同様である。それ故に、ネットワーク管理者の責任は、エンドポイントが、ユーザ−エージェント・ヘッダーを適宜の値(即ち、装置タイプからSIPエンドポイント・エンハンサーへのマッピングする特殊目的のSIPプロキシにマッチする値)で埋めるよう、具備することである。
本発明の一実施例によれば、エンドポイントの異質の集合体がサポートされる。これにより、ネットワーク内の様々な装置は、様々な強化を、様々なSIPエンドポイント・エンハンサーを介して、要求する。特殊目的のSIPプロキシは、特定の装置のタイプが特定の強化を必要とし、それに応じてその強化を提供するということを知ることができるメカニズムが提供される。
本発明の一実施例によれば、SIPエンドポイント・エンハンサーは、シーケンスされているものだけではなく、全てのSIPメソッド用に起動される。SIPメソッド(例えばSUBSCRIBEとNOTIFY)は、シーケンスされていないが、汎用SIPルーティング用に送信される前に、SIPエンドポイント・エンハンサーを通過(traverse)する。
REGISTERメソッドには、上記したこのルールに対し1つの例外がある。SIPエンドポイント・エンハンサーは、装置とのREGISTERトランザクション・コールフローを変更することはなく、SIPエンドポイント・エンハンサーを装置に割り当てた結果として、SIPエンドポイント・エンハンサーは、レジスタの情報を装飾したり変更したりして、強化された装置の機能を反映させる。
可能ならば、SIPエンドポイント・エンハンサーは、簡単なプロキシとして実現されるべきである。プロキシは、B2BUAとして実現することも可能である。SIPエンドポイント・エンハンサーであるB2BUAは、エンドポイントのために、SIPトランザクションを開始する。SIPエンドポイント・エンハンサーは、それ自身の通信セッションを生成したり終了したりすべきではない。B2BUAの機能は、メークコールリクエスト用のOut Of Dialog REFER用のサポートを実行するために、必要である。SIPエンドポイント・エンハンサーは、プロキシとUAの組み合わせ(例、エンドポイントのために、加入に応答する、通知を送信する、イベントを発行する)で実現される。例えば、エンドポイントのためにダイアログ状態イベントを発行するために、SIPエンドポイント・エンハンサーは、プロキシ(リクエストと応答を見る)としてと、UAクライアント(イベントを実際に発行する)として、動作する。
ダイアログ生成トランザクションにおいては、SIPエンドポイント・エンハンサーが必要とされる場合には、本発明の実施例は、SIPエンドポイント・エンハンサーを呼びパス内にダイナミックに挿入するが、これは、発信プロセスがエンドポイントを用いて、ユーザの為に発信処理(origination processing)される前、又はコンタクトレゾリューションが実行される時(多くの登録された装置の内のどれが呼びを処理するのに関連するかについて分かった時)にユーザの為に着信処理(termination processing)された後に、行われる。開始プロセスと着信プロセスに関する詳細は、米国特許出願第2009/0103518号に開示されている。
SIPエンドポイント・エンハンサーの機能は、使用される機器に基づいて採用されるのであって、ユーザに基づいて採用されるのではない。そのため、SIPエンドポイント・エンハンサーは、アプリケーション・シーケンスとは異なる。
本発明の一実施例よれば、SIPエンドポイント・エンハンサーは、呼びが機器になされた時と、呼びが機器から行われた時に、適用される。SIPエンドポイント・エンハンサーのロジックは、特殊目的のSIPプロキシからの、ロジック起動を要求する意図した「フェーズ」に関する表示を利用する。特殊目的のSIPプロキシは、リクエストと共にフェーズ情報を通信する。SIPエンドポイント・エンハンサーを励起すると、特殊目的のSIPプロキシは、2つのルートヘッダーをリクエスト内に挿入する。第1のルートヘッダー(これはSIPエンドポイント・エンハンサーに帰属するが)内には、特殊目的のSIPプロキシは、フェーズ・タグを挿入する。SIPエンドポイント・エンハンサーは、このタグを用いて、発信機器又は着信機器にサービスする為に、それを起動するか否かを決定する。発信フェーズ・タグの付いたリクエストを受領すると、アプリケーションは、リクエストを発信したデバイスに基づいて、ロジックを起動する。着信フェーズ・タグの付いたリクエストを受領すると、SIPエンドポイント・エンハンサーは、リクエストの宛先装置に関連するロジックを起動する。第2のルートヘッダーは、特殊目的のSIPプロキシに帰属するが、特殊目的のSIPプロキシによりそれ自身に挿入されたタグを含む。これにより、SIPエンドポイント・エンハンサーの発信プロセス又はSIPエンドポイント・エンハンサーの着信プロセスの完了を、示す。
本発明の一実施例によりタグの一例を以下に説明する。
タグ Seeorig
意味: このタグは、特殊目的のSIPプロキシにより送信され、発信サイドのSIPエンドポイント・エンハンサーの処理を要求する。これは、SIPエンドポイント・エンハンサーの消費用である。
予測される挙動: ルートヘッダー内でこのタグを受領すると、SIPエンドポイント・エンハンサーは、発呼デバイスに関連するロジックを起動する。

タグ Seeterm
意味: このタグは、特殊目的のSIPプロキシにより送信され、着信サイドのSIPエンドポイント・エンハンサーの処理を要求する。これは、SIPエンドポイント・エンハンサーの消費用である。
予測される挙動: ルートヘッダー内でこのタグを受領すると、SIPエンドポイント・エンハンサーは、着信デバイスに関連するロジックを起動する。

タグ Seeorigdone
意味: このタグは、特殊目的のSIPプロキシによりそれ自身に送信され、SIPエンドポイント・エンハンサーによる発信処理の完了を示す。
期待される挙動: 特殊目的のSIPプロキシは、このタグを第2のルートヘッド内に挿入する。この特殊目的のSIPプロキシは、このタグをSIPエンドポイント・エンハンサーから受け取るが、これは、要求された発信側のプロセスを実行した後、行われる。

タグ Seetermdone
意味: このタグは、特殊目的のSIPプロキシによりそれ自身に送信され、SIPエンドポイント・エンハンサーによる着信処理の完了を示す。
期待される挙動: 特殊目的のSIPプロキシは、このタグを第2のルートヘッド内に挿入する。この特殊目的のSIPプロキシは、このタグをSIPエンドポイント・エンハンサーから受け取るが、これは、要求された着信側のプロセスを実行した後、行われる。
本発明の一実施例によれば、SIPエンドポイント・エンハンサーは、デバイスの登録の成功結果として適用され、かつ関連するデバイスに対しトランスペアレントの方法で適用される。このことは次を意味する。
1.既に確立されたTLS接続を再利用できること。
2.ブートアップとネットワーク取付手順を単純化できること。
3.第三者のエンドポイントが標準のネットワーク取付手順を使用できること。例えばエンハンスメントの必要性とは無関係に、DHCPサーバからのSIPアウトバンドプロキシ・アドレスを確保すること。
4.取付セキュリティ機能が全てのデバイスに対し定常的なものになること。例えば、ファイアーフォール、オーセンチフィケーション、オーソライゼーションのメカニズムの全てが、定常的であり、エンハンスメントを必要とするデバイスと、必要としないデバイスに対し、セントライズされること。
SIPエンドポイント・エンハンサーは、B2BUA又はプロキシと(選択的事項としてレコードルート)のいずれかとして機能するが、これは、プロブレム・ドメインと採用されているエンハンスメントに依存して、決まる。エンハンスメントは、スタンドアローンのSIPエンドポイント・エンハンサー・アプリケーションとして記述され、プロキシ(例えばAvayaから市販されているAura セッション・マネージャ(SM))内にあるか、あいはアプリケーションと共にアプリケーションサーバ内に、配置される。遅延を減らすため、SIPエンドポイント・エンハンサーは、セッション・マネージャと同一場所にあるのが、好ましい。
SIPエンドポイント・エンハンサーは、ターミナル・アダプタ(Terminal Adapter(TA))ではなく、そのようなものと考えてはならない。TAは、SIPのゲートウエイであり、非SIPエンドポイントをSIPネットワークに適用するものである。これは、SIPエンドポイント・エンハンサーが、SIPエンドポイントを強化するのとは対照的である。TAは、エンドポイントのために登録され、SIPエンドポイント・エンハンサーは、そのようなことはない。TAは、従来の装置に対する特定のハードウエア・インタフェース要件を有するが、SIPエンドポイント・エンハンサーは、ソフトウエア・エンティティとしてのみ、その機能の全てを実行する。
SIPエンドポイント・エンハンサーは、SIPシグナリング構成(例えばヘッダー、メソッド、イクステンション、ネットワーク特有のコールフロー)用に、エンドポイントのサポートを強化するだけである。SIPエンドポイント・エンハンサーは、ルーティング・ロジック(即ち、別のロケーションへの、あらゆるビジネスロジックへの、唯一の呼び処理、又はフューチャロジックへのリクエストのルーティング)を含んではならない。SIPエンドポイント・エンハンサーの役割は、デバイスをSIPシグナリング機能の共通レベルにまで持っていくことであり、その結果、他のSIPサーバ上にあるSIPアプリケーションは、全てのエンドポイントを、アブストラクションの共通レベルで、取り扱う。
本発明の一実施例によれば、本発明の方法は、
(A)第1通信エンドポイントから第1メッセージを受領するステップと、
(B)前記第1通信エンドポイントの機能能力を特定するために、前記第1メッセージを解析するステップと、
(C)前記第1通信エンドポイントにより使用される通信ネットワークの機能要件を決定するステップと、
(D)前記通信ネットワークの機能要件と、前記第1通信エンドポイントの機能能力とを比較するステップと、
(E)前記第1通信エンドポイントの機能能力は、前記通信ネットワークの機能要件を満たさないと決定するステップと、
(F)前記(E)のステップで満たさないと決定したことに応じて、前記第1通信エンドポイント用に、エンドポイント・エンハンサーを選択するステップと、
(G)前記第1通信エンドポイントから第2メッセージを受領するステップと、
前記第2メッセージは、前記第1通信エンドポイントと通信機器との間の通信セッションを通信ネットワークを介して確立するに関連して、受領し、
(H)前記選択されたエンドポイント・エンハンサーを、前記第1通信エンドポイントと通信機器との間の呼びパス内に挿入するステップと、
を有する。
本発明の一実施例による通信システムのブロック図。 本発明の一実施例による通信システムの構成要素の第1構成図。 本発明の一実施例による通信システムの構成要素の第2構成図。 本発明の一実施例による登録メソッドを表すシグナリング図。 本発明の一実施例によるSIPエンドポイント・エンハンサーを組み込んだ呼びを表すブロック図。 本発明の一実施例による呼びの設定の間適用されるSIPエンドポイント・エンハンサーのエンドビューを表すシグナリング図。 本発明の一実施例によるダイアログIDを変換するSIPエンドポイント・エンハンサーのエンドビューを表すシグナリング図。
図1において、本発明の通信システム100は、通信ネットワーク104と、それに接続される通信エンド・ポイント108等の他の装置を有する。この通信ネットワーク104は、通信エンド・ポイント108(UAで示す)を通信ネットワーク104に接続する。一例として、通信ネットワーク104は、それに接続されるSIPサーバ112を有する。通信エンド・ポイント108は、他の通信エンド・ポイント108との間のビデオ、オーディオテキスト、データ等の通信を、サポートする。
SIPサーバ112は、アプリケーション・モジュール又はフューチャ・モジュールを有し、通信ネットワーク104とそれに接続されるエンドポイントに、様々なフューチャ/機能を与える。通信ネットワーク104に接続されるSIPサーバ112にあるフューチャ又はアプリケーションは、通信ネットワーク104の「機能要件(functional requirement)」を規定する。これらのフューチャ又はアプリケーションは、その完全な実行の為に、エンドポイントからのある程度の相互作用を必要とする。SIPサーバ112は、SIPアプリケーション・サーバ又はフューチャ・サーバに対応する。このサーバが、SIP機能を通信エンド・ポイント108に与える。SIPサーバ112の一例は、Avaya社から市販されているAura Session Managerである。
SIPサーバ112は、SIPリクエストを受け入れ、それに応答するアプリケーションである。本明細書において、SIPサーバ112は、SIPプロトコルのUAサーバ又はクライアント−サーバとは異なる。SIPプロトコルは、SIPプロトコルのクライアント(リクエストの発信者)とサーバ(リクエストへの応答の発信者)の視点から、動作を規定する。SIPサーバ112は、様々なタイプのエンティティである。本明細書において、SIPサーバ112は、ロジカル・エンティティである。実際のSIPサーバ112を実現するためには、複数のサーバを含み、様々な状態のもとで様々な種類のサーバとして機能する必要がある。サーバは、サービスと機能をエンドポイントに与える為に、送信用のTCP,TLS,UDPのプロトコルをサポートする。SIPサーバ112の特殊なタイプは、プロキシ・サーバである。SIPサーバ112の他のタイプは、当業者には明らかであり、以下詳細に説明する。
通信ネットワーク104は、あらゆる種類の公知の通信媒体あるいはそれらの集合体であり、あらゆるタイプのプロトコルを用いて、エンドポイント間又はデバイス間でメッセージを送信する。通信ネットワーク104は、有線又は無線の通信技術を含む。通信ネットワーク104の一例は、LAN、WAN、インターネット等を含む。通信ネットワーク104は、世界中に分散しているコンピュータあるいは他の通信デバイスからなるIPネットワークを構成する。これらのコンピュータと通信機器は、電話システムあるいは他の手段で相互接続される。他の手段の一例は、POTS、ISDN、PSTN、H.323ネットワーク、SIPネットワーク、SIPのUAのthrough tunnelingの相互接続をサポートするネットワーク・アダプテーション、他の適宜のメカニズムを相互接続するネットワーク、パケット交換ネットワーク、回路交換ネットワークである。更に通信ネットワーク104は、これらのタイプのネットワークに限定されず、様々なネットワークから構成されうる。
通信ネットワーク104に接続される通信機器の別の一例は、B2BUA116である。このB2BUA116は、SIPリクエストを受領し、このリクエストを再定式化(reformulate)し、それを新たなリクエストとして送信するタイプのSIPデバイスである。このリクエストへの応答も、再定式化され、反対方向に送信される。一例として、B2BUAデバイスを用いて、匿名サービス(anonymizer service)を実行できる。この匿名サービスにおいては、2個のSIPUAは、相手のURI,IPアドレスあるいは他の情報を知ること無しに、通信することができる。
B2BUAは、他のSIPサービスを実行するために採用されることもある。SIPネットワーク内にあるB2BUAの一般的な形態は、ALG(Application Layer Gateway)である。ある種のファイアーウォールは、ALG機能を組み込んでおり、この機能により、ファイアーウォールは、高レベルのセキュリティを維持しながら、SIPとメディアトラフィックを可能にする。しかし、B2BUA116を通信ネットワーク104に導入することは、ある種の欠点がある。例えば、エンドポイントビューの機能の破壊である。
エンドポイント・エンハンサー120は、SIPエンドポイント・エンハンサーとして示されているが、通信ネットワーク104に接続されるデバイスに具備される。本発明の一実施例によれば、SIPエンドポイント・エンハンサー120は、SIPサーバ112又はB2BUA116に具備される。これは、SIPエンドポイント・エンハンサー120の特性あるいは通信ネットワーク104の機能要件に応じて、行われる。SIPエンドポイント・エンハンサー120の配置場所は、通信エンド・ポイント108の機能能力に依存する。
本発明の一実施例よれば、複数のSIPエンドポイント・エンハンサー120が、SIPサーバ112とB2BUA116の両方又は一方に、具備される。通信エンド・ポイント108が他の通信エンド・ポイント108と通信セッションを確立しようとすると、複数のエンドポイント・エンハンサーの内の1つのエンドポイント・エンハンサーが選択されて、エンドポイント間の呼びパスに挿入される。このエンドポイントの選択は、通信エンド・ポイント108の機能能力と通信ネットワーク104の機能要件に依存する。一例として、通信ネットワーク104は、エンドポイントのビュー機能をサポートするが、エンドポイントが「エンドポイント・ビュー」ヘッダーの使用をサポートしない場合には、適切なSIPエンドポイント・エンハンサー120が選択されて、エンドポイントが、通信ネットワーク104により提供されるエンドポイントビュー機能を実行するのを補助する。エンドポイントビュー機能の詳細を以下説明するが、本発明はそれに限定されない。通信ネットワーク104に提供されるが、この通信ネットワーク104に接続されている通信エンド・ポイント108にはサポートされていない機能の一例は、当業者には明らかであり、本発明の実施例は、この様な例もカバーする。
図2において、SIP・UAである通信エンド・ポイント108は、プロキシ・サーバ204に接続されている。このプロキシ・サーバ204は、SIPサーバ112の一例である。SIPプロキシ・サーバ204は、1つあるいは複数のSIPエンドポイント・エンハンサー120を有する。SIPプロキシ・サーバ204は、通信エンド・ポイント108あるいは他のプロキシ・サーバから、SIPリクエストを受領し、このリクエストを転送したり、あるいはこのリクエストに応答したりして、通信エンド・ポイント108のために働く(機能する)。SIPプロキシ・サーバ204は、B2BUA116ではない。その理由は、プロキシ・サーバ204のみが、RFC3261に規定されている厳密なルールに従って、リクエストと応答を修正することが許されているからである。これらのルールは、SIPプロキシ・サーバ204が、通信エンド・ポイント108に対し、有効なサービスあるいは機能を提供しながら、SIPシグナリングのエンド−ツ−エンドの透明性を確保する。
SIPプロキシ・サーバ204は、データベース212或いはロケーションサービスへのアクセス権を有し、プロキシ・サーバ204が、リクエストを処理する(例、次のホップを決定する)のを補助する。SIPプロキシ・サーバ204とロケーションサービス212との間のインターフェースは、必ずしもSIPプロトコルで規定されていない。SIPプロキシ・サーバ204は、あらゆる種類のデータベースを用いて、リクエストの処理を補助できる。ロケーションサービス/データベース212内に含まれるデータは、特殊目的のSIPプロキシ208により、入力され管理される。この特殊目的のSIPプロキシ208は、SIPサーバ112の一例である。特殊目的のSIPプロキシ208とプロキシ・サーバ204は、別個の装置として記述されているが、特殊目的プロキシ208が、プロキシ・サーバ204の機能を、登録サービスあるいはデータベース212を更新することに関連するUA管理サービスに加えて、実行してもよい。
本発明の一実施例によれば、通信エンド・ポイント108は、それが通信ネットワーク104に接続された時に、特殊目的SIPプロキシ208に登録される。特殊目的SIPプロキシ208は、この登録情報を、登録タイプのメッセージ(REGISTER)を介して、受領し、データベース212を、この登録タイプのメッセージ内に含まれる情報で、更新する。
図3において、B2BUA116は、通信エンド・ポイント(SIPUA)108の間の呼びパスに挿入される、B2BUA116は、全ての制御メッセージとメディアメッセージ(例、RTPメディア・ストリーム)がB2BUA116を通過できるよう、配置される。これは、RTPメディアが、point-to-pointであり、プロキシ・サーバ204をバイパスするようなプロキシ構造とは、若干異なる。
ある実施例おいて、プロキシとB2BUAと称するエンティティは、SIPエンドポイント・エンハンサーを含んでいるが、他の実施例では、SIPエンドポイント・エンハンサーは、B2BUA又はプロキシとして機能できるスタンドアローンのエンティティでもよい。かくして、SIPエンドポイント・エンハンサーは、B2BUA又はプロキシを含む。
図4に本発明の一実施例よる代表的なUA登録メソッドを説明する。登録手続きの間、通信エンド・ポイント108は、REGISTERメッセージあるいは他のタイプの登録タイプメッセージ(他の通信プロトコルが用いられた場合)を生成する。この生成されたメッセージは、特殊目的SIPプロキシ404あるいは他のタイプのアプリケーション・サーバ112に送られる。このアプリケーション・サーバ112が、エンドポイントの登録を処理する。特殊目的SIPプロキシ404は、受領したメッセージのヘッダーを解析して、通信エンド・ポイント(SIPUA)108の機能能力を決定する。具体的には特殊目的SIPプロキシ404は、メッセージ・ヘッダーを調査する。このメッセージ・ヘッダーには、エンドポイント装置のタイプ、モデル、あるいは他の詳細を、その装置へ、プロビジョニング・データベースからの詳細と共に、特定する。本発明の一実施例よれば、通信エンド・ポイント108は、UAタイプを、具備された(アドミニストレータが具備した)リストに照らし合わせて、チェックする。このリストは、UAタイプを機能能力に照らしてマッピングする。通信エンド・ポイント108の機能能力が決定されると、特殊目的SIPプロキシ404は、応答(通常200OKメッセージの形態で)を生成し、これを通信エンド・ポイント108に戻す。特殊目的SIPプロキシ404は、データベース212を、通信エンド・ポイント108の登録に基づいて、更新する。
特殊目的SIPプロキシ404は、通信エンド・ポイント108を登録後、新たに登録された通信エンド・ポイント108がSIPエンドポイント・エンハンサー120を必要とするか否かの決定をする。これは、通信エンド・ポイント108が関連するあらゆる種類のSIPメッセージあるいはコールフローを、通信ネットワーク104に接続されながら、適用するために、行う。この決定は、アプリケーションを通してシーケンスされた(sequenced through application)メッセージ(例、INVITE,REFER、MESSAGAE)と、シーケンスされていないメッセージ(例、SUBSCRIBE)の両方をカバーする。シーケンスされているメッセージのタイプと、そうでないメッセージのタイプは、ベンダー毎に異なる。特殊目的SIPプロキシ404は、どのSIPエンドポイント・エンハンサー120が使用されるかを決定する。これは、通信エンド・ポイント108の機能能力と通信ネットワーク104により提供される特徴の機能要件との比較に基づいて、行われる。
特殊目的SIPプロキシ404が、通信エンド・ポイント108をサポートするのに、SIPエンドポイント・エンハンサー120は必要であると決定した場合には、特殊目的SIPプロキシ404は、適宜のSIPエンドポイント・エンハンサー120あるいはそれらの組を選択し、このSIPエンドポイント・エンハンサー120を通信エンド・ポイント108と他の通信機器(例、他のエンドポイントあるいは他の中間通信機器)との間の呼びパスに、ダイナミックに挿入する。
図5に示すように、SIPエンドポイント・エンハンサー120,508は、呼び504の発信側又は着信側に挿入される。具体的には、アプリケーションを通してシーケンスされたメッセージに対しては、SIPエンドポイント・エンハンサー508は、ユーザに対する発信プロセスが通信エンド・ポイント108を用いて始まる前に、又はコンタクト・レゾリューションが行われた時(多くの登録された通信装置の内どの通信装置が、呼び処理に関連すると分かった時)に、ユーザに対する終了プロセスの後に、起動される。SIPエンドポイント・エンハンサー508の挿入は、ダイアログを開始する全てのSIPメッセージ(REGISTERを除く)と、他のアウトオブダイアログ・メッセージに対し行われる。SIPエンドポイント・エンハンサー120,508が、プロキシとして動作する時(例、プロキシ・サーバ204により提供される、より具体的には、プロキシの同一のコードスペース内のアプリケーションとして含まれる時)には、SIPエンドポイント・エンハンサー120,508は、必要に応じて、通信エンド・ポイント108により確立されたそれぞれのダイアログのシグナリングパス上に滞在することを選択し、そして通信エンド・ポイント108との全ての後続のメッセージを、標準のレコード・ルーティングを実行することにより、受領する。SIPエンドポイント・エンハンサー120,508が、B2BUAとして機能する(B2BUA116により提供されるか、より具体的には、B2BUAの同一の符号スペース内のアプリケーションとして含まれる)場合には、SIPエンドポイント・エンハンサー120,508は、ダイアログのシグナリングパス内に常にあるが、これは、B2BUAの特質である。
SIPエンドポイント・エンハンサー120は、スタンド・アローンのエンドポイントのアプリケーションとして記載されているが、必ずしもプロキシあるいはB2BUAのコード・スペース内で動作する必要はない(それも可能であるが)。
SIPエンドポイント・エンハンサー120の機能は、使用される装置(通信エンド・ポイント108)に依存し、使用される装置のユーザには依存しない。そのため、SIPエンドポイント・エンハンサー120は、類似のルーティング・メカニズムを使用するが、アプリケーション・シーケンシングとは異なる。SIPエンドポイント・エンハンサー120は、デバイス登録の成功した結果(そこでデバイスのタイプが特定される)として、適用されるので、通信エンド・ポイント108の既に確立したTLS接続を再利用できる。これにより、エンハンスメントが、デバイス毎のベースで行われながら、ブートアップ手順とネットワークの取付手順を、単純化できる。
初期接続と登録プロセスは、ベーシックなSIPであるために、本発明の実施例によれば、第三者のエンドポイントは、標準のIPネットワーク取付手順(IP Network attachement procedure)を利用できる。例えば、これはエンハンスメントの必要の有無に関わらず、である。標準のIPネットワーク取付手順の一例は、DHCPサーバからSIPOutbound Proxy addressesを獲得することである。本発明の一実施例により、全てのデバイスに一様なセキュリティの機能の取付が可能になる。ファイアーウォール機構、認証機構(Authentication)機構、認可(authorization)機構は、一定に維持され、エンハンスメントを必要とする装置あるい必要としない装置に対しては、中央で行われる。
本発明の一実施例よれば、SIPエンドポイント・エンハンサー120を「hot deploy」する機能も提供される。具体的には、SIPエンドポイント・エンハンサー120は、追加されたデバイスに対しダイナミックにプラグで挿入可能である。複数のSIPエンドポイント・エンハンサー120は、SIPサーバ112又はB2BUA116に既に存在している。しかし、新たなSIPエンドポイント・エンハンサー120を追加したい場合には、新たなSIPエンドポイント・エンハンサー120のコードが、SIPサーバ112又はB2BUA116に追加されるが、これは、既に存在するSIPエンドポイント・エンハンサー120の操作を中断することなく、又はSIPサーバ112又はB2BUA116の操作を中断することなく、行うことができる。これにより、ネットワーク管理者は、特定のネットワークに提供されているSIPエンドポイント・エンハンサー120を、容易かつ効率的に変更できる。かくして、新たなSIPフューチャが導入されると、新たなSIPエンドポイント・エンハンサー120をネットワークに追加することが簡単になり、これにより、従来のエンドポイントが、ネットワーク内で継続的に操作でき、更に新たに追加されたSIPフューチャの利点を享受できる。
本発明の一実施例よれば、発信側と着信側のSIPエンドポイント・エンハンサーは、レコード−ルート機能を実行でき、その結果これらのエンティティは、後続の全てのメッセージを見ることができ、かつ必要に応じて、エンドポイント−ビューヘッダーを加除できる。
図6,7に、本発明の一実施例のエンドポイントビューをサポートするSIPエンドポイント・エンハンサー120を示す。エンドポイントビューが標準化されるまで、ある種のSIPエンドポイントは、このヘッダーを当然にはサポートしない。図6は、SIPエンドポイント・エンハンサー120が、エンドポイントビューヘッダーをサポートするために、通信エンド・ポイント108をいかに強化するかを示す。
最初にアリスがボブに電話をする。アリスとボブの両方は、エンドポイントビューをサポートしない(それ故に強化を必要とする)装置を使用している。SIPエンドポイント・エンハンサー120のインスタンスが、アリスの発呼装置に、サービスを提供するために発信者側で適用され、SIPエンドポイント・エンハンサーの別のインスタンスが、ボブの被呼装置に、サービスするために着信側で適用される。ここに説明した勧告によれば、SIPエンドポイント・エンハンサー120は、単なるレコードルーティング・プロキシとして実現される。呼びの設定の間、SIPエンドポイント・エンハンサー120は、以下の2つの役を実行する。
1.それらをプロキシで処理する前に、エンドポイントビューヘッダー仕様に従って、必要なヘッダーを挿入する。
2.反対側のエンドポイントビュー情報を観測し記憶する。
図6,7には、SIPメッセージの関連部分のみを示す。図6から分かるように、呼びの設定の間、アリスはボブに電話をかけ、そのエンドポイントの機能能力に応じて、ダイアログ開始INVITEメッセージを生成する。発信側のエンドポイント・エンハンサー604は、エンドポイントビュー情報が必要であり、この情報をメッセージヘッダーに入れると、規定する。その後、このメッセージは、B2BUA608に転送される。このB2BUA608は、INVITEメッセージを着信側のエンドポイント・エンハンサー612に転送する。これには、発信側のエンドポイント・エンハンサー604により生成されたエンドポイントビューヘッダーと、B2BUA608の新たなコンタクト情報とが付属する。着信側のエンドポイント・エンハンサー612は、このエンドポイントビューヘッダー情報を受領し、それをボブのエンドポイント(UA)のために解析し、そしてメッセージをボブのUAに送る。これには、エンドポイントビューヘッダー情報は付属していない。かくして呼びは、ボブのUAの機能能力に応じて処理される。
ボブのUAは、200OKメッセージを生成するが、これには、その機能能力に基づいてヘッダーが付属するが、このメッセージは、エンドポイントビューヘッダーを生成する機能能力を含まない。200OKメッセージは、着信側のエンドポイント・エンハンサー612に送信される。このエンドンドポイント・エンハンサー612は、ボブのUA用のエンドポイントビュー情報をそのメッセージに追加し、その後、それをB2BUA608に転送する。B2BUA608は、このメッセージを受領し、それを発信側のエンドポイント・エンハンサー604に送る。このエンドポイント・エンハンサー604は、エンドポイントビューヘッダーに含まれるエンドポイントビュー情報を、アリスのUAのために受領し解析する。発信側のエンドポイント・エンハンサー604は、200OKメッセージの一般的バージョンを、エンドポイントビューヘッダーを付けずに、アリスのUAに転送する。
これにより、アリスのUAを起動し、アリスのUAは、一般的なルーティングとタグ情報を付したACKメッセージを生成する。ACKメッセージは、再び発信側のエンドポイント・エンハンサー604に送られる。エンドポイント・エンハンサー604は、エンドポイントビューヘッダーを再び生成し、それをB2BUA608に送り、それを宛先に送る。B2BUA608は、エンドポイントビューヘッダーの付属したメッセージを着信側のエンドポイント・エンハンサー612に送る。このエンドポイント・エンハンサー612は、このエンドポイントビュー情報を解析し、それをメッセージから取り除いて、一般的ACKメッセージをボブのUAに送る。これにより、呼びの設定は完了する。エンドポイント・エンハンサー604,612は、ある呼びヘッダーを、彼らがサービスしているエンドポイントのために、サービスやメッセージフローを中断することなく、挿入する。更にエンドポイントは、エンドポイントビューフューチャの利点を、エンドポイントビューヘッダーをサポートすることなく、獲得できる。
図7は、ダイアログIDを変換する間の同様なシナリオを示す。具体的には、アリスは、キャロルをボブにREFERするよう選択する。それは、キャロルはアリスの呼びをボブで置き換えたいとする(SIPトランスファーする)意図を持ったものである。アリスの装置は、エンドポイントビュー機能を持たないために、その装置は、Replaces header(REFER内の)を、その装置とB2BUA608アプリケーションの間のダイアログの詳細事項で、満たす。B2BUA608上のエンドポイント・エンハンサーは、REFER内で参照されたダイアログIDを、呼びを設定する間、エンドポイントビューヘッダーで観測されたダイアログIDで、マッピングし置換する。これはボブの装置にとって分かっているダイアログである。アリスのUAで生成されたREFERメッセージが、発信側のエンドポイント・エンハンサー604で、適正に処理された後、発信側のエンドポイント・エンハンサー604は、再フォーマット化されたREFERメッセージをキャロルのUAに送る。これにより、キャロルのUAは、INVITEメッセージを生成し、このメッセージが、着信側のエンドポイント・エンハンサー612に送られ、最終的にボブのUAに送られる。図7から分かるように、キャロルとボブとの間の呼びは必ずしもB2BUA608を通る必要はない。
用語「コンピュータで読み取り可能な媒体」とは、コンピュータが実行するプロセスを記憶する媒体或いは伝送媒体を意味する。媒体とは、非揮発性媒体、揮発性媒体、伝送媒体を意味する。非揮発性の媒体とは、NVRAM、磁気ディスク又は光学ディスクである。揮発性媒体とは、DRAM、メインメモリを意味する。このコンピュータで読み取り可能な媒体の一般的なものとしては、フロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気ディスク、他の磁気媒体、磁気光学媒体、CD−ROM、パンチカード、ペーパーテープ等、更にRAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、メモリカード、メモリチップ、或いはカートリッジ等がある。e−mail或いは他の自己保存型の情報アーカイブに付属したデジタルファイルは、記憶媒体に等価な分配型の記憶媒体であり、本発明でいう記憶媒体と見なすことができる。コンピュータで読み取り可能な媒体がデータベースとして構築された場合には、このデータベースは、あらゆる種類のデータベース、例えば関連型、階層型、オブジェクト志向型のいずれをも含む。
本明細書の「モジュール」「エージェント」「ツール」とは、ハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア、或いはそれらの組み合わせである。構成要素に関連した機能を実行する。
ここで議論したフローチャートは、特定のイベントのシーケンスを例に説明するが、本発明の操作に影響を及ぼすことなく、これ等のシーケンスの変更、追加、一部省略も可能である。本発明のシステムと方法は、特殊コンピュータ、プログラムされたマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、ASIC、他の集積回路DSP、ハードワイヤド電子素子、論理素子、例えばディスクリートな要素回路、プログラム可能な論理回路、ゲートアレイ、例えばPLD、PLA、FPGA、PAL、特殊目的コンピュータ或いは他の手段で実現できる。
ここに開示された方法は、オブジェクト指向のソフトウエア開発環境を用いたソフトウエアと組み合わせて実現できる。このソフトウエア環境は、様々なコンピュータ又はワークステーションで使用されるポータブルなソースコードを提供する。別の構成として、開示されたシステムは、標準の論理回路又はVLSIデザインを用いて一部又は全部のハードウエアで実現できる。本発明のシステムを実行するのにハードウエア又はソフトウエアを用いるかは、システムに要求される速度と効率に依存する。特に使用される特定のソフトウエア、ハードウエアのシステム、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータシステムに依存する。
ここに開示された方法は、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されたソフトウエアで実行され、コントローラとメモリとを有するプログラムされた汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、マイクロプロセッサ等で実施される。これ等の実施例に於いては、本発明のシステムと方法は、パソコンに組み込まれたプログラムで実行できる。例えばアプレット、JAVA、CGIスクプリト、サーバ或いはコンピュータ、ワークステーションに記録された資源或いは専用の測定システムに組み込まれたルーチン等で実施できる。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。
100 通信システム
104 通信ネットワーク
108 通信エンドポイント
112 SIPサーバ
116 B2BUA
120 SIPエンドポイント・エンハンサー
204 プロキシ・サーバ
208 特殊目的プロキシ
212 ロケーションサービス/データベース

404 SIPプロキシ
504
508 エンドポイント・エンハンサー


図4
特殊目的プロキシ
具備されたリストに対するユーザエージェントタイプをチェックする

図5

図6
604 エンドポイント・ビューSIPエンドポイント・エンハンサー1 プロキシ
608 B2BUA
612 エンドポイント・ビューSIPエンドポイント・エンハンサー2 プロキシ

Claims (10)

  1. (A)SIPを利用する第1通信エンドポイント(以下単に「第1通信エンドポイント」と称する)から第1メッセージを受領するステップと、
    (B)前記第1通信エンドポイントのSIPをベースにした機能能力(以下単に「機能能力」と称する)を特定するために、前記第1メッセージを解析するステップと、
    (C)前記第1通信エンドポイントにより使用される通信ネットワークのSIPをベースにした機能要件(以下単に「機能要件」と称する)を、決定するステップと、
    (D)前記通信ネットワークの機能要件と、前記第1通信エンドポイントの機能能力とを比較するステップと、
    (E)前記第1通信エンドポイントの機能能力は、前記通信ネットワークの機能要件を満たさないと決定するステップと、
    (F)前記(E)のステップで満たさないと決定したことに応じて、前記第1通信エンドポイント用に、前記第1通信エンドポイントの機能能力を向上させるエンドポイント・エンハンサー(120)を選択するステップと、
    (G)前記第1通信エンドポイントから第2メッセージを受領するステップと、
    前記第2メッセージは、前記第1通信エンドポイントと通信機器との間の通信セッションを、前記通信ネットワークを介して確立するに関連して、受領され、
    (H)前記選択されたエンドポイント・エンハンサー(120)を、前記第1通信エンドポイントと通信機器との間の呼びパス内に挿入するステップと、
    を有し、
    これにより、前記第1通信エンドポイントの機能能力を、前記通信ネットワークの機能要件を満たすよう、向上させる、
    ことを特徴とする方法。
  2. (I)前記第2メッセージは、アプリケーションを介してシーケンスされたメッセージであると決定するステップと、
    (J)前記選択されたエンドポイント・エンハンサーを、コンタクト・レゾリューションが行われた時にユーザに対する着信プロセスの後、起動するステップと、
    を更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第1メッセージは、REGISTERメッセージを含み、
    前記第2メッセージは、REGISTERメッセージ以外のSIPメッセージを開始するダイアログと、前記第1通信エンドポイントと通信機器との間のアウトオブダイアログメッセージの少なくとも一方を含み、
    前記選択されたエンドポイント・エンハンサーは、前記第1通信エンドポイントと通信機器との間に確立されたダイアログのシグナリング・パス上に配置され、
    前記通信セッションの全てのメッセージは、前記選択されたエンドポイント・エンハンサーが受領する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. (K)前記第1通信エンドポイントから第3メッセージを受領するステップと、
    (L)前記第1通信エンドポイントに、選択されたエンドポイント・エンハンサーを再挿入する為に、前記第1通信エンドポイントと通信機器との間に確立されたTLS接続を再使用するステップと
    を更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 前記選択されたエンドポイント・エンハンサーは、複数のエンドポイント・エンハンサーから選択され、
    前記複数のエンドポイント・エンハンサーのそれぞれを用いて、前記エンドポイントに通信ネットワークの機能要件を満たす様々なSIPをベースにした機能能力を提供し、
    前記選択されたエンドポイント・エンハンサーは、前記複数のエンドポイント・エンハンサーにダイナミックに加えられ、前記複数のエンドポイント・エンハンサー内の他のエンドポイント・エンハンサーの動作を損なうことはない
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 通信機器において、
    (A)SIPを利用する第1通信エンドポイント(以下単に「第1通信エンドポイント」と称する)から、登録タイプ・メッセージを受領し、
    (B)前記第1通信エンドポイントのSIPをベースにした機能能力(以下単に「機能能力」と称する)を特定するために、前記登録タイプ・メッセージを解析し、
    (C)前記第1通信エンドポイントにより使用される通信ネットワークのSIPをベースにした機能要件(以下単に「機能要件」と称する)、を決定し、
    (D)前記通信ネットワークの機能要件と、前記第1通信エンドポイントの機能能力とを比較し、
    (E)前記第1通信エンドポイントの機能能力は、前記通信ネットワークの機能要件を満たさないと決定し、
    (F)前記第1通信エンドポイント用にエンドポイント・エンハンサー(120)を選択し、
    (H)前記の選択されたエンドポイント・エンハンサー(120)を、前記第1通信エンドポイントと第2通信エンドポイントとの間の呼びパス内に挿入し、
    これにより、前記第1通信エンドポイントの機能能力を、前記通信ネットワークの機能要件を満たすよう、向上させる、
    ことを特徴とする通信機器。
  7. 前記通信ネットワークは、SIPネットワークを含み、
    前記第2通信エンドポイントは、前記SIPネットワーク内にある
    ことを特徴とする請求項6記載の通信機器。
  8. 前記選択されたエンドポイント・エンハンサーは、呼びの発信側に挿入され、
    前記登録タイプ・メッセージは、REGISTERメッセージを含み、
    前記選択されたエンドポイント・エンハンサーは、前記第1通信エンドポイントと通信エンドポイントとの間に確立されたダイアログのシグナリング・パス上に配置される
    ことを特徴とする請求項6記載の通信機器。
  9. メモリとプロセッサとを含み、
    前記メモリは、SIPプロキシコードと選択されたエンドポイント・エンハンサーとを含み、
    前記プロセッサは、前記メモリのコンテンツを実行し、
    前記選択されたエンドポイント・エンハンサーは、前記SIPプロキシのコードスペース内では動作しないスタンドアローンのアプリケーションである
    ことを特徴とする請求項6記載の通信機器。
  10. 前記通信機器は、第1通信エンドポイントと第2通信エンドポイントとの間で、Back-to-Backユーザ・エージェントとして、動作し、
    前記選択されたエンドポイント・エンハンサーは、前記Back-to-Backユーザエージェントに配置されている
    ことを特徴とする請求項6記載の通信機器。
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