JP2007504758A - 遠隔通信ネットワークシステムおよびセッション開始プロトコルを使用する通信サービス方法 - Google Patents

遠隔通信ネットワークシステムおよびセッション開始プロトコルを使用する通信サービス方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007504758A
JP2007504758A JP2006525482A JP2006525482A JP2007504758A JP 2007504758 A JP2007504758 A JP 2007504758A JP 2006525482 A JP2006525482 A JP 2006525482A JP 2006525482 A JP2006525482 A JP 2006525482A JP 2007504758 A JP2007504758 A JP 2007504758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
function
sip
request
routing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006525482A
Other languages
English (en)
Inventor
グレゴリー ボンド
エリック チューン
カーミット エイチ パーディー
シャオタオ ウー
パメラ ゼイブ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AT&T Corp filed Critical AT&T Corp
Publication of JP2007504758A publication Critical patent/JP2007504758A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/66Arrangements for connecting between networks having differing types of switching systems, e.g. gateways
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/08Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1101Session protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1101Session protocols
    • H04L65/1104Session initiation protocol [SIP]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/40Support for services or applications
    • H04L65/403Arrangements for multi-party communication, e.g. for conferences

Abstract

二者以上のパーティ(102)間の二者間通話、三者間通話、および電話会議の実施に用いられる音声インターネットプロトコル(VoIP)システム(200)の構成が開示される。本システムには、新しい呼機能(210,220,230)が容易に適応される。本VoIPシステム(200)は、セッション開始プロトコル(SIP)フレームワークに実装される。本SIPフレームワークには、分散型機能構成(DFC)アーキテクチャの諸形態が修正・適用され、既存のVoIPフレームワークの適用性に存在する既知の制約が克服される。

Description

本開示は、一般に電話通信、特にインターネットをベースとする遠隔通信マルチメディア通信に関する。
音声インターネットプロトコル(VoIP)コミュニティは、インターネット上に実装された音声通信システムとアプリケーションを開発・改良し続け、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)だけで通常利用可能な呼サービスを改良・強化することを目標としている。VoIPのセッションの開始プロトコル(SIP)は、一人または複数のユーザを含む呼セッションを生成し、修正し、終了する既存アプリケーション層VoIPの一つである。そのようなVoIPのセッションには、インターネット電話ダイアログとセッション、マルチメディア分散、マルチメディア会議などが含まれる。既存のSIPドメインでは、分散型プロキシサーバルートが、ユーザの現在ロケーションを要求し、多岐にわたるサービスに対してユーザを認証・許可し、プロバイダ呼ルーティングポリシーを策定し、ユーザに多岐にわたる呼機能を提供する。ユーザの現在ロケーションを要求する呼勧誘要求は、セッションを作成し、セッション記述を行うのに使用される。発呼側と着呼側とは、このセッション記述を用いて、マルチパーティ間通信を行うのに適切なメディアタイプについて同意することが可能になる。SIPは、また、三者間電話のような多岐にわたる呼機能に加入するユーザに対して登録機能を提供する。また、SIP登録機能によって、ユーザは、現在ロケーションをアップロードし、ユーザのそのような呼要求を受信するプロキシサーバに使わせることが可能である。
PSTNの進化の際に遭遇した問題と同じように、SIPに利用可能の呼機能の群に新しいオプションが次々に加えられると、新しく加わった呼機能の動作複雑性とそれに起因する既存呼機能との相互作用を適切に管理することがますます困難となる。
相互作用を適切に管理する分散型機能構成法(DFC:Distributed Feature Composition)は、本願の発明者らが以前に開発したものであり、PSTN環境下のこの機能間相互作用問題を軽減するものである。DFCに関する説明の一つは、米国特許第6,404,878号と第6,160,883号に見出すことができる。両特許は本発明の出願人に譲渡されており、本明細書に参考文献として引用する。DFCを用いると、呼機能の修正と追加が可能であり、一方、思いがけない呼機能干渉やシステム不具合は最小限に抑えられる。これは、呼機能が、機能ボックスと総称される少数の物理コンポーネントで構成される仮想アーキテクチャであり、これら物理コンポーネントは、通信ネットワークを通じて機能レス内部呼で呼ルートに加えられ、既知のPSTNネットワーク機構で接続される。ユーザによる発呼は、既定の優先度で呼に割り当てられた適切な呼機能に専用の機能ボックス構造を構築することによって取り扱われる。
新しい所望の機能は、新しいコンポーネントを加えるに要する既定ルールに従い、可及的少数、好ましくはただ一個の新しいコンポーネントでDFC内に実装される。DFCのアーキテクチャ形式は、動的パイプ/フィルタ技術に類似である。この場合、機能ボックスはフィルタのようなものであり、機能ボックス間の内部機能レス呼接続は、パイプのようなものである。DFC機能ボックスは、物理的に独立の実体であり、各々自己の状態を有し、他の機能ボックスとは状態を共有せず、隣接するコンポーネントの識別属性とは独立である。DFC機能ボックスは、また、割り当てられた呼に完全専用であって、割り当てられた呼が終了またはキャンセルされた時だけ他の呼に利用可能となる。この独立性こそが、機能間相互作用を適切に管理するDFCの能力に顕著に寄与するものではあるが、一方、大きなネットワークのユーザを収容するには大量の物理コンポーネントが必要にもなる。
DFCアーキテクチャは、SIPフレームワークにはそれほど単純には組み込み得ない。第一に、システムは、相異なるコンポーネント形式とシグナリングプロトコルを有する相異なるドメイン環境で処理されているからである。ある種のDFCとSIPハードウェアに対する要求項目もある種の組み込み領域では相矛盾することもある。しかし、SIPを改良して、その中に呼機能を容易に組み込むことが可能になるならば、確かに有用である。
サードパーティサービス技術、例えば、呼プロセス言語やSIP共通ゲートウェイインターフェイスが、多岐にわたる分散型コンポーネントアーキテクチャおよび機能相互作用プロトコル、例えば、ソフトウェアエンジニアリングリサーチライブラリ(SERL)やサードパーティ呼制御(3PCC)やアプリケーションサーバコンポーネント(ASC)に加えて、VoIPの性能を改良するために提唱されている。しかし、SIPにおける機能相互干渉問題に決定的に対処している技術は存在しない。
米国特許第6,404,878号 米国特許第6,160,883号
従って、本開示の目的は、改良されたVoIP通信プロトコルに特定のコンポーネントに関するシステムであって、新しい呼機能に容易に適用可能のシステムを提供することである。特に、本発明の実施の形態の一つは、VoIPドメイン内に一個または複数個の呼機能を確立し、ネットワーク遠隔通信上の呼を取り扱う方法と装置を含む。このドメインは、呼勧誘(invite)要求および他の呼要求を取り扱う既定のプロトコルを備える。ある種の実施の形態では、着信SIP要求は、呼要求に対するシグナリングパスとメディアパスの識別子を備える内部DFCシグナリングメッセージに翻訳される。呼を適切な機能ボックスに内部ルーティングするのは、そのようなDFCシグナリングメッセージを使用して行い得る。呼要求にある既存SIPパラメータは、この翻訳作業では変更されないで残る。機能ボックスは、割り当てられた呼機能と呼機能の既定優先度に基づいて呼要求に割り当てられる。
多岐にわたる実施の形態において、機能ボックスは、物理的に相異なる物理コンポーネントではなく、遠隔通信サーバなどの専用論理ユニットとして実装し得る。個々の機能ボックスは、呼が終了するまでは、呼要求に専用である。追い掛け(follow−me)呼機能では、ユーザに呼要求を行う新しいアドレスがユーザのカスタマイズ可能優先順序に基づいて確立されるが、この追い掛け呼機能は、一個または複数個の追い掛け機能ボックスによって実装し得る。
さらに他の実施の形態では、呼要求に対応するメディアフローは、呼の両エンドポイント間に直接ルーティング可能であり、このルートは、機能レス呼用の機能ボックスの専用とすることが可能である。
本開示のさらなる態様は、添付図面を参考にして、多岐にわたる実施の形態の以下の詳細な説明を吟味すれば、さらに容易に理解されよう。
さて、本開示の同じようなコンポーネントは同じような参照番号が付されている図1〜6を参照すると、セッション開始プロトコルを使用する遠隔通信ネットワークシステムと通信サービス方法が開示されている。SIPとDFCシステムの既存の構造も、より詳細に説明し、従来のスキームと本開示のそれらと間の相違を明快に示すものとする。本明細書に記載のある種の機能を可能とするために用い得る従来のエレメントも同様に記載する。
SIPの従来の実装は、一組の大略独立の処理段階を一緒に結合した階層型プロトコルとして構成されている。このようにプロトコル動作を階層として記述するのは、説明目的で行われるにすぎず、決して実装に必要な機能として述べるものではない。各層は、その層で定義される一組の既定ルールに準拠する。SIPプロトコルで規定された物理コンポーネントすべてが層すべてを使用するとは限らない。さらに、SIPで規定されたエレメントは論理エレメントであり、物理エレメントではない。もっとも、物理的実現は、物理的に明確な論理ハードウェアエレメントを使用し、トランザクション毎をベースとすれば、可能である。既存のSIP環境は、以下では使用ハードウェアのタイプとこれらのコンポーネント間の通信フォーマットに関して簡単に記載する。SIPの完全な記述については、http://www.IETF.ORGにアクセスすれば見出し得る。
SIPの第一プログラム層はそのシンタクスとエンコード層である。エンコードは、標準メッセージ構造を備える拡張型バッカス・ナウア形式(BNF)文法を用いて規定される。
第二層は、クライアントとサーバがネットワーク上でどのように要求を送信し、応答を受信するかを規定するトランスポート層である。SIPエレメントはすべてトランスポート層を含む。
第三層はトランザクション層である。トランザクションは、トランスポート層を用いてサーバへクライアントから送信される呼要求であり、サーバトランザクションからクライアントへ送信される呼への応答を一緒に含む。このトランザクション層は、クライアントトランザクションとサーバトランザクションとを網羅するもので、各トランザクションは、SIPコンポーネント、例えば、特定の要求を処理するために専用の有限ステートマシン(FSM)によって実施される。トランザクション層は、アプリケーション層再伝送、応答の要求への翻訳、およびアプリケーション層タイムアウトを取り扱う。ユーザエージェント(UA)が行うタスクは、以下にさらに記載されるように、一連のクライアント/サーバトランザクションを使用して行い得る。SIPでは、UAは、SIPステートフルプロキシと同様に、トランザクション層を含む。しかし、ステートレスプロキシは、トランザクション層を含まない。
第四層は、トランザクションユーザ (TU) 層である。SIPエンティティ各々は、ステートレスプロキシを除いて、TUと指定される。クライアントTUが呼要求を送信したいとき、クライアントトランザクションインスタンスを生成し、着信先IPアドレス、ポート、およびトランスポートと共にリクェストを送信する。
クライアントトランザクションを行うTUはこれをキャンセルすることも可能である。クライアントがトランザクションをキャンセルするときは、サーバがそれ以上処理することを停止し、トランザクション開始前に存在した状態に戻し、そのトランザクションに特有なエラー応答を生成するようにクライアントは要求する。これは、自己トランザクションを構成するCANCEL要求で行われる。
SIPコンポーネントは、UAクライアントとサーバ、ステートレスとステートフルプロキシとレジストラを含んで、他の各々から自己を区別するコアを含有する。コアは、ステートレスプロキシを除いて、環境内でTUとして作動し、TU層を用いる。UAクライアント/サーバのコア動作は特定のトランザクション状況に依存するが、一方、両者に適用可能の共通ルールも幾つか存在する。UAクライアントに対しては、これらルールが呼要求の構造を支配し、UAサーバに対しては、一般に、これらルールが呼要求の処理と呼要求に対する応答の生成を支配する。
ユーザの登録は、SIPアプリケーションに重要な役割を果たす。従って、SIPレジストラ(REGISTRA)と称される専用のUAサーバが指定され、レジシタ(REGISTER)要求を取り扱う。
認証されない要求の悪意ある洪水は、サービス拒否アタックとして知られるが、これを避けるため、ステートレスUAを使用し、認証されない要求を処理し、チャレンジ応答を出す。ステートレスUAは通常のように要求に応えるが、応答が送られた後にはUAサーバに普通は保持される筈のステートは無視する。ステートレスUAサーバは要求の再伝送を受信すると、あたかも要求の最初の場合に返答しているかのように、応答を再生成し、これを再送する。ステートレスUAサーバは、トランザクション層を使用しない。その代わり、トランスポート層から直接要求を受信し、トランスポート層に応答を直接送信する。
バック・ツー・バックユーザエージェント(B2BUA)は、呼要求を受信し、これをUAサーバとして処理する論理エンティティである。要求にどのように応答すべきかを決定するため、それはUAクライアントとして作動し、要求を生成する。プロキシサーバと異なって、それはダイアログ状態を維持し、確立したダイアログ上に送られたすべての要求に参加しなければならない。
SIPで最も重要なメソッドは、INVITEメソッドであり、これはユーザ間にセッションまたはダイアログを確立するために使用される。ダイアログは両ユーザエージェント間のピア・ツー・ピアSIP関係で、これはある時間だけ存在する。このダイアログを用いると、メッセージの順次表示と、ユーザエージェント間の要求の適切なルーティングとが容易に行われる。セッションは、参加人員の集合と、それらの間のメディアフローのストリームである。セッションは、一個または複数個のSIPダイアログを含み得る。
ステータスコードは、呼要求に応答する試みの結果を示すためにSIPで発生される3桁の整数である。この3桁システムは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)環境に使用されるシステムと類似性を有する。ステータスコードの最初の桁は特定のクラスの応答に割り当てられる。後の二桁は、特定クラスの個々の応答を識別するシーケンス的役割のみを有する。100〜199の間のステータスコードを有する応答は、「1xx応答」と称され、200〜299の間のステータスコードを有する応答は、「2xx応答」と称され、以下同様である。SIPでは最初の桁に6個の値が可能であり、SIPは以下のように数字1〜6に割り当てられたクラスを有する。
1xx:要求が受理され、UAが引き続いて要求を処理していることを示す暫定応答。
2xx:呼要求が、成功裡に受信され、理解され、受理されられたことを示す成功応答クラス。
3xx:呼要求を完結するにはさらなるアクションを取る必要があることを示すリダイレクション応答。
4xx:要求が不正シンタックスを含んでいるか、あるいはUAでは実現し得ないことを示すクライアントエラー応答。
5xx:UAが表面的には正しい要求の実現に失敗したことを示すサーバエラー応答。
6xx:要求の実現がどのサーバでも行い得ないことを示すグローバル失敗応答。
理由フレーズは、人間のオペレータまたはユーザにステータスコードの短いテキスト記述を与えるためである。各ステータスコードはまた、受信したコードに応答して取る適切なアクション(これは特記なき限りデフォルトアクション)を定める。容易に明らかであるが、SIPコンポーネントは理由フレーズを調べたり、これを表示したりする必要はない。理由フレーズの具体的な表現様式に係わる以下のチャートは、多岐にわたる実施の形態では、変更も一部省略も可能である。
(表1)

ステータス 理由フレーズ アクション
コード
100 試行(TRYING) INVITEの再送の停止
180 呼び出し(RINGING) 多くのステータスメッセージを
上流に送信
183 セッション進行 ヘッダフィールドまたはメッセージ
ボディを用いて呼進行に関して詳細を
伝送可能
200 OK
3xx 警告コード(WARNING CODE)
400 不正要求(BAD REQUEST)
401 非認証(UNAUTHORIZED)
402 支払い必要
(PAYMENT REQUIRED)
403 禁止(FORBIDDEN)
404 所在不明(NOT FOUND) 所在不明ステータスメッセージを
送り、その後ティアダウン
405 メソッド不許可
(METHOD NOT ALLOWED)
406 不受理(NOT ACCEPTABLE)
407 プロキシ認証必要
(PROXY AUTHENTICATION
REQUIRED)
408 要求タイムアウト
(REQUEST TIMEOUT)
409 衝突(CONFLICT)
410 所在行方不明(GONE)
413 要求エンティティ過大
(REQUEST ENTITY TOO LARGE)
414 要求URI長過ぎ
(REQUEST URI TOO LONG)
415 非サポートメディア形式
(UNSUPPORTED MEDIA TYPE)
420 不正エクステンション
(BAD EXTENTION)
480 一時利用不可能
(TEMPORARILY UNAVALABLE)
481 コールレグ/トランザクション存在せず
(CALL LEG/BRANSACTION
DOES NOT EXIST)
482 ループ検出(LOOP DETECTED)
483 ホップ数過大(TOO MANY HOPS)
484 アドレス不完全
(ADDRESS INCOMPLETE)
485 不明瞭(UMBIGUOUS)
486 当方お話し中(BUSY HERE)
487 要求終了(REQUEST TERMINATED)
488 ここでは不受理
(NOT ACCEPTABLE HERE)
500 サーバ内部エラー
(SERVER INTERNAL ERROR)
501 不実装(NOT IMPLEMENTED)
502 不正ゲートウェイ(BAD GATEWAY)
503 サービス利用不可能
(SERVICE UNAVAILABLE)
504 サーバタイムアウト
(SERVER TIME-OUT)
505 非サポートバージョン
(VERSION NOT SUPPORTED)
513 メッセージ長過ぎ
(MESSAGE TOO LONG)
600 どこもお話し中
(BUSY EVERYWHERE)
603 拒否(DECLINE) チャネルすべてに拒否メッセージを
送信し、その後ティアダウン
604 どこにも存在せず 不知ステータスメッセージを
(DOES NOT EXIST 送信し、その後ティアダウン
ANYWHERE)
806 不受理((NOT ACCEPTABLE)
SIPヘッダフィールドは、シンタックスとセマンティックス両面でHTTPヘッダフィールドと類似性がある。特に、SIPヘッダフィールドは、メッセージヘッダと多重ラインにヘッダフィールドを拡張するためのルールに対してはシンタックスの定義に従う。プロキシ処理に必要なヘッダフィールド、例えば、via, route, record−route, proxy−require, max−forwards, proxy−authorizationは、急速解析を容易にするためSIP要求のトップに置かれる。
セッションまたはダイアログの詳細、例えば、メディアのタイプ、コーデック、またはサンプリング速度などは、SIPを用いては記述されない。むしろ、SIPメッセージのボディは、一般に他のプロトコルフォーマット、例えば、セッション記述プロトコル(SDP)でエンコードされ、SIPメッセージに含まれるセッション説明を含む。
DFCの既存の実装は、主にPSTNとVoIPドメイン上に展開することを意味する。機能ボックス間および/または他のDFCコンポーネント間の呼のルーティングは、ルータの責任である。ユーザのサービス要求は普通発呼側のトランクインターフェイス(TI)ボックスを作動させてセットアップメッセージをDFCルータに送らせる。セットアップメッセージは、内部呼を生成させる要求である。ルータは、呼を機能ボックスにルーティングする。機能ボックスは呼を受信し、インターフェイスボックスと機能ボックスとを結合することによって内部呼をセットアップするプロトコルを完結する。普通、着信する内部呼を受信する機能ボックスは、対応する発信内部呼を掛ける。この発信呼は、着信呼の一部として受信されたセットアップメッセージを用いて掛けられ、着信呼の継続したものと考えられる。これにより、機能ボックスと内部呼のチェーンが生成され、同チェーンは、すべての適用可能の機能ボックス経由で呼の最終ターゲットアドレスのTIボックスに延びる。
このようにしてアセンブルされた機能ボックスのチェーンは、三個のゾーンに機能ボックスを含む。第一には、当該チェーンのソースアドレスで加入された機能ボックスであって、加入アドレスがソースアドレスであるどの呼にも適用可能な機能ボックスから成るソースゾーン(Z1)がある。第二には、ネットワークに存在が要求される機能ボックスから成るネットワークゾーン(Z2)がある。第三には、当該チェーンのターゲットアドレスで加入された機能ボックスであって、加入アドレスがターゲットアドレスであるどの呼にも適用可能な機能ボックスから成るターゲットゾーン(Z1)がある。各ゾーンでは、機能ボックスの順序は、固定の優先順序で決定される。
ゾーンに最初の機能ボックスをルーティングする前に、DFCルータは、ゾーンの機能ボックスタイプのルーティングリストを作成し、これをセットアップメッセージに挿入する。ルータがセットアップメッセージを機能ボックスにルーティングするとき、機能ボックスのそのタイプをルーティングリストの頭の部分から除去する。このリストは、機能ボックスによって継続呼のセットアップメッセージにコピーされ、その結果、ルータは、今リストの頭にある機能ボックスタイプに継続呼をルーティングする。ルーティングリストの参照が終了すると、このゾーンは、終わる。このようにして、既定の順序で既定のボックスタイプをすべて備えた機能ボックスのチェーンがアセンブルされる。
同時係属米国特許第6,404,878号と第6,160,883号の多くの関連部分に記載されたDFCの実装を本明細書に参考文献として引用する。同特許に詳細に記載されているように、新しい呼機能は、DFC環境内に自由に付加、または修正し得るし、新しい呼機能に対する機能規定細目データ(ゾーン割当と優先度を含む)も、容易に統合し得る。
さて、図1を参照すると、IPネットワーク100上に分散型モジュール式成分通信サービスを提供するためのIP合成環境下階層構造拡張通信(ECLIPSE;Extended Communications Layered on Internet Protocol Synthesis Environment)ドメイン200が示されている。IPネットワークは、物理的および/またはワイヤレス伝送メディア、および処理命令を記憶して本明細書に記載の関数を実行するためのマイクロプロセッサとメモリを備えるハードウェアを含むどのようなタイプの通信および/またはコンピュータネットワークでも差し支えない。IPネットワーク100内のECLIPSEドメイン200により、呼機能の急速展開と統合、サードパーティサービス、ユーザカスタマイズ、およびSIP環境下の多重ドメインとノード間の通信が可能となる。多重ECLIPSEドメイン200間の機能相互作用の管理は、標準ネットワーキングトポロジーで行うことができる。
ECLIPSEドメイン200は、有限ステートマシン(FSM)抽象と呼機能の細目規定と開発に必要なドメイン専用言語とを提供する。ECLIPSEドメイン200は、多くのサードパーティ通信プロトコル、例えば、H.323とAMERICA ONLINE TOC プロトコルで動作可能である。ECLIPSEドメイン200はさらに、メディア処理機能を果たすためのメディアリソースに対するインターフェイス、管理とユーザ自己用意機能のためのHTTPインターフェイス、フォルト管理、およびデータベース支援を提供する。ECLIPSEは、機能ボックスによる分散型メディア制御を可能とするメディア抽象通信層で動作する。これらの機能各々については、より詳細には以下の図2に記載される。
ECLIPSEドメイン200は、複数のSIP UA102,103と直接に、また複数のSIPプロキシサーバ104とネットワークルータ104経由で通信し得る。IPネットワーク100の限定された数のコンポーネントが図1には示されているけれども、任意の個数のそのようなコンポーネントを備え得ることは容易に理解される筈である。さらに、IPネットワーク100のどのコンポーネントも他のどのコンポーネントと直接に、または多岐にわたる利用可能な中間コンポーネント経由で通信し得ることは技術に周知である。ECLIPSEドメイン200は、大量の同時および順次呼要求を、ユーザの国家レベルまたは世界レベルネットワークの規模で取り扱い得るし、メッセージヘッダ情報に基づいた呼要求を識別し得なければならない。さらに、認識しなければならないことは、SIP UA102,103が図1では呼エンドポイントとして示されているが、追加のクライアントTIをIPネットワーク100上の呼のエンドポイントとして含め得るということである。
ECLIPSEドメイン200は、複数のヘッダとフィールドを使用して関連する通信情報を伝えるSIPと同様なメッセージ構造で動作する。ECLIPSEドメイン200は、呼要求をルーティングする目的のため標準SIPヘッダすべて、例えば、via, record−route, routeを認識しなければならない。
ECLIPSEドメイン200は、多くの点でステートフルSIPプロキシサーバの一般機能を果たす。標準機能レスSIPプロキシサーバのように、ECLIPSEドメイン200は、DFCシグナリングメッセージ内に受信されたすべてのSIPヘッダ情報の値を保存しなければならない。ECLIPSEドメイン200内の機能ボックス、特に図2に関して以下に記載のものは、機能関連のどんな情報をも取り扱うように割り当てられ得る。
以前SIPでは、一般に、呼のメディアフローがSIPプロキシサーバ内を通ってルーティングされることはない。このことは、機能レス呼に対しては、メディアフローを直接に、二個の呼エンドポイント、例えば、発呼側と着呼側のTIまたはSIP UA102,103の間に流すことが、より効率的であるからである。本開示の機能レス呼では、新しい呼機能が呼び出され、後でメディアフローの制御が必要となるとき、ECLIPSEドメイン200が、RE−INVITE要求を用いてメディアフローの制御を行い得る。このことについては以下に詳細に記載する。
従来のSIPドメインと本開示のSIPドメインの双方では、ドメインエンドポイントは、同一の機能を果たし、メディアフローに関して同様な応答を生成する。しかし、割り当てられた呼機能を有する呼では、ECLIPSEドメイン200がそのような機能に関するメディアフローを制御する必要が生じることもあるので、この場合はメディアフローがその中を通ってルーティングされる。
呼のメディアフローを受信する前述のSIP UAと同様に、ECLIPSEドメイン200は、また、呼を開始することも、終了することも可能である。例えば、ECLIPSEドメイン200は、会議機能をセットアップし、多くのパーティに会議に参加するようにINVITE要求を送信することができる。従って、ECLIPSEドメイン200は、既存SIP UAのある種の機能を組み入れている。
さて、図2を参照すると、ECLIPSEドメイン200の多岐にわたるコンポーネントが特定の実施の形態に関して記載されているが、本発明を実施するのに用いられる唯一の構成と見てはならない。ある種の実施の形態では、ECLIPSEドメイン200は、複数のSIP TI202と203、一個または複数個のルータ204、データベース208,および複数の機能ボックス210,220,230を備え、これら機能ボックスは先ずゾーン(Z1,Z2,Z3)で優先度が決定し、それぞれのゾーン内で既定の優先度を有し、機能相互作用が干渉なしに行い得るようになっている。機能ボックス210〜230は、別個の物理的コンポーネントに内蔵することも、または単一のネットワーク遠隔通信サーバ内の論理コンポーネントとして構成することもできる。機能ボックス210〜230は、各々ECLIPSEドメイン200で取り扱われる呼に割り当てられ、発呼側または着呼側ユーザが呼に必要な呼機能を提供する。
機能ボックス210〜230とSIP TI202と203との間の呼は、機能レス呼である。多岐にわたる機能ボックスをシステム内に設け、多数の呼機能を果たさせ得る。さらに、機能ボックスは、ルーティングに動的に影響を与えることによって、セッションの構成にアセンブルされた機能ボックスを変更することができる。例えば、ターゲットゾーンの機能ボックスが呼を続けるが、ターゲットアドレスを変更すると、DFCルータは以前のターゲットアドレスの機能ボックスへのルーティングを停止し、新しいターゲットアドレスのターゲットゾーン機能ボックスにルーティングを開始する。
このように、新しいサードパーティ呼機能が、ECLIPSEドメインに新しい機能ボックスを幾つか設けるとともにこれらの位置を優先順に規定することによって容易に構成される。これにより、新しい機能を既存の呼機能とともに用いることが可能となり、これらの統合には追加の努力は不要となる。従って、呼機能を動的に組み立てて自動的に統合するという能力は、このような能力を備えていない既存SIPプロキシサーバとは相異なるものである。機能ボックスは、登録、認証、および特定のSIP応答コードの処理を取り扱い、他の呼機能、例えば、以下の図3に関して記載の追い掛け電話機能を提供するために設けることができる。SIP TI202と203は、ECLIPSEドメイン200のエンドポイントとして作用し、IP遠隔通信ネットワーク100上でシグナリングメッセージを送信し、受信する。ラインインターフェイスとトランクインターフェイスとは同じような機能を果たすので、SIP TI202/203は、任意の数のSIP TIまたはLIで構成し得る。SIP TI202と203は、論理的に別個のコンポーネントでも、統合された装置のそれぞれのコンポーネントであっても差し支えない。諸機能とSIP TI202と203とを備えるECLIPSEドメイン200は、機能ボックス210〜230で理解できるように着信するSIP要求をDFCシグナリングメッセージに翻訳可能である。
オリジナルのSIPメッセージは、SIP TI202が発行するDFCメッセージのパラメータとして含ませておくことができる。SIP認知機能ボックス(図示せず)は、オリジナルのSIPメッセージを調べ、SIP特有の処理を行うことができる。
ルータ204は、シグナリングメッセージで受信したソースアドレス、ターゲットアドレス、およびダイアルされたアドレスに基づいてメッセージをルーティングするために設けられる。任意の数のルータ204を設け、適切な呼容量を処理することができる。機能レス呼などの場合は、メディアフローは、メディアスイッチ206と207を使ってSIP UA102間を直接ルーティングし得る。メディアスイッチは、一般にリアルタイムプロトコル(RTP)パケットとして呼のメディアフローをルーティングし、転送する。
データベース208は、ユーザ情報、例えば、用意されたユーザ、ユーザ相互間に適用される呼機能、およびユーザへの呼がリダイレクトされるアドレスの好ましい優先度を記憶するため、ECLIPSEドメイン200内に設けられる。
ECLIPSEドメイン200は、新しいユーザを用意したり、ユーザの好みを変更したりするすべての登録要求を取り扱い、既存レジストラとして部分的に機能する。ある種の実施の形態では、登録は、SIP TI202と203によって、あるいは登録要求専用の別個のTIまたはLI(図示せず)によって取り扱うことができる。
ECLIPSEドメイン200は、また、遠隔通信サービスには普通のことであるが、ユーザのサードパーティ登録を、受け取ったユーザ情報に基づいて加入者ユーザが直接行う登録から区別し得るようにしなければならない。例えば、発信元(FROM)ヘッダが登録を行うサードパーティのユニフォームリソース識別子(URI)を含んでいる登録要求であって、着信先(TO)アドレスが発信元(FROM)ヘッダとは相異なる(同じURIでなく加入者のURIを含む)登録要求は、サードパーティ登録と認識される。
ECLIPSEドメイン200は、また、前述のSIP B2BUAの機能の多くを備え、インバウンドとアウトバウンドSIP UAを幾つか鎖状に連結し、各々相互と機能ボックス210〜230とDFCルーティング信号経由で通信するものとして考え得る。これにより、ECLIPSEドメイン200は、メディアフロー制御に必要な呼機能フレキシビリティを得ることができる。また、B2BUA機能をECLIPSEドメイン200内に確立すると、ECLIPSEドメイン200の呼エンドポイントの複雑性が簡素化される。例えば、呼が携帯電話のような移動装置からの場合、ECLIPSEドメイン200のエンドポイントの一つが、他のエンドポイントに通知することなく、呼のIPアドレスの変更を受信できる。
ECLIPSEドメインをB2BUAとして処理すると、ある種の実施の形態では、ドメイン200が呼シグナルをリレーするとき、機能関連情報のヘッダを含み、幾つかのSIPメッセージヘッダを変更する必要が生じる。例えば、着信勧誘呼要求中の連絡先ヘッダは、呼要求が転送されるとき、ドメイン200のアドレスに変更できる。別法としては、アドレスは変更しないで置いて、しかし、その代わり、ホストとポートの指定を変更できる。
ユーザ登録は、ECLIPSEドメイン200で以下のように行われる。登録要求は、ソースゾーン(Z1)で優先順位付けされているSIP登録機能ボックス210で取り扱われる。登録されたユーザは、ECLIPSEドメイン200に以降の登録(REGISTER)要求を送信して呼連絡先情報を変更できる。SIP登録機能ボックスは、受信した連絡先情報をデータベース208に記憶し、後でZ3中の追い掛けボックスでこれを使用する。SIP登録要求がSIP TI202または203に到着すると、セットアップメッセージを、ソースアドレス、空のターゲットアドレス、およびダイアルされた文字列フィールドとして着信先(TO)ヘッダ付でルータ204に送信することによって、SIP登録機能ボックスのようなソースゾーン機能ボックスのみが呼び出される。セットアップまたはユーザステータスメッセージに規定された着信先(TO)ヘッダは、用意されたアドレスでなければならない。
ECLIPSEドメイン200で取り扱われる呼要求の他の一つタイプは、呼を確立するINVITE要求である。

(表2)

ECLIPSE中のフィールド SIP INVITEメッセージ中のヘッダ
セットアップメッセージ
ソースアドレス FROM
ターゲットアドレス REQUEST URI
ダイアルされる文字列 TO

INVITEがインバウンドSIP TI202で受信されるとき、要求のソースアドレス、要求のターゲットアドレス、および呼のためのダイアルされた文字列またはダイアルされた番号を含むセットアップメッセージが形成される。次にこのセットアップメッセージが、呼機能を確立するための適切な機能ボックス210〜230を割り当てるルータ204にルーティングされる。INVITEメッセージ中のセッション記述プロトコル(SDP)情報は呼セットアップの後にメディアスイッチに送信される。呼は、最終的にアウトバウンドSIP TI203にルーティングされ、その結果、INVITE要求が適切な連絡先アドレスにルーティングされる。
着信するINVITE要求に対して、発呼側が規定するすべてのメディアは、メッセージの内容に示され、インバウンドSIP TI202によってセットアップメッセージのメディア選択フィールドに入れられる。勧誘された加入者に対する発信INVITE要求は、二つのやり方で取り扱うことができる。第一のオプションは、アウトバウンドSIP TI203が、勧誘された加入者に対して発呼側が選択したメディアでINVITE要求を送ることができることである。着呼側は、着呼側の能力に基づいて上記メディア選択を受け取らなくても、一部受け取っても、全部受け取ってもよい。これらのメディア選択に対応する一個または複数個の受諾または拒絶メッセージを、発呼側に返信することができる。
他のオプションは、アウトバウンドSIP TI203がINVITE要求をSDPなしで着呼側に送信するということである。応答を受信すると、次に着呼側のメディア選択で後刻可能メッセージなどを送信することができる。次いで発呼側は利用可能な好ましいメディアを選択し、確認(ACK)メッセージなどのSDPでメディア選択を通信する。これにより、発呼側は、着呼側が登録した連絡先アドレスのパラメータをチエックする必要なしに、メディア選択を行う前に着呼側の能力を知ることが可能となる。
ECLIPSEドメイン200は、多くの理由でRE−INVITE呼要求を受信することができ、RE−INVITEの理由に基づく既定の応答を行う。例えば、リモートユーザがIPアドレス(すなわち、移動電話システムで)を変更した場合、ECLIPSEドメイン200は、当該呼には他の加入者のSIP UAを通知しない。ECLIPSEドメイン200は、コーデックが変更されたかどうかを、勧誘されたパーティに通知するか、通知しないかいずれにも適応可能とすることができる。しかし、ECLIPSEドメイン200は、メディアが呼に関して追加されたり、除外されたりされたかどうかを、勧誘されたパーティに通知する。
極めて多岐にわたる呼機能を本明細書に開示のシステムに追加したり、組み入れたりすることが容易にできる。そのような呼機能の一つは、追い掛け呼機能で、着呼側アドレスに掛けられる呼が、ユーザが確立した優先度で一個または複数個のアドレスに自動的にリダイレクトされ得る機能である。優先度とリストアップされたアドレスとには、好ましい優先度が正しい期間を設定することができる。
ECLIPSEドメイン200に追い掛け機能を実装した一例が、図3に示される。ユーザは、Z3に設けられた追い掛け機能ボックスとして追い掛け機能に加入する。呼要求が受信されると、インバウンドSIP TI202が着信先(TO)アドレスとしてダイアルされる文字列を有するセットアップメッセージを生成する。このセットアップメッセージは、ダイアルされた文字列から発生されたターゲットアドレスに基づいて追い掛けメッセージボックスにルーティングされる。追い掛け機能ボックスがこのセットアップメッセージを受信すると、同ボックスは、データベース208によって記憶されたダイアルされる文字列で記憶されている連絡先アドレスを入手する。追い掛け機能ボックスは、次いで、ターゲットフィールド中の連絡先アドレスを置き換え、呼をユーザ優先アドレスにある勧誘加入者に引き続いてルーティングする。あるいは、多重のアドレス(例えば、H.323プロトコル装置302,PSTN上の電話304,またはSIP TI203経由でECLIPSEドメイン上の他のユーザ)を優先順位に基づいて試行する。上記追い掛け機能ボックスは、二つの別個の機能ボックスとして、すなわち、サードパーティプロトコルを取り扱う一般追い掛け機能ボックス231とシグナリングメッセージ中のSIP特有引数を取り扱うSIP追い掛け機能ボックス232として確立することができる。このように二つに分離することにより、多岐にわたるサードパーティプロトコルに容易に適応することができる。
図4は、ECLIPSEドメイン200中の呼セットアップ成功例の呼フロー図を示す。発呼側SIP UA102がインバウンドSIP TI202にINVITEを送ると、ステータスコード「100」(試行)で確認される。「100」応答は、INVITE要求のみの連続的再発信の停止を意味し、さらに上流に伝えられる」必要はない。新しい呼メッセージがSIP UA102から着信メディアスイッチ206に送られるとする。SIP TI202が、次いでセットアップメッセージを発生し、次いでこのメッセージがアウトバウンドSIP TI203に送られると、SIP TI203は、上流確認(ACK)とメディアメッセージとで応答する。インバウンドSIP TI202は、オーディオ開とビデオ開のメッセージで応答し、次いで両応答は確認される。メディアフロー用の外部チャネルとラインも決定され、SIPスタックに通信される。次いで、準備完了シグナルがインバウンド側からアウトバウンドSIP TI203に送られ、アウトバウンドSIP TI203は、次いでINVITEメッセージを着呼側のSIP UA102に送る。
着呼側のSIP UAは、「180」(待機)ステータスコードで応答し、開かれたメディアチャネル各々に多重のメッセージを送信すると、これらのメッセージは上流に最終的には発呼側のSIP UA102まで伝えられる。着呼側のSIP UA102が「200」ステータスコード(OK)をアウトバウンドSIP TI203に送ると、その後でこの応答は最終的に上流の発呼側のSIP UA102まで伝えられる。「200」メッセージは、これを受信するSIP TIとSIP UA双方に確認される。インバウンドSIP TIとアウトバウンドSIP TIの間では、「200」メッセージは、受諾(ACCEPT)メッセージとして伝えられる。オリジナルのINVITE要求にあるメディアチャネルの幾つかが200応答に含まれていない場合は、拒絶メッセージが上流にこれらのメディアチャネルに対して送られる。
図5に示される呼セットアップの失敗例は、アウトバウンドSIP TI203からINVITE要求を送信するまでは、図4に記載されるステップと同じ初期ステップをたどる。しかし、「200」レスポンスの代わりに、着呼側SIP UA102は4xx(要求失敗)、5xx(サーバ失敗)、または6xx(グローバル失敗)のステータスコードを送信する。これらの応答の一つに対応して、アウトバウンドSIP TI203は利用不可メディアを上流に送信し、その結果、インバウンドSIP TI203から発呼側SIP UA102にコードメッセージが伝送される。次ぎに、ティアダウンメッセージがインバウンドSIP TIからアウトバウンドSIP TIに送られる。上記コードメッセージとティアダウンメッセージは双方とも確認される。
ユーザとECLIPSEドメイン200との間の多岐にわたる登録プロセス例に対する呼フローについては、図6に示される。最初に示されるのは、成功登録プロセス600である。成功登録プロセス600は、発呼側SIP UA102からインバウンドSIP TI202に送られる登録(REGISTER)要求で始まる。すると確認として「100」応答が送られる。次にセットアップと上流確認メッセージがSIP登録機能ボックスに送られる。すると、SIP登録機能ボックスがデータベース208に連絡・照会する。現行の連絡先アドレスと連絡先の期限切れ時間は、データベース208または外部データベースから得られる。データベース208は、SIP登録機能ボックスに成功メッセージを送って応答する。すると、同ボックスは、利用可能メッセージを下流のインバウンドSIP TI202に送る。次に「200」メッセージが発呼側SIP UA102に送られる。次いで登録呼がティアダウンされる。
SIP BYE要求は、DFCティアダウンメッセージに翻訳される。インバウンドSIP TIまたはアウトバウンドSIP TIが終了(BYE)要求を受信すると、「200」応答で確認し、次いでティアダウンメッセージをアウトバウンドSIP TIに送る。アウトバウンドSIP TIがティアダウンメッセージを受信すると、BYEメッセージをリモートSIP UA102に送る。
認証失敗に基づく登録プロセス失敗602が次ぎに示される。これは、照会に対する応答まではプロセス600と同じ手順で進行する。データベース208が用意されたユーザを認証できない場合(例えば、加入者基盤データが古すぎたり、さらに認証情報が必要なったりするとき)照会に認証失敗メッセージをSIP登録機能ボックスに送って応答する。このSIP登録機能ボックスは、利用不可能メッセージを生成し、同メッセージは上流のインバウンドSIP TI202に送信される。すると、インバウンドSIP TI202は、応答のwww認証ヘッダに適切なチャレンジ付で「401」(非認証)ステータスコードを発呼側SIP UA102に送り、その後で登録呼のティアダウンを行う。
プロセス604に示されるように、要求されたユーザをシステムに見出せない場合は、プロセス602に使用のステータスコード「401」の代わりに「404」(不明)応答を送ることも可能である。
これらのプロセスに加えて、ECLIPSEドメイン200は、他のステータスコードメッセージに応答するようにも動作する。例えば、ステータスコード「183」(セッション進行)が受信されるプロセスでは、「183」応答は、上記の「180」応答に関して記載されたやり方で取り扱い得る。さらに、3xx機能ボックスを、呼のリダイレクションを必要とする3xx要求をすべて取り扱うために設け得る。このような3xx機能ボックスは、リダイレクション優先性がユーザから指定された場合の呼のリダイレクションを取り扱い得る。そうでない場合は、3xxレスポンスを単に上流に伝え、ドメインエンドポイントで取り扱うようにもし得る。
ECLIPSEドメイン200は、また、他のSIP要求を取り入れるように動作することも可能である。このようなSIP要求としては、例えば、OPTIONS(SIPコンポーネントのメディア能力の交換)、INFO(SIPシグナリング経路に沿うアプリケーションレベル情報伝達)、REFER(呼転送実施)、SUBSCRIBE、NOTIFY(ユーザ存在情報を提供)、MESSAGE(インスタントメッセージの伝達)およびDO(SIPのネットワーク適用制御)などが挙げられる。
SIP CANCELメッセージは、前の説明の箇所で記載されたSIP BYE要求と同じやり方で取り扱い得る。取り消し(CANCEL)メッセージはSIP TIによってDECティアダウンメッセージに翻訳される。CANCEL要求がBYE要求と異なるのは、CANCEL要求は、呼の確立以前に使用されるということである。SIP TIが既存の呼セットアップセッションに対してキャンセル要求を受信すると、「200」(OK)応答を送り戻し、その後、オリジナルINVITE要求に対して「487」(要求終了)を送信する。次ぎに、ティアダウンメッセージをアウトバウンドSIP TIに送り、発呼側SIP UAにCANCEL要求を送る。最終応答、例えば、「200」(OK)ステータスコードメッセージがCANCEL要求以前にリモートSIP UAによって送られる場合は、SIP TIは、代わりにBYE要求を送信する。他の最終応答(例えば、4xx,5xx,および6xx)がリモートSIP UAによって送られる場合は、SIP TIは応答を送信しない。
本発明の最良の方法を前述の開示で特に記載したけれども、そのような記載は説明目的のみに提供されたものであり、形式についても詳細についても記載の方法に対する他の変形が、本発明の精神と特許請求の範囲を逸脱することなく、当業者には可能である。本発明は、何よりも先ず記載の特許請求の範囲によって規定されるものである。
機能ボックスの展開に対するSIPネットワーク環境の例の概略図である。 図1のSIPネットワーク環境内のドメインの例の概略図である。 図2の機能ボックス内を流れる呼流れの概略図である。 図1のSIPネットワーク環境における呼設定プロセス成功の一例の呼フローチャートである。 図1のSIPネットワーク環境における呼設定プロセス失敗の一例の呼フローチャートである。 図1のSIPネットワーク環境における登録プロセスの呼フローチャートである。

Claims (27)

  1. ネットワーク遠隔通信呼に使用する呼機能を確立する方法が、
    着信するセッション開始プロトコル(SIP)要求を受信するステップと、
    SIP要求のパラメータに基づいて適用される機能を決定するステップと、
    前記機能に対応する機能ボックスを割り当てるステップと、
    SIP要求の少なくとも一部を分散型機能構成(DFC)シグナリングメッセージに変換するステップと、
    DFCシグナリングメッセージを用いて前記要求を前記機能ボックスにルーティングするステップと、
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 請求項1の方法において、前記着信するSIP要求が、発呼側から着呼側へ送る呼要求を含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項2の方法において、前記パラメータが、発呼側のソースアドレスと着呼側のターゲットアドレスの内の少なくとも一つを含むことを特徴とする方法。
  4. 請求項3の方法において、発呼側と着呼側の内の少なくとも一方が、適用される機能の加入者であることを特徴とする方法。
  5. 請求項2の方法において、前記機能が、呼転送機能と三者間呼機能と呼会議機能との内の少なくとも一つを含むことを特徴とする方法。
  6. 請求項2の方法において、前記機能に、着呼側の新しいターゲットアドレスが呼要求に適用される追い掛け(follow−me)呼機能が含まれることを特徴とする方法。
  7. 請求項6の方法において、前記追い掛け呼機能が、少なくとも二個の追い掛け機能ボックスで実装されることを特徴とする方法。
  8. 請求項7の方法が、
    前記少なくとも二個の追い掛け機能ボックスを用いて着呼側のターゲットアドレスの優先度を決定するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  9. 請求項2の方法が、
    前記ルーティングの後にDFCシグナリングメッセージを発信SIP要求に変換するステップと、
    前記発信SIP要求を着呼側に対応するターゲットアドレスにルーティングするステップと、
    をさらに備えることを特徴とする方法。
  10. 請求項2の方法において、前記DFCシグナリングメッセージが、着信するSIP要求のシグナリング経路とメディア経路の識別子を含むことを特徴とする方法。
  11. 請求項10の方法において、前記シグナリング経路が、機能ボックスを含む内部シグナリング経路を含み、前記メディア経路が呼要求に対応するメディアフローの外部経路を含むことを特徴とする方法。
  12. 請求項1の方法において、前記着信するSIP要求が、音声インターネットプロトコル(VoIP)呼要求を含むことを特徴とする方法。
  13. 請求項1の方法において、前記着信するSIP要求が、登録呼を含み、前記機能ボックスが、SIP登録機能ボックスを含むことを特徴とする方法。
  14. 請求項1の方法において、前記決定するステップが、
    呼に適用される機能のデータベースを照会するステップを備えること特徴とする方法。
  15. 請求項1の方法において、前記変換するステップが、
    DFCシグナリングメッセージの少なくとも一つのフィールドにSIPパラメータとして前記パラメータを記憶するステップをさらに備えることを特徴とする方法。
  16. 請求項1の方法において、前記ルーティングするステップが、
    機能レス呼による呼を呼専用の機能ボックスにルーティングすることを特徴とする方法。
  17. 請求項1の方法において、前記機能が、呼に割り当てられる複数の機能を含むことを特徴とする方法。
  18. 請求項17の方法において、前記ルーティングするステップが、
    呼を複数の機能ボックスに既定の順序でルーティングするステップをさらに含み、各機能ボックスが複数の機能の一つに割り当てられていることを特徴とする方法。
  19. 請求項18の方法において、前記ルーティングするステップが、
    複数の機能ボックスの既定順序に基づいて複数の機能ボックスの第一番目に呼をルーティングするステップさらに備えることを特徴とする方法。
  20. 請求項18の方法において、各前記機能ボックスが機能ボックスの割り当てられたゾーンに対応し、前記既定順序が割り当てられたゾーンの第一優先度に対応し、機能の第二優先度が割り当てられたゾーン各々内に割り当てられることを特徴とする方法。
  21. 請求項20の方法において、前記割り当てられたゾーンが、ソースゾーンと、ダイアルされるゾーンと、ターゲットゾーンとを含むことを特徴とする方法。
  22. 請求項1の方法が、
    呼の新しい機能を受信するステップと、
    前記新しい機能に割り当てられた第二機能ボックスに呼をルーティングするステップと、
    をさらに備えることを特徴とする方法。
  23. 遠隔通信呼をルーティングする方法が、
    SIPパラメータを有するDFCシグナリングメッセージを含む呼を受信するステップと、
    呼を複数の機能ボックスに既定の順序でルーティングするステップと、を備え、
    各機能ボックスが呼に割り当てられた機能に対応していることを特徴とする方法。
  24. 請求項23の方法において、各前記機能ボックスが機能ボックスの割り当てられたゾーンに対応し、前記既定順序が割り当てられたゾーンの第一優先度に対応し、機能の第二優先度が割り当てられたゾーン各々内に割り当てられることを特徴とする方法。
  25. 着呼側に送られる呼要求を完結する方法が、
    発呼側から着呼側に送信される呼要求に対応するDFCシグナリングメッセージを複数の機能ボックスの最後のボックスから受信するステップと、
    前記DFCシグナリングメッセージをSIP要求に変換するステップと、
    前記SIP要求を着呼側のターゲットアドレスに送信するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  26. 呼要求をルーティングする方法が、
    発呼側から、追い掛け機能の加入者を含む着呼側に送られる着信SIP呼要求を受信するステップと、
    着信SIP呼要求に対応するDFCシグナリングメッセージを使用して追い掛け機能ボックスに呼要求をルーティングするステップと、
    記憶されている着呼側優先順位に基づいて着呼側ターゲットアドレスの優先度を決定するステップと、
    発呼側と着呼側の間の呼を確立する発信SIP要求を生成するステップと、
    を含み、前記発信SIP要求が、着呼側の呼応答が得られるまで優先度に基づいて各ターゲットアドレスに順次送信されることを特徴とする方法。
  27. ネットワーク遠隔通信呼に使用される呼機能を確立する装置が、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと通信するメモリであって、プロセッサに、
    着信セッション開始プロトコル(SIP)呼要求を受信し、
    前記SIP要求のパラメータに基づいて適用される機能を決定し、
    前記機能に対応する機能ボックスを割り当て、
    前記SIP要求の少なくとも一部を分散型機能構成(DFC)シグナリングメッセージに変換し、そして
    前記DFCシグナリングメッセージを用いて前記機能ボックスに呼をルーティングする、
    ことを指示する複数の処理命令を記憶するメモリと、
    を備えることを特徴とする装置。

JP2006525482A 2003-09-03 2004-09-03 遠隔通信ネットワークシステムおよびセッション開始プロトコルを使用する通信サービス方法 Pending JP2007504758A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/653,772 US7251254B2 (en) 2003-09-03 2003-09-03 Telecommunication network system and method in communication services using session initiation protocol
PCT/US2004/028788 WO2005025180A1 (en) 2003-09-03 2004-09-03 Telecommunication network system and method in communication services using session initiation protocol

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007504758A true JP2007504758A (ja) 2007-03-01

Family

ID=34217970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006525482A Pending JP2007504758A (ja) 2003-09-03 2004-09-03 遠隔通信ネットワークシステムおよびセッション開始プロトコルを使用する通信サービス方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US7251254B2 (ja)
EP (1) EP1695510A1 (ja)
JP (1) JP2007504758A (ja)
KR (1) KR100805091B1 (ja)
CN (1) CN1868188B (ja)
CA (1) CA2537467C (ja)
WO (1) WO2005025180A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541501A (ja) * 2005-04-11 2008-11-20 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 同時セッション制御のためのユーザ装置、方法、及びシステム

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6907012B1 (en) * 2000-10-24 2005-06-14 At & T Corp. Method and system for providing communication control functionality at a remotely located site using a distributed feature architecture
KR100498932B1 (ko) * 2002-12-30 2005-07-04 삼성전자주식회사 이동 노드들로 구성된 무선망에서의 세션 설정 장치 및 방법
JP4343626B2 (ja) * 2003-09-02 2009-10-14 キヤノン株式会社 画像通信制御方法、画像通信制御プログラム、および画像通信装置
US7251254B2 (en) * 2003-09-03 2007-07-31 At&T Corp. Telecommunication network system and method in communication services using session initiation protocol
GB2406464B (en) * 2003-09-29 2006-07-05 Siemens Ag Network entity
US7774499B1 (en) * 2003-10-30 2010-08-10 United Online, Inc. Accelerating network communications
KR100448636B1 (ko) * 2004-01-30 2004-09-16 엔에이치엔(주) 프레전스 기반의 전화 시스템 및 그 시스템에서의 호라우팅 방법
US7818416B2 (en) * 2004-02-27 2010-10-19 Teamon Systems, Inc. Communications system and method for accessing a server and preventing access blocking and minimizing network traffic
EP1578080A1 (en) * 2004-03-18 2005-09-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Improvements in or relating to session initiation protocol (SIP)
US20060083242A1 (en) * 2004-10-20 2006-04-20 Nokia Corporation Address modification in application servers
US7558267B2 (en) * 2005-02-11 2009-07-07 Microsoft Corporation Method and system for placing restrictions on sessions
US7907712B2 (en) * 2005-03-22 2011-03-15 At&T Intellectual Property Ii, L.P. Method and apparatus for providing personal mobility features in a telecommunications environment
US8139729B2 (en) 2005-04-27 2012-03-20 Verizon Business Global Llc Systems and methods for handling calls associated with an interactive voice response application
CN100563282C (zh) * 2005-05-29 2009-11-25 华为技术有限公司 网络互通时主叫用户终端听被叫信号音的方法
CN1878126A (zh) * 2005-06-07 2006-12-13 华为技术有限公司 通信网络中实现信令代理的方法
US7848507B2 (en) 2005-07-25 2010-12-07 At&T Intellectual Property Ii, L.P. Method and apparatus for compositional control of end-to-end media in IP networks
US7769809B2 (en) * 2005-08-02 2010-08-03 Microsoft Corporation Associating real-time conversations with a logical conversation
US20070033250A1 (en) * 2005-08-02 2007-02-08 Microsoft Corporation Real-time conversation thread
US20070081518A1 (en) * 2005-08-10 2007-04-12 Rajnish Jain Open programmable software protocol stack for use with an Internet telephony system
US8553678B2 (en) * 2005-10-04 2013-10-08 Cisco Technology, Inc. Distributed codec for packet-based communications
US9053461B2 (en) 2005-10-07 2015-06-09 Yahoo! Inc. Instant messaging interoperability between disparate service providers
CN100452896C (zh) * 2005-10-10 2009-01-14 华为技术有限公司 一种PoC业务处理方法
FI20060044A0 (fi) * 2006-01-19 2006-01-19 Markku Matias Rautiola Langattomien piirikytkentäisten yhteyksien käyttö pakettikytkentäisten multimedia-palvelujen reaaliaikaisuutta vaativan informaation siirtoon
US8000233B2 (en) * 2006-02-28 2011-08-16 Alcatel Lucent Method and apparatus for real-time application-driven resource management in next generation networks
US8576851B2 (en) * 2006-09-22 2013-11-05 Microsoft Corporation Integrating data with conversations
US7756115B2 (en) * 2006-09-29 2010-07-13 Siemens Enterprise Communications, Inc. Method and system for implementing a stateless back to back user agent
US20080080527A1 (en) * 2006-09-29 2008-04-03 Motorola, Inc. Method and apparatus for communication between session initiation protocol based networks and legacy networks
FI20060972A0 (fi) * 2006-11-03 2006-11-03 Nokia Corp Instuntopohjainen viestintä
US7760865B2 (en) * 2006-11-17 2010-07-20 Microsoft Corporation Escalation from a conversation to a conference
WO2008074117A1 (en) * 2006-12-19 2008-06-26 Bce Inc. Method, system and apparatus for causing a communication device to join a communication session
WO2008074119A1 (en) * 2006-12-19 2008-06-26 Bce Inc. Method, system and apparatus for causing a communication client to join a media-over-packet communication session
US8451725B1 (en) 2006-12-31 2013-05-28 At&T Intellectual Property Ii, L.P. Method and apparatus for distributed compositional control of end-to-end media in IP networks
CA2675990C (en) 2007-01-29 2014-06-03 Nokia Corporation Submit report handling in smsip
CN101299826B (zh) * 2007-04-30 2011-03-16 中兴通讯股份有限公司 一种业务类型识别方法
CN101321081B (zh) * 2007-06-08 2011-04-13 华为技术有限公司 一种实现限制业务的方法、装置和系统
US8321557B2 (en) * 2007-10-10 2012-11-27 Sony Mobile Communications Ab Web feeds over SIP
EP2106112A1 (en) * 2008-03-25 2009-09-30 British Telecommunications Public Limited Company Feature-based service configuration
US8179802B2 (en) * 2008-07-09 2012-05-15 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and apparatus for managing audio contention in networks
WO2010015893A1 (en) * 2008-08-08 2010-02-11 Alcatel Lucent Enhancement to sip forking for improved user services
US8467354B1 (en) 2008-08-27 2013-06-18 Vocalocity, Inc. Systems and methods for software-implemented telephony devices in a voice over internet protocol (VoIP) system
US8260290B2 (en) * 2008-10-03 2012-09-04 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) System and method for inbound roaming in IP multimedia subsystem networks
US8005895B2 (en) * 2009-02-27 2011-08-23 Microsoft Corporation Distributed routing of conferences using conference identifier
US8042000B2 (en) * 2009-04-21 2011-10-18 International Business Machines Corporation Apparatus, system, and method for validating application server replication errors
US20100284284A1 (en) * 2009-05-08 2010-11-11 Qualcomm Incorporated VOICE OVER INTERNET PROTOCOL (VoIP) ACCESS TERMINAL
US8250216B2 (en) * 2009-11-24 2012-08-21 At&T Intellectual Property I, L.P. Method and apparatus for programming session initiation protocol back-to-back user agents
NO332222B1 (no) * 2010-07-26 2012-07-30 Cisco Tech Inc Fremgangsmate og samhandlingsserver for a overfore en samhandlingssesjon, samt et multimedieendepunkt
CN102546712B (zh) * 2010-12-20 2015-04-22 中国移动通信集团公司 一种基于分布式业务网络的消息传输方法、设备和系统
US10033612B2 (en) 2011-04-01 2018-07-24 Voapps, Inc. Adaptive signaling for network performance measurement, access, and control
US8976676B2 (en) * 2011-04-01 2015-03-10 Voapps, Inc. Adaptive signaling for network performance measurement, access, and control
US9232054B2 (en) 2011-09-30 2016-01-05 At&T Intellectual Property I, L.P. Mid-call, multi-party, and multi-device telecommunication features and their interactions
US8934383B1 (en) * 2012-02-22 2015-01-13 West Corporation Internet SIP registration/proxy service for audio conferencing
EP2801183B1 (en) * 2012-12-19 2015-04-15 Unify GmbH & Co. KG Method of conveying a location information representing a physical location of a first communication device, a computer program product for executing the method, and the first communication device for conveying the location information
BR112018069167A2 (pt) 2016-03-25 2019-01-29 Voapps Inc sinalização adaptativa para medição de desempenho, acesso e controle de rede
CN107612920A (zh) * 2017-09-30 2018-01-19 深圳市艾特智能科技有限公司 对讲方法、对讲系统、可读存储介质和计算机设备
CN113709020B (zh) * 2020-05-20 2024-02-06 腾讯科技(深圳)有限公司 消息发送方法、消息接收方法、装置、设备及介质
KR102437480B1 (ko) * 2021-11-26 2022-08-29 한국인터넷진흥원 Sip 비암호화 탐지 시스템 및 방법
TWI809593B (zh) * 2021-12-08 2023-07-21 中華電信股份有限公司 用於網路電話信令迴圈的根因分析的電子裝置和方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5737403A (en) * 1995-09-15 1998-04-07 At&T Corp. Interaction of routing features in a telephone system
US6990185B1 (en) * 1999-11-19 2006-01-24 At&T Corp Routing extensions for telecommunication network system and method
US6826275B1 (en) * 1998-03-04 2004-11-30 At&T Corp. Telecommunications network system and method
US6160883A (en) * 1998-03-04 2000-12-12 At&T Corporation Telecommunications network system and method
US6625141B1 (en) * 1999-06-18 2003-09-23 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) System and method for providing value-added services (VAS) in an integrated telecommunications network using session initiation protocol (SIP)
CA2395616A1 (en) 1999-12-08 2001-06-28 Mci Worldcom, Inc. Session initiation protocol servlet application programming interface
US7035248B2 (en) 2000-08-10 2006-04-25 Alcatel Switch with emulation client
US6829346B1 (en) * 2000-12-14 2004-12-07 At&T Corp. Routing optimizations for telecommunications network system and method
FI112140B (fi) * 2001-05-23 2003-10-31 Nokia Corp Informaation kommunikointi
US7590692B2 (en) 2001-07-09 2009-09-15 Dialogic Corporation Conferencing architecture employing media servers and enhanced session initiation protocol
FR2827465B1 (fr) * 2001-07-13 2004-01-02 Cegetel Procede d'adressage d'un terminal mobile
US20030055981A1 (en) * 2001-09-20 2003-03-20 Requena Jose Costa Provision of call features
US7251254B2 (en) * 2003-09-03 2007-07-31 At&T Corp. Telecommunication network system and method in communication services using session initiation protocol

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008541501A (ja) * 2005-04-11 2008-11-20 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 同時セッション制御のためのユーザ装置、方法、及びシステム
US7886063B2 (en) 2005-04-11 2011-02-08 Lg Electronics Inc. User equipment, method and system for simultaneous session control
US7991898B2 (en) 2005-04-11 2011-08-02 Lg Electronics Inc. User equipment, method and system for simultaneous session control

Also Published As

Publication number Publication date
CN1868188B (zh) 2010-06-16
CN1868188A (zh) 2006-11-22
US20070268930A1 (en) 2007-11-22
EP1695510A1 (en) 2006-08-30
US7251254B2 (en) 2007-07-31
CA2537467A1 (en) 2005-03-17
KR20060085912A (ko) 2006-07-28
US7949010B2 (en) 2011-05-24
CA2537467C (en) 2011-05-17
KR100805091B1 (ko) 2008-02-20
US20050047389A1 (en) 2005-03-03
WO2005025180A1 (en) 2005-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007504758A (ja) 遠隔通信ネットワークシステムおよびセッション開始プロトコルを使用する通信サービス方法
Rosenberg et al. RFC3261: SIP: session initiation protocol
Rosenberg et al. SIP: session initiation protocol
US6992974B1 (en) System and method for providing fault tolerance in a network telephony system
JP5842290B2 (ja) セッション開始プロトコルアダプタ
Schulzrinne et al. The session initiation protocol: Internet-centric signaling
US7664102B1 (en) System and method for providing a plurality of multi-media services using a number of media servers to form a preliminary interactive communication relationship with a calling communication device
US20020120760A1 (en) Communications protocol
JP5169362B2 (ja) セッション情報複製方法、前記方法を実行する呼制御サーバ及び前記方法のプログラム
JP5679745B2 (ja) Sipエンドポイント・エンハンサー
JP5210509B2 (ja) インテリジェント境界要素
US20080013447A1 (en) Method and Apparatus for Survivable Failover in Communication System
KR20050002335A (ko) Sip 망의 호 처리 시스템 및 방법
Cisco Cisco SIP Proxy Server Call Flows
Cisco Cisco SIP Proxy Server Call Flows
Cisco Cisco SIP Proxy Server (CSPS) Call Flows
Cisco SIP INFO Method for DTMF Tone Generation
US7747672B1 (en) Method and apparatus using lightweight RRQ for efficient recovery of a call signaling channel in gatekeeper-routed call signaling
KR100636279B1 (ko) 브이오아이피 시스템의 자원정보를 이용한 호제어 시스템및 그 방법
Camarillo et al. Network Working Group J. Rosenberg Request for Comments: 3261 dynamicsoft Obsoletes: 2543 H. Schulzrinne Category: Standards Track Columbia U.
Bhat Voice Over IP–The SIP Way
Schulzrinne Status of this Memo
Ogasawara Implementation Agreement for CORE SIP Profile, for Voice over IP Version 2
KALPANA A new scheme to reduce session establishment time in session initiation protocol (SIP)
Phung et al. Implementation Agreement for SIP Media Server Interface

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090901