JP5679087B1 - 印刷指示支援装置、印刷システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷で用いる印刷装置が第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更された際に、利用実績に基づいて特定される第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能を知らせる。【解決手段】端末装置10において、機種選択部41は、機種を選択するユーザ操作を受け付け、機種が変更されていれば、機能利用履歴記憶部43から変更前の機種の利用実績がある機能の一覧と変更後の機種の機能の一覧とを取得してメッセージ制御部47に渡す。描画命令受付部45は、機種が指定された描画命令を受け付け、機種変更判断部46は、機種が変更されていれば、機能利用履歴記憶部43から変更前の機種の利用実績がある機能の一覧と変更後の機種の機能の一覧とを取得してメッセージ制御部47に渡す。メッセージ制御部47は、変更前の機種の利用実績がある機能のうち変更後の機種で使えなくなった機能を抽出して表示する。【選択図】図4

Description

本発明は、印刷指示支援装置、印刷システム、プログラムに関する。
ユーザがプリンタドライバをインストールする際、インストールするプリンタの接続先をポート名で指定し、ユーザがインストールを開始すると、コアモジュールがインストールされ、インストール後、このコアモジュールが自動的に起動し、プリンタから機種情報を取得し、コアモジュールは、取得した機種情報に対応する機種依存モジュールをロードしてドライバの構成モジュールとする技術は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−175258公報
本発明の目的は、第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、利用実績に基づいて特定される第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能があることを知らせることにある。
請求項1に記載の発明は、第1の印刷装置の機能の利用実績に関する利用実績情報を取得する取得手段と、前記第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される場合に、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報に基づいて特定される機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能があることを示す情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする印刷指示支援装置である。
請求項2に記載の発明は、前記出力手段は、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報が予め定めた基準以上の機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能があること示す情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示支援装置である。
請求項3に記載の発明は、前記出力手段は、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報に基づいて特定される機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能の情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示支援装置である。
請求項4に記載の発明は、前記取得手段は、前記第1の印刷装置の機能の利用実績があるかどうかを示す前記利用実績情報を取得し、前記出力手段は、前記第1の印刷装置の機能のうち、利用実績がある機能を前記利用実績情報に基づいて特定することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示支援装置である。
請求項5に記載の発明は、前記取得手段は、前記第1の印刷装置の機能の印刷指示者による利用実績があるかどうかを示す前記利用実績情報を取得し、前記出力手段は、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記印刷指示者による利用実績がある機能を前記利用実績情報に基づいて特定することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示支援装置である。
請求項6に記載の発明は、前記第1の印刷装置から前記第2の印刷装置へ変更する画面上の操作に基づいて、前記第1の印刷装置から前記第2の印刷装置へ変更されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の印刷指示支援装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第1の印刷装置が印刷で用いられている状態で受信した前記第2の印刷装置での印刷を指示する印刷指示情報に基づいて、前記第1の印刷装置から前記第2の印刷装置へ変更されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の印刷指示支援装置である。
請求項8に記載の発明は、記録媒体に画像を印刷する第1の印刷装置及び第2の印刷装置と、前記第1の印刷装置及び前記第2の印刷装置の何れかの印刷装置での印刷を指示する印刷指示装置とを備え、前記印刷指示装置は、前記第1の印刷装置の機能の利用実績に関する利用実績情報を取得する取得手段と、前記第1の印刷装置から前記第2の印刷装置へ変更される場合に、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報に基づいて特定される機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能があることを示す情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする印刷システムである。
請求項9に記載の発明は、コンピュータに、第1の印刷装置の機能の利用実績に関する利用実績情報を取得する手順と、前記第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される場合に、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報に基づいて特定される機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能があることを示す情報を出力する手順とを実行させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、利用実績に基づいて特定される第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能があることを知らせることができる。
請求項3の発明によれば、第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、利用実績に基づいて特定される第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能を知らせることができる。
請求項4の発明によれば、第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、利用実績がある第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能があることを知らせることができる。
請求項5の発明によれば、第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、印刷指示者による利用実績がある第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能があることを知らせることができる。
請求項6の発明によれば、画面上の操作に基づいて第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、利用実績に基づいて特定される第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能があることを知らせることができる。
請求項7の発明によれば、印刷指示情報に基づいて第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、利用実績に基づいて特定される第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能があることを知らせることができる。
請求項8の発明によれば、第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、利用実績に基づいて特定される第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能があることを知らせることができる。
請求項9の発明によれば、第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される際に、利用実績に基づいて特定される第1の印刷装置の機能のうち第2の印刷装置が有しない機能があることを知らせることができる。
本発明の実施の形態が適用される画像形成システムの全体構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における端末装置のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における端末装置の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態における端末装置の機種選択部が表示するUI画面の一例を示した図である。 本発明の実施の形態における端末装置の機能選択部が表示するUI画面の一例を示した図である。 本発明の実施の形態における端末装置の機能利用履歴記憶部に記憶される情報の一例を示した図である。 本発明の実施の形態における端末装置の機種選択部の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における端末装置のメッセージ制御部の動作例を説明するための図である。 本発明の実施の形態における端末装置のメッセージ制御部が出力するメッセージの一例を示した図である。 本発明の実施の形態における端末装置の機種変更判断部の動作例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像形成システムの全体構成]
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システムの全体構成例を示したものである。図示するように、この画像形成システムは、端末装置10と、画像形成装置60a,60bとが、ネットワーク80を介して接続されることにより構成されている。ここで、端末装置10は、1つしか示していないが、その台数は1つには限らないものとする。また、画像形成装置60a,60bは、これらを区別しない場合は、画像形成装置60と称し、その台数も2つには限らないものとする。本実施の形態では、印刷システムの一例として、画像形成システムを設けている。
端末装置10は、画像形成装置60での画像形成を指示する際に用いられるクライアントコンピュータである。具体的には、OS(Operating Software)上で動作する文書作成ソフトウェア、表計算ソフトウェア、図面作成ソフトウェア等のアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリケーション」という)を用いてデータを作成し、画像形成装置60に対してこのデータに基づく画像形成を指示する。ここで、端末装置10としては、ノートPC、タブレットPC、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、携帯電話等を用いるとよい。本実施の形態では、印刷指示装置の一例として、端末装置10を設けている。
画像形成装置60は、紙等の記録媒体に画像を形成し、印刷媒体として出力する装置である。ここで、画像形成装置60は、プリンタ機能のみを備えた装置であってもよいが、後述するように、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を更に備えた装置であってもよい。本実施の形態では、印刷装置の一例として、画像形成装置60を設けている。
ネットワーク80は、端末装置10と画像形成装置60a,60bとの間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、インターネットである。
[端末装置のハードウェア構成]
図2は、端末装置10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、端末装置10は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)11と、記憶手段であるメインメモリ12及びHDD(Hard Disk Drive)13とを備える。ここで、CPU11は、OSやアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、後述する各機能を実現する。また、メインメモリ12は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDD13は、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。尚、端末装置10が携帯電話やスマートフォンである場合は、HDD13に代えて、フラッシュストレージを用いるとよい。
更に、端末装置10は、外部との通信を行うための通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)14と、ディスプレイ等の表示デバイス15と、キーボードやマウス等の入力デバイス16とを備える。
[画像形成装置のハードウェア構成]
図3は、画像形成装置60のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像形成装置60は、CPU61と、RAM(Random Access Memory)62と、ROM(Read Only Memory)63と、HDD64と、操作パネル65と、画像形成部66と、通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)67とを備える。
CPU61は、ROM63等に記憶された各種プログラムをRAM62にロードして実行することにより、後述する各機能を実現する。RAM62は、CPU61の作業用メモリ等として用いられるメモリであり、ROM63は、CPU61が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。HDD64は、画像形成部66における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル65は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行うタッチパネルである。ここで、操作パネル65は、各種情報が表示されるディスプレイと、指やスタイラスペン等で指示された位置を検出する位置検出シートとからなる。或いは、タッチパネルに代えて、ディスプレイ及びキーボードを用いてもよい。
画像形成部66は、記録媒体に画像を形成する。ここで、画像形成部66は、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式で画像を形成してもよいし、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式で画像を形成してもよい。
通信I/F67は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
尚、ここでは図示しなかったが、画像形成装置60は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る画像読取部を備えてもよい。即ち、画像形成装置60は、画像形成部66によるプリンタ機能に加えて、画像読取部によるスキャナ機能や、画像読取部及び画像形成部66によるコピー機能を有するものであってもよい。更には、画像読取部、画像形成部66及び通信I/F67によるファクシミリ機能を有するものであってもよい。
[ユニバーサルプリンタドライバ]
ところで、本実施の形態では、このような画像形成システムにおいて、端末装置10にユニバーサルプリンタドライバがインストールされているものとする。ここで、ユニバーサルプリンタドライバとは、複数の機種の画像形成装置60に1つのプリンタドライバで対応でき、印刷実行のたびに出力先の画像形成装置60を選択可能な、複数の機種に共通のプリンタドライバのことである。ユニバーサルプリンタドライバを用いれば、画像形成装置60毎に対応するプリンタドライバをPCにインストールすることなく、ネットワーク80上の複数の画像形成装置60の中から1つの画像形成装置60を選択して、印刷の実行を指示することが可能となる。
このように、ネットワーク80上の複数の画像形成装置60での印刷を可能とするため、ユニバーサルプリンタドライバは、専用プリンタドライバと、汎用プリンタドライバと、Basicモード用プリンタドライバとをモジュールとして含む。
専用プリンタドライバは、予め定められた機種の画像形成装置60が有する全ての固有の機能を選択かつ設定可能にすることで、その機種の画像形成装置60の性能及び品質が最大限発揮されるように構成されたプリンタドライバである。この専用プリンタドライバは、従来から使用されている機種ごとのプリンタドライバと同等の機能を提供し、他の機種の画像形成装置60ではサポートされない機能も提供する。
汎用プリンタドライバは、予め定められた複数の機種の画像形成装置60が共通に備える機能を選択かつ設定可能にすることで、それらの機種の画像形成装置60に対応できるように構成されたプリンタドライバである。この汎用プリンタドライバは、市場で一般的に運用されている自社製の画像形成装置60がサポートしている標準的な機能を提供する。他社製の画像形成装置60ではサポートされない機能を提供することもあるが、機種固有の機能は提供しない。
Basicモード用プリンタドライバも、複数の機種の画像形成装置60に対応できるように構成されたプリンタドライバであるが、多くのPCL6対応の画像形成装置60でエラーにならない最低限の印刷機能を提供する。専用プリンタドライバや汎用プリンタドライバに比べ、提供される機能は少ない。提供する機能の豊富さよりも、出力可能な機器の多さを重視したプリンタドライバである。
このようなユニバーサルプリンタドライバでは、複数の画像形成装置60を利用する場合に、それらの機種が異なれば、機種の選択を切り替えることがある。つまり、複数の機種の画像形成装置60のそれぞれに対応する専用プリンタドライバがユニバーサルプリンタドライバに含まれていれば、専用プリンタドライバを切り替えることがある。
ここでは、ユニバーサルプリンタドライバにおいて機種Aの画像形成装置60に対応する専用プリンタドライバを機種Bの画像形成装置60に対応する専用プリンタドライバに切り替える場合を考える。このような場合、機種Aと機種Bとで提供する機能に差がある状況が生じ得る。例えば、機種Aには両面印刷機能及びステープル機能が備わっているのに、機種Bにはそのような機能が備わっていない、といった状況である。このような状況において、機種Aで両面印刷機能及びステープル機能を多用していたユーザは、出力先を機種Bに切り替えた後も、画像形成装置60のUI画面を開いて両面印刷機能及びステープル機能の選択を試みる可能性がある。また、画像形成装置60で両面印刷機能及びステープル機能が有効になっているものと勘違いして、印刷を実行してしまう可能性もある。
このように、これまで、出力先の画像形成装置60の機種を切り替えたユーザに対し、切り替え前後の機種の能力差により提供されなくなる機能に関する情報を効果的に伝えることができなかった。
また、出力先の画像形成装置60の機種を切り替えたユーザに対し、切り替え前の機種では提供されたが、切り替え後の機種では提供されない機能を列挙して告知することも考えられる。しかしながら、その場合は、そのユーザが使用したことのない機能も列挙される可能性が高く、ユーザにとって有用な情報を告知したことにはならない。
そこで、本実施の形態では、ユーザが利用する機種を変更した場合に、変更前の機種でユーザが使ったことのある機能のうち、変更前後の機種の機能の差により変更後の機種では利用できなくなっている機能を、ユーザに告知するようにした。
尚、ユニバーサルプリンタドライバに含まれるある機種の専用プリンタドライバをユニバーサルプリンタドライバに含まれる汎用プリンタドライバ又はBasicモード用プリンタドライバに切り替える場合、ユニバーサルプリンタドライバに含まれるある機種の専用プリンタドライバをユニバーサルプリンタドライバとは独立にインストールされた別の機種のプリンタドライバに切り替える場合、それとは逆の切り替えを行う場合、及び、ユニバーサルプリンタドライバとは独立にインストールされたある機種のプリンタドライバをユニバーサルプリンタドライバに含まれる汎用プリンタドライバ又はBasicモード用プリンタドライバに切り替える場合も、同じような状況が生じる。しかしながら、以下では、ユニバーサルプリンタドライバに含まれるある機種の専用プリンタドライバをユニバーサルプリンタドライバに含まれる別の機種の専用プリンタドライバに切り替える場合を前提として、説明を行う。
[端末装置の機能構成]
図4は、端末装置10の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、端末装置10は、アプリケーション20と、描画API(Application Programming Interface)30と、ユニバーサルプリンタドライバ40と、スプール部50とを含む。
アプリケーション20は、文書作成ソフトウェア、表計算ソフトウェア、図面作成ソフトウェア等のアプリケーションソフトウェアであり、ユーザがデータの作成を要求する操作を行うと、文書データ、表データ、図面データ等のデータを生成する。そして、ユーザが印刷を要求する操作を行うと、描画API30を呼び出す。
描画API30は、文字や図形等の描画のためのAPIであり、Windows(登録商標)で言えば、GDI(Graphic Device Interface)に該当する。
ユニバーサルプリンタドライバ40は、上述したように、1つのプリンタドライバで複数の機種の画像形成装置60での画像形成を指示するプリンタドライバである。ユニバーサルプリンタドライバ40は、アプリケーション20から描画API30経由で描画命令を受け取ると、この描画命令に基づいて、複数の機種から選択された機種の画像形成装置60での画像形成を指示するPDL(Page Description Language)で記述されたデータ(以下、「PDLデータ」という)を生成する。本実施の形態では、印刷指示支援装置の一例として、端末装置10のユニバーサルプリンタドライバ40により実現される部分を設けている。
スプール部50は、ユニバーサルプリンタドライバ40によりPDLデータが出力されると、これを受け取ってスプールし、スプールしたPDLデータを通信I/F14(図2参照)を介して画像形成装置60に送信する。
ここで、ユニバーサルプリンタドライバ40について更に詳しく説明すると、ユニバーサルプリンタドライバ40は、機種選択部41と、機能選択部42と、機能利用履歴記憶部43とを含む。また、描画命令受付部45と、機種変更判断部46と、メッセージ制御部47と、PDLデータ送出部48とを含む。換言すれば、ユニバーサルプリンタドライバ40が動作することによって、端末装置10内に、機種選択部41と、機能選択部42と、機能利用履歴記憶部43と、描画命令受付部45と、機種変更判断部46と、メッセージ制御部47と、PDLデータ送出部48とが実現される。
機種選択部41は、出力先の画像形成装置60の機種を選択するためのユーザインターフェース画面(以下、「UI画面」という)を表示する。このUI画面については後で詳細に説明する。そして、機種選択部41は、このUI画面上でのユーザ(印刷指示者)の機種を選択する操作を受け付け、機種が変更されていれば、変更前の機種の利用実績がある機能の一覧と変更後の機種の機能の一覧とを機能利用履歴記憶部43から取得し、これらを引数としてメッセージ制御部47を呼び出す。本実施の形態では、印刷で用いる印刷装置が変更されたことを認識する認識手段の一例として、また、利用実績情報を取得する取得手段の一例として、機種選択部41を設けている。
機能選択部42は、機種選択部41で選択された機種の画像形成装置60に出力する際に利用する機能を選択するためのUI画面を表示する。このUI画面についても後で詳細に説明する。そして、機能選択部42は、このUI画面上でのユーザの機能を選択する操作を受け付け、選択された機能を保持しておく。
機能利用履歴記憶部43は、画像形成装置60の機種ごとに機能の利用に関する履歴(以下、「機能利用履歴」という)を記憶する。この機能利用履歴についても後で詳細に説明する。
描画命令受付部45は、アプリケーション20が生成した画像形成装置60に対する印刷指示情報の一例としての描画命令を描画API30経由で受け付ける。そして、描画命令に出力先の機種及び利用する機能を指定する情報が設定されていれば、この情報を引数として機種変更判断部46を呼び出す。また、描画命令受付部45は、描画命令を画像形成装置60に出力可能なPDLに翻訳すると共に、選択された機能に応じた制御命令を付与して、選択された機種の画像形成装置60に出力するためのPDLデータを生成する。
機種変更判断部46は、描画命令受付部45から受け取った機種を指定する情報と、機能利用履歴記憶部43に記憶された機能利用履歴とに基づいて、機種が変更されたかどうかを判断する。そして、機種が変更されていれば、変更前の機種の利用実績がある機能の一覧と変更後の機種の機能の一覧とを機能利用履歴記憶部43から取得し、これらを引数としてメッセージ制御部47を呼び出す。本実施の形態では、印刷で用いる印刷装置が変更されたことを認識する認識手段の一例として、また、利用実績情報を取得する取得手段の一例として、機種変更判断部46を設けている。
メッセージ制御部47は、変更前の機種の利用実績がある機能の一覧と、変更後の機種の機能の一覧とを比較し、変更前の機種で利用実績がある機能のうち変更後の機種で提供されていない機能を表示デバイス15に表示する。そして、制御を呼び出し元へ戻す。本実施の形態では、機能を示す情報を出力する出力手段の一例として、メッセージ制御部47を設けている。
尚、これらの処理部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、CPU11が、機種選択部41、機能選択部42、描画命令受付部45、機種変更判断部46、メッセージ制御部47、PDLデータ送出部48を実現するプログラムを例えばHDD13からメインメモリ12に読み込んで実行することにより、これらの処理部は実現される。また、機能利用履歴記憶部43は、例えばHDD13により実現される。
図5(a),(b)は、図4に示した機種選択部41が表示するUI画面の一例を示した図である。より詳細には、機種選択部41は、まず、(a)に示すプロパティ画面51を表示する。このプロパティ画面51上でユーザが「プリンタ構成」タブ511を押下し、「機種の設定」ボタン512を押下すると、機種選択部41は、(b)に示す機種選択画面52を表示する。この機種選択画面52上では、ドロップダウンリスト521で国又は地域を変更し、ドロップダウンリスト522〜524で機種を変更することが可能となっている。
ここで、ドロップダウンリスト522には、例えば自社の使用頻度の高い機種である機種A、機種B、機種C等が選択肢として表示されており、これらの機種が選択可能になっている。また、「その他の機種」も選択肢として表示されており、これを選択することで表示される画面(図示せず)で例えば自社の使用頻度の低い機種も選択可能になっている。この場合、これらの選択肢により選択可能な機種については、各機種に対する専用プリンタドライバがユニバーサルプリンタドライバ40のモジュールとしてインストールされているものとする。そして、機種選択部41で機種が選択されると、機能選択部42及び描画命令受付部45は、選択された機種に対する専用プリンタドライバで規定された動作を行うものとする。
更に、ドロップダウンリスト522には、「機種共通」も選択肢として表示されており、例えば自社の利用したい機種に対する専用プリンタドライバがインストールされていない場合にこの選択肢が選択される。この場合、自社の機種に共通な機能のみを提供する汎用プリンタドライバがユニバーサルプリンタドライバ40のモジュールとしてインストールされているものとし、機種選択部41で「機種共通」が選択されると、機能選択部42及び描画命令受付部45は、この汎用プリンタドライバで規定された動作を行うものとする。
更にまた、ドロップダウンリスト522には、「Basicモード」も選択肢として表示されており、例えば自社か他社かに関わらず利用したい機種に対する専用プリンタドライバがインストールされていない場合にこの選択肢が選択される。この場合、最低限利用できればよい機能のみを提供するBasicモード用プリンタドライバがユニバーサルプリンタドライバ40のモジュールとしてインストールされているものとし、機種選択部41で「Basicモード」が選択されると、機能選択部42及び描画命令受付部45は、このBasicモード用プリンタドライバで規定された動作を行うものとする。
図6(a),(b)は、図4に示した機能選択部42が表示するUI画面の一例を示した図である。このうち、(a)に示す印刷設定画面53は、「基本」タブ531が押下された場合に表示される基本的な印刷設定を行うためのUI画面である。また、(b)に示す印刷設定画面54は、「用紙供給部/排出」タブ541が押下された場合に表示される用紙供給部又は排出に関する印刷設定を行うためのUI画面である。
図7は、図4に示した機能利用履歴記憶部43に記憶された情報の一例を示した図である。図示するように、機能利用履歴記憶部43は、各機種の機能利用履歴を記憶しており、各機能利用履歴は、機種名と最終利用日時と機能利用実績とを含む。そして、この機能利用実績では、機種が提供する複数の機能のそれぞれに対して、その機能が利用されたことがあるかないかを示す利用実績が記録されている。尚、図7において、機能利用履歴記憶部43は、機種A及び機種Bの機能利用履歴のみを記憶するものとしたが、その他にも利用された機種があれば、その機種の機能利用履歴も記憶するものとする。
[ユニバーサルプリンタドライバの動作]
まず、ユニバーサルプリンタドライバ40の機種選択部41が機種の選択を行うときの動作を説明する。尚、ここでも、上述したように、ユニバーサルプリンタドライバ40で機種Aの専用プリンタドライバを機種Bの専用プリンタドライバに切り替える場合を前提とする。図8は、このときの機種選択部41の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、機種選択部41は、図5(b)に示したような機種選択画面を表示デバイス15に表示し(ステップ401)、機種選択画面上でユーザが入力デバイス16を用いて出力先の機種を選択する操作を受け付ける(ステップ402)。
すると、機種選択部41は、この出力先の機種を選択する操作により、機種が変更されたかどうかを判定する(ステップ403)。機種が変更されていないと判定すれば、そのまま処理を終了する。一方、機種が変更されたと判定すれば、機種選択部41は、機能利用履歴記憶部43を検索し、変更後の機種に関する機能利用履歴が記憶されているかどうかを判定する(ステップ404)。変更後の機種に関する機能利用履歴が機能利用履歴記憶部43に記憶されていると判定すれば、そのまま処理をステップ407に進める。一方、変更後の機種に関する機能利用履歴が機能利用履歴記憶部43に記憶されていないと判定すれば、機種選択部41はこの機種に関する機能利用履歴を記憶する領域を機能利用履歴記憶部43に確保する(ステップ405)。そして、変更後の機種を特定する情報(例えば、機種名)と、この機種が提供する機能の一覧とを、図7に示したように、機能利用履歴記憶部43の確保した領域に記録する(ステップ406)。
尚、機能利用履歴記憶部43には、機種が提供する機能の一覧と共に、機種が提供する各機能について、利用されたことがあるかどうかを示す利用実績が記録される。機能利用履歴記憶部43に利用実績が記録される際の動作は後述する。
続いて、機種選択部41は、変更後の機種の機能の一覧を機能利用履歴記憶部43から取得し(ステップ407)、変更前の機種の利用実績のある機能の一覧も機能利用履歴記憶部43から取得する(ステップ408)。
その後、機種選択部41は、ステップ407で取得した変更後の機種の機能の一覧と、ステップ408で取得した変更前の機種の利用実績のある機能の一覧とを引数として、メッセージ制御部47を呼び出す(ステップ409)。
例えば、図8のステップ406が終了した時点で、図4に示したような情報が機能利用履歴記憶部43に記憶されており、機種Aが変更前の機種であり、機種Bが変更後の機種であるとする。すると、図8のステップ409が終了した時点で、メッセージ制御部47の呼び出しの引数は、図9の引数55,56のようなものとなる。このうち、引数55は、変更前の機種の利用実績がある機能の一覧であり、その機種の機能利用履歴の機能利用実績に定義された機能から利用実績が「あり」の機能を抽出したリストである。また、引数56は、変更後の機種の機能の一覧であり、その機種の機能利用履歴の機能利用実績に定義された機能を列挙したリストである。
次に、メッセージ制御部47の動作を説明する。メッセージ制御部47は、引数55として渡された変更前の機種の利用実績がある機能の一覧と、引数56として渡された変更後の機種の機能の一覧とから、処理57で示すように、変更前の機種の利用実績がある機能の一覧に存在し、かつ、変更後の機種の機能の一覧に存在しない機能を抽出する。例えば、変更前の機種の利用実績がある機能の一覧が引数55に示すようなものであり、変更後の機種の機能の一覧が引数56に示すようなものだとすると、「A3用紙」、「2穴パンチ」、「A4長辺2箇所綴じ」、「A4短辺2箇所綴じ」の4つの機能を機能差分58として抽出する。そして、メッセージ制御部47は、抽出された機能を、「変更前の機種で利用したことがあるが、変更後の機種で利用できない機能」として、表示デバイス15に表示する。上記の例の場合は、図10に示すように、「A3用紙」、「2穴パンチ」、「A4長辺2箇所綴じ」、「A4短辺2箇所綴じ」の4つの機能が使用できなくなっていることを示すメッセージを表示する。その後、メッセージ制御部47は、制御を呼び出し元へ戻す。
これにより、選択された機種の情報は機種選択部41から機能選択部42へと伝えられ、機能選択部42は、選択された機種に対応する図6(a),(b)に示したような印刷設定画面を表示デバイス15に表示する。そして、印刷設定画面上でユーザが入力デバイス16を用いて機種が提供する機能から利用する機能を選択する操作を行うと、機能選択部42は、この操作を受け付ける。その後、機能選択部42で選択された機能については、機能利用履歴記憶部43の選択された機種の機能利用履歴において、利用実績「あり」が記録される。
次いで、ユニバーサルプリンタドライバ40が画像形成装置60に印刷を指示するときの動作を説明する。
ユニバーサルプリンタドライバ40は、出力先の機種及び利用する機能を指定する情報が設定された描画命令をアプリケーション20から受け取り、この描画命令に基づいて印刷指示を行う場合がある。この場合、描画命令受付部45は、指定された機種及び機能を引数として、機種変更判断部46を呼び出す。図11は、このようにして呼び出された機種変更判断部46の動作例を示したフローチャートである。
図示するように、機種変更判断部46は、指定された機種と、機能利用履歴記憶部43に記憶された最終利用日時が最も新しい機種とを照合し(ステップ422)、これらの機種が異なっているか、つまり、機種が変更されたかどうかを判定する(ステップ423)。機種が変更されていないと判定すれば、そのまま処理をステップ430に進める。一方、機種が変更されたと判定すれば、機種変更判断部46は、機能利用履歴記憶部43を検索し、変更後の機種に関する機能利用履歴が記憶されているかどうかを判定する(ステップ424)。変更後の機種に関する機能利用履歴が機能利用履歴記憶部43に記憶されていると判定すれば、そのまま処理をステップ427に進める。一方、変更後の機種に関する機能利用履歴が機能利用履歴記憶部43に記憶されていないと判定すれば、機種変更判断部46はこの機種に関する機能利用履歴を記憶する領域を機能利用履歴記憶部43に確保する(ステップ425)。そして、変更後の機種を特定する情報(例えば、機種名)と、この機種が提供する機能の一覧とを、図7に示したように、機能利用履歴記憶部43の確保した領域に記録する(ステップ426)。
尚、機能利用履歴記憶部43には、機種が提供する機能の一覧と共に、機種が提供する各機能について、利用されたことがあるかどうかを示す利用実績が記録される。機能利用履歴記憶部43に利用実績が記録される際の動作は後述する。
続いて、機種変更判断部46は、変更後の機種の機能の一覧を機能利用履歴記憶部43から取得し(ステップ427)、変更前の機種の利用実績のある機能の一覧も機能利用履歴記憶部43から取得する(ステップ428)。
その後、機種変更判断部46は、ステップ427で取得した変更後の機種の機能の一覧と、ステップ428で取得した変更前の機種の利用実績のある機能の一覧とを引数として、メッセージ制御部47を呼び出す(ステップ429)。
すると、メッセージ制御部47は、引数として渡された変更前の機種の利用実績がある機能の一覧と変更後の機種の機能の一覧とから、変更前の機種の利用実績がある機能の一覧に存在し、かつ、変更後の機種の機能の一覧に存在しない機能を抽出する。そして、抽出された機能を、「変更前の機種で利用したことがあるが、変更後の機種で利用できない機能」として、表示デバイス15に表示する。その後、メッセージ制御部47は、制御を呼び出し元へ戻す。
これにより、機種変更判断部46は、機能利用履歴記憶部43の指定された機種の機能利用履歴において、指定された機能に対し、利用実績「あり」を記録する(ステップ430)。その後、機種変更判断部46は、制御を呼び出し元へ戻す。
これにより、描画命令受付部45は、描画命令を画像形成装置60に出力可能なPDLに翻訳すると共に、指定された機能に応じた制御命令を付与することにより、PDLデータを生成し、これをPDLデータ送出部48に出力する。すると、PDLデータ送出部48は、スプール部50及び通信I/F14(図2参照)経由で、指定された機種の画像形成装置60にPDLデータを送出する。
尚、アプリケーション20から描画API30経由で受け取った描画命令に出力先の機種及び利用する機能を指定する情報が設定されていない場合、描画命令受付部45は、デフォルトの機種及び機能、又は、機種選択部41で選択された機種及び機能選択部42で選択された機能を、指定された機種及び機能とする。尚、前者及び後者の何れを、指定された機種及び機能とするかは実装の問題である。そして、描画命令受付部45は、機種変更判断部46を呼び出さずに、上述したように、PDLデータを生成し、PDLデータ送出部48が、これを指定された機種の画像形成装置60に送出する。
[変形例]
本実施の形態では、機能利用履歴記憶部43に機種ごとの機能利用履歴を記憶し、機種が変更されると、変更前の機種の利用実績がある機能のうち変更後の機種にはない機能を示すメッセージを出力するようにしたが、この限りではない。例えば、機能利用履歴記憶部43に画像形成装置60ごとの機能利用履歴を記憶し、画像形成装置60が変更されると、変更前の画像形成装置60の利用実績がある機能のうち変更後の画像形成装置60にはない機能を示すメッセージを出力するようにしてもよい。このようにすれば、ある機種の画像形成装置60を同じ機種の別の画像形成装置60に変更した場合であっても、変更前の画像形成装置60の利用実績がある機能のうち変更後の画像形成装置60にはない機能を示すメッセージが出力されるようになる。
また、本実施の形態では、機能利用履歴記憶部43にユーザごとの機能利用履歴を記憶しなかったが、ユーザごとの機能利用履歴を記憶するようにしてもよい。つまり、図7に示した機能利用履歴記憶部43に記憶された情報は、あるユーザに対する情報とし、図7に示したのと同じ形式の別の情報を、別のユーザに対する情報として記憶してもよい。そして、この場合は、ログインしたユーザに対する機能利用履歴を参照して、上述した動作を行うようにすればよい。
更に、本実施の形態において、ユニバーサルプリンタドライバ40は、出力先の機種が切り替えられたことを、図5(b)に示したUI画面で機種が選択された時点、又は、出力先の機種を指定する情報が設定された描画命令を受信した時点で認識するようにしたが、これには限らない。
例えば、ユニバーサルプリンタドライバ40のUI画面が開かれた時点や、印刷が実行された時点等の様々な時点で、機能利用履歴記憶部43に記録された最終利用日時が最も新しい機種とは異なる機種が選択されている場合に、出力先の機種が切り替えられたものと認識してもよい。
また、ユニバーサルプリンタドライバ40は、出力先として指定された機種に対応する専用プリンタドライバがネットワーク80上に存在すれば、その専用プリンタドライバをインストールして使用し、出力先として指定された機種に対応する専用プリンタドライバがネットワーク80上に存在しなければ、自身にインストール済の汎用プリンタドライバを使用する、という動作を行うことがある。ユニバーサルプリンタドライバ40がこのような動作を行う場合、ネットワーク80上に専用プリンタドライバが存在しないことにより汎用プリンタドライバが選択されたことを契機として、出力先の機種が切り替えられたものと認識してもよい。
このように、本実施の形態は、例えば、ユニバーサルプリンタドライバ40で機種Aの専用プリンタドライバを汎用プリンタドライバに切り替える場合に適用してもよい。この場合は、図8のステップ407及び図11のステップ427で、変更後の機種の機能の一覧に代えて、汎用プリンタドライバが提供する機能の一覧を取得すればよい。
更に、本実施の形態において、ユニバーサルプリンタドライバ40は、変更前の機種の利用実績がある機能のうち、変更後の機種の機能にはない機能をユーザに知らせるようにしたが、この限りではない。例えば、変更前の機種の利用実績が予め定めた基準以上の機能のうち、変更後の機種の機能にはない機能をユーザに知らせるようにしてもよい。また、これをより一般化して、変更前の機種の利用実績に基づいて特定される機能のうち、変更後の機種の機能にはない機能をユーザに知らせるものと捉えてもよい。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…端末装置、20…アプリケーション、30…描画API、40…ユニバーサルプリンタドライバ、41…機種選択部、42…機能選択部、43…機能利用履歴記憶部、45…描画命令受付部、46…機種変更判断部、47…メッセージ制御部、48…PDLデータ送出部、50…スプール部、60…画像形成装置、80…ネットワーク

Claims (9)

  1. 第1の印刷装置の機能の利用実績に関する利用実績情報を取得する取得手段と、
    前記第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される場合に、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報に基づいて特定される機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能があることを示す情報を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする印刷指示支援装置。
  2. 前記出力手段は、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報が予め定めた基準以上の機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能があること示す情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示支援装置。
  3. 前記出力手段は、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報に基づいて特定される機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能の情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示支援装置。
  4. 前記取得手段は、前記第1の印刷装置の機能の利用実績があるかどうかを示す前記利用実績情報を取得し、
    前記出力手段は、前記第1の印刷装置の機能のうち、利用実績がある機能を前記利用実績情報に基づいて特定することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示支援装置。
  5. 前記取得手段は、前記第1の印刷装置の機能の印刷指示者による利用実績があるかどうかを示す前記利用実績情報を取得し、
    前記出力手段は、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記印刷指示者による利用実績がある機能を前記利用実績情報に基づいて特定することを特徴とする請求項1に記載の印刷指示支援装置。
  6. 前記第1の印刷装置から前記第2の印刷装置へ変更する画面上の操作に基づいて、前記第1の印刷装置から前記第2の印刷装置へ変更されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の印刷指示支援装置。
  7. 前記第1の印刷装置が印刷で用いられている状態で受信した前記第2の印刷装置での印刷を指示する印刷指示情報に基づいて、前記第1の印刷装置から前記第2の印刷装置へ変更されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の印刷指示支援装置。
  8. 記録媒体に画像を印刷する第1の印刷装置及び第2の印刷装置と、
    前記第1の印刷装置及び前記第2の印刷装置の何れかの印刷装置での印刷を指示する印刷指示装置と
    を備え、
    前記印刷指示装置は、
    前記第1の印刷装置の機能の利用実績に関する利用実績情報を取得する取得手段と、
    前記第1の印刷装置から前記第2の印刷装置へ変更される場合に、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報に基づいて特定される機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能があることを示す情報を出力する出力手段と
    を備えたことを特徴とする印刷システム。
  9. コンピュータに、
    第1の印刷装置の機能の利用実績に関する利用実績情報を取得する手順と、
    前記第1の印刷装置から第2の印刷装置へ変更される場合に、前記第1の印刷装置の機能のうち、前記利用実績情報に基づいて特定される機能であって、前記第2の印刷装置が有しない機能があることを示す情報を出力する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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