JP5678920B2 - 建設機械の上部旋回体 - Google Patents

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本発明は、建設機械の上部旋回体に関する。
特許文献1に、「旋回フレームの左右両側に、それぞれエンジン及びこれら各エンジンにより駆動される複数の油圧ポンプを配置した建設機械」(特許文献1の請求項1)が記載されている。この技術では、方向切換弁ユニットが1箇所に集中して配置される。さらに詳しくは、「左右に位置する油圧ポンプを結ぶ線上またはその近傍位置」に立設した「取付パネルに複数の方向切換弁ユニットを高さ方向に向けて左右2列に配列」(同文献の請求項1)させている。同文献の[0009]には、上記構成により「配管の短縮化、配管内を流れる圧油の圧損の低減を図り、またメンテナンス性も良好とする」と記載されている。
特開平11−124879号公報
大型の建設機械は、輸送のために組立及び分解される。この組立及び分解の作業には長時間を要する。具体的には、この組立及び分解の作業に要する時間が、建設機械の実際の稼働時間よりも長くなる場合がある。そのため、建設機械の稼働率を上げるためには、組立及び分解の作業性が良いことが重要である。
しかし、特許文献1に記載の技術では、組立及び分解の作業性が悪い。この理由は次の通りである。この技術では、方向切換弁ユニットを1箇所に集中して配置させているので、この方向切換弁ユニットに接続される配管は密集して配置されることになる(限定された狭いスペースに多量の配管が押し込まれる)。そのため、配管の接続や取外しがしにくい。例えば、上部旋回体の組立時には、方向切換弁ユニットに配管をつなげばつなぐほど作業者の身の置き場が減っていき、後になればなるほど配管をつなぎにくくなるおそれがある。
そこで本発明は、組立及び分解の作業性を向上させることができる上部旋回体を提供することを目的とする。
本発明の建設機械の上部旋回体は、長手方向を有する旋回フレームと、前記旋回フレームの左右に着脱自在に取り付けられるサイドフレームと、左右の前記サイドフレーム上に設置されるエンジンと、左右の前記サイドフレーム上に設置され前記エンジンに駆動される油圧ポンプと、前記旋回フレームに設置され前記油圧ポンプに接続される複数のアクチュエータと、前記油圧ポンプから前記アクチュエータへ供給される作動油の流量を制御する複数のバルブユニットと、を備える。複数の前記バルブユニットは、前記旋回フレーム幅方向における前記油圧ポンプと前記アクチュエータとの間に配置されるとともに前記旋回フレーム長手方向に並べて配置される。
上記構成により、組立及び分解の作業性を向上させることができる。
上部旋回体を上から見た機器配置図である。 変形例の図1相当図である。
図1を参照して実施形態の上部旋回体1について説明する。
上部旋回体1は、建設機械の構成要素である。この建設機械は、例えばクレーン、また例えばショベルなどである。上部旋回体1は、下部本体の上方に旋回可能に取り付けられる。この下部本体は、例えば走行式であり(下部走行体であり)、例えばクローラ式である(ホイール式でもよい)。上部旋回体1は、下部本体に取り付けられる旋回フレーム10と、旋回フレーム10に設置されるアクチュエータ20と、旋回フレーム10に取り付けられるサイドフレーム30R・30Lと、旋回フレーム10とサイドフレーム30R・30Lとを連結するフレーム脱着装置40R・40Lと、サイドフレーム30R・30L上に設置される油圧ポンプ54R・54L等の機器群50R・50Lと、油圧ポンプ54R・54Lとアクチュエータ20とを接続する配管60と、油圧ポンプ54R・54Lとアクチュエータ20との間に接続及び配置されるバルブユニット70と、を備える。
なお、上部旋回体1の前後方向を「前後方向X」とする。また、上部旋回体1の幅方向(左右方向)を「幅方向Y」とする。
旋回フレーム10は、下部本体の上方に旋回可能に取り付けられる(設置される)構造物である。旋回フレーム10の長手方向は上部旋回体1の前後方向Xであり、旋回フレーム10の幅方向(左右方向)は上部旋回体1の幅方向Yである。旋回フレーム10の公道輸送時の規制寸法は、幅方向Yよりも前後方向Xの方が長い。なお、旋回フレーム10には、ブーム又はアーム(いずれも図示なし)が起伏可能に取り付けられる。
アクチュエータ20は、上部旋回体1を備える建設機械を動作させる装置である。アクチュエータ20は、旋回フレーム10上に搭載される。アクチュエータ20は、複数設けられる。アクチュエータ20は、図1では2つを示しているが、3つ以上設けられてもよい。複数のアクチュエータ20を、前から順に、アクチュエータ20a及びアクチュエータ20bとする。複数のアクチュエータ20は、油圧ポンプ54R・54Lに接続される(接続については後述)。アクチュエータ20は、例えば油圧モータや油圧シリンダ(図示なし)などである。具体的には例えば、上部旋回体1を備える建設機械がクレーンの場合、アクチュエータ20は、ブーム起伏用のウインチを駆動する油圧モータ、吊荷の巻上用のウインチを駆動する油圧モータ、又は、下部本体に対して上部旋回体1を旋回させる油圧モータ(図示なし)などである。
サイドフレーム30R・30Lは、旋回フレーム10の左右(左及び右)に取り付けられる構造物である。サイドフレーム30R・30Lは、旋回フレーム10に対して着脱自在に取り付けられる。サイドフレーム30Rは、旋回フレーム10の右に配置される。サイドフレーム30Lは、旋回フレーム10の左に配置される。サイドフレーム30R・30Lの長手方向は、上部旋回体1の前後方向Xである。
フレーム脱着装置40R・40Lは、旋回フレーム10に対してサイドフレーム30R・30Lを着脱自在とする装置である。フレーム脱着装置40R・40Lはそれぞれ、サイドフレーム30R・30Lの例えば前端部及び後端部の2か所に設けられる(3か所以上設けられてもよい)。右側のフレーム脱着装置40Rは、例えば、旋回フレーム10の右側面10rに固定されたブラケットと、サイドフレーム30Rの左側面30Rlに固定されたブラケットと、を備える。これらのブラケットそれぞれに形成された孔に結合ピンを取り付ける(差し込む)ことで、旋回フレーム10とサイドフレーム30Rとが連結される。左側のフレーム脱着装置40Lは、例えば、右側のフレーム脱着装置40Rと左右対称に構成される。
機器群50R・50Lは、左右のサイドフレーム30R・30L上に設置される。機器群50Rは、サイドフレーム30R上にそれぞれ設置(搭載)される、冷却器51R、エンジン52R、パワーデバイダ53R、油圧ポンプ54R、及び作動油タンク55Rを備える。機器群50Lは、サイドフレーム30L上にそれぞれ配置される、冷却器51L、エンジン52L、パワーデバイダ53L、油圧ポンプ54L、及び作動油タンク55Lを備える。
これらの機器群50R・50Lは、次のように配置される。前後方向Xにおける機器群50R・50Lの配置順序は、機器群50Rと(右のサイドフレーム30R上と)機器群50Lと(左のサイドフレーム30L上と)で逆の順序である。ただし、機器群50R及び機器群50Lを構成する全ての機器(構成要素)が、上記「逆の順序」で配置される必要はない。上記「逆の順序」で配置される機器は、少なくとも、エンジン52R・52L、及び、油圧ポンプ54R・54Lである。この「逆の順序」で配置される機器には、作動油タンク55R・55Lを加えてもよく、冷却器51R・51Lを加えてもよく、エンジン52R・52L用の燃料を蓄える燃料タンク(図示なし)を加えてもよい。
冷却器51R・51Lは、エンジン52R・52Lの冷却水などを冷却するラジエータである。
エンジン52R・52Lは、油圧ポンプ54R・54Lの駆動源である。
パワーデバイダ53R・53Lは、エンジン52R・52Lの駆動力をギアにより複数の油圧ポンプ54R・54Lに分配する装置である。
油圧ポンプ54R・54Lは、エンジン52R・52Lに駆動される。油圧ポンプ54R・54Lは、バルブユニット70を介して、アクチュエータ20に作動油を供給する。油圧ポンプ54R・54Lとアクチュエータ20とは、様々に接続される。例えば、複数の(例えば2つの)油圧ポンプ54R・54Lと、1つのアクチュエータ20とが接続される。また例えば、1つの油圧ポンプ54R又は54Lと、1又は複数のアクチュエータ20とが接続されてもよい(この接続については図示なし)。
作動油タンク55R・55Lは、油圧ポンプ54R・54Lに供給される作動油を蓄える容器である。
これらの機器群50R・50Lは、建設機械の運転前などに日常メンテナンス(点検や消耗部品交換など)が行われる。機器群50R・50Lを構成する機器のうち日常メンテナンスが行われる機器または部分は、日常メンテナンスのための作業スペースが確保しやすい位置に配置される。具体的には、日常メンテナンスが行われる機器または部分は、上部旋回体1の幅方向Y外側部分に配置され、具体的には、サイドフレーム30Rの右側面30Rr近傍、及び、サイドフレーム30Lの左側面30Ll近傍に配置される(右側面30Rr及び左側面30Llは、いわば「日常メンテナンスサイド」である)。日常メンテナンスが行われる機器または部分は、例えば次の(a)〜(e)などである。(a)冷却器51R・51Lの冷却水量を確認するための部分(確認部)。(b)エンジン52R・52Lの、エンジンオイル量の確認部、オイルフィルタ、ファンベルト。(c)パワーデバイダ53R・53Lのギアオイル量の確認部。(d)作動油タンク55R・55Lの作動油量の確認部。(e)燃料タンク(図示なし)の燃料量の確認部など。
配管60は、油圧ポンプ54R・54Lとアクチュエータ20とを接続し、作動油を流す。
バルブユニット70は、油圧ポンプ54R・54Lからアクチュエータ20へ供給される作動油の流量を制御する(油圧ポンプ54R・54Lの吐出流量を制御する)。1個のバルブユニット70は、1個のコントロールバルブから構成されてもよく、2個以上(例えば3〜5個など)のコントロールバルブ同士をひとまとめにした(固定した)ものでもよい。1個のバルブユニット70に接続されるアクチュエータ20の容量が大きいほど、この1個のバルブユニット70が備えるコントロールバルブの必要数が多くなる。
このバルブユニット70は、油圧ポンプ54R・54Lとアクチュエータ20との間に接続される。すなわち、バルブユニット70は、配管60上に設けられる。バルブユニット70は、油圧ポンプ54R・54Lとアクチュエータ20との接続の数に応じて(配管60の数に応じて)、複数設けられる(図1では4個のバルブユニット70を例示している)。例えば、バルブユニット70には、油圧ポンプ54Rとアクチュエータ20aとの間のバルブユニット70Raと、油圧ポンプ54Rとアクチュエータ20bとの間のバルブユニット70Rbと、油圧ポンプ54Lとアクチュエータ20aとの間のバルブユニット70Laと、油圧ポンプ54Lとアクチュエータ20bとの間のバルブユニット70Lbと、がある。
これらのバルブユニット70は、幅方向Yにおける油圧ポンプ54R・54Lとアクチュエータ20との間(の位置)に配置される。具体的には、バルブユニット70Ra及び70Rbは、アクチュエータ20よりも右、かつ、油圧ポンプ54Rよりも左に配置される。また、バルブユニット70La及び70Lbは、アクチュエータ20よりも左、かつ、油圧ポンプ54Lよりも右に配置される。
これらのバルブユニット70は、前後方向Xに並べて配置(配列)される。具体的には、バルブユニット70Raとバルブユニット70Rbとは前後方向Xに並べて配置され、また、バルブユニット70Laとバルブユニット70Lbとは前後方向Xに並べて配置される。なお、1個のバルブユニット70を構成する複数のコントロールバルブが並ぶ向きは、前後方向Xでなくてもよく、幅方向Yや上下方向などでもよい。
これらのバルブユニット70は、旋回フレーム10とサイドフレーム30R・30Lとが対向する面(対峙面)の近傍(横、右又は左)に配置される。具体的には、バルブユニット70Ra・70Rbは、旋回フレーム10の右側面10rの近傍、かつ、右のサイドフレーム30Rの左側面30Rlの近傍に配置される(左側面30Rlは、いわば「配管接続サイド」である)。また、バルブユニット70La・70Lbは、旋回フレーム10の左側面10lの近傍、かつ、左のサイドフレーム30Lの右側面30Lrの近傍に配置される(右側面30Lrは、いわば「配管接続サイド」である)。複数のバルブユニット70は、例えば、サイドフレーム30R・30L上に配置される。
これらのバルブユニット70は、前後方向Xに分散して(間隔を開けて)配置される。複数のバルブユニット70は、例えば、上記対峙面の略全域にわたって(前端部から後端部にわたって)、上記対峙面に沿うように並べて配置される。
これらのバルブユニット70の前後方向Xにおける配置順序(前後位置関係)は、バルブユニット70それぞれに接続(配管接続)されるアクチュエータ20の前後方向Xにおける配置順序と同じである(前後位置関係が一致する)。
さらに詳しくは、前後方向Xに並べて配置される右側のバルブユニット70Ra・70Rbの前後方向Xにおける配置順序は、バルブユニット70Ra・70Rbそれぞれに接続されるアクチュエータ20a・20bの前後方向Xにおける配置順序と同じである。具体的には、前側のアクチュエータ20aに接続されるバルブユニット70Raが前に、後ろ側のアクチュエータ20bに接続されるバルブユニット70Rbが後ろに配置される。
また、前後方向Xに並べて配置される左側のバルブユニット70La・70Lbの前後方向Xにおける配置順序は、バルブユニット70La・70Lbそれぞれに接続されるアクチュエータ20a・20bの前後方向Xにおける配置順序と同じである。具体的には、前側のアクチュエータ20aに接続されるバルブユニット70Laが前に、後ろ側のアクチュエータ20bに接続されるバルブユニット70Lbが後ろに配置される。
(効果1)
次に、図1に示す上部旋回体1による効果を説明する。上部旋回体1は、長手方向を有する旋回フレーム10と、旋回フレーム10の左右に着脱自在に取り付けられるサイドフレーム30R・30Lと、左右のサイドフレーム30R・30L上に設置されるエンジン52R・52Lと、左右のサイドフレーム30R・30L上に設置され、エンジン52R・52Lに駆動される油圧ポンプ54R・54Lと、旋回フレーム10に設置され油圧ポンプ54R・54Lに接続される複数のアクチュエータ20と、油圧ポンプ54R・54Lからアクチュエータ20へ供給される作動油の流量を制御する複数のバルブユニット70と、を備える。複数のバルブユニット70は、旋回フレーム10幅方向(幅方向Y)における油圧ポンプ54R・54Lとアクチュエータ20との間に配置されるとともに旋回フレーム10長手方向(前後方向X)に並べて配置される。
複数のバルブユニット70は、前後方向Xに並べて配置される。よって、複数のバルブユニット70を幅方向Yや上下方向に並べて配置する場合に比べ、複数のバルブユニット70を分散して配置させやすい。よって、バルブユニット70に接続される配管60を分散させやすい。よって、配管60の接続及び取外し作業のためのスペースを広くできる。よって、配管60の接続及び取外しの作業性を向上でき、その結果、上部旋回体1の組立及び分解の作業性を向上させることができる。
(効果2)
複数のバルブユニット70の旋回フレーム10長手方向(前後方向X)における配置順序は、複数のバルブユニット70それぞれに接続されるアクチュエータ20の旋回フレーム10長手方向(前後方向X)における配置順序と同じである。
この構成では、バルブユニット70とアクチュエータ20とを接続する配管60が交錯しない。すなわち、上部旋回体1を上から見たとき、複数のバルブユニット70と、これらのバルブユニット70それぞれに接続されるアクチュエータ20とを直線(仮想的な直線)で結んだとき、この直線が交差しない。配管60が交錯しないので、配管60の接続及び取外しの作業性をより向上できる。また、配管60が交錯しないので、バルブユニット70とアクチュエータ20との配管60が長くなることを抑制でき、その結果、配管60での圧損を抑制できる。
(効果3)
エンジン52R・52Lと油圧ポンプ54R・54Lとの旋回フレーム10長手方向(前後方向X)における配置順序は、右のサイドフレーム30R上と左のサイドフレーム30L上とで逆の順序である。
この構成では、右のサイドフレーム30R上に設置される機器(エンジン52R、油圧ポンプ54R、及びこれらに接続される機器)と、左のサイドフレーム30L上に設置される機器(エンジン52L、油圧ポンプ54L、及びこれらに接続される機器)と、を共通化できる。
この効果の具体例を次に説明する。
(a)例えば、右のエンジン52R側から油圧ポンプ54R側に向かって(前後方向Xの後ろから前に向かって)見たとき、油圧ポンプ54Rに接続される配管60は、油圧ポンプ54Rの左に配置される。また、左のエンジン52L側から油圧ポンプ54L側に向かって(前後方向Xの前から後ろに向かって)見たとき、油圧ポンプ54Lに接続される配管60も、油圧ポンプ54Lの左に配置される。よって、油圧ポンプ54Rと配管60とを接続するための機器(図示なし)と、油圧ポンプ54Lと配管60とを接続するための機器(図示なし)とを共通化できる。
(b)また例えば、右のエンジン52R側から油圧ポンプ54R側に向かって見たとき、エンジン52Rの日常メンテナンスが行われる部分は、エンジン52Rの右側部分に配置される(日常メンテナンスの作業スペースを確保するため)。また、左のエンジン52L側から油圧ポンプ54L側に向かって見たとき、エンジン52Lの日常メンテナンスが行われる部分も、エンジン52Lの右側部分に配置される。よって、エンジン52R・52Lの日常メンテナンスの作業性を向上させつつ、エンジン52Rとエンジン52Lとで構成(構造)を共通化できる。
(変形例)
図2に変形例の上部旋回体101を示す。上記実施形態では、図1に示すように、バルブユニット70がサイドフレーム30R・30L上に配置された。しかし、図2に示すように、バルブユニット70は旋回フレーム10上に配置されてもよい。なお、この変形例と上記実施形態と組み合わせてもよい。例えば、右側のバルブユニット70Ra・70Rbを旋回フレーム10上に配置するとともに、左側のバルブユニット70La・70Lbをサイドフレーム30L上に配置してもよい。
(その他の変形例)
上記実施形態は様々に変形できる。例えば、上記実施形態では、前後方向Xに並ぶバルブユニット70の前後方向Xの配置順序と、これらのバルブユニット70に接続されるアクチュエータ20の前後方向Xの配置順序とを同じにした。さらに、アクチュエータ20以外のアクチュエータ(「その他アクチュエータ」とする)、および、「その他アクチュエータ」に接続されるバルブユニット(70)についても、上記条件が成り立つようにしてもよい。上記「その他アクチュエータ」は、例えば、ブーム又はアームに設置されるアクチュエータ、また例えば、下部走行体に取り付けられるアクチュエータなどである。上記条件が成り立つ場合の具体的は次の通りである。例えば、ブームに設置されるアクチュエータが旋回フレーム10に設置されるアクチュエータ20よりも前に配置される場合、ブームに設置されるアクチュエータに接続されるバルブユニットは、アクチュエータ20に接続されるバルブユニット70よりも前に配置される。
1、101 上部旋回体
10 旋回フレーム
20 アクチュエータ
30R、30L サイドフレーム
62R、62L エンジン
64R、64L 油圧ポンプ
70 バルブユニット
70La、70Lb 左側のバルブユニット
70Ra、70Rb 右側のバルブユニット

Claims (3)

  1. 長手方向を有する旋回フレームと、
    前記旋回フレームの左右に着脱自在に取り付けられるサイドフレームと、
    左右の前記サイドフレーム上に設置されるエンジンと、
    左右の前記サイドフレーム上に設置され、前記エンジンに駆動される油圧ポンプと、
    前記旋回フレームに設置され、前記油圧ポンプに接続される複数のアクチュエータと、
    前記油圧ポンプから前記アクチュエータへ供給される作動油の流量を制御する複数のバルブユニットと、
    を備え、
    複数の前記バルブユニットは、前記旋回フレーム幅方向における前記油圧ポンプと前記アクチュエータとの間に配置され
    複数の前記バルブユニットは、右側の前記バルブユニットと左側の前記バルブユニットとに分けて配置され、
    右側の前記バルブユニットおよび左側の前記バルブユニットそれぞれは、前記旋回フレーム長手方向に並べて配置される、
    建設機械の上部旋回体。
  2. 複数の前記バルブユニットの前記旋回フレーム長手方向における配置順序は、複数の前記バルブユニットそれぞれに接続される前記アクチュエータの前記旋回フレーム長手方向における配置順序と同じである、
    請求項1に記載の建設機械の上部旋回体。
  3. 前記エンジンと前記油圧ポンプとの前記旋回フレーム長手方向における配置順序は、右の前記サイドフレーム上と左の前記サイドフレーム上とで逆の順序である、
    請求項1または2に記載の建設機械の上部旋回体。
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