JP5677553B2 - 履物 - Google Patents

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Description

本発明は、靴アッパーの曲面形状を保持するスポンジ層を有するアッパーを備えた履物に関する。
従来、履物のアッパーは足に沿った曲面形状を保持するために、靴アッパーに曲面形状からなる芯材を用いるのが一般的である。そのため、履物は足を入れていない状態でも、靴アッパーの曲面形状が保持され、足を挿入しやすく、また足を挿入した状態でも足と靴アッパーとの間に一定の空間を保つことができ履き心地の良さを実現している。
特開2002−177014
しかしながら、芯材は曲面形状保持のためにある程度の硬さが必要であり、そのために靴アッパーを柔らかい質感にできないという問題点がある。このような場合、芯材の硬さにより足指を痛め、マメやタコの原因となる場合がある。また、芯材により靴アッパーの通気性が遮断され、足の発汗による蒸れから不快感を増大させるという欠点がある。また、室内用の履物に芯材を用いた場合、特に芯材が直接的に足に当たるような構造では、裸足で履くことには不向きであり、またその硬さと重さのためリラックス感にも乏しい。なお、プラスチックやゴムなど比較的硬度な樹脂をアッパー材料とし、当該材料を曲面形状に成型することもできるが、この場合もアッパーの通気性が悪く、また柔らかい質感も得られない。
なお、芯材を用いずにアッパーの曲面形状を保持する方法として、靴アッパーを構成する材料そのものを曲面形状に立体縫製する構造のものも知られている。しかしながら立体縫製を行う場合、縫い目が足に接するような位置にある場合には足の特定部分に縫い目を感じたり、極端な場合には足を痛める場合がある。また、縫製方法や縫い目等により履物のデザインが制約される。更には、縫製により靴アッパー表面に凹凸ができるため、ほこりや汚れなどが付きやすくなる。また、履物の製造工程において立体縫製の一工程を要するため非常に手間とコストがかかる。
そこで本発明は、踵部の後端を最大の厚みにして爪先に向かって次第に薄くなるように形成された履物の靴底と、
前記靴底の周縁に接続され、足の爪先部を覆って足の甲部の高さに沿って次第に高さを増して足首付近に至って前記足の甲部を覆い、足の挿入口を形成するための周囲縁が前記足首付近から次第に高さを下げていって足の踵端に至って覆う形状にされたアッパーとを有し、
前記アッパーは、
中間層と、前記中間層の表層全体に接着された表面層と、
前記中間層の裏面全体に接着された裏面層とで構成された多層構造であり、
前記中間層は、
前記靴底の周縁に接続され、足の爪先部を覆って足の甲部の高さに沿って次第に高さを増して足首付近に至って前記足の甲部を覆い、足の挿入口を形成するための周囲縁が前記足首付近から次第に高さを下げていって足の踵端に至って踵を覆う形状にされ、
さらに、前記中間層は、略2mmに圧縮されて硬度が24度程度のウレタンスポンジ製にされている
ことを要旨とする。
本発明は、前記中間層は、
反発弾性が40%以上であることを要旨とする。
前記表面層は、人工皮革、合成皮革、天然皮革、織布、不織布のいずれかであることを要旨とする。
本発明は、前記裏面層は織布、不織布、人工皮革、天然皮革、合成皮革のいずれかであることを要旨とする。
本発明は、前記表面層は光触媒機能材料が含浸されていることを要旨とする。
靴アッパーに芯材を用いる必要がないため、柔らかい質感と軽さなどから、リラックス感を与えることができる。また、履物の製造工程において、芯材をアッパーに挿入する工程や立体縫製工程等が不要である。また、アッパーの曲面形状が安定して強固に保持され、かつアッパーの通気性も確保できる。更には、しわのない滑らかな表面を有するアッパーを備えた美しい履物を提供できる。また、アッパーの表面が滑らかであるため、埃やゴミなどが付着せず、汚れにくい履物を提供できる。
本発明に係る履物の概念図 従来の履物の一例 本発明に係る履物の他の概念図
以下、本件発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、本件発明は、これら実施形態に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。なお、実施形態1は主に請求項1、2、5、6、8、9、12などに関する。実施形態2は請求項3、4、7、9などに関する。実施形態3は請求項11などに関する。
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要>
本実施形態は、芯材なしで曲面形状保持するスポンジ層を有するアッパーを備えたことを特徴とする履物について説明する。また、スポンジ層を中間層として、表面層と裏面層の少なくとも3層で構成される靴アッパーを備えたことを特徴とする履物について説明する。
<実施形態1:構成>
図1は、本発明に係る履物の概念図を示す。図1(a)は斜視図を示し、(b)は側面図を示し、(c)は(b)の断面図を示す。本発明のアッパー(0101a、0101b、0101c)とアウトソール(0102a、0102b、0102c)からなる履物において、アッパーがスポンジ材料からなるスポンジ層(0103c)を有することを特徴とする。
スポンジ層(0103c)とは、アッパーを構成する一の層であって、芯材なしでも曲面形状保持する機能を有する。つまり、図2に示すような従来の履物では、曲面形状保持のために、アッパー(0201a、0201b、0201c)を構成する材料の他に形状を保つための芯材(0203c)を挿入するのが一般的であったのに対して、本発明に係る履物においては、当該芯材を挿入することなく、スポンジ層を有することにより曲面形状を保持する。ここで、「曲面形状保持する」とは、スポンジ層が曲面形状保持に寄与する場合を意味する。
なお、アッパーは上記スポンジ層を中間層として、図1(c)に示すように表面層(0104c)と裏面層(0105c)を更に有する、少なくとも三層構造から構成されるのが好ましい。表面層(0104c)とは、履物の最も外側を構成する層のことであり、裏面層(0105c)とは足と接する最も内側を構成する層のことである。三層構造にすることで、スポンジ層単独の場合よりも、より安定した曲面形状保持が可能となるからである。また、表面層と裏面層がスポンジ層を挟む構造であるため、スポンジ層が外側及び内側に剥き出しになることがなく、スポンジの磨耗を防ぐことができる。なお、中間層と表面層、及び/又は中間層と裏面層との間に他の層を更に有するように構成されていてもよい。例えば、中間層と裏面層との間に吸湿性の高い材料からなる吸湿層を設けることにより、履物内部の蒸れを防止することが可能である。他に、消臭機能を有する消臭層や、抗菌機能を有する抗菌層などでもよい。
なお、本発明に係るアッパーは図1のように足の甲全体を覆う構成のもののほか、図3のようにアッパー(0301)のいずれかの部分(0302:本図の例ではつま先部分)が開口となっている構成のものも含む。
従来のアッパーのいずれかの部分が開口になっている履物の場合、アッパーに芯材を挿入し、曲面形状を保持するのが一般的であるが、本発明の構成によれば、このような形状の履物であっても、芯材を用いることなくアッパーの曲面形状を保持でき、柔らかい質感の履物を提供できる。
ここで、スポンジ層を構成するスポンジは、海綿や多孔質構造体から構成されており、加熱、加圧等により曲面形状を記憶、保持する材料をいう。ゴム系、ポリエチレン系、ポリウレタン系など、とくに限定しないが、好ましくは反発弾性の大きい高反発スポンジである。本発明において「高反発スポンジ」とは、JIS K−6301による反発弾性が40%以上のものとする。反発弾性が40%未満の場合、曲面形状保持性が低下し、また成型時に前記表面層、裏面層、その他の別の層にしわが生じる場合があるからである。高反発かつ柔らかく、軽量であることから、ポリウレタン系スポンジが特に好ましい。なお、スポンジ層は後述する通気性、伸縮性を有することが好ましい。通気性を有することにより、履物内部の蒸れを防ぎ長時間使用しても履き心地の良さを持続できるからである。また、伸縮性を有することにより足へのフィット感が向上するからである。
また、表面層は皮革、織布、不織布、自身では保形性を有さない樹脂など特に限定しない。好ましくは皮革であり、特に皮革に通気性や撥水性を高めたものがよい。さらに、より好ましくは人工皮革又は合成皮革である。人工皮革、合成皮革は、ポリウレタン、塩化ビニルなどからなり、ベロア調、スエード調、ヌバック調などの起毛であってもよい。なぜなら、人工皮革、合成皮革は軽量かつケアが簡単であり通気性が良いものも利用できるためである。これらは、加工しやすく、高級感を出すこともでき、柔らかい質感が得られるからである。また、表面層はスポンジ層と同様に後述する通気性、伸縮性を有するのが好ましい。
裏面層も天然皮革、合成皮革、人工皮革、織布、不織布、自身では保形性を有さない樹脂など特に限定しない。好ましくは織布、不織布などの布である。より足に近い層を構成するため、より柔らかい質感を得るためである。また、スポンジ層と同様に後述する通気性、伸縮性を有するのが好ましい。
なお、上記の通り、中間層及び表面層、裏面層はいずれも通気性のある材料であることが好ましい。多層構造であっても、通気性が良く、快適な履き心地を実現するためである。特に、裸足で履くことが多い室内用の履物の場合などは履物内部が蒸れやすく、通気性を有することが重要である。
また、足を痛めず、快適な履き心地、及びリラックス感を実現する為にも、中間層及び表面層、裏面層はいずれも伸縮性のある材料であることが好ましい。これは曲面形状に加工する際にも有効である。
更には、表面層は汚れ防止のために光触媒加工がされていることが好ましい。光触媒加工は従来の方法を用いればよく、例えば、光触媒機能材料が含浸されている人工皮革、又は合成皮革などが好ましい。なおこの場合、当該光触媒加工は表面層の通気性や伸縮性を妨げるものであってはならない。また、アッパー成型時に光触媒機能が損なわれないものである必要がある。同様に、裏面層も通気性、伸縮性を妨げずに抗菌、防臭加工等を施してもよい。
また、本発明に係る「履物」とは、室内用と室外用の両方を含む。上記のとおり、柔らかい質感やリラックス感などが得られるため、より室内用の履物に適している。
<実施形態1:効果>
本実施形態の履物によれば、アッパーに芯材を用いる必要がないため、柔らかい質感と軽さなどから、リラックス感を与えることができる。また、履物の製造工程において、芯材をアッパーに挿入する工程が不要である。
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要>
本実施形態は、実施形態1の中間層と表面層と裏面層の少なくとも三層を含む履物であって、中間層が少なくとも他の一層と接着剤で接着されている履物について説明する。
<実施形態2:構成>
「中間層が少なくとも他の一層と接着剤で接着されている」とは、中間層を構成するスポンジの表面、裏面の少なくともどちらか一方は他の層と接着剤で接着されていることをいう。中間層と表面層、及び/又は中間層と裏面層が接着剤で接着されている場合のほか、中間層と表面層、及び/又は中間層と裏面層との間に別の層が構成されている場合は、中間層と当該別の層が接着剤で接着されている場合も含む。中間層の表面、裏面と他の層のどちらを、又は両方を接着するかは、各層の材料、アッパーの形状、などを考慮して適宜決定すればよく特に限定しない。しかし、アッパー曲面形状を保持可能でなければならない。また、接着剤は中間層を構成するスポンジと、当該スポンジと接着させる他の層が接着できるものであればよく、ゴム系、シリコーン系、ウレタン系など特に限定しない。
なお、接着剤は接着面の全面に塗布してもよいが、スポンジの通気性を損なわないように、多孔質構造のスポンジの孔を完全に塞がないようにするのが好ましい。より好ましくは、接着剤の塗布部分と非塗布部分とが全体的に分散して分布するように接着剤を塗布して接着する方法である。そうすることにより、アッパーの通気性を保持できるからである。
ここで、「塗布部分」とは、接着剤を塗布する面において接着剤を配置し、他の層と接着させる部分のことであり、「非塗布部分」とは、当該塗布部分以外の部分のことである。
また、「全体的に分散して分布するように」とは、塗布部分と非塗布部分とが接着剤を塗布する面において偏らずに分布していればよい。
また、「塗布」とは広く接着剤を接着面に配置することをいう。例えば、接着剤を接着面に塗る場合や、滴下する場合のほか、加熱や加圧など外部からの作用により接着が起こる接着シートを接着面間に挿入する場合も含む。網目状の接着シート(広く網目に似ている構造であればこれに含まれる。たとえば和紙の繊維構造に似たものなど各種のものを含む。以下同じ。)を用いれば、容易に塗布部分と非塗布部分が均一に分布し、また扱いやすく、接着工程も非常に簡易であるため好ましい。なお、接着シートは、加熱と加圧によりアッパーの曲面形状を成型する場合に、接着と成型が同時に行える点でも有効である。例えば、実施形態3で後述する仮接着の状態で成型する場合、成型と同時に本接着ができる。
<実施形態2:効果>
本実施形態の履物によれば、アッパーの曲面形状が安定して強固に保持され、またアッパーの通気性も確保できる。
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要>
本実施形態は、アッパーを構成する表面層、中間層、裏面層の三層が接着又は仮接着された状態で曲面形状成型し、中間層であるスポンジ層の緩衝作用により表面層及び/又は裏面層にしわができない履物について説明する。
<実施形態3:構成>
「表面層、中間層、裏面層の三層が接着又は仮接着された状態で曲面形状成型し」とは、表面層と中間層と裏面層の三層が重ねられた状態で曲面形状に成型することをいう。成型は既存の方法で行えばよい。
「接着」された状態とは(以下、「本接着」された状態という)、接着剤の接着機能が十分に発揮された状態をいう。「仮接着」された状態とは、接着剤の接着機能が十分に発揮されておらず接着が不十分な状態をいう。例えば、接着剤の粘性がまだ残っており接着層を接着面に並行に移動できる状態や、単に接着層間に粘性のない状態の接着シートを挟んだ状態などを仮接着という。なお、仮接着の状態で曲面形状に成型する場合、成型工程において仮接着状態が本接着状態になるのが好ましい。例えば、接着層間に加熱と加圧により接着可能な接着シートを挿入した仮接着状態において重ね合わされた部材を最終的にアッパーの曲面形状の成型品ができるに適した型(略アッパー曲面形状の型)に配置し、加熱と加圧を同時に行えば、成型と同時に本接着された状態になる。また場合により加熱と加圧とに時間差を設けて処理したほうがより効率的に処理できる場合もある。
また、「スポンジ層の緩衝作用により表面層及び/又は裏面層にしわができない」とは、平面形状のものを曲面形状に成型した場合、必然的にしわができてしまうが、多孔質構造を有するスポンジ層の緩衝作用により、当該しわの発生を防止することが可能であることを意味する。
<実施形態3:効果>
本実施形態の履物によれば、しわのない滑らかな表面を有するアッパーを備えた美しい履物を提供できる。また、滑らかであるため、埃やゴミなどが付着せず、汚れにくい履物を提供できる。
本発明に係る履物の一例を以下に記載する。
表面層は高級ヌバック調の人工皮革を用い、中間層はウレタンスポンジを用いる。また裏面層はカニやエビ殻などから抽出されるキチン・キトサンを含む天然素材の敷布を用いる。当該敷布は細菌の繁殖を妨げ、吸水性、保湿性にも優れ、また天然の抗菌防臭機能も有するため、足に接する裏面層に用いるのに有効な材料である。なお、表面層と中間層、及び裏面層と中間層は網目状のホットメルト接着シート用いて接着する。
成型方法は、曲面形状を有する型を作製し、これに仮接着状態の上記三層を被覆し、前記型の曲面に対応する形状のものを用いて加熱・加圧する。更に、曲面形状が記憶、保持された三層からなるアッパーを靴底に接着することにより、履物としての曲面形状を保持する。
本実施例に係る履物は、アッパー部分が三層で3.0mmから4.0mm程度の薄さで柔らかく、かつ軽量でリラックス感が得られる履物である。成型後の中間層はスポンジが略2mmに圧縮されており、当該履物における中間層(アッパー成型後のスポンジ層)は下記表1に記載のとおりである。なお、硬度はASKER C硬度計を用い、反発弾性はJIS K6301に基づいて測定した。
[表1]

Claims (5)

  1. 踵部の後端を最大の厚みにして爪先に向かって次第に薄くなるように形成された靴底と、下側の周囲縁が前記靴底に接続されて足の爪先部、足の甲部及び足の踵部を覆うアッパーとを有する履物であって、
    前記アッパーは、
    中間層と、前記中間層の表層全体に接着された表面層と、前記中間層の裏面全体に接着された裏面層とで構成された多層構造であり、
    前記中間層は、
    下側の周囲縁が前記靴底上に接続されて足の爪先部、足の甲部及び足の踵部を覆い、前記足の爪先部の中央付近と足の挿入口の中央付近とを結ぶ当該中間層の断面は、前記足の甲部の高さに沿って次第に高さを増して行き、前記足の甲部の後端付近からさらに高さを次第に増して足首付近に至るようにされており、
    前記足の挿入口は、
    その周囲縁が前記足首付近から次第に高さが下げられて行き、この周囲縁の後端が前記靴底の後端の後方位置にされており、
    さらに、前記中間層の前記足の挿入口を形成する前記周囲縁の後端と当該中間層の前記靴底の後端上の下端とを結ぶ断面が、前記中間層の断面における前記さらに高さを次第に増して足首付近に至る範囲の上部に対して略平行になるように後方側に傾斜されており、
    さらに、前記中間層は、略2mmに圧縮されて硬度が24度程度のウレタンスポンジ製にされている
    ことを特徴とする履物。
  2. 前記中間層は、
    反発弾性が40%以上であることを特徴とする請求項1記載の履物。
  3. 前記表面層は、人工皮革、合成皮革、天然皮革、織布、不織布のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2記載の履物。
  4. 前記裏面層は織布、不織布、人工皮革、天然皮革、合成皮革のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の履物。
  5. 前記表面層は光触媒機能材料が含浸されている請求項1乃至4のいずれかに記載の履物。
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