JP5677145B2 - 直流遮断器 - Google Patents
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Description
一方、副遮断器は、転流スイッチを閉じた後に開極(OFF)し、電源側から負荷側に流れる電流が減衰し0となると、遮断が完了する。
さらに、主真空バルブの中の開閉電極での真空アーク放電から発生する電磁力が副真空バルブの中の開閉電極での真空アーク放電に働き、また、副真空バルブの中の開閉電極での真空アーク放電から発生する電磁力が主真空バルブの中の開閉電極での真空アーク放電に働くことになる。必要な遮断性能を得るため、主遮断器及び副遮断器の開閉電極のサイズを大きくする必要がある。
軸方向に沿った真空アーク放電を遮断可能な主遮断部を有した主遮断器と、
前記軸方向に沿った真空アーク放電を遮断可能な副遮断部を有し、前記主遮断器に直列に接続された副遮断器と、
前記主遮断器に並列に接続された転流回路と、
前記主遮断器に並列に接続されたエネルギ吸収素子と、を備え、
前記主遮断部と、前記副遮断部とは、前記軸方向に完全にずれて位置していることを特徴としている。
(実施例1)
図2及び図3に示すように、主遮断器12は、主真空バルブ1と、主真空バルブ1の中に密封された固定電極及び可動電極とを有している。固定電極及び可動電極は、これらが対向した軸方向に沿って生起される真空アーク放電を遮断可能な主遮断部を形成している。この実施形態において、軸方向は第1方向Zである。
第1接続導体31には第1コネクタ6が接続され、第4接続導体34(第2導体34b)には第2コネクタ7が接続されている。
なお、直流遮断器20による、事故が発生した際の遮断電流10の遮断方法については後述する。
図2及び図3に示すように、主遮断器12の可動電極は、スライドコンタクト又はフレキシブルコンタクトを介して第2接続導体32に接続されている。同様に、副遮断器13の可動電極も、スライドコンタクト又はフレキシブルコンタクトを介して第4接続導体34(第1導体34a)に接続されている。
上記した他、実施例2の直流遮断器20は、上記実施例1の直流遮断器20と同様に形成されている。
図2及び図4に示すように、第1中継導体8及び第2中継導体9は、第1接続導体31及び第2接続導体32の間に位置し、互いに平行に延在している。エネルギ吸収素子14に電流11が流れる際、第1中継導体8に流れる電流11の向きと、第2中継導体9に流れる電流11の向きとは、反平行となる。
上記した他、実施例3の直流遮断器20は、上記実施例2の直流遮断器20と同様に形成されている。
図2及び図5に示すように、第1コネクタ6は、軸方向(第1方向Z)に直交した接続方向に接続可能である。同様に、第2コネクタ7も接続方向に接続可能である。この実施形態において、接続方向は第2方向Yである。
上記した他、実施例4の直流遮断器20は、上記実施例3の直流遮断器20と同様に形成されている。
図2及び図6に示すように、主遮断器12(主真空バルブ1)及び副遮断器13(副真空バルブ2)は、接続方向(第2方向Y)にずれて位置している。
上記した他、実施例5の直流遮断器20は、上記実施例4の直流遮断器20と同様に形成されている。
図2及び図7に示すように、主遮断器12(主真空バルブ1)及び副遮断器13(副真空バルブ2)は、軸方向(第1方向Z)に直交した方向において、第3方向X及び接続方向(第2方向Y)から傾斜した方向にずれて位置している。
図1、図2、図3、図及び図8に示すように、電気鉄道用き電回路に過大な事故電流が流れた場合、タイミングt1において、図示しない制御部から高速開極機構3に制御信号が与えられることにより、高速開極機構3は主遮断器12の可動電極を開極位置に切替えることができる。
上記のように、主遮断器12及び副遮断器13に流れる遮断電流10の遮断が完了する。
開極/閉極時等に、主遮断器12から副遮断器13に、及び副遮断器13から主遮断器12に、振動を伝わりにくくすることができる。そのため、必要な機械的強度を、一層、低減することができる。
主遮断器12及び副遮断器13間の接続のため、第2接続導体32に第3接続導体33が接続されているが、これに限定されるものではなく、種々変形可能であり、例えば、第4接続導体34に第1接続導体31が接続されていてもよい。
本発明は、上記直流遮断器に限らず、各種の直流遮断器に適用可能である。
Claims (6)
- 軸方向に沿った真空アーク放電を遮断可能な主遮断部を有した主遮断器と、
前記軸方向に沿った真空アーク放電を遮断可能な副遮断部を有し、前記主遮断器に直列に接続された副遮断器と、
前記主遮断器に並列に接続された転流回路と、
前記主遮断器に並列に接続されたエネルギ吸収素子と、を備え、
前記主遮断部と、前記副遮断部とは、前記軸方向に完全にずれて位置していることを特徴とする直流遮断器。 - 前記主遮断部を形成する固定電極に接続された第1接続導体と、
前記主遮断部を形成する可動電極に接続された第2接続導体と、
前記副遮断部を形成する固定電極に接続された第3接続導体と、
前記副遮断部を形成する可動電極に接続された第4接続導体と、をさらに備え、
前記第2接続導体に前記第3接続導体が接続され、又は前記第4接続導体に前記第1接続導体が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の直流遮断器。 - 前記主遮断部を形成する固定電極に接続された第1接続導体と、
前記主遮断部を形成する可動電極に接続された第2接続導体と、
前記主遮断器に、前記転流回路を並列に接続するための、前記エネルギ吸収素子を並列に接続するための、又は前記転流回路及びエネルギ吸収素子の両方を並列に接続するための第1中継導体及び第2中継導体と、をさらに備え、
前記第1中継導体及び第2中継導体は、前記第1接続導体及び第2接続導体の間に位置し、互いに平行に延在していることを特徴とする請求項1に記載の直流遮断器。 - 前記主遮断部を形成する固定電極に接続された第1接続導体と、
前記主遮断部を形成する可動電極に接続された第2接続導体と、
前記副遮断部を形成する固定電極に接続された第3接続導体と、
前記副遮断部を形成する可動電極に接続された第4接続導体と、
前記第1接続導体又は第2接続導体に接続され、接続方向に接続可能な第1コネクタと、
前記第3接続導体又は第4接続導体に接続され、前記接続方向に接続可能な第2コネクタと、をさらに備え、
前記主遮断器及び副遮断器は、前記接続方向及び軸方向に直交した方向にずれて位置していることを特徴とする請求項1に記載の直流遮断器。 - 前記主遮断部を形成する固定電極に接続された第1接続導体と、
前記主遮断部を形成する可動電極に接続された第2接続導体と、
前記副遮断部を形成する固定電極に接続された第3接続導体と、
前記副遮断部を形成する可動電極に接続された第4接続導体と、
前記第1接続導体又は第2接続導体に接続され、接続方向に接続可能な第1コネクタと、
前記第3接続導体又は第4接続導体に接続され、前記接続方向に接続可能な第2コネクタと、をさらに備え、
前記主遮断器及び副遮断器は、前記接続方向にずれて位置していることを特徴とする請求項1に記載の直流遮断器。 - 前記主遮断部を形成する固定電極に接続された第1接続導体と、
前記主遮断部を形成する可動電極に接続された第2接続導体と、
前記副遮断部を形成する固定電極に接続された第3接続導体と、
前記副遮断部を形成する可動電極に接続された第4接続導体と、
前記第1接続導体又は第2接続導体に接続され、接続方向に接続可能な第1コネクタと、
前記第3接続導体又は第4接続導体に接続され、前記接続方向に接続可能な第2コネクタと、をさらに備え、
前記主遮断器及び副遮断器は、前記軸方向に直交した方向において、前記接続方向及び軸方向に直交した方向並びに前記接続方向、から傾斜した方向にずれて位置していることを特徴とする請求項1に記載の直流遮断器。
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