JP5674705B2 - コンテンツ推薦システム、コンテンツ再生装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

コンテンツ推薦システム、コンテンツ再生装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、コンテンツ推薦システム、コンテンツ再生装置、コンテンツ推薦サーバ、情報処理方法およびプログラムに関する。
例えば、デジタルテレビジョン放送では多数のチャンネルが存在し、これに伴って視聴可能なコンテンツ(番組)の数も相当に多くなっている。そこで、視聴者の視聴行動を監視することで視聴者の好みのチャンネルだけでなく視聴者の好みの番組のカテゴリを判断し、視聴者の視聴の好みにしたがって電子番組ガイドまたは他の適切なガイドシステムの表示を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2001−509327号公報
例えば動画などとしてのコンテンツを視聴するスタイルは、以前ではテレビジョン受像機などによりテレビジョン放送やメディアから再生したものを視聴するようなものに限られていた。しかし、最近では、テレビジョン放送だけではなく、例えばインターネット上で提供されるコンテンツなども多数存在し、かつ、コンテンツを視聴可能なコンテンツ再生装置の種別も、テレビジョン受像機にとどまらず、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末などのように多様化してきている。
これらのコンテンツ再生装置は、画面の分解能などの表示性能が異なっており、さらに、ユーザが使用する環境も異なる。このために、同じユーザであっても、コンテンツ再生装置ごとに視聴するコンテンツの傾向が異なってくる。
一例として、テレビジョン受像機であれば、家屋内で高精細な映像のコンテンツをじっくりと楽しむことができるので、例えば映画などのコンテンツが視聴される傾向となる。
一方、スマートフォンなどは、ユーザが通勤などの移動中にコンテンツを視聴することが多いとともに、例えばテレビジョン受像機などと比較して表示性能は高くはない。このために、スマートフォンなどは、ユーザが気楽に鑑賞することのできるバラエティや、ニュースダイジェストなどのコンテンツが視聴されやすいといったものである。
このように、最近では、提供されるコンテンツが多様になってきているうえに、コンテンツ再生装置も多様化してきているために、同じユーザであっても、コンテンツの傾向、嗜好などがコンテンツ再生装置ごとに異なってきているという状況にある。このようなことを背景とすれば、例えば一人のユーザに対して、そのユーザが使用するコンテンツ再生装置の種別ごとに対応して適切にコンテンツを推薦できるようにすることが求められているといえる。
しかし、例えば特許文献1の構成は、テレビジョン受像機のみを前提として、視聴者の好みのチャンネルや番組のカテゴリを判定するのにとどまっている。
そこで、本発明は、多様なコンテンツと多様なコンテンツ再生装置の種別とに対応して適切なコンテンツをユーザに推薦できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様としてのコンテンツ再生装置とコンテンツ推薦サーバを備え、前記コンテンツ再生装置は、コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、コンテンツの内容に関連するコンテンツ内容関連情報と、コンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置の種別を示す再生可能装置の情報を含んだコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、コンテンツが再生されたときの前記コンテンツ再生装置の使用に関連する装置情報を取得する装置情報取得部と、再生されたコンテンツに対応して前記コンテンツ情報から抽出した個別コンテンツ情報と、前記コンテンツが再生されたときの前記装置情報とを含むコンテンツ視聴情報を生成し、生成したコンテンツ視聴情報を前記コンテンツ推薦サーバに送信するコンテンツ視聴情報生成部と、コンテンツ再生装置の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す推薦条件情報であって、条件要素として少なくともコンテンツ内容関連情報と再生装置種別を含む推薦条件情報を前記コンテンツ推薦サーバから受信し、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツ内容関連情報が受信した前記推薦条件情報に含まれるコンテンツ内容関連情報に該当し、かつ、前記コンテンツ情報における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置の種別が含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして前記コンテンツ情報におけるコンテンツのうちから決定し、決定された推薦コンテンツをユーザに通知する推薦コンテンツ決定部とを備え、前記コンテンツ推薦サーバは、前記コンテンツ再生装置から受信した前記コンテンツ視聴情報をユーザ特性情報として記憶するユーザ特性情報管理部と、前記ユーザ特性情報に基づいて前記推薦条件情報を生成し、生成した前記推薦条件情報を前記コンテンツ再生装置に送信する推薦条件情報生成部とを備える。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記推薦条件情報生成部は、推薦コンテンツを通知すべき通知時刻の情報をさらに含む前記推薦条件情報を生成し、前記推薦コンテンツ決定部は、前記通知時刻により前記推薦コンテンツの通知を行う。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記コンテンツ情報は、コンテンツを視聴することが推奨される期間を示す推奨視聴期間の情報を含み、前記推薦コンテンツ決定部は、前記コンテンツ情報において前記推薦コンテンツに対応する推奨視聴期間の指定がある場合には、前記推薦条件情報に含まれる通知時刻に代えて、この推奨視聴期間に基づく通知時刻により前記推薦コンテンツの通知を行う。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記コンテンツ情報はコンテンツの再生が推奨されるコンテンツ再生装置の種別を示す推奨再生装置の情報を含み、前記推薦コンテンツ決定部は、前記推薦コンテンツに対応する前記推奨再生装置の情報が示すコンテンツ再生装置の種別が、本コンテンツ再生装置の種別と異なる場合には、前記推薦コンテンツの通知とともに、前記推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置による前記推薦コンテンツの視聴を案内する。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記推薦コンテンツ決定部は、前記推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置による前記推薦コンテンツの視聴を案内するとともに、前記推薦コンテンツの情報を、前記推薦条件情報において示される前記推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置に送信する。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記コンテンツ情報は、コンテンツの再生が推奨されるコンテンツ再生装置の種別を示す推奨再生装置の情報を含み、前記推薦コンテンツ決定部は、前記推薦コンテンツに対応する前記推奨再生装置の情報が示すコンテンツ再生装置の種別が本コンテンツ再生装置の種別と同じで、かつ、前記コンテンツ再生装置が前記推薦コンテンツを再生可能な条件を満たす場合には、前記推薦コンテンツを通知する前のタイミングで前記推薦コンテンツを取得するための制御を行う。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記推薦コンテンツ決定部は、前記推薦コンテンツを再生可能な条件として、ネットワーク上で提供される前記推薦コンテンツをダウンロード可能であるべきことを満たしている場合には、前記推薦コンテンツを取得するための処理として、前記推薦コンテンツをダウンロードするための制御を行う。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記推薦コンテンツ決定部は、前記推薦コンテンツを再生可能な条件として、放送により提供される前記推薦コンテンツを受信可能であるべきことを満たしている場合には、前記推薦コンテンツを取得するための処理として、前記推薦コンテンツの予約記録を設定するための制御を行う。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記コンテンツ情報は、コンテンツを再生するにあたっての制限内容を示す視聴制限の情報を含み、前記推薦コンテンツ決定部は、前記推薦コンテンツに対応する前記視聴制限の情報が示す制限内容により推薦コンテンツの再生が制限される場合、前記推薦コンテンツの通知とともに、推薦コンテンツの再生の制限の解除をユーザに促すための所定の処理を実行する。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記推薦コンテンツ決定部は、前記推薦コンテンツの再生の制限の解除をユーザに促すための所定の処理として、前記推薦コンテンツを提供するコンテンツ視聴サービスへの加入を案内する表示を行う。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、推薦コンテンツ決定部は、前記推薦コンテンツの再生の制限の解除をユーザに促すための所定の処理として、有料の前記推薦コンテンツの購入を案内する表示を行う。
また、本発明のコンテンツ推薦システムにおいて、前記推薦コンテンツ決定部は、前記推薦コンテンツの再生の制限の解除をユーザに促すための所定の処理として、制限が解除されるのに先立って前記推薦コンテンツを取得する。
本発明の一態様としてのコンテンツ再生装置は、コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、コンテンツに関連するコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、コンテンツが再生されたときの本コンテンツ再生装置の使用に関連する装置情報を取得する装置情報取得部と、再生されたコンテンツに対応して前記コンテンツ情報から抽出した個別コンテンツ情報と、前記コンテンツが再生されたときの前記装置情報とを含むコンテンツ視聴情報を生成し、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバに送信するコンテンツ視聴情報生成部と、コンテンツ再生装置の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す推薦条件情報であって、条件要素として少なくともコンテンツ内容関連情報と再生装置種別を含む推薦条件情報を前記コンテンツ推薦サーバから受信し、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツ内容関連情報が受信した前記推薦条件情報に含まれるコンテンツ内容関連情報に該当し、かつ、前記コンテンツ情報における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置の種別が含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして前記コンテンツ情報におけるコンテンツのうちから決定し、決定された推薦コンテンツをユーザに通知する推薦コンテンツ決定部と、を備える。
本発明の一態様としての情報処理方法は、コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、コンテンツに関連するコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得ステップと、コンテンツが再生されたときの本コンテンツ再生装置の使用に関連する装置情報を取得する装置情報取得ステップと、再生されたコンテンツに対応して前記コンテンツ情報から抽出した個別コンテンツ情報と、前記コンテンツが再生されたときの前記装置情報とを含むコンテンツ視聴情報を生成し、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバに送信するコンテンツ視聴情報生成ステップと、コンテンツ再生装置の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す推薦条件情報であって、条件要素として少なくともコンテンツ内容関連情報と再生装置種別を含む推薦条件情報を前記コンテンツ推薦サーバから受信し、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツ内容関連情報が受信した前記推薦条件情報に含まれるコンテンツ内容関連情報に該当し、かつ、前記コンテンツ情報における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置の種別が含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして前記コンテンツ情報におけるコンテンツのうちから決定し、決定された推薦コンテンツをユーザに通知する推薦コンテンツ決定ステップと、を備える。
本発明の一態様としてのプログラムは、コンピュータに、コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、コンテンツに関連するコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得ステップと、コンテンツが再生されたときの本コンテンツ再生装置の使用に関連する装置情報を取得する装置情報取得ステップと、再生されたコンテンツに対応して前記コンテンツ情報から抽出した個別コンテンツ情報と、前記コンテンツが再生されたときの前記装置情報とを含むコンテンツ視聴情報を生成し、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバに送信するコンテンツ視聴情報生成ステップと、コンテンツ再生装置の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す推薦条件情報であって、条件要素として少なくともコンテンツ内容関連情報と再生装置種別を含む推薦条件情報を前記コンテンツ推薦サーバから受信し、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツ内容関連情報が受信した前記推薦条件情報に含まれるコンテンツ内容関連情報に該当し、かつ、前記コンテンツ情報における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置の種別が含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして前記コンテンツ情報におけるコンテンツのうちから決定し、決定された推薦コンテンツをユーザに通知する推薦コンテンツ決定ステップと、を実行させるためのものである。
以上説明したように、本発明によれば、多様なコンテンツと多様なコンテンツ再生装置の種別とに対応して適切なコンテンツをユーザに推薦することが可能になる。
本発明の第1の実施形態におけるコンテンツ推薦システムの構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるコンテンツ再生装置とコンテンツ推薦サーバの構成例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ情報の一例を示す図である。 本実施形態における装置情報の一例を示す図である。 本実施形態におけるユーザ特性情報の一例を示す図である。 本実施形態における推薦条件情報の一例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ再生装置とコンテンツ推薦サーバが実行する処理手順例を示す図である。 本実施形態におけるコンテンツ再生装置が推薦コンテンツの決定と推薦コンテンツの通知のために実行する処理手順例を示す図である。 本実施形態における推薦コンテンツ通知態様例ごとに対応する提供経路、推奨再生装置、再生装置種別、視聴制限および契約内容の例を示す図である。 本実施形態における推薦コンテンツ通知における表示態様例を示す図である。 本実施形態における推薦コンテンツ通知における表示態様例を示す図である。 本実施形態における推薦コンテンツの決定と通知に関する設定画面の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるコンテンツ推薦システムの構成例を示す図である。 第2の実施形態におけるコンテンツ再生装置とコンテンツ推薦サーバの構成例を示す図である。
<第1の実施形態>
[コンテンツ推薦システムの構成例]
図1は、本発明の第1の実施形態におけるコンテンツ推薦システムの構成例を示している。この図に示すコンテンツ推薦システムは、複数のコンテンツ再生装置100とコンテンツ推薦サーバ200とをネットワーク300により接続して構成される。なお、第1の実施形態においてネットワーク300は、例えばインターネットである。
この図においては、4つのコンテンツ再生装置100が示されている。これら4つのコンテンツ再生装置100は、例えば一人のユーザが所有するものであり、それぞれが異なる種別のものである。一例として、これら4つのコンテンツ再生装置100の種別は、それぞれ、テレビジョン受像機、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末である。
コンテンツ再生装置100は、それぞれ、テレビジョン放送により提供されるコンテンツや、インターネット上で提供されるコンテンツなどを受信、ダウンロードなどして再生する。つまり、ユーザは、これらのコンテンツ再生装置100のいずれによっても、何らかの提供元から提供されるコンテンツを再生して視聴することができる。
そのうえで、コンテンツ再生装置100は、ユーザが視聴のためにコンテンツを再生するのに応じてコンテンツ視聴情報を生成し、コンテンツ推薦サーバ200に対して送信する。なお、コンテンツ視聴情報は、再生されたコンテンツに関連する情報(個別コンテンツ情報)と、このコンテンツを再生していたときのコンテンツ再生装置100についての使用に関連する情報(装置情報)とを含むように生成される。
また、コンテンツ再生装置100は、前述のようにコンテンツ推薦サーバ200が送信する推薦条件情報を受信し、この受信した推薦条件情報に適合する推薦コンテンツを決定する。そして、コンテンツ再生装置100は、決定した推薦コンテンツを通知するための画像を所定の態様により表示部に表示させる。
コンテンツ推薦サーバ200は、コンテンツ再生装置100から送信されるコンテンツ視聴情報を受信し、このコンテンツ視聴情報を蓄積して形成されるユーザ特性情報を記憶する。そして、コンテンツ推薦サーバ200は、ユーザ特性情報に基づいて推薦条件情報を生成する。この推薦条件情報は、コンテンツ再生装置の種別ごとのユーザの使用傾向に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す情報である。そして、コンテンツ推薦サーバ200は、生成した推薦条件情報をコンテンツ再生装置100に送信する。
上記のコンテンツ推薦システムによりユーザに通知される推薦コンテンツは、ユーザの嗜好などが反映されているとともに、コンテンツ再生装置100ごとの種別に応じたユーザの使用傾向に適合したものとなっている。つまり、本実施形態においては、テレビジョン放送やインターネット上で提供される多様なコンテンツをユーザに推薦するにあたり、単にユーザの嗜好を反映するだけではなく、ユーザごとのコンテンツ再生装置100の種別ごとの使用傾向に適合したコンテンツが推薦される。
[コンテンツ再生装置の構成]
図2は、第1の実施形態におけるコンテンツ再生装置100とコンテンツ推薦サーバ200との構成例を示している。なお、この図においては、ネットワーク300の図示を省略している。
図2を参照して、まず、コンテンツ再生装置100の構成から説明する。
コンテンツ再生装置100は、コンテンツ情報取得部110、装置情報取得部120、コンテンツ視聴情報生成部130、推薦コンテンツ決定部140、表示部150、コンテンツ再生部160およびコンテンツ記憶部170を備える。
コンテンツ情報取得部110は、コンテンツ情報を取得する。コンテンツ情報は、テレビジョン放送やネットワーク300(インターネット)上のコンテンツサーバなど(図示せず)の各種提供元により提供されるコンテンツに関連する情報である。コンテンツ情報取得部110は、このコンテンツ情報を、例えばインターネットと接続した通信部180を経由してコンテンツ情報を提供する各種のサーバ(図示せず)にアクセスし、このサーバからダウンロードするなどして取得する。
図3は、コンテンツ情報取得部110が取得したコンテンツ情報の一例を示している。
この図に示すコンテンツ情報111は、コンテンツ再生装置100の所有者であるユーザを一意に識別するユーザIDが対応付けられている。
そのうえで、コンテンツ情報111は、1つのコンテンツに対応する個別コンテンツ情報を含む。そして、1つの個別コンテンツ情報は、コンテンツID、メタ情報、提供経路、再生可能装置、推奨再生装置、提供期限、推奨視聴期間、視聴制限およびコンテンツ参照先の情報を含む。
コンテンツIDは、対応のコンテンツを一意に識別する識別子である。
メタ情報(コンテンツ内容関連情報)は、対応のコンテンツについての各種付加情報である。この図において、メタ情報には、例えば海外ドラマ、バラエティ、スポーツ、洋画・・・などをはじめとして、対応のコンテンツのジャンルが示されているが、メタ情報は、例えば他にも、番組の概要やあらすじを示す情報、出演者、制作者などを示す情報が含まれてよい。
提供経路は、対応のコンテンツが提供される経路を示す情報である。
例えば、提供経路に「放送(地D:地上波デジタル放送)」と記述されていれば、そのコンテンツは、地上波デジタル放送を提供経路として提供されるものであることを示す。
また、提供経路に「ストリーミング」と記述されていれば、そのコンテンツは、インターネット上でストリーミング方式により提供されるものであることを示す。
また、提供経路に「ダウンロード」と記述されていれば、そのコンテンツは、インターネット上でダウンロード方式により提供されるものであることを示す。
また、提供経路に「BD−ROM」と記述されているコンテンツは、ROM形式のブルーレイディスク(登録商標)により提供されるものであることを示す。
再生可能装置は、対応のコンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置100の種別を示す。
推奨再生装置は、対応のコンテンツの再生が適しているものとして推奨されるコンテンツ再生装置100の種別を示す。
一例として、図における1行目のコンテンツは、推奨再生装置が「4K2K TV」であると記述されている。これは、このコンテンツが、例えば4K解像度などといわれる水平画像数4000×垂直画素数2000程度の高解像度の形式であることから、その高画質が発揮されるコンテンツ再生装置として、4K2Kといわれるテレビジョン受像機を推奨しているものである。この推奨再生装置の情報は、例えばコンテンツの提供者側が設定する。
提供期限は、対応のコンテンツが提供される期間や放送時間などを示す。
推奨視聴期間は、対応のコンテンツの視聴が推奨される期間(日にちや時間帯)を示す。この推奨視聴期間は、例えばコンテンツの提供者側が設定する。
視聴制限は、対応のコンテンツを視聴するにあたっての制限内容を示す。例えば、図の1行目におけるコンテンツの視聴制限には「なし」と記述されているが、これは、対応のコンテンツを視聴するにあたっての制限が特に無いことを示している。
また、1行目におけるコンテンツの視聴制限には「ABTVベーシックプラン加入:無料」と記述されているが、これは、対応のコンテンツを視聴するには、ABTVベーシックプランに加入していなければならないが、加入していれば無料で視聴できるということを示している。
また、例えば3行目におけるコンテンツの視聴制限には「XYTVベーシックプラン加入:300円」と記述されているが、これは、対応のコンテンツを視聴するには、XYTVベーシックプランに加入しているうえで、かつ、300円で購入しなければ視聴できないという制限があることを示している。
コンテンツ参照先は、対応のコンテンツの参照先を示す。この図では、例えばインターネット上で提供されるコンテンツについて、そのURL(Uniform Resource Locator)が示されている。
説明を図2に戻す。
装置情報取得部120は、装置情報を取得する。装置情報は、コンテンツ再生部160によりコンテンツが再生されたときの自装置の使用に関連する情報である。
図4(a)〜(d)は、それぞれ、1つのコンテンツの再生に応じて装置情報取得部120が取得した装置情報121の例を示している。
図4(a)〜(d)の各例に示すように、装置情報121は、再生装置種別、装置ID、アドレス、装置位置および契約内容の各情報を含む。
再生装置種別は、対応のコンテンツを再生したコンテンツ再生装置100の種別を示す情報である。この再生装置種別を示す情報は、コンテンツ再生装置100自体が記憶している。コンテンツ再生装置100は、このように自己が記憶している再生装置種別を示す情報を装置情報121の再生装置種別として取得する。
装置IDは、対応のコンテンツを再生したコンテンツ再生装置100を一意に識別する識別子である。装置IDもコンテンツ再生装置100が記憶している。コンテンツ再生装置100は、自己が記憶している装置IDを装置情報121の再生装置種別として取得する。
アドレスは、対応のコンテンツを再生したコンテンツ再生装置100に与えられているネットワークアドレス(IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access control)アドレスなど)を示す情報である。このアドレスの情報は、例えば通信部180から取得することができる。
装置位置は、対応のコンテンツを再生していたときのコンテンツ再生装置100の位置を示す情報である。このために、装置情報取得部120は、例えばGPS(Global Positioning System)などの測位システムに対応した測位機能を備えている。装置情報取得部120は、この測位機能により測位したコンテンツ再生時の位置情報を装置位置として取得する。なお、図の例のように住所により装置位置を示すには、測位により得た位置情報を地図情報と照合すればよい。
また、装置位置は、GPSなど測位機能を備えていない場合でも、テレビジョン放送の受信に対応する地域設定や郵便番号設定などのように、ユーザが自ら行った設定に基づく値からも取得できる。また、IPアドレスなどにより装置位置を近似的に取得できる場合もある。
再生時間は、対応のコンテンツをコンテンツ再生装置100により再生していた時間を示す。この図の例の再生時間は、再生の開始日時と終了日時とを示している。装置情報取得部120は、例えばコンテンツ再生部160からコンテンツ再生の開始日時と終了日時の情報を取得する。
契約内容は、対応のコンテンツを再生したコンテンツ再生装置100についてのコンテンツ視聴サービスの契約内容を示す。本実施形態における契約内容の情報は、便宜上、コンテンツ再生装置100が記憶しているものとする。コンテンツをダウンロードしたりストリーミングで視聴したりするサービスの場合、コンテンツ再生装置100ではなくサービス会社のサーバにコンテンツ再生装置100の契約内容を記憶している場合もある。この場合、コンテンツ再生装置100は、サービス会社に契約内容を問い合わせることにより、その情報を取得することができる。また、複数の契約内容が1つのコンテンツ再生装置100に記憶されていてもよい。
図4(a)は、コンテンツ再生装置100の種別が4K2K対応のテレビジョン受像機である場合の装置情報121の例である。これに応じて、装置情報121における再生装置種別には、4K2K対応のテレビジョン受像機であることを示す「4K2K TV」が記述されている。また、この図の装置情報121の契約内容については「なし」とされており、このコンテンツ再生装置100は、特にコンテンツ視聴サービスと契約していないことが示される。
また、図4(b)は、コンテンツ再生装置100の種別がスマートフォンであり、そのコンテンツ再生装置100について、「ABTVベーシックプラン」というコンテンツ視聴サービスに加入している場合の例である。
図4(c)は、コンテンツ再生装置100の種別がスマートフォンであり、そのコンテンツ再生装置100について、特にコンテンツ視聴サービスには加入していない場合の例である。
図4(d)は、コンテンツ再生装置100の種別がフルハイビジョン対応のテレビジョン受像機であり、特にコンテンツ視聴サービスには加入していない場合の例である。これに対応して、装置情報121における再生装置種別には、フルハイビジョン対応のテレビジョン受像機であることを示す「Full HD TV」が記述されている。
図2のコンテンツ再生装置100において、コンテンツ視聴情報生成部130は、再生されたコンテンツに対応してコンテンツ情報111から抽出した個別コンテンツ情報と、このコンテンツが再生されたときの装置情報121とを含むコンテンツ視聴情報を生成する。そして、コンテンツ視聴情報生成部130は、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバ200に送信する。
つまり、コンテンツ視聴情報生成部130は、コンテンツ再生部160によりコンテンツが再生されたことに応じて、この再生されたコンテンツについての個別コンテンツ情報を、コンテンツ情報取得部110が取得したコンテンツ情報111から抽出する。また、コンテンツ視聴情報生成部130は、このコンテンツの再生に応じて装置情報取得部120が取得した装置情報121を入力する。
そして、コンテンツ視聴情報生成部130は、上記のように抽出したコンテンツ情報111の内容と、入力した装置情報121の内容とを含むコンテンツ情報111を生成する。
一例として、図4(a)に示した装置情報121が取得された際に、そのコンテンツ再生装置100により再生したコンテンツは、図3のコンテンツ情報111における1行目のコンテンツIDが「0x125F4」のものであったとする。
この場合、コンテンツ視聴情報生成部130は、図3のコンテンツ情報111から「0x125F4」のコンテンツIDを含む個別コンテンツ情報を抽出する。また、このコンテンツの再生に応じて取得された図4(a)の装置情報121を入力する。そして、この抽出した個別コンテンツ情報と図4(a)の装置情報121の内容を有するコンテンツ視聴情報を生成する。
なお、コンテンツ情報111における推奨再生装置と推奨視聴期間については、コンテンツ推薦サーバ200側での推薦条件情報の生成には利用しないことから、コンテンツ視聴情報に含めなくともよい。
また、コンテンツ視聴情報生成部130は、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバに送信するまでの間は記憶しておくことができる。
そして、例えば通信部180のアクセスによりコンテンツ推薦サーバ200との通信が可能となるのに応じて、コンテンツ視聴情報生成部130は、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバ200に送信する。
コンテンツ推薦サーバ200は、蓄積されたコンテンツ視聴情報(ユーザ特性情報)に基づいて生成した推薦条件情報を送信する。推薦条件情報は、コンテンツ再生装置100の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す情報である。この推薦条件情報は、コンテンツ再生装置100における通信部180にて受信される。
推薦コンテンツ決定部140は、受信された推薦条件情報が示す条件に適合する推薦コンテンツをコンテンツ情報111におけるコンテンツのうちから決定する。また、推薦コンテンツ決定部140は、決定した推薦コンテンツをユーザに通知する。なお、推薦コンテンツ決定部140による推薦コンテンツの決定例については後述する。また、本実施形態において、推薦コンテンツ決定部140は、決定した推薦コンテンツを、表示部150に対する表示により通知する。
表示部150は、コンテンツ再生部160の制御に応じて、コンテンツ再生部160が再生するコンテンツの画像を表示する。また、表示部150は、推薦コンテンツ決定部140の制御に応じて、推薦コンテンツを通知するためのコンテンツ推薦画像を表示する。
コンテンツ再生部160は、コンテンツを再生する。コンテンツ再生部160は、再生したコンテンツの画像を表示部150に表示させる。
なお、コンテンツ再生部160としてのコンテンツを再生するための構成は、コンテンツ再生装置100の種別に応じて異なる。例えば、コンテンツ再生装置100の種別がテレビジョン受像機である場合、コンテンツ再生部160は、テレビジョン放送を受信復調するチューナなどを備えて構成される。また、コンテンツ再生装置100の種別がパーソナルコンピュータ、スマートフォンやタブレット端末などである場合には、インターネット経由でダウンロードもしくはストリーミング形式で転送される所定形式の画像データとしてのコンテンツを再生可能なように構成される。
コンテンツ記憶部170は、コンテンツのデータを記憶する。コンテンツ再生部160は、例えばダウンロード機能を有している場合には、インターネットからダウンロードしたコンテンツのデータをコンテンツ記憶部170に記憶させることができる。また、コンテンツ記憶部170には、例えばデータインターフェース(図示せず)を経由して外部から転送されたコンテンツを記憶することもできる。
そして、コンテンツ再生部160は、コンテンツ記憶部170に記憶されているコンテンツのデータを読み出して再生することができる。
通信部180は、ネットワーク300経由で通信を行う部位である。
[コンテンツ推薦サーバの構成]
次に、同じ図2を参照してコンテンツ推薦サーバ200の構成について説明する。
図2に示すコンテンツ推薦サーバ200は、ユーザ特性情報管理部210と推薦条件情報生成部220と、通信部230とを備える。
ユーザ特性情報管理部210は、コンテンツ再生装置100から受信したコンテンツ視聴情報を蓄積してユーザ特性情報として記憶する。ユーザ特性情報は、ユーザごとのコンテンツ視聴履歴とコンテンツ再生装置使用履歴とを示す情報である。
図5は、或る一人のユーザについてのユーザ特性情報211の例を示している。
この図に示すように、ユーザ特性情報211は、ユーザIDが対応付けられている。この図に示すユーザIDは、図3と同じく「UPT0001」である。つまり、図5に示すユーザ特性情報211は、この「UPT0001」のユーザIDのユーザについてのものである。ユーザ特性情報管理部210は、このようにユーザごとに対応してユーザ特性情報211を記憶する。
そのうえで、ユーザ特性情報211は、そのユーザが視聴したコンテンツのコンテンツIDごとに、メタ情報、提供経路、再生可能装置、推奨再生装置、提供期限、視聴制限、再生装置種別、装置ID、アドレス、装置位置、再生時間および契約内容の各情報を対応付けた構造を有する。
ユーザ特性情報211における各行は、「UPT0001」のユーザIDのユーザが所有する複数のコンテンツ再生装置100のいずれかから送信されたコンテンツ視聴情報である。
前述のように、コンテンツ視聴情報は、再生されたコンテンツについての個別コンテンツ情報と、そのコンテンツの再生に応じて取得された装置情報121の各内容を含む。これに応じて、図5において紙面の上側に示されるユーザ特性情報211は、コンテンツID、メタ情報、提供経路、再生可能装置、提供期限および視聴制限のように、個別コンテンツ情報に含まれる内容となっている。また、図5において紙面の下側に示されるユーザ特性情報211は、再生装置種別、装置ID、アドレス、装置位置、再生時間および契約内容となっており、図4の装置情報121と同じ情報を含んでいる。
したがって、ユーザ特性情報211によっては、ユーザが視聴したコンテンツについて、その内容(メタ情報)、提供経路、再生可能なコンテンツ再生装置100の種別、提供期限、視聴制限が示される。
これに加えて、ユーザ特性情報211によっては、ユーザがコンテンツを視聴した際にコンテンツ再生装置100をどのように使用したかが示される。つまり、コンテンツの視聴にあたりユーザがコンテンツ再生のために使用したコンテンツ再生装置100の種別とその装置IDとアドレスが示される。また、そのコンテンツを再生していたときのコンテンツ再生装置100の位置とその日時が示される。さらに、そのコンテンツを再生したコンテンツ再生装置100についてのコンテンツ視聴サービスとの契約内容が示される。
また、図2のコンテンツ推薦サーバ200において、推薦条件情報生成部220は、ユーザ特性情報211に基づいて推薦条件情報を生成し、生成した推薦条件情報をコンテンツ再生装置100に送信する。
通信部230は、ネットワーク300経由で通信を行う。
[推薦条件情報例]
図6は、推薦条件情報生成部220が、図5に示したユーザ特性情報211に基づいて生成した推薦条件情報221の一例を示している。
この図に示す推薦条件情報221は、図5のユーザ特性情報211と同様に、「UPT0001」のユーザIDに対応付けられている。そのうえで、この推薦条件情報221は、例えば1以上のジャンルごとに、再生装置種別、アドレス、通知時刻および付帯条件の各条件要素を対応付けた構造を有している。
ジャンルは、コンテンツ内容関連情報の1つであり、推薦すべきコンテンツのジャンルを示す。
再生装置種別は、対応つけられたジャンルのコンテンツを再生すべきコンテンツ再生装置100の種別を示す。
アドレスは、対応の再生装置種別において示されるコンテンツ再生装置100のアドレスを示す。
通知時刻は、対応のジャンルと再生装置種別に適合する推薦コンテンツをコンテンツ再生装置100により通知すべき時刻を示す。
付帯条件は、対応のジャンルと再生装置種別に適合する推薦コンテンツを視聴するのに必要な条件を示す。
推薦条件情報生成部220は、例えば、ユーザ特性情報211におけるメタ情報に示されるジャンルを利用して推薦条件情報221における各ジャンルを決定する。
例えば、図6においては、ニュースと海外ドラマと2つのバラエティがジャンルとして設定されている。これは、図5のユーザ特性情報211において示されるコンテンツ視聴情報ごとのメタ情報の内容を反映させたものである。
また、推薦条件情報生成部220は、各ジャンルに対応する再生装置種別を次のように決定する。
例えば1行目の「ニュース」のジャンルのコンテンツは、図5のユーザ特性情報211によると、フルハイビジョン対応のテレビジョン受像機(「Full HD TV」)により視聴されている。これにより、このユーザは、家庭のテレビジョン受像機により比較的高画質でニュースを視聴する傾向にあることが推定される。そこで、推薦条件情報221における1行目の「ニュース」のジャンルに対応する再生装置種別として、例えば「Full HD TV」を決定する。また、この再生装置種別に対応するアドレスには、このユーザが所有しているフルハイビジョン対応のテレビジョン受像機のアドレスをユーザ特性情報211から取得して格納する。
推薦条件情報生成部220は、残る「海外ドラマ」と2つの「バラエティ」のジャンルに対応する再生装置種別とアドレスについても、上記と同様にして決定する。
また、通知時刻については、推薦条件情報生成部220は次のように決定する。
まず、1行目の「ニュース」のジャンルに対応する通知時刻について、推薦条件情報生成部220は、図5のユーザ特性情報211におけるジャンルが「ニュース」のコンテンツに対応する再生時間の情報のうちの開始時刻を参照する。この場合の開始時刻は07:30である。これは、ユーザが「ニュース」のジャンルの番組を07:30くらいから視聴し始める傾向にあることを示している。そこで、推薦条件情報生成部220は、この開始時刻に対して一定時間前の時刻を通知時刻として決定する。具体例として、図6においては、07:30に対して30分前の07:00を通知時刻として決定している。
また、2行目の「海外ドラマ」のジャンルに対応する通知時刻についても、推薦条件情報生成部220は、上記と同様に、図5のユーザ特性情報211におけるジャンルが「海外ドラマ」のコンテンツに対応する再生時間の情報のうちの開始時刻を参照する。ここで参照した開始時刻は21:01である。このように、開始時刻が或る分から始まっているような場合には、例えば、15分、30分、45分、60分のなかで最も近い時刻に開始時刻を正規化したうえで、この正規化した番組の開始時刻に対して一定時間前の時刻を通知時刻として決定する。具体例として、図6においては、20:30を通知時刻として決定している。
なお、推薦条件情報生成部220は、残る2つの「バラエティ」のジャンルに対応する通知時刻についても同様に決定する。
また、推薦条件情報生成部220は、付帯条件については次のように決定する。
推薦条件情報生成部220は、図5のユーザ特性情報211における視聴制限の情報を参照する。これによると、1行目の「海外ドラマ」と、3行目のバラエティと、4行目の「ニュース」の各ジャンルに対応する視聴制限はいずれも「なし」となっている。そこで、推薦条件情報生成部220は、推薦条件情報221における1行目の「ニュース」と2行目の「海外ドラマ」と4行目の「バラエティ」の各ジャンルに対応する付帯条件については、いずれも「なし」と決定する。
また、図5のユーザ特性情報211における視聴制限の情報は、2行目の「バラエティ」については「ABTVベーシックプラン加入:無料」となっている。つまり、2行目の「バラエティ」のコンテンツの視聴には、ABTVベーシックプランに加入することが条件となる。そこで、推薦条件情報生成部220は、推薦条件情報221における3行目の「バラエティ」の各ジャンルに対応する付帯条件については、いずれも「ABTVベーシックコンテンツ加入」と決定する。
なお、推薦条件情報生成部220は、ユーザ特性情報211における装置位置の情報を推薦条件情報221における条件要素に反映させてよい。一例として、装置位置の情報と再生装置種別とによっては、例えば、自宅での視聴であるのか、あるいは外出中における視聴であるのかなど視聴環境を判定できる。そこで、例えば自宅での視聴には、じっくり鑑賞するのに適合するジャンルのものが推薦されるような条件要素を決定し、は外出中における視聴には、気軽に視聴できるような内容のジャンルのものが推薦されるような条件要素を決定するというものである。
また、図5に示したユーザ特性情報211は、最も簡単な例の1つを示している。ユーザ特性情報211は、例えば種別の異なるコンテンツ再生装置100ごとに、より多くのコンテンツ視聴情報を有する場合がある。このような場合において、例えば推薦条件情報221におけるジャンルは、種別の異なるコンテンツ再生装置100ごとに複数が決定されてよい。また、通知時刻については、例えば近似した時間帯の再生時間がユーザ特性情報211において複数存在するような場合、これらの再生時間における開始時刻の平均などにより代表値を求め、この代表値の一定時間前を通知時刻として決定するようにしてもよい。
[処理手順例]
図7のフローチャートは、コンテンツ再生装置100とコンテンツ推薦サーバ200が実行する処理手順例を示している。
コンテンツ再生装置100において、通信部180は、所定のトリガに応じて、コンテンツ推薦サーバ200に対してアクセスする。なお、通信部180は、一定時間が経過したことをトリガとして、一定時間ごとにコンテンツ推薦サーバ200にアクセスすればよい。または、ユーザ操作をトリガとしてもよい。また、例えばコンテンツ推薦サーバ200からコンテンツ再生装置に対して、所定の時刻によりアクセスするようにしてもよい。
そして、通信部180は、コンテンツ推薦サーバ200へのアクセスによりコンテンツ推薦サーバ200との通信が確立されるのを待機する(ステップS101−NO)。
コンテンツ推薦サーバ200との通信が確立するのに応じて(ステップS101−YES)、コンテンツ視聴情報生成部130は、未送信のまま記憶しているコンテンツ視聴情報を通信部180経由でコンテンツ推薦サーバ200に対して送信する(ステップS102)。
次に、推薦コンテンツ決定部140は、コンテンツ推薦サーバ200が自己宛に送信してくる推薦条件情報221が通信部180にて受信されるのを待機する(ステップS103−NO)。そして、推薦条件情報221が受信されるのに応じて(ステップS103−YES)、推薦コンテンツ決定部140は、受信した推薦条件情報221を記憶する(ステップS104)。なお、このように推薦条件情報の受信と記憶が行われるのに応じて、通信部180は、例えばステップS101に応じて確立したコンテンツ推薦サーバ200との通信を切断してよい。
推薦コンテンツ決定部140は、この図に示す処理とは別に、推薦条件情報221が示す通知時刻に至ると推薦コンテンツを決定し、決定した推薦コンテンツを通知するための処理を実行する。なお、この推薦コンテンツの決定と、推薦コンテンツ通知のための処理については図8により後述する。
また、コンテンツ再生部160は、コンテンツが再生されるのを待機する。(ステップS105−NO)そして、コンテンツが再生されたことに応じて(ステップS105−YES)、コンテンツ情報取得部110は、今回再生されたコンテンツについての個別コンテンツ情報をコンテンツ情報111から取得する(ステップS106)。
また、装置情報取得部120は、今回のコンテンツの再生に関連する装置情報121を取得する(ステップS107)。
コンテンツ視聴情報生成部130は、ステップS106により取得した個別コンテンツ情報と、ステップS107により取得した装置情報121の内容を含むコンテンツ視聴情報を生成し、送信準備のために記憶する(ステップS108)。
次に、コンテンツ推薦サーバ200が実行する処理について説明する。
コンテンツ推薦サーバ200の通信部230は、例えばコンテンツ再生装置100からのアクセスによりコンテンツ再生装置100との通信が確立するのを待機している(ステップS201−NO)。そして、コンテンツ再生装置100との通信が確立されるのに応じて(ステップS201−YES)、通信部230は、コンテンツ再生装置100から送信されるコンテンツ視聴情報を受信する(ステップS202)。
ユーザ特性情報管理部210は、受信したコンテンツ視聴情報がユーザのユーザ特性情報211として管理されるように蓄積する(ステップS203)。
次に、推薦条件情報生成部220は、次のように推薦条件情報221を生成するための処理を実行する。推薦条件情報生成部220は、前述のように例えばユーザ特性情報211を参照することで、推薦すべきジャンルを決定し(ステップS204)、また、決定したジャンルごとに対応するコンテンツ再生装置100の種別を決定する(ステップS205)。
このステップS204とS205による処理は、
また、推薦条件情報生成部220は、前述のように、ユーザ特性情報211を参照することで、決定したジャンルとコンテンツ再生装置100の種別の組み合わせごとに対応する通知時刻を決定し(ステップS206)、また、付帯条件情報を決定する(ステップS207)。
そして、推薦条件情報生成部220は、ステップS204〜S207により決定した内容を含む推薦条件情報221を生成し、通信部180経由でコンテンツ推薦サーバ200に対して送信する(ステップS208)。
次に、図8のフローチャートを参照して、推薦コンテンツの決定と、決定した推薦コンテンツの通知のためにコンテンツ再生装置100が実行する処理手順例について説明する。
推薦コンテンツ決定部140は、自己が記憶している推薦条件情報221における通知時刻の情報のうちのいずれかが示す時刻に至るのを待機している(ステップS301−NO)。
ここで、推薦条件情報221におけるいずれかの通知時刻が示す時刻に至った場合(ステップS301−YES)、推薦コンテンツ決定部140は、この通知時刻の情報に対応付けられた条件要素を、自己が記憶する推薦条件情報221から抽出する(ステップS302)。ここでの条件要素は、ジャンルと、再生装置種別と付帯条件の各情報である。
そして、推薦コンテンツ決定部140は、ステップS302により抽出した条件要素の組み合わせに適合するコンテンツをコンテンツ情報111から検索する(ステップS303)。なお、このコンテンツの検索が推薦コンテンツの決定に相当する。この場合において、推薦コンテンツ決定部140は、例えば、コンテンツ情報111に含まれるメタ情報(コンテンツ内容関連情報)が推薦条件情報221に含まれるジャンル(コンテンツ内容関連情報)に該当し、かつ、コンテンツ情報111における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置100の種別が含まれているコンテンツを推薦コンテンツとして検索(決定)する。
次に、推薦コンテンツ決定部140は、条件要素に適合した推薦コンテンツ情報が検索されたか否かについて判定する(ステップS304)。推薦コンテンツが検索されなかった場合(ステップS304−NO)、推薦コンテンツ決定部140はステップS301に戻る。
一方、推薦コンテンツが検索された場合(ステップS304−YES)、推薦コンテンツ決定部140は、コンテンツ情報111において、検索した推薦コンテンツに対応付けられている推奨再生装置の情報が記述されているか否かについて判定する(ステップS305)。
推奨再生装置の情報が記述されていない場合(ステップS305−NO)、推薦コンテンツ決定部140は、ステップS306〜S308をスキップしてステップS309に移行する。
一方、推奨再生装置の情報が記述されている場合(ステップS305−YES)、推薦コンテンツ決定部140は、さらに、記述されている推奨再生装置の種別が本コンテンツ再生装置100と同じであるか否かについて判定する(ステップS306)。
ここで、推奨再生装置の種別が本コンテンツ再生装置100と同じである場合(ステップS306−YES)、推薦コンテンツ決定部140は、さらに、推薦コンテンツを再生可能な条件を満たしているか否かの判定として、推薦コンテンツのダウンロードが可能であるか否かについて判定する(ステップS307)。
例えば、推薦コンテンツがテレビジョン放送により提供されるものである場合、そのコンテンツはダウンロード形式ではないのでダウンロードできない。また、インターネット上で提供されるコンテンツであっても、ストリーミング形式の場合にはダウンロードできない。また、ダウンロード形式であっても、例えばコンテンツ購入手続きや有料のコンテンツ視聴サービスへの加入などが条件のものの場合には、これらの条件を満たしていないとダウンロードできない。そこで、推薦コンテンツ決定部140は、例えば推薦コンテンツの提供経路や、契約内容などに基づいて、推薦コンテンツのダウンロードが可能であるか否かについて判定する。
コンテンツのダウンロードが可能ではない場合(ステップS307−NO)、推薦コンテンツ決定部140は、ステップS308をスキップしてステップS309に移行する。
一方、コンテンツのダウンロードが可能である場合(ステップS307−YES)、推薦コンテンツ決定部140は、コンテンツ再生部160に推薦コンテンツをダウンロードさせる(ステップS308)。この際、コンテンツ再生部160は、例えば、コンテンツ情報111における推薦コンテンツに対応付けられたコンテンツ参照先を取得し、このコンテンツ参照先にアクセスしてコンテンツのデータをダウンロードする。コンテンツ再生部160は、ダウンロードしたコンテンツのデータをコンテンツ記憶部170に記憶させる。
このように、推薦コンテンツ決定部140は、推薦コンテンツに対応する推奨再生装置の情報が示すコンテンツ再生装置の種別が本コンテンツ再生装置の種別と同じで(ステップS306−YES)、かつ、推薦コンテンツがダウンロード可能である場合には(ステップS307−YES)、推薦コンテンツを通知する前のタイミングで推薦コンテンツがダウンロードされるように制御する(ステップS308)。
推奨再生装置の記述が無かった場合(ステップS305−NO)、またはコンテンツのダウンロードを完了した後(ステップS308)、推薦コンテンツ決定部140は、コンテンツ情報111から検索した推薦コンテンツに対応付けられている推奨視聴期間の情報が記述されているか否かについて判定する(ステップS309)。
推奨視聴期間の情報が記述されている場合(ステップS309−YES)、推薦コンテンツ決定部140は、推奨視聴期間に基づいて通知時刻を算出する(ステップS310)。
なお、推薦コンテンツ決定部140は、推奨視聴期間が示す開始時刻から一定時間前の時刻を通知時刻として求めることができる。
次に、推薦コンテンツ決定部140は、推薦コンテンツについての通知の態様を決定する (ステップS311)。このために、推薦コンテンツ決定部140は、例えば、推薦コンテンツに対応する提供経路と推奨再生装置と視聴制限の情報と、コンテンツ再生装置100の再生装置種別と契約内容の情報とを利用する。提供経路と推奨再生装置と視聴制限の情報は、推薦コンテンツに対応する個別コンテンツ情報から取得する。また、再生装置種別の情報は、すなわち、コンテンツ再生装置100自体の種別である。また、契約内容の情報は、コンテンツ再生装置100が記憶している。なお、この推薦コンテンツ通知態様の決定の具体例については後述する。
推薦コンテンツ決定部140は、ステップS310により算出した通知時刻に至るのを待機し、この通知時刻に至るのに応じて、推薦コンテンツ通知のための表示が行われるように表示部150を制御する(ステップS312)。
つまり、推薦コンテンツ決定部140は、コンテンツ情報111において推薦コンテンツに対応する推奨視聴期間の記述(指定)がある場合には、推薦条件情報221に含まれる通知時刻に代えて、この推奨視聴期間に基づく通知時刻により推薦コンテンツの通知を行う。この7ように、推奨視聴期間の記述(指定)が有る場合、推薦条件情報221が格納する通知時刻よりも、推奨視聴期間に基づく修正通知時刻のほうが優先する。これにより、例えば推薦条件情報221において示される通知時刻よりも的確な通知時刻を得ることができる。
なお、ステップS312における推薦コンテンツ通知の表示は、ステップS311により決定された通知態様に応じたものとなる。また、推薦コンテンツの通知態様の決定結果に応じた通知動作の具体例については後述する。
また、推奨再生装置の種別が本コンテンツ再生装置100と同じではない場合(ステップS306−NO)、推薦コンテンツ決定部140は、ユーザが推奨再生装置と同じ種別の他のコンテンツ再生装置100を所有しているか否かについて判定する(ステップS313)。このために、推薦コンテンツ決定部140は、例えば、自己が記憶する推薦条件情報221における再生装置種別において、推奨再生装置と同じ種別が記述されているか否かを判定すればよい。
推奨再生装置と同じ種別の他のコンテンツ再生装置100を所有していない場合(ステップS313−NO)、または、推奨視聴期間の記述(指定)が無い場合(ステップS309−NO)、推薦コンテンツ決定部140は次の処理を実行する。
つまり、推薦コンテンツ決定部140は、ステップS311と同様に、提供経路と推奨再生装置と視聴制限と再生装置種別と契約内容の各情報を利用して、推薦コンテンツの通知態様を決定する (ステップS314)。そのうえで、推薦コンテンツ決定部140は、ステップS301において判定された通知時刻において、推薦コンテンツを通知するための表示が行われるように表示部150を制御する(ステップS315)。
一方、推奨再生装置と同じ種別の他のコンテンツ再生装置100を所有している場合(ステップS313−YES)、推薦コンテンツ決定部140は、以下のように推薦コンテンツの通知を行う。つまり、推薦コンテンツ決定部140は、ステップS311とS314と同様に推薦コンテンツの通知態様を決定する(ステップS316)。
そのうえで、推薦コンテンツ決定部140は、ステップS301において判定された通知時刻において、推薦コンテンツを通知するための表示とともに、今回推薦するコンテンツを視聴するのにより適したコンテンツ再生装置100についての案内表示も行う(ステップS317)。このように、推薦コンテンツ決定部140は、推薦コンテンツに対応する推奨再生装置の情報が示すコンテンツ再生装置の種別が、本コンテンツ再生装置の種別と異なる場合には、前記推薦コンテンツの通知とともに、推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置による前記推薦コンテンツの視聴を案内するものである。
[推薦コンテンツ通知の態様例]
次に、図9〜図11を参照して、推薦コンテンツ通知態様の決定とこれに応じた表示の具体例について第1〜第6例を挙げて説明する。
図9は、推薦コンテンツ通知態様の第1〜第6例に対応する提供経路、推奨再生装置、再生装置種別、視聴制限および契約内容の各情報内容と、これらの情報内容の組み合わせに応じた通知態様を示している。
第1例は、提供経路が「ダウンロード」、推奨再生装置が「パーソナルコンピュータ(PC)」、再生装置種別が「パーソナルコンピュータ(PC)」、視聴制限が「なし」、契約内容が「なし」となっている。
この場合、コンテンツがネットワーク上でダウンロード形式により提供されているうえで、推奨再生装置が示す種別と再生装置種別が一致している。そのうえで、コンテンツのダウンロードに際して視聴制限がなく、この点で推薦コンテンツを再生可能な条件を満たしている。このような場合、推薦コンテンツ決定部140は、通知態様として、推薦コンテンツを事前にダウンロードしたうえで、通知表示においては、推薦コンテンツの案内とともに、ダウンロード済みである旨を通知すべきことを決定する。
図10(a)は、第1例に対応して推薦コンテンツ決定部140が表示部150に表示させる推薦コンテンツ通知の態様例を示している。この図には、パーソナルコンピュータとしてのコンテンツ再生装置100が示されている。そして、その表示部150の画面において、推薦コンテンツのタイトルなどの紹介とともに、その推薦コンテンツがダウンロード済みであることが示されている。また、推薦コンテンツがダウンロードされているのに応じて、この画面では、ダウンロードした推薦コンテンツを視聴するための「視聴」ボタン150aと、推薦コンテンツの視聴を保留しておくための「後で」ボタン150bも表示させている。これにより、ユーザが推薦コンテンツをすぐに視聴したければ、「視聴」ボタン150aに対する操作によって推薦コンテンツがすぐさま再生されるように配慮されている。
また、図10(a)に準じて、例えば、推奨再生装置が示す種別と再生装置種別が一致しており、かつ、コンテンツを再生可能な条件として、放送により提供されるコンテンツを受信可能であるべきという条件を満たしている場合には、以下のようにしてもよい。
つまり、推薦コンテンツ決定部140は、通知態様として、推薦コンテンツについて事前に予約録画、予約録音などの予約記録を設定したうえで、通知表示においては、推薦コンテンツの案内とともに、予約記録を設定済みである旨を通知すべきことを決定してもよい。
また、この場合の推薦コンテンツ通知の表示態様としては、図示は省略するが、例えば、画面において、その放送日時の予告とともに推薦コンテンツを提示したうえで、「予約録画を設定しました」などのように、予約録画を設定したことの通知を行うようにする。
なお、ここでのコンテンツのダウンロードやコンテンツの予約記録設定は、いずれも推薦コンテンツを通知する前のタイミングでのコンテンツを取得するための処理に相当する。
また、図9において、第2例は、提供経路が「ストリーミング」、推奨再生装置が「スマートフォン」、再生装置種別が「スマートフォン」となっている。また、視聴制限は「▽▽加入」とされて特定のコンテンツ視聴サービスに加入することが推薦コンテンツを視聴できる条件となっている。しかし、契約内容は「なし」であり、指定のコンテンツ視聴サービスには加入していないことが示される。
このように、現在の契約内容のままでは推薦コンテンツの視聴が制限されてしまう場合、推薦コンテンツ決定部140は、通知態様として、視聴制限が示すコンテンツ視聴サービスの加入により視聴可能になることを、推薦コンテンツの案内とともに通知すべきことを決定する。
図10(b)は、第2例に対応する推薦コンテンツ通知の表示態様例を示している。この図には、スマートフォンとしてのコンテンツ再生装置100が示されている。そして、その表示部150の画面において、推薦コンテンツの紹介とともに、その推薦コンテンツの視聴には「▽▽」というコンテンツ視聴サービスへの加入が必要である旨が示される。そのうえで、この画面においては、ユーザにコンテンツ視聴サービスへの加入(つまり、推薦コンテンツの再生制限の解除)を促すために、「加入」ボタン150cを表示させている。ユーザは、推薦されたコンテンツを視聴したいと思った場合には、この「加入」ボタン150cに対する操作を行うことで、コンテンツ視聴サービスの加入手続きへと簡単に移行できる。
また、図9において、第3例は、提供経路が「ストリーミング」、推奨再生装置が「テレビジョン受像機(TV)」、再生装置種別が「タブレット(タブレット端末)」となっている。また、視聴制限は「○○加入、有料」とされており、特定のコンテンツ視聴サービスに加入しており、かつ、推薦コンテンツを購入することが視聴に必要であることが示されている。また、契約内容は「済み」であり、指定のコンテンツ視聴サービスに加入していることが示される。
この場合、ユーザは既に「○○」というコンテンツ視聴サービスに加入済みであるため、推薦コンテンツを購入しさえすれば視聴できることになる。また、この場合には、再生装置種別はスマートフォンであるが、例えば推薦コンテンツが高画質であるなどの理由で、推奨再生装置はテレビジョン受像機とされて、両者が異なっている。
このような場合、推薦コンテンツ決定部140は、通知態様として、購入を促すように推薦コンテンツを通知すべきことを決定する。このように、推薦コンテンツ決定部140は、推薦コンテンツに対応する視聴制限の情報が示す制限内容により推薦コンテンツの視聴が制限される場合、推薦コンテンツの通知とともに、推薦コンテンツの視聴の制限が解除されるようにするための案内を行うものである。
また、これととともに、推薦コンテンツ決定部140は、推薦コンテンツの視聴により適している推奨再生装置の種別も通知すべきことを決定する。
図10(c)は、第3例に対応する推薦コンテンツ通知の表示態様例を示している。この図には、タブレット端末としてのコンテンツ再生装置100が示されている。そして、その表示部150の画面において、推薦コンテンツを紹介する画像とともに「購入」ボタン150dが表示されている。ユーザは、推薦されたコンテンツを視聴したいと思った場合には、この「購入」ボタン150dに対する操作を行うことで、コンテンツ視聴サービスの加入手続きへと簡単に移行できる。つまり、この場合には、購入ボタン150dを表示させることで推薦コンテンツの再生制限の解除をユーザに促している。
また、この場合の表示部150の画面においては、さらに、例えば「TVに最適な番組です」というように、推薦コンテンツがテレビジョン受像機での視聴に適しているものであることを通知する画像も表示されている。また、この表示とともに、「TVにも通知」ボタン150eが表示されている。
「TVにも通知」ボタン150eをユーザが操作すると、コンテンツ再生装置100における推薦コンテンツ決定部140は、決定した推薦コンテンツについての情報を、同じユーザが所有するテレビジョン受像機としての他のコンテンツ再生装置100に対して送信する。この際、推薦コンテンツの情報の宛先であるテレビジョン受像機としてのコンテンツ再生装置100のアドレスは、例えば推薦条件情報221から取得できる。そして、テレビジョン受像機としてのコンテンツ再生装置100は、受信した推薦コンテンツの情報を利用して推薦コンテンツ通知の表示を行う。
このように、推薦コンテンツ決定部140は、推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置100による推薦コンテンツの視聴を案内するとともに、推薦コンテンツの情報を、推薦条件情報221において示される推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置100に送信する。
なお、図示は省略するが、以下のようにユーザに推薦コンテンツの再生制限の解除を促してもよい。
つまり、推薦コンテンツ決定部140は、コンテンツ視聴サービスへの加入や購入が必要な推薦コンテンツであっても、一定金額分をダウンロードしておく。そして、推薦コンテンツ決定部140は、推薦コンテンツがダウンロード済みであることと、ダウンロード済みのコンテンツを視聴すれば、コンテンツ視聴サービスへの加入や購入のための決済が行われるが、例えば一定期間にわたって視聴しなければ決済がキャンセルされる旨を表示するようにしてもよい。
また、図9において、第4例は、提供経路が「ストリーミング」、推奨再生装置が「スマートフォン」、再生装置種別が「スマートフォン」となっている。また、視聴制限は「○○加入、無料」とされており、例えば「○○」というコンテンツ視聴サービスに加入していれば、その推薦コンテンツは無料で視聴できることが示されている。また、契約内容は「済み」であり、「○○」というコンテンツ視聴サービスに既に加入していることが示される。
この場合、ユーザは既に「○○」というコンテンツ視聴サービスに加入しているため、特に制限無く推薦コンテンツを視聴できる。
このような場合、推薦コンテンツ決定部140は、通知態様として、推薦コンテンツを無料視聴が可能であると通知すべきことを決定する。
図10(d)は、第4例に対応する推薦コンテンツ通知の表示態様例を示している。この図には、スマートフォンとしてのコンテンツ再生装置100が示されている。そして、この表示部150の画面において、推薦コンテンツを紹介する画像が表示されている。また、図10(a)と同様に、ここでも、「視聴」ボタン150aと、「後で」ボタン150bを表示させている。
また、図9において、第5例は、提供経路が「放送」、推奨再生装置が「テレビジョン受像機(TV)」、再生装置種別が「テレビジョン受像機(TV)」となっている。また、視聴制限は「☆☆加入、無料」とされており、例えば「☆☆」というコンテンツ視聴サービスに加入していれば、その推薦コンテンツは無料で視聴できることが示されている。また、契約内容は「済み」であり、「☆☆」というコンテンツ視聴サービスに既に加入していることが示される。
この場合、ユーザは既に「☆☆」というコンテンツ視聴サービスに加入しているので、特に制限無く推薦コンテンツを視聴できる。そのうえで、この場合には、推薦コンテンツの提供経路が「放送」であるために、その視聴期間が放送時間に限定される。そこで、この場合の推薦コンテンツ決定部140は、推薦コンテンツの通知とともに、「視聴予約」ボタンと「録画予約」ボタンを視聴予約または録画予約をユーザに促すための表示を行うことを決定する。
図11(a)は、第5例に対応する推薦コンテンツ通知の表示態様例を示している。この図には、テレビジョン受像機としてのコンテンツ再生装置100が示されている。そして、その表示部150の画面において、「8:30から○○がはじまります」のように、推薦コンテンツを紹介する画像が表示される。また、この画面には、「視聴予約」ボタン150fと「録画予約」ボタン150gが表示される。ユーザは、「視聴予約」ボタン150fに対して操作を行うことにより、テレビジョン受像機としてのコンテンツ再生装置100に推薦コンテンツの視聴予約を設定することができる。また、ユーザは、「録画予約」ボタン150gに対して操作を行うことにより、テレビジョン受像機としてのコンテンツ再生装置100に推薦コンテンツの録画予約を設定することができる。
なお、第5例においては、図11(b)に示すように、EPG(Electronic Program Guide)において推薦コンテンツの番組が示されるように表示させてもよい。
また、図9において、第6例は、提供経路が「ダウンロード」、推奨再生装置については記述(指定)無し、再生装置種別は「パーソナルコンピュータ(PC)」となっている。また、視聴制限は「☆☆加入、無料」とされており、例えば「☆☆」というコンテンツ視聴サービスに加入していれば、その推薦コンテンツは無料で視聴できることが示されている。また、契約内容は「済み」であり、「☆☆」というコンテンツ視聴サービスに既に加入していることが示される。
この場合、ユーザは既に「☆☆」というコンテンツ視聴サービスに加入しているので、特に制限無くダウンロードして推薦コンテンツを視聴できる。ただし、この場合には、推奨再生装置の種別と再生装置種別とが異なっているので、通知前のダウンロードは行わない。
そこで、この場合の推薦コンテンツ決定部140は、無料でダウンロードが可能な旨とともに推薦コンテンツを通知することを決定する。
図11(c)は、第6例に対応する推薦コンテンツ通知の表示態様例を示している。この図には、パーソナルコンピュータとしてのコンテンツ再生装置100が示されている。そして、その表示部150の画面において、「○○△△ ただいま配信中!」のように推薦コンテンツを紹介する画像が表示される。また、これとともに、画面には「無料でダウンロードできます!」のように、無料でダウンロード可能なことを通知する画像も表示される。さらに、この画面においては、推薦コンテンツにリンクが貼られた「ダウンロード」ボタン150hが表示されている。ユーザは、この「ダウンロード」ボタン150hを表示させることによって、推薦コンテンツをパーソナルコンピュータとしてのコンテンツ再生装置100にダウンロードさせることができる。
[コンテンツ推薦に関するユーザ設定]
また、本実施形態のコンテンツ再生装置100において、推薦コンテンツの決定と通知に関する所定の設定項目については、ユーザ操作により変更可能である。これにより、さらにユーザごとに適合したコンテンツの推薦と通知の態様を行わせることができる。
図12は、推薦コンテンツの決定と通知に関する設定項目をユーザが変更するための設定画面400の一例を示している。
この設定画面400においては、まず、「コンテンツのおすすめにしたがう」の項目に対応するチェックボックスが配置されている。このチェックボックスに対してチェックマークを入れるまたは外すのに応じて、本実施形態の推薦コンテンツを通知するか否かを設定できる。
また、例えば「××分前に通知」というように、通知時刻についての数字入力ボックスが設けられていることで、コンテンツの開始時刻に相当する時刻に対して何分前とするのかについての設定を行うことができる。
また、「ジャンル」の項目においては、推薦対象としたいコンテンツのジャンルを指定することができるようになっている。この図の例では、ニュース、ドラマ、スポーツ、バラエティのうち、スポーツのみにチェックマークが入れられていない。これは、ニュース、ドラマ、スポーツ、バラエティのうち、スポーツのジャンルのコンテンツについては推薦対象から除外するように設定されていることを示している。
また、通知時刻1〜4の設定項目により、推薦コンテンツを通知するタイミングおよび頻度などについて設定することができる。
また、付帯条件(視聴制限)の設定項目により、契約したプランのみを表示させるのか、すべてのプランを表示させるのかを設定できる。
また、この設定画面400においては、これらの設定項目ごとに対して優先度を設定できるようになっている。
推薦コンテンツ決定部140は、設定画面400に対して行われた操作に応じて設定された内容が反映されるように推薦コンテンツの決定と、推薦コンテンツの通知を行う。
<第2の実施形態>
[コンテンツ推薦システムの構成例]
図13は、第2の実施形態におけるコンテンツ推薦システムの構成例を示している。なお、この図において図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
この図に示すコンテンツ推薦システムは、コンテンツ推薦サーバ200と同じ機能を有する1つのサーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aと、コンテンツ推薦サーバ機能を有さない複数のコンテンツ再生装置100とをネットワーク300経由で接続して構成される。
なお、この図において、サーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aはテレビジョン受像機である。また、コンテンツ推薦サーバ機能を有さないコンテンツ再生装置100は、3つであり、例えば、それぞれ、パーソナルコンピュータ、スマートフォンおよびタブレット端末である。なお、これはあくまでも一例であり、サーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aとコンテンツ再生装置100の種別の組み合わせは多様に考えることができる。
また、このようにユーザが所有するコンテンツ再生装置100のみによりコンテンツ推薦システムを構成する場合、ネットワーク300については、例えば家屋内で形成されるLANとすることもできる。また、第1の実施形態と同様にインターネットであってもよい。
[コンテンツ再生装置との構成]
図14は、第2の実施形態におけるコンテンツ再生装置100とサーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aの構成例を示している。
なお、この図において、図2と同一部分には同地符号を付して説明を省略する。また、コンテンツ再生装置100Aについては、推薦条件情報221の生成に関する機能部のみを抜き出して示している。
サーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aは、例えばテレビジョン受像機などであって、コンテンツの再生機能を有している。そして、サーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aは、図14に示される構成により、他のコンテンツ再生装置100からの要求に応じて推薦条件情報221を生成し、要求元のコンテンツ再生装置100に送信する。つまり、サーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aは、第1の実施形態のコンテンツ推薦サーバ300と同じ機能を有する。これとともに、サーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aは、自己のための推薦条件情報221も生成し、この推薦条件情報221に基づいて推薦コンテンツを決定するとともに推薦コンテンツの通知態様を決定し、その表示部に推薦コンテンツを通知するための画像を表示させる。このように、サーバ機能付きコンテンツ再生装置100Aは、図14に示す構成に対して、同じ図14のコンテンツ再生装置100における各部の機能を備えた構成である(ただし、通信部180については通信部230と共通化される)。
このような構成では、コンテンツ推薦システムとして、例えばネットワーク300上にコンテンツ推薦サーバ200を設置する必要が無く、例えば家庭内で完結させることができる。
なお、第1と第2の各実施形態において、例えばユーザが本当は関心がないコンテンツであるのに係わらず、ユーザがそのコンテンツを何らかの理由で視聴してしまうような場合のあることも考えられる。このような場合において、このコンテンツの視聴結果が反映された推薦条件情報221が生成されてしまい、その後も、その決定結果が反映された推薦条件情報221の内容が継続してしまうようなことは避けた方が好ましい。
そこで、上記のようなことを避けるため、例えば推薦コンテンツ決定部140は、あるコンテンツについて推薦コンテンツとして決定された回数が一定以上(例えば3回以上)となるのに応じて、はじめて、それを推薦コンテンツとして通知するようにすればよい。
または、推薦コンテンツ決定部140は、一定期間にわたって同じ推薦条件情報221に適合するコンテンツが検索されなかった場合には、以降においてその推薦条件情報221を破棄するようにすればよい。また、この際において、その推薦条件情報221がユーザの視聴履歴を的確に反映していない旨をコンテンツ再生装置100からコンテンツ推薦サーバ200(またはサーバ機能付きコンテンツ再生装置100A)に通知することが好ましい。この通知に応じて、コンテンツ推薦サーバ200は、以降、その推薦条件情報221と同じ内容のものを生成しても、これを採用せずに、他の推薦条件情報221を生成してコンテンツ再生装置100側に送信することができる。
また、図2または図14における各機能部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりコンテンツの推薦を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
100 コンテンツ再生装置
110 コンテンツ情報取得部
111 コンテンツ情報
120 装置情報取得部
121 装置情報
130 コンテンツ視聴情報生成部
140 推薦コンテンツ決定部
150 表示部
160 コンテンツ再生部
170 コンテンツ記憶部
180 通信部
200 コンテンツ推薦サーバ
210 ユーザ特性情報管理部
211 ユーザ特性情報
220 推薦条件情報生成部
221 推薦条件情報
230 通信部
300 ネットワーク
400 設定画面

Claims (15)

  1. コンテンツ再生装置とコンテンツ推薦サーバを備え、
    前記コンテンツ再生装置は、
    コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
    コンテンツの内容に関連するコンテンツ内容関連情報と、コンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置の種別を示す再生可能装置の情報を含んだコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、
    コンテンツが再生されたときの前記コンテンツ再生装置の使用に関連する装置情報を取得する装置情報取得部と、
    再生されたコンテンツに対応して前記コンテンツ情報から抽出した個別コンテンツ情報と、前記コンテンツが再生されたときの前記装置情報とを含むコンテンツ視聴情報を生成し、生成したコンテンツ視聴情報を前記コンテンツ推薦サーバに送信するコンテンツ視聴情報生成部と、
    コンテンツ再生装置の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す推薦条件情報であって、条件要素として少なくともコンテンツ内容関連情報と再生装置種別を含む推薦条件情報を前記コンテンツ推薦サーバから受信し、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツ内容関連情報が受信した前記推薦条件情報に含まれるコンテンツ内容関連情報に該当し、かつ、前記コンテンツ情報における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置の種別が含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして前記コンテンツ情報におけるコンテンツのうちから決定し、決定された推薦コンテンツをユーザに通知する推薦コンテンツ決定部とを備え、
    前記コンテンツ推薦サーバは、
    前記コンテンツ再生装置から受信した前記コンテンツ視聴情報をユーザ特性情報として記憶するユーザ特性情報管理部と、
    前記ユーザ特性情報に基づいて前記推薦条件情報を生成し、生成した前記推薦条件情報を前記コンテンツ再生装置に送信する推薦条件情報生成部とを備える、
    ことを特徴とするコンテンツ推薦システム。
  2. 前記推薦条件情報生成部は、
    推薦コンテンツを通知すべき通知時刻の情報をさらに含む前記推薦条件情報を生成し、
    前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記通知時刻により前記推薦コンテンツの通知を行う、
    ことを特徴とする請求項に記載のコンテンツ推薦システム。
  3. 前記コンテンツ情報は、
    コンテンツを視聴することが推奨される期間を示す推奨視聴期間の情報を含み、
    前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記コンテンツ情報において前記推薦コンテンツに対応する推奨視聴期間の指定がある場合には、前記推薦条件情報に含まれる通知時刻に代えて、この推奨視聴期間に基づく通知時刻により前記推薦コンテンツの通知を行う、
    ことを特徴とする請求項に記載のコンテンツ推薦システム。
  4. 前記コンテンツ情報はコンテンツの再生が推奨されるコンテンツ再生装置の種別を示す推奨再生装置の情報を含み、
    前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推薦コンテンツに対応する前記推奨再生装置の情報が示すコンテンツ再生装置の種別が、本コンテンツ再生装置の種別と異なる場合には、前記推薦コンテンツの通知とともに、前記推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置による前記推薦コンテンツの視聴を案内する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のコンテンツ推薦システム。
  5. 前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置による前記推薦コンテンツの視聴を案内するとともに、前記推薦コンテンツの情報を、前記推薦条件情報において示される前記推奨再生装置の情報が示す種別のコンテンツ再生装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項に記載のコンテンツ推薦システム。
  6. 前記コンテンツ情報は、
    コンテンツの再生が推奨されるコンテンツ再生装置の種別を示す推奨再生装置の情報を含み、
    前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推薦コンテンツに対応する前記推奨再生装置の情報が示すコンテンツ再生装置の種別が本コンテンツ再生装置の種別と同じで、かつ、前記コンテンツ再生装置が前記推薦コンテンツを再生可能な条件を満たす場合には、前記推薦コンテンツを通知する前のタイミングで前記推薦コンテンツを取得するための処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のコンテンツ推薦システム。
  7. 前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推薦コンテンツを再生可能な条件として、ネットワーク上で提供される前記推薦コンテンツをダウンロード可能であるべきことを満たしている場合には、前記推薦コンテンツを取得するための処理として、前記推薦コンテンツをダウンロードするための制御を行う、
    ことを特徴とする請求項に記載のコンテンツ推薦システム。
  8. 前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推薦コンテンツを再生可能な条件として、放送により提供される前記推薦コンテンツを受信可能であるべきことを満たしている場合には、前記推薦コンテンツを取得するための処理として、前記推薦コンテンツの予約記録を設定するための制御を行う、
    ことを特徴とする請求項またはに記載のコンテンツ推薦システム。
  9. 前記コンテンツ情報は、
    コンテンツを再生するにあたっての制限内容を示す視聴制限の情報を含み、
    前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推薦コンテンツに対応する前記視聴制限の情報が示す制限内容により推薦コンテンツの再生が制限される場合、前記推薦コンテンツの通知とともに、推薦コンテンツの再生の制限の解除をユーザに促すための所定の処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載のコンテンツ推薦システム。
  10. 前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推薦コンテンツの再生の制限の解除をユーザに促すための所定の処理として、前記推薦コンテンツを提供するコンテンツ視聴サービスへの加入を案内する表示を行う、
    ことを特徴とする請求項に記載のコンテンツ推薦システム。
  11. 前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推薦コンテンツの再生の制限の解除をユーザに促すための所定の処理として、有料の前記推薦コンテンツの購入を案内する表示を行う、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のコンテンツ推薦システム。
  12. 前記推薦コンテンツ決定部は、
    前記推薦コンテンツの再生の制限の解除をユーザに促すための所定の処理として、制限が解除されるのに先立って前記推薦コンテンツを取得する、
    ことを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載のコンテンツ推薦システム。
  13. コンテンツを再生するコンテンツ再生部と、
    コンテンツに関連するコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、
    コンテンツが再生されたときの本コンテンツ再生装置の使用に関連する装置情報を取得する装置情報取得部と、
    再生されたコンテンツに対応して前記コンテンツ情報から抽出した個別コンテンツ情報と、前記コンテンツが再生されたときの前記装置情報とを含むコンテンツ視聴情報を生成し、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバに送信するコンテンツ視聴情報生成部と、
    コンテンツ再生装置の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す推薦条件情報であって、条件要素として少なくともコンテンツ内容関連情報と再生装置種別を含む推薦条件情報を前記コンテンツ推薦サーバから受信し、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツ内容関連情報が受信した前記推薦条件情報に含まれるコンテンツ内容関連情報に該当し、かつ、前記コンテンツ情報における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置の種別が含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして前記コンテンツ情報におけるコンテンツのうちから決定し、決定された推薦コンテンツをユーザに通知する推薦コンテンツ決定部と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  14. コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、
    コンテンツに関連するコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得ステップと、
    コンテンツが再生されたときの本コンテンツ再生装置の使用に関連する装置情報を取得する装置情報取得ステップと、
    再生されたコンテンツに対応して前記コンテンツ情報から抽出した個別コンテンツ情報と、前記コンテンツが再生されたときの前記装置情報とを含むコンテンツ視聴情報を生成し、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバに送信するコンテンツ視聴情報生成ステップと、
    コンテンツ再生装置の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す推薦条件情報であって、条件要素として少なくともコンテンツ内容関連情報と再生装置種別を含む推薦条件情報を前記コンテンツ推薦サーバから受信し、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツ内容関連情報が受信した前記推薦条件情報に含まれるコンテンツ内容関連情報に該当し、かつ、前記コンテンツ情報における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置の種別が含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして前記コンテンツ情報におけるコンテンツのうちから決定し、決定された推薦コンテンツをユーザに通知する推薦コンテンツ決定ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  15. コンピュータに、
    コンテンツを再生するコンテンツ再生ステップと、
    コンテンツに関連するコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得ステップと、
    コンテンツが再生されたときの本コンテンツ再生装置の使用に関連する装置情報を取得する装置情報取得ステップと、
    再生されたコンテンツに対応して前記コンテンツ情報から抽出した個別コンテンツ情報と、前記コンテンツが再生されたときの前記装置情報とを含むコンテンツ視聴情報を生成し、生成したコンテンツ視聴情報をコンテンツ推薦サーバに送信するコンテンツ視聴情報生成ステップと、
    コンテンツ再生装置の種別に対応してユーザに推薦すべきコンテンツに適合する条件を示す推薦条件情報であって、条件要素として少なくともコンテンツ内容関連情報と再生装置種別を含む推薦条件情報を前記コンテンツ推薦サーバから受信し、前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツ内容関連情報が受信した前記推薦条件情報に含まれるコンテンツ内容関連情報に該当し、かつ、前記コンテンツ情報における再生可能装置の情報が示す種別に本コンテンツ再生装置の種別が含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして前記コンテンツ情報におけるコンテンツのうちから決定し、決定された推薦コンテンツをユーザに通知する推薦コンテンツ決定ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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