JP5672965B2 - バケットホイール - Google Patents

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Description

本発明は、回転駆動によって固形物を搬送するバケットホイールに関するものである。
リクレーマは、回転駆動可能なバケットホイールを備えており、このバケットホイールの円周面に等間隔で配設されたバケットを原料ヤードに押し当てながら、バケットホイールを回転駆動することで、原料の払い出しを行っている。
バケットホイールは、リング形状となっており、受ローラにより支持されている。そのため、バケットからこぼれた鉄鉱石や石炭などの固形物が、スポークフレームの凹状の溝に落ちると、その溝に沿って転がるようになる。また、バケットホイールの回転によってスポークフレームの凹状の溝が逆さまになっても、つまり下向きになっても、今度は下方に位置する次の(周方向で隣の)スポークフレームの溝へと固形物が落ちてしまう。
このように、バケットから落下した固形物がスポークフレームの溝に残り、そこで転がり続けると、スポークフレームに磨耗が生じてしまう。そこで、凹状の溝を全面に亘って閉塞することで、スポークフレームの溝に対する固形物の侵入を防ぐものがあった(特許文献1参照)。
特開2010−52926号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来技術のように、スポークフレームの凹状の溝を全面に亘って閉塞する構成では、改造が大掛かりになり、さらに重量も増加してしまう。
本発明の課題は、より簡易な構造で、バケットから落下した固形物をバケットホイールから除去することである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るバケットホイールは、リング状のホイールリムと、このリング状のホイールリムに設けられたバケットと、を備えるバケットホイールであって、前記ホイールリムの内周面から回転方向の反対側に位置する前記スポークフレームに向けて延在する帯状の弾性帯を備え、該弾性帯は、延在方向の一端部が、幅全体に亘って前記ホイールリムの内周面に接するように固定され、延在方向の他端部が、径方向に対向する前記ホイールリムの内周面に対して幅方向に傾斜するように固定されることを特徴とする。
なお、バケットホイールは、ホイールボスと、該ホイールボスと同軸で当該ホイールボスの径方向外側に配設され外周部に複数のバケットが設けられたホイールリムと、前記ホイールボス及び前記ホイールリムを連結する複数のスポークフレームと、を備える。
また、前記ホイールリムは、前記内周面における幅方向の両端に、径方向の中心に向かって突出するフランジが形成され、前記弾性帯における延在方向の一端部は、幅方向の両端が、両側の前記フランジの基端に近接するように固定され、前記弾性帯における延在方向の他端部は、幅方向の一端が、一方の前記フランジの基端に近接するように固定され、幅方向の他端が、他方の前記フランジの先端に近接するように固定されることを特徴とする。
本発明に係るバケットホイールは、ホイールリムの内周面から回転方向の反対側に位置するスポークフレームに向けて弾性帯を延在させ、延在方向の一端部をホイールリムの内周面に接するように固定し、且つ延在方向の他端部を径方向に対向するホイールリムの内周面に対して幅方向に傾斜するように固定したので、バケットから落下した固形物を、バケットホイールの外側へと弾き出すことができる。すなわち、従来技術のように、スポークフレームの溝を全面に亘って閉塞する構成と比べて、より簡易な構造でバケットから落下した固形物をバケットホイールから除去することができる。
また、弾性帯における延在方向の他端部は、幅方向の一端を、一方のフランジの基端に近接させ、幅方向の他端部を、他方のフランジの先端に近接させたことで、ホイールリムの内周面に対して一方に傾斜させることができる。したがって、バケットから落下した固形物を、バケットホイールの外側へと弾き出すことができる。
リクレーマの概略構成図である。 バケットホイールの概略構成図である。 弾性帯の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、リクレーマの概略構成図である。
リクレーマ1は、原料ヤードに敷設されたレール2上を走行する走行台車3と、この走行台車3上に旋回及び俯仰が可能に設けられたブームベルトコンベヤ4と、このブームベルトコンベヤ4の先端部に回転可能に設けられたバケットホイール5と、を備えている。
バケットホイール5は、原料ヤードに積み付けられた鉄鉱石や石炭などのバラ物原料を掻き取る複数のバケット6を有しており、これらのバケット6により掻き取られたバラ物原料は、バケットホイール5の回転に伴いバケット6の姿勢が変化することによって、所定の回転位置で投下され、図示しないシュートを介してブームベルトコンベヤ4に受け渡されるようになっている。
図2は、バケットホイール5の概略構成図である。
バケットホイール5は、一方向に回転するホイールボス7と、このホイールボス7と同軸上の径方向外側に配設され外周に複数のバケット6が設けられたホイールリム8と、ホイールボス7及びホイールボス8を連結する複数のスポークフレーム9と、を備えている。
バケットホイール5は、ホイールリム8の内周面11から回転方向の反対側(遅れ側)に位置するスポークフレーム9に向けて延在する帯状の弾性帯12を備えている。弾性帯12は、高反発材で構成されている。
図3は、弾性帯の斜視図である。
ホイールリム8は、内周面11における幅方向の両端に、径方向の中心に向かって突出するフランジ13、14が形成されており、断面が径方向内側に開いた略コ字形をしている。
弾性帯12は、ホイールリム8の幅と略同等の幅に形成され、延在方向の一端部15が幅全体に亘ってホイールリム8の内周面11に接するように固定され、延在方向の他端部16が径方向に対向するホイールリム8の内周面11に対して幅方向に傾斜するように固定されている。つまり、延在方向の一端部15側は、ホイールリム8の内周面11に貼り付けられており、延在方向の他端部16側は、ホイールリム8の内周面11から浮かし、捩じった状態で固定されている。
具体的には、弾性帯12における延在方向の一端部15は、幅方向の両端が、両側のフランジ13、14の基端に近接するように固定されている。一方、弾性帯12における延在方向の他端部16は、幅方向の一端が、一方のフランジ13の基端に近接するように固定され、幅方向の他端が、他方のフランジ14の先端に近接するように固定されている。
すなわち、弾性帯12の他端部16は、幅方向の一端がホイールリム8の内周面に接しているのに対し、幅方向の他端がホイールリム8の内周面11から離れるように配置されている。したがって、弾性帯12の四隅のうち、延在方向の他端部16で、幅方向の他端だけがホイールリム8の内周面11から浮いた状態で固定されている。
《作用》
バケット6からバラ物原料としての固形物が、ホイールリム8の内周面11に落下すると、回転方向の反対側へと転がり、スポークフレーム9の凹状の溝やホイールリム8の内周面11で転がり続けると、磨耗が生じてしまう。
そこで、ホイールリム8の内周面11から回転方向の反対側に位置するスポークフレーム9に向けて帯状の弾性帯12を延在させ、延在方向の一端部15をホイールリム8の内周面11に接するように固定し、且つ延在方向の他端部16を径方向に対向するホイールリム8の内周面11に対して幅方向に傾斜するように固定したので、バケット6から落下した固形物を、弾性帯12の反発力によってバケットホイール5の外側へと弾き出すことができる。したがって、従来技術のように、スポークフレーム8の溝を全面に亘って閉塞する構成と比べて、より簡易な構造でバケット6から落下した固形物をバケットホイール5から除去することができる。
また、弾性帯12における延在方向の他端部16は、幅方向の一端を、一方のフランジ13の基端に近接させ、幅方向の他端を、他方のフランジ14の先端に近接させたことで、ホイールリム8の内周面11に対して幅方向に傾斜させ、上記の効果を容易に得ることができる。
また、弾性帯12は、ホイールリム8の内周面11と略同一の幅に設定され、弾性帯12における延在方向の一端部15は、幅全体に亘ってホイールリム8の内周面11に接するように固定されている。したがって、弾性帯12とフランジ14との隙間に、固形物が侵入することを防げる。すなわち、回転方向の進み側から転がってくる固形物を、弾性帯12によって確実にバケットホイール5の外側へと弾き出すことができる。
なお、弾性帯12が劣化したら、新しい弾性帯12と交換する。
なお、バケットホイール5カバーの内周面も同様の構造とすることで、侵入した固形物を外側へ弾き出すことができる。
本実施形態では、隣接したスポークフレーム9同士の間に介在するホイールリム8の内周面11のうち、円弧の略半分程度に弾性帯12が架け渡されているが、これに限定されるものではなく、円弧の略全体に弾性帯12を架け渡してもよい。すなわち、本実施形態の主旨を逸脱しない範囲で、弾性帯12の形状やサイズは、任意に設定してよい。
1 リクレーマ
2 レール
3 走行台車
4 ブームベルトコンベヤ
5 バケットホイール
6 バケット
7 ホイールボス
8 ホイールリム
9 スポークフレーム
11 内周面
12 弾性帯
13 フランジ
14 フランジ
15 一端部
16 他端部

Claims (2)

  1. リング状のホイールリムと、該ホイールリムに設けられたバケットと、を備えるバケットホイールであって、
    前記ホイールリムの内周面から回転方向の反対側に位置する前記スポークフレームに向けて延在する帯状の弾性帯を備え、
    該弾性帯は、延在方向の一端部が、幅全体に亘って前記ホイールリムの内周面に接するように固定され、延在方向の他端部が、径方向に対向する前記ホイールリムの内周面に対して幅方向に傾斜するように固定されることを特徴とするバケットホイール。
  2. 前記ホイールリムは、前記内周面における幅方向の両端に、径方向の中心に向かって突出するフランジが形成され、
    前記弾性帯における延在方向の一端部は、幅方向の両端が、両側の前記フランジの基端に近接するように固定され、
    前記弾性帯における延在方向の他端部は、
    幅方向の一端が、一方の前記フランジの基端に近接するように固定され、
    幅方向の他端が、他方の前記フランジの先端に近接するように固定されることを特徴とする請求項1に記載のバケットホイール。
JP2010244447A 2010-10-29 2010-10-29 バケットホイール Active JP5672965B2 (ja)

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