JP5672114B2 - 水需要予測システム - Google Patents
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このように構成すると、予測モデル式に含まれる傾向成分が季節変動の断片を時系列で表現するので、モデル更新期間を時刻成分の周期を超えて設定し、その間、同じ季節変動近似式を傾向成分に用いても、予測値を季節変動に沿って変化させて精度の良い予測を行うことができる。このため、傾向成分を頻繁に解析によって求める必要がなく、計算負荷を有効に軽減することが可能となる。
しかも、季節によっては高次の次数で季節変動を近似させる方がより季節変動をより的確に表現できる場合には高次の次数が選択され、低次の次数で季節変動を近似させる方が季節変動をより的確に表現できる場合には低次の次数が選択されて、その時々の解析対象期間やモデル更新期間に適したモデル式による予測を行うことが可能になる。
このように構成すると、予測モデル式に含まれる傾向成分が季節変動の断片を時系列で表現するので、モデル更新期間を時刻成分の周期を超えて設定し、その間、同じ季節変動近似式を傾向成分に用いても、予測値を季節変動に沿って変化させて精度の良い予測を行うことができる。このため、傾向成分を頻繁に解析によって求める必要がなく、計算負荷を有効に軽減することが可能となる。
しかも、このようにすれば、予測値を逐一算出して評価せずとも近似式の切り替えを行うので、更なる計算負荷の軽減を図ることができる。
このように構成すると、予測モデル式に含まれる傾向成分が季節変動の断片を時系列で表現するので、モデル更新期間を時刻成分の周期を超えて設定し、その間、同じ季節変動近似式を傾向成分に用いても、予測値を季節変動に沿って変化させて精度の良い予測を行うことができる。このため、傾向成分を頻繁に解析によって求める必要がなく、計算負荷を有効に軽減することが可能となる。
と仮定する。m0は傾向成分の定数項、m1は傾向成分の1次の回帰係数、m2は傾向成分の2次の回帰係数である。
なる式を用いる必要がある。
3…外的要因実績値蓄積部
7…評価部
21…解析部
41…配水量算出部
Ac、Ar、Ah、Awくもり、Aw雨…各外的要因成分の回帰係数
c(t)、r(t)、h(t)、Wくもり(t)、W雨(t)…外的要因成分の実績値
m(t)…傾向成分
m0、m1、m2…回帰係数
s(t)…時刻成分
Ts…モデル更新期間
T…時刻成分の周期
X(t)…配水量(実績値)
X^(t)…配水量予測値
Y(t)…外的要因成分
Claims (6)
- 配水量を、1日ないし1週間周期で繰り返す時刻成分、季節変動を表わす傾向成分、および、複数の外的要因成分に分解するための解析部と、解析対象期間の配水量実績値を時系列データとして蓄積する配水量実績値蓄積部とを具備し、前記解析部が前記配水量実績値蓄積部から配水量実績値を入力し、移動平均法によって1日ないし1週間周期の時刻成分を除去して時系列値である傾向成分を求める処理と、傾向成分を時間を変数とする季節変動近似式で表現することによって回帰分析により前記傾向成分の回帰係数を求める処理とを行うように構成するとともに、前記外的要因成分の実績値を蓄積する外的要因実績値蓄積部と、この外的要因成分の実績値と前記解析部で分解された外的要因成分とを入力し重回帰分析によって各外的要因成分の回帰係数を求める重回帰分析部と、前記解析部及び前記重回帰分析部が解析、分析した時刻成分、傾向成分および外的要因成分を備えた予測モデル式を取得しかつ外部から予測しようとする時刻に対応した各外的要因成分の予測値を入力して配水量予測値を算出する配水量算出部とを更に具備し、この配水量算出部が、前記時刻成分の周期を超えて設定された所定のモデル更新期間の間、同じ予測モデル式を用いて繰り返し配水量予測値を算出することを特徴とする水需要予測システム。
- 配水量を、1日ないし1週間周期で繰り返す時刻成分、および、季節変動を表わす傾向成分に少なくとも分解するための解析部と、解析対象期間の配水量実績値を時系列データとして蓄積する配水量実績値蓄積部とを具備し、前記解析部が前記配水量実績値蓄積部から配水量実績値を入力し、移動平均法によって1日ないし1週間周期の時刻成分を除去して時系列値である傾向成分を求める処理と、傾向成分を時間を変数とする季節変動近似式で表現することによって回帰分析により前記傾向成分の回帰係数を求める処理とを行うように構成するとともに、前記解析部が解析した時刻成分および傾向成分を備えた予測モデル式を取得し配水量予測値を算出する配水量算出部を更に具備し、この配水量算出部で、前記時刻成分の周期を超えて設定された所定のモデル更新期間の間、同じ季節変動近似式を傾向成分に用いて繰り返し配水量予測値を算出するものであり、前記解析部が、時間を変数としその次数の異なる複数の季節変動近似式によって複数の傾向成分を生成し得るように構成されるとともに、その結果から何れの傾向成分を用いた方が実績データにより近いかを評価する評価部をさらに備え、この評価部で評価した季節変動近似式を用いて前記配水量算出部が配水量算出を行なうように構成されている水需要予測システム。
- 配水量を、1日ないし1週間周期で繰り返す時刻成分、および、季節変動を表わす傾向成分に少なくとも分解するための解析部と、解析対象期間の配水量実績値を時系列データとして蓄積する配水量実績値蓄積部とを具備し、前記解析部が前記配水量実績値蓄積部から配水量実績値を入力し、移動平均法によって1日ないし1週間周期の時刻成分を除去して時系列値である傾向成分を求める処理と、傾向成分を時間を変数とする季節変動近似式で表現することによって回帰分析により前記傾向成分の回帰係数を求める処理とを行うように構成するとともに、前記解析部が解析した時刻成分および傾向成分を備えた予測モデル式を取得し配水量予測値を算出する配水量算出部を更に具備し、この配水量算出部で、前記時刻成分の周期を超えて設定された所定のモデル更新期間の間、同じ季節変動近似式を傾向成分に用いて繰り返し配水量予測値を算出するものであり、前記解析部及び前記配水量算出部は、解析対象期間及び/又はモデル更新期間が1年のどの位置にあるか、或いはモデル更新時期が1年のどの位置にあるかによって、時間を変数としその次数の異なる複数の季節変動近似式のうち予め用意した複数の季節変動近似式のうちの対応する季節変動近似式が選択され得るように構成されている水需要予測システム。
- 配水量を、1日ないし1週間周期で繰り返す時刻成分、および、季節変動を表わす傾向成分に少なくとも分解するための解析部と、解析対象期間の配水量実績値を時系列データとして蓄積する配水量実績値蓄積部とを具備し、前記解析部が前記配水量実績値蓄積部から配水量実績値を入力し、移動平均法によって1日ないし1週間周期の時刻成分を除去して時系列値である傾向成分を求める処理と、傾向成分を時間を変数とする季節変動近似式で表現することによって回帰分析により前記傾向成分の回帰係数を求める処理とを行うように構成するとともに、前記解析部が解析した時刻成分および傾向成分を備えた予測モデル式を取得し配水量予測値を算出する配水量算出部を更に具備し、この配水量算出部で、前記時刻成分の周期を超えて設定された所定のモデル更新期間の間、同じ季節変動近似式を傾向成分に用いて繰り返し配水量予測値を算出するものであり、モデル更新期間が、時刻成分の周期に対して2以上の整数倍の長さに設定されている水需要予測システム。
- 前記解析部が、時間を変数としその次数の異なる複数の季節変動近似式によって複数の傾向成分を生成し得るように構成されるとともに、その結果から何れの傾向成分を用いた方が実績データにより近いかを評価する評価部をさらに備え、この評価部で評価した季節変動近似式を用いて前記配水量算出部が配水量算出を行なうように構成されている請求項1記載の水需要予測システム。
- 前記解析部及び前記配水量算出部は、解析対象期間及び/又はモデル更新期間が1年のどの位置にあるか、或いはモデル更新時期が1年のどの位置にあるかによって、時間を変数としその次数の異なる複数の季節変動近似式のうち予め用意した複数の季節変動近似式のうちの対応する季節変動近似式が選択され得るように構成されている請求項1記載の水需要予測システム。
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