JP5671182B1 - 掌用光触媒殺菌ライト - Google Patents

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Abstract

【課題】 酸化チタンを塗布した手袋に、当該光触媒殺菌ライトの光を照射する事により光触媒反応が促進され、効率よく且つ持続的に殺菌できる掌用光触媒殺菌ライトを提供する。【解決手段】 手首に装着ベルト2を介して装着したLEDライトケース1に、光触媒反応を促進するための発光源となるLED3と、電力を供給する電源部4と共にスイッチ5を設け、酸化チタンを塗布した手袋の掌部分に、前記LED3からの光を照射する構造である。【選択図】図1

Description

本発明は、光触媒反応を促進するためのライトに関し、特に掌を殺菌するため、手首に脱着及び携帯可能な光触媒殺菌ライトに関する。
従来、光触媒反応による殺菌作用は、タイルや衣類などに酸化チタンを塗布し、蛍光灯や太陽光などの光源により光触媒反応を促進させる事が知られている。
また、人体への紫外線照射による殺菌方法には、細菌感染による皮膚疾患の治療用として、疾患部分に短時間直接紫外線を照射する紫外線殺菌灯が存在し市販されている。
そして、LEDライトを手首に装着する特許文献1では、手の甲へLED照射による光の反射光を受光する事により、操作信号を出力する事が記載されている。
さらに、特許文献2では手元用照明器具として、手首に装着した電源供給部からの電流により、指先に設けられたLEDが発光し手元を照らすことが記載されている。
また、特許文献3ではフレキシブルチューブの先端にLEDを設ける事により、照射範囲を広げる事ができ、指先作業の邪魔にもなりにくい事が記載されている。
特許公開2008−27253号 特許公開2008−84844号 特許公開2007−48518号
次のような問題点があった。
医療現場や食品加工現場などでは、掌の殺菌作業として手洗い及びアルコール消毒などの方法があり、さらにより細菌の感染を予防することが必要な場合は、手袋を着用する事が通常の方法である。
しかし、殺菌作業後の細菌感染には対応できず、殺菌効果を持続させるため殺菌作業を繰り返す必要がある。
さらに、光触媒効果による製品において、屋内又は屋外で使用する場合とでは光触媒反応に違いがあり、屋内で使用する場合は蛍光灯などの照明器具のため反応効率が悪い。
さらに、紫外線殺菌灯においては、波長約254nm付近の人体に有害な紫外線を使用しているため、身体に装着し使用することは危険である。
次に、手の甲にLEDを照射する特許文献1においては、殺菌することが目的である本発明とは根本的に異なり、殺菌効果を期待する場合は、接触感染の割合が高い掌にLEDを照射することが重要である。そしてさらに、傾斜角を形成しているLED土台部分の形状が、多種多様の器具を使用する医療現場では器具に引っ掛かり易く邪魔になる。
そして、本発明と目的が異なる特許文献2では、照明器具として記載されており、指先にLEDを設けることにより照射範囲が限られ、掌へ照射することには対応できない。
さらに、本発明と目的が異なる特許文献3では、フレキシブルチューブを介してのLED照射のため広範囲に照射できるが、フレキシブルチューブが邪魔になり物を掴む作業や、道具を使用する作業には対応できない。
本発明は、以上の問題を解決するためになされたものである。
光触媒反応の光源となるLED3と電力を供給する電源部4と共にスイッチ5を設けたLEDライトケース1を、装着ベルト2を介して手首内側に装着し、酸化チタンを塗布した手袋の掌部分にLED3を照射することにより、光触媒反応を促進させることにより殺菌効果が発生する。
本発明は以上の構成よりなる掌用光触媒殺菌ライトである。
本発明においては、酸化チタンを塗布した手袋に本発明の光触媒殺菌ライトを照射し続ける限り、光触媒反応による殺菌効果は持続され、常に良好な衛生環境を維持でき、従来の殺菌作業を繰り返す必要もない。
また、本発明の特徴である手首に装着携帯できるため、場所も選ぶ必要がなく、突起部分が形成されていないため、動作作業にも邪魔にならず対応できる。
そして、本発明で利用している光触媒反応での殺菌効果は、細菌及びウィルスを死滅させることは勿論、死骸及び、死骸から発生する毒素も消滅させることができ、食品加工現場では食中毒を、医療現場では院内感染を予防できる。
次に、本発明を図面を参照しながら実施形態について説明する。
LEDライトケース1においては、作業の邪魔にならないよう突起部分のない形状とし、前方のLED3配設場所付近に開閉口8を設け、その内部に設けた電源部4に備えるための電池13は単四電池4本であるが、ボタン電池などの小型電池に変更することでLEDライトケース1を小型化できる。
そして、LEDライトケース1の内部に、電源部4及びスイッチ5を設けることにより突起部分をなくすことができ、防水効果も期待できる。
LED3においては、酸化チタンでの光触媒反応がもっとも促進する、波長約360nm以上から波長約380nm以下の安全な紫外線域のUVLEDを設けるが、今日での技術では可視光線でも光触媒反応する触媒が開発されているため、紫外線波長域に限らず波長約381nm以上の可視光線域のLEDを設けてもよい。
また図4を参照し、LED3の設置角度は照射角10に連動し、手首に対し掌が平行状態の時に10度以上から30度以下の範囲の照射角10になるように設置角度を調整し、LEDライトケース1内部の基板11に接合させ掌側側面に設ける。
そして図1の実施形態は、LEDライトケース1に設けたベルト溝6に挿入された装着ベルト2を手首に巻きつけ、固定具7により固定する。
また、装着ベルト2をリストバンドに、固定具7を面ファスナーやマグネットボタンなどに変更でき、市販されている物を利用すればコストも抑えられる。
次に図2の実施形態は、腕時計使用時を前提として、腕時計手首内側のベルト部分に装着クリップ9をベルトを挟むように装着することにより、腕時計が邪魔にならず図1の実施形態と同様に実施できる。
図3を参照して、電源部4は電池13を備えるための収納ボックス14と、そこから伸びるリード線12からなり、開閉口8を開口することで電池13の出し入れが容易にできる。
次にスイッチ5においては、LEDライトケース1内部に設けられた基板11に接合させ、開閉口8を開口することでON、OFFのスイッチ操作が可能になる。
そして、LED3及びスイッチ5を接合した基板11においては、抵抗器を配設して電力を供給するため電源部4からのリード線12を接合する。
図5の実施例には、右手首に装着しているが通常左右両手に装着する必要があり、左手首にも同様の本発明の光触媒殺菌ライトを装着させる。
しかし、一方の手首に図1の本発明の光触媒殺菌ライトを、他方の手首に図2の取り付け光触媒殺菌ライトを併用してもよい。
このような構成を備えた本発明の光触媒殺菌ライトの実施手順は、酸化チタンを塗布した手袋を着用し、本発明の光触媒殺菌ライトの装着ベルト2を手首に装着させ、開閉口8を開口し内部のスイッチ5をONにすると、LED3が点灯し掌に照射することにより光触媒反応による殺菌効果が発生する。
尚、本発明の光触媒殺菌ライトによる照射範囲においては、掌は勿論指紋表面側の指先部分まで届くため、これまで記載されている掌とは指紋表面側の指部分も含むものとする。
本発明の光触媒殺菌ライトを示す斜視図である。 本発明の取り付け光触媒殺菌ライトを下方向から示す斜視図である。 図1、図2に示す本発明の光触媒殺菌ライト開口時の内部側面図である。 図1、図2に示す本発明の光触媒殺菌ライトのLED配置平面図である。 図1に示す本発明の光触媒殺菌ライトを右手首に装着した状態を示す斜視図である。
1 LEDライトケース
2 装着ベルト
3 LED
4 電源部
5 スイッチ
6 ベルト溝
7 固定具
8 開閉口
9 装着クリップ
10 照射角
11 基板
12 リード線
13 電池
14 収納ボックス

Claims (4)

  1. 手首内側に装着するLEDライトケース(1)において、光触媒反応の促進を目的とする光を掌へ照射するためのLED(3)を設け、前記LED(3)に電力を供給するための電源部(4)とスイッチ」(5)共に設け、さらに手首に装着するための装着ベルト(2)を手首に接する面に設けることで、手首への脱着、携帯が可能になることを特徴とする、掌用光触媒殺菌ライト。
  2. 前記LEDライトケース(1)において、手首に接する面にクリップ状の挟み具としての装着クリップ(9)を設けることにより、前期装着ベルト(2)への脱着を可能とすることを特徴とする、請求項1記載の掌用光触媒殺菌ライト。
  3. 前記LED(3)において、発光源を紫外線発光ダイオード(UVLED)とすることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の掌用光触媒殺菌ライト。
  4. 前記LED(3)において、手首に対し平行に保った掌への照射角(10)が、10度以上から30度以内になるよう設置角度を調整し設けることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の掌用光触媒殺菌ライト。
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