JP5671125B1 - 前方誤り訂正情報生成装置、受信装置、前方誤り訂正情報生成方法、前方誤り訂正処理方法、前方誤り訂正情報生成プログラムおよび前方誤り訂正処理プログラム - Google Patents

前方誤り訂正情報生成装置、受信装置、前方誤り訂正情報生成方法、前方誤り訂正処理方法、前方誤り訂正情報生成プログラムおよび前方誤り訂正処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メディア情報と前方誤り訂正情報とが非同期で受信装置に送信される場合において、受信装置側でリアルタイムの前方誤り訂正処理を実現する。【解決手段】前方誤り訂正情報生成装置2であって、メディア情報パケットを受信し、当該メディア情報パケットから複数の前方誤り訂正情報を生成する生成手段21、22と、複数の前方誤り訂正情報の送信時間と送信遅延時間とを用いて、受信装置3側でメディア情報パケットの前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を、前方誤り訂正情報毎に算出する待ち時間算出手段23と、各前方誤り訂正情報に待ち時間を付加して受信装置3に送信する送信手段24とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、メディア情報と前方誤り訂正情報とを用いて、前方誤り訂正処理を行う技術に関する。
前方誤り訂正技術は、メディア情報に前方誤り訂正情報を同期させて送信することにより受信装置側で前方誤り訂正を実現している。ここで、メディア情報を送信する装置が独立している場合は、別装置にてメディア情報を受信して前方誤り訂正情報を生成し、受信装置に対して非同期で送信する。受信装置側では、メディア情報と必要となる全ての前方誤り訂正情報とを受信した段階で前方誤り訂正処理を実現している(特許文献1参照)。
特開2010-278974号公報
しかし、前方誤り訂正情報を生成するためには、複数のメディア情報パケットを受信してから生成処理を行うため、メディア情報パケットの受信時間および生成処理時間が必要となる。
特許文献1などの従来技術では、メディア情報の時間あたりの情報量や前方誤り訂正情報生成装置に対して送信されるビットレートが変化することにより、前方誤り訂正情報を生成するために必要となる受信時間および処理時間が変化する。そのため、受信装置に到達する際のメディア情報と前方誤り訂正情報との到達時間にずれが生じてしまい、生放送等のリアルタイム(実時間)での処理を必要とする情報の伝送には適用することができない。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、メディア情報と前方誤り訂正情報とが非同期で受信装置に送信される場合において、受信装置側でリアルタイムに前方誤り訂正処理を実現することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、前方誤り訂正情報生成装置であって、メディア情報パケットを受信し、当該メディア情報パケットから複数の前方誤り訂正情報を生成する生成手段と、前記複数の前方誤り訂正情報の送信時間と送信遅延時間とを用いて、受信装置側で前記メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を、前方誤り訂正情報毎に算出する待ち時間算出手段と、各前方誤り訂正情報に前記待ち時間を付加して、前記受信装置に送信する送信手段と、を備えることを要旨とする。
上記前方誤り訂正情報生成装置において、前記待ち時間算出手段は、前記複数の前方誤り訂正情報の送信開始時刻から送信終了時刻までの時間をT、待ち時間算出済みメディア情報パケットのバイト数をA、メディア情報パケットのブロック全体のバイト数をBとした場合、各前方誤り訂正情報の待ち時間を、待ち時間=T×(1−A÷B)+送信遅延時間、により算出することとしてもよい。
本発明は、メディア情報パケットと前方誤り訂正情報とを受信し、前方誤り訂正処理を行う受信装置あって、前記前方誤り訂正情報から、前記前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を取得する取得手段と、前記待ち時間の経過後、前記受信した前方誤り訂正情報を用いて前記メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を行う前方誤り訂正処理手段と、を備えることを要旨とする。
本発明は、前方誤り訂正情報生成装置が行う前方誤り訂正情報生成方法であって、メディア情報パケットを受信し、当該メディア情報パケットから複数の前方誤り訂正情報を生成する生成ステップと、前記複数の前方誤り訂正情報の送信時間と送信遅延時間とを用いて、受信装置側で前記メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を、前方誤り訂正情報毎に算出する待ち時間算出ステップと、各前方誤り訂正情報に前記待ち時間を付加して、前記受信装置に送信する送信ステップと、を行うことを要旨とする。
本発明は、前方誤り訂正処理方法であって、メディア情報パケットと前方誤り訂正情報とを受信し、前方誤り訂正処理を行う受信装置が、前記前方誤り訂正情報から、前記前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を取得する取得ステップと、前記待ち時間の経過後、前記受信した前方誤り訂正情報を用いて前記メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を行う前方誤り訂正処理ステップと、を行うことを要旨とする。
本発明は、上記前方誤り訂正情報生成装置として機能させるための前方誤り訂正情報生成プログラムである。
本発明は、上記受信装置として機能させるための前方誤り訂正処理プログラムである。
本発明によれば、メディア情報と前方誤り訂正情報とが非同期で受信装置に送信される場合において、受信装置側でリアルタイムに前方誤り訂正処理を実現することができる。
本発明の実施形態の前方誤り訂正システムの全体構成図である。 前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を説明するための説明図である。 前方誤り訂正情報生成装置の動作を示すフローチャートである。 受信装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態の前方誤り訂正システムの全体構成図である。本実施形態の前方誤り訂正システムは、送信装置1から送信されるメディア情報と、前方誤り訂正情報生成装置2によりメディア情報を元に生成される前方誤り訂正情報とを非同期で受信装置3に配信し、受信装置3にて前方誤り訂正を実現するシステムである。
なお、前方誤り訂正情報は、送信装置1から受信装置3に送信されるメディア情報のパケットが、伝送途中で損失した場合、または一部のビットに誤りが生じた場合に、受信装置3側で損失パケットを回復または誤ったビットを訂正するために用いる情報である。また、前方誤り訂正情報は、一部の前方誤り訂正情報が伝送途中で損失した場合、または一部のビットに誤りが生じた場合にも、残りの前方誤り訂正情報から回復または誤ったビットを訂正するために用いられる。
図示する前方誤り訂正システムは、送信装置1と、前方誤り訂正情報生成装置2と、受信装置3とを備える。送信装置1は、メディア情報パケットを前方誤り訂正情報生成装置2および受信装置3に送信する。
前方誤り訂正情報生成装置2は、メディア情報パケットを受信し、当該メディア情報パケットの前方誤り訂正情報を生成して受信装置3に送信する。図示する前方誤り訂正情報生成装置2は、メディア情報パケット受信部21と、前方誤り訂正情報生成部22と、待ち時間算出部23と、送信部24とを備える。
メディア情報パケット受信部21は、送信装置1からメディア情報パケットを受信する。前方誤り訂正情報生成部22は、受信したメディア情報パケットから複数の前方誤り訂正情報を生成する。待ち時間算出部23は、複数の前方誤り訂正情報の送信時間と送信遅延時間(ネットワークジッタ)とを用いて、受信装置3側でメディア情報パケットの前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間(マージン時間)を、前方誤り訂正情報毎に算出する。送信部24は、各前方誤り訂正情報に待ち時間を付加(付与)して、受信装置3に送信する。
受信装置3は、送信装置1からメディア情報パケットを、前方誤り訂正情報生成装置2から前方誤り訂正情報をそれぞれ受信し、メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を行う。図示する受信装置3は、メディア情報パケット受信部31と、前方誤り訂正情報受信部32と、待ち時間取得部33と、前方誤り訂正処理部34とを備える。メディア情報パケット受信部31は、送信装置1から送信されるメディア情報パケットを受信する。前方誤り訂正情報受信部32は、前方誤り訂正情報生成装置2から送信される前方誤り訂正情報を受信する。待ち時間取得部33は、前方誤り訂正情報から、前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を取得する。前方誤り訂正処理部34は、待ち時間の経過後、受信した前方誤り訂正情報を用いてメディア情報パケットの前方誤り訂正処理を行う。
上記説明した、前方誤り訂正情報生成装置2および受信装置3は、例えば、CPUと、メモリと、ハードディスク等の外部記憶装置と、入力装置と、出力装置とを備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPUがメモリ上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各部の各機能が実現される。例えば、前方誤り訂正情報生成装置2および受信装置3の各機能は、前方誤り訂正情報生成装置2用のプログラムの場合は前方誤り訂正情報生成装置2のCPUが、そして、受信装置3用のプログラムの場合は受信装置3のCPUがそれぞれ実行することにより実現される。
また、前方誤り訂正情報生成装置2用のプログラムおよび受信装置3用のプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROMなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶することも、ネットワークを介して配信することもできる。
以下に本実施形態の動作について説明する。
前方誤り訂正情報は、複数のメディア情報パケット(メディア情報パケットのブロック)に基づいて複数生成される。受信装置3が、前方誤り訂正情報を適用して前方誤り訂正処理を行うには、前方誤り訂正処理に必要となる複数の前方誤り訂正情報を受信した後で、前方誤り訂正処理を行う必要がある。このため、複数のメディア情報パケットに対応する当該ブロックの最初の前方誤り訂正情報を受信してから最後の前方誤り訂正情報を受信するまで、受信装置3は前方誤り訂正処理の開始を待機する必要がある。
しかし、前方誤り訂正情報生成装置2が、複数のメディア情報パケットを受け取ってから複数の前方誤り訂正情報を生成し、各前方誤り訂正情報を順次、受信装置3に対して送信すると、前方誤り訂正情報を生成するための時間分だけ受信装置3に送信する時間が遅れてしまうため、受信装置3で正しく前方誤り訂正情報を適用することが出来ない場合がある。
また、メディア情報パケットまたは前方誤り訂正情報の一部が受信装置3に対して大きく遅延して送信される場合、もしくは送信されない場合において、受信装置3は前方誤り訂正処理を行うためにメディア情報パケットに対応した前方誤り訂正情報をいつまで保持しておけばいいのか判断がつかない。
このような問題を解決するために、本実施形態では、各前方誤り訂正情報に、受信装置3側で前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間(マージン時間)を付加して受信装置3に送信する。
図2は、前方誤り訂正情報生成装置2が、メディア情報パケットを受信し、前方誤り訂正情報を生成して受信装置3に送信し、受信装置3で前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を説明するための説明図である。
図3は、前方誤り訂正情報生成装置2の動作を示すフローチャートである。
前方誤り訂正情報生成装置2の前方誤り訂正情報生成部22は、送信装置1から送信される、前方誤り訂正情報を生成するために必要な複数のメディア情報パケットを受信する(S11)。
そして、前方誤り訂正情報生成部22は、受信したメディア情報パケットを用いて、当該メディア情報パケットに対応する複数の前方誤り訂正情報を生成する(S12)。すなわち、受信した複数のメディア情報パケットでブロックを構成し、当該ブロック毎に前方誤り訂正情報(冗長化符号)を生成する。
そして、待ち時間算出部23は、各前方誤り訂正情報を送信する際に、S12の前方誤り訂正情報の送信時間と送信遅延時間とを用いて、当該前方誤り訂正情報の受信装置3側で前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を算出する(S13)。
本実施形態では、複数の前方誤り訂正情報の処理時刻(送信開始時刻)Pから送信終了時刻Eまでの時間(複数の前方誤り訂正情報の送信時間)をT、待ち時間算出済みメディア情報パケットのバイト数をA、複数のメディア情報パケットの全体のバイト数をBとした場合、以下の式を用いて各前方誤り訂正情報の待ち時間を算出するものとする。
待ち時間=T×(1−A÷B)+送信遅延時間
すなわち、各前方誤り訂正情報を送信する際に、S11で受信した複数のメディア情報パケットの全体のバイト数と、待ち時間計算済みのメディア情報パケットのバイト数との割合に応じた待ち時間を算出する。送信遅延時間は、ネットワークの遅延等を考慮し、あらかじめ設定された値である。
また、T=送信終了時刻E−処理時刻Pであって、送信終了時刻Eは以下の式により算出される。
送信終了時刻E=最終メディアパケット受信時刻D+(最終メディアパケット受信時刻D−前ブロックの最終メディアパケット受信時刻)+送信遅延時間
なお、メディア情報パケットがあらかじめ設定された最高ビットレートを越えて前方誤り訂正情報生成装置2に送信された場合は、送信終了時刻Eは以下の式により算出される。
送信終了時刻E=最終メディア情報パケット受信時刻D+T’+送信遅延時間
T’=メディア情報パケットの合計バイト数×8÷最高ビットレート
そして、送信部24は、S12で生成した各前方誤り訂正情報にS13で算出した待ち時間を付加して、受信装置3に順次送信する(S14)。なお、前方誤り訂正情報毎にS13およびS14が繰り返し行われ、最後の前方誤り訂正情報のS14が行われると(S15:YES)、終了する。
図2に示す例では、S12で全ての前方誤り訂正情報を生成後、最初の前方誤り訂正情報F1の待ち時間を算出し、当該待ち時間を付加して最初の前方誤り訂正情報F1を送信し、その後、次の前方誤り訂正情報F2の待ち時間を算出し、当該待ち時間を付加して次の前方誤り訂正情報F2を送信する。以降の前方誤り訂正情報F3、F4についても同様に待ち時間を付加して送信する。
次に、受信装置3の動作について説明する。
図4は、受信装置3が前方誤り訂正情報を受信したときの動作を示すフローチャートである。受信装置3の前方誤り訂正情報受信部32は、前方誤り訂正情報生成装置2から送信される、前方誤り訂正情報を受信する(S21)。受信した前方誤り訂正情報が当該ブロックにおいて最初に受信した前方誤り訂正情報の場合(S22:YES)、待ち時間取得部33は、S21で受信した前方誤り訂正情報から、前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を取得する(S23)。そして、前方誤り訂正処理部34は、最初の前方誤り訂正情報を受信してからS23で取得した待ち時間が経過するまで、S21に戻り、次の前方誤り訂正情報を受信する。このとき受信した前方誤り訂正情報は、当該ブロックにおいて最初に受信した前方誤り訂正情報でないため(S22:NO)、S23の待ち時間を取得することなく、S24に進む。
そして、最初の前方誤り訂正情報からS23で取得した待ち時間が経過した後(S24:YES)、S21で受信した複数の前方誤り訂正情報を用いて、送信装置1から受信した複数のメディア情報パケットの前方誤り訂正処理を行う(S25)。S24の待ち時間が経過したタイミングは、図2に示す場合、F1〜F4の複数の前方誤り訂正情報が受信装置3で受信されたタイミングである。
なお、複数の前方誤り訂正情報のそれぞれに待ち時間を付加して送信することで、最初に受信されるべき前方誤り訂正情報F1が伝送途中で損失し、受信装置3で受信されない場合であっても、次の前方誤り訂正情報F2が最初に受信された前方誤り訂正情報となり、当該前方誤り訂正情報に付加された待ち時間を取得し、図4に示す処理を行うことができる。
また、図4の動作とは非同期に、メディア情報パケット受信部31は、複数のメディア情報パケットを送信装置1から順次受信している。前方誤り訂正処理部34は、受信したメディア情報パケットを複数のメディア情報パケット毎(ブロック毎)にまとめ、当該複数のメディア情報パケットに対応する複数の前方誤り訂正情報を用いて前方誤り訂正処理を行う。例えば、複数のメディア情報パケットの中でパケット損失などが発生している場合、前方誤り訂正情報と他のメディア情報パケットとを演算することで、損失したパケットを回復(補償訂正)する。
図2に示すように、受信装置3では、各前方誤り訂正情報に付加されたそれぞれの待ち時間分だけ、前方誤り訂正処理を開始するのを待機し、待ち時間が経過した段階で、前方誤り訂正処理に必要となる全ての前方誤り訂正情報を用いて、複数のメディア情報パケットの前方誤り訂正処理を行う。
このように、各前方誤り訂正情報にそれぞれ設定された待ち時間分だけ待機させることで、受信装置3が全てまたは大部分の前方誤り訂正情報を受信したタイミングで、前方誤り訂正処理を開始することができる。すなわち、受信装置3側で同じ時間に複数のメディア情報パケットに対する前方誤り訂正情報を確実に適用することができる。
以上説明した本実施形態では、メディア情報に対して前方誤り訂正を適用する際に、メディア情報を送信する送信装置1とは別の外部の装置である前方誤り訂正情報生成装置2で前方誤り訂正情報を送信する場合において、受信装置3側の前方誤り訂正処理の開始までの待ち時間を前方誤り訂正情報のパケット単位で調整し、各前方誤り訂正情報に付加して受信装置3に送信することにより、生放送等のリアルタイムでの継続的な処理を必要とする情報の伝送に対しても、前方誤り訂正処理を実現することが可能となる。
また、生放送等の情報の伝送においては、情報が正しい順序で遅延なく送信され続ける必要があるため、ネットワークの状態やメディア情報の送信装置から送信される情報のビットレート等を正しく把握する必要があるが、本実施形態では、それらのネットワークおよびメディア情報に関する情報を把握するための個別のインターフェースを設けることなく、メディア情報パケットから自律的に送信状況を判断し、前方誤り訂正処理を実現している。そのため、本実施形態における前方誤り訂正処理に対応するために、送信装置1側では、インターフェースの提供等の個別の対応をする必要がない。すなわち、メディア情報の内容および送信方法を変えることなく、前方誤り訂正処理を必要とする受信装置3に対してのみ前方誤り訂正処理を適用させることが可能となる。
また、本実施形態では、メディア情報の送信装置1に前方誤り訂正機能を追加することなく、前方誤り訂正処理を実現することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
1 :送信装置
2 :前方誤り訂正情報生成装置
21:メディア情報パケット受信部
22:前方誤り訂正情報生成部
23:待ち時間算出部
24:送信部
3 :受信装置
31:メディア情報パケット受信部
32:前方誤り訂正情報受信部
33:待ち時間取得部
34:前方誤り訂正処理部

Claims (7)

  1. 前方誤り訂正情報生成装置であって、
    メディア情報パケットを受信し、当該メディア情報パケットから複数の前方誤り訂正情報を生成する生成手段と、
    前記複数の前方誤り訂正情報の送信時間と送信遅延時間とを用いて、受信装置側で前記メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を、前方誤り訂正情報毎に算出する待ち時間算出手段と、
    各前方誤り訂正情報に前記待ち時間を付加して、前記受信装置に送信する送信手段と、を備えること
    を特徴とする前方誤り訂正情報生成装置。
  2. 請求項1記載の前方誤り訂正情報生成装置であって、
    前記待ち時間算出手段は、前記複数の前方誤り訂正情報の送信開始時刻から送信終了時刻までの時間をT、待ち時間算出済みメディア情報パケットのバイト数をA、メディア情報パケットのブロック全体のバイト数をBとした場合、各前方誤り訂正情報の待ち時間を
    待ち時間=T×(1−A÷B)+送信遅延時間
    により算出すること
    を特徴とする前方誤り訂正情報生成装置。
  3. メディア情報パケットと前方誤り訂正情報とを受信し、前方誤り訂正処理を行う受信装置あって、
    前記前方誤り訂正情報から、前記前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を取得する取得手段と、
    前記待ち時間の経過後、前記受信した前方誤り訂正情報を用いて前記メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を行う前方誤り訂正処理手段と、を備えること
    を特徴とする受信装置。
  4. 前方誤り訂正情報生成装置が行う前方誤り訂正情報生成方法であって、
    メディア情報パケットを受信し、当該メディア情報パケットから複数の前方誤り訂正情報を生成する生成ステップと、
    前記複数の前方誤り訂正情報の送信時間と送信遅延時間とを用いて、受信装置側で前記メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を、前方誤り訂正情報毎に算出する待ち時間算出ステップと、
    各前方誤り訂正情報に前記待ち時間を付加して、前記受信装置に送信する送信ステップと、を行うこと
    を特徴とする前方誤り訂正情報生成方法。
  5. 前方誤り訂正処理方法であって、
    メディア情報パケットと前方誤り訂正情報とを受信し、前方誤り訂正処理を行う受信装置が、
    前記前方誤り訂正情報から、前記前方誤り訂正処理を開始するまでの待ち時間を取得する取得ステップと、
    前記待ち時間の経過後、前記受信した前方誤り訂正情報を用いて前記メディア情報パケットの前方誤り訂正処理を行う前方誤り訂正処理ステップと、を行うこと
    を特徴とする前方誤り訂正処理方法。
  6. 請求項1または2記載の前方誤り訂正情報生成装置として機能させるための前方誤り訂正情報生成プログラム。
  7. 請求項3記載の受信装置として機能させるための前方誤り訂正処理プログラム。
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