JP5670937B2 - 端末接続管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、端末接続管理システムに係り、特に、異なる複数の網の状況を考慮した網間での端末の接続方法を決定するための端末接続管理システムに関する。
詳しくは、あるサービスを利用するために、複数の網(例えば、LTE(Long Term Evolution)等の移動網、固定網、WiMax(World wide interoperability for Microwave access)、企業網、ホームネットワーク等を含むがこれらに限らない)により接続可能な端末が、いずれかの最適な網を接続手段として選択する技術に関するものである。特に、網側で取得可能な網の状況に関する情報(混雑状況など)や端末のアプリケーションの利用状況に基づき、また、これらの情報を複数網間で連携させた上で、端末が利用する接続手段を決定する技術に関するものである。本明細書では、一例として、インターネット上のサービスを利用する際に、移動網と固定網の両方に接続可能な端末が最適な網を選択する方法を用いて説明する。
一般に、既存のスマートフォンにおいては、端末に具備した接続切り替え用のソフトウェア(アプリケーション)を用いて、端末で観測可能な電波状況に基づき、端末が用いる接続手段(移動網または固定網)を、端末が決定する手法が採られている(例えば、非特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の技術においては、端末で観測可能な情報(電波強度などのみで用いる接続手段が決まるため、網の混雑状況や、ユーザが利用しているアプリケーション(動画閲覧、Webブラウジングなど)の利用状況を反映することができない、という問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、網の混雑状況を反映し、固定移動網間で連携して端末の接続手段を選択することが可能な端末接続管理システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明(請求項1)は、外部網(例えば、インターネット)に接続される移動網固定網に接続可能な端末が利用する接続手段を選択するための端末接続管理システムであって、
前記移動網と前記固定網は、
網内の各装置の混雑状況を取得する監視装置と、
自装置の混雑状況を前記監視装置に通知するルータと、
前記外部網に接続し、該外部網の負荷状況と前記端末が利用しているアプリケーション種別を検出し、該外部網の負荷状況と該端末のアプリケーション種別を前記監視装置に通知するゲートウェイ装置と、
前記端末を網内に収容し、自装置の混雑状況を前記監視装置に通知する基地局と、
前記監視装置から前記混雑状況と前記端末のアプリケーション種別を取得して、該端末の接続手段を決定する接続決定装置と、
をそれぞれ有し、
前記移動網の接続決定装置は
前記固定網の接続決定装置間において、網の混雑状況に関する情報を相互に交換し、切り替えを予め許容されているアプリケーションを利用している端末に対して、該端末が在圏している自網の基地局と該固定網の基地局のリソース利用率を比較した結果、該端末が通信中の基地局のリソース使用率が高く、該端末が通信中の基地局が属している網のルータ、または、ゲートウェイ装置の混雑度が他の網を上回っている場合に接続手段の変更を該端末に通知する手段を含み、
前記固定網の接続決定装置は、
前記移動網の接続決定装置間において、自網の混雑状況に関する情報を相互に交換し、切り替えを予め許容されているアプリケーションを利用している端末に対して、該端末が在圏している該移動網の基地局と自網の基地局のリソース利用率を比較した結果、該端末が通信中の基地局のリソース使用率が高く、該端末が通信中の基地局が属している網のルータ、または、ゲートウェイ装置の混雑度が他の網を上回っている場合に接続手段の変更を該端末に通知する手段を含み、
前記端末は、
前記移動網または前記固定網の前記接続決定装置から通知された接続手段に切り替える手段を有する。
また、本発明(請求項2)は、前記切り替えを予め許容されているアプリケーションを、
通信断がユーザ体感に支障を与えない動画閲覧またはWebブラウジングのアプリケーションとする。
上記のように本発明によれば、移動網と固定網の両方の混雑状況(無線区間の状況、コア網内の状況など)を組み合わせて端末の用いる接続を制御することにより、下記が可能となる。
・移動網と固定網の負荷(リソースの使用率)を平準化することができる。
・端末と接続手段の切り替え時に通信断が発生しても、ユーザ体感に支障を与えないので、移動網と固定網の切り替えを用いた網の柔軟な利用が促進できる。
・接続の切り替えを行う際に、移動網と固定網の負荷状況を反映して接続決定を行うため、移動網・固定網の双方が高負荷となっている場合において、例えば、移動網から固定網へ接続手段を切り替えた際に、この結果固定網側が過負荷となり、移動網へ切り替えが発生するというような現象を防ぐことができる。
本発明の一実施の形態におけるシステム構成図である。 本発明の一実施の形態における基地局内の基地局容量テーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるルータ内のリンク状況テーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるゲートウェイ装置内の混雑度テーブルの例である。 本発明の一実施の形態における概要動作を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における動作シーケンスである。 本発明の第1の実施の形態におけるゲートウェイ装置による端末のアプリケーション特定方法のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における切り替え可否の判断のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における動作シーケンスである。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、網の混雑状況を反映して接続手段を決定するために、網側の混雑状況を網内で取得し、端末に対して最適な接続手段を通知することを可能とし、また、端末に対して網の混雑状況を通知する。また、ユーザが利用しているアプリケーションを検出し、当該ユーザが利用しているアプリケーションの利用状況を反映して接続方式を決定するものである。
図1は、本発明の一実施の形態におけるシステム構成を示す。
同図に示すシステムは、端末100、インターネット200、移動事業者網(以下、単に「移動網」と記す)300、固定事業者網(以下、単に「固定網」と記す)400から構成される。ここで、移動網300と固定網400があるのは、移動網と固定網では、設備が異なることが想定されるため、端末100に対して用いる接続手段を通知する機能については、移動網及び固定網間で連携をとる必要があるためである。
端末100に接続される移動網300、及び固定網400は、本実施の形態では同じ構成であるものとする。
各網300,400は、ISP(Internet Service Provider)310,410、ゲートウェイ装置320,420、ルータ330,340、基地局340,440、監視装置350,450、接続決定装置360,460から構成される。
基地局340,440は、移動網300、固定網400共に端末100を無線により収容する(例えば、移動網基地局340としては、eNodeB、固定網基地局440としてはWiFi(登録商標)アクセスポイントが考えられる)。各基地局340,440は、自装置の混雑状況として、自装置のリソース使用率、すなわち、例えば、自局の総無線容量と、自局圏内の無線端末より占有されている無線容量を図2に示すような基地局容量テーブル341,441として保持し、定期的または、所定のタイミングで監視装置350,450に通知する。
ルータ330,430は、移動網300,固定網400共に、基地局340,440と外部ネットワーク(インターネット200など)を接続するためのバックボーンを構成する。各ルータ330,430は、自装置の混雑状況として、例えば、自網内の混雑度(ルータが接続されている回線(リンク)の使用率など)を図3に示すリンク状況テーブル331,431として保持し、定期的または、所定のタイミングで監視装置350,450に通知する。
ゲートウェイ装置320,420は、移動網300、固定網400共に、外部ネットワーク(インターネット200など)に接続するための装置である。各ゲートウェイ装置320,420は、自装置の混雑状況として、外部ネットワーク(インターネット200)への接続事業者(例えば、ISP310,410)の混雑度(例えば、インターネット200上のサーバに対する応答速度など)を図4に示す混雑度テーブル321,421として保持し、定期的または、所定のタイミングで監視装置350,450に混雑度を通知する。また、端末100が使用しているアプリケーションを検出し、当該アプリケーションの情報を監視装置350,450に通知する機能を有する。例えば、DPI(Deep Packet Inspection)があるが、この例に限定されない。詳細については第1の実施の形態で後述する。
監視装置350,450は、移動網300、固定網400共に、自網内の混雑情報を基地局340,440、ルータ330,430、ゲートウェイ装置320,420から収集し、収集した混雑情報を接続決定装置360,460、または、端末100に通知する。
接続決定装置360,460は、移動網300、固定網400と共に、監視装置350,450から提供された混雑状況に基づいて、端末100に対して用いる接続手段を通知する機能を有する。当該接続手段を決定するためのアルゴリズムとしては、当該端末100を収容可能な移動網300及び固定網400の基地局340,440の無線リソース占有率の低い基地局を選択する等の方法が考えられるが、これに限定されない。詳細については、第1の実施の形態で後述する。
端末100は、ユーザが用いる端末であり、移動網300と固定網400のいずれかまたは両方に接続し、接続決定装置360,460、または、監視装置350,450からの通知に基づき、用いる接続手段を決定し、切り替える。
次に、上記の構成における動作を説明する。
本発明では、以下の条件を満たす必要がある。
条件1:移動網と固定網では、設備が異なることが想定されるため、端末に対して用いる接続手段を通知する機能は、移動・固定網間で連携を行う必要がある。
条件2:接続手段の切り替え時には、IPアドレスの振り直し等で通信断が発生する可能性があるため、通信断がユーザ体感に支障を与えないアプリケーション(例えば、バッファリングが可能な動画閲覧など)を利用している端末に対してのみ、接続手段の切り替えを行う必要がある。
図5は、本発明の一実施の形態における動作のシーケンスを示す。
同図に示すシーケンスは、大きくは収集処理と通知処理に分かれる。また通知処理は、以下の2つのパターン(パターン1,2)に分かれる。
(1)収集:WiFi(登録商標)アプリケーション、ルータ330,440、ゲートウェイ装置320,420から混雑状況を収集するシーケンス(図5のaの矢印):
(2)通知:収集した混雑状況に基づき、端末100に対して、用いる接続手段を通知する(パターン1)、あるいは、混雑状況を通知する(パターン2)(図5のbの矢印):
以下では、パターン1を第1の実施の形態、パターン2を第2の実施の形態として説明する。
[第1の実施の形態]
<パターン1>
最初に、接続手段を端末に通知するパターン1について説明する。
図6は、本発明の第1の実施の形態における動作シーケンスである。
同図内の()内の数字と以下の説明の数字は対応している。なお、以下では、移動網300のみについて示すが、固定網400についても同様である。
●前処理:定期的な端末状況と負荷状況のアップデート:
(1)端末100は、電波状況の観測等により、自分が接続可能なアクセスポイントとその事業者を、定期的に監視装置350に通知する。
(2)基地局340は、基地局容量テーブル341を参照し、無線区間負荷状況を定期的に監視装置450に通知する。
(3)ルータ330は、リンク状況テーブル331を参照し、自網内の混雑状況を監視装置450に通知する。
(4)ゲートウェイ装置320は、混雑度テーブル321を参照し、外部網(インターネット200)の負荷状況の通知及び、端末100が使用しているアプリケーションを特定し、監視装置350に通知する。
●端末100の用いる接続手段の指定:
以下では、あるトリガに基づき、以下の動作を実行する。
(5)監視装置350は、上記の前処理で収集した自網内の情報を、接続決定装置360に通知する。
(6)接続決定装置360は、上記の監視装置350から収集した網及び端末100の情報を接続決定装置460との間で提供あるいは相互に交換し、これに基づき、端末が用いる接続手段を決定する。当該動作の詳細は後述する。
なお、当該処理を開始するのは、連携先の事業者が特定できるならば、移動網300と固定網400のどちらの接続決定装置でも構わない。本実施の形態では、端末100が接続している網として移動網300の接続決定装置360が本シーケンスを開始することとする。
当該シーケンス(6)において、各網300,400の接続決定装置360,460間で提供あるいは相互に交換する端末100に関する情報は、例えば以下のような情報が考えられる。
・移動・固定間で共通に用いることのできる端末ID(例:電話番号);
・端末100の利用アプリケーション(ゲートウェイ装置が検出し、シーケンス(4)及び(5)によって接続決定装置360(460)が取得した情報)
(7)接続決定装置360は、上記の決定結果を端末100に通知する。
当該端末100への通知は、移動網300及び固定網400のどちらの接続決定装置が行ってもよい。
●端末100による接続手段の切り替え;
(8)端末100は、上記のシーケンス(7)における接続決定装置360からの通知に基づき、用いる接続手段を変更する。詳細については後述する。
●その他の事項:
端末100に対して接続手段を指定するトリガについては、特に制限はないが、例えば、一定時間毎に実行してもよいし、端末100が新たに基地局340,440に接続をしたことを検知した際、端末100が通信中のセッションを終了した際、等が考えられるが、これに限定されない。
次に、上記のシーケンス(4)におけるゲートウェイ装置320,420における、端末100が使用しているアプリケーションの特定方法について説明する。
図7は、本発明の第1の実施の形態におけるゲートウェイ装置による端末のアプリケーション特定方法のフローチャートである。
ステップ401) ゲートウェイ装置320(420)が、端末100から送信されたIPパケットを受信する。
ステップ402) ゲートウェイ装置320(420)が当該IPパケットのヘッダを抽出する。
ステップ403) 当該ヘッダ内の「Destination Address」フィールドに、動画配信サービス事業者のアドレスが含まれている場合は、ステップ404に移行し、そうでない場合はステップ405に移行する。
ステップ404) 端末100のアプリケーションが動画閲覧であると特定する。
ステップ405) ゲートウェイ装置320(420)が、当該IPパケットの中に含まれるアプリケーションレイヤのヘッダを抽出する。当該ヘッダに「HTTP」「User Agent」「Referrer」が含まれていればステップ406に移行し、そうでなければステップ407に移行する。
ステップ406) アプリケーションがWebブラウジングであると特定する。
ステップ407) 特定したいアプリケーションの数だけ繰り返す。
次に、上記のシーケンス(6)の接続決定装置360,460が接続手段を決定する際の動作を説明する。
以下では、初期状態として端末100が移動網300に在圏しており、移動網300から固定網400への切り替えの可否を判断するという例について説明する。
連携を行うためには、例えば、以下の方法が考えられるが、これに限定されるものではない。
A)移動網300の接続決定装置360が、固定網400の接続決定装置460に対して、移動網300の混雑状況を通知する。通知する情報は、例えば、基地局340のリソース使用率や、ルータ330、ゲートウェイ装置320の混雑度などが考えられる。固定網400の接続決定装置460が、切り替えの可否を移動網300の接続決定装置360に通知する。
B)移動網300の接続決定装置360が固定網400の接続決定装置460に対して、移動網300の混雑状況を通知する。固定網400の接続決定装置460が切り替えの可否を判断し、端末100に対して接続手段の切り替えを通知する。
C)移動網300の接続決定装置360が固定網400の接続決定装置460から、固定網400の混雑状況を取得する。取得する情報は、例えば、基地局440のリソース使用率や、ルータ430・ゲートウェイ装置420の混雑度や、固定網400の基地局440に収容可能な残り端末数などが考えられる。これらの情報に基づいて移動網300の接続決定装置360が切り替えの可否を判断する。
以下、上記のA)の実現方法について説明する。以下は、図6の(5)及び(6)の処理に相当する部分である。
(5−1)端末100が接続されている移動網300内の接続決定装置360は、移動網300内の監視装置350から通知された移動網300の状態を元に、端末100の接続を移動網300から固定網400に切り替えるか決定する。このときの条件としては例えば、基地局340の負荷が一定以上の場合等が考えられる。このとき、切り替え可否の判断については図8で後述する。
(5−2)移動網300内の接続決定装置360は、固定網400の接続決定装置460に対して、固定網400への切り替えの可否を問い合わせる。このときに通知する情報は、
a. 自網内装置の混雑状況(移動網300と固定網400の基地局340,440のリソースの使用率を平準化することを目的とし、接続手段を変更する場合の変更先の基地局が属している網のルータ、ゲートウェイ装置の混雑度が、それぞれ変更元の一定比(例えば、2倍など)以下であることを条件とするため。);
b. 基地局容量の大きさ;
c. 通信品質(遅延時間など);
d. 消費電力;
e. その他事業者が設定するポリシ等;
がある。なお、上記は監視装置350,450が、基地局340,440、ルータ330,430、ゲートウェイ装置320,420から収集した全ての情報を用いた例を示しているが、全ての情報を利用しなくてもよい。
(5−3)固定網400内の監視装置450は、移動網300の監視装置350に対して、切り替えの可否を応答する。
(6)上記の(5)での結果が「真」であれば、移動網300の監視装置350は、端末100に対して接続の切り替えを通知する。
次に、上記の(5−1)切り替え可否の判断について説明する。
図8は、本発明の第1の実施の形態における切り替え可否の判断のフローチャートである。
ステップ801) 接続決定装置360は、一定期間毎に、監視装置350から取得した現在通信中の端末100のリストから、切り替えを予め許容されているアプリケーションを利用中の端末を特定し、リストアップする。
ステップ802) リスト中に端末がまだ残っている場合はステップ803に移行し、残っていない場合は処理を終了する。
ステップ803) ステップ801においてリストアップされた各端末100に対して端末100の在圏している移動網基地局340と固定網基地局440のリソース使用率を比較する。比較の結果、端末100が現在通信中の基地局のリソース使用率の方が高い場合には、ステップ804に移行し、高くない場合はステップ801に移行し、次の端末に関する処理を行う。
ステップ804) 当該端末100が在圏中の基地局が属している網のルータ、ゲートウェイ装置の混雑度が他の網を上回っている場合には、ステップ805に移行し、そうでない場合はステップ801に移行し、次の端末に関する処理を行う。
ステップ805) 当該端末100に対して、接続手段の変更を通知する。
[第2の実施の形態]
<パターン2>
次に、パターン2は、パターン1のように接続手段を端末100に通知するのではなく、網の混雑状況を端末100に通知して端末100自体で接続手段を決定するものである。
図9は、本発明の第2の実施の形態における動作シーケンスである。
同図に示すように、パターン2のシステムでは、接続決定装置を具備しない。そのため、網の混雑状況を反映して端末100が接続手段を切り替える際に、網の混雑状況を網側から端末100に通知し、これに基づいて端末100が接続手段を決定する。
図9の構成において、基地局340,440、ルータ330,430、ゲートウェイ装置320,420については、第1の実施の形態(パターン1)と同様である。監視装置350,450は、自網内の通知先を接続先決定装置ではなく、端末100とする。なお、本実施の形態では、端末100の使用アプリケーション情報は含まない。監視装置350,450が通知する自網内の情報とは、基地局340,440、ルータ330,430、ゲートウェイ装置320,420から収集した情報であり、第1の実施の形態と同様である。また、通信事業者が管理する網の情報のユーザに対する秘匿や、他端末の通信状況など個人情報保護の観点から、通知する情報を加工してもよい。
次に、上記の構成における動作シーケンスを説明する。
●前処理:定期的な端末状況と負荷状況のアップデート:
(1)端末100は、電波状況の観測等により、自分が接続可能なアクセスポイントとその事業者を、定期的に監視装置350に通知する。当該処理は第1の実施の形態と同様である。
(2)基地局340は、基地局容量テーブル341を参照し、混雑状況を定期的に監視装置350に通知する。当該処理は第1の実施の形態と同様である。
(3)ルータ330は、リンク状況テーブル331を参照し、自装置の混雑状況を監視装置350に通知する。当該処理は第1の実施の形態と同様である。
(4)ゲートウェイ装置320は、混雑度テーブル321を参照し、自装置の混雑状況の通知及び、端末100が使用しているアプリケーションを特定し、監視装置350に通知する。当該処理において、第1の実施の形態と異なるのは、監視装置350に通知する情報に端末100が使用するアプリケーションの情報を含まない点である。
●端末100の用いる接続手段の指定:
以下では、あるトリガに基づき、以下の動作を実行する。
(5)監視装置350は、上記の前処理で収集した自網内の情報を、端末100に通知する。
●端末100による接続手段の切り替え;
(6)端末100は、監視装置350から取得した情報に基づいて、接続手段を決定し、当該決定に基づいて接続手段を切り替える。
[第3の実施の形態]
本実施の形態は、前述の第2の実施の形態を高度化したものである。
システム構成は、第1の実施の形態と同様である。
端末100が接続手段を切り替えた際に、切り替え先の基地局が網の混雑状況に応じて、受付を受託、または、拒否することも可能である。
基地局340,440は、端末100からの接続要求があった場合、監視装置350,450または、接続決定装置360,460に対して網内の混雑状況を問い合わせる機能を有する。
ルータ330,430及びゲートウェイ装置320,420は、第2の実施の形態と同様である。
監視装置350,450は、基地局340,430からの問い合わせに応じて網内の混雑状況を基地局340,440に通知する機能を有する。
接続決定装置360,460は、基地局340,440からの問い合わせに応じて網内の混雑状況を当該基地局に通知する。
なお、基地局340,440からの問い合わせに応じて網内の混雑状況を基地局に通知する機能は、監視装置350,450または、接続決定装置360,460のいずれが具備すればよい。
次に第2の実施の形態との動作の差異を示す。
(1)〜(6)までは第2の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。以下に、第2の実施の形態に追加される処理を示す。
(7)端末100が基地局440に接続しようとした場合を例に説明する。
端末100から要求のあった基地局440は、自網内の監視装置450対して網内の混雑状況の通知を要求する。
(8)基地局440から要求があった監視装置450、あるいは、接続決定装置460は、網内の混雑状況を取得して当該基地局440に通知する。
(9)基地局440は、通知された混雑状況に基づき、当該端末440からの接続または受諾、または、拒否のいずれかを行う。
上記の第1、第2の実施の形態における接続決定装置の配備方法について説明する。
上記の実施の形態では、接続決定装置が移動網300、固定網400に具備されるものとして説明したが、例えば、移動網300と固定網400で事業者が同一である場合などは、移動網−固定網間で単一の装置を用いてもよい。
<複数の装置を用いるケース>
1)移動網・固定網がそれぞれ接続決定装置を具備し、移動網と固定網に代わって用いる接続手段を連携して判断し、端末が接続されている基地局が属している網の接続決定装置が端末への通知を行う。なお、各接続決定装置の判断結果が異なる場合は、基地局が属している網の接続決定装置が判断を優先する。
2)移動網・固定網がそれぞれ接続決定装置を具備し、移動網と固定網に代わって用いる接続手段を連携して判断し、端末が接続されている移動網の接続決定装置が端末への通知を行う。なお、各接続決定装置の判断結果が異なる場合は、移動網の接続決定装置の判断結果を優先する。
3)移動網・固定網がそれぞれ接続決定装置を具備し、移動網と固定網に代わって用いる接続手段を連携して判断し、端末が接続されている固定網の接続結果装置が端末への通知を行う。なお、各接続決定装置の判断結果が異なる場合は、固定網の接続決定装置の判断結果を優先する。
<単一の装置を用いるケース>
1)移動網が、接続決定装置を具備し、移動網と固定網を代表して用いる接続手段を判断し、端末への通知を行う。
2)固定網が、接続決定装置を具備し、移動網と固定網を代表して用いる接続手段を判断し、端末への通知を行う。
なお、上記の図1に示すシステム構成における各網の各構成要素の動作をプログラムとして構築し、各構成要素として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
100 端末
200 インターネット
300 移動事業者網(移動網)
310 ISP
320 ゲートウェイ装置
321 混雑度テーブル
330 ルータ
331 リンク状況テーブル
340 基地局
341 基地局容量テーブル
350 監視装置
360 接続決定装置
400 固定事業者網(固定網)
410 ISP
420 ゲートウェイ装置
421 混雑度テーブル
430 ルータ
431 リンク状況テーブル
440 基地局
441 基地局容量テーブル
450 監視装置
460 接続決定装置

Claims (2)

  1. 外部網(例えば、インターネット)に接続される移動網固定網に接続可能な端末が利用する接続手段を選択するための端末接続管理システムであって、
    前記移動網と前記固定網は、
    網内の各装置の混雑状況を取得する監視装置と、
    自装置の混雑状況を前記監視装置に通知するルータと、
    前記外部網に接続し、該外部網の負荷状況と前記端末が利用しているアプリケーション種別を検出し、該外部網の負荷状況と該端末のアプリケーション種別を前記監視装置に通知するゲートウェイ装置と、
    前記端末を網内に収容し、自装置の混雑状況を前記監視装置に通知する基地局と、
    前記監視装置から前記混雑状況と前記端末のアプリケーション種別を取得して、該端末の接続手段を決定する接続決定装置と、
    をそれぞれ有し、
    前記移動網の接続決定装置は
    前記固定網の接続決定装置間において、網の混雑状況に関する情報を相互に交換し、切り替えを予め許容されているアプリケーションを利用している端末に対して、該端末が在圏している自網の基地局と該固定網の基地局のリソース利用率を比較した結果、該端末が通信中の基地局のリソース使用率が高く、該端末が通信中の基地局が属している網のルータ、または、ゲートウェイ装置の混雑度が他の網を上回っている場合に接続手段の変更を該端末に通知する手段を含み、
    前記固定網の接続決定装置は、
    前記移動網の接続決定装置間において、自網の混雑状況に関する情報を相互に交換し、切り替えを予め許容されているアプリケーションを利用している端末に対して、該端末が在圏している該移動網の基地局と自網の基地局のリソース利用率を比較した結果、該端末が通信中の基地局のリソース使用率が高く、該端末が通信中の基地局が属している網のルータ、または、ゲートウェイ装置の混雑度が他の網を上回っている場合に接続手段の変更を該端末に通知する手段を含み、
    前記端末は、
    前記移動網または前記固定網の前記接続決定装置から通知された接続手段に切り替える手段を有する
    ことを特徴とする端末接続管理システム。
  2. 前記切り替えを予め許容されているアプリケーションは、
    通信断がユーザ体感に支障を与えない動画閲覧またはWebブラウジングのアプリケーションである
    請求項1記載の端末接続管理システム。
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