JP5667796B2 - 信号処理装置 - Google Patents

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本発明は、画像データを処理する信号処理装置に関するものである。
従来デジタルカメラ等の一般的なデジタル信号処理回路ではクロック1サイクルにつき1つサンプリングデータが入力され、多段構成されたフィルタ等の処理回路を通過するのにかかる所定のサイクルの遅延後に有効な処理結果がクロック1サイクルにつき1サンプル以下のデータとして出力されるのが一般的である。デジタルカメラにおいても1画素あたりに必要な処理サイクル数が1サイクルになるような多段構成の処理回路として設計する場合が多い。しかしながら半導体技術の進歩により、デジタルカメラの画素数が年々増加しており、それに対して連写速度や動画機能など、より高い処理速度が要求される傾向にある。増加した画素数に比例して撮像素子からの読み出し時間が長くなるという問題を解決するために、撮像素子から1サイクルあたり2画素や4画素の単位で読み出すという方法がとられるようになった。それに加え撮像素子からの未処理のデータを蓄積する一時メモリーの容量を余分に持つ事によって、連写性能を確保する事が可能となる。一時メモリーを使う方法の場合、メモリーに蓄積する空き容量がなくなると、しばらく撮影できないという問題がある。この問題を解決するため、1サイクルあたり複数画素を同時に処理可能なデジタル信号処理回路を構成にすることが考えられる。
このような回路として、特許文献1では複数信号を1サイクルで同時に複数信号を処理するFIRデジタルフィルターが開示されている。また、特許文献2では複数信号を1サイクルで同時に複数信号を処理するIIRデジタルフィルターが開示されている。
特開2001-036383号公報 特開2001-036382号公報
しかしながら、上述の特許文献1、2に開示された従来技術では、最適な遅延素子の段数で回路を構成した時に位相がずれてしてしまうという問題がある。以下、図2を用いてかかる点を説明する。図2(A)は6タップのFIRフィルタを1サイクルで1サンプル処理する回路である。フィルタ回路に入力された順序で出力側からデータが出力される。図2(A)の例だと最初のデータ入力から5サイクル後に、有効な最初の演算結果が出力される。図2(B)は図2(A)の回路を2つ並列に配置し、1サイクルで同時に2つのデータを入力し、処理する構成に拡張した回路である。最初の2つのデータが入力されてから2サイクル後に有効な最初のデータが出力されるが、それは一方のみであり、他方には無効なデータが出力される。このように無効なデータと有効なデータが同時に出力されると、非常に扱いにくいデータになるという問題がある。また、デジタルカメラの場合、高画素数で高速処理が必要なカメラと低画素数で低速処理のカメラを同じLSIを使用して製品化するといった事が行われており、図2(A)のように1サイクルあたり1画素処理する回路と1サイクルあたり複数画素処理する回路を1つのLSIに実装しなければならないという課題がある。
本発明は、1サイクルあたり複数画素処理する回路を実装する場合にその出力データの位相を合わせて扱い易くすることを可能とする技術を提供しようとするものである。
この課題を解決するため、本発明の信号処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
複数の入力端子と、複数のフィルタ回路で構成されるフィルタ手段と、第1の遅延手段と、第2の遅延手段を有する信号処理装置であって、
前記複数の入力端子は、1サイクルごとに、撮像素子から読み出された複数の画素に対応する複数のデータを入力し、
前記複数のフィルタ回路のそれぞれは、前記複数の入力端子のうち予め設定されたタップ数の入力端子であって、互いに異なる組み合わせの入力端子からのデータを入力し、フィルタ処理後のデータを出力し、
前記第1の遅延手段は、前記複数のフィルタ回路のうち予め設定されたフィルタ回路と、前記複数の入力端子のうち予め設定された入力端子との間に設けられ、
前記第2の遅延手段は、前記複数のフィルタ回路のうち、前記第1の遅延手段を介在しないフィルタ回路のフィルタ処理後のデータを遅延させることを特徴とする。
本発明によれば、1サイクルあたり複数画素処理する回路を実装する場合にその出力データの位相を合わせて扱い易くすることを可能とする。
第1の実施形態を示す回路図。 従来の問題点を示す回路図および概念図。 第1の実施形態のタイミングチャート。 第2の実施形態の回路図および概念図。 第3の実施形態のフィルタ前段回路の回路図。 第4の実施形態の回路図。 第3の実施形態の位相調整回路の回路図。 第2の実施形態のフィルタ回路と装置を示す図。
以下、添付図面に従って本発明にかかる実施形態を詳細に説明する。本実施形態の信号処理装置は、所定サイクルで複数の信号を同時処理する1段または多段のフィルタ回路と、前記フィルタ回路から出力(発生)された複数の信号の遅延の合計が同時処理数の倍数となるように各信号を遅延させる遅延調整回路とを備えるものである。図1は、本発明の実施形態にかかわるデジタル信号処理装置のブロック図である。
[第1の実施形態]
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施形態によるデジタル信号処理装置について説明する。図1(A)は、1サイクルあたり1データの処理を行う3タップのFIRフィルタである。102および103はそれぞれ1サイクルの遅延を行う遅延素子、101は演算回路である。101の演算回路の中身は図1(C)のような構成になっており、遅延ごとに所定の係数で加算される。この係数の選び方によって所定の周波数特性のフィルタとなるが、フィルタの特性に関しては本発明の本質に関係しないので説明を省略する。図1(B)は図1(A)と等価な処理を行う、1サイクルあたり連続する4つの画素データを入力する入力部、及び、1サイクルあたり4つのフィルタ処理結果を出力する出力部を有するフィルタ処理装置のブロック図である。図示において、参照符号105、106、107、108は演算回路であり、それらの中身は図1(B)の演算回路101と同じである。
図1(A)の構成では、1サイクル1データ処理で順次1番目、2番目、3番目の処理対象のデータ(画素データ)が入力されるが、図1(B)の回路におけるバス幅は、連続する4画素分あり、1番目のデータがW端子、2番目のデータがX端子、3番目のデータがY端子、4番目のデータがZ端子というふうに4番目まで1サイクルで入力される。そして、次のサイクルで5番目のデータがW端子、6番目のデータがX端子、7番目のデータがY端子、8番目のデータがZ端子というふうに1サイクルで4つのデータが並列に入力される。109、110、111、112は遅延素子である。演算回路105乃至108の出力端子W1、X1、Y1、Z1には、各フィルタ回路のフィルタ演算結果が出力される。そして、本装置の最終的に出力される出力端子をZ2、Y2、X2、W2と定義する。
以下、図3のタイミングチャートを用いて信号の流れを説明する。1サイクル目において入力端子W,X,Y,Zの入力に対し1番目〜4番目までのデータが入力される。同じサイクルでフィルタ出力Y1、Z1に最初の有効な演算結果が出力される。2サイクル目において入力端子W,X,Y,Zに5番目〜8番目のデータが入力される。同じサイクルで出力端子W1、X1、Y1,Z1からは3番目〜6番目の演算結果が出力される。1サイクル目では出力端子Y1、Z1には有効な演算結果が出力されるが、出力端子W1、X1からはまだ有効な演算結果が出力されていない。このような有効なデータと無効なデータが混じって出力されると扱いにくい。たとえば、演算結果はDMA転送によりメモリーに蓄積されるが、最初のサイクルに無効なデータが混じっているとメモリーの記憶効率を悪化させる事になる。図1(B)の参照符号104の点線で囲ったブロックは本実施形態の特徴である位相遅延調整回路である。出力端子Y1、Z1の信号に対し遅延素子111、112が接続され、その出力が出力端子W2、X2へと接続するべく配線されている。出力端子W1、X1はそのまま出力端子Y2、Z2に接続されるように配線されている。これは、入力部の入力端子W、X、Y、Zと同じ位相順番に4つのフィルタ処理結果を並べるためである。図3のタイミング図において、2サイクル目で出力端子W2、X2、Y2、Z2に1番目から4番目までの出力が同時に出力されている。同じサイクルですべて有効な演算結果が出力されている。
上記実施形態では、演算回路は3タップのフィルタ回路の例であり、4つのフィルタ回路を並列に配置し、4データ入力、4データ出力を行う例であった。しかしこれは一例である。たとえば図2のような5タップのフィルタを2つ並列にした回路においても同様に後段または前段に遅延素子を1つ追加して処理順序が逆にならないようYとZを交換して位相を調整すれば同様の効果がある。また、同時処理の数は2のべき条である必要がなく奇数でもよい。
なお同時処理数とフィルタのタップ数には特別な関係はなく、どちらが大きくてもかまわない。
[第2の実施形態]
以下、図4を参照して、本発明の第2の実施形態による、信号処理回路について説明する。
図4は第2の実施形態による信号処理回路モジュールのブロック図と、信号の位相の関係を示した図である。図4の回路は全システム中でまとまった単位の仕事を成し遂げる単位の回路でモジュールと呼ばれる設計の単位である。回路はモジュール単位で置き換えや追加、検証といった設計の活動がなされるため、この単位で入出力を規定するのが一般的である。W、X、Y、Zがモジュールの入力である。このモジュールの例では401、402、403という特性の異なるフィルタ回路を直列に接続して、最後に位相遅延調整回路404が接続されている。図8(A)は図4のフィルタ回路401の詳細を説明する回路図である。図8(B)は図8(A)の4タップのフィルタと同等な回路を1サイクルあたり4データ処理可能な構成に拡張したものである。4タップのフィルタには原理的に3つの遅延素子が必要となる。811、810、809が遅延素子であり、805、806、807、808は図8(A)の回路804と同一の演算回路である。ここで、演算回路805の入力に対しては遅延素子からの入力が接続されておらず、データが入力されたサイクルで出力もされる。したがって、最初のサイクルではZ1のみ出力がされ、W1、X1、Y1には有効な演算結果が出力されない。このようにフィルタのタップ数に依存して最初に出力されるデータの位相が決まる。ここで図4の説明に戻り、411は入力のサイクルにおけるデータ順序の図である。また412はフィルタ回路401の演算結果が最初に出力されるサイクルにおける有効なデータの並びをあらわしている。フィルタ回路401の演算結果が最初に出力されるサイクルにおいて、Z1に一番目のデータが出力される。2番目以降の演算結果は次のサイクルから出力される。図4のフィルタ回路402は図1で説明したフィルタ回路と同じ構成のもので、位相が2つづれる特性をもっている。図4の413はフィルタ回路401の出力W1、X1、Y1、Z1がフィルタ回路402に入力され、最初に有効なデータがW2、X2,Y2、Z2へ出力されるサイクルにおけるデータの並びを示している。フィルタ回路401で位相が1つ分ずれているデータがフィルタ回路402に入力され、フィルタ回路402でさらに位相が2つ分ずれているのため、フィルタ回路401と402の位相遅延の総和として、フィルタ回路402の出力の位相ずれは3つ分のずれとして出力される。このように位相遅延の総和として例えば図1のフィルタ回路のように位相が2データ分ずれている回路を2段直列に接続すると、位相が元に戻るような特性がある。
フィルタ回路402の出力では最初のサイクルで一番目のデータがX2から出力されている。同様にフィルタ回路402の出力がフィルタ回路403の入力となり、フィルタ回路403の出力位相はフィルタ回路401、402、403の位相遅延の総和となる。フィルタ回路403の詳細に関して図示しての説明は省略するが、2タップのフィルタによる位相が3つ分ずれる回路である。図4の414はフィルタ回路403の出力W3、X3、Y3、Z3を示している。Y3に一番目、Z3に2番目のデータが出力されている。このモジュールにおいて設計された特性はフィルタ回路403の出力において達成されているが、位相がずれた状態となっている。そこで本実施形態の特徴である位相遅延調整回路404によって最終出力の位相を調整している。位相遅延調整回路404は図1の位相遅延調整回路104とまったく同一のもので2データ分の位相を調整する回路である。
第2の実施形態では位相遅延調整回路をモジュールの最終段として挿入しているが、どの位置に挿入しても同等の効果がある。
[第3の実施形態]
一般に、撮像画素数や単位時間当たりの連写撮像枚数等が異なるスペックのデジタルカメラを製品化する場合、LSI設計コスト、部品管理コストの面から、それぞれのスペック毎に異なるLSIを使用するよりも、同じLSIを使用することの方が有利である。また、比較的低いスペックのデジタルカメラではデータバス幅を減らし、1サイクルで1画素のフィルタ処理を行えば十分であることがある。また、高スペックのデジタルカメラでは1サイクルで複数画素のフィルタ処理しなければならない場合もある。同じLSIで、これらのケースに適用するためには、1サイクル当たりの処理可能なデータ数を外部から与える信号によって切り換えるようにすることである。例えば、第1の実施形態で示した図1の構成で、1サイクル当たり1画素のデータを処理するようにすることを考察する。この場合、図1(B)の4つのフィルタ回路のうち、1つのみをアクティブにする。入力した1個のデータをDiとする。フィルタ回路は3タップであるので、そのフィルタ回路にはデータ{Di,Di-1,Di-2}を供給しなければならない。図示の場合、フィルタ回路の入力側には遅延素子109、110が存在するので、この遅延素子を直列接続するのと等価の関係に切り換えれば、データ{Di,Di-1,Di-2}を生成できる。すなわち、1サイクルで1画素のフィルタ処理を行うような制御信号を受信したとき、1つのフィルタ回路のみをアクティブにし(他のフィルタ回路の出力は無視してもよい)、遅延素子109、110を直列に並ぶようにして、データDi-1,Di-2を保持するように切り換える。図1(B)のZ入力のみにDi、Di−1、Di−2と順次入力し遅延素子109、110によって遅延させた出力を105に入力する。また、1サイクル当たり2画素のデータを処理するようにした場合、2つのフィルタ回路をアクティブにする。そして、入力部を介して入力した2つのデータをZ入力及びY入力より{Di、Di+1}、{Di−1、Di−2}と順次とするなら、アクティブになっている105、106の2つのフィルタ回路には、それぞれ1個のデータ分の位相差を持つ3つ(タップ数)データを供給すれば良い。すなわち、一方のフィルタ回路には{Di,D-1,Di-2}を供給し、もう一方のフィルタ回路には{Di+1,Di,Di-1}を供給すればよい。このためには、制御信号に応じて遅延素子の論理的な並びを変えるゲート回路等を追加すればよい。以下では、遅延素子の論理的な並びを変える回路の具体例を説明する。
図5は本第3の実施形態の回路図である。図5のXMODE入力は2ビットの同時処理数を指定する信号入力である。入力信号はIN_W〜IN_Zまでの4つ、それに対してWX、WY、WZが図1のフィルタ回路108への入力、YX、YY、YZが図1のフィルタ107への入力に相当する。XMODEが0の場合はIN_Zからの入力を処理すべくZX,ZY,ZZに対して遅延素子501、502によって遅延した信号が出力される。図1(A)の回路として機能する。その場合、IN_W,IN_X,IN_Yの入力は利用されない。また、WX〜YZの出力も演算する意味のある信号にはならない。遅延素子501、502は1サイクルあたり1画素のモードの時も1サイクル2画素処理モードの時も1サイクル4画素処理モードの時にもそれぞれ接続を変更して使用される。したがって、出力ZX,ZY,ZZ以外には遅延の途中の信号が出力されている。XMODEが1に設定されている場合はIN_Y、IN_Zの信号がYX,YY,YZおよびZX,ZY,ZZに対して出力される。XMODEが2のときはIN_W、IN_X、IN_Y、IN_Zの入力に対してWX〜ZZまでの全出力が有効となる。図5の遅延素子501は図1の遅延素子110に、502は109にそれぞれ対応している。
このように構成することにより、比較的回路規模の増大につながる遅延素子を最小にした共通設計が可能となる。
図7は第3の実施形態の位相遅延調整回路である。この回路では2つ分ずれた位相を調整するものである。XMODEが0の時は1サイクル1データ処理なのでZ_INの入力がそのままZ_OUTに出力される。XMODEが1の時は1サイクル2データ処理なので2つ分の位相調整はなくても2の倍数になるので不要である。したがってY_INがY_OUT、Z_INがZ_OUTにそのまま出力される。XMODEが2の時は1サイクル4データ処理モードなので、W_INがY_OUT、X_INがZ_OUT、Y_INの入力が遅延素子701によって遅延した信号Y1がW_OUTに、Z_INの入力が遅延素子702によって遅延した信号Z1がY_OUTに出力される。このように、同時処理数を変更した時に、位相調整回路も切り替わる。第3の実施形態では同時処理数が1データ、2データ、4データとしたが、同時処理数が奇数でも同等の効果がある。
[第4の実施形態]
図6は本発明の第4の実施形態を示す回路図である。プログラマブル周波数特性(特性設定)を変更可能とするフィルタの場合、フィルタ係数を変更するとそれに連動して遅延の重心が移動する事がある。また、特定のフィルタをON/OFFする機能などもよく用いられ、その場合も遅延段数が変化する事になる。図6はそのような、遅延段数が可変な回路と直列に接続する位相調整回路の実施形態である。第4の実施形態では1サイクルで4データ処理を前提としており入力信号はW_IN、X_IN、Y_IN、Z_INの4本である。それに対して出力もW_OUT、X_OUT、Y_OUT、Z_OUTの4本である。位相をずらす量をSHIFT端子から入力すると出力のセレクタ回路から所定の位相調整に相当する入力を選択的に出力する。601、602、603は1サイクル前の値を用いるための遅延素子、604はSHIFT入力の値から4本のいずれかの信号のみをアクティブにするデコーダである。
[第5の実施形態]
すべてのフィルタに遅延調整回路を付加し、すなわちすべてのフィルタ単位で遅延素子の数が同時処理数の倍数として設計したものを、単体、もしくは直列に接続して設計しても同等の効果がある。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

Claims (4)

  1. 複数の入力端子と、複数のフィルタ回路で構成されるフィルタ手段と、第1の遅延手段と、第2の遅延手段を有する信号処理装置であって、
    前記複数の入力端子は、1サイクルごとに、撮像素子から読み出された複数の画素に対応する複数のデータを入力し、
    前記複数のフィルタ回路のそれぞれは、前記複数の入力端子のうち予め設定されたタップ数の入力端子であって、互いに異なる組み合わせの入力端子からのデータを入力し、フィルタ処理後のデータを出力し、
    前記第1の遅延手段は、前記複数のフィルタ回路のうち予め設定されたフィルタ回路と、前記複数の入力端子のうち予め設定された入力端子との間に設けられ、
    前記第2の遅延手段は、前記複数のフィルタ回路のうち、前記第1の遅延手段を介在しないフィルタ回路のフィルタ処理後のデータを遅延させる
    ことを特徴とする信号処理装置。
  2. 前記フィルタ手段を直列に多段に接続し、
    前記第2の遅延手段は、前記多段に接続した最後のフィルタ手段におけるフィルタ回路が出力するデータを遅延させることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記第1の遅延手段は、複数の遅延素子で構成され、
    前記信号処理装置は、外部からの制御信号に従い、複数のモードのいずれか1つに切り換える切換手段を更に有し、
    前記複数のモードには、
    前記複数の遅延素子と前記複数のフィルタ回路に従って並列にフィルタ処理を行う第1のモードと、
    前記遅延素子を電気的に直列に接続し、1つの入力端子に供給されたデータから時間的に連続する前記タップ数のデータ{Di,Di-1,Di-2…}を生成して1つのフィルタ回路に供給し、当該1つのフィルタ回路によりフィルタ処理を行う第2のモード
    が含まれることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
  4. 前記第1の遅延手段は、複数の遅延素子で構成され、
    前記信号処理装置は、外部からの制御信号に従い、複数のモードのいずれか1つに切り換える切換手段を更に有し、
    前記複数のモードには、
    前記複数の遅延素子と前記複数のフィルタ回路に従って並列にフィルタ処理を行う第1のモードと、
    前記遅延素子を電気的に直列に接続し、2つの入力端子に供給された、時間的に隣接する2つのデータから、時間的に連続する2組のデータ{Di,Di-1,Di-2…}及び{Di+1,Di、Di-1…}を生成し、2つのフィルタ回路それぞれに供給し、当該2つのフィルタ回路によりフィルタ処理を行う第3のモード
    が含まれることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
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