JP5667441B2 - 伝送システム - Google Patents

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Description

本発明は、火災監視などの防災監視の信号伝送に使用される伝送システムに関する。
本願は、2008年07月14日に、日本国に出願された特願2008−182347号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、受信機の伝送線に火災感知器やガス検知器などのセンサを接続して、火災やガス漏れなどの異常を監視する防災監視システムが実用されている。この防災監視システムでは、受信機から端末(センサ)に、電圧モードにて、制御情報などの下り電文としてのデジタル信号が伝送される。一方、端末から受信機には、電流モードにて、センサ情報などの上り電文としてのデジタル信号が伝送される。
図11は、従来の防災監視に使用される伝送システム100を示している(例えば特許文献1参照)。
受信機110に設けられた伝送出力回路116からは、監視端末側に電源供給線を兼ねた一対の伝送線112a,112bが引き出されている。複数の監視端末として、例えばデジタル伝送機能を備えた感知器114(114a,114b,114c)が用いられ、これらの感知器114が、一対の伝送線112a,112bと接続されている。
ところで、図11のような伝送システムで、インピーダンス整合を行わずに、伝送出力回路116から感知器114に矩形パルス列からなるデジタル信号を伝送すると、一対の伝送路112a,112bの送信端と最終端との間、即ち、伝送出力回路116と感知器114cとの間で信号が反射して往復する。これにより、一対の伝送路112a,112bの終端側では、図12の波形に示すように、デジタル信号にリンギングが発生する。このため、受信機110と感知器114との間で、正常にデジタル信号の送受信ができなくなる。
この対策として、従来では、図13に示すように、一対の伝送線112a,112bの終端に接続されている感知器114cに、一対の伝送線112a,112bの特性インピーダンスZに等しい抵抗値を有した抵抗器R3を入れて、インピーダンス整合を行っていた。これにより、図14に示すように、一対の伝送路12a,12bの終端側での、デジタル信号の波形のリンギングが抑えられる。
特開平9−91576号公報
しかしながら、このような従来の防災監視向けの伝送システムにあっては、インピーダンス整合を取るために、一対の伝送線112a,112bの終端に接続された感知器114cを調べて、抵抗器R3をこの感知器114cに入れる作業が煩雑である。また、間違って一対の伝送線112a,112bの終端に接続された感知器114c以外の感知器114a,114bに抵抗器R3を入れると、デジタル信号の伝送が、これらの感知器114a,114bと送受信器110との間で正常にできなくなるという不都合がある。
また、火災の監視やセキュリティを目的とした防災監視システムにあっては、受信機からの伝送線が途中で分岐されて、各端末側に引き出されている。このように伝送線が分岐された伝送システムの場合は、伝送線の終端が複数個所となる。そのため、終端の感知器に抵抗器を入れてインピーダンス整合をとるという方法を適用するのが困難な場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、伝送線の終端側の感知器に抵抗器を入れることなくインピーダンス整合を行って、デジタル信号のリンギングを抑えることを可能とする伝送システムの提供を目的とする。
本発明は、上記課題を解決して係る目的を達成するために以下の手段を採用した。
(1)本発明の伝送システムは、送信端から一対の伝送線を介して受信端に信号を伝送する伝送システムであって、前記伝送線の前記送信端側に、前記伝送線の特性インピーダンスに依存した所定の抵抗値を有する第1抵抗器が接続されている。
(2)上記(1)に記載の伝送システムでは、前記一対の伝送線うち、一方の伝送線の前記送信端側に、前記第1抵抗器が接続されていてもよい。
(3)上記(2)に記載の伝送システムでは、前記第1抵抗器が、前記伝送線の前記特性インピーダンスに等しい抵抗値を有していてもよい。
(4)上記(2)に記載の伝送システムでは、前記第1抵抗器が、前記伝送線の前記特性インピーダンスの0.2倍から0.8倍、又は1.5倍から5.0倍の抵抗値を有していてもよい。
(5)上記(1)に記載の伝送システムでは、前記一対の伝送線の両方の伝送線の送信端側に、第2抵抗器がそれぞれ接続され、前記第2抵抗器のそれぞれの抵抗値は、前記第1抵抗器の1/2の抵抗値であってもよい。
(6)上記(5)に記載の伝送システムでは、前記第2抵抗器は、それぞれ前記伝送線の特性インピーダンスの1/2の抵抗値を有していてもよい。
(7)上記(5)に記載の伝送システムでは、前記第2抵抗器は、それぞれ前記伝送線の特性インピーダンスの0.2倍から0.8倍、又は1.5倍から5.0倍の抵抗値の、1/2の抵抗値を有していてもよい。
(8)上記(1)に記載の伝送システムでは、前記伝送線には更に、直流電力をバイパスするインダクタンスが前記抵抗と並列に接続されていてもよい。
上記(1)に記載の伝送システムによれば、受信機等の送信端側の伝送線に、インピーダンス整合のための第1抵抗器を接続すれば良いことから、伝送線の終端に接続されている感知器を調べて、この感知器に抵抗器を入れる必要がなくなる。そのため、インピーダンス整合を取るための作業が容易に行える。
また、伝送線が端末側で分岐して終端が複数個所となっていても、伝送線の送信端側にインピーダンス整合のために第1抵抗器を1つ接続するだけで、分岐した伝送線であっても、確実にインピーダンス整合をとることができる。
また、従来は、伝送線の終端に接続された抵抗器を有する感知器と、それ以外の感知器とを区別して取り扱う必要があったが、本発明の伝送システムでは、受信端となる全ての感知器などの端末機器が同一として扱える。その結果、抵抗器を入れているか否かの相違に基づく区別を不要とし、端末機器の製造及び現場設置での作業性を向上することができる。
伝送線の一方に第1抵抗器が接続された、本発明の伝送システムの第1実施形態を示したブロック図である。 同実施形態の伝送システムが適用された防災監視システムを示したブロック図である。 同実施形態において、伝送線の特性インピーダンスに等しい抵抗値を有した第1抵抗器が伝送線に接続された場合の、伝送線の終端側の電圧パルスの波形を示した図である。 同実施形態において、伝送線の特性インピーダンスに等しい抵抗値を有した第1抵抗器が伝送線に接続された場合の、伝送線の送信端側の電圧パルスの波形を示した図である。 同実施形態において、伝送線の特性インピーダンスの0.3倍の抵抗値を有した第1抵抗器が伝送線に接続された場合の、伝送線の送信端側の電圧パルスの波形を示した図である。 同実施形態において、伝送線の特性インピーダンスの3倍の抵抗値を有した第1抵抗器が伝送線に接続された場合の、伝送線の送信端側の波形を示した説明図である。 伝送線が分岐された、本発明の第2実施形態に係る伝送システムを示したブロック図である。 同実施形態の伝送線の送信端側の電圧パルスの波形を示した図である。 両方の伝送線に抵抗器が接続された、本発明の第3実施形態に係る伝送システムを示したブロック図である。 一方の伝送線に接続された抵抗器に、インダクタンスが並列接続された本発明の第4実施形態に係る伝送システムを示したブロック図である。 両方の伝送線に接続された抵抗器に、インダクタンスがそれぞれ並列接続された本発明の第5実施形態に係る伝送システムを示したブロック図である。 インピーダンス整合を行っていない、従来の伝送システムを示したブロック図である。 図11に示す伝送システムにて、インピーダンス無整合時の伝送線の終端側の電圧パルスの波形を示した説明図である。 伝送線の終端の感知器に抵抗器を入れて、インピーダンス整合を行った、従来の伝送システムを示したブロック図である。 図13に示す伝送システムでインピーダンス整合を行った場合の、伝送線の終端側の電圧パルスの波形を示した図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る伝送システム1A(1)を示したブロック図である。本実施形態の伝送システム1Aは、送信端(伝送出力回路16)を有する受信機10と、複数の受信端(感知器14)と、これらの送信端と受信端とを電気的に接続する一対の伝送線12a,12bと、から概略構成されている。本実施形態にあっては、一方の伝送線12aの送信端側に、第1抵抗器R1が接続されている。
図1に示すように、受信機10には、送信端として機能する伝送出力回路16が設けられている。この伝送出力回路16からは、端末側に向けて一対の伝送線12a,12bが引き出され、これらの伝送線12a,12bの間に、受信端として複数の感知器14が接続されている。図1では、感知器14が3つ配置されている例を示しているが、この数に限定されるものではない。
本実施形態にあっては、送信端である伝送出力回路16から引き出された一対の伝送線12a,12bのうち、一方の伝送線12aの送信端側に、インピーダンス整合を行うための第1抵抗器R1が接続されている。この第1抵抗器R1の抵抗値r1は、例えば一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0に等しい抵抗値である。
本実施形態に使用している一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0、即ちこれらの伝送線12a,12bを無限長の伝送線路として、その一端側から見たときの等価的なインピーダンスZ0は、例えばZ0=100Ωである。この場合、このインピーダンスZ0の値に対応して、伝送出力回路16の出力端側(伝送線12aの送信端側)に接続された第1抵抗器R1の抵抗値r1は、r1=100Ωである。
図2は、本実施形態の伝送システムが適用される防災監視システムを示したブロック図である。図2に示すように、受信機10には伝送回路部22、CPU20、表示部28、操作部30、記憶部32、及び移報部34、が設けられている。このCPU20に、これらの伝送回路部22、表示部28、操作部30、記憶部32、及び移報部34が接続されている。
伝送回路部22には、伝送出力回路16と伝送入力回路26とが設けられている。伝送回路部22からは、一対の伝送線12a,12bが引き出され、これらの伝送線12a,12bに複数の感知器14(例えば、火災感知器等)が接続されている。図2では、これら複数の感知器14のうち、その1つを代表して示している。伝送回路部22から引き出された一方の伝送線12aには、インピーダンス整合を行うための第1抵抗器R1が接続されている。
この図2の防災監視システムの受信機10に設けられた伝送出力回路16と、伝送線12aと、この伝送線12aの送信端側に接続された第1抵抗器R1とが、送信端側の回路を構成している。
感知器14には、CPU36、センサ部38、伝送入力回路40及び伝送出力回路42が設けられている。
図2に示す防災監視システムにおいて、伝送回路部22は、この伝送回路部22と感知器14との間で、例えば19200bpsのデータ伝送速度にて、下り電文及び上り電文のデジタル伝送を行っている。受信機10のCPU20は、例えば定期的に感知器14をポーリングし、感知器14から正常応答を受信している。この正常応答が得られない場合には、感知器14の異常などの障害警報が、移報部34や表示部28に出される。
感知器14は、そのセンサ部38にて温度(気温)の上昇または煙濃度の増加などを検出して、火災の発生を検知すると、受信機10に対して火災検出情報を送信する。この火災検出情報に応じて、受信機10側で移報部34や表示部28に火災警報が出される。
受信機10の伝送出力回路16から感知器14の伝送入力回路40への下り電文のデジタル伝送は、電圧モードで行われる。伝送出力回路16は、受信機10のCPU20からの下り電文に応じたビット列により、一対の伝送線12a,12b間に電圧パルスを出力する。この電圧パルス出力は、感知器14の伝送入力回路40にて、一対の伝送線12a,12b間の電圧の変化として検出され、感知器14のCPU36に入力される。すなわち、伝送出力回路16は、感知器14のCPU36にて受信される下り電文としてのビット列を出力する。
これに対し、感知器14の伝送出力回路42から受信機10の伝送入力回路26への上り電文の伝送は、電流モードで行われる。感知器14の伝送出力回路42は、感知器14のCPU36で検出された上り電文に応じたビット列を、一対の伝送線12a,12b間に入力する。この時、ビット1だった場合に、伝送出力回路42は伝送線12a,12b間を低インピーダンスに短絡して回線電流を流し、電流パルスを出力する。この電流パルスは、上り電文として受信機10に入力される。受信機10の伝送入力回路26は、感知器14から出力されたこの電流パルスを、第1抵抗器R1両端の受信電圧に変換して検出し、受信した上り電文のビット列として受信機10のCPU20に入力する。
このような受信機10と感知器14とのデジタル伝送において、受信機10から感知器14に電圧モードでデジタル信号、即ち電圧パルス信号が伝送される際に、伝送出力回路部16から引き出された一方の伝送線12aの送信端側に、第1抵抗器R1が接続されることで、インピーダンス整合が行える。これにより、受信機10側から電圧パルスを感知器14に伝送した際に、一対の伝送線12a,12bの送信端側と終端側とでインピーダンス不整合が生じていることによって、これらの伝送線12a,12bの終端で電圧パスルが反射してリンギングが発生するのを抑えられる。この結果、正常に電圧モードによりデジタル伝送ができるようになる。
図3は、図1に示す第1実施形態において、第1抵抗器R1の抵抗値r1が、一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0に等しい値(例えばr1=Z0=100Ω)とした場合の、電圧パルスの立ち上がりに対する伝送線12aの終端側の、電圧の波形を示している。
この図3に示す電圧の波形の測定は、図1における一対の伝送線12a,12bの線路長LをそれぞれL=1kmとして行なった。この線路長L=1kmを電気信号が伝達する時間は、概ね5μ秒である。そのため、伝送出力回路16から送出された電圧パルスが、伝送線12aの終端で反射して戻ってくるまでの時間は、約10μ秒となる。
図3(A)は、伝送線12aの終端側での、電圧の波形である。時刻t=0で電圧パルスを立ち上げると、所定の遅延時間を経てピーク電圧に立ち上がっている。図3(B)は、伝送速度19200bpsで伝送する電圧パルスを示している。19200bpsで送信する電圧パルスのパルス幅T1は、約52μ秒である。この条件でのビット判定は、そのパルス幅T1の2分の1となるT2=26μ秒のタイミングにて、電圧がピーク電圧の2分の1に設定した閾値電圧Vthを超えるか否かで行なう。
図3(A)に示す伝送線12aの終端側での電圧の波形は、その電圧がパルス立ち上がりからT2=26μ秒経過した時点で、閾値電圧Vthを上回っている。そのため、一対の伝送線12a,12bの終端側に配置され感知器14であっても、正しくビット判定(ビット1の判定)ができる。
図4は、図1に示す第1実施形態で、r1=Z0=100Ωとしたときの、伝送線12aの伝送出力回路16側、即ち送信端側で測定した電圧の波形を示している。この送信端側で測定した波形にあっては、時刻t=0で電圧パルスを立ち上げたとき、第1抵抗器R1と伝送線12aの特性インピーダンスZ0との分圧による電圧に、まず立ち上がる。
ここでr1=Z0=100Ωであることから、最初に立ち上がる電圧は、ピーク電圧の2分の1の電圧となる。続いて、立ち上がりからL=1kmの伝送線12a,12bを往復する時間である10μ秒を経過すると、これらの伝送線12a,12bの終端で反射した信号成分が得られる。この信号成分によって、電圧がピーク電圧に向かって上昇する。
ここでt=0から19200bpsの電圧パルスのビット判定に必要なT2=26μ秒を経過した時点の電圧を見ると、その電圧が閾値電圧Vthを超えて、ほぼピーク電圧に達している。したがって、図1の受信機10の送信端側に配置されている感知器14においても、正しいビット判定(ビット1の判定)が行える。
インピーダンス整合のために挿入された第1抵抗器R1の抵抗値r1を、一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスの値Z0に等しい値とした場合、図4に示したように、伝送線12a出力側の電圧の波形が、最初ピーク電圧の2分の1に立ち上がった後に、ピーク電圧に上昇する。このため、受信機10の直近に接続されている感知器14では、最初の電圧の立ち上がりの値が閾値電圧Vth付近にあるため、正常な電気信号(電圧パルス)の受信ができない場合がある。
そこで、この問題を解決するため、第1抵抗器R1の抵抗値r1を、一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0の0.2〜0.8倍に設定するのが好ましい。即ち、
r1=0.2Z0〜0.8Z0とする。
ここでZ0=100Ωとすると、r1=20〜80Ωに範囲に設定される。
第1抵抗器R1の抵抗値r1が一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0の0.2倍未満では、インピーダンス整合が期待できないことから、0.2倍を下限とする。また、第1抵抗器R1の抵抗値r1が一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0の0.8倍を越えると、r1=Z0とした場合に相当することから、0.8倍を上限とする。
図5は、r1=0.3Z0、例えばr1=0.3×100Ω=30Ωとした場合の、伝送線12aの送信端側の電圧の波形を示している。この場合、第1抵抗器R1の抵抗値r1は、一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0に対し、ほぼ3分の1である。そのため、図5に示すように、時刻t=0で電圧パルスを立ち上げると、伝送線12aの送信端側の電圧が、ピーク電圧の約70%付近にまで立ち上がる。この立ち上がりの電圧値は、図4の時と比べると大きく、かつピーク電圧の2分の1に設定している閾値電圧Vthを十分に上回っている。このため、r1=0.3Z0とした場合には、受信機10の直近に接続している感知器14にあっても、安定した電圧パルスの受信を保証できる。
実際には、時刻t0からT2=26μ秒を経過したタイミングでビット判定を行っている。この時の電圧値は、図5に示すように、ピーク電圧付近にあることから、確実にビット判定(ビット1の判定)が行える。
更に本実施形態では、第1抵抗器R1の抵抗値r1を、一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0より大きな値に設定してもよい。この場合、第1抵抗器R1の抵抗値r1を、一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0の1.5倍乃至4倍に設定するのが好ましい。即ち、
r1=1.5Z0〜4Z0とする。
ここでZ0=100Ωとすると、r1=150〜400Ωの範囲に設定される。
第1抵抗器R1の抵抗値r1が、一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0の1.5倍未満では、r1=Zとした場合に相当することから、1.5倍を下限とする。また、第1抵抗器R1の抵抗値r1が、一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0の4倍を越えると、電圧パルスのピーク電圧への立ち上がりが遅れすぎることから、4倍を上限とする。
図6は、第1抵抗器R1の抵抗値r1として、r1=3Z0=300Ωとした場合の、伝送線12aの送信端側の電圧の波形を示している。このように、第1抵抗器R1の抵抗値r1を一対の伝送線12a,12bの特性インピーダンスZ0の3倍とした場合、時刻t=0における電圧パルスの立ち上がりに対し、伝送線12aの送信端側の電圧が、最初ピーク電圧の約25%付近にまで立ち上がる。その後、伝送線12aの終端での反射による成分を受けることで、段階的に電圧が増加していく。
この場合も、時刻t=0の電圧パルスの立ち上がりからT2=26μ秒を経過した時点で、電圧の値からビット判定を行っている。このときの電圧は、閾値電圧Vthを十分に上回っていることから、受信機10の直近の感知器14にあっても、正しいビット判定(ビット1の判定)ができる。
図7は伝送線が分岐された本発明の第2実施形態に係る伝送システム1B(1)を示したブロック図である。図7において、受信機10に設けた伝送出力回路16からは一対の伝送線12a,12bが引き出され、これらの伝送線12a,12bは2系統に分岐され、それぞれの系統に感知器14が複数接続されている。
このように一対の伝送線12a,12bが分岐されている場合についても、伝送出力回路16から引き出された一方の伝送線12aの送信端側に、インピーダンス整合のための第1抵抗器R1が接続されている。第1抵抗器R1の抵抗値r1としては、前述の実施形態と同様、
r1=Z0、
r1=0.2Z0〜0.8Z0、
r1=1.5Z0〜4Z0、
のいずれかの値をとることができる。
図8は、図7に示す実施形態において、r1=Z0=100Ωとした場合の、伝送線12aの送信端側の電圧の波形を示している。この測定は、図7における受信機10から分岐点までの線路長をL1=400m、分岐点からの伝送線12a,12bの線路長をL2=400m、L3=200mとして行なった。
本実施形態も、第1実施形態と同様に、受信機10の直近に設けられた各系統の感知器14での受信パルスのビット判定は、時刻t=0の電圧パルスの立ち上がりからT2=26μ秒を経過したタイミングで行なう。この場合、図8に示すように、T2での電圧は、閾値電圧Vthを十分に超えてピーク付近にあることから、正確にビット判定(ビット1の判定)が行える。
図9は本発明の第3実施形態に係る伝送システム1C(1)を示したブロック図である。この実施形態にあっては、受信機10から引き出されている一対の伝送線12a,12bの両方の送信端側に、第2抵抗器R2がそれぞれ接続されている。これらの第2抵抗器R2は、第1実施形態で一方の伝送線12aに接続された第1抵抗器R1の抵抗値r1に対し、半分の抵抗値r2を有する。本実施形態における、各第2抵抗器R2の抵抗値r2は、第1実施形態における第1抵抗器R1の3種類の抵抗値r1に対応して、次のようになる。
(1)r2=r1/2=Z0/2
(2)r2=r1/2=(0.2Z0)/2〜(0.8Z0)/2
(3)r2=r1/2=(1.5Z0)/2〜(4Z0)/2
図1及び図7に示したように、一方の伝送線12aに第1抵抗器R1が接続された場合、一対の伝送線12a,12bが不平衡伝送路となる。これに対し、本実施形態では、一対の伝送線12a,12bの両方に第2抵抗器R2がそれぞれ接続されることで、平衡伝送路が構成される。これにより、これらの伝送線12a,12bのノイズ成分が相殺されて、ノイズに強いデジタル伝送が実現できる。
図10Aは、本発明の第4実施形態に係る伝送システム1D(1)を示したブロック図である。本実施形態の伝送システム1Dでは、インピーダンス整合のために、一方の伝送線12aの送信端側に接続された第1抵抗器R1と並列に、インダクタンスL(コイル)が接続されている。このインダクタンスLによって、直流電力が端末(感知器14)側にバイパスされる。
インダクタンスLとしては、例えば30μH〜20mHのものが使用できる。このように第1抵抗器R1と並列にインダクタンスLが接続されることで、この第1抵抗器R1の挿入によって感知器14側に供給される電源電圧が低下するのを防止できる。
図10Bは、本発明の第5実施形態に係る伝送システム1E(1)を示したブロック図である。本実施形態では、図9で示した第3実施形態の伝送システム1Cにおいて、一対の伝送線12a,12bの両方の送信端側にそれぞれ接続された第2抵抗器R2に対し、インダクタンスLがそれぞれ並列接続されている。本実施形態に関しても、上述した第4実施形態の伝送システム1Dと同様に、第2抵抗器R2の挿入によって感知器14側に供給される電源電圧が低下するのを防止できる。
図10Aおよび図10Bに示した実施形態での、伝送線12aの終端側の電流の波形は、図3(A)のようになる。この場合、電力の供給は、直流電流により行う。インダクタンスLの直流抵抗は、充分小さい値にする。従って、インピーダンス整合のための供給電力の損失は微小である。
このように、第4実施形態及び第5実施形態では、インピーダンス整合のために一方の伝送線12a、あるいは両方の伝送線12a,12bの送信端側に接続された第1抵抗器R1、あるいは第2抵抗器R2に、インダクタンスLがそれぞれ並列接続されて、直流電力が感知器14側にバイパスされる。これにより、受信機10からこれらの伝送線12a,12bを介して感知器14に電源供給を行いながら、同時にデジタルデータの伝送を行う火災監視などの防災監視システムに好適な実施形態とすることができる。
上記の実施形態は、火災・ガス漏れなどを監視する防災監視システムにおけるデジタルデータの転送を例に取るものであったが、本発明はこれに限定されず、端末側において伝送線が分岐されるような構成を有する送信端と受信端とを持つ適宜の伝送システムにそのまま適用することができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
本発明の伝送システムによれば、受信機等の送信端側の伝送線に、インピーダンス整合のための第1抵抗器を接続すれば良いことから、伝送線の終端に接続されている感知器を調べて、この感知器に抵抗器を入れる必要がなくなる。そのため、インピーダンス整合を取るための作業が容易に行える。
また、伝送線が端末側で分岐して終端が複数個所となっていても、伝送線の送信端側にインピーダンス整合のために第1抵抗器を1つ接続するだけで、分岐した伝送線であっても、確実にインピーダンス整合をとることができる。
1(1A,1B,1C,1D,1E):伝送システム
10:受信機
12a,12b:伝送線
14:感知器
16:伝送出力回路
20,36:CPU
22,42:伝送回路部
26,40:伝送入力回路
28:表示部
30:操作部
32:記憶部
34:移報部
38:センサ部
R1:第1抵抗器
R2:第2抵抗器
L:インダクタンス

Claims (8)

  1. 送信端を有する受信機から一対の伝送線を介して受信端としての複数の感知器に信号を伝送する防災監視用の伝送システムであって、
    前記受信機は、電圧パルスを前記一対の伝送線間に出力する前記送信端として機能する伝送出力回路と、前記伝送出力回路から引き出された前記伝送線の送信端側に挿入されて接続された抵抗器であって前記伝送線の特性インピーダンスに依存した所定の抵抗値を有する第1抵抗器とを備え
    前記受信端としての複数の感知器は並列に前記送信端に接続されており、
    前記受信端としての複数の感知器の各々において、前記一対の伝送線には前記伝送線の特性インピーダンスに依存した所定の抵抗値を有する抵抗器が接続されておらず、
    前記受信機は、下り電文に応じたビット列として前記電圧パルスを前記一対の伝送線間に出力することで、前記複数の感知器に対してポーリングを行い、
    前記複数の感知器の各々は、上り電文に応じたビット列として電流パルスを前記一対の伝送線間に出力することで、前記ポーリングに対する応答を前記受信機に送信する
    ことを特徴とする防災監視用の伝送システム。
  2. 請求項1記載の防災監視用の伝送システムであって、
    前記一対の伝送線うち、一方の伝送線の前記送信端側に、前記第1抵抗器が接続されている
    ことを特徴とする防災監視用の伝送システム。
  3. 請求項2記載の防災監視用の伝送システムであって、
    前記第1抵抗器が、前記一対の伝送線の前記特性インピーダンスに等しい抵抗値を有する
    ことを特徴とする防災監視用の伝送システム。
  4. 請求項2記載の防災監視用の伝送システムであって、
    前記第1抵抗器が、前記一対の伝送線の前記特性インピーダンスの0.2倍から0.8倍、又は1.5倍から5.0倍の抵抗値を有する
    ことを特徴とする防災監視用の伝送システム。
  5. 請求項1記載の防災監視用の伝送システムであって、
    前記第1抵抗器の代わりに、
    前記一対の伝送線の両方の伝送線の送信端側に、第2抵抗器がそれぞれ接続され、
    前記第2抵抗器のそれぞれの抵抗値は、前記第1抵抗器の抵抗値の1/2の抵抗値である
    ことを特徴とする防災監視用の伝送システム。
  6. 請求項5記載の防災監視用の伝送システムであって、
    前記第2抵抗器は、それぞれ前記一対の伝送線の特性インピーダンスの1/2の抵抗値を有する
    ことを特徴とする防災監視用の伝送システム。
  7. 請求項5記載の防災監視用の伝送システムであって、
    前記第2抵抗器は、それぞれ前記一対の伝送線の特性インピーダンスの0.2倍から0.8倍、又は1.5倍から5.0倍の抵抗値の、1/2の抵抗値を有する
    ことを特徴とする防災監視用の伝送システム。
  8. 請求項1に記載の防災監視用の伝送システムであって、
    前記受信機には更に、直流電力をバイパスするインダクタンスであって前記第1抵抗と並列に接続されたインダクタンスが備えられた
    ことを特徴とする防災監視用の伝送システム。
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