JP5662307B2 - 応答装置、応答方法およびプログラム - Google Patents

応答装置、応答方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、http(hyper text transfer protocol)リクエストに対して擬似的な応答を行う応答装置、応答方法およびプログラムに関する。
近年、大規模分散処理システムの普及にともない、全文検索型サーチエンジンの検索データベースを大規模分散処理システム上に構築することで全文検索サービスが提供されるようになってきている。なお、大規模分散処理システムとは、多数のサーバから構成され、その多数のサーバが協調して動作するシステムのことである。
全文検索サービスを提供する場合には、Webクローラがインターネット上から大量のWebページの情報(以降、Webデータという)を高速に収集する。そして、収集された大量のWebデータが大規模分散処理システムに書き込まれる。つまり、全文検索サービスを提供する場合には、大規模分散処理システムが、Webクローラが収集したWebデータを蓄積するテーブルシステムとして用いられる。
ここで、全文検索サービスを提供するために大規模分散処理システムを新たに開発したり、更改したりする場合、その大規模分散処理システムの過負荷試験等が不可欠である。特に、大規模分散処理システムとWebクローラとを連携させた結合試験を行うことが重要になる。
試験環境にある大規模分散処理システムとWebクローラとをインターネットに接続して試験を行う場合、試験環境からインターネットへの接続回線が実環境に比べて狭帯域であることが多い。この場合、その接続回線がボトルネックとなり、十分な負荷をかけた試験を行うことが難しい。また、試験の都度、Webクローラから、インターネット上に実在するWebページに繰り返しアクセスすることは、それらのWebページを提供しているWebサーバへ不必要な負荷をかけることになる。
そこで、実環境で利用するWebクローラを改造することなく、接続回線がない環境、または、接続回線が狭帯域である環境でも、大規模分散処理システムへの大量のWebデータ書き込みを高速に実現する方法が求められていた。
これを実現するための方法として、非特許文献1に開示されているHTTPにおけるキャッシングを用いることにより、インターネットへのアクセス数や取得するWebデータの量を削減する方法がある。
この方法では、Webクローラとインターネットとの間にキャッシュサーバを設けておく。そのキャッシュサーバには、予め取得しておいたインターネット上の大量のWebデータを記憶させておく。そして、Webクローラからのhttpリクエストに対応するWebデータがキャッシュサーバに記憶されていない場合にだけ、インターネットへアクセスしてそのhttpリクエストに対応するWebデータを取得する。これにより、試験環境にある大規模分散処理システムとWebクローラとをインターネットに接続する場合に、インターネットへのアクセス数や取得するWebデータの量を削減することができる。
R. Fielding, J. Gettys, J. Mogul, H. Frystyk, L. Masinter, P. Leach, T.Berners-Lee: Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.1 (RFC 2616), June 1999
上述した方法では、試験を開始する前に、インターネット上の大量のWebデータを予め取得しておく必要がある。従って、上述した方法を用いても、大量のWebデータを取得するためにインターネットへの接続を長時間行わなければならないという問題点がある。
また、キャッシュサーバに記憶されたWebデータには、実環境では頻繁に行われるWebページの更新や削除等にともなうWebデータの時間の経過による変化を反映させることができない。つまり、上述した方法を用いても、実環境を模擬した試験を行うことができないという問題点がある。
本発明は、大規模分散処理システムとWebクローラとを連携させた結合試験を、実環境を模擬しつつ効率的に行うことを可能にする応答装置、応答方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の応答装置は、外部から送信されてきたhttpリクエストを受信し、該受信したhttpリクエストに対して擬似的な応答を行う応答装置であって、
URLと、擬似的なWebデータである擬似Webデータとを対応付けて記憶する記憶部と、
前記受信したhttpリクエストにて要求されたURLを識別し、該識別したURLが前記記憶部に記憶されている場合、前記識別したURLに対応する擬似Webデータを前記記憶部から取得し、前記識別したURLが前記記憶部に記憶されていない場合、擬似Webデータを生成するかどうかを、予め決められた確率に従って決定する解析部と、
前記解析部にて擬似Webデータを生成すると決定された場合、擬似Webデータを生成し、前記解析部にて識別されたURLと、前記生成された擬似Webデータとを対応付けて前記記憶部に記憶させる擬似Webデータ生成部と、
前記解析部にて取得された擬似Webデータまたは前記擬似Webデータ生成部にて生成された擬似Webデータを、前記受信したhttpリクエストの送信元へ送信する通信部と、を有する。
また、上記目的を達成するために本発明の応答方法は、URLと擬似的なWebデータである擬似Webデータとを対応付けて記憶する記憶部を有し、外部から送信されてきたhttpリクエストを受信し、該受信したhttpリクエストに対して擬似的な応答を行う応答装置における応答方法であって、
前記受信したhttpリクエストにて要求されたURLを識別する処理と、
前記識別したURLが前記記憶部に記憶されている場合、前記識別したURLに対応する擬似Webデータを前記記憶部から取得する処理と、
前記識別したURLが前記記憶部に記憶されていない場合、擬似Webデータを生成するかどうかを、予め決められた確率に従って決定する決定処理と、
前記決定処理にて擬似Webデータを生成すると決定された場合、擬似Webデータを生成し、前記識別したURLと、前記生成した擬似Webデータとを対応付けて前記記憶部に記憶させる処理と、
前記取得した擬似Webデータまたは前記生成した擬似Webデータを、前記受信したhttpリクエストの送信元へ送信する処理と、を有する。
また、上記目的を達成するために本発明のプログラムは、URLと擬似的なWebデータである擬似Webデータとを対応付けて記憶する記憶部を有し、外部から送信されてきたhttpリクエストを受信し、該受信したhttpリクエストに対して擬似的な応答を行う応答装置に、
前記受信したhttpリクエストにて要求されたURLを識別する機能と、
前記識別したURLが前記記憶部に記憶されている場合、前記識別したURLに対応する擬似Webデータを前記記憶部から取得する機能と、
前記識別したURLが前記記憶部に記憶されていない場合、擬似Webデータを生成するかどうかを、予め決められた確率に従って決定する決定機能と、
前記決定機能にて擬似Webデータを生成すると決定された場合、擬似Webデータを生成し、前記識別したURLと、前記生成した擬似Webデータとを対応付けて前記記憶部に記憶させる機能と、
前記取得した擬似Webデータまたは前記生成した擬似Webデータを、前記受信したhttpリクエストの送信元へ送信する機能と、を実現させる。
本発明は以上説明したように構成されているので、大規模分散処理システムとWebクローラとを連携させた結合試験を開始する前に、インターネット上の大量のWebデータを取得しておく必要がない。また、Webページの更新や削除等に伴うWebデータの時間の経過による変化を、Webクローラが受信するWebデータに反映させることができる。
従って、大規模分散処理システムとWebクローラとを連携させた結合試験を、実環境を模擬しつつ効率的に行うことが可能となる。
本発明の応答装置を適用した試験システムの実施の一形態の構成を示すブロック図である。 図1に示したWebクローラサーバの一構成例を示すブロック図である。 図1に示した応答装置の一構成例を示すブロック図である。 図2に示したクローラ部の動作を説明するための図である。 Webデータに含まれる他のページへのリンクの一例を説明するための図である。 図3に示した擬似Webデータ生成部が生成する擬似Webデータの一例を示す図である。 図1および図3に示した応答装置の動作を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の応答装置を適用した試験システムの実施の一形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態の試験システム100は図1に示すように、応答装置10と、Webクローラサーバ20とを備えている。
図2は、図1に示したWebクローラサーバ20の一構成例を示すブロック図である。また、図3は、図1に示した応答装置10の一構成例を示すブロック図である。
Webクローラサーバ20は図2に示すように、通信部21と、Webクローラとしての機能を有するクローラ部22と、記憶部23と、システム接続部24とを備えている。
記憶部23は、複数のURL(Uniform Resource Locator)からなるURLリストを記憶している。
クローラ部22は、記憶部23に記憶されたURLリストに含まれるURLを用いてhttpリクエストを生成し、生成したhttpリクエストを通信部21へ出力する。その後、クローラ部22は、通信部21から出力されたWebデータ、または、応答装置10にて擬似的に生成されたWebデータである擬似Webデータを受け付ける。そして、受け付けたWebデータまたは擬似Webデータに他のページへのリンクが含まれているかどうかを確認し、確認結果に応じ、さらにhttpリクエストを生成する。
図4は、図2に示したクローラ部22の動作を説明するための図である。また、図5は、Webデータに含まれる他のページへのリンクの一例を説明するための図である。なお、Webデータにおいて他のページへのリンクはタグを用いて記述されているが、図4および図5においては、そのタグを省略している。
クローラ部22は、例えばURLリストに含まれるURLの1つであるhttp://0000000000.jpを用いてhttpリクエストを生成する。
その後、クローラ部22は、受け付けたWebデータまたは擬似Webデータに他のページへのリンクが含まれる場合、そのリンクが示すURLを用いてhttpリクエストを生成し、生成したhttpリクエストを通信部21へ出力する。例えば、図4に示すhttp://0000000000.jpに対応するWebデータにはhttp://aaa.jpおよびhttp://bbb.jpを示すリンクが含まれている。従って、クローラ部22は、http://aaa.jpおよびhttp://bbb.jpのそれぞれを用いて2つのhttpリクエストを生成する。
なお、クローラ部22がWebデータに含まれるリンクを辿る回数(ホップ数)は予め定めておく。予め定められたホップ数に達した場合、クローラ部22は、受け付けたWebデータに含まれるリンクが示すURLを用いたhttpリクエストの生成を行わない。
また、図5に示すように、Webデータに含まれる他ページへのリンクは、例えばhttp://AAA.jpおよびhttp://BBB.jpのように、http://aaa.jpに対応するWebデータと、http://bbb.jpに対応するWebデータとの両方に含まれている場合もある。また、例えば、http://bbb.jpに対応するWebデータに、http://bbb.jpのリンク元であるhttp://000.jpがリンクとして含まれている場合もある。
再度、図2を参照すると、通信部21は、クローラ部22から出力されたhttpリクエストを受け付ける。そして、通信部21は、受け付けたhttpリクエストを送信する。なお、通信部21は、例えばLinux(登録商標)におけるiptablesのようなアドレス変換機能を備えている。通信部21は、図1に示したように、試験環境においては受け付けたhttpリクエストを応答装置10へ送信し、実環境においては受け付けたhttpリクエストをインターネット300へ向けて送信する。すなわち、Webクローラサーバ20は、実環境においても試験環境においても、改造等をすることなく利用することができる。また、通信部21は、インターネット300または応答装置10から送信されてきたWebデータまたは擬似Webデータを受信する。そして、通信部21は、受信したWebデータまたは擬似Webデータをクローラ部22およびシステム接続部24へ出力する。
システム接続部24は、通信部21から出力されたWebデータまたは擬似Webデータを大規模分散処理システム200へ送信する。これにより、大規模分散処理システム200にWebデータまたは擬似Webデータが蓄積されていくことになる。
図1に示した応答装置10は図3に示すように、通信部11と、解析部12と、擬似Webデータ生成部13と、記憶部14と、履歴削除部15とを備えている。
記憶部14は、Webクローラサーバ20から送信されてきたhttpリクエストにて要求されたURLと、後述する擬似Webデータ生成部13にて生成された擬似Webデータとを対応付けて記憶する。
履歴削除部15は、予め決められたルールに従い、記憶部14に記憶されたURLの中からURLを選択する。そして、履歴削除部15は、選択したURL、および、そのURLに対応する擬似Webデータを削除する。なお、予め決められたルールとは例えば、所定の時間が経過する度に、記憶された順番が古いものから順番に所定数だけ選択する、ランダムに選択する等である。
通信部11は、例えば、ランダムな時間を発生させる発生器(不図示)を備えている。通信部11は、Webクローラサーバ20から送信されてきたhttpリクエストを受信する。そして、通信部11は、受信したhttpリクエストを解析部12へ出力する。また、通信部11は、解析部12または擬似Webデータ生成部13から出力された擬似Webデータを受け付ける。そして、通信部11は、発生器にて発生させた時間が経過した後、受け付けた擬似Webデータを、受信したhttpリクエストの送信元であるWebクローラサーバ20へ送信する。すなわち、通信部11は、受け付けた擬似Webデータを、ランダムに発生させた時間だけ遅延させてからWebクローラサーバ20へ送信する。
解析部12は、通信部11から出力されたhttpリクエストを受け付ける。そして、解析部12は、受け付けたhttpリクエストから、要求されたURLを識別し、識別したURLが記憶部14に記憶されているかどうかを確認する。確認の結果、識別したURLが記憶部14に記憶されている場合、解析部12は、識別したURLに対応する擬似Webデータを記憶部14から取得する。そして、解析部12は、取得した擬似Webデータを通信部11へ出力する。一方、確認の結果、識別したURLが記憶部14に記憶されていない場合、解析部12は、予め決められた第1の確率に従い、擬似Webデータを生成するかどうかを決定する。解析部12は、擬似Webデータを生成すると決定した場合、擬似Webデータの生成を指示するための第1の生成指示を擬似Webデータ生成部13へ出力する。なお、第1の生成指示には、識別したURLが含まれる。一方、解析部12は、擬似Webデータを生成しないと決定した場合、識別したURLに対応する擬似Webデータが存在しないことを示すメッセージの生成を指示するための第2の生成指示を擬似Webデータ生成部13へ出力する。
擬似Webデータ生成部13は、解析部12から出力された第1および第2の生成指示を受け付ける。そして、擬似Webデータ生成部13は、第1の生成指示を受け付けた場合、擬似Webデータを生成する。そして、擬似Webデータ生成部13は、生成された擬似Webデータと、受け付けた生成指示に含まれるURLとを対応付けて記憶部14に記憶させる。そして、擬似Webデータ生成部13は、生成した擬似Webデータを通信部11へ出力する。
図6は、図3に示した擬似Webデータ生成部13が生成する擬似Webデータの一例を示す図である。
擬似Webデータには図6に示すように、図4および図5を参照しながら説明したような他のページへのリンクを含めることができる。擬似Webデータ生成部13は、1ページに含まれるリンクの数を予め決められた範囲内で決定する。そして、擬似Webデータ生成部13は、決定した数のURLをリンクとして含めた擬似Webデータを生成する。なお、擬似Webデータ生成部13は、例えばシーケンシャルな文字列や、ランダムな文字列を用いてURLを作成する。
ここで、実際のWebデータに含まれるリンクを示すURLとしては、上述したように既にクローリングしたURLも含まれる場合がある。擬似Webデータ生成部13は、擬似Webデータを生成する際、予め決められた第2の確率に従い、記憶部14に記憶されたURLを擬似Webデータにリンクとして含めるかどうかを決定する。なお、擬似Webデータ生成部13は、記憶部14に記憶されたURLを擬似Webデータにリンクとして含める決定をした場合、記憶部14に記憶されたURLをランダムに選択し、選択したURLをリンクとして含む擬似Webデータを生成する。他のページへのリンク以外の部分については、擬似Webデータが予め決められたデータサイズになるように、擬似Webデータ生成部13は、図6に示すようにランダムな文字列等を付加する。
なお、擬似Webデータ生成部13は、第2の生成指示を受け付けた場合、擬似Webデータが存在しないことを示すメッセージ(例えば、httpのステータスコードである404 Not Found)を擬似Webデータとして生成する。
以下に、上記のように構成された試験システム100における応答装置10の動作について説明する。
図7は、図1および図3に示した応答装置10の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、通信部11は、Webクローラサーバ20から送信されてきたhttpリクエストを受信する(ステップS1)。
そして、通信部11は、受信したhttpリクエストを解析部12へ出力する。
通信部11から出力されたhttpリクエストを受け付けた解析部12は、受け付けたhttpリクエストから、要求されたURLを識別する。つまり、解析部12は、通信部11にて受信されたhttpリクエストから、要求されたURLを識別する(ステップS2)。
次に、解析部12は、識別したURLが記憶部14に記憶されているかどうかを確認する(ステップS3)。
ステップS3における確認の結果、識別したURLが記憶部14に記憶されている場合、解析部12は、識別したURLに対応する擬似Webデータを記憶部14から取得する。
そして、解析部12は、取得した擬似Webデータを通信部11へ出力する。
解析部12から出力された擬似Webデータを受け付けた通信部11は、発生器にて発生させた時間が経過した後、受け付けた擬似WebデータをWebクローラサーバ20へ送信する。すなわち、通信部11は、解析部12にて識別されたURLに対応する擬似WebデータをWebクローラサーバへ送信する(ステップS4)。
一方、ステップS3における確認の結果、識別したURLが記憶部14に記憶されていない場合、解析部12は、予め決められた第1の確率に従い、擬似Webデータを生成するかどうかを決定する(ステップS5)。
ステップS5において、擬似Webデータを生成すると決定した場合、解析部12は、識別したURLを含む第1の生成指示を擬似Webデータ生成部13へ出力する。
解析部12から出力された第1の生成指示を受け付けた擬似Webデータ生成部13は、図6を参照しながら説明したようにして擬似Webデータを生成する(ステップS6)。
次に、擬似Webデータ生成部13は、生成された擬似Webデータと、受け付けた生成指示に含まれるURLとを対応付けて記憶部14に記憶させる(ステップS7)。
そして、擬似Webデータ生成部13は、生成された擬似Webデータを通信部11へ出力する。
擬似Webデータ生成部13から出力された擬似Webデータを受け付けた通信部11は、発生器にて発生させた時間が経過した後、受け付けた擬似WebデータをWebクローラサーバ20へ送信する。すなわち、通信部11は、生成された擬似WebデータをWebクローラサーバ20へ送信する(ステップS8)。
一方、ステップS5において、擬似Webデータを生成しないと決定した場合、解析部12は、第2の生成指示を擬似Webデータ生成部13へ出力する。
解析部12から出力された第2の生成指示を受け付けた擬似Webデータ生成部13は、擬似Webデータが存在しないことを示すメッセージを擬似Webデータとして生成する(ステップS9)。
そして、擬似Webデータ生成部13は、生成された擬似Webデータを通信部11へ出力する。そして、ステップS8の動作へ遷移する。
このように本実施形態において応答装置10は、受信したhttpリクエストにて要求されたURLを識別し、識別したURLが記憶部14に記憶されている場合、識別したURLに対応する擬似Webデータを記憶部14から取得し、識別したURLが記憶部14に記憶されていない場合、擬似Webデータを生成するかどうかを、予め決められた確率に従って決定する解析部12を有する。
また、応答装置10は、解析部12にて擬似Webデータを生成すると決定された場合、擬似Webデータを生成し、解析部12にて識別されたURLと、生成された擬似Webデータとを対応付けて記憶部14に記憶させる擬似Webデータ生成部13を有する。
また、応答装置10は、解析部12にて取得された擬似Webデータまたは擬似Webデータ生成部13にて生成された擬似Webデータを、受信したhttpリクエストの送信元へ送信する通信部21を有する。
これにより、大規模分散処理システムとWebクローラとを連携させた結合試験を開始する前に、インターネット上の大量のWebデータを取得しておく必要がない。また、Webページの更新や削除等に伴うWebデータの時間の経過による変化を、Webクローラが受信するWebデータに反映させることができる。
また、Webクローラサーバ20は、URLリストに従ってクローリングを行うが、実際のインターネットやキャッシュサーバのデータを利用する場合、このURLリストの情報が古いとWebデータの収集が正常に行えない。この点に関し、応答装置10は、実在しないURLに対応する擬似WebデータをWebクローラサーバ20に送信することができるため、URLリストをメンテナンスしなくてもWebクローラを正しく動作させることができる。
従って、大規模分散処理システムとWebクローラとを連携させた結合試験を、実環境を模擬しつつ効率的に行うことが可能となる。
なお、本発明においては、応答装置内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを応答装置にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを応答装置に読み込ませ、実行するものであっても良い。応答装置にて読取可能な記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、応答装置に内蔵されたHDDなどを指す。
10 応答装置
11,21 通信部
12 解析部
13 擬似Webデータ生成部
14,23 記憶部
15 履歴削除部
20 Webクローラサーバ
22 クローラ部
24 システム接続部
100 試験システム
200 大規模分散処理システム
300 インターネット

Claims (8)

  1. 外部から送信されてきたhttpリクエストを受信し、該受信したhttpリクエストに対して擬似的な応答を行う応答装置であって、
    URLと、擬似的なWebデータである擬似Webデータとを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記受信したhttpリクエストにて要求されたURLを識別し、該識別したURLが前記記憶部に記憶されている場合、前記識別したURLに対応する擬似Webデータを前記記憶部から取得し、前記識別したURLが前記記憶部に記憶されていない場合、擬似Webデータを生成するかどうかを、予め決められた確率に従って決定する解析部と、
    前記解析部にて擬似Webデータを生成すると決定された場合、擬似Webデータを生成し、前記解析部にて識別されたURLと、前記生成された擬似Webデータとを対応付けて前記記憶部に記憶させる擬似Webデータ生成部と、
    前記解析部にて取得された擬似Webデータまたは前記擬似Webデータ生成部にて生成された擬似Webデータを、前記受信したhttpリクエストの送信元へ送信する通信部と、を有する応答装置。
  2. 請求項1に記載の応答装置において、
    前記擬似Webデータ生成部は、URLを作成し、該作成したURLをリンクとして含めたWebデータを前記擬似Webデータとして生成する応答装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の応答装置において、
    前記擬似Webデータ生成部は、前記記憶部に記憶されたURLをリンクとして含めたWebデータを前記擬似Webデータとして生成する応答装置。
  4. 外部から送信されてきたhttpリクエストを受信し、該受信したhttpリクエストに対して擬似的な応答を行う応答装置であって、
    URLと、擬似的なWebデータである擬似Webデータとを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記受信したhttpリクエストにて要求されたURLを識別し、該識別したURLが前記記憶部に記憶されている場合、前記識別したURLに対応する擬似Webデータを前記記憶部から取得し、前記識別したURLが前記記憶部に記憶されていない場合、擬似Webデータを生成するかどうかを、予め決められた確率に従って決定する解析部と、
    前記解析部にて擬似Webデータを生成すると決定された場合、擬似Webデータを生成し、前記解析部にて識別されたURLと、前記生成された擬似Webデータとを対応付けて前記記憶部に記憶させる擬似Webデータ生成部と、
    擬似Webデータを生成する擬似Webデータ生成部と、
    前記解析部にて取得された擬似Webデータまたは前記擬似Webデータ生成部にて生成された擬似Webデータを、前記受信したhttpリクエストの送信元へ送信する通信部と、
    を有し、
    前記擬似Webデータを生成すると決定された場合に前記擬似Webデータ生成部が生成する前記擬似webデータは、URLを作成して該作成したURLをリンクとして含めたWebデータ及び前記記憶部に記憶されたURLをリンクとして含めたWebデータの少なくとも一方であり、
    前記擬似Webデータ生成部は、前記解析部にて擬似Webデータを生成しないと決定された場合、前記解析部にて識別されたURLに対応する擬似Webデータが存在しないことを示すメッセージを前記擬似Webデータとして生成する応答装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の応答装置において、
    前記通信部は、前記解析部にて取得された擬似Webデータまたは前記擬似Webデータ生成部にて生成された擬似Webデータを、ランダムに発生させた時間だけ遅延させてから、前記受信したhttpリクエストの送信元へ送信する応答装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の応答装置において、
    前記記憶部に記憶されたURLのうち、予め決められたルールに従って選択したURL、および、該選択したURLに対応する擬似Webデータを、前記記憶部から削除する履歴削除部をさらに有する応答装置。
  7. URLと擬似的なWebデータである擬似Webデータとを対応付けて記憶する記憶部を有し、外部から送信されてきたhttpリクエストを受信し、該受信したhttpリクエストに対して擬似的な応答を行う応答装置における応答方法であって、
    前記受信したhttpリクエストにて要求されたURLを識別する処理と、
    前記識別したURLが前記記憶部に記憶されている場合、前記識別したURLに対応する擬似Webデータを前記記憶部から取得する処理と、
    前記識別したURLが前記記憶部に記憶されていない場合、擬似Webデータを生成するかどうかを、予め決められた確率に従って決定する決定処理と、
    前記決定処理にて擬似Webデータを生成すると決定された場合、擬似Webデータを生成し、前記識別したURLと、前記生成した擬似Webデータとを対応付けて前記記憶部に記憶させる処理と、
    前記取得した擬似Webデータまたは前記生成した擬似Webデータを、前記受信したhttpリクエストの送信元へ送信する処理と、を有する応答方法。
  8. URLと擬似的なWebデータである擬似Webデータとを対応付けて記憶する記憶部を有し、外部から送信されてきたhttpリクエストを受信し、該受信したhttpリクエストに対して擬似的な応答を行う応答装置に、
    前記受信したhttpリクエストにて要求されたURLを識別する機能と、
    前記識別したURLが前記記憶部に記憶されている場合、前記識別したURLに対応する擬似Webデータを前記記憶部から取得する機能と、
    前記識別したURLが前記記憶部に記憶されていない場合、擬似Webデータを生成するかどうかを、予め決められた確率に従って決定する決定機能と、
    前記決定機能にて擬似Webデータを生成すると決定された場合、擬似Webデータを生成し、前記識別したURLと、前記生成した擬似Webデータとを対応付けて前記記憶部に記憶させる機能と、
    前記取得した擬似Webデータまたは前記生成した擬似Webデータを、前記受信したhttpリクエストの送信元へ送信する機能と、を実現させるためのプログラム。
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