JP5658593B2 - 車両混雑率予測装置及び方法 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、特定路線における各駅での各車両の混雑率を、統計的手法を用いることにより、その時点での予測だけでなく各路線の各駅のどの単位時間についても正確に予測でき、利用者に提供するシステムを提供することを目的とする。
各駅の各自動改札機の改札IDと電車の各車両の車両番号との紐付けを予めデータベースに格納する手段と、
各駅の上り電車及び下り電車の各々の発着回数を単位時間毎に予めデータベースに格納する手段と、
各乗客が前記自動改札機を通過したときの駅名、改札ID、通過時間及び入退場フラグを含む入退場情報を取得し、データベースに登録する手段と、
所定の期間に登録された全ての前記入退場情報に基づいて、各乗客が上り電車又は下り電車のいずれの乗客かを判断し、日次にて各駅の各改札IDについて単位時間毎に上り電車の入場者数及び退場者数並びに下り電車の入場者数及び退場者数をそれぞれカウントする手段と、
前記所定の期間の中から所定の条件に該当する日付を抽出し、抽出された日付についての前記上り電車の入場者数及び退場者数並びに下り電車の入場者数及び退場者数をそれぞれ平均することにより、単位時間毎に上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数をそれぞれ計算する手段と、
各駅の単位時間毎に、前記上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数と、前記改札IDと前記車両番号との紐付けと、前記各駅の発着回数とに基づいて、各駅の単位時間毎に上り電車及び下り電車の各々の車両毎の車両乗車数を計算する手段と、
前記車両乗車数を1車両の定員数で除算することにより車両毎の混雑率を計算する手段と、を備え、
前記改札IDと前記車両番号との紐付けは、自動改札機に最も近い車両を特定できる場合は改札IDを最も近い車両の車両番号に紐付け、自動改札機に最も近い車両を特定できない場合は、自動改札機を通過する乗客を均等に各車両に分配するように紐付けることを特徴とする。
前記当該駅の当該単位時間のベース乗車数は、当該単位時間に繰り越し車が無い場合は、直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数から取得する一方、当該単位時間に繰り越し車が有る場合は、直前停車駅の直前単位時間の車両乗車数と直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数に対してそれぞれ繰り越し車数と繰り越し無し車数を重み付けして平均を算出することにより取得し、かつ、
前記当該駅の当該単位時間の増減乗車数は、前記車両番号に紐付けられた全ての前記改札IDについての上り電車又は下り電車の前記入場者平均数の和から上り電車又は下り電車の前記退場者平均数の和を減算し、当該単位時間の上り電車又は下り電車の前記発着回数で除算することにより取得することが、好適である。
各駅の各自動改札機の改札IDと電車の各車両の車両番号との紐付けを予めデータベースに格納するステップと、
各駅の上り電車及び下り電車の各々の発着回数を単位時間毎に予めデータベースに格納するステップと、
各乗客が前記自動改札機を通過したときの駅名、改札ID、通過時間及び入退場フラグを含む入退場情報を取得し、データベースに登録するステップと、
所定の期間に登録された全ての前記入退場情報に基づいて、各乗客が上り電車又は下り電車のいずれの乗客かを判断し、日次にて各駅の各改札IDについて単位時間毎に上り電車の入場者数及び退場者数並びに下り電車の入場者数及び退場者数をそれぞれカウントするステップと、
前記所定の期間の中から所定の条件に該当する日付を抽出し、抽出された日付についての前記上り電車の入場者数及び退場者数並びに下り電車の入場者数及び退場者数をそれぞれ平均することにより、単位時間毎に上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数をそれぞれ計算するステップと、
各駅の単位時間毎に、前記上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数と、前記改札IDと前記車両番号との紐付けと、前記各駅の発着回数とに基づいて、各駅の単位時間毎に上り電車及び下り電車の各々の車両毎の車両乗車数を計算するステップと、
前記車両乗車数を1車両の定員数で除算することにより車両毎の混雑率を計算するステップと、を実行するとともに、
前記改札IDと前記車両番号との紐付けは、自動改札機に最も近い車両を特定できる場合は改札IDを最も近い車両の車両番号に紐付け、自動改札機に最も近い車両を特定できない場合は、自動改札機を通過する乗客を均等に各車両に分配するように紐付けることを特徴とする。
上記方法において、前記車両乗車数を計算するステップでは、
対象とする当該駅の当該単位時間のベース乗車数に対して当該駅の当該単位時間の増減乗車数を加算することにより当該駅の車両乗車数を計算し、
前記当該駅の当該単位時間のベース乗車数は、当該単位時間に繰り越し車が無い場合は、直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数から取得する一方、当該単位時間に繰り越し車が有る場合は、直前停車駅の直前単位時間の車両乗車数と直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数に対してそれぞれ繰り越し車数と繰り越し無し車数を重み付けして平均を算出することにより取得し、かつ、
前記当該駅の当該単位時間の増減乗車数は、前記車両番号に紐付けられた全ての前記改札IDについての上り電車又は下り電車の前記入場者平均数の和から上り電車又は下り電車の前記退場者平均数の和を減算し、当該単位時間の上り電車又は下り電車の前記発着回数で除算することにより取得することを特徴とする。
上記方法において、前記混雑率予測装置がさらに、
イベントが発生したとき、駅名、発生時刻、終了時刻及びイベント説明を対応付けてデータベースに登録するステップと、
イベントが発生したときの単位時間毎の前記上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数を、イベントが発生していないときのそれらの各々でそれぞれ除算することにより、イベント発生時の混雑率比率を計算するステップと、を実行することが、好適である。
上記方法において、前記車両乗車数を計算するステップでは、
対象とする当該駅の当該単位時間の普通電車と急行電車のそれぞれについて車両乗車数を計算し、計算された普通電車と急行電車の各車両乗車数に対し、当該単位時間における普通電車の発着回数と急行電車の発着回数をそれぞれ重み付けして平均を算出することにより、当該単位時間の車両乗車数を得ることが、好適である。
(1)各駅の自動改札機から取得した単位時間毎の入退場数の情報から予め計算した統計データを用いて、また、各駅付近のランドマークでのイベント、天気、車両事故によって左右される入退場数の情報を用いて、各車両の混雑率を予測する。このため、駅のホームや、各車両に新規にセンサ等を設置する必要がないため、従来の方法より安価に車両混雑率予測システムを実現することが可能となる。
ここで、上り入場者数及び上り退場者数の「上り」は上り電車の乗客であることを意味し、下り入場者数及び下り退場者数の「下り」は下り電車の乗客であることを意味する。なお、入場者と退場者を併せて「入退場者」と表現する場合がある。
ここで、「車両乗車数」とは、路線、駅、時間コード、上り電車又は下り電車及び車両番号が特定されている1つの車両において、当該駅で乗降が行われ当該駅を発車するときに当該車両に乗車している乗客の数を意味する。また、当該駅に到着して乗降が行われる前に当該車両に乗車している乗客の数を「ベース乗車数」と称することとする。このベース乗車数は、1つ前の発着駅での当該車両の車両乗車数に相当する。また、ベース乗車数と車両乗車数の差を「増減乗車数」と称することとする。増減乗車数は、当該駅での乗降により当該車両において増減する乗客の数であり、増えた場合はプラス値、減った場合はマイナス値となる。従って、一般的には、各路線、各駅及び各時間コードにおける上り電車又は下り電車の各車両において次の式が成り立つ。
(式1)[車両乗車数]=[ベース乗車数]+[増減乗車数]
本ステップの詳細は、後述の図14のフローチャートにて説明する。本ステップの処理により路線名、駅名、時間コード、上りフラグ、下りフラグ、車両番号及び車両乗車数を取得し、内部記憶装置124に格納する。
(式2)[混雑率]=[車両乗車数]÷[定員数]×100
とする。計算結果は、1の位で四捨五入を行い、内部記憶装置124に格納する。
(式3)[始発駅の各時間コードの車両乗車数]=[車両番号に紐付けされた全改札IDの上り入場者平均数の和]÷[始発駅の各時間コードの上り電車の全発着回数]
とする。上式で上り電車の全発着回数で除算するのは、1電車の1車両における車両乗車数を求めるためである。上り電車の全発着回数は、上り普通電車と上り急行電車の発着回数の和である(以下同じ)。始発駅では、退場者数はゼロでありかつベース乗車数はゼロであるから、当該車両番号に紐付けされた全ての改札IDの上り入場者平均数の和を、上り電車の全発着回数で除算した数が、そのまま始発駅の各時間コードにおける車両乗車数とする。こうして得られた始発駅の各時間コードの車両乗車数を内部記憶装置124に格納する。
・ステップ1402:各路線の第2駅について、時間コード"1"における上り普通電車の車両乗車数を計算する。第2駅の時間コード"1"の上り普通電車の発着回数は、全て始発駅の時間コード"1"で発車した電車によるものである。従って、第2駅の時間コード"1"のベース乗車数は、ステップ1401で計算した始発駅の時間コード"1"の車両乗車数と一致する。この第2駅の時間コード"1"のベース乗車数に対して、第2駅の時間コード"1"の増減乗車数を加算することにより、第2駅の時間コード"1"の車両乗車数を計算する。計算式は、
(式4)[第2駅の時間コード"1"の上り普通電車の車両乗車数]=[第2駅の時間コード"1"の上り普通電車のベース乗車数(始発駅の時間コード"1"の車両乗車数)]+[第2駅の時間コード"1"の上り電車の増減乗車数]
とする。
式4における第2駅の時間コード"1"における増減乗車数は、第2駅の時間コード"1"における図13のステップ1302で取得した上り入退場者平均数と、図8の改札車両紐付けテーブル800における改札IDと車両番号との紐付け情報と、図12の発着回数テーブル1200の上り電車の発着回数の情報とにより計算する。計算式は、
(式5)[第2駅の時間コード"1"の上り電車の増減乗車数]={[車両番号に紐付けされた全改札IDの上り入場者平均数の和]−[車両番号に紐付けされた全改札IDの上り退場者平均数の和]}÷[第2駅の時間コード"1"の上り電車の全発着回数]
とする。式3と式5で得た値を式4に代入して第2駅の時間コード"1"の上り普通電車の車両乗車数を計算し、内部記憶装置124に格納する。
(式6)[第2駅の時間コード"2"の繰り越し車数]=[始発駅の時間コード"1"の上り普通電車の発着回数]−[第2駅の時間コード"1"の上り普通電車の発着回数]
とする。計算した上り普通電車の繰り越し車数を内部記憶装置124に格納する。
(式7)[第2駅の時間コード"2"の繰り越し乗車総数]=[始発駅の時間コード"1"の車両乗車数]×[第2駅の時間コード"2"の繰り越し車数]
とする。計算した上り普通電車の繰り越し乗車総数を内部記憶装置124に格納する
(式8)[第2駅の時間コード"2"の繰り越し無し車数]=[第2駅の時間コード"2"の上り普通電車の発着回数]−[第2駅の時間コード"2"の繰り越し車数]
とする。続いて、始発駅の時間コード"2"の車両乗車数を取得し、繰り越し無し車数分の乗客総数(これを「繰り返し無し乗車総数」と称する)を計算する。計算式は、
(式9)[第2駅の時間コード"2"の繰り越し無し乗車総数]=[始発駅の時間コード"2"の車両乗車数]×[第2駅の時間コード"2"の繰り越し無し車数]
である。計算した繰り越し無し乗車総数を内部記憶装置124に格納する。
(式10)[第2駅の時間コード"2"の上り普通電車のベース乗車数]={[第2駅の時間コード"2"の繰り越し乗車総数]+[第2駅の時間コード"2"の繰り越し無し乗車総数]}÷[第2駅の時間コード"2"の上り普通電車の発着回数]
とする。こうして得られた第2駅の時間コード"2"のベース乗車数に対し、第2駅の時間コード"2"の増減乗車数を加算することにより、第2駅の時間コード"2"の車両乗車数を計算する。計算式は、
(式11)[第2駅の時間コード"2"の上り普通電車の車両乗車数]=[第2駅の時間コード"2"の上り普通電車のベース乗車数]+[第2駅の時間コード"2"の上り電車の増減乗車数]
とする。
式11における第2駅の時間コード"2"における増減乗車数は、第2駅の時間コード"2"における図13のステップ1302で取得した上り入退場者平均数と、図8の改札車両紐付けテーブル800における改札IDと車両番号との紐付け情報と、図12の発着回数テーブル1200の上り電車の発着回数の情報とにより計算する。計算式は、
(式12)[第2駅の時間コード"2"の上り電車の増減乗車数]={[車両番号に紐付けされた全ての改札IDの上り入場者平均数の和]−[車両番号に紐付けされた全ての改札IDの上り退場者平均数の和]}÷[第2駅の時間コード"2"の上り電車の全発着回数]
とする。式10及び式12で得られた値を式11に代入して第2駅の時間コード"2"の上り普通電車の車両乗車数を計算し、内部記憶装置124に格納する。
・ステップ1409:第2駅に上り急行電車が発着するか否かの判定を、図12の発着回数テーブル1200の情報より判定する。第2駅に上り急行電車が発着する場合、ステップ1410に移動し、上り急行電車が発着しない場合、第2駅は普通電車のみの発着となり、ステップ1408までの処理で第2駅の各時間コードの車両乗車数は全て決定されているため、次の第3駅における上り電車の車両乗車数を計算するためにステップ1402から処理を繰り返す。
・ステップ1411:ステップ1407で得られた第2駅の各時間コードにおける上り普通電車の車両乗車数と、ステップ1410で得られた第2駅の各時間コードにおける上り急行電車の車両乗車数とを平均化することにより、第2駅の各時間コードの車両乗車数を計算する。ここでの平均化は、普通電車の車両乗車数と急行電車の車両乗車数に対してそれぞれの発着回数を重み付けして平均を算出することを意味する。計算式は、
(式13)[第2駅の各時間コードの上り電車の車両乗車数]={[第2駅の上り普通電車の車両乗車数]×[上り普通電車の発着回数]+[第2駅の上り急行電車の車両乗車数]×[上り急行電車の発着回数]}÷[第2駅の各時間コードの上り電車の全発着回数]
とする。計算した第2駅の各時間コードの車両乗車数を内部記憶装置124に格納する。ここで格納した車両乗車数の値を用いて、図13のステップ1304において混雑率を計算することになる。
所定の駅の所定の単位時間における上り又は下りの電車の車両乗車数は、当該駅の当該単位時間のベース乗車数に、当該駅の当該単位時間の増減乗車数を加算することにより計算する。この計算は、普通電車と急行電車のそれぞれについて行う。
上記の車両乗車数の計算における当該駅の当該単位時間のベース乗車数は、当該単位時間に繰り越し車が無い場合は、直前停車駅の当該単位時間の上り又は下りの電車の車両乗車数である。一方、当該単位時間に繰り越し車が有る場合は、直前停車駅の直前単位時間の車両乗車数と直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数に対してそれぞれ繰り越し車数と繰り越し無し車数を重み付けして平均を算出することにより、当該単位時間のベース乗車数を得る。なお、始発駅についてはベース乗車数はゼロである。
上記の車両乗車数の計算における当該駅の当該単位時間の増減乗車数は、車両番号に紐付けられた全ての改札の入場者平均数の和から退場者平均数の和を減算し、全発着回数で除算することにより計算する。
上記の車両乗車数の計算を普通電車と急行電車のそれぞれについて行った後、当該単位時間における普通電車の車両乗車数と急行電車の車両乗車数に対して普通電車発着回数と急行電車発着回数をそれぞれ重み付けして平均を算出することにより、当該駅の当該単位時間の上り又は下りの電車の車両乗車数を得る。
車両混雑率予測システムの利用者は、自身の携帯端末やパソコンから車両混雑率予測システムにアクセスし、図15のテーブルより混雑率情報を取得することとなる。
(式13):[各駅の各時間コードの上り電車の比率]=[各時間コードのイベント時上り入場者平均数]÷[各時間コードの上り入場者平均数]
となる。少数点以下第3位で四捨五入を行い、内部記憶装置124に格納する。
各駅説明表示箇所2002、2005、2008ではそれぞれの駅における駅情報が図18の駅付近情報テーブル1800をアクセスすることにより表示されることとなる。
Claims (8)
- 各路線の各駅に設置された複数の自動改札機と通信回線を経由して接続可能であり、各駅の単位時間毎に電車の車両毎の混雑率を予測する車両混雑率予測装置であって、
各駅の各自動改札機の改札IDと電車の各車両の車両番号との紐付けを予めデータベースに格納する手段と、
各駅の上り電車及び下り電車の各々の発着回数を単位時間毎に予めデータベースに格納する手段と、
各乗客が前記自動改札機を通過したときの駅名、改札ID、通過時間及び入退場フラグを含む入退場情報を取得し、データベースに登録する手段と、
所定の期間に登録された全ての前記入退場情報に基づいて、各乗客が上り電車又は下り電車のいずれの乗客かを判断し、日次にて各駅の各改札IDについて単位時間毎に上り電車の入場者数及び退場者数並びに下り電車の入場者数及び退場者数をそれぞれカウントする手段と、
前記所定の期間の中から所定の条件に該当する日付を抽出し、抽出された日付についての前記上り電車の入場者数及び退場者数並びに下り電車の入場者数及び退場者数をそれぞれ平均することにより、単位時間毎に上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数をそれぞれ計算する手段と、
各駅の単位時間毎に、前記上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数と、前記改札IDと前記車両番号との紐付けと、前記各駅の発着回数とに基づいて、各駅の単位時間毎に上り電車及び下り電車の各々の車両毎の車両乗車数を計算する手段と、
前記車両乗車数を1車両の定員数で除算することにより車両毎の混雑率を計算する手段と、を備え、
前記改札IDと前記車両番号との紐付けは、自動改札機に最も近い車両を特定できる場合は改札IDを最も近い車両の車両番号に紐付け、自動改札機に最も近い車両を特定できない場合は、自動改札機を通過する乗客を均等に各車両に分配するように紐付けることを特徴とする車両混雑率予測装置。 - 前記車両乗車数を計算する手段は、
対象とする当該駅の当該単位時間のベース乗車数に対して当該駅の当該単位時間の増減乗車数を加算することにより当該駅の車両乗車数を計算し、
前記当該駅の当該単位時間のベース乗車数は、当該単位時間に繰り越し車が無い場合は、直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数から取得する一方、当該単位時間に繰り越し車が有る場合は、直前停車駅の直前単位時間の車両乗車数と直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数に対してそれぞれ繰り越し車数と繰り越し無し車数を重み付けして平均を算出することにより取得し、かつ、
前記当該駅の当該単位時間の増減乗車数は、前記車両番号に紐付けられた全ての前記改札IDについての上り電車又は下り電車の前記入場者平均数の和から上り電車又は下り電車の前記退場者平均数の和を減算し、当該単位時間の上り電車又は下り電車の前記発着回数で除算することにより取得することを特徴とする請求項1に記載の車両混雑率予測装置。 - 前記混雑率予測装置はさらに、
イベントが発生したとき、駅名、発生時刻、終了時刻及びイベント説明を対応付けてデータベースに登録する手段と、
イベントが発生したときの単位時間毎の前記上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数を、イベントが発生していないときのそれらの各々でそれぞれ除算することにより、イベント発生時の混雑率比率を計算する手段と、を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両混雑率予測装置。 - 前記車両乗車数を計算する手段は、
対象とする当該駅の当該単位時間の普通電車と急行電車のそれぞれについて車両乗車数を計算し、計算された普通電車と急行電車の各車両乗車数に対し、当該単位時間における普通電車の発着回数と急行電車の発着回数をそれぞれ重み付けして平均を算出することにより、当該単位時間の車両乗車数を得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両混雑率予測装置。 - 各路線の各駅に設置された複数の自動改札機と通信回線を経由して接続可能な混雑率予測装置を用い、各駅の単位時間毎に電車の車両毎の混雑率を予測する車両混雑率予測方法であって、前記混雑率予測装置が、
各駅の各自動改札機の改札IDと電車の各車両の車両番号との紐付けを予めデータベースに格納するステップと、
各駅の上り電車及び下り電車の各々の発着回数を単位時間毎に予めデータベースに格納するステップと、
各乗客が前記自動改札機を通過したときの駅名、改札ID、通過時間及び入退場フラグを含む入退場情報を取得し、データベースに登録するステップと、
所定の期間に登録された全ての前記入退場情報に基づいて、各乗客が上り電車又は下り電車のいずれの乗客かを判断し、日次にて各駅の各改札IDについて単位時間毎に上り電車の入場者数及び退場者数並びに下り電車の入場者数及び退場者数をそれぞれカウントするステップと、
前記所定の期間の中から所定の条件に該当する日付を抽出し、抽出された日付についての前記上り電車の入場者数及び退場者数並びに下り電車の入場者数及び退場者数をそれぞれ平均することにより、単位時間毎に上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数をそれぞれ計算するステップと、
各駅の単位時間毎に、前記上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数と、前記改札IDと前記車両番号との紐付けと、前記各駅の発着回数とに基づいて、各駅の単位時間毎に上り電車及び下り電車の各々の車両毎の車両乗車数を計算するステップと、
前記車両乗車数を1車両の定員数で除算することにより車両毎の混雑率を計算するステップと、を実行するとともに、
前記改札IDと前記車両番号との紐付けは、自動改札機に最も近い車両を特定できる場合は改札IDを最も近い車両の車両番号に紐付け、自動改札機に最も近い車両を特定できない場合は、自動改札機を通過する乗客を均等に各車両に分配するように紐付ける車両混雑率予測方法。 - 前記車両乗車数を計算するステップでは、
対象とする当該駅の当該単位時間のベース乗車数に対して当該駅の当該単位時間の増減乗車数を加算することにより当該駅の車両乗車数を計算し、
前記当該駅の当該単位時間のベース乗車数は、当該単位時間に繰り越し車が無い場合は、直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数から取得する一方、当該単位時間に繰り越し車が有る場合は、直前停車駅の直前単位時間の車両乗車数と直前停車駅の当該単位時間の車両乗車数に対してそれぞれ繰り越し車数と繰り越し無し車数を重み付けして平均を算出することにより取得し、かつ、
前記当該駅の当該単位時間の増減乗車数は、前記車両番号に紐付けられた全ての前記改札IDについての上り電車又は下り電車の前記入場者平均数の和から上り電車又は下り電車の前記退場者平均数の和を減算し、当該単位時間の上り電車又は下り電車の前記発着回数で除算することにより取得することを特徴とする請求項5に記載の車両混雑率予測方法。 - 前記混雑率予測装置はさらに、
イベントが発生したとき、駅名、発生時刻、終了時刻及びイベント説明を対応付けてデータベースに登録するステップと、
イベントが発生したときの単位時間毎の前記上り電車の入場者平均数及び退場者平均数並びに下り電車の入場者平均数及び退場者平均数を、イベントが発生していないときのそれらの各々でそれぞれ除算することにより、イベント発生時の混雑率比率を計算するステップと、を実行することを特徴とする請求項5又は6に記載の車両混雑率予測方法。 - 前記車両乗車数を計算するステップでは、
対象とする当該駅の当該単位時間の普通電車と急行電車のそれぞれについて車両乗車数を計算し、計算された普通電車と急行電車の各車両乗車数に対し、当該単位時間における普通電車の発着回数と急行電車の発着回数をそれぞれ重み付けして平均を算出することにより、当該単位時間の車両乗車数を得ることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の車両混雑率予測方法。
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