JP5658503B2 - 電源装置及びこの電源装置を備えた照明装置 - Google Patents

電源装置及びこの電源装置を備えた照明装置 Download PDF

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本発明は、電源装置及びこの電源装置を備えた照明装置に関するものである。
従来から、図6に示すように、入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジ21と、ダイオードブリッジ21の直流出力を平滑及び電圧変換して出力するDC−DCコンバータ30とを備える電源装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。ダイオードブリッジ21は、LC型のローパスフィルタ20を介して交流電源6に接続されている。
上記のDC−DCコンバータ30は、ダイオードブリッジ21の直流出力端間に接続された2個の入力コンデンサCa,Cbの直列回路と、アノードがダイオードブリッジ21の高電圧側の直流出力端に接続された第1ダイオードDaと、カソードがダイオードブリッジ21の低電圧側の直流出力端に接続された第2ダイオードDbと、第1ダイオードDaのカソードと第2ダイオードDbとの間に接続された2個のスイッチング素子Qa,Qbの直列回路と、それぞれ1個ずつのスイッチング素子Qa,Qbに並列に且つダイオードブリッジ21の出力電圧に対して逆向きに接続された2個のダイオードDc,Ddと、入力コンデンサCa,Cbの接続点とスイッチング素子Qa,Qbの接続点との間に接続されたインダクタL0と、2個のスイッチング素子Qa,Qbの直列回路に並列に接続された出力コンデンサC0と、各スイッチング素子Qa,Qbを交互にオンオフ駆動する制御回路(図示せず)とを備え、出力コンデンサC0の両端が出力端として負荷Zに接続される。
上記のDC−DCコンバータ30の動作を説明する。上記の制御回路が各スイッチング素子Qa,Qbを交互にオンオフする周波数は、ダイオードブリッジ21に入力される交流電力の周波数に対して充分に高くされる。すなわち、上記オンオフの1周期中にはダイオードブリッジ21の直流出力電圧は変化しないものと見なすことができる。
まず、低電圧側のスイッチング素子Qbがオフ状態に維持されたまま、高電圧側のスイッチング素子Qaがオンされる。すると、ダイオードブリッジ21→第1ダイオードDa→高電圧側のスイッチング素子Qa→インダクタL0→低電圧側の入力コンデンサCb→ダイオードブリッジ21の経路で電流が流れ、この間、インダクタL0にエネルギーが蓄積される。また、低電圧側の入力コンデンサCbが充電される。2個の入力コンデンサCa,Cbの両端電圧はダイオードブリッジ21の直流出力端間の電圧に等しいから、低電圧側の入力コンデンサCbの充電に伴って高電圧側の入力コンデンサCaは放電される。
次に、高電圧側のスイッチング素子Qaがオフされる。すると、インダクタL0に蓄積されたエネルギーが回生され、インダクタL0→高電圧側の入力コンデンサCa→第1ダイオードDa→出力コンデンサC0→低電圧側のスイッチング素子Qbに並列に接続されたダイオードDd→インダクタL0のループで流れる電流により、出力コンデンサC0が充電される。この間、高電圧側の入力コンデンサCaはさらに放電され、これに伴って低電圧側の入力コンデンサCbがさらに充電される。
次に、高電圧側のスイッチング素子Qaがオフ状態に維持されたまま、低電圧側のスイッチング素子Qbがオンされる。すると、ダイオードブリッジ21→高電圧側の入力コンデンサCa→インダクタL0→低電圧側のスイッチング素子Qb→第2ダイオードDb→ダイオードブリッジ21の経路で電流が流れ、この間、インダクタL0にエネルギーが蓄積される。また、高電圧側の入力コンデンサCaが充電され、これに伴って低電圧側の入力コンデンサCbは放電される。
次に、低電圧側のスイッチング素子Qbがオフされる。すると、インダクタL0に蓄積されたエネルギーが回生され、インダクタL0→高電圧側のスイッチング素子Qaに並列に接続されたダイオードDc→出力コンデンサC0→第2ダイオードDb→低電圧側の入力コンデンサCb→インダクタL0のループで流れる電流により、出力コンデンサC0が充電される。この間、低電圧側の入力コンデンサCbはさらに放電され、これに伴って高電圧側の入力コンデンサCaがさらに充電される。
以下、同様の動作が繰り返されることで、2個の入力コンデンサCa,Cbの直列回路の両端電圧が昇圧された電圧が、出力端(すなわち出力コンデンサC0の両端)から出力される。
上記のDC−DCコンバータ30の出力端間に接続される負荷Zは、例えばDC−DCコンバータ30の出力電力を変換することで生成した交流電力によって放電灯を点灯させるインバータ回路である。
特許第2677406号公報
しかし、上記のDC−DCコンバータ30は非絶縁型である。
また、トランスを用いて絶縁性を確保しようとする場合において、トランスの二次側に発生する出力電圧を検出してこれを一定に維持するようにトランスの一次側で制御を行うことを考える。すると、絶縁性を維持しつつ、トランスの二次側で検出された出力電圧の情報をトランスの一次側に伝達するには、フォトカプラを用いる必要がある。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、絶縁型であって且つフォトカプラを必要としない電源装置及びこの電源装置を備えた照明装置を提供することにある。
本発明の電源装置は、入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジと、前記ダイオードブリッジの直流出力端間に接続された2個の入力コンデンサの直列回路と、前記ダイオードブリッジの直流出力端間に接続された2個のスイッチング素子の直列回路と、前記入力コンデンサ間の接続点と前記スイッチング素子間の接続点との間に接続された一次巻線とタップを有する二次巻線とを有するトランスと、それぞれアノードが前記二次巻線の一端ずつに接続された2個の出力ダイオードと、各前記出力ダイオードのカソードに一端が接続されるとともに他端が前記二次巻線のタップに接続された出力コンデンサと、前記2個のスイッチング素子の直列回路に並列に接続されたスナバコンデンサと、前記スナバコンデンサの両端電圧の波形を、前記ダイオードブリッジの直流出力電圧の波形に対して相似とするように、2個の前記スイッチング素子を交互にオンオフ駆動する制御回路とを備えることを特徴とする。
また、本発明の別の電源装置は、入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジと、出力コンデンサと、スナバコンデンサと、それぞれ前記ダイオードブリッジの直流出力を電源として前記出力コンデンサと前記スナバコンデンサとを充電する2個の充電回路と、各充電回路をそれぞれ制御する制御回路とを備え、前記各充電回路は、それぞれ、スイッチング素子と、一次巻線が前記スイッチング素子との直列回路として前記ダイオードブリッジの出力端間に接続されるとともに二次巻線が出力ダイオードを介して前記出力コンデンサに接続されたトランスと、前記トランスの一次巻線と前記スナバコンデンサとの直列回路として前記ダイオードブリッジの直流出力端間に接続されたダイオードとを有し、前記制御回路は、前記スナバコンデンサの両端電圧の波形を、前記ダイオードブリッジの直流出力電圧の波形に対して相似とするように、2個の前記スイッチング素子を交互にオンオフ駆動することを特徴とする。
上記の電源装置において、前記スナバコンデンサのキャパシタンスは前記出力コンデンサのキャパシタンスの100分の1以下であることが望ましい。
また、本発明の照明装置は、上記いずれかの電源装置と、前記電源装置の出力電力により点灯される電気的光源とを備えることを特徴とする。
この照明装置において、前記電気的光源として固体発光素子を備えることが望ましい。
本発明によれば、トランスにより入出力間の絶縁が達成される。また、トランスの二次側の電圧の検出ではなく、ともにトランスの一次側であるダイオードブリッジの出力電圧とスナバコンデンサの両端電圧との比較により制御が行われるので、フォトカプラが不要となっている。
本発明の実施形態1を示す回路ブロック図である。 同上における第1ダイオードに流れる電流Id1と第2ダイオードに流れる電流Id2とダイオードブリッジの出力電流Idbとの時間変化を示す説明図である。 同上におけるダイオードブリッジの直流出力電圧Vdbとダイオードブリッジへの入力電流Iinとの時間変化を示す説明図である。 本発明の実施形態2を示す回路ブロック図である。 同上を用いた照明装置の一例を示す分解斜視図である。 従来例を示す回路ブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態の電源装置は、図1に示すように、LC型のローパスフィルタ20を介して交流電源6から入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジ21を備える。
また、本実施形態は、ダイオードブリッジ21の直流出力端間に互いに直列に接続された2個の入力コンデンサC1,C2を備える。さらに、本実施形態は、ダイオードブリッジ21の高電圧側の直流出力端にアノードが接続された第1ダイオードD1と、ダイオードブリッジ21の低電圧側の直流出力端にカソードが接続された第2ダイオードD2と、第1ダイオードD1のカソードと第2ダイオードD2との間に互いに直列に接続された2個のスイッチング素子Q1,Q2と、入力コンデンサC1,C2の接続点とスイッチング素子Q1,Q2の接続点との間に一次巻線が接続されたトランスT1と、各スイッチング素子Q1,Q2を交互にオンオフ駆動する制御回路3とを備える。各スイッチング素子Q1,Q2は、それぞれ寄生ダイオードを有する例えばMOSFETからなり、寄生ダイオードの向きをダイオードブリッジ21の直流出力の向きに対して逆向きとして接続されている。
さらに、本実施形態は、トランスT1を介して伝送された電力により充電され、両端が出力端として発光ダイオード4などの負荷に接続される出力コンデンサC3を備える。出力コンデンサC3は例えば電解コンデンサからなる。トランスT1の二次巻線にはタップが設けられており、タップに出力コンデンサC3の一端が接続されている。さらに、本実施形態は、それぞれアノードがトランスT1の二次巻線の一端ずつに接続された2個の出力ダイオードD3,D4を備え、各出力ダイオードD3,D4のカソードはそれぞれ出力コンデンサC3の他端に接続されている。そして、出力コンデンサC3において、トランスT1の二次巻線のタップに接続された上記一端が低電圧側の出力端となり、各出力ダイオードD3,D4のカソードに接続された上記他端が高電圧側の出力端となる。
本実施形態において、出力コンデンサC3の両端間には、負荷として固体発光素子の一種である発光ダイオード4が接続されている。ダイオードブリッジ21の出力電圧の実効値から発光ダイオード4に適した電圧への降圧は、トランスT1の巻数比により達成されている。なお、発光ダイオード4に代えて例えば有機EL(図示せず)を接続してもよい。上記のように電気的光源として発光ダイオード4や有機ELのような固体発光素子を用いれば、電気的光源として白熱灯や放電灯を用いる場合に比べて光束当りの消費電力を低減することができる。
制御回路3は、ダイオードブリッジ21に入力される交流電力の周波数よりも充分に高い周波数で、スイッチング素子Q1,Q2を交互にオンオフ駆動する。この結果、第1ダイオードD1に流れる電流Id1と、第2ダイオードD2に流れる電流Id2と、ダイオードブリッジ21への入力電流(すなわちダイオードブリッジ21からの出力電流)Idbとはそれぞれ図2に示すような波形となる。ダイオードブリッジ21への入力電流のうち、高周波の成分はローパスフィルタ20の作用により減衰される。また、図3に示すように、ダイオードブリッジ21への入力電流Iinの包絡線の形状は、正負両側についてそれぞれダイオードブリッジ21の直流出力(脈流出力)の電圧(以下、「整流電圧」と呼ぶ。)Vdbの波形と同様の正弦波状となる。
さらに、本実施形態は、スイッチング素子Q1,Q2の直列回路に並列に接続されたスナバコンデンサC4を備える。スナバコンデンサC4はスイッチング素子Q1,Q2のオンオフ駆動時に発生するパルスを抑制するものであり、スナバコンデンサC4のキャパシタンスは出力コンデンサC3のキャパシタンスの100分の1以下でよい。スナバコンデンサC4としてフィルムコンデンサを用いる場合には、スナバコンデンサC4として電解コンデンサを用いる場合に比べて小型化が可能である。
また、制御回路3は、スナバコンデンサC4の両端電圧(以下、「スナバ電圧」と呼ぶ。)Vsnの波形を、整流電圧Vdbの波形と相似にするように、スイッチング素子Q1,Q2のオンオフの周波数を随時変化させる。言い換えると、制御回路3は、スナバ電圧Vsnを、整流電圧Vdbの定数倍とするようにフィードバック制御する。
具体的には、制御回路3は、オペアンプOP1と、オペアンプOP1の出力電圧に応じた周波数の出力を生成する電圧制御発振回路31と、電圧制御発振回路31の出力をオンデューティ50%の適宜電圧の矩形波に整形する矩形波生成回路32とを有する。矩形波生成回路32の出力は、低電圧側のスイッチング素子Q2のゲートに直接入力されるとともに、否定回路33を介して高電圧側のスイッチング素子Q1のゲートに入力されている。これにより、スイッチング素子Q1,Q2は電圧制御発振回路31の出力の周波数で交互にオンオフ駆動される。
また、制御回路3において、オペアンプOP1は、反転入力端子と出力端子とがコンデンサCfbを介して接続されることで積分回路を構成している。さらに、オペアンプOP1において、非反転入力端子には整流電圧Vdbが抵抗Ra,Rbにより分圧された電圧が抵抗Reを介して入力され、反転入力端子にはスナバ電圧Vsnが抵抗Rc,Rdにより分圧された電圧が抵抗Rfを介して入力されている。
すなわち、制御回路3は、スナバ電圧Vsnが整流電圧Vdbに対して低いほど、スイッチング素子Q1,Q2のオンオフの周波数(以下、「動作周波数」と呼ぶ。)を低くする。
本発明者の実験によれば、上記制御により、スナバ電圧Vsnの波形は整流電圧Vdbの波形と相似となり、出力コンデンサC3の両端電圧は略一定に維持された。
上記構成によれば、トランスT1により入出力間の絶縁が達成され、また、トランスT1の巻数比により、出力電圧を交流電源6からの入力電圧の実効値(以下、「実効入力電圧」と呼ぶ。)よりも低くすることができる。さらに、トランスT1の一次巻線に電流が流れると各入力コンデンサC1,C2の両端電圧がそれぞれ変化し、これに伴ってダイオードブリッジDBから電流が連続的に入力されるから、入力電流歪が改善される。
ここで、制御回路3が出力コンデンサC3の両端電圧を検出してこれを一定に維持するようにフィードバック制御を行う場合、トランスT1の一次側と二次側との間で絶縁性を確保するために、制御回路3と出力コンデンサC3との間にフォトカプラを挿入する必要がある。これに対し、本実施形態では、出力コンデンサC3の両端電圧の検出が行われていないので、フォトカプラが不要となっている。
なお、上記のように動作周波数を変更する代わりに、又は上記のような動作周波数の変更に加えて、一方のスイッチング素子Q1のオン状態の継続時間の長さと他方のスイッチング素子Q2のオン状態の継続時間の長さとの比率の変更により上記のフィードバック制御を実現してもよい。このような制御回路3は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
(実施形態2)
本実施形態は、図4に示すように、ローパスフィルタ20を介して交流電源6から入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジ21と、出力コンデンサC3と、スナバコンデンサC4とを備える。出力コンデンサC3の両端は負荷が接続される出力端となっており、本実施形態では実施形態1と同様に発光ダイオード4が接続されている。なお、発光ダイオード4に代えて有機ELを接続してもよい。
さらに、本実施形態は、それぞれダイオードブリッジ21の直流出力を電源として出力コンデンサC3とスナバコンデンサC4とを充電する2個の充電回路を備える。
各充電回路は、それぞれ、スイッチング素子Q3,Q4と、一次巻線がスイッチング素子Q3,Q4との直列回路としてダイオードブリッジ21の出力端間に接続されるとともに二次巻線が出力ダイオードD5,D6を介して出力コンデンサC3に接続されたトランスT2,T3と、トランスT2,T3の一次巻線とスナバコンデンサC4との直列回路としてダイオードブリッジ21の直流出力端間に接続されたダイオードD7,D8とを有する。上記の各ダイオードD7,D8は、それぞれ、アノードがトランスT2,T3の一次巻線に接続され、カソードがスナバコンデンサC4に接続されている。
制御回路3は、実施形態1の制御回路3と同様の構成を有し、交流電源6から入力される交流電力の周波数に対して充分に高い周波数で、上記のスイッチング素子Q3,Q4を交互にオンオフする。すなわち、制御回路3は、スナバ電圧Vsnが整流電圧Vdbに対して低いほど、スイッチング素子Q3,Q4のオンオフの周波数(以下、「動作周波数」と呼ぶ。)を低くする。
本発明者の実験によれば、上記制御により、スナバ電圧Vsnの波形は整流電圧Vdbの波形と相似となり、出力コンデンサC3の両端電圧は略一定に維持された。
上記構成によれば、トランスT1により入出力間の絶縁が達成される。
また、トランスT1の巻数比により、出力電圧を実効入力電圧よりも低くすることができる。
さらに、上記の充電回路を1個のみ備える場合に比べ、ダイオードブリッジDBからの入力電流がより連続的となるから、入力電流歪が改善される。
また、実施形態1と同じく、出力コンデンサC3の両端電圧が検出されていないからフォトカプラが不要である。
なお、上記のように動作周波数を変更する代わりに、又は上記のような動作周波数の変更に加えて、各スイッチング素子Q3,Q4のオンデューティの変更(つまり、両方のスイッチング素子Q3,Q4がオフされる期間の長さの変更)により上記のフィードバック制御を実現してもよい。このような制御回路3は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
実施形態1や実施形態2の電源装置は、例えば図5に示すような照明装置7に用いることができる。図5の照明装置7は、電源装置の各回路部品をそれぞれ収納及び保持したケース70と、矢印A1で示すように収納されたケース70を保持するとともに発光ダイオード4を保持する器具本体71とを有する。上記のような照明装置7は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
3 制御回路
4 発光ダイオード(電気的光源、固体発光素子)
7 照明装置
21 ダイオードブリッジ
C1,C2 入力コンデンサ
C3 出力コンデンサ
C4 スナバコンデンサ
D3〜D6 出力ダイオード
D7,D8 ダイオード
Q1〜Q4 スイッチング素子
T1〜T3 トランス

Claims (5)

  1. 入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジと、
    前記ダイオードブリッジの直流出力端間に接続された2個の入力コンデンサの直列回路と、
    前記ダイオードブリッジの直流出力端間に接続された2個のスイッチング素子の直列回路と、
    前記入力コンデンサ間の接続点と前記スイッチング素子間の接続点との間に接続された一次巻線とタップを有する二次巻線とを有するトランスと、
    それぞれアノードが前記二次巻線の一端ずつに接続された2個の出力ダイオードと、
    各前記出力ダイオードのカソードに一端が接続されるとともに他端が前記二次巻線のタップに接続された出力コンデンサと、
    前記2個のスイッチング素子の直列回路に並列に接続されたスナバコンデンサと、
    前記スナバコンデンサの両端電圧の波形を、前記ダイオードブリッジの直流出力電圧の波形に対して相似とするように、2個の前記スイッチング素子を交互にオンオフ駆動する制御回路とを備えることを特徴とする電源装置。
  2. 入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジと、
    出力コンデンサと、
    スナバコンデンサと、
    それぞれ前記ダイオードブリッジの直流出力を電源として前記出力コンデンサと前記スナバコンデンサとを充電する2個の充電回路と、各充電回路をそれぞれ制御する制御回路とを備え、
    前記各充電回路は、それぞれ、スイッチング素子と、一次巻線が前記スイッチング素子との直列回路として前記ダイオードブリッジの出力端間に接続されるとともに二次巻線が出力ダイオードを介して前記出力コンデンサに接続されたトランスと、前記トランスの一次巻線と前記スナバコンデンサとの直列回路として前記ダイオードブリッジの直流出力端間に接続されたダイオードとを有し、
    前記制御回路は、前記スナバコンデンサの両端電圧の波形を、前記ダイオードブリッジの直流出力電圧の波形に対して相似とするように、2個の前記スイッチング素子を交互にオンオフ駆動することを特徴とする電源装置。
  3. 前記スナバコンデンサのキャパシタンスは前記出力コンデンサのキャパシタンスの100分の1以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電源装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源装置と、前記電源装置の出力電力により点灯される電気的光源とを備えることを特徴とする照明装置。
  5. 前記電気的光源として固体発光素子を備えることを特徴とする請求項4記載の照明装置。
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