JP5656650B2 - 熱転写プリンタ - Google Patents
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Description
(1)第1の構成要素は、現像剤を保持する現像体を加熱することによって現像体から被転写体へ画像を転写するサーマルヘッドである。
(2)第2の構成要素は、被転写体をサーマルヘッドとの間に挟んで回転するプラテンローラである。
(3)第3の構成要素は、プラテンローラの周面に接触し、プラテンローラの回転に従って移動する放熱板である。
(4)第4の構成要素は、放熱板に当接し、放熱板をプラテンローラに対して押し付けて支持する放熱板支持部である。放熱板支持部は、放熱板の移動に応じて回転する従動ローラである。
まず、図1から図3を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る熱転写プリンタ1における画像形成部の構成について説明する。図1及び図2に示されるように、熱転写プリンタ1は、サーマルヘッド21、第1変位装置210、プラテンローラ22、プラテンローラ駆動モータ220、ピンチローラ機構24、ピンチローラ駆動モータ240、インクシートユニット30、放熱板41、主支持ローラ42、補助支持ローラ44,45、押し付け機構43、第2変位装置420及び放熱板検知センサ50を備えている。
インクシートユニット30は、帯状のインクシート3がロール状に巻かれた部分である繰り出し部31と、繰り出し部31から繰り出されたインクシート3が巻き取られた部分である巻き取り部32とを備える。また、インクシート3は、帯状のフィルムからなる基材層の表面に複数の色の昇華性の染料インクの層が形成された部分であるインク形成部と、基材層の表面に透明な保護材の層が形成された部分である保護材形成部とを有している。インク形成部各々及び保護材形成部は、帯状のインクシート3の長手方向において予め定められた順番で繰り返し配列されている。
通信インターフェース11は、マイクロコンピュータ12と外部のホスト装置5との間のデータ通信を中継する装置である。
放熱板41、主支持ローラ42、補助支持ローラ44,45、押し付け機構43、第2変位装置420及び放熱板検知センサ50は、従来の熱転写プリンタには無い熱転写プリンタ1に特有の構成要素である。
ホスト装置5から受信された画像データに対して画像処理回路17による補正処理が実行された後、マイクロコンピュータ12は、画像転写処理を実行する。そして、マイクロコンピュータ12は、画像転写処理において、画像形成部の制御状態を、図1に示される第1制御状態、図4に示される第2制御状態、図5に示される第3制御状態及び図6に示される第4制御状態の4つの状態に切り替える。
第1制御状態においては、記録紙4は第1の移動方向へ搬送され、インクシート3における各インク形成部及び保護材形成部が、記録紙4と重なる状態でサーマルヘッド21の位置を通過する。さらに、放熱板41は、主支持ローラ42により、プラテンローラ22に対して押し付けられた状態で支持される。このとき、放熱板41は、プラテンローラ22の回転に従って、第1の移動方向に対して逆の第2の移動方向へ移動する。なお、図1、図4、図5及び図6において、第1の移動方向は右方向であり、第2の移動方向は左方向である。
図4に示されるように、第2制御状態において、マイクロコンピュータ12は、第1変位装置210及び第2変位装置420を制御することにより、サーマルヘッド21を記録位置に保持させ、主支持ローラ42を退避位置へ変位させる。また、マイクロコンピュータ12は、プラテンローラ22及びピンチローラ241を第1の回転方向へ回転させたまま維持する。
図5に示されるように、第3制御状態において、マイクロコンピュータ12は、第1変位装置210及び第2変位装置420を制御することにより、サーマルヘッド21を退避位置に保持させ、主支持ローラ42を動作位置へ変位させる。さらに、マイクロコンピュータ12は、プラテンローラ22及びピンチローラ241を第1の回転方向に対して反対の第2の回転方向へ回転させる。
図6に示されるように、第4制御状態において、マイクロコンピュータ12は、第1変位装置210及び第2変位装置420を制御することにより、サーマルヘッド21を記録位置に保持させ、主支持ローラ42を退避位置へ変位させる。また、マイクロコンピュータ12は、プラテンローラ22及びピンチローラ241を第2の回転方向へ回転させたまま維持する。
熱転写プリンタ1において、放熱板41は、プラテンローラ22に押し付けられた状態で支持され、プラテンローラ22の周面に接触しつつ、プラテンローラ22の回転に従って移動する。従って、プラテンローラ22の熱エネルギーは、記録紙4の搬送中及びそれ以外の状態を含む動作中において、放熱板41へ直接伝達される。そのため、放熱板41が、金属などの熱伝導率の高い材料からなる部材であれば、プラテンローラ22は、連続プリントのジョブの実行中を含む様々な動作中において、常に効率的に冷却される。その結果、出力画像の濃度ムラが防止される。しかも、放熱板41は、プラテンローラ22の回転に従って移動するため、プラテンローラ22の表面を擦れによって傷つけることもない。
次に、図7及び図8に示される概略図を参照しつつ、本発明の第2実施形態に係る熱転写プリンタ1Aについて説明する。熱転写プリンタ1Aは、図1から図6に示された熱転写プリンタ1と比較して、一部の構成要素のみが異なる構成を有している。図7及び図8において、図1から図6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、熱転写プリンタ1Aにおける熱転写プリンタ1と異なる点についてのみ説明する。
次に、図9及び図10に示される概略図を参照しつつ、本発明の第3実施形態に係る熱転写プリンタ1Bについて説明する。熱転写プリンタ1Bは、図1から図6に示された熱転写プリンタ1と比較して、一部の構成要素のみが異なる構成を有している。図9及び図10において、図1から図6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、熱転写プリンタ1Bにおける熱転写プリンタ1と異なる点についてのみ説明する。
次に、図11に示される概略図を参照しつつ、本発明の第4実施形態に係る熱転写プリンタ1Cについて説明する。熱転写プリンタ1Cは、図1から図6に示された熱転写プリンタ1と比較して、放熱板の形状のみが異なる構成を有している。図11において、図1から図6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、熱転写プリンタ1Cにおける熱転写プリンタ1と異なる点についてのみ説明する。
次に、図12に示される概略図を参照しつつ、本発明の第5実施形態に係る熱転写プリンタ1Dについて説明する。熱転写プリンタ1Dは、図1から図6に示された熱転写プリンタ1と比較して、放熱板41を支持する部材のみが異なる構成を有している。図12において、図1から図6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、熱転写プリンタ1Dにおける熱転写プリンタ1と異なる点についてのみ説明する。
次に、図13に示される概略図を参照しつつ、本発明の第6実施形態に係る熱転写プリンタ1Eについて説明する。熱転写プリンタ1Eは、図1から図6に示された熱転写プリンタ1と比較して、冷却用ファン60が追加された構成を有している。図13において、図1から図6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、熱転写プリンタ1Eにおける熱転写プリンタ1と異なる点についてのみ説明する。
熱転写プリンタ1Eの冷却用ファン60は、他の実施形態として示された熱転写プリンタ1,1A,1B,1C,1Dに適用されることも考えられる。また、湾曲した板状の放熱板41Cが、他の実施形態として示された熱転写プリンタ1A,1B,1Dに適用されることも考えられる。
Claims (5)
- 現像剤を保持する現像体を加熱することによって前記現像体から被転写体へ画像を転写するサーマルヘッドと、
前記被転写体を前記サーマルヘッドとの間に挟んで回転するプラテンローラと、を備えた熱転写プリンタであって、
前記プラテンローラの周面に接触し、前記プラテンローラの回転に従って移動する放熱板と、
前記放熱板に当接し、前記放熱板を前記プラテンローラに対して押し付けて支持する放熱板支持部と、を備え、
前記放熱板支持部は、前記放熱板の移動に応じて回転する従動ローラである、熱転写プリンタ。 - 前記放熱板の移動範囲における両端の位置各々への前記放熱板の到達を検知するセンサと、
前記放熱板支持部を、前記プラテンローラに押し付けられた位置に前記放熱板を保持する第1の位置と、前記プラテンローラから離隔した位置に前記放熱板を保持する第2の位置との間で変位させる変位装置と、
前記センサの検知結果と前記プラテンローラの回転方向とに応じて前記変位装置を制御する制御部と、をさらに備える、請求項1に記載の熱転写プリンタ。 - 前記プラテンローラの一の方向への回転に従って移動中の前記放熱板の進行方向を転換させる方向転換機構をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載の熱転写プリンタ。
- 前記放熱板は、湾曲した板状の部材である、請求項1から請求項3のいずれかに記載の熱転写プリンタ。
- 前記放熱板を強制冷却する冷却部をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれかに記載の熱転写プリンタ。
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