JP5656515B2 - 医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム - Google Patents

医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5656515B2
JP5656515B2 JP2010191920A JP2010191920A JP5656515B2 JP 5656515 B2 JP5656515 B2 JP 5656515B2 JP 2010191920 A JP2010191920 A JP 2010191920A JP 2010191920 A JP2010191920 A JP 2010191920A JP 5656515 B2 JP5656515 B2 JP 5656515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
medical image
unit
image processing
partial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010191920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012045263A (ja
Inventor
昌史 野辺
昌史 野辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp, Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010191920A priority Critical patent/JP5656515B2/ja
Publication of JP2012045263A publication Critical patent/JP2012045263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5656515B2 publication Critical patent/JP5656515B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の実施形態は、医用画像処理装置及び医用画像処理プログラムに関する。
被検体にX線を照射し、被検体を透過したX線を検出して3次元画像データを再構成する医用画像診断装置としてX線CT装置がある。X線CT装置においては、造影剤を被検体に投与して撮像を行い、血管等の器官の観察を目的とするための画像を収集することが行われる。このような血管の観察を目的とする撮像では、造影剤の投与により造影された血管の3次元画像データが再構成され、さらに3次元画像データから3次元投影画像データが作成される。ここで、3次元投影画像データの作成方法としては、例えば最大値投影(MIP:Maximum Intensity Projection)法がある。また、MIP法により作成された3次元投影画像データ(MIP画像データ)は、狭窄や乖離などの血管の内部の形状や大きさ、位置などを観察するために用いられている。
ところで、造影された血管の像と骨の像とは、それぞれに対応するCT値の幅に重なり部分がある。そのため、例えば骨と血管とが隣接するような場合や表示角度によって骨の像と血管の像とが重なってしまうことがある。このような場合には、3次元投影画像を表示する際に骨が造影された血管と共に画像化されて表示されてしまい、血管の観察が困難になることがある。
そこで、3次元投影画像上で骨に対応する3次元画像データを選択的に表示対象から外し非表示にする骨抜き処理が行われている。この骨抜き処理は、例えば、医師等の操作者が画像表示部に表示された3次元投影画像のうち表示対象から外したい骨の部分を指定することで行われる。この場合、医用画像処理装置は、指定された骨に連結する領域(連結領域)を一般的に用いられる連結領域抽出法によって抽出することで、骨の領域として画像データを選択的に非表示にする。
また医用画像処理装置が骨に相当する領域を自動的に特定する方法として、人体モデルを用いる方法や、造影前後の画像データを比較する方法が知られている。人体モデルを用いる方法では、人体において部位(例えば骨)の一般的な位置を特定するための人体モデルを基に、3次元投影画像データ上で骨が存在し得る領域を特定し、その領域に連結する連結領域を骨の領域として特定する。また造影前後の画像データを比較する方法では、骨が表示され血管が表示されていない造影前の画像データと、骨及び血管の双方が表示された造影後の画像データとを比較することで骨の領域を特定する。
しかしながら、骨や各部位の詳細な位置は、体格の差などにより個々の人体に応じて異なる。そのため、部位の一般的な位置を特定するための人体モデルを用いる方法では、個々の人体に応じて異なる部分を特定することは困難である。
造影前後の画像データを比較する方法においては、同じ人体の画像データを用いることが可能なため、上記のような問題を回避することが可能である。しかしながら、撮影時に体動や臓器の移動により骨の位置や向きが変わった場合、この位置や向きが変わった骨に該当する領域を、骨の領域として特定することが困難である。
特開2008−125881号公報
この発明の実施形態は上記の問題を解決するものであり、骨のように異なる時相間で形状が変化しない領域を特定可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、この実施形態の第1の形態は、領域抽出部と、領域分割部と、比較部と、を備えた医用画像処理装置である。領域分割部は、第1の時相で撮影され、造影領域を含んだ第1の医用画像及び第1の時相とは異なる第2の時相で撮影され、造影領域を含んだ第2の医用画像を受けて、あらかじめ決められた値以上の画素値の画素が連結して存在する連結領域を、前記第1の医用画像及び前記第2の医用画像のそれぞれから、1以上抽出する。領域分割部は、少なくとも前記第1の医用画像から抽出された一部または全部の前記連結領域のそれぞれを、複数の部分領域に分割する。比較部は、前記第1の医用画像における連結領域及び部分領域のそれぞれと、前記第2の医用画像における連結領域との比較を行う。また比較部は、比較の結果を基に、前記第2の医用画像における連結領域の少なくとも一部の形状と適合する前記第1の医用画像における連結領域または部分領域を非変形領域として特定する。
またこの実施形態の第2の形態は、領域抽出機能と、領域分割機能と、比較機能と、を実行させる医用画像処理プログラムである。領域抽出機能は、第1の時相で撮影され、造影領域を含んだ第1の医用画像及び第1の時相とは異なる第2の時相で撮影され、造影領域を含んだ第2の医用画像を受けて、あらかじめ決められた値以上の画素値の画素が存在する連結領域を、前記第1の医用画像及び前記第2の医用画像のそれぞれから、1以上抽出する。領域分割機能は、少なくとも前記第1の医用画像から抽出された一部または全部の前記連結領域のそれぞれを、複数の部分領域に分割する。比較機能は、前記第1の医用画像における連結領域及び部分領域のそれぞれと、前記第2の医用画像における連結領域との比較を行う。また比較機能は、比較の結果を基に、前記第2の医用画像における連結領域の少なくとも一部の形状と適合する前記第1の医用画像における連結領域または部分領域を非変形領域として特定する。
第1の実施形態に係る医用画像処理装置の構成を示すブロック図である。 3次元画像データから連結領域及び部分領域を抽出する処理を説明するための図である。 連結領域を部分領域に分割する処理の一例である。 連結領域を部分領域に分割する処理の一例である。 3次元画像データから非変形領域を特定し非表示にする処理を説明するための図である。 第1の実施形態に係る医用画像処理装置の一連の動作を説明するためのフローチャートである。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る医用画像処理装置について図1を参照しながら説明する。本実施形態に係る医用画像処理装置1は、撮影部100により撮影され記憶部200に記憶された医用画像を読み出して表示するための画像処理を施す。
撮影部100は、X線CT装置であり、被検体にX線を曝射し、被検体を透過したX線を検出することで3次元画像データを収集する。撮影部100は、X線管と、高電圧発生装置と、X線検出器と、データ収集部(DAS: Digital Acquisition System)と、前処理部と、再構成処理部とを備えている。X線検出器は、X線管と共に被検体を挟んで互いに対向するように配置される。そして、X線検出器は、X線管から照射されて被検体を透過したX線を検出し、検出したX線量に応じたX線検出信号を出力する。データ収集部は、X線検出器で検出されたX線検出信号をデジタル化し、透過データとして前処理部に出力する。前処理部は、データ収集部で得られた透過データに対して補正処理等の前処理を施して投影データを生成する。再構成処理部は、前処理部が生成した投影データを読み出して3次元画像データを再構成する。
撮影部100は、造影剤を投与したうえで連続して撮影を実施する。これにより撮影部100は、複数の異なる時相において、血管が造影された3次元画像データをそれぞれ再構成する。
記憶部200は、3次元画像データを記憶する。撮影部100により再構成された3次元画像データは記憶部200に記憶される。なお記憶部200には、異なる複数の時相で再構成された3次元画像データが記憶される。
医用画像処理装置1は、記憶部200に記憶された3次元画像データを読み出して表示のための画像処理を施す。詳細は後述するが、本実施形態において、医用画像処理装置1は、表示のために3次元投影画像を作成する場合に、読み出した3次元画像データに対し、骨抜き処理を行ってから3次元投影画像を作成する機能を有する。ここで骨抜き処理とは、3次元画像データに含まれている骨の領域の画像データを選択的に抽出して非表示にする処理を示している。
UI2は、表示部22と、入力部21とを備える。表示部22は、医用画像処理装置1で作成された各種の画像や情報を表示する。入力部21は、医師等の操作者が表示部22に表示された表示画面上等で医用画像処理装置1を操作するための入力インターフェースである。
次に医用画像処理装置1の詳細な構成について説明する。医用画像処理装置1は、画像処理部11と、画像特定部12と、領域抽出部13と、領域分割部14と、比較部15と、表示制御部16とで構成される。
画像処理部11は、記憶部200から少なくとも2以上の時相に対応する3次元画像データを読み出し、読み出した各3次元画像データにレンダリング(例えば、SVR: Shaded Volume Rendering)や最大値投影(MIP:Maximum Intensity Projection)法等の画像処理を施すことで3次元投影画像データを生成する。画像処理部11は、生成した3次元投影画像データを表示制御部16に出力する。表示制御部16は、画像処理部11から受けた3次元投影画像データを3次元投影画像として表示部22に表示させる(表示制御部16については後述する)。これにより操作者は、入力部21を介し、表示部22に表示された複数の時相の3次元投影画像の中から、所望の3次元投影画像を選択することが可能となる。
また画像処理部11は、画像特定部12及び比較部15から表示対象の3次元投影画像データの指示を受ける(画像特定部12及び比較部15については後述する)。この場合、画像処理部11は指示された表示対象の3次元投影画像データを表示制御部16に出力する。
画像特定部12は、記憶部200に記憶された複数の時相の3次元画像データの中から、表示対象データ及び比較対象データを特定し読み出す。表示対象データは、表示対象の3次元画像データである。また比較対象データは、表示対象データとは異なる時相に対応する3次元画像データである。画像特定部12が、表示対象データ及び比較対象データを特定し読み出す処理について、以下に具体的に説明する。
まず画像特定部12は、画像処理部11に、記憶部200に記憶された複数の時相の3次元画像データを基に、3次元投影画像データの作成を指示する。この指示を受けて画像処理部11は、複数の時相の3次元投影画像データを表示制御部16に出力する。これにより、表示制御部16を介し表示部22に複数の時相の3次元投影画像が表示される。この表示を基に、入力部21を介し操作者が、表示対象の3次元投影画像及び比較対象の3次元投影画像を指定する。画像特定部12は、この指定を受けて、指定された3次元投影画像に対応する3次元画像データ、つまり、表示対象データ及び比較対象データを記憶部200から特定し読み出す。画像特定部12は、読み出した表示対象データ及び比較対象データを領域抽出部13に出力する。なお、表示対象データが「第1の医用画像」の一例に相当し、表示対象データに対応する時相が「第1の時相」に相当する。また比較対象データが「第2の医用画像」の一例に相当し、比較対象データに対応する時相が「第2の時相」に相当する。
領域抽出部13は、表示対象データ及び比較対象データを画像特定部12から受ける。領域抽出部13は、表示対象データ及び比較対象データの双方に対し、骨の領域の画素値を基に経験的にあらかじめ決められた値(閾値)以上の画素値の画素を閾値処理により特定する。なお画素値としては、例えば、画素の輝度を示す輝度値や、画素の濃淡を示す濃淡値、または輝度値などの基となるCT値等を採用することが可能である。次に領域抽出部13は、閾値以上の画素値の画素が連結して存在する領域を1つの連結領域として特定し抽出する。連結領域を抽出する具体的な方法としては、例えば、連結領域抽出法が挙げられる。
ここで、連結領域を抽出する具体的な動作について図2(a)及び図2(b)を参照しながら説明する。例えば図2(a)は、領域抽出部13による処理を施す前の3次元画像データを示している。例えば、領域P1が骨の領域を示し、領域P2、P3が造影後の血管の領域を示し、領域P4が造影されていない他の組織の領域を示している。この場合、領域抽出部13は、図2(b)に示すように、この3次元画像データから閾値以上の画素値の画素で構成された領域P1、P2、及びP3を各連結領域として抽出する。領域抽出部13は、この処理により、表示対象データ及び比較対象データの双方から、それぞれ1以上の連結領域を抽出する。
領域抽出部13は、抽出した連結領域を、抽出元のデータ(表示対象データまたは比較対象データ)と対応付けて領域分割部14に出力する。
領域分割部14は、表示対象データ及び比較対象データに対応付けられた連結領域を領域抽出部13から受ける。領域分割部14は、表示対象データから抽出された連結領域の一部または全部に対し、後述する「画素値の変化する境界での分割処理」及び「収縮膨張による分割処理」のいずれかもしくは双方の処理を施す。領域分割部14は、これらの処理を施すことで、連結領域を複数の部分領域に分割する。この処理により、例えば、図2(b)に示す連結領域P1が、図2(c)に示すように部分領域P1a及びP1bに分割される。以降、前述した連結領域を部分領域に分割する各処理について具体的に説明する。
(画素値の変化する境界での分割処理)
領域分割部14の画素値の変化する境界での分割処理について、図3を参照しながら説明する。図3(a)では1つの連結領域が、領域P11と領域P12とで構成されている。領域分割部14は、この連結領域に対し、隣接する画素間で、画素値があらかじめ決められた値以上変化する境界を特定する。この画素値が変化する境界を特定する具体的な方法としては、例えば、連結領域に対し微分フィルタを適用する方法が挙げられる。なお、微分フィルタの処理は一般的に知られているため詳細な説明は省略する。領域分割部14は、図3(b)に示すように、特定した境界で連結領域を分割し、分割された各領域を部分領域P11及びP12として特定する。
(収縮膨張による分割処理)
次に領域分割部14の収縮膨張による分割処理について、図4を参照しながら、図4(a)に示すような連結領域P21を分割する場合を例に説明する。領域分割部14は、まず連結領域P21の輪郭から内側に向けてあらかじめ決められた数の画素の画素値を、閾値(一例として、骨や造影後の血管を示す最小値)未満の画素値に変換する。この処理により、図4(b)に示すように、連結領域P21の輪郭から内側に向けて所定の画素分の厚みを持つ領域P22b及び領域P23bの画素の画素値が閾値未満に変換される。これにより連結領域P21は、領域P22aと領域P23aとに分断される。このように連結領域が分断された場合、領域分割部14は各領域を異なる領域P22a及びP23aとして認識する。その後、領域分割部14は、領域P22b及び領域P23bの画素の画素値を変換前の値に戻すことで、領域P22a及びP23aを、図4(c)に示すように部分領域P22及びP23として特定する。
上述した処理を施すことで、例えば、骨の領域と造影された血管の領域とが隣接して1つの連結領域を形成している場合においても、領域分割部14は、それぞれを異なる部分領域に分割することが可能となる。領域分割部14は、分割された部分領域及び部分領域に分割されなかった連結領域を、表示対象データに対応付ける。なお以降は、部分領域と連結領域とを総じて、単に「領域」と呼ぶ場合がある。領域分割部14は、各領域が対応付けられた表示対象データ及び比較対象データを比較部15に出力する。
比較部15は、表示対象データ及び比較対象データに対応付けられた各領域を領域分割部14から受ける。比較部15は、表示対象データに対応する領域と、比較対象データに対応する連結領域とのパターンマッチングを行う。比較部15は、表示対象データに対応する領域が、比較対象データの連結領域の一部または全部の形状と適合する場合、この領域を、表示対象データと比較対象データとの間で変形されなかった非変形領域として特定する。一例として、比較部15は、表示対象データに対応する領域の輪郭の少なくとも一部の形状が、比較対象データに対応する連結領域の輪郭の一部の形状と適合する場合に、この領域を非変形領域として特定する。
このとき、例えば骨に該当する領域は、表示対象データ及び比較対象データの間でその形状は変わらない。一方で、血管に該当する領域は、体動や臓器の移動によりその形状が変化する。例えば図5(a)は表示対象データを示しており、図5(b)は比較対象データを示している。領域P1及びP5は骨の領域を示している。また領域P2、P3、P6、P7は造影後の血管の領域を示しており、領域P4及びP8は造影されていない他の組織の領域を示している。領域P1及びP5は、骨の領域のため変形しない。そのため比較部15は、表示対象データの領域P4を非変形領域として特定する。また領域P2、P3、P6、P7は造影後の血管の領域のため、体動や臓器の移動により形状が変化する。そのため、これらの領域は非変形領域には該当しない。このように、パターンマッチングにより、異なる時相間で形状が変化しない非変形領域を骨に該当する領域として特定することが可能となる。
比較部15は、非変形領域を示す情報(例えば非変形領域の位置情報)を表示制御部16に出力する。また比較部15は、表示対象データに対応する3次元投影画像データの出力を画像処理部11に指示する。この指示を受けて画像処理部11は、表示対象データに対応する3次元投影画像データを表示制御部16に出力する。
表示制御部16は、表示対象の3次元投影画像データを画像処理部11から受ける。表示制御部16は、この3次元投影画像データを3次元投影画像として表示部22に表示させる。
また表示制御部16は、表示対象の3次元投影画像データを画像処理部11から受けるとともに、非変形領域を示す情報を比較部15から受ける。この場合、表示制御部16は、3次元投影画像データのうち、非変形領域に対応する領域を非表示にしたうえで、3次元投影画像データを3次元投影画像として表示部22に表示させる。これにより、図5(c)に示すように、図5(a)における骨の領域P1が非表示にされた3次元投影画像、つまり骨抜き処理が施された3次元投影画像が表示部22に表示される。
なお上記では、表示制御部16が、非変形領域に対応する領域を非表示に例を説明したが、本処理を画像処理部11が行ってもよい。この場合、比較部15は、表示対象データに対応する3次元投影画像データの出力を画像処理部11に指示するときに、あわせて非変形領域の位置情報を画像処理部11に出力するとよい。これを受けて画像処理部11は、表示対象データのうち非変形領域に含まれる画素の画素値を表示対象外の値に変換する。画像処理部11は、変換後の表示対象データを基に3次元投影画像データを生成し表示制御部16に出力する。表示制御部16は、この3次元投影画像データを基に、3次元投影画像を表示部22に表示させる。これにより、非変形領域が表示対象から外れた3次元投影画像が表示部22に表示される。
(一連の動作)
次に、本実施形態に係る医用画像処理装置の一連の動作について、図6を参照しながら説明する。図6は、本実施形態に係る医用画像処理装置の一連の動作を説明するためのフローチャートである。
(ステップS11)
画像処理部11は、まず記憶部200から少なくとも2以上の時相に対応する複数の3次元画像データを読み出す。画像処理部11は、読み出した各3次元画像データにレンダリングや最大値投影等の画像処理を施すことで3次元投影画像データを生成する。
(ステップS12)
画像処理部11は、画像特定部12からの指示に基づき、複数の時相の3次元投影画像データを表示制御部16に出力する。これにより、表示制御部16を介し表示部22に複数の時相の3次元投影画像が表示される。この表示を基に、入力部21を介し操作者が、表示対象の3次元投影画像及び比較対象の3次元投影画像を指定する。
画像特定部12は、この指定を受けて、指定された3次元投影画像に対応する3次元画像データ、つまり、表示対象データ及び比較対象データを記憶部200から特定し読み出す。画像特定部12は、読み出した表示対象データ及び比較対象データを領域抽出部13に出力する。
(ステップS13)
領域抽出部13は、表示対象データ及び比較対象データを画像特定部12から受ける。領域抽出部13は、表示対象データ及び比較対象データの双方に対し閾値処理を施し、閾値以上の画素値の画素を特定する。次に領域抽出部13は、閾値以上の画素値の画素が連結して存在する領域を1つの連結領域として特定し抽出する。領域抽出部13は、抽出した連結領域を、抽出元のデータ(表示対象データまたは比較対象データ)と対応付けて領域分割部14に出力する。
(ステップS14)
領域分割部14は、表示対象データ及び比較対象データに対応付けられた連結領域を領域抽出部13から受ける。領域分割部14は、表示対象データから抽出された連結領域の一部または全部に対し、「画素値の変化する境界での分割処理」及び「収縮膨張による分割処理」のいずれかもしくは双方の処理を施す。これにより、領域分割部14は、連結領域を複数の部分領域に分割する。領域分割部14は、各領域(連結領域または部分領域)を抽出元のデータ(表示対象データまたは比較対象データ)と対応付けて比較部15に出力する。
(ステップS15)
比較部15は、表示対象データ及び比較対象データに対応付けられた各領域を領域分割部14から受ける。比較部15は、表示対象データに対応する領域と、比較対象データに対応する連結領域とのパターンマッチングを行う。
(ステップS16、S17)
表示対象データに対応する領域が、比較対象データに対応する連結領域の一部または全部の形状と適合する場合(ステップS16、Y)、比較部15は、この比較対象の領域を非変形領域として特定する(ステップS17)。なお表示対象データに対応する領域が、比較対象データに対応する連結領域の一部及び全部の形状のいずれとも適合しない場合(ステップS16、N)、比較部15は、非変形領域の特定に係る処理を行わず次の処理に遷移する。
(ステップS18)
表示対象データに対応する領域のうち、上記したマッチング処理を施していない領域が存在する場合(ステップS18、N)、比較部15は、この領域に対し上記マッチング処理を施す。表示対象データに対応する全ての領域に対し上述したマッチング処理を行った場合(ステップS18、Y)、比較部15は、非変形領域を示す情報(例えば非変形領域の位置情報)を表示制御部16に出力する。また比較部15は、表示対象データに対応する3次元投影画像データの出力を画像処理部11に指示する。この指示を受けて画像処理部11は、表示対象データに対応する3次元投影画像データを表示制御部16に出力する。
表示制御部16は、表示対象の3次元投影画像データを画像処理部11から受けるとともに、非変形領域を示す情報を比較部15から受ける。表示制御部16は、この3次元投影画像データのうち、非変形領域に対応する領域を非表示にしたうえで、この3次元投影画像データを3次元投影画像として表示部22に表示させる。なお上記で説明した処理は、プログラムとして画像処理装置2の記憶部に記憶されている。画像処理装置2のCPUは、このプログラムをメモリ上に展開し実行する。
なお画像特定部12は、表示対象データ及び比較対象データのいずれかまたは双方を自動で特定するように動作させることも可能である。表示対象データ及び比較対象データは、造影された血管に該当する領域の形状がより大きく異なる時相を選択することが望ましい。そのため例えば画像特定部12は、被検体の心拍動を受けて、心拍動の1周期内から異なる2つの時相を特定するように動作させてもよい。この場合、画像特定部12は、例えば操作者による表示対象データの指示を受け、表示対象データに対応する時相と被検体の心拍動の検出結果(P波、QRS波、及びT波)とを基に、造影された血管に該当する領域の形状がより大きく異なる時相を特定するとよい。具体的な一例として、R波に対応する時相で撮影された画像と、R波とは異なる時相で撮影された画像との間では、血管に該当する領域の形状が大きく異なる。そのため例えば画像特定部12は、表示対象データに対応する時相がR波に対応する時相とは異なる場合、R波に対応する時相を比較対象データに対応する時相として特定するとよい。なお、心拍動を検出する手段は、画像特定部12内に設けてもよいし、画像特定部12以外に設け、検出した心拍動を画像特定部12に出力するように構成してもよい。
また画像処理部11は、撮影部100が出力した3次元画像データを読み出すように動作させてもよい。また撮影部100による撮影時に、異なる2つの時相を指定可能とし、表示対象データ及び比較対象データの基となる3次元画像データを収集するように動作させてもよい。この場合、画像特定部12の処理は行わず、領域抽出部13を動作させてもよい。
また上記では、3次元画像データから連結領域及び部分領域を抽出する例について説明したが、3次元画像データに替わり3次元投影画像データなどの2次元の画像データを用いてもよい。この場合、連結領域及び部分領域の抽出や、領域の比較理を行う場合に、奥行きを示す情報や投影時の向きを適宜調整して各処理を動作させるとよい。
また上記を応用することで、超音波診断装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)などの他のモダリティにおいても、異なる時相間で形状が変形しない非変形領域を特定することが可能である。
以上、本実施形態に係る医用画像処理装置に依れば、体動や臓器の移動により骨の位置や向きが変わった場合においても、骨の領域と造影された血管の領域とを異なる領域として特定し、骨の領域のみを非表示にすることが可能となる。
(変形例1)
次に変形例1に係る医用画像処理装置について、第1の実施形態に係る医用画像処理装置と異なる部分に着目し説明する。第1の実施形態に係る領域分割部14は、表示対象データに対応する連結領域のみを部分領域に分割する。本実施形態に係る医用画像処理装置は、表示対象データに対応する連結領域及び比較対象データに対応する連結領域の双方を部分領域に分割する点で異なる。以降、第1の実施形態に係る医用画像処理装置と異なる、領域分割部14及び比較部15の動作に着目し説明する。
領域分割部14は、表示対象データ及び比較対象データに対応付けられた連結領域を領域抽出部13から受ける。領域分割部14は、表示対象データから抽出された連結領域の一部または全部と、比較対象データから抽出された連結領域の一部または全部とをそれぞれ部分領域に分割する。なお、連結領域を部分領域に分割する動作は、第1の実施形態に係る領域分割部14と同様である。
領域分割部14は、分割された部分領域と、部分領域に分割されなかった連結領域とを、抽出元のデータ(表示対象データまたは比較対象データ)と対応付けて比較部15に出力する。
比較部15は、表示対象データ及び比較対象データに対応付けられた各領域(連結領域及び部分領域のいずれかまたは双方)を領域分割部14から受ける。比較部15は、表示対象データに対応する領域(部分領域または連結領域)と、比較対象データに対応する領域(部分領域または連結領域)とのパターンマッチングを行う。比較部15は、表示対象データに対応する領域が、比較対象データの領域の形状と適合する場合、この表示対象データに対応する領域を非変形領域として特定する。比較部15は、表示対象データ及び非変形領域を示す情報を表示制御部16に出力する。
以降の動作は第1の実施形態に係る医用画像処理装置と同様である。即ち、表示制御部16は、表示対象データのうち、非変形領域に対応する領域を非表示にしたうえで、表示対象データを3次元投影画像として表示部22に表示させる。
本実施形態に係る医用画像処理装置では、表示対象データに対応する連結領域及び比較対象データに対応する連結領域の双方を部分領域に分割し、各領域のパターンマッチングを行う。これにより本実施形態に係る医用画像処理装置では、パターンマッチングの処理において部分一致を考慮する必要がなくなり、パターンマッチング時の処理の負荷を軽減することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載されたその均等の範囲に含まれる。
1 医用画像処理装置
11 画像処理部 12 画像特定部
13 領域抽出部 14 領域分割部
15 比較部 16 表示制御部
2 UI
21 入力部 22 表示部
100 撮影部
200 記憶部

Claims (8)

  1. 第1の時相で撮影され、造影領域を含んだ第1の医用画像及び第1の時相とは異なる第2の時相で撮影され、造影領域を含んだ第2の医用画像を受けて、あらかじめ決められた値以上の画素値の画素が連結して存在する連結領域を、前記第1の医用画像及び前記第2の医用画像のそれぞれから、1以上抽出する領域抽出部と、
    少なくとも前記第1の医用画像から抽出された一部または全部の前記連結領域のそれぞれを、複数の部分領域に分割する領域分割部と、
    前記第1の医用画像における連結領域及び部分領域のそれぞれと、前記第2の医用画像における連結領域とを比較し、前記第2の医用画像における連結領域の少なくとも一部の形状と適合する前記第1の医用画像における連結領域または部分領域を非変形領域として特定する比較部と、
    を備えた医用画像処理装置。
  2. 異なる複数の時相それぞれで撮影された複数の医用画像を生成する画像処理部と、
    前記複数の医用画像のうちから前記第1の医用画像と前記第2の医用画像とを特定し、前記領域抽出部へ出力する画像特定部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の医用画像処理装置。
  3. 前記領域分割部は、前記第1の医用画像及び前記第2の医用画像のそれぞれから抽出された一部または全部の連結領域のそれぞれを複数の部分領域に分割し、
    前記比較部は、前記第1の医用画像における連結領域及び部分領域のそれぞれと、前記第2の医用画像における連結領域及び部分領域のそれぞれとを比較し、前記第2の医用画像に対応するいずれかの前記連結領域または前記部分領域の形状と適合する前記第1の医用画像に対応する前記連結領域または前記部分領域を前記非変形領域として特定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の医用画像処理装置。
  4. 前記領域分割部は、隣接する画素間で前記画素値があらかじめ決められた値以上変化する境界を前記連結領域から抽出し、前記連結領域を前記境界で複数の前記部分領域に分割することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の医用画像処理装置。
  5. 前記領域分割部は、前記連結領域の輪郭からあらかじめ決められた数だけ内側の画素の画素値を、前記あらかじめ決められた値未満の画素値に変換したときに前記連結領域が複数の領域に分断された場合、前記連結領域を前記複数の部分領域に分割することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の医用画像処理装置。
  6. 表示部と、
    前記第1の医用画像のうち、前記非変形領域以外の領域を前記表示部に視認可能に表示させる表示制御部と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の医用画像処理装置。
  7. 前記画像特定部は、被検体の心拍動の1つの周期内から異なる時相である前記第1の時相及び前記第2の時相を特定し、前記第1の医用画像及び前記第2の医用画像を特定することを特徴とする請求項に記載の医用画像処理装置。
  8. 第1の時相で撮影され、造影領域を含んだ第1の医用画像及び第1の時相とは異なる第2の時相で撮影され、造影領域を含んだ第2の医用画像を受けて、あらかじめ決められた値以上の画素値の画素が存在する連結領域を、前記第1の医用画像及び前記第2の医用画像のそれぞれから、1以上抽出する領域抽出機能と、
    少なくとも前記第1の医用画像から抽出された一部または全部の前記連結領域のそれぞれを、複数の部分領域に分割する領域分割機能と、
    前記第1の医用画像における連結領域及び部分領域のそれぞれと、前記第2の医用画像における連結領域とを比較し、前記第2の医用画像における連結領域の少なくとも一部の形状と適合する前記第1の医用画像における連結領域または部分領域を非変形領域として特定する比較機能と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする医用画像処理プログラム。
JP2010191920A 2010-08-30 2010-08-30 医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム Expired - Fee Related JP5656515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010191920A JP5656515B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010191920A JP5656515B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012045263A JP2012045263A (ja) 2012-03-08
JP5656515B2 true JP5656515B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=45900847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010191920A Expired - Fee Related JP5656515B2 (ja) 2010-08-30 2010-08-30 医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5656515B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4564387B2 (ja) * 2005-03-28 2010-10-20 株式会社東芝 医用画像生成装置
JP2008067992A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Toshiba Corp 医用画像表示装置及び医用画像表示方法
JP2009045110A (ja) * 2007-08-14 2009-03-05 Fujifilm Corp 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
ATE550742T1 (de) * 2008-04-16 2012-04-15 Univ Lausanne Automatische detektion und genaue segmentierung des bauchaortenaneurysma
JP5215050B2 (ja) * 2008-06-10 2013-06-19 株式会社東芝 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012045263A (ja) 2012-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102070714B1 (ko) 오브젝트 위치 결정 장치, 오브젝트 위치 결정 방법, 오브젝트 위치 결정 프로그램, 및 방사선 치료 시스템
JP6534998B2 (ja) 医療画像を表示する方法及び装置
JP5643304B2 (ja) 胸部トモシンセシスイメージングにおけるコンピュータ支援肺結節検出システムおよび方法並びに肺画像セグメント化システムおよび方法
US10692198B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, image processing system, and non-transitory computer-readable storage medium for presenting three-dimensional images
US20130190602A1 (en) 2d3d registration for mr-x ray fusion utilizing one acquisition of mr data
JP2007275312A (ja) 解析プロトコルに基づいた前処理装置を備える三次元画像表示装置
US10143433B2 (en) Computed tomography apparatus and method of reconstructing a computed tomography image by the computed tomography apparatus
KR101665513B1 (ko) 컴퓨터 단층 촬영 장치 및 그에 따른 ct 영상 복원 방법
JP2007135858A (ja) 画像処理装置
JPH1094538A (ja) 異常陰影候補の検出方法および装置
CN115209808A (zh) 学习完毕模型的制作方法、图像生成方法以及图像处理装置
JP2010154982A (ja) X線コンピュータ断層撮影装置および画像処理装置
JP6301277B2 (ja) 診断補助画像生成装置および診断補助画像生成方法、並びに、診断補助画像生成プログラム
KR101783964B1 (ko) 단층 촬영 장치 및 그에 따른 단층 영상 복원 방법
JP2002219123A (ja) 投影変換装置及び方法並びに経時差分画像作成装置及び方法
JP5380231B2 (ja) 医用画像表示装置および方法ならびにプログラム
US20210334959A1 (en) Inference apparatus, medical apparatus, and program
EP3665643B1 (en) X-ray image processing method and system and computer storage medium
JP2008125881A (ja) 医用画像診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラム
JP2019208903A (ja) 医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム
JP5656515B2 (ja) 医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム
JP2009240723A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びx線診断装置
KR20220145758A (ko) 컴퓨팅 장치를 이용한 하악골 비대칭 평가 방법 및 이를 이용한 수술 시뮬레이션 방법
JP2015136480A (ja) 3次元医用画像表示制御装置およびその作動方法並びに3次元医用画像表示制御プログラム
JP2003305036A (ja) シーケンスの作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5656515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees