JP5656150B2 - センサ取付具及び運動検出センサ - Google Patents
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Description
より詳細には、ゴルフクラブ等の運動具に取り付けて運動具の動作を検出する運動検出センサに関するものであり、また運動具に運動検出センサを取り付けるためのセンサ取付具に関する。
これに対し、ゴルフクラブにジャイロセンサ、加速度センサ、方位センサを取り付け、ゴルフスイングをリアルタイムで検出し、解析を行うシステムも提案されている。このようなゴルフスイング解析システムが開示されている先行技術文献を、特許文献1に示す。
ところが、ゴルフクラブに取り付ける運動検出センサを、どのように取り付けるかで、発明者は大変苦慮した。
運動検出センサはゴルフクラブに容易に取り付けられ、容易に取り外しもできなければならない。つまり、特許文献1に開示されるように、ゴルフクラブのヘッド内に運動検出センサをネジ止めする手法は好ましくない。なぜなら、そのようなゴルフクラブは通常使用するクラブとは異なり、運動解析の結果を必ずしも信用できないからである。従って運動解析はできれば通常使用するゴルフクラブを使用することが望ましい。
そして、運動検出センサはゴルフスイングを妨げない程度に軽くなければならないし、またゴルフスイングを確実に検出するためにはゴルフクラブがゴルフボールを叩いた衝撃に対して動いてはならない。つまり、取り外しし易い取り付け方法を採用しようとすると、運動検出センサがゴルフクラブがゴルフボールを叩いた衝撃によってずれてしまい、運動検出精度が大幅に落ちてしまう。
図1A、B、C及びDは、本発明の第一の実施形態に関わる、センサ取付具100の外観図である。
図1Aは、センサ取付具100の外観斜視図である。
図1Bは、センサ取付具100を裏面から見た外観図である。
図1Cは、センサ取付具100を図1Aの矢印R104側から見た側面図である。
図1Dは、センサ取付具100を図1Aの矢印R105側から見た側面図である。
運動検出センサ301をゴルフクラブ201に取り付けるためのセンサ取付具100は、アクリル等の弾性を有する合成樹脂の一体成型により形成される。このセンサ取付具100は、断面形状が円弧状の開放端を有し、ゴルフクラブ201のグリップ202を把持するグリップホルダ部101と、ゴルフクラブ201のシャフト203に接触するシャフト支持部102とを有する。そして、グリップホルダ部101とシャフト支持部102に跨って、センサ装着部103が設けられている。このセンサ取付具100は、図1B、図1Cそして図1Dに示すように、センサ取付具100の長手方向に沿う矢印R104及びR105から見て、中心線L106を境に左右対称に形成されている。
グリップホルダ部101の内径は、ゴルフクラブ201のグリップ202のクラブヘッド側の先端部分に取り付けることを想定して、グリップ202の当該先端部分の外径と略同一か僅かに小さい円弧形状で形成されている。
図2Aは、ゴルフクラブ201にセンサ取付具100を取り付けた状態を示す概略図である。
図2Bは、取り付けバンド205の外観斜視図である。
グリップホルダ部101は、ゴルフクラブ201のグリップ202に装着されることを想定して、グリップ202に装着した際に、グリップホルダ部101のグリップ202に接触する部分がグリップ202の断面における180°を超える形状に形成されている。ゴルフクラブ201のグリップ202にグリップホルダ部101の開放端を押し付けると、グリップホルダ部101の開放端が弾性変形して、図2Aに示すようにグリップ202がグリップホルダ部101に嵌り込む。
グリップホルダ部101の端部には、図2Bに示す取り付けバンド205を引っ掛けるためのフック107a、107b、107c及び107dが四ヶ所に設けられている。フック107a、107b、107c及び107dもセンサ取付具100の一体成型で形成されており、円弧状の湾曲方向(グリップ202を包み込む方向)とは逆の方向に湾曲して形成されている。
合成ゴム等で形成される取り付けバンド205は、つまみ206が取り付けられている。センサ取付具100をゴルフクラブ201に固定するには、図2Cに示すようにグリップホルダ部101の一方の二つのフックに取り付けバンド205を引っ掛けて、このつまみ206を持って、取り付けバンド205を強く引っ張り、図2Dに示すようにグリップホルダ部101の他方の二つのフックに取り付けバンド205を引っ掛ける。取り付けバンド205はつまみ206を有することで、使用者の爪を損傷することなく、取り付けバンド205に強い張力を与えることができる。
図1Dに示すように、シャフトゴム109の厚みは、図1Cに示すグリップゴム108の厚みに比べて厚みがある。これは、ゴルフクラブ201のグリップ202とシャフト203との間には段差があるので、その段差に起因するガタつきを抑えるために厚みを増している。また、運動検出センサ301をゴルフクラブ201に取り付けた際における運動検出センサ301の中心線が、ゴルフクラブ201の中心線と略平行になるように形成していることにも因る。
図3A、B、C及びDは、センサ取付具100に運動検出センサ301を取り付ける手順を説明する概略図である。
図3Aは、運動検出センサ301を裏面から見た斜視図である。
図3B及び図3Cは、運動検出センサ301をセンサ取付具100に取り付ける手順を示す概略図である。
図3Dは、ゴルフクラブ201を握った状態の視点から、運動検出センサ301をセンサ取付具100に取り付けた状態を示す概略図である。
センサ取付具100のセンサ装着部103は、幅が広い二つの嵌合部103a及び103bと、二つの嵌合部103a及び103bの間に設けられる幅の細いレール部103cとを有する。一方、図3Aに示すように、運動検出センサ301の筐体の裏面には、このセンサ装着部103が嵌合する嵌合凹部301aが設けられている。
これ以降、図4A、B、C及びDを参照して、第二、第三及び第四の実施形態の説明をする。
図4Aは、第二の実施形態に係るセンサ取付具401の外観斜視図である。
図4Bは、第二の実施形態に係るセンサ取付具401の裏面図である。
図4A及びBに示すセンサ取付具401の、第一の実施形態に係る図1A乃至図2Dに示すセンサ取付具100との相違点は、シャフト支持部102が省略されている点である。このように、シャフト支持部102は省略することが可能である。
図4Cは、第三の実施形態に係るセンサ取付具402の外観斜視図である。
図4Cに示すセンサ取付具402の、第一の実施形態に係る図1A乃至図2Dに示すセンサ取付具100との相違点は、グリップホルダ部101の端部に設けられているフック403a及び403bが、合計二つに減っている点である。この場合、取り付けバンド205のつまみ206はこのフック403a及び403bを跨ぐ形状で形成する必要がある。またその際、つまみ206には、取り付けバンド205の張力に負けない剛性が求められる。
図4Dは、第三の実施形態に係る運動検出センサ404の外観斜視図である。
これまで、センサ取付具100は運動検出センサ301を容易にゴルフクラブ201から着脱するためのアダプタとして説明したが、このセンサ取付具100そのものが運動検出センサ301の筐体と一体成型されていても、あるいはネジ止め等で固着されていてもよい。
(1)シャフト支持部102も、グリップホルダ部101と同様の、円弧状の断面形状で形成してもよい。あるいは、グリップホルダ部101をシャフト支持部102が存在する箇所まで長手方向に延伸させてもよい。この場合、シャフト支持部102が存在する場所、すなわちシャフト203に掛かる部分の内径は、シャフト203の外周以下であることが望ましい。すると、結果的にグリップホルダ部101の内面はテーパ状になる。
先ず、断面が円弧状で、且つ内径がグリップ202と略同一か僅かに小さい円弧形状で形成されているグリップホルダ部101が、ゴルフクラブ201のグリップ202を把持するので、ゴルフクラブ201にセンサ取付具100を容易に位置決めできる。その上で、グリップホルダ部101の両端に設けられているフックに取り付けバンド205を取り付ける。グリップホルダ部101の内面にはグリップゴム108が貼り付けられており、取り付けバンド205の張力で強固にグリップ202に押し付けられる。こうして、天然皮革、合成皮革あるいはゴム等の滑り止め効果を有するグリップ202とグリップゴム108が強い静止摩擦係数を生み出すので、センサ取付具100は運動検出センサ301を取り付けられて、ヘッド204にゴルフボールが当たっても、振動で外れることがなくなる。
Claims (4)
- 開放端を有する円弧状の断面形状を有し、ゴルフクラブのグリップに装着した際に、前記グリップに接触する部分が前記グリップの断面における180°を超える形状に形成され、前記開放端の端部双方に一対のフックが設けられ、円弧の半径を変える方向に弾性を有するグリップホルダ部と、
前記一対のフックを介して前記グリップホルダ部の前記円弧の半径を小さくする方向に前記グリップへ嵌合する手段と
を有し、
前記グリップホルダ部の内径は、前記ゴルフクラブのシャフトの外径より大きく、前記ゴルフクラブの前記グリップの外径以下である、
センサ取付具。 - 前記グリップへ嵌合する手段は伸縮性を有する取り付けバンドである、請求項1に記載のセンサ取付具。
- 更に、
前記グリップホルダ部の表面に設けられて、運動検出センサの筐体と嵌合するセンサ装着部
を具備する、請求項1又は2に記載のセンサ取付具。 - ジャイロセンサ、加速度センサ及び方位センサと無線通信モジュールを内蔵する筐体と、
開放端を有する円弧状の断面形状を有し、ゴルフクラブのグリップに装着した際に、前記グリップに接触する部分が前記グリップの断面における180°を超える形状に形成され、前記開放端の端部双方に一対のフックが設けられ、円弧の半径を変える方向に弾性を有するグリップホルダ部と、
前記一対のフックを介して前記グリップホルダ部の前記円弧の半径を小さくする方向に前記グリップへ嵌合する手段と
を有し、
前記グリップホルダ部の内径は、前記ゴルフクラブのシャフトの外径より大きく、前記ゴルフクラブの前記グリップの外径以下である、
運動検出センサ。
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