JP5655715B2 - 電池 - Google Patents

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本発明は、正極と負極とを有する発電要素が収容された電池容器と、正極に接続された正極端子と、負極に接続された負極端子とを備える電池に関する。
近年、世界的な環境問題への取り組みとして、ガソリン自動車からハイブリッド自動車または電気自動車への転換が推進されたり、電動自転車が普及するなど、リチウムイオン二次電池などの各種電池が広く活用されている。このような電池においては、電池容器と、当該電池容器に収容された発電要素と、当該発電要素に電気的に接続された電極端子とを備えている。そして、この電極端子と発電要素とは、密閉性が高い状態で電池容器に取り付けられる必要がある。
このため、従来、電極端子と発電要素とが、絶縁性のパッキンを介してかしめにより、当該電池容器に取り付けられた電池が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、電極端子と発電要素とは、密閉性が高い状態で、容易に、電池容器に取り付けられる。
特開平8−77999号公報
ここで、電池容器には、一般的に金属性の材料が使用されるため、電池容器が腐食するという問題がある。このため、当該電池容器の腐食を防止するために、当該電池容器に防食電流を通電する方法が考えられる。
しかしながら、上記従来の電池では、電池容器は、密閉性を高めるために、絶縁性のパッキンを介して非接触状態で電極端子及び発電要素と接続されており、電池容器と発電要素及び電極端子とは絶縁されている。このため、電池容器には防食電流は通電されない。また、電池容器に外部から防食電流を通電するには、構成が複雑になり、コストも増加する。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、電池容器の腐食を抑制することができる電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る電池は、正極と負極とを有する発電要素が収容された電池容器と、前記正極に接続された正極端子と、前記負極に接続された負極端子とを備える電池であって、前記正極端子または前記負極端子である電極端子と前記電池容器との間に配置される、導電性を有する第一パッキンを備える。
これによれば、電池は、導電性を有する第一パッキンを、正極端子または負極端子である電極端子と電池容器との間に備える。これにより、発電要素に接続された電極端子と電池容器とが導電性の第一パッキンを介して導通され、電池容器に発電要素から防食電流が通電される。つまり、電池容器と発電要素の正極または負極とが導通し、電池容器の腐食を抑制することができる。
また、好ましくは、前記第一パッキンは、導電性材料が配合された樹脂である。
これによれば、第一パッキンは、カーボンなどの導電性材料を樹脂に配合させることで製造できるため、導電性を有する第一パッキンを容易に製造することができる。
また、好ましくは、さらに、前記電池容器と前記電極端子との間に配置され、絶縁性の樹脂からなる第二パッキンと、前記第二パッキンを介して前記電池容器と前記電極端子とを固定する固定部材とを備える。
これによれば、電池は、電池容器と電極端子との間に、絶縁性の樹脂からなる第二パッキンを備えており、固定部材によって、第二パッキンを介して電池容器と電極端子とを固定する。ここで、第一パッキンは、カーボンなどの導電性材料が配合された樹脂から形成されているため、かしめには適さない材質である。また、第二パッキンは、絶縁性の樹脂から形成されているため、かしめに適した材質を選定することができる。このため、第二パッキンとして、かしめに適した材質の樹脂を選定することで、リベットなどの固定部材によって、かしめにより電池容器と電極端子とを確実に固定することができる。また、電池容器と電極端子とを接続するパッキンを、導通用の第一パッキンとかしめ用の第二パッキンとに分離することで、パッキンに割れが生じるのを抑制することができる。これにより、パッキン割れを抑制しつつ、電池容器と発電要素とを導通させて電池容器の腐食を抑制することができる。
また、好ましくは、前記第一パッキンには、貫通孔が形成されており、前記第二パッキンは、前記第一パッキンの貫通孔の内方に配置される。
これによれば、第一パッキンに形成された貫通孔の内方に、第二パッキンが配置される。つまり、かしめ用の第二パッキンを囲うように、当該第二パッキンの周りに、導通用の第一パッキンが配置される。このため、導通用の第一パッキンが配置される領域を確保することができるので、電池容器と発電要素との導通をより確実に行うことができる。これにより、電池容器の腐食を抑制することができる。
また、好ましくは、前記電池容器は、前記第一パッキンと当接する当接部である第一当接部を有し、前記第一パッキンは、前記電池容器と当接する当接部である第二当接部を有し、前記第一当接部及び前記第二当接部の少なくとも一方の当接部には、他方の当接部に向けて突出する突起部が形成されている。
これによれば、電池容器の第一パッキンとの当接部、及び第一パッキンの電池容器との当接部の少なくとも一方の当接部には、他方の当接部に向けて突出する突起部が形成されている。つまり、当該当接部には、エンボス加工などにより、突起状の部位が形成されている。これにより、例えば電池容器の当接部に反りなどの歪みが発生しているような場合でも、電池容器と第一パッキンとをより確実に当接させることができるので、電池容器と発電要素との導通を安定して行うことができる。これにより、電池容器の腐食を抑制することができる。
また、好ましくは、前記第一パッキンの抵抗値は、前記電池の内部抵抗の抵抗値の10倍以上である。
これによれば、第一パッキンは、電池の内部抵抗の10倍以上の抵抗値を有する高抵抗な導電性材料で形成されている。これにより、電池容器を介して電池の正極と負極とが短絡するのを防止するなど、安全性を向上させることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る電池は、正極と負極とを有する発電要素が収容された電池容器と、前記電池容器の内方に配置され前記正極に接続された正極集電体及び前記負極に接続された負極集電体とを備える電池であって、前記正極集電体または前記負極集電体と前記電池容器との間に配置される、導電性を有する第一パッキンを備える。
これによれば、電池は、導電性を有する第一パッキンを、正極集電体または負極集電体と電池容器との間に備える。これにより、発電要素に接続された正極集電体または負極集電体と電池容器とが導電性の第一パッキンを介して導通され、電池容器に発電要素から防食電流が通電される。つまり、電池容器と発電要素の正極または負極とが導通し、電池容器の腐食を抑制することができる。
本発明によると、非水電解質二次電池などの電池において、電池容器の腐食を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る電池の外観を模式的に示す斜示図である。 本発明の実施の形態に係る電池の電池容器の壁部の一部を省略して電池の内部を模式的に示す斜示図である。 本発明の実施の形態に係る正極端子及び負極端子と正極集電体及び負極集電体とが電池容器のふた板に固定されている構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る第一パッキン、第二パッキン及び第三パッキンの構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る第一パッキン、第二パッキン及び第三パッキンの位置関係を説明する図である。 本発明の実施の形態に係るふた板の第一パッキンとの当接部分を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例1に係る第一パッキン及び第二パッキンの位置関係を説明する図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係る第一パッキンのふた板との当接部分を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例4に係る正極端子及び負極端子と正極集電体及び負極集電体とが電池容器のふた板に固定されている構成を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例4に係る正極端子及び負極端子と正極集電体及び負極集電体とが電池容器のふた板に固定されている構成を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例5に係る正極端子及び負極端子と正極集電体及び負極集電体とが電池容器のふた板に固定されている構成を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例5に係る第一パッキン、第二パッキン及び第三パッキンの構成を説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る電池について説明する。
まず、電池10の構成について、説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電池10の外観を模式的に示す斜示図である。
図2は、本発明の実施の形態に係る電池10の電池容器100の壁部の一部を省略して電池10の内部を模式的に示す斜示図である。
電池10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。つまり、電池10は、例えば、正極がコバルト酸リチウムなどのリチウム遷移金属酸化物、負極が炭素材料の二次電池である。なお、電池10は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池、または乾電池などの一次電池であってもよい。
まず、図1に示すように、電池10は、電池容器100と、正極端子200と、負極端子300とを備えている。また、図2に示すように、電池容器100内方には、発電要素120と、正極集電体130と、負極集電体140とが配置されている。なお、電池10の電池容器100の内部には電解液などの液体が封入される場合があるが、当該液体の図示は省略する。
電池容器100は、発電要素120、正極集電体130及び負極集電体140を収容する矩形箱状の部材であり、矩形状のふた板110を備えている。つまり、電池容器100は、金属からなる矩形筒状で底を備える筐体本体と、当該筐体本体の開口を閉塞する金属製のふた板110とで構成されている。また、電池容器100は、発電要素120等を内部に収容後、ふた板110と筐体本体とが溶接等されることにより、内部を密封することができるものとなっている。また、電池容器100の筐体本体とふた板110とは、電気的に接続されている。
発電要素120は、詳細な図示は省略するが、正極と負極とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる部材である。負極は、銅からなる長尺帯状の負極集電体シートの表面に負極活物質層が形成されたものである。正極は、アルミニウムからなる長尺帯状の正極集電体シートの表面に正極活物質層が形成されたものである。セパレータは、樹脂からなる微多孔性のシートである。そして、発電要素120は、負極と正極との間にセパレータが挟み込まれるように層状に配置されたものを長さ方向に全体が長円形状となるように巻き回されて形成されている。
正極端子200は、発電要素120の正極に電気的に接続された電極端子であり、負極端子300は、発電要素120の負極に電気的に接続された電極端子である。つまり、正極端子200及び負極端子300は、発電要素120に蓄えられている電気を電池容器100の外部空間に導出し、また、発電要素120に電気を蓄えるために電池容器100の内部空間に電気を導入するための金属製の電極端子である。また、正極端子200及び負極端子300は、電池容器100に取り付けられている。具体的には、正極端子200及び負極端子300は、電池容器100のふた板110に取り付けられている。
正極集電体130は、発電要素120の正極と電池容器100の側壁との間に配置され、正極端子200と発電要素120の正極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。つまり、正極集電体130は、正極端子200と発電要素120の正極とを結ぶ部材である。また、負極集電体140は、発電要素120の負極と電池容器100の側壁との間に配置され、負極端子300と発電要素120の負極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。つまり、負極集電体140は、負極端子300と発電要素120の負極とを結ぶ部材である。
具体的には、正極集電体130及び負極集電体140は、電池容器100の側壁からふた板110に渡って当該側壁及びふた板110に沿って屈曲状態で配置される金属製の板状部材である。また、正極集電体130及び負極集電体140は、電池容器100のふた板110に固定的に接続されており、電極端子103の正極及び負極にそれぞれ溶接などによって固定的に接続されている。これにより、発電要素120は、電池容器100の内部において、正極集電体130及び負極集電体140により、ふた板110から吊り下げられた状態で保持される。
なお、正極集電体130は、正極と同様、アルミニウムで形成され、負極集電体140は、負極と同様、銅で形成されている。また、正極集電体130及び負極集電体140と発電要素120の正極及び負極との接合方法は特に限定されるものではないが、例えば、正極集電体130及び負極集電体140の一部を折り曲げることにより溶接用のフィン(図示せず)を起立させ、当該フィンで発電要素120の正極や負極を挟み込みつつ溶接により接合する方法が採用される。
次に、正極端子200及び負極端子300と正極集電体130及び負極集電体140とが電池容器100のふた板110に固定されている構成について、詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る正極端子200及び負極端子300と正極集電体130及び負極集電体140とが電池容器100のふた板110に固定されている構成を示す図である。具体的には、同図は、図2に示された電池10を縦方向に切断した場合の断面図である。なお、同図では、電池容器100の筐体本体と発電要素120とを省略して図示している。
まず、正極側の構成について、説明する。
同図に示すように、正極端子200と電池容器100のふた板110との間には、第一パッキン230と第二パッキン220とが配置されており、ふた板110と正極集電体130との間には、第三パッキン210が配置されている。また、正極端子200と正極集電体130とは、固定部材240によってふた板110に固定されている。
ここで、第一パッキン230、第二パッキン220及び第三パッキン210の構成について、詳細に説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る第一パッキン230、第二パッキン220及び第三パッキン210の構成を説明する図である。具体的には、同図の(a)は、図3に示された各部材を分離させた場合の図であり、同図の(b)は、各部材を上方から見た場合の平面図である。
図5は、本発明の実施の形態に係る第一パッキン230、第二パッキン220及び第三パッキン210の位置関係を説明する図である。つまり、同図は、図3における第一パッキン230、第二パッキン220及び第三パッキン210を上方から見た場合の平面図である。
これらの図に示すように、第一パッキン230は、円形状の貫通孔231が形成された矩形状の外形を有する平板状の部材であり、貫通孔231内方に第二パッキン220を挿入するようにして、正極端子200とふた板110との間に配置されている。なお、貫通孔231の形状は円形状に限定されず、第二パッキン220の外形状に対応していればよい。また、第一パッキン230の外形も矩形状でなくともよい。
ここで、第一パッキン230は、導電性を有するパッキンであり、具体的には、導電性材料が配合された樹脂からなり、弾性に富んだ材質のパッキンである。例えば、第一パッキン230は、カーボンが配合された樹脂である。なお、第一パッキン230は、耐候性を有していることが好ましい。
また、第一パッキン230は、高抵抗な導電性材料で構成されていることが好ましく、例えば、第一パッキン230の抵抗値は、電池10の内部抵抗の抵抗値の10倍以上、1000倍以下である。
ここで、第一パッキン230は、配合されるカーボンの材質や当該カーボンと樹脂との配合比率によって、最適な抵抗値に調整することができる。当該カーボンとしては、例えば、グラファイト、ハードカーボン、ソフトカーボン、フラーレン、ナノチューブ、カーボンファイバーが考えられる。なお、弾性の観点からは、当該カーボンにカーボンファイバーを用いるのが最も好ましい。
第二パッキン220は、円形状の貫通孔221が形成された円形状の外形を有する平板状の部材であり、正極端子200とふた板110との間であって、第一パッキン230の貫通孔231の内方に配置されている。なお、貫通孔221には、後述する第三パッキン210の突出部211が挿入される。このため、貫通孔221の形状は円形状に限定されず、突出部211の外形状に対応していればよい。また、第二パッキン220の外形も円形状でなくともよく、貫通孔231の形状に対応していればよい。
このように、第二パッキン220は、第一パッキン230と同様に正極端子200とふた板110との間に配置されるが、第一パッキン230とは独立した部材である。つまり、正極端子200とふた板110との間に配置されるパッキンとして、第一パッキン230と第二パッキン220の2つの別部材に分割して配置されている。
また、第二パッキン220は、絶縁性の樹脂からなるパッキンであり、非導電性であって、かしめに適した材質のパッキンである。例えば、第二パッキン220は、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)やPFA(パーフロロアルキルビニールエーテル樹脂)などの耐熱性、耐薬品性、耐候性などを有する絶縁用の樹脂である。
第三パッキン210は、ふた板110と正極集電体130との間に配置された平板状の部位と、上方(正極端子200の方向)に突出した円筒状の突出部211とを備えている。突出部211は、第二パッキン220とふた板110とに挿入され、正極端子200と正極集電体130との間に配置されている。
また、突出部211には円形状の貫通孔212が形成されており、貫通孔212には、固定部材240が挿入される。なお、突出部211の形状は円筒状に限定されず、突出部211の外形は、第二パッキン220の貫通孔221やふた板110の貫通孔111に対応した形状であればよく、貫通孔212の形状は、固定部材240の外形に対応した形状であればよい。
また、第三パッキン210は、第二パッキン220と同等の性質を有する、絶縁性のかしめに適した材質のパッキンである。
固定部材240は、第二パッキン220及び第三パッキン210を介して、電池容器100のふた板110に正極端子200と正極集電体130とを固定する金属製の棒状の部材である。固定部材240は、例えば、かしめにより固定するリベットである。
つまり、固定部材240は、正極端子200の貫通孔201、第三パッキン210の貫通孔212、及び正極集電体130の貫通孔131に挿入されて、かしめられることにより、ふた板110に正極端子200と正極集電体130とを固定する。ここで、各部材間にはパッキンが配置されているため、密閉性が高い状態で、当該固定を行うことができる。
なお、固定部材240はリベットに限定されず、例えばボルトであってもよい。この場合、当該固定のためにかしめる必要はなく、ボルト締めによって当該固定を行うことができる。
このように、正極端子200は、固定部材240及び正極集電体130を介して、発電要素120の正極に電気的に接続され、また、ふた板110は、第一パッキン230、正極端子200、固定部材240及び正極集電体130を介して、発電要素120の正極に電気的に接続される。
図3に戻り、次に、負極側の構成について、説明する。
同図に示すように、負極端子300とふた板110との間には、第四パッキン320が配置されており、ふた板110と負極集電体140との間には、第五パッキン310が配置されている。また、負極端子300と負極集電体140とは、固定部材340によってふた板110に固定されている。
ここで、第四パッキン320は、第二パッキン220と同様に、絶縁性のかしめに適した材質のパッキンであり、形状は、第一パッキン230と第二パッキン220とを一体化した形状である。このため、第四パッキン320についての詳細な説明は省略する。
また、第五パッキン310は、第三パッキン210と同様に、絶縁性のかしめに適した材質のパッキンであり、形状も第三パッキン210と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、固定部材340は、固定部材240と同様に、第四パッキン320及び第五パッキン310を介して、ふた板110に負極端子300と負極集電体140とをかしめにより固定する金属製の部材であり、詳細な説明は省略する。
このように、負極端子300は、固定部材340及び負極集電体140を介して、発電要素120の負極に電気的に接続される。なお、第四パッキン320及び第五パッキン310は絶縁性のパッキンであるため、ふた板110は、負極端子300及び負極集電体140から絶縁されている。
次に、ふた板110の第一パッキン230との当接部分について、詳細に説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係るふた板110の第一パッキン230との当接部分を示す図である。
同図に示すように、電池容器100のふた板110は、第一パッキン230と当接する当接部である第一当接部112を有している。そして、第一当接部112には、第一パッキン230のふた板110と当接する当接部に向けて突出する突起部113が形成されている。
この突起部113は、ふた板110の表面を裏面から押し上げるエンボス加工を行ったり、ふた板110の表面を粗く加工したり、ふた板110の表面に突起状の部材を貼り付けたりすることにより、形成される。
以上のように、本発明の実施の形態に係る電池10によれば、導電性材料が配合された樹脂からなる第一パッキン230を、正極端子200と電池容器100との間に備える。これにより、発電要素120に接続された正極端子200と電池容器100とが導電性の第一パッキン230を介して導通され、電池容器100に発電要素120から防食電流が通電される。つまり、電池容器100と発電要素120の正極とが導通し、電池容器100の腐食を抑制することができる。
また、電池10は、電池容器100と正極端子200との間に、絶縁性の樹脂からなる第二パッキン220を備えており、固定部材240によって、第二パッキン220を介して電池容器100と正極端子200とを固定する。ここで、第一パッキン230は、カーボンなどの導電性材料が配合された樹脂から形成されているため、かしめには適さない材質である。また、第二パッキン220は、絶縁性の樹脂から形成されているため、かしめに適した材質を選定することができる。このため、第二パッキン220として、かしめに適した材質の樹脂を選定することで、リベットなどの固定部材240によって、かしめにより電池容器100と正極端子200とを確実に固定することができる。
また、本願発明者らは、鋭意研究の結果、電池容器100と正極端子200との間のパッキンを、一体化した場合よりも、上記実施の形態のように分割して構成した場合の方が、固定部材240によるかしめ工程における不良発生頻度が少ないことを見出した。具体的には、当該分割して構成した場合は、パッキンの割れは発生しなかったが、当該一体化した場合は、10回に6回の頻度でパッキンの割れが発生した。
このように、電池容器100と正極端子200とを接続するパッキンを、導通用の第一パッキン230とかしめ用の第二パッキン220とに分離することで、パッキンに割れが生じるのを抑制することができる。これにより、パッキン割れを抑制しつつ、電池容器100と発電要素120とを導通させて電池容器100の腐食を抑制することができる。
また、第一パッキン230に形成された貫通孔の内方に、第二パッキン220が配置される。つまり、かしめ用の第二パッキン220を囲うように、当該第二パッキン220の周りに、導通用の第一パッキン230が配置される。このため、導通用の第一パッキン230が配置される領域を確保することができるので、電池容器100と発電要素120との導通をより確実に行うことができる。これにより、電池容器100の腐食を抑制することができる。
また、電池容器100のふた板110の第一パッキン230との当接部である第一当接部112には、第一パッキン230のふた板110との当接部に向けて突出する突起部113が形成されている。つまり、第一当接部112には、エンボス加工などにより、突起状の部位が形成されている。
ここで、本願発明者らは、鋭意研究の結果、ふた板110に突起部113が形成されている場合の方が、突起部113が形成されていない場合よりも、ふた板110と正極端子200との間の電気抵抗のばらつきが少ないことを見出した。具体的には、ふた板110に突起部113が形成されていない場合は、当該電気抵抗の値のばらつきが大きく、突起部113が形成されている場合は、当該電気抵抗の値は安定していた。
このように、例えば電池容器100の当接部に反りなどの歪みが発生しているような場合でも、電池容器100と第一パッキン230とをより確実に当接させることができるので、電池容器100と発電要素120との導通を安定して行うことができる。これにより、電池容器100の腐食を抑制することができる。
また、第一パッキン230は、電池10の内部抵抗の10倍以上の抵抗値を有する高抵抗な導電性材料で形成されている。これにより、電池容器100を介して電池10の正極と負極とが短絡するのを防止するなど、安全性を向上させることができる。
(変形例1)
次に、本発明の実施の形態の変形例1について説明する。上記実施の形態では、第一パッキン230には貫通孔231が形成されており、第二パッキン220は、第一パッキン230の貫通孔231の内方に配置されることとした。しかし、本変形例1では、第一パッキンには貫通孔が形成されておらず、第二パッキンは、第一パッキンの側方に配置される。
図7は、本発明の実施の形態の変形例1に係る第一パッキン230a及び第二パッキン220aの位置関係を説明する図である。
同図に示すように、第一パッキン230aは、矩形状の外形を有する平板状の部材であり、貫通孔は形成されていない。また、第二パッキン220aは、矩形状の外形を有する平板状の部材であり、第三パッキン210の突出部211が挿入される円形状の貫通孔221aが形成されている。
そして、第二パッキン220aは、第一パッキン230aの側方に配置されている。これにより、第一パッキン230aに貫通孔を形成する必要がないため、第一パッキン230aの製造が容易である。また、第一パッキン230aの貫通孔に第二パッキン220aを配置する必要がないため、組み立てが容易である。
(変形例2)
次に、本発明の実施の形態の変形例2について説明する。上記実施の形態では、電池容器100のふた板110に突起部113が形成されていることとした。しかし、本変形例2では、第一パッキン230に突起部が形成される。
図8は、本発明の実施の形態の変形例2に係る第一パッキン230のふた板110との当接部分を示す図である。
同図に示すように、第一パッキン230は、電池容器100のふた板110と当接する当接部である第二当接部232を有している。そして、第二当接部232には、ふた板110の第一パッキン230と当接する当接部に向けて突出する突起部233が形成されている。なお、この突起部233は、上記実施の形態における突起部113と同様に形成することができる。
なお、ふた板110と第一パッキン230との双方とも、当接部に突起部を備えていることにしてもよい。また、ふた板110と第一パッキン230との双方とも、当接部に突起部を備えていないことにしてもよい。
また、正極端子200と第一パッキン230との当接箇所において、正極端子200の当接部または第一パッキン230の当接部に突起部を形成することにしてもよい。これにより、正極端子200と第一パッキン230との通電を確実に行うことができる。
(変形例3)
次に、本発明の実施の形態の変形例3について説明する。上記実施の形態では、電池10は、正極端子200とふた板110との間に、導電性の第一パッキン230と絶縁性の第二パッキン220とを別部材として備えていることとした。しかし、本変形例3では、電池10は、正極端子200とふた板110との間に、一体化された導電性のパッキンを備える。
図9は、本発明の実施の形態の変形例4に係る正極端子200及び負極端子300と正極集電体130及び負極集電体140とが電池容器100のふた板110に固定されている構成を示す図である。
同図に示すように、正極端子200と電池容器100のふた板110との間には、導電性の第一パッキン230bが配置されており、ふた板110と正極集電体130との間には、第三パッキン210が配置されている。また、正極端子200と正極集電体130とは、固定部材240によってふた板110に固定されている。
第一パッキン230bは、上記実施の形態における第一パッキン230と第二パッキン220とが一体化した形状の導電性のパッキンである。なお、第一パッキン230bの材質は、上記実施の形態における第一パッキン230と同様であるので、詳細な説明は省略する。
これにより、ふた板110は、第一パッキン230b、正極端子200、固定部材240及び正極集電体130を介して、発電要素120の正極に電気的に接続される。
(変形例4)
次に、本発明の実施の形態の変形例4について説明する。上記実施の形態では、電池10は、正極側に導電性の第一パッキン230を備えており、ふた板110と発電要素120の正極とを導通させることとした。しかし、本変形例4では、負極側に導電性のパッキンを備え、ふた板110と発電要素120の負極とを導通させる。
図10は、本発明の実施の形態の変形例4に係る正極端子200及び負極端子300と正極集電体130及び負極集電体140とが電池容器100のふた板110に固定されている構成を示す図である。
同図に示すように、正極端子200と電池容器100のふた板110との間には、第二パッキン220bが配置されており、ふた板110と正極集電体130との間には、第三パッキン210が配置されている。また、正極端子200と正極集電体130とは、固定部材240によってふた板110に固定されている。
また、負極端子300とふた板110との間には、第四パッキン320aと第六パッキン330とが配置されており、ふた板110と負極集電体140との間には、第五パッキン310が配置されている。また、負極端子300と負極集電体140とは、固定部材340によってふた板110に固定されている。
ここで、第二パッキン220bは、上記実施の形態における第四パッキン320と同様に、絶縁性のかしめに適した材質のパッキンであり、形状も第四パッキン320と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、第四パッキン320aは、上記実施の形態における第二パッキン220と同様に、絶縁性のかしめに適した材質のパッキンであり、形状も第二パッキン220と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、第六パッキン330は、上記実施の形態における第一パッキン230と同様に、導電性のパッキンであり、形状も第一パッキン230と同様であるため、詳細な説明は省略する。
これにより、ふた板110は、第六パッキン330、負極端子300、固定部材340及び負極集電体140を介して、発電要素120の負極に電気的に接続される。
(変形例5)
次に、本発明の実施の形態の変形例5について説明する。上記実施の形態及び変形例1〜4では、第一パッキン230は、正極端子200または負極端子300とふた板110との間に配置されていることとした。しかし、本変形例5では、第一パッキンは、正極集電体130または負極集電体140とふた板110との間に配置される。
図11は、本発明の実施の形態の変形例5に係る正極端子及び負極端子と正極集電体及び負極集電体とが電池容器のふた板に固定されている構成を示す図である。
図12は、本発明の実施の形態の変形例5に係る第一パッキン、第二パッキン及び第三パッキンの構成を説明する図である。
これらの図に示すように、正極集電体130と電池容器100のふた板110のとの間に第一パッキン230c及び第二パッキン220cが配置され、ふた板110と正極端子200との間に第三パッキン210aが配置されている。また、正極端子200と正極集電体130とは、固定部材240によってふた板110に固定されている。
また、負極集電体140とふた板110のとの間に第四パッキン320bが配置され、ふた板110と負極端子300との間に第五パッキン310aが配置されている。また、負極端子300と負極集電体140とは、固定部材340によってふた板110に固定されている。
ここで、第一パッキン230cは、上記実施の形態における第一パッキン230と同様に、導電性のパッキンであり、形状も第一パッキン230と同様であるため、詳細な説明は省略する。また、第二パッキン220cは、上記実施の形態における第二パッキン220と同様に、絶縁性のかしめに適した材質のパッキンであり、形状も第二パッキン220と同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、第三パッキン210aは、上記実施の形態における第三パッキン210と同様に、突出部211aを備えたパッキンであり、形状も第一パッキン230と同様であるため、詳細な説明は省略する。なお、第三パッキン210aは、第三パッキン210が上下反対に配置されたものである。
また、第四パッキン320bは、上記実施の形態における第四パッキン320と同様に、絶縁性のかしめに適した材質のパッキンであり、形状も第四パッキン320と同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、第五パッキン310aは、上記実施の形態における第五パッキン310と同様に、突出部を備えたパッキンであり、形状も第五パッキン310と同様であるため、詳細な説明は省略する。なお、第五パッキン310aは、第五パッキン310が上下反対に配置されたものである。
以上の構成により、発電要素120に接続された正極集電体130と電池容器100のふた板110とが導電性の第一パッキン230cを介して導通され、電池容器100に発電要素120から防食電流が通電される。つまり、電池容器100と発電要素120の正極とが導通し、電池容器100の腐食を抑制することができる。
なお、上記変形例1〜5のいずれかの変形例を任意に組み合わせても、実現可能である。
例えば、本変形例5において、変形例1のように、第一パッキン230cには貫通孔が形成されておらず、第二パッキン220cは、第一パッキン230cの側方に配置されていてもよい。また、本変形例5において、変形例2のように、第一パッキン230cに突起部が形成されていてもよい。また、本変形例5において、変形例3のように、正極集電体130とふた板110との間に、一体化された導電性のパッキンを備えていてもよい。
また、本変形例5において、変形例4のように、負極集電体140とふた板110のとの間に導電性を有するパッキンが配置され、ふた板110と発電要素120の負極とを導通させることにしてもよい。
また、電池10は、正極側及び負極側に、他機器との接続用の接続ボルトを備えることにしてもよい。つまり、正極端子200に正極用接続ボルトを配置し、負極端子300に負極用接続ボルトを配置する構成にしてもよい。この場合でも、上記実施の形態及びその変形例における構成を適用することができる。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る電池10について説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明は、電池容器の腐食を抑制することができる非水電解質二次電池等の電池に適用できる。
10 電池
100 電池容器
110 ふた板
111、131、201、212、221、221a、231 貫通孔
112 第一当接部
113、233 突起部
120 発電要素
130 正極集電体
140 負極集電体
200 正極端子
210、210a 第三パッキン
211、211a 突出部
220、220a、220b、220c 第二パッキン
230、230a、230b、230c 第一パッキン
232 第二当接部
240、340 固定部材
300 負極端子
310、310a 第五パッキン
320、320a、320b 第四パッキン
330 第六パッキン

Claims (7)

  1. 正極と負極とを有する発電要素が収容された金属製の電池容器と、前記正極に接続された正極端子と、前記負極に接続された負極端子とを備える電池であって、
    前記正極端子または前記負極端子である電極端子と前記電池容器との間に配置される、導電性を有する第一パッキンと、
    前記電池容器と前記電極端子との間に配置され、絶縁性の樹脂からなる第二パッキンと、
    前記第二パッキンを介して前記電池容器と前記電極端子とを固定する固定部材とを備える
    電池。
  2. 正極と負極とを有する発電要素が収容された金属製の電池容器と、前記正極に接続された正極端子と、前記負極に接続された負極端子とを備える電池であって、
    前記正極端子または前記負極端子である電極端子と前記電池容器との間に配置される、導電性を有する第一パッキンを備え、
    前記電池容器は、前記第一パッキンと当接する当接部である第一当接部を有し、
    前記第一パッキンは、前記電池容器と当接する当接部である第二当接部を有し、
    前記第一当接部及び前記第二当接部の少なくとも一方の当接部には、他方の当接部に向けて突出する突起部が形成されている
    電池。
  3. 前記第一パッキンには、貫通孔が形成されており、
    前記第二パッキンは、前記第一パッキンの貫通孔の内方に配置される
    請求項1に記載の電池。
  4. 前記第一パッキンは、導電性材料が配合された樹脂である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池。
  5. 前記第一パッキンの抵抗値は、前記電池の内部抵抗の抵抗値の10倍以上である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の電池。
  6. 正極と負極とを有する発電要素が収容された金属製の電池容器と、前記電池容器の内方に配置され前記正極に接続された正極集電体及び前記負極に接続された負極集電体とを備える電池であって、
    前記正極集電体または前記負極集電体である集電体と前記電池容器との間に配置される、導電性を有する第一パッキンと、
    前記電池容器と前記集電体との間に配置され、絶縁性の樹脂からなる第二パッキンと、
    前記第二パッキンを介して前記電池容器と前記集電体とを固定する固定部材とを備える
    電池。
  7. 正極と負極とを有する発電要素が収容された金属製の電池容器と、前記電池容器の内方に配置され前記正極に接続された正極集電体及び前記負極に接続された負極集電体とを備える電池であって、
    前記正極集電体または前記負極集電体と前記電池容器との間に配置される、導電性を有する第一パッキンを備え、
    前記電池容器は、前記第一パッキンと当接する当接部である第一当接部を有し、
    前記第一パッキンは、前記電池容器と当接する当接部である第二当接部を有し、
    前記第一当接部及び前記第二当接部の少なくとも一方の当接部には、他方の当接部に向けて突出する突起部が形成されている
    電池。
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