JP5655411B2 - 情報表示装置及び情報表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示装置及び情報表示プログラムに関する。
従来から、テキストコンテンツや辞書コンテンツを内蔵する情報表示装置には、学習効果の向上を図るため、マーカー単語帳機能が具備されている。ここで、マーカー単語帳機能とは、テキスト中の文字列がマーカー表示文字列として指定された場合に、当該マーカー表示文字列の位置情報をテキストの項目名(段落番号、見出し語など)に対応付けて登録しておき、登録内容の何れかがユーザに選択されると、選択された項目名のテキストを表示するとともに、テキスト中のマーカー表示文字列をマーカー表示する機能である。
ところで、このような情報表示装置のコンテンツとして、いわゆる2言語文書コンテンツがある。この2言語文書コンテンツでは、1つの言語での原文テキストと、他の言語での訳文のテキストとが段落ごとに対応付けられて収録されている。近年、このような2言語文書コンテンツを表示する技術として、各言語での文書を並べてリンク表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−282361号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、マーカー単語帳機能などによって予め所望の項目名を登録しておき、登録した項目名についての各言語でのテキストを併せて読み出すことはできないため、学習効果が低いという問題がある。
本発明の課題は、従来よりも学習効果を高めることのできる情報表示装置及び情報表示プログラムを提供することである。
請求項1記載の発明は、情報表示装置において、
表示手段と、
原文のテキストと、当該原文についての訳文のテキストとを段落ごとに対応付けてなる2言語文書コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
原文及び訳文の少なくとも一方のテキストを前記2言語文書コンテンツから読み出し、前記表示手段に表示させるテキスト表示制御手段と、
前記表示手段により表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定する指定操作をユーザから受けることをもって、当該マーカー表示文字列を含む段落に対する登録操作を受ける登録操作入力手段と、
前記登録操作入力手段により登録操作を受けた段落の識別情報を蓄積記憶する段落ID記憶手段と、
前記段落ID記憶手段により記憶された何れかの段落の識別情報について、ユーザから選択操作を受ける段落選択手段と、
前記段落選択手段により選択された段落の識別情報に対応する段落についての原文及び訳文のテキストを前記2言語文書コンテンツから読み出し、前記表示手段に併せて表示させる登録段落2言語表示制御手段と、
テキスト内での前記マーカー表示文字列の位置情報を蓄積記憶するマーカー情報記憶手段と、
前記登録操作入力手段によって前記表示手段により表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定された場合に、前記表示手段に原文及び訳文の何れか一方の言語のテキストが表示されている状態か、又は原文及び訳文のテキストが前記表示手段に併せて表示されている状態かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記表示手段に原文及び訳文の何れか一方の言語のテキストが表示されている状態であると判定された場合は、前記登録操作入力手段によって指定操作を受けたマーカー表示文字列を識別表示させ、
前記判定手段によって前記表示手段に原文及び訳文のテキストが前記表示手段に併せて表示されている状態であると判定された場合は、前記登録操作入力手段によって指定操作を受けたマーカー表示文字列と、このマーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列とを識別表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報表示装置において、
前記テキスト表示制御手段は、
同じ段落についての原文及び訳文のテキストを前記2言語文書コンテンツから読み出し、前記表示手段に併せて表示させ、
前記テキスト表示制御手段及び前記登録段落2言語表示制御手段は、
表示内容をスクロールさせる場合に、同じ段落についての原文及び訳文のテキストを関連付けてスクロール表示させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の情報表示装置において
テキスト内での前記マーカー表示文字列の位置情報を蓄積記憶するマーカー情報記憶手段と、
前記段落ID記憶手段により記憶された段落の識別情報に対応する段落についてのテキストが前記表示手段に表示される場合に、前記マーカー情報記憶手段により記憶された前記マーカー表示文字列の位置情報に基づいて当該マーカー表示文字列を識別表示させるマーカー表示制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の情報表示装置において、
前記2言語文書コンテンツは、
原文及び訳文のテキストにおける互いの対訳としての文字列同士の対応情報を、テキスト内での当該文字列の位置情報と併せて複数記憶しており、
前記テキスト表示制御手段は、
原文及び訳文のテキストを前記表示手段に併せて表示させるか、或いは
原文及び訳文の一方のみのテキストを前記表示手段に表示させるか、をユーザ操作に基づいて切り替え可能であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の情報表示装置において、
前記2言語文書コンテンツは、
原文及び訳文のテキストにおける互いの対訳としての文字列同士の対応情報を、テキスト内での当該文字列の位置情報と併せて複数記憶していることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、情報表示プログラムにおいて、
表示手段と、記憶手段と、を有するコンピュータに、
原文のテキストと、当該原文についての訳文のテキストとを段落ごとに対応付けてなる2言語文書コンテンツを前記記憶手段に記憶するコンテンツ記憶機能と、
原文及び訳文の少なくとも一方のテキストを前記記憶手段に記憶された前記2言語文書コンテンツから読み出し、前記表示手段に表示させるテキスト表示制御機能と、
前記表示手段により表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定する指定操作をユーザから受けることをもって、当該マーカー表示文字列を含む段落に対する登録操作を受ける登録操作入力機能と、
前記登録操作入力機能によって前記表示手段により表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定された場合に、前記表示手段に原文及び訳文の何れか一方の言語のテキストが表示されている状態か、又は原文及び訳文のテキストが前記表示手段に併せて表示されている状態かを判定する判定機能と、
前記判定機能によって前記表示手段に原文及び訳文の何れか一方の言語のテキストが表示されている状態であると判定された場合は、前記登録操作入力機能によって指定操作を受けたマーカー表示文字列を識別表示させ、
前記判定機能によって前記表示手段に原文及び訳文のテキストが前記表示手段に併せて表示されている状態であると判定された場合は、前記登録操作入力機能によって指定操作を受けたマーカー表示文字列と、このマーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列とを識別表示させる表示制御機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、表示されたテキストの段落に対する登録操作をユーザから受けると、登録操作を受けた段落の識別情報が蓄積記憶され、記憶された何れかの段落の識別情報についてユーザから選択操作を受けると、選択された段落の識別情報に対応する段落についての原文及び訳文のテキストが読み出され、併せて表示されるので、予め所望の段落の識別情報を登録しておき、登録した段落識別情報に対応する段落についての各言語でのテキストを併せて読み出して表示することができる。従って、従来よりも学習効果を高めることができる。
電子辞書の概観を示す平面図である。 電子辞書の内部構成を示すブロック図である。 辞書データベースのデータ構造を示す図である。 (a)は項目情報のデータ構造を示す図であり、(b)は文字列対応情報のデータ構造を示す図である。 (a)はマーカー情報データベースのデータ構造を示す図であり、(b)は学習帳データベースのデータ構造を示す図である。 2言語文書コンテンツ表示処理を示すフローチャートである。 言語切り替え処理を示すフローチャートである。 画面スクロール処理を示すフローチャートである。 マーカーモード処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 学習帳モード処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。 変形例におけるマーカーモード処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る情報表示装置を電子辞書に適用した場合の実施形態について詳細に説明する。
[外観構成]
図1は、電子辞書1の平面図である。
この図に示すように、電子辞書1は、メインディスプレイ10、サブディスプレイ11及びキー群2を備えている。
メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、ユーザによるキー群2の操作に応じた文字や符号等、各種データを表示する部分であり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)等によって構成されている。なお、本実施の形態におけるメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、いわゆるタッチパネル110(図2参照)と一体的に形成されており、手書き入力等の操作を受け付け可能となっている。
キー群2は、ユーザから電子辞書1を操作するための操作を受ける各種キーを有している。具体的には、キー群2は、訳/決定キー2bと、文字キー2cと、辞書選択キー2dと、カーソルキー2eと、シフトキー2fと、戻るキー2gと、メニューキー2h等とを有している。
訳/決定キー2bは、検索の実行や、見出し語の決定等に使用されるキーである。文字キー2cは、ユーザによる文字の入力等に使用されるキーであり、本実施の形態においては“A”〜“Z”キーを備えている。辞書選択キー2dは、後述の辞書データベース820,…(図2参照)の選択に使用されるキーである。
カーソルキー2eは、画面内の反転表示位置、つまりカーソル位置の移動等に使用されるキーであり、本実施の形態においては上下左右の方向を指定可能となっている。シフトキー2fは、日本語の単語を検索対象に設定するとき等に使用されるキーである。戻るキー2gは、前回表示した画面に戻るとき等に使用されるキーである。メニューキー2hは、各種のモード設定を行うためのキーである。
[内部構成]
続いて、電子辞書1の内部構造について説明する。図2は、電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。
この図に示すように、電子辞書1は、表示部40、入力部30、記録媒体読取部50、CPU(Central Processing Unit)20、フラッシュROM(Read Only Memory)80、RAM(Random Access Memory)90を備え、各部はバス100で相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
表示部40は、上述のメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11を備えており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種情報をメインディスプレイ10やサブディスプレイ11に表示するようになっている。
入力部30は、上述のキー群2やタッチパネル110を備えており、押下されたキーやタッチパネル110の位置に対応する信号をCPU20に出力するようになっている。
記録媒体読取部50は、着脱自在に装着されるSDカードやUSBメモリ、CD等の記録媒体50Aから情報を読み取るものである。
CPU20は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU20は、入力部30から入力される操作信号等に応じてフラッシュROM80に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU20は、処理結果をRAM90に保存するとともに、当該処理結果を表示部40に適宜出力させる。
フラッシュROM80は、電子辞書1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するメモリである。本実施の形態においては、フラッシュROM80は、本発明に係る情報表示プログラム81と、辞書データベース群82と、テキスト群83と、マーカー情報データベース85と、学習帳データベース86と、リンクマーカー表示設定テーブル87等とを記憶している。
情報表示プログラム81は、後述の2言語文書コンテンツ表示処理(図6〜図9参照)及び学習帳モード処理(図10参照)をCPU20に実行させるためのプログラムである。
辞書データベース群82は、複数の辞書データベース820,…を有している。これら辞書データベース820,…には、例えば図3に一例を示すように、見出し語と、この見出し語の説明情報のテキストとを対応付けた1つ以上の見出し語情報が格納されている。
テキスト群83は、複数種類の項目(見出し)について原文と訳文のテキストを段落ごとに対応付けて記憶した2言語文書コンテンツ84を複数有しており、本実施の形態においては、オバマ大統領による「Yes we can」の演説や、リンカーン大統領による「The Gettysburg Address」の演説について英語の原文テキストと日本語の訳文テキストとを対応付けた「名演説」の2言語文書コンテンツ84aを有している。
この2言語文書コンテンツ84は、項目(見出し)ごとに項目情報840及び文字列対応情報841を含んでいる。
項目情報840は、例えば図4(a)に一例を示すように、原文のテキストと、当該原文についての訳文のテキストとを、段落番号ごとに当該段落番号に対応付けている。なお、項目情報840のデータ構造は、図4(a)に示すようなテーブル構造に限らず、各段落の文頭に段落番号のタグを付した構造としても良い。また、本実施の形態においては、2言語文書コンテンツ84の各項目でそれぞれ順番に段落番号が振られているが、項目を跨いで段落番号が振られていても良い。
文字列対応情報841は、例えば図4(b)に一例を示すように、原文及び訳文のテキストにおける互いの対訳としての語句同士を、テキスト内での当該語句の位置情報と併せて対応付けている。但し、本実施の形態における文字列対応情報841では、テキスト中の助詞や前置詞については、情報が記憶されていない。
マーカー情報データベース85は、図5(a)に示すように、後述の2言語文書コンテンツ表示処理(図6〜図9参照)においてテキスト中の文字列がマーカー表示文字列として指定される場合に、テキスト内での当該マーカー表示文字列の位置情報(開始位置及び終了位置)と、当該マーカー表示文字列をマーカー表示するためのマーカー色とを対応付けて蓄積記憶するようになっている。ここで、本実施の形態におけるマーカー情報データベース85はテキスト群83における各2言語文書コンテンツ84の項目ごと及び言語ごとに設けられており、対応する項目・言語のテキスト内でのマーカー表示文字列の位置情報を記憶するようになっているため、これら複数のマーカー情報データベース85は全体としてテキスト群83内でのマーカー表示文字列の位置情報を記憶するようになっている。
学習帳データベース86は、図5(b)に示すように、マーカー表示文字列の指定されたテキストの段落を識別するための識別情報(以下、段落IDとする)と、当該テキストの含まれるコンテンツ名とを対応付けて蓄積記憶するようになっている。なお、本実施の形態においては、2言語文書コンテンツ84の各項目でそれぞれ順番に段落番号が振られているため、テキストの段落IDとして項目名及び段落番号が用いられているが、2言語文書コンテンツ84で項目を跨いで段落番号が振られている場合(項目間で重複せずに段落番号が振られている場合)には、テキストの段落IDとして段落番号のみを用いてもよい。
リンクマーカー表示設定テーブル87には、リンクマーカー表示についての設定内容(ONまたはOFF)が記憶されるようになっている。ここで、リンクマーカー表示とは、後述の2言語文書コンテンツ表示処理において原文及び訳文のテキストが併せて表示され、かつ一方の言語のテキストにマーカー表示文字列が含まれる場合に、他方の言語のテキスト中でのマーカー表示文字列の対訳部分を自動的にマーカー表示する機能である。なお、本実施の形態においては、リンクマーカー表示のON・OFFの設定は、メニューキー2h等の操作によってユーザが任意に切替可能となっている。
RAM90は、CPU20が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備えている。
[動作]
続いて、電子辞書1の動作について、図6〜図14を参照しつつ説明する。
<2言語文書コンテンツ表示処理>
図6〜図9は、CPU20が情報表示プログラム81を読み出して実行する2言語文書コンテンツ表示処理の流れを示すフローチャートである。また、図10〜図12は、2言語文書コンテンツ表示処理の実行時における表示部40の表示内容を示す図である。なお、この2言語文書コンテンツ表示処理は、ユーザが入力部30を介して何れかの2言語文書コンテンツ84を表示対象として選択することにより実行される。
この2言語文書コンテンツ表示処理においては、まず、図6に示すように、ユーザが英語及び日本語の何れかを表示言語として選択すると(ステップS1)、CPU20は、選択された言語でのテキストを、表示対象として選択された2言語文書コンテンツ84(以下、選択2言語文書コンテンツ84Sとする)から読み出してメインディスプレイ10に全画面表示させる(ステップS2)。例えば、図10(a)に示すように、ユーザが英語を表示言語として選択すると(ステップS1)、図10(b)に示すように、英語のテキストが全画面表示される(ステップS2)。また、ユーザが日本語を表示言語として選択すると(ステップS1)、図10(e)に示すように、日本語のテキストが全画面表示される。
また、このときCPU20は、表示されるテキストの項目についてのマーカー情報データベース85にマーカー表示文字列の位置情報(テキスト内でのマーカー表示文字列の開始位置、終了位置)が記憶されている場合には、この位置情報の文字列を、当該項目に対応付けられているマーカー色でマーカー表示させる。
次に、CPU20は、言語切り替え処理を行う(ステップS3)。
具体的には、図7に示すように、この言語切り替え処理においてまずCPU20は、リバーシブルアイコン101(図10(b)など参照)をメインディスプレイ10の端部に表示させた後、このリバーシブルアイコン101に対してタッチ操作が行われるか否かを判定し(ステップT1)、行われないと判定した場合(ステップT1;No)には、言語切り替え処理を終了する。ここで、リバーシブルアイコン101は、メインディスプレイ10に表示されるテキストについて言語の切替操作を受けるようになっている。
一方、ステップT1においてリバーシブルアイコン101に対しタッチ操作が行われたと判定した場合(ステップT1;Yes)には、CPU20は、英語及び日本語の何れか一方の言語のテキストが現時点でメインディスプレイ10に全画面表示されているか否かを判定する(ステップT2)。
このステップT2において何れか一方の言語のテキストが全画面表示されていると判定した場合(ステップT2;Yes)には、CPU20は、メインディスプレイ10の表示領域を上下に分割した後、選択2言語文書コンテンツ84Sに含まれる2つの言語(英語、日本語)のうち、全画面表示されていた一方の言語のテキストを上側の分割領域に表示させるとともに、他方の言語での対応段落のテキスト、つまり前記一方の言語のテキストと同じ段落についての他方の言語のテキストを選択2言語文書コンテンツ84Sから読み出して下側の分割領域に表示させ(ステップT3)、言語切り替え処理を終了する。
例えば、図10(b)に示した状態(英語のテキストが全画面表示された状態)からリバーシブルアイコン101に対してタッチ操作が行われると(ステップT1;Yes)、図10(c)に示すように、上側の表示領域に英語のテキスト、下側の表示領域に日本語のテキストが表示される(ステップT3)。また、図10(e)に示した状態(日本語のテキストが全画面表示された状態)からリバーシブルアイコン101に対してタッチ操作が行われると(ステップT1;Yes)、図10(d)に示すように、上側の表示領域に日本語のテキスト、下側の表示領域に英語のテキストが表示される(ステップT3)。
また、上述のステップT2において何れか一方の言語のテキストが全画面表示されていないと判定した場合(ステップT2;No)、つまり上下の分割領域に各言語のテキストが表示されていると判定した場合には、CPU20は、下側の分割領域に表示されているテキストをメインディスプレイ10に全画面表示させた後(ステップT4)、言語切り替え処理を終了する。
例えば、図10(c)に示した状態(上側の表示領域に英語のテキスト、下側の表示領域に日本語のテキストが表示された状態)からリバーシブルアイコン101に対してタッチ操作が行われると(ステップT1;Yes)、図10(e)に示すように、日本語のテキストが全画面表示される(ステップT4)。また、図10(d)に示した状態(上側の表示領域に日本語のテキスト、下側の表示領域に英語のテキストが表示された状態)からリバーシブルアイコン101に対してタッチ操作が行われると(ステップT1;Yes)、図10(b)に示すように、英語のテキストが全画面表示される(ステップT4)。
なお、上述のステップT3,T4においてCPU20は、新たに表示されるテキストの項目・言語についてのマーカー情報データベース85にマーカー表示文字列の位置情報(テキスト内でのマーカー表示文字列の開始位置、終了位置)が記憶されている場合には、この位置情報のマーカー表示文字列を、当該項目に対応付けられているマーカー色でマーカー表示させる。更に、ステップT3においてマーカー表示文字列がマーカー表示される場合であって、リンクマーカー表示についての設定がONになっている場合には、CPU20は、選択2言語文書コンテンツ84Sにおける文字列対応情報841のうち、表示されている項目についての文字列対応情報841から、マーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列を検出し、当該対訳としての文字列もマーカー表示させる。これにより、例えばマーカー表示文字列が英語の文字列である場合には、当該マーカー表示文字列の対訳としての日本語の文字列もマーカー表示される。
以上の言語切り替え処理が終了したら、図6に示すように、次にCPU20は、画面スクロール処理を行う(ステップS4)。
具体的には、図8に示すように、この画面スクロール処理においてまずCPU20は、ユーザにより表示内容のスクロール指示が行われるか否かを判定し(ステップV1)、行われないと判定した場合(ステップV1;No)には、画面スクロール処理を終了する。ここで、スクロール指示は、例えば上下方向のカーソルキー2eの入力や、メインディスプレイ10に設けられたタッチパネル110へのドラッグ操作により受け付けられる。
また、このステップV1においてスクロール指示が行われたと判定した場合(ステップV1;Yes)には、CPU20は、英語及び日本語の何れか一方の言語のテキストが現時点でメインディスプレイ10に全画面表示されているか否かを判定する(ステップV2)。
このステップV2において何れか一方の言語のテキストが全画面表示されていると判定した場合(ステップV2;Yes)には、CPU20は、スクロール指示に従って当該テキストをスクロール表示した後(ステップV3)、画面スクロール処理を終了する。
また、ステップV2において何れか一方の言語のテキストが全画面表示されていないと判定した場合(ステップV2;No)、つまり上下の分割領域に各言語のテキストが表示されていると判定した場合には、CPU20は、上下の分割領域におけるテキストを同じ速さでスクロール表示させる(ステップV4)。
次に、CPU20は、上側の表示領域における1行目部分に段落の先頭が表示されているか否かを判定し(ステップV5)、段落の先頭が表示されてはいないと判定した場合(ステップV5;No)には、画面スクロール処理を終了する。
また、ステップV5において上側の表示領域における1行目部分に段落の先頭が表示されていると判定した場合(ステップV5;Yes)には、CPU20は、この段落の段落IDを検出し、下側の表示領域における1行目部分に対応段落(同じ段落IDの段落)の先頭が位置するよう、下側の表示領域におけるテキストを表示させ(ステップV6)、画面スクロール処理を終了する。これにより、例えば図11(a),(b)に示すように、表示内容をスクロールさせる場合に、同じ段落についての原文及び訳文テキストが関連付けられてスクロール表示され、上下の表示領域でテキストの表示位置が揃えられることとなる。
なお、上記のステップV3,V4,V6においてCPU20は、新たに表示されるテキストの項目・言語についてのマーカー情報データベース85にマーカー表示文字列の位置情報(テキスト内でのマーカー表示文字列の開始位置、終了位置)が記憶されている場合には、この位置情報の文字列を、当該項目に対応付けられているマーカー色でマーカー表示させる。更に、上述のステップV4,V6においてマーカー表示文字列がマーカー表示される場合であって、リンクマーカー表示についての設定がONになっている場合には、CPU20は、選択2言語文書コンテンツ84Sにおける文字列対応情報841のうち、表示されている項目についての文字列対応情報841から、マーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列を検出し、当該対訳としての文字列もマーカー表示させる。
以上の画面スクロール処理が終了したら、図6に示すように、次にCPU20は、マーカーモード処理を行う(ステップS5)。
具体的には、図9に示すように、このマーカーモード処理においてまずCPU20は、表示されているテキスト中の文字列に対してマーカーを引く操作、つまりテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定する操作(以下、文字列指定操作とする)が行われるか否かを判定し(ステップU1)、行われないと判定した場合(ステップU1;No)には、マーカーモード処理を終了する。
また、ステップU1において文字列指定操作が行われたと判定した場合(ステップU1;Yes)には、CPU20は、文字列指定操作の行われたマーカー表示文字列をマーカー表示させる(ステップU2)。例えば、図12(a)に示した状態からユーザが英語テキスト中の文字列「we are engaged in a great civil war」をマーカー表示文字列として指定すると、図12(b)に示すように、当該マーカー表示文字列がマーカー表示される。なお、本実施の形態においては、このときユーザはマーカー色を任意に設定できるようになっている。
次に、CPU20は、マーカー表示文字列を含んで表示されていたテキストのコンテンツ名、段落ID(項目名及び段落番号)を学習帳データベース86に蓄積記憶させるとともに、テキスト内でのマーカー表示文字列の位置情報と、マーカー色とを対応付けてマーカー情報データベース85に蓄積記憶させる(ステップU3)。
次に、CPU20は、リンクマーカー表示の設定がONになっているか否かを判定し(ステップU4)、ONになっていないと判定した場合(ステップU4;No)には、CPU20は、マーカーモード処理を終了する。
一方、ステップU4においてリンクマーカー表示がONになっていると判定した場合(ステップU4;Yes)には、CPU20は、選択2言語文書コンテンツ84Sにおける文字列対応情報841のうち、表示されている項目についての文字列対応情報841から、マーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列を検出し、当該対訳としての文字列もマーカー表示させ(ステップU5)、マーカーモード処理を終了する。
例えば、図12(b)に示した状態でリンクマーカー表示がONになっている場合(ステップU4;Yes)には、図12(c)に示すように、マーカー表示文字列「we are engaged in a great civil war」の対訳としての文字列「私たち…大きな内戦…経験し」がマーカー表示される。なお、本実施の形態においては、文字列対応情報841に助詞や前置詞についての対応情報が記憶されていないため、対訳の文字列では、これら助詞や前置詞がマーカー表示されない。
そして、以上のマーカーモード処理が終了したら、図6に示すように、次にCPU20は、ユーザにより終了操作が行われるか否かを判定し(ステップS6)、行われないと判定した場合(ステップS6;No)には、上述のステップS3に移行する一方、行われたと判定した場合(ステップS6;Yes)には、2言語文書コンテンツ表示処理を終了する。
<学習帳モード処理>
図13は、CPU20が情報表示プログラム81を読み出して実行する学習帳モード処理の流れを示すフローチャートである。また、図14は、学習帳モード処理の実行時における表示部40の表示内容を示す図である。なお、この学習帳モード処理は、ユーザが入力部30を介してメニュー画面から学習帳モードの起動操作を行うことにより実行される。ここで、学習帳モードの起動操作が行われるとメインディスプレイ10には学習帳モードのメニュー画面が表示され、このメニュー画面には、「マーカー暗記学習帳」などの選択メニューが表示されるようになっている(図14(a)参照)。
この学習帳モード処理においてまずCPU20は、学習帳モードのメニュー画面をメインディスプレイ10に表示させ、当該メニュー画面から「マーカー暗記学習帳」のメニューが選択されるか否かを判定し(ステップW1)、選択されないと判定した場合(ステップW1;No)には、他の処理へ移行する。
また、ステップW1において「マーカー暗記学習帳」のメニューが選択されたと判定した場合(ステップW1;Yes)には、CPU20は、学習帳データベース86に対応付けて記憶されているコンテンツ名及び段落ID(項目名、段落番号)をメインディスプレイ10に一覧表示させる(ステップW2)。より詳細には、このときCPU20は、メインディスプレイ10の表示領域を上下に分割し、上側の表示領域にコンテンツ名及び段落IDの組み合わせを一覧表示させ、何れかの組み合わせをカーソルで選択するとともに、選択された段落IDに対応する段落のテキストを、選択されたコンテンツ名の2言語文書コンテンツ84から読み出して下側の表示領域にプレビュー表示させる。なお、このときコンテンツ名及び項目名について同一の組み合わせが1つのみしか表示されない場合には、CPU20は、段落番号の表示を省略してもよい。
例えば、図14(a)に示すように、学習帳モードのメニュー画面から「マーカー暗記学習帳」のメニューが選択されると(ステップW1;Yes)、図14(b)に示すように、学習帳データベース86に対応付けて記憶されているコンテンツ名及び段落ID(項目名、段落番号)が上側の表示領域に一覧表示され、カーソルで選択されたコンテンツ名「名演説」、項目名「Yes, we can」、段落番号[02]の組み合わせに対応するテキストが下側の表示領域にプレビュー表示される。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがコンテンツ名及び段落IDについての選択を確定すると、CPU20は、メインディスプレイ10の表示領域を上下に分割するとともに、選択された段落IDに対応する段落の原文及び訳文の各テキストを、選択されたコンテンツ名の2言語文書コンテンツ84から読み出して、各表示領域に併せて表示させる(ステップW3)。
そして、CPU20は、メインディスプレイ10に表示された原文及び訳文のテキスト中に含まれるマーカー表示文字列を、当該テキストの項目・言語に対応するマーカー情報データベース85から検出するとともに、ステップW3で選択された2言語文書コンテンツ84における文字列対応情報841のうち、表示されている項目についての文字列対応情報841から、マーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列を検出し、マーカー表示文字列と、マーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列とを、ユーザが読めないよう潜像化してマーカー表示させ(ステップW4)、学習帳モード処理を終了する。
例えば、上述の図12(b)に示したように、英語のテキスト中の文字列「we are engaged in a great civil war」がマーカー表示文字列として登録されている場合には、図14(c)に示すように、このマーカー表示文字列「we are engaged in a great civil war」と、その対訳としての文字列「私たち…大きな内戦…経験し」とが潜像化してマーカー表示される。
なお、ステップW4の処理後には、CPU20は上述のステップS3に移行することとしても良い。
以上の電子辞書1によれば、図9のステップU3や図13のステップW2,W3、図14等に示したように、表示されたテキストの段落に対する登録操作をユーザから受けると、登録操作を受けた段落の段落ID(項目名、段落番号)が蓄積記憶され、記憶された何れかの段落IDについてユーザから選択操作を受けると、選択された段落IDに対応する段落についての原文及び訳文のテキストが読み出され、併せて表示されるので、予め所望の段落IDを登録しておき、登録した段落IDに対応する段落についての各言語でのテキストを併せて読み出して表示することができる。従って、従来よりも学習効果を高めることができる。
また、図8のステップV4〜V6や図11等に示したように、表示内容をスクロールさせる場合に、同じ段落についての原文及び訳文のテキストが関連付けてスクロール表示されるので、原文及び訳文の内容を対比することができる。従って、学習効果をいっそう高めることができる。
また、図9のステップU2〜U3等に示したように、表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定する操作をユーザから受けることで、当該テキストの段落についてユーザから登録操作を受けると、指定操作を受けたマーカー表示文字列を含んで表示されていたテキストの段落IDが蓄積記憶されるとともに、テキスト内でのマーカー表示文字列の位置情報が蓄積記憶され、記憶された段落IDに対応する段落についてのテキストが表示される場合には、記憶されたマーカー表示文字列の位置情報に基づいて当該マーカー表示文字列がマーカー表示されるので、文字列をマーカー表示の対象として登録することによって段落IDを登録することができる。
<変形例>
続いて、上記の実施形態における電子辞書の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
上述の図2に示すように、本実施形態における電子辞書1Aは、フラッシュROM80Aを備えており、このフラッシュROM80Aは、本発明に係る情報表示プログラム81Aを記憶している。
この情報表示プログラム81Aは、上述の実施形態におけるマーカーモード処理の代わりに、後述のマーカーモード処理(図15参照)をCPU20に行わせるようになっている。
続いて、電子辞書1Aの動作を説明する。
図15は、CPU20が情報表示プログラム81Aを読み出して実行するマーカーモード処理の流れを示すフローチャートである。また、図16は、当該マーカーモード処理の実行時における表示部40の表示内容を示す図である。
図15に示すように、本変形例のマーカーモード処理においてまずCPU20は、表示されているテキスト中の文字列に対してマーカーを引く操作(文字列指定操作)が行われるか否かを判定し(ステップU11)、行われないと判定した場合(ステップU11;No)には、マーカーモードを終了する。
また、ステップU11において文字列指定操作が行われたと判定した場合(ステップU11;Yes)には、CPU20は、英語及び日本語の何れか一方の言語のテキストが現時点でメインディスプレイ10に全画面表示されているか否かを判定する(ステップU12)。
このステップU12において何れか一方の言語のテキストが全画面表示されていると判定した場合(ステップU12;Yes)には、CPU20は、文字列指定操作の行われたマーカー表示文字列をマーカー表示させた後(ステップU13)、後述のステップU15に移行する。なお、本実施の形態においては、このときユーザはマーカー色を任意に設定できるようになっている。
また、ステップU12において何れか一方の言語のテキストが全画面表示されてはいないと判定した場合(ステップU12;No)、つまり上下の分割領域に各言語のテキストが表示されていると判定した場合には、CPU20は、文字列指定操作の行われたマーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列を、選択2言語文書コンテンツ84における文字列対応情報841のうち、表示されている項目についての文字列対応情報841から検出し、これらマーカー表示文字列と、対訳としての原文または訳文の文字列とをマーカー表示させる(ステップU14)。
例えば、図16(a)に示した状態から、ユーザが英語テキスト中の文字列「we」をマーカー表示文字列として指定すると、図16(b)に示すように、マーカー表示文字列「we」の対訳としての文字列「私たち」がマーカー表示される。また、ユーザが英語テキスト中の文字列「we are engaged in a great civil war」をマーカー表示文字列として指定すると、図16(c)に示すように、マーカー表示文字列「we are engaged in a great civil war」の対訳としての文字列「私たち…大きな内戦…経験し」がマーカー表示される。
そして、CPU20は、マーカー表示文字列を含んで表示されていたテキストのコンテンツ名、段落IDを学習帳データベース86に蓄積記憶させるとともに、テキスト内でのマーカー表示文字列の位置情報と、マーカー色とを対応付けてマーカー情報データベース85に蓄積記憶させ(ステップU15)、マーカーモードを終了する。
以上の電子辞書1Aによっても、上記実施の形態における電子辞書1と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る情報表示装置を電子辞書1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る情報表示プログラム81は、電子辞書1に対して着脱可能な記録媒体50Aにテキスト群83とともに記憶されることとしてもよい。
また、マーカー表示文字列が指定された場合にテキストの段落IDを学習帳データベース86に登録させることとして説明したが、マーカー表示文字列の指定とは別個に、表示されているテキストの段落IDを登録させることとしても良い。
また、学習帳モード処理においては、マーカー表示文字列と、その対訳文字列とを潜像化してマーカー表示することとして説明したが、視認できるようマーカー表示することとしても良い。
1 電子辞書
20 CPU
30 入力部
40 表示部
81 情報表示プログラム
84 2言語文書コンテンツ

Claims (6)

  1. 表示手段と、
    原文のテキストと、当該原文についての訳文のテキストとを段落ごとに対応付けてなる2言語文書コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    原文及び訳文の少なくとも一方のテキストを前記2言語文書コンテンツから読み出し、前記表示手段に表示させるテキスト表示制御手段と、
    前記表示手段により表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定する指定操作をユーザから受けることをもって、当該マーカー表示文字列を含む段落に対する登録操作を受ける登録操作入力手段と、
    前記登録操作入力手段により登録操作を受けた段落の識別情報を蓄積記憶する段落ID記憶手段と、
    前記段落ID記憶手段により記憶された何れかの段落の識別情報について、ユーザから選択操作を受ける段落選択手段と、
    前記段落選択手段により選択された段落の識別情報に対応する段落についての原文及び訳文のテキストを前記2言語文書コンテンツから読み出し、前記表示手段に併せて表示させる登録段落2言語表示制御手段と、
    テキスト内での前記マーカー表示文字列の位置情報を蓄積記憶するマーカー情報記憶手段と、
    前記登録操作入力手段によって前記表示手段により表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定された場合に、前記表示手段に原文及び訳文の何れか一方の言語のテキストが表示されている状態か、又は原文及び訳文のテキストが前記表示手段に併せて表示されている状態かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記表示手段に原文及び訳文の何れか一方の言語のテキストが表示されている状態であると判定された場合は、前記登録操作入力手段によって指定操作を受けたマーカー表示文字列を識別表示させ、
    前記判定手段によって前記表示手段に原文及び訳文のテキストが前記表示手段に併せて表示されている状態であると判定された場合は、前記登録操作入力手段によって指定操作を受けたマーカー表示文字列と、このマーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列とを識別表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 請求項1記載の情報表示装置において、
    前記テキスト表示制御手段は、
    同じ段落についての原文及び訳文のテキストを前記2言語文書コンテンツから読み出し、前記表示手段に併せて表示させ、
    前記テキスト表示制御手段及び前記登録段落2言語表示制御手段は、
    表示内容をスクロールさせる場合に、同じ段落についての原文及び訳文のテキストを関連付けてスクロール表示させることを特徴とする情報表示装置。
  3. 請求項1または2記載の情報表示装置において、
    テキスト内での前記マーカー表示文字列の位置情報を蓄積記憶するマーカー情報記憶手段と、
    前記段落ID記憶手段により記憶された段落の識別情報に対応する段落についてのテキストが前記表示手段に表示される場合に、前記マーカー情報記憶手段により記憶された前記マーカー表示文字列の位置情報に基づいて当該マーカー表示文字列を識別表示させるマーカー表示制御手段とを備えることを特徴とする情報表示装置。
  4. 請求項3記載の情報表示装置において、
    前記2言語文書コンテンツは、
    原文及び訳文のテキストにおける互いの対訳としての文字列同士の対応情報を、テキスト内での当該文字列の位置情報と併せて複数記憶しており、
    前記テキスト表示制御手段は、
    原文及び訳文のテキストを前記表示手段に併せて表示させるか、或いは
    原文及び訳文の一方のみのテキストを前記表示手段に表示させるか、をユーザ操作に基づいて切り替え可能であることを特徴とする情報表示装置。
  5. 請求項3または4記載の情報表示装置において、
    前記2言語文書コンテンツは、
    原文及び訳文のテキストにおける互いの対訳としての文字列同士の対応情報を、テキスト内での当該文字列の位置情報と併せて複数記憶していることを特徴とする情報表示装置。
  6. 表示手段と、記憶手段と、を有するコンピュータに、
    原文のテキストと、当該原文についての訳文のテキストとを段落ごとに対応付けてなる2言語文書コンテンツを前記記憶手段に記憶するコンテンツ記憶機能と、
    原文及び訳文の少なくとも一方のテキストを前記記憶手段に記憶された前記2言語文書コンテンツから読み出し、前記表示手段に表示させるテキスト表示制御機能と、
    前記表示手段により表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定する指定操作をユーザから受けることをもって、当該マーカー表示文字列を含む段落に対する登録操作を受ける登録操作入力機能と、
    前記登録操作入力機能によって前記表示手段により表示されたテキスト中の文字列をマーカー表示文字列として指定された場合に、前記表示手段に原文及び訳文の何れか一方の言語のテキストが表示されている状態か、又は原文及び訳文のテキストが前記表示手段に併せて表示されている状態かを判定する判定機能と、
    前記判定機能によって前記表示手段に原文及び訳文の何れか一方の言語のテキストが表示されている状態であると判定された場合は、前記登録操作入力機能によって指定操作を受けたマーカー表示文字列を識別表示させ、
    前記判定機能によって前記表示手段に原文及び訳文のテキストが前記表示手段に併せて表示されている状態であると判定された場合は、前記登録操作入力機能によって指定操作を受けたマーカー表示文字列と、このマーカー表示文字列の対訳としての原文または訳文の文字列とを識別表示させる表示制御機能と、
    を実現させることを特徴とする情報表示プログラム。
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