JP5654074B2 - 電力使用量予測装置、電力使用量予測方法およびプログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の一実施形態に係る電力需要予測システムについて説明する。図1は、本実施形態の電力需要予測システムの全体構成例を示す図である。電力需要予測システムは、需要家10に設置される予測装置20を含んで構成される。
図3は予測装置20のハードウェア構成例を示す図である。予測装置20は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、計測器インタフェース205を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネットワーク32に接続するためのインタフェースであり、計測器インタフェース205は、通信路33に接続するためのインタフェースである。通信インタフェース204および計測器インタフェース205は、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、電力線に接続して電力線通信を行うためのPLC(Power Line Communication)モデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。
図4は予測装置20のソフトウェア構成例を示す図である。予測装置20は、測定部211、推計部212、予測部213、実績値記憶部21および予測モデル記憶部22を備える。なお、測定部211、推計部212および予測部213は、CPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現される。実績値記憶部21および予測モデル記憶部22は、メモリ202および記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
ここで、bは予測対象となる安全ブレーカ112のブレーカ番号である。Pb(t)は時間帯tにおける予測対象となる安全ブレーカ112の使用電力量である。Bはブレーカ番号であり、αB,xはブレーカ番号Bが示す安全ブレーカ112のx期前の時間帯(t−x)における使用電力量PB(1−x)の係数である。nは安全ブレーカ112の個数であり、図2の例ではn=8である。kは任意の定数であり、本実施形態ではk=24を想定する。すなわち直近24時間分の使用電力量を説明変数として予測を行うことを想定する。推計部212は、各ブレーカ番号B(図2の例では1ないし8)について、たとえば重回帰分析の手法により予測モデルの係数αを推計する。
図7は、予測装置20による処理の流れを示す図である。
測定部211は、計測器12から直近の時間帯tにおける安全ブレーカ112(b)ごとの電力使用量の測定値Pb(t)を取得し(S401)、取得した電力使用量Pb(t)を実績値記憶部21に登録する(S402)。測定部211は、各ブレーカbについての電力使用量Pb(t)を合計して、直近の時間帯tにおける需要家10の使用量の実績値Ps(t)を算出する(S403)。
すなわち、推計部212は、全ての安全ブレーカ112(b)について、時間帯t+i−1からt+i−kまでの電力使用量Pb(t)を実績値記憶部21から読み出す(S404)。推計部212は、1からnまでのbについて、ブレーカ番号bに対応する予測式を予測式テーブル222から読み出し(S405)、読み出した予測式の説明変数PB(t−1)〜PB(t−k)(B=1〜n)に、電力使用量PB(t+i−1)〜PB(t+i−k)を適用して、t+i期の時間帯における電力使用量Pb(t+i)を予測する(S406)。
以上のように、本実施形態の予測装置20によれば、複数の安全ブレーカ112における電力使用量の実績に基づいて1つの安全ブレーカ112の電力使用量を予測することができる。安全ブレーカ112の間には様々な使用量の相関関係がある。たとえば、同じ部屋の異なる電器機器(たとえば空調機と電灯)であれば、部屋に人がいる場合にのみ用いられることから使用量の増減に相関があることが考えられ、客間を客人が使用した場合には、客人の使用分だけ温水器や照明などにおける電力使用量も合わせて増加するという相関が考えられる。その一方で、たとえば台所における電子レンジの使用量などは、一時的な使用量の増減であって、他の部屋の電力使用量への影響は少ないと考えられる。このように、電力の使用場所によって他の場所における電力使用量の増減への影響が異なることから、複数の安全ブレーカ112のそれぞれの電力使用量の実績値に応じて、ある1つの安全ブレーカ112の予測を行うことにより、安全ブレーカ112単位での電力使用量の予測精度を向上させることができる。
本実施形態では、予測装置20は需要家10ごとに設定されるものとしたが、これに限らず、たとえば複数の需要家10に1つの予測装置20を設置するようにしてもよい。
11 分電盤
12 計測器
20 予測装置
21 実績値記憶部
22 予測モデル記憶部
31 サーバ
32 通信ネットワーク
33 通信路
211 測定部
212 推計部
213 予測部
Claims (5)
- 需要家による電力使用量の予測を行う装置であって、
前記需要家に設置された複数のブレーカのそれぞれについて単位時間ごとの前記電力使用量の実績値を記憶する電力使用量記憶部と、
予測対象の1つの前記ブレーカについての前記電力使用量を目的変数とし、過去の前記単位時間における前記複数のブレーカのうちの2つ以上についての前記実績値を説明変数とする予測モデルを記憶する予測モデル記憶部と、
前記複数のブレーカのそれぞれに対応する前記電力使用量の実績値および前記予測モデルに基づいて前記説明変数の係数を推計する推計部と、
前記複数のブレーカのそれぞれに対応する前記電力使用量の実績値および前記推計した係数を前記予測モデルに適用して前記予測対象の1つのブレーカについての前記電力使用量の予測値を算出する予測部と、
を備えることを特徴とする電力使用量予測装置。 - 請求項1に記載の電力量予測装置であって、
前記予測部は、前記需要家に設置される前記ブレーカのそれぞれを前記予測対象のブレーカとして、前記予測対象のブレーカの前記電力使用量の予測値を算出し、算出した前記電力使用量を合計して前記需要家による前記電力使用量の予測値を算出すること、
を特徴とする電力使用量予測装置。 - 請求項1または2に記載の電力使用量予測装置であって、
前記予測部は、現時点が含まれる前記単位時間の次の単位時間である第1の単位時間について、前記予測対象のブレーカについての前記電力使用量の予測値を算出するとともに、前記第1の単位期間についての前記電力量の予測値と、前記電力使用量の実績値および前記係数とを前記予測モデルに適用して、前記第1の単位時間の次の第2の単位時間についての前記電力使用量の予測値を算出すること、
を特徴とする電力使用量予測装置。 - 需要家による電力使用量の予測を行う方法であって、
コンピュータが、
前記需要家に設置された複数のブレーカのそれぞれについて単位時間ごとの前記電力使用量の実績値を記憶するステップと、
予測対象の1つの前記ブレーカについての前記電力使用量を目的変数とし、過去の前記単位時間における前記複数のブレーカのうちの2つ以上についての前記実績値を説明変数とする予測モデルを記憶するステップと、
前記複数のブレーカのそれぞれに対応する前記電力使用量の実績値および前記予測モデルに基づいて前記説明変数の係数を推計するステップと、
前記複数のブレーカのそれぞれに対応する前記電力使用量の実績値および前記推計した係数を前記予測モデルに適用して前記予測対象の1つのブレーカについての前記電力使用量の予測値を算出するステップと、
を実行することを特徴とする電力使用量予測方法。 - 需要家による電力使用量の予測を行うためのプログラムであって、
コンピュータに、
前記需要家に設置された複数のブレーカのそれぞれについて単位時間ごとの前記電力使用量の実績値を記憶するステップと、
予測対象の1つの前記ブレーカについての前記電力使用量を目的変数とし、過去の前記単位時間における前記複数のブレーカのうちの2つ以上についての前記実績値を説明変数とする予測モデルを記憶するステップと、
前記複数のブレーカのそれぞれに対応する前記電力使用量の実績値および前記予測モデルに基づいて前記説明変数の係数を推計するステップと、
前記複数のブレーカのそれぞれに対応する前記電力使用量の実績値および前記推計した係数を前記予測モデルに適用して前記予測対象の1つのブレーカについての前記電力使用量の予測値を算出するステップと、
を実行させるためのプログラム。
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JP2013069950A JP5654074B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 電力使用量予測装置、電力使用量予測方法およびプログラム |
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