JP5651577B2 - 平滑化装置、プログラム、及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、平滑化装置、プログラム、及びシステムに関する。
近年、主にビルを対象とした遠隔省エネサービスが実施されている。遠隔省エネサービスは、空調制御や照明制御等の電力需給制御を、ビル内等の予め定められた各領域に対してインターネットを介して提供するサービスである。これらの空調制御や照明制御等の電力需給制御に用いる制御値は、サーバ等の演算実施部で演算され、各領域に設置された設備装置に配信される。
この演算処理を、サーバ等の複数の実施装置で分散して行うことで、演算処理の計算負荷を均等化することが知られている。また、電力需給制御に用いる制御値の演算処理を、気象情報に応じて行うことで、計算負荷の削減を図ることが知られている。具体的には、気象が大きく変化したときに演算処理を実行し、気象の変化が少ない場合には演算処理を省略する。これによって、計算負荷の削減を図ることが知られている。
特開2005−004676号公報
佐々木盛朗、田中淳裕「負荷変動を考慮したクラスタシステム向けの負荷分散アルゴリズムとノード追加方法」情報処理学会 研究報告 2006−DSM−41(5)
しかしながら、気象が大きく変化する時間帯と気象の変化の少ない時間帯が、環境調整対象の複数の領域において重なる場合がある。このため、従来では、計算負荷の高い時間帯と、計算負荷の低い時間帯とが生じ、計算負荷の平滑化を図ることは困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、効果的に計算負荷を平滑化することができる、平滑化装置、プログラム、及びシステムを提供することである。
実施形態の平滑化装置は、予測部と、算出部と、制御部と、を備える。予測部は、気象情報に基づいて演算処理された制御値に応じた環境調整を行う設備装置が設置された複数の演算領域の気象予測情報に基づいて、前記演算処理の第1時間帯における計算負荷を予測する。算出部は、前記複数の演算領域の気象情報に基づいて、前記第1時間帯より早い第2時間帯における前記演算処理の計算負荷を算出する。制御部は、前記第2時間帯における前記計算負荷が予め定めた第1閾値未満であり、且つ前記第1時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値以上である場合に、前記第1時間帯に実施する前記演算処理の一部を、前記第2時間帯に実施するように、前記演算処理を行う実施装置を制御する。
実施の形態1の平滑化システムの図。 時間と計算負荷との関係を示す図。 実施の形態1の平滑化システムを示すブロック図。 実施の形態1の第1記憶部、第2記憶部、及び第3記憶部に記憶される情報のデータ構造を示す図。 実施の形態1の平滑化処理の手順を示すフローチャート。 実施の形態1の計算負荷の平滑化を示す図。 実施の形態2の平滑化システムを示す図。 実施の形態2の第4記憶部に記憶される情報のデータ構造を示す図。 実施の形態2の平滑化処理の手順を示すフローチャート。 実施の形態2の割込み処理を示すフローチャート。
以下に添付図面を参照して、実施の形態にかかる平滑化装置、システム、及びプログラムの一例を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態の平滑化装置を備えた平滑化システムのネットワーク構成を示すブロック図である。
平滑化システム10は、平滑化装置12、演算実施サーバ16、気象情報提供装置22、及び設備装置25を含む。平滑化装置12と演算実施サーバ16は、ネットワーク14を介して接続されている。演算実施サーバ16と設備装置25は、ネットワーク18を介して接続されている。また、気象情報提供装置22と平滑化装置12とは、ネットワーク18を介して接続されている。
平滑化装置12は、ネットワーク14及びネットワーク18を介して、演算実施サーバ16及び気象情報提供装置22に接続されている。演算実施サーバ16は、ネットワーク18を介して、設備装置25に接続されている。
ネットワーク14及びネットワーク18は、公知の通信回線である。ネットワーク14及びネットワーク18は、有線通信網であっても無線通信網であってもよい。ネットワーク14は、例えば、LAN(Local Area Network)を用い、Ethernet(登録商標)やTCP/IPなどの通信プロトコルを利用する。ネットワーク18は、例えば、インターネットであり、Ethernet(登録商標)やTCP/IPなどの通信プロトコルを利用する。なお、ネットワーク14とネットワーク18とは、1つのネットワークであってもよい。
設備装置25は、設備装置25の設置された領域について、環境調整を行う。環境は、各領域の温度、湿度、照明の照度等を示すが、これらに限られない。すなわち、設備装置25は、温度や湿度等の空調制御や、照度等の照明制御等を行うことで、設備装置25の設置された領域の環境を調整する。設備装置25には、例えば、公知の冷暖房装置や、調湿装置や、照明装置や、これらを組み合わせたものが挙げられるが、これら限定されない。
設備装置25は、複数の設備装置25A〜設備装置25Gから構成されている。なお、これらの設備装置25A〜設備装置25Gを総称して説明する場合には、設備装置25と称して説明する。設備装置25は、平滑化システム10において環境調整対象となる領域に設置されている。すなわち、設備装置25は、演算実施サーバ16が制御値を演算する対象となる領域毎に設置されている。制御値とは、各設備装置25の制御に用いる値である。具体的には、制御値は、各設備装置25が環境を調整するときの制御に用いる値である。制御値は、演算実施サーバ16による気象情報に基づいた演算処理によって算出される(詳細後述)。制御値には、例えば、温度制御に用いる温度情報、湿度制御に用いる湿度情報、照度制御に用いる明るさ情報等がある。
なお、本実施の形態では、設備装置25の設置された領域を演算エリア24と称して説明する。演算エリア24は、平滑化システム10において環境調整の対象となる領域(空間)である。設備装置25は、平滑化システム10で環境調整対象となる領域を複数領域に分割した演算エリア24毎に設置されている。図1に示す例では、設備装置25は、建物20A〜建物20B等の各建物20内を1または複数の演算エリア24に分割した領域毎に設置されている。図1に示す例では、演算エリア24A〜演算エリア24Gの各エリアに、1または複数の設備装置25が設置されている。演算エリア24には、例えば、会議室、廊下、居室等の特定の空間が割り当てられる。なお、各設備装置25の設置される演算エリア24は、建物20内に限られない。また、各演算エリア24に設置される設備装置25は、1つに限られず、1つの演算エリア24に複数の設備装置25が設置されていてもよい。なお、演算エリア24A〜演算エリア24Gを総称する場合には、演算エリア24と称して説明する。
建物20は、ビル、住宅、マンション、工場等が挙げられる。なお、本実施の形態では、演算エリア24は建物20内の領域を示す場合を説明するが、建物20に限られない。
演算実施サーバ16は、複数の演算実施サーバ16A〜演算実施サーバ16Bから構成されている。なお、演算実施サーバ16A〜演算実施サーバ16Bを総称する場合には、演算実施サーバ16と称して説明する。演算実施サーバ16は、省エネサービスを実行するための演算処理を実施し、各演算エリア24に設置された設備装置25の制御値を算出する。省エネサービスとは、予め定めた演算エリア24に対して、インターネットを介して省エネルギーに関するサービスを提供することを示す。省エネサービスには、快適空調制御や、快適照明制御などがある。快適空調制御は、温度や湿度を考慮して空調の設定温度を決定することで、人間の快適性を保ちつつ、省エネルギーを実現するサービスである。快適照明制御は、日射量や温度を考慮して照明の照度を決定することで、人間の快適性を保ちつつ、省エネルギーを実現するサービスである。
演算実施サーバ16は、上記制御値の演算対象となる演算エリア24に設置された設備装置25毎の演算情報を、平滑化装置12から受け付ける。演算情報は、演算実施サーバ16において制御値の演算処理に用いる情報である。演算情報は、ある演算タイムスロット(時間帯)の気象情報(温度、湿度、風速、日射量等)を含む。
演算タイムスロットとは、各演算エリア24に対して演算実施サーバ16が制御値の演算処理を実行するべき時間帯を示す。この演算タイムスロットは、予め定めた一定の値を用いればよい。演算タイムスロットには、例えば、数分間、10分間、20分間等が挙げられる。
演算実施サーバ16は、演算情報を受け付けると、受け付けた演算情報に基づいて制御値を算出する演算処理を実施する。以下、演算処理とは、演算実施サーバ16における制御値の演算処理を示す。演算実施サーバ16は、演算した制御値を、該制御値を用いて環境調整を行う演算エリア24に設置された設備装置25へ送信する。
制御値を受け付けた設備装置25は、受け付けた制御値を用いて、湿度、温度、照明の光量等の環境を調整する。
気象情報提供装置22は、複数の気象情報提供装置22A〜気象情報提供装置22Bから構成されている。これらの気象情報提供装置22A〜気象情報提供装置22Bを総称する場合には、気象情報提供装置22と称して説明する。また、平滑化システム10は、1つの気象情報提供装置22を備えていればよく、複数の気象情報提供装置22を備えた構成に限られない。
気象情報提供装置22は、各演算エリア24の現在の気象情報を提供する装置である。気象情報は、温度、湿度、日射量、風速、風向き、雨量、雪量等を含む。気象情報提供装置22には、例えば、公知の気象情報配信サービスを実行する公知のサーバが挙げられる。
平滑化装置12は、気象情報提供装置22から取得した気象情報に基づいて、上記制御値の演算処理(以下、単に演算処理と称する場合がある)の計算負荷の高い演算タイムスロットにおける、一部の演算エリア24に対する制御値の演算処理を中止する。これによって、本実施の形態の平滑化装置12では、演算処理の計算負荷を平滑化する。
ここで、各演算エリア24の気象に演算処理を行う程度の変化が生じていない状態を想定する。この場合には、従来では、各設備装置25で用いる制御値の演算処理を省略することで、各演算実施サーバ16の演算処理の計算負荷の平滑化を図っていた。
しかしながら、複数の演算エリア24における気象変化の高い時間帯と気象変化の低い時間帯とが、演算エリア24間で重なる場合がある。すなわち、平滑化システム10で環境調整対象の全演算エリア24を考慮すると、経過時間に対して計算負荷の変動が生じている。図2は、従来における、時間と計算負荷の関係を示す線図である。図2の線図44に示されるように、従来では、経過時間に対して計算負荷の変動が生じていた。このため、従来のように、単に、気象の変化の生じない演算エリア24に対する演算処理を中止することでは、経過時間に対する計算負荷の変動を平滑化することは困難であった。
そこで、本実施の形態の平滑化装置12では、未来の計算負荷の高い時間帯に実施する演算処理の一部の演算処理(第1演算処理)を、計算負荷の低い時間帯に前倒しで実行する。これによって、本実施の形態では、経過時間に対する計算負荷の変動を平滑化することができる。
本実施の形態の平滑化システム10について、更に詳細に説明する。
図3は、平滑化システム10を詳細に示すブロック図である。平滑化装置12は、取得部26、第1記憶部28、気象予測部30、予測部32、算出部34、制御部36、第2記憶部40、及び第3記憶部42を備える。
第1記憶部28は、ハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体である。第1記憶部28は、平滑化システム10で環境調整を行う対象の全ての演算エリア24を示す情報を記憶する。図4(A)は、第1記憶部28に記憶される演算エリア24を示す情報のデータ構造の一例を示す図である。図4(A)に示すように、第1記憶部28は、演算エリアIDと、設備IDと、気象情報提供装置情報と、を対応づけて記憶する。
演算エリアIDは、平滑化システム10で制御対象の演算エリア24を一意に識別する情報である。設備IDは、演算エリア24に設置された設備装置25を一意に識別する情報である。気象情報提供装置情報は、気象情報提供装置22の識別情報である。気象情報提供装置情報は、具体的には、気象情報提供装置22のIPアドレス、気象情報提供装置22のサービスポート番号、気象情報提供装置22のサービスURL、気象情報提供装置22から受信するメッセージフォーマットなどである。
第2記憶部40は、ハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体である。図4(C)は、第2記憶部40に記憶される情報のデータ構造の一例を示す図である。図4(C)に示すように、第2記憶部40は、前倒しで制御値の演算処理を行う演算エリア24として決定された演算エリア24を一意に識別する演算エリアIDと、該制御値の演算処理を実施する予定であった本来の演算実施時刻を示す、前倒し前の未来の演算タイムスロットと、を対応づけて記憶する。
第3記憶部42は、ハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体である。第3記憶部42は、演算した制御値の設定対象である設備装置25の情報を記憶する。図4(B)には、第3記憶部42に記憶される設備装置25の情報のデータ構造の一例を示した。図4(B)に示すように、第3記憶部42は、設備IDと、制御方法情報と、を対応づけて記憶する。
制御方法情報とは、設備IDによって特定される設備装置25に対する制御方法を示す情報である。設備装置25に対する制御方法を示す情報としては、設備装置25のIPアドレス、設備装置25を収容する建物20毎に割り振られたIPアドレス、設備装置25のサービスポート番号、設備装置25のメッセージフォーマットなどである。
図3に戻り、取得部26は、気象情報提供装置22から、各演算エリア24における気象情報を取得する。詳細には、取得部26は、第1記憶部28に記憶されている、気象情報提供装置情報、及び各気象情報提供装置22に対応する演算エリアIDを、第1記憶部28から読み取る。そして、取得部26は、気象情報提供装置22から取得した気象情報の示す演算エリア24を把握し、取得した気象情報と共に気象予測部30へ出力する。
気象予測部30は、気象情報提供装置22から各演算エリア24の気象情報を受け付ける。そして、気象予測部30は、気象情報提供装置22から受け付けた過去及び現在の気象情報から、未来の気象情報である気象予測情報を、演算エリア24毎に算出する。気象予測部30は、公知の気象予測方法を用いて気象予測情報を算出すればよい。
なお、本実施の形態では、取得部26が気象情報提供装置22から気象情報を取得し、取得した気象情報に基づいて気象予測部30が気象予測情報を算出する場合を説明する。しかし、気象情報に基づいた気象予測情報を提供する公知の外部装置から、ネットワーク18を介して、各演算エリア24の気象予測情報を取得してもよい。
予測部32は、気象予測部30で算出された気象予測情報に基づいて、未来の演算タイムスロット(第1時間帯)における演算処理の計算負荷を予測する。
ここで、ある演算タイムスロットにおける演算処理の計算負荷は、その演算タイムスロットにおいて制御値の演算処理を実施する演算エリア24の数に比例する。このため、本実施の形態では、予測部32は、未来の演算タイムスロットにおいて制御値の演算処理を実施すべき演算エリア24(演算実施エリア)と、該演算実施エリアの数である演算エリア数Rを算出する。これによって、予測部32は、未来の演算タイムスロットにおける演算処理の計算負荷を予測する。
演算処理を実施すべき演算エリア24とは、気象の変化が大きく、演算処理を実施する必要のある演算エリア24である。気象の変化が大きい、とは、気象の変化が閾値T1より大きい事を示す。閾値T1は、予め定めればよい。気象の変化量は、演算対象の演算タイムスロットにおける気象を示す値と、該演算タイムスロットより前に隣接する演算タイムスロットにおける気象を示す値と、の差分の算出により得られる。気象を示す値は、気象情報や気象予測情報によって示される、温度や湿度や風速等を数値化した値である。
なお、予測部32による予測範囲と、気象予測部30の気象予測範囲は、あらかじめ設定されている。例えば、予測部32及び気象予測部30は、1週間先までの気象予測情報と演算実施エリア及び演算実施エリア数を、10分毎に予測してもよい。
算出部34は、現在の演算タイムスロット(第2時間帯)における演算処理の計算負荷を算出する。具体的には、算出部34は、現在の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施する演算エリア24の数(以下、演算実施エリア数Mと称する)を算出することで、現在の演算タイムスロットにおける演算処理の計算負荷を算出する。なお、現在の演算タイムスロットとは、未来の演算タイムスロットである第1時間帯より早い時間帯である。
算出部34は、現在の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施すべき演算エリア24の数(以下、演算エリア数Pと称する)から、既に前倒しで演算処理済の演算エリア24の数(以下、演算エリア数Qと称する)を減算する。この減算処理によって、算出部34は、現在の演算タイムスロットで演算処理を実施する演算実施エリア数Mを算出する。
算出部34は、まず、取得部26から現在の気象情報を取得し、現在の演算タイムスロットにおける気象の変化量を算出する。算出部34は、前回の算出時に用いた気象情報(過去の気象情報)と、今回取得部26から取得した気象情報(現在の気象情報)と、の差を、該気象の変化量として算出する。
そして、算出部34は、気象の変化量が上記閾値T1を超える演算エリア24を、現在の演算タイムスロットで演算を実施するべき演算エリア24として判別する。また、算出部34は、判別した演算エリア24の数を算出することで、演算エリア数Pを算出する。
また、算出部34は、現在の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施すべき演算エリア24の内の、第2記憶部40に記憶されている、現在の演算タイムスロットに対応する演算エリアIDによって特定される演算エリア24の数を算出する。これによって、算出部34は、現在の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施すべき演算エリア24の内の、既に前倒しで演算処理済の演算エリア数Qを算出する。
そして、算出部34は、現在の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施すべき演算エリア24の演算エリア数Pから、既に前倒しで演算処理を行った演算処理済の演算エリア24の演算エリア数Qを減算することによって、演算実施エリア数Mを算出する。この演算実施エリア数Mの算出によって、算出部34は、現在の演算タイムスロットにおける演算処理の計算負荷を算出する。
制御部36は、現在の演算タイムスロット(第2時間帯)における演算処理の計算負荷が予め定めた閾値T2(第1閾値)未満であり、且つ未来の演算タイムスロット(第1時間帯)における演算処理の計算負荷が予め定めた閾値T2以上である場合に、未来の演算タイムスロットで実施する演算処理の一部(第1演算処理)を現在の演算タイムスロットで実施する制御を行う。
詳細には、制御部36は、判別部36A、決定部36B、分配部36C、及び第2送信部36Dを備える。
判別部36Aは、算出部34で算出された、現在の演算タイムスロットにおける計算負荷が閾値T2未満(計算負荷が低い)か否かを判別する。また、判別部36Aは、予測部32で予測された、未来の演算タイムスロットにおける計算負荷が閾値T2以上(計算負荷が高い)か否かを判別する。
決定部36Bは、判別部36Aの判別結果に基づいて、現在の演算タイムスロットにおける計算負荷が閾値T2未満であり、且つ未来の演算タイムスロットにおける計算負荷が閾値T2以上である場合に、未来の演算タイムスロットにおける演算処理の一部を、現在の演算タイムスロットで実施する第1演算処理として決定する。具体的には、決定部36Bは、本来実施する予定であった時刻(未来の演算タイムスロット)より早い時間帯(現在の演算タイムスロット)に実施する演算エリア24を選択する。これによって、決定部36Bは、未来の演算タイムスロットにおける演算処理の一部を、現在の演算タイムスロットで実施する演算処理(第1演算処理)として決定する。
すなわち、決定部36Bは、現在の演算タイムスロットにおける演算処理の計算負荷、及び未来の演算タイムスロットにおける演算処理の計算負荷が、予め定めた閾値T2となるように、未来の演算タイムスロットで実施する予定であった演算処理対象の演算エリア24の一部を、現在の演算タイムスロットで前倒しして演算処理する演算エリア24として決定する。
なお、決定部36Bが決定する演算エリア24の数は、1以上で、且つ閾値T2からNを減算した値(T2−N)以下とする(Nは1以上T2未満の整数)。また、決定部36Bの演算エリア24の決定方法には、ランダムで決定する方法や、現在の演算タイムスロットとの時間差が短いものを優先して決定する方法などがある。
そして、決定部36Bは、決定した、前倒しで演算処理を実行する演算エリア24の演算エリアIDと、演算処理を実施する予定であった前倒し前の未来の演算タイムスロットと、を対応づけて第2記憶部40に記憶する。
分配部36Cは、制御値の演算処理に用いる演算情報を、各演算実施サーバ16へ分配する分配方法を定める。この演算情報の分配方法には、公知の分配方法を用いればよい。例えば、分配部36Cは、演算情報を、複数の演算実施サーバ16に均等に分配してもよい。また、分配部36Cは、各演算実施サーバ16の稼働状態に応じた重み付けを行い、稼働状態が低い演算実施サーバ16ほど多く演算情報を分配してもよい。なお、演算実施サーバ16の稼働状態とは、演算実施サーバ16におけるCPUの使用率、演算実施サーバ16におけるメモリ消費量、演算実施サーバ16におけるネットワーク通信量等がある。また、分配部36Cは、各演算実施サーバ16にランダムに傾斜をつけて演算情報を割り振ってもよい。また、分配部36Cは、各演算実施サーバ16の性能を考慮した重み付けを行い、該重み付けに応じて演算情報を分配してもよい。
第2送信部36Dは、現在の演算タイムスロットに対応する時間帯に、第2情報と第1情報を含む演算情報を、分配部36Cで分配された対応する演算実施サーバ16に送信する。第2情報は、現在の演算タイムスロットの気象情報を含む演算情報である。第1情報は、未来の演算タイムスロットの気象予測情報を含む演算情報である。
各演算実施サーバ16は、受付部19A、算出部19B、及び出力部19Cを備える。
受付部19Aは、上記第1情報及び上記第2情報を含む演算情報を平滑化装置12から受け付ける。算出部19Bは、受け付けた演算情報に含まれる第1情報及び第2情報に基づいて、演算処理を行い、環境調整対象の各演算エリア24に設置された設備装置25で用いる制御値を算出する。
出力部19Cは、現在の演算タイムスロットに、演算処理された制御値を対応する設備装置25へ送信する。
次に、本実施の形態の平滑化システム10で行われる平滑化処理について説明する。図5は、本実施の形態の平滑化処理の手順を示すフローチャートである。
平滑化システム10では、所定間隔毎に、図5に示す平滑化処理を繰り返し実行する。本実施の形態では、一例として、10分間隔で、平滑化処理を実行する場合を説明するが、10分間隔に限られない。
まず、取得部26が、第1記憶部28から気象情報提供装置情報を読み取る(ステップS100)。ステップS100の処理によって、取得部26は、平滑化システム10で環境調整対象の全ての演算エリア24の気象情報を提供する気象情報提供装置22の気象情報提供装置情報を取得する。
次に、取得部26は、ステップS100で読み取った気象情報提供装置情報に基づいて、該気象情報提供装置情報に対応する演算エリアIDによって特定される演算エリア24の気象情報を、気象情報提供装置22から取得する(ステップS102)。ステップS102の処理によって、取得部26は、平滑化システム10で環境調整対象の全ての演算エリア24の気象情報を取得する。
次に、気象予測部30が、取得部26で取得した各演算エリア24の気象情報に基づいて、未来の演算タイムスロットにおける気象を予測する(ステップS104)。ステップS104の処理によって、気象予測部30は、各演算エリア24の気象予測情報を予測する。
次に、予測部32が、未来の演算タイムスロットにおいて制御値の演算処理を実施すべき演算エリア24(演算実施エリア)と、該演算実施エリアの数である演算エリア数Rを算出する(ステップS106)。
次に、算出部34が、取得部26で取得した各演算エリア24の気象情報に基づいて、現在の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施すべき演算エリア24の演算エリア数Pを算出する(ステップS108)。
次に、算出部34は、現在の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施すべき演算エリア24の内の、既に演算処理済の演算エリア数Qを算出する(ステップS110)。そして、算出部34は、現在の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施する演算実施エリア数Mを算出する(ステップS112)。詳細には、算出部34は、ステップS108で算出した演算エリア数Pから、ステップS110で算出した演算エリア数Qを減算した減算値を、演算実施エリア数Mとして算出する。
ステップS108〜ステップS112の処理によって、算出部34は、現在の演算タイムスロットにおける演算実施サーバ16の演算処理の計算負荷を算出する。
次に、判別部36Aは、ステップS112で算出した現在の演算タイムスロットにおける演算実施エリア数Mが、予め定めた閾値T2未満であるか否かを判断する(ステップS114)。ステップS114の判断によって、判別部36Aは、現在の演算タイムスロットにおける演算実施サーバ16の演算処理の計算負荷が低いか否かを判断する。
ステップS114で肯定判断すると(ステップS114:Yes)、ステップS116へ進む。なお、ステップS114で否定判断すると(ステップS114:No)、後述するステップS122へ進む。
ステップS116では、判別部36Aが、未来の演算タイムスロットにおける演算を実施すべき演算エリア24の演算エリア数Rが、閾値T2を超えるか否かを判断する(ステップS116)。ステップS116の判断によって、判別部36Aは、未来の演算タイムスロットにおける演算実施サーバ16の演算処理の計算負荷が高いか否かを判断する。
ステップS116で肯定判断すると(ステップS116:Yes)、ステップS118へ進む。なお、ステップS116で否定判断すると(ステップS116:No)、後述するステップS122へ進む。
ステップS118では、決定部36Bが、予測部32によって予測された、未来の演算タイムスロットにおいて演算処理を実施する演算対象エリアの中から、閾値T1を超える演算エリア数分の演算エリア24を選択する(ステップS118)。ステップS118の処理によって、決定部36Bは、未来の演算タイムスロットにおける演算処理の一部を、現在の演算タイムスロットで実施する第1演算処理として決定する。
次に、決定部36Bは、ステップS118で決定した演算エリア24の演算エリアIDと、演算処理を実施する予定であった前倒し前の未来の演算タイムスロットと、を対応づけて第2記憶部40に記憶する(ステップS120)。
次に、決定部36Bは、上記ステップS112で演算実施エリア数Mとして数えた演算エリア24を示す演算実施エリア情報と、上記ステップS118で選択した前倒しで実施する演算処理に対応する演算エリア24を示す演算実施エリア情報を、分配部36Cへ出力する(ステップS122)。
演算実施エリア情報を受け付けた分配部36Cは、受け付けた演算実施エリア情報によって示される各演算エリア24の各々に設置された各設備装置25に送信する演算情報の、演算実施サーバ16への分配を決定する(ステップS124)。
ステップS124において、分配部36Cは、受け付けた演算実施エリア情報によって示される各演算エリア24の演算エリアIDに対応する設備IDを、第1記憶部28から読み取る。そして、読み取った設備IDに対応する、各設備装置25の制御方法情報を、第3記憶部42から読み取る。そして、読み取ったこれらの情報に基づいて、分配部36Cは、演算情報の分配を決定する。
次に、第2送信部36Dは、分配部36Cが決定した分配結果に基づいて、演算エリア24を示す情報、演算エリア24を示す情報に対応する、未来の演算タイムスロットの気象予測情報(第1情報)または現在の演算タイムスロットの気象情報(第2情報)、制御値を送信する設備装置25を示す設備情報、及び制御値に応じた環境調整を実行する時刻等を含む演算情報を、分配部36Cで決定された対応する演算実施サーバ16に送信する(ステップS126)。
なお、制御値に応じた環境調整を実行する時刻とは、本来の演算実施時刻である。本来の演算実施時刻とは、制御値の演算処理を実施する予定であった時刻であり、前倒し前の未来の演算タイムスロットを示す。なお、前倒しの対象外の演算エリア24の演算実施時刻は、現在の演算タイムスロットである。
演算情報を受け付けた各演算実施サーバ16は、受け付けた演算情報に基づいて、制御値の演算処理を実施する(ステップS128)。そして、演算実施サーバ16は、演算結果である制御値と、演算情報に含まれる本来の演算実施時刻と、を、対応する演算エリア24の設備装置25へ送信し(ステップS130)、本ルーチンを終了する。
制御値及び本来の演算実施時刻を受け付けた設備装置25は、制御値を用いた環境調整を、該演算実施時刻に行う。
以上説明したように、本実施の形態の平滑化システム10では、気象予測情報に基づいて、未来の演算タイムスロットである第1時間帯の演算処理の計算負荷が第1閾値(閾値T2)以上であり、且つ、現在の演算タイムスロットである第2時間帯の演算処理の計算負荷が第1閾値(閾値T2)未満である場合に、第1時間帯に実施する演算処理の一部を第2時間帯に実施するように演算実施サーバ16を制御する。
図6は、本実施の形態の平滑化システム10による計算負荷の平滑化を示す図である。図6に示すように、上記平滑化処理を実行することによって、平滑化システム10では、演算処理の計算負荷が高負荷になる時間帯に行う演算処理の一部である、演算処理46A〜46Dを、低負荷の時間帯48A〜48Dに実行することができる。
従って、本実施の形態の平滑化システム10では、演算処理の計算負荷の変動を平滑化することができ、効果的に計算負荷を平滑化することができる。
また、本実施の形態の平滑化システム10では、演算実施サーバ16は、演算処理によって算出した制御値を対応する設備装置25へ、現在の演算タイムスロットである第2時間帯に送信する。このように、各演算実施サーバ16は、前倒しで演算した制御値についてもすぐに対応する設備装置25へ送信するので、各演算実施サーバ16の負荷を更に軽減することができる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、演算実施サーバ16は、平滑化装置12から演算情報を受け付けると、各設備装置25の制御値を算出し、対応する設備装置25へすぐに送信する場合を説明した。本実施の形態では、演算実施サーバ16が算出した各設備装置25の制御値を、一度平滑化装置12側で記憶し、該制御値に応じた環境調整を行う時刻となったときに、設備装置25へ送信する。
図7は、本実施の形態の平滑化システム10Aを示す図である。なお、実施の形態1と同じ機能及び構成には、実施の形態1と同じ符号を付与して詳細な説明を省略する。図7に示すように、平滑化システム10Aは、平滑化装置12A、演算実施サーバ17、気象情報提供装置22、及び設備装置25を含む。平滑化装置12Aと演算実施サーバ17は、ネットワーク14を介して接続されている。演算実施サーバ17と設備装置25は、ネットワーク18を介して接続されている。また、気象情報提供装置22と設備装置25と平滑化装置12Aとは、ネットワーク18を介して接続されている。
演算実施サーバ17は、複数の演算実施サーバ17A〜演算実施サーバ17Bから構成されている。なお、演算実施サーバ17A〜演算実施サーバ17Bを総称する場合には、演算実施サーバ17と称して説明する。演算実施サーバ17は、演算実施サーバ16と同様に、受付部19A、演算部19B、出力部19Cを備える(図7では図示省略、図3参照)。演算実施サーバ17は、演算実施サーバ16と同様に、制御値の演算処理を行う。演算実施サーバ17は、演算実施サーバ16とは異なり、演算処理した制御値を対応する設備装置25に即座に送るのではなく、平滑化装置12Aへ送信する。
平滑化装置12Aは、取得部26A、第1記憶部28、気象予測部30、予測部32、算出部34、制御部36、判別部36A、決定部36B、分配部36C、第2送信部36D、第2記憶部40、第3記憶部42、第4記憶部50、判定部52、及び第1送信部54を備える。取得部26Aは、取得部26と同様に、気象情報提供装置22から気象情報を取得する。なお、取得部26Aは、気象予測部30及び判定部52へ、気象情報を送出する。
第4記憶部50は、ハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体である。第4記憶部50は、演算実施サーバ17が前倒して演算処理した制御値の情報を記憶する。図8は、第4記憶部50に記憶される情報のデータ構造の一例を示す図である。図8に示すように、第4記憶部50は、演算実施サーバ17が制御値の演算処理を実施した演算実施時刻、演算に利用した気象予測情報、演算の結果として得られた制御値、制御対象の設備装置25の設備情報、本来の演算実施時刻、を対応づけて記憶する。
設備情報は、設備装置25を特定する情報であり、設備装置25を一意に特定する設備IDや、設備装置25の設置されている演算エリア24を一意に特定する演算エリアIDを含む。
演算実施時刻とは、演算実施サーバ17が演算を実施した時刻であり、前倒し後の演算タイムスロットを示す。本来の演算実施時刻とは、制御値の演算処理を実施する予定であった時刻であり、前倒し前の演算タイムスロットを示す。すなわち、対応する設備情報によって特定される設備装置25の設置された演算エリア24における気象の変化が大きいと、予測部32によって判断された演算タイムスロットである。
判定部52は、本来の演算実施時刻に達した制御値に対して、再演算を実施するかどうかを判定する。詳細には、判定部52は、演算に利用した気象予測情報と、現在の実際の気象情報の差が閾値T3を超える場合に、気象予測がはずれたと判断し、再演算を実施すると判定する。この閾値T3は、気象予測がはずれたと判断するために用いる値を予め設定すればよい。気象予測情報と気象情報との差は、気象予測情報によって示される気象を示す値と、気象情報によって示される気象を示す値と、の差分の算出により得られる。気象を示す値は、気象情報や気象予測情報によって示される、温度や湿度や風速等を数値化した値である。
第1送信部54は、現在の時刻が演算実施時刻と一致する制御値の内の、判定部52で再演算が不要と判断された制御値を、対応する設備情報によって特定される設備装置25へ送信する。
次に、本実施の形態の平滑化システム10Aで行われる平滑化処理について説明する。図9は、本実施の形態の平滑化処理の手順を示すフローチャートである。
まず、平滑化装置12Aでは、実施の形態1と同様にステップS100〜ステップS124の処理を実行する。そして、ステップS124の処理を実行後、ステップS1250へ進む。
ステップS1250では、分配部36Cは、上記ステップS118で選択した、前倒しで演算処理を実行する演算エリア24を示す情報に、「予測演算フラグ」を付加する(ステップS1250)。
次に、第2送信部36Dは、分配部36Cが決定した分配結果に基づいて、演算エリア24を示す情報、演算エリア24を示す情報に対応する、未来の演算タイムスロットの気象予測情報(第1情報)または現在の演算タイムスロットの気象情報(第2情報)、制御値を送信する設備装置25を示す設備情報、及び制御値に応じた環境調整を実行する時刻、に加えて更に、予測演算フラグを含む、演算情報を、分配部36Cで決定された対応する演算実施サーバ17に送信する(ステップS1260)。
演算情報を受け付けた各演算実施サーバ17は、受け付けた演算情報に基づいて、制御値の演算処理を実施する(ステップS1280)。
次に、各演算実施サーバ17は、平滑化装置12Aから受け付けた演算情報に予測演算フラグが付加されているか否かを判断する(ステップS200)。
ステップS200で肯定判断すると(ステップS200:Yes)、ステップS202へ進む。ステップS202において、平滑化装置12Aは、演算実施サーバ17で演算した制御値を、対応する設備情報に対応づけて第4記憶部50に記憶する(ステップS202)。そして、本ルーチンを終了する。詳細には、演算実施サーバ17の出力部19Cは、演算部19Bで演算した制御値と、制御値を適用する対象の設備装置25の設備情報と、を平滑化装置12Aへ送信する。これらの情報を受け付けた平滑化装置12Aは、受け付けた制御値と、制御値を適用する対象の設備装置25の設備情報と、を、該制御値の演算処理を演算実施サーバ17が実施した演算実施時刻、演算に利用した気象予測情報、及び本来の演算実施時刻に対応づけて第4記憶部50へ記憶する。
一方、ステップS200で否定判断すると(ステップS200:No)、ステップS204へ進む。ステップS204では、演算実施サーバ17は、算出した制御値を対応する設備装置25へ送信し(ステップS204)、本ルーチンを終了する。
次に、平滑化装置12Aで実行する割込み処理を説明する。図10は、図9に示す平滑化処理時に、平滑化装置12Aが実行する割込み処理を示すフローチャートである。なお、本実施の形態では、平滑化装置12Aは、10分毎に図10に示す割込み処理を実行する場合を説明する。なお、割込み処理の実行間隔は、10分に限られない。
まず、判定部52が、第4記憶部50を参照し、本来の演算実施時刻が、現在時刻と一致する制御値を取得する(ステップS300)。次に、判定部52は、取得部26Aから、現在の気象情報を取得する(ステップS302)。
次に、判定部52は、気象予測部30が予測した気象予測がはずれたか否かを判断する(ステップS304)。ステップS304で肯定判断すると(ステップS304:Yes)、ステップS306へ進む。
ステップS306では、再度、制御値の演算処理を実施するため、再演算に必要な情報である現在の気象情報を含む演算情報(第3情報)を演算実施サーバ17へ送信する(ステップS306)。なお、ステップS306で演算実施サーバ17へ送信する演算情報には、予測演算フラグは含まれない。また、ステップS306で演算情報を送信する対象の演算実施サーバ17は、複数の演算実施サーバ17の中からランダムに選択してもよいし、順番に選択してもよい。
演算情報を受け付けた演算実施サーバ17は、受け付けた演算情報に基づいて、制御値の演算処理を再度実施する(ステップS308)。そして、算出した制御値を、対応する設備装置25へ送信し(ステップS310)、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップS304で否定判断し(ステップS304:No)、気象予測がはずれていない場合には、再度の演算処理は不要であるため、ステップS312へ進む。ステップS312では、上記ステップS300で第4記憶部50から読み取った制御値と、設備情報と、を第1送信部54へ出力する(ステップS312)。
制御値と設備情報を受け付けた第1送信部54は、受け付けた制御値を、設備情報によって示される設備装置25へ送信し(ステップS314)、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、演算実施サーバ17が前倒しで演算処理した制御値を、平滑化装置12A側で記憶する。そして、該制御値を用いた環境調整を実行する時刻となったときに、該制御値の演算時に予測した気象予測情報が外れているか否かを判断する。そして、気象予測情報が外れている場合には、現在の気象情報に基づいて再度演算実施サーバ17で制御値の演算処理を実行し、演算処理した制御値を対応する設備装置25へ送信する。一方、気象予測情報が外れていない場合には、現在時刻に対応する演算済の制御値を、対応する設備装置25へ送信する。
このため、本実施の形態の平滑化システム10Aでは、気象予測が外れた場合に、本来行うべき制御値とは大きく異なる制御値を用いた環境を調整することが抑制される。すなわち、本実施の形態の平滑化システム10Aでは、実施の形態1における精度の良い平滑化に加えて更に、気象情報に対応した制御値を、各設備装置25へ送信することができる。また、さらなる省エネルギー化を図ることができる。
なお、平滑化装置12Aでは、予め定めた期間内に予め定めた回数以上、気象予測が外れたと判断した場合には、外れた回数が多くなるほど、気象予測が外れたと判断する閾値T2の値を小さく設定してもよい。このようにすれば、気象予測が頻繁に外れることによる再演算処理によって、計算負荷が増大することを抑制することができる。また、平滑化装置12Aでは、予め定めた期間内に予め定めた回数以上、気象予測が外れたと判断した場合に、外れた回数が多くなるほど、予測部32で予測する対象の演算エリア24の範囲を狭くするように設定してもよい。
なお、実施の形態1〜2における平滑化装置12及び平滑化装置12Aで実行する、平滑化処理及び割込み処理の各々を実行するためのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
実施の形態1〜2における平滑化装置12及び平滑化装置12Aで実行する、平滑化処理及び割込み処理の各々を実行するためのプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、実施の形態1〜2における平滑化装置12及び平滑化装置12Aで実行する、平滑化処理及び割込み処理の各々を実行するためのプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施の形態1〜2における平滑化装置12及び平滑化装置12Aで実行する、平滑化処理及び割込み処理の各々を実行するためのプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
実施の形態1〜2における平滑化装置12及び平滑化装置12Aで実行する、平滑化処理及び割込み処理の各々を実行するためのプログラムは、上述した各部(取得部26、取得部26A、第1記憶部28、気象予測部30、予測部32、算出部34、制御部36、判別部36A、決定部36B、分配部36C、第2送信部36D、第2記憶部40、第3記憶部42、第4記憶部50、判定部52、第1送信部54)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、これらの各機能部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10、10A 平滑化システム
12、12A 平滑化装置
16、17 演算実施サーバ
25、25A〜25G 設備装置
26、26A 取得部
28 第1記憶部
30 気象予測部
32 予測部
34 算出部
36 制御部
36A 判別部
36B 決定部
36C 分配部
36D 第2送信部
40 第2記憶部
42 第3記憶部
50 第4記憶部
52 判定部
54 第1送信部

Claims (6)

  1. 気象情報に基づいて演算処理された制御値に応じた環境調整を行う設備装置が設置された複数の演算領域の気象予測情報に基づいて、前記演算処理の第1時間帯における計算負荷を予測する予測部と、
    前記複数の演算領域の気象情報に基づいて、前記第1時間帯より早い第2時間帯における前記演算処理の計算負荷を算出する算出部と、
    前記第2時間帯における前記計算負荷が予め定めた第1閾値未満であり、且つ前記第1時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値以上である場合に、前記第1時間帯に実施する前記演算処理の一部を、前記第2時間帯に実施するように、前記演算処理を行う実施装置を制御する制御部と、
    を備えた平滑化装置。
  2. 前記実施装置で演算処理された前記制御値と、前記制御値の演算実施時刻と、前記制御値の演算処理を実施する予定であった本来の演算実施時刻と、を対応づけて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記制御値の内、現在時刻を前記本来の演算実施時刻とする制御値を、前記設備装置へ送信する第1送信部と、
    を備えた請求項1に記載の平滑化装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第2時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値未満であるか否かを判別すると共に、前記第1時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値以上であるか否かを判別する判別部と、
    前記第2時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値未満であり、且つ前記第1時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値以上である場合に、前記第1時間帯に実施する前記演算処理の一部を、前記第2時間帯に実施する第1演算処理として決定する決定部と、
    前記第2時間帯に、前記第2時間帯における気象情報を含む第2情報、及び前記第1時間帯における気象予測情報を含む第1情報を、前記演算処理を実施する前記実施装置へ送信する第2送信部と、
    を備えた請求項1に記載の平滑化装置。
  4. 現在時刻が前記第1時間帯となったときに、前記第1時間帯における気象予測情報が実際の気象情報と一致するか否かを判定する判定部を更に備え、
    前記第1送信部は、
    前記第1時間帯における気象予測情報が実際の気象情報と一致しない場合に、前記第1時間帯における実際の気象情報を含む第3情報を、前記演算処理を実施する前記実施装置へ送信する、
    請求項2に記載の平滑化装置。
  5. コンピュータを、
    気象情報に基づいて演算処理された制御値に応じた環境調整を行う設備装置が設置された複数の演算領域の気象予測情報に基づいて、前記演算処理の第1時間帯における計算負荷を予測する予測部と、
    前記複数の演算領域の気象情報に基づいて、前記第1時間帯より早い第2時間帯における前記演算処理の計算負荷を算出する算出部と、
    前記第2時間帯における前記計算負荷が予め定めた第1閾値未満であり、且つ前記第1時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値以上である場合に、前記第1時間帯に実施する前記演算処理の一部を、前記第2時間帯に実施するように、前記演算処理を行う実施装置を制御する制御部と、
    して機能させる、平滑化プログラム。
  6. 平滑化装置と、前記平滑化装置に接続された実施装置と、前記実施装置に接続された設備装置と、を備え、
    前記平滑化装置は、
    気象情報に基づいて演算処理された制御値に応じた環境調整を行う設備装置が設置された複数の演算領域の気象予測情報に基づいて、前記演算処理の第1時間帯における計算負荷を予測する予測部と、
    前記複数の演算領域の気象情報に基づいて、前記第1時間帯より早い第2時間帯における前記演算処理の計算負荷を算出する算出部と、
    前記第2時間帯における前記計算負荷が予め定めた第1閾値未満であるか否かを判別すると共に、前記第1時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値以上であるか否かを判別する判別部と、
    前記第2時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値未満であり、且つ前記第1時間帯における前記計算負荷が前記第1閾値以上である場合に、前記第1時間帯に実施する前記演算処理の一部を、前記第2時間帯に実施する第1演算処理として決定する決定部と、
    前記第2時間帯に、前記第2時間帯における気象情報を含む第2情報及び前記第1時間帯における気象予測情報を含む第1情報を、前記演算処理を実施する前記実施装置へ送信する第1送信部と、
    を有し、
    前記実施装置は、
    前記第1情報及び前記第2情報を受け付ける受付部と、
    前記第1情報及び前記第2情報に基づいて前記演算処理を実施し、前記演算領域に設置された前記設備装置で用いる前記制御値を算出する算出部と、
    前記制御値を対応する前記演算領域に設置された前記設備装置へ出力する出力部と、
    を有し、
    前記設備装置は、前記制御値に応じて、当該設備装置の設置された演算領域の環境を調整する、
    平滑化システム。
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